JPH09137985A - 浴室用換気扇 - Google Patents

浴室用換気扇

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Publication number
JPH09137985A
JPH09137985A JP29541195A JP29541195A JPH09137985A JP H09137985 A JPH09137985 A JP H09137985A JP 29541195 A JP29541195 A JP 29541195A JP 29541195 A JP29541195 A JP 29541195A JP H09137985 A JPH09137985 A JP H09137985A
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JP
Japan
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bathroom
outer casing
fan
drain pipe
drain
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Application number
JP29541195A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Takahashi
宏幸 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、結露水によって建物外壁を汚して
しまうことがないと共に、結露水がファンケーシング内
に溜まることがないようにする。 【解決手段】 ファンケーシング19の吸気口板19a
に水抜孔29を形成し、この水抜孔29にドレンパイプ
32を接続すると共に、このドレンパイプ32を浴室1
1の天井12下面12aから側壁11aに沿わせて配設
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室の天井に設け
られる浴室用換気扇に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、浴室の天井に設
けられる換気扇としては、図22に示すものが知られて
いる。すなわち、外筐たる本体枠1の内部にはファンケ
ーシング2が配設されており、このファンケーシング2
の内部には送風ファン3が配設されている。
【0003】この本体枠1は、浴室の天井4に形成され
た開口4aから天井裏に挿入され、本体枠1の下面開口
周縁部1aが天井4の開口4a周縁部に取付けられるこ
とにより該天井裏に配設されるようになっている。そし
て、本体枠1には、接続筒体5を介して排出ダクト6が
接続されるようになっている。
【0004】上記送風ファン3が図示しないモータによ
り回転駆動されると、浴室内の空気が、本体枠1の開
口、ファンケーシング2の吸気口2aを通してファンケ
ーシング2内に吸引され、そして接続筒体5および排出
ダクト6を通して屋外に排気されるようになっている。
【0005】ところで、浴室内の空気は高温多湿である
ことから、特に冬期などのように天井裏の温度が浴室内
の温度より低いときには、ファンケーシング2内面や送
風ファン3等に結露しやすく、その結露水がファンケー
シング2内面特に下部の吸気口板に溜まってしまうこと
が多い。このため、従来では、排出ダクト6に角度αを
もたせてこれを屋外側へ下降するように傾斜させるよう
にして、上記結露水を排出ダクト6から屋外に排出する
ようにしている。
【0006】しかしながら、このものでは、屋外へ排出
された水滴によって外壁が汚損されてしまう欠点があっ
た。また、図23に示すように天井裏に棧7がある場合
には、排出ダクト6を下降傾斜させることができず、結
露水が排出されずにファンケーシング2に溜まり、この
水が吸気口2aからオーバーフローして化粧パネル8に
落ち、ひいては、浴室内の入浴者に滴下して不快感を与
える虞があった。また、メンテナンス時に作業者が、フ
ァンケーシング2内に溜まった水を被ってしまう虞もあ
った。
【0007】なお、排出ダクトとしては、図24に示す
ようにフレキシブルからなる排出ダクト8を設ける場合
もあるが、この場合には、この排出ダクト9を下降傾斜
させても結露水の排出が良くなく、また天井裏に棧7が
ある場合にはさらに排出が悪くて上述の同様の不具合が
ある。
【0008】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、結露水によって建物外壁を汚して
しまうことがないと共に、結露水がファンケーシング内
に溜まることがなくてその吸気口から落ちることもない
浴室用換気扇を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、下面が開口す
ると共にその開口部の周縁部に外方に張出す鍔部を有
し、この鍔部が浴室の天井の開口部周縁部下面に取付け
られて該浴室の天井裏に配設された外筐と、この外筐の
内部に設けられ、下部の吸気口板に吸気口を形成すると
共に側部に吐気口を形成したファンケーシングと、この
ファンケーシングの内部に設けられた送風ファンとを備
え、前記ファンケーシングの吸気口板に水抜孔を形成
し、この水抜孔にドレンパイプを接続すると共に、この
ドレンパイプを前記浴室の天井下面から側壁に沿わせて
配設したところに特徴を有する。
【0010】上記構成においては、ファンケーシング内
面や送風ファン等に結露が発生してその結露水がその吸
気口板にいたると、この結露水は、水抜孔からドレンパ
イプを通って浴室の側壁部分から浴室内に排出される。
従って、結露水がファンケーシング内に溜まることがな
くてその吸気口から落ちることもなく、また結露水によ
って建物外壁が汚れてしまうこともない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施例につ
き図1ないし図4を参照しながら説明する。まず、図1
において、浴室11の天井12には開口部12aが形成
され、この開口部12aの周縁部の裏側には木製の取付
枠13が設けられている。上記開口部12aの一側部に
は、接続筒体14を一体に突出形成したプラスチック製
の支持板15が配置されており、その下端の取付片部1
5aが天井12の下面12bに宛てがわれて前記取付枠
13にねじ固定されている。
【0012】外筐たる本体枠16は、下面が開口する矩
形箱状をなし、その開口部16aの周縁部には外方へ張
出す鍔部17が形成され、この鍔部17の先端部には立
上がり部17aが形成されている。この本体枠16は、
これを天井12の開口部12aから天井12裏に挿入し
且つ鍔部17の立上がり部17aを天井12の下面12
bに宛てがった状態で、該鍔部17を取付枠13にねじ
固定することにより、該天井12裏に設けられている。
この取付状態において天井12の下面12bと鍔部17
との間には立上がり部17aによりドレンパイプ挿通用
の隙間18が形成される。
【0013】本体枠16の内部には、例えばプラスチッ
ク製のファンケーシング19が配設されており、その下
部の吸気口板19aには、周縁部が立上がるところのベ
ルマウス形状の吸気口20が形成され、側部には吐気口
21が形成されている。この吐気口21は、本体枠16
に形成された排気口16bを通して前記排気筒体14に
連通している。なお、この排気筒体14には屋外に通じ
る排出ダクト22が予め接続されている。
【0014】ファンケーシング19の内部には、モータ
23および送風ファン24が配設されており、これらフ
ァンケーシング19、モータ23および送風ファン24
により送風装置25が構成されている。上記本体枠16
の開口部16aの下方部には、通風用隙間26を存して
化粧パネル27がねじりコイルばね28を介して着脱可
能に取付けられている。
【0015】さて、図2および図4にも示すように、フ
ァンケーシング19の吸気口板19aには、水抜孔29
が形成されており、この水抜孔29の周縁部には下向き
に突出する接続筒部29aが一体に形成されている。そ
して、本体枠16の開口部16a近傍となる側板部16
c部分には、挿通孔30が形成されていると共に、立上
がり部17aに、この挿通孔30と対向するように半円
形状の切欠部31が形成されている。
【0016】ドレンパイプ32は、例えば屈曲可能な円
形パイプからなり、その一端部が前記接続筒部29aに
嵌着されることにより水抜孔29に接続され、そして他
端部側が前記挿通孔30および切欠部31を通して本体
枠16から導出され、そして、浴室11の天井12の下
面12bから側壁11aに沿って配設されている。この
場合、このドレンパイプ32は、図3に示す取付金具3
3および木ねじ34により天井12の下面12bおよび
側壁11aに固定されている。
【0017】上記構成において、送風ファン24がモー
タ23により回転駆動されると、浴室11内の空気が、
本体枠16の開口部16a、ファンケーシング19の吸
気口20を通してファンケーシング19内に吸引され、
そして吐気口21、排気口16bおよび接続筒体14お
よび排出ダクト22を通して屋外に排気される。
【0018】ここで、ファンケーシング19内面や送風
ファン24等に結露が発生してその結露水がファンケー
シング19の吸気口板19aにいたると、この結露水
は、この吸気口20からオーバーフローする前に、水抜
孔29に流入して、ドレンパイプ32を通って浴室11
の側壁11a部分から排出される。従って本実施例によ
れば、ファンケーシング19内に溜まり勝ちな結露水を
逐次良好に排出でき、よって、結露水が吸気口20から
落ちることを防止できる。これにより化粧パネル27か
ら水滴が滴下して浴室11内の入浴者に不快感を与える
こともない。また、排出ダクト22から結露水を排出す
る必要がないので、結露水によって建物外壁が汚れてし
まうことも防止できる。さらには、メンテナンス時に作
業者がファンケーシング19内に溜まった結露水を被っ
てしまう虞もなくし得る。
【0019】特に本実施例によれば、本体枠16の鍔部
17の先端部に立上がり部17aを形成して鍔部17と
天井12の下面12bとの間にドレンパイプ32挿通用
の隙間18を形成するようにし、そして、本体枠16の
開口部16a近傍となる側板部16c部分に挿通孔30
を形成すると共に、立上がり部17aにこの挿通孔30
と対向するように切欠部31を形成し、ドレンパイプ3
2を挿通孔30および上記隙間18並びに切欠部31を
通して本体枠16から導出するようにしたから、ドレン
パイプ32を化粧パネル27と干渉することなく天井1
2の下面12bに沿わせて導出できるようになり、もっ
て、ドレンパイプ32の配管を容易ならしめ得ると共
に、結露水もスムーズに排出できる。
【0020】図5は、本発明の第2の実施例を示してお
り、この実施例においては、ファンケーシング19の吸
気口板19aを、水抜孔29に向けて下降傾斜するよう
に形成した点が第1の実施例と異なる。この第2の実施
例によれば、結露水の排水性を一層良好ならしめ得る。
【0021】図6ないし図9は本発明の第3の実施例を
示しており、この実施例においては、次の点が第1の実
施例と異なる。すなわち、ファンケーシング19の吸気
口板19aの周辺部には、本体枠16の複数の側面たる
側板部16c、16dおよび16eに対応して水抜孔4
1が複数形成されており、そして、図9に示す各水抜孔
41の接続筒部41aには、この水抜孔41を塞ぐ栓部
42が、接続筒部41a周壁に環状に形成された薄肉部
43を介して形成されている。そして、各水抜孔41に
それぞれ対応して挿通孔44および切欠部45が形成さ
れている。各挿通孔44には、これを塞ぐ薄肉部46が
形成されている。
【0022】この実施例においては、ドレンパイプ32
の導出方向を選択できるものである。すなわち、ドレン
パイプ32(図6ないし図9には図示せず)の導出した
い方向に該当する水抜孔41の薄肉部43を例えばニッ
パやカッタ等の工具により切断して栓部42を除去する
ことにより、当該水抜孔41を開け、また、この水抜孔
41に対応する挿通孔44の薄肉部46をドライバ等の
工具により破るかカッタ等で切除して該挿通孔44を開
ける。そして、開口した水抜孔41にドレンパイプ32
を接続して挿通孔44および切欠部45を通して本体枠
16外に導出する。この場合、他の水抜孔41は閉塞さ
れたままであるので、それらからの水漏れや空気漏れを
防止でき、また、他の挿通孔44も閉塞されたままであ
るので、それらからの空気漏れも防止できる。
【0023】図10および図11は本発明の第4の実施
例を示しており、この実施例においては、各水抜孔41
の接続筒部41aの下端内部に、この水抜孔41を塞ぐ
栓部51が円状の薄肉部52を介して形成された点が第
3の実施例と異なる。このものにおいては、栓部51を
ドライバ等の工具により叩けば薄肉部52が破断されて
水抜孔41が開口する。
【0024】図12および図13は本発明の第5の実施
例を示しており、この実施例においては、水抜孔41を
塞ぐ栓部51の中央部に凹部53を形成した点が第4の
実施例と異なる。このものにおいては、所望の栓部51
をドライバ等の工具により叩いて薄肉部52が破断する
場合に、その凹部53にドライバ先端を位置決めするこ
とができ、作業性が良い。
【0025】図14および図15は本発明の第6の実施
例を示しており、この実施例においては、栓部51と接
続筒部41aとの間の一部に厚肉部54を形成した点が
第4の実施例と異なる。このものにおいては、栓部51
をドライバ等の工具により叩いて薄肉部52が破断する
場合に、その厚肉部54が破断されることがなくて、栓
部51が接続筒部41aひいてはファンケーシング19
から切離されることがなく、よって、栓部51が分離し
てファンケーシング19内に入り込んでしまうことがな
い。
【0026】図16は本発明の第7の実施例を示してお
り、各水抜孔41の接続筒部41aの上部に、ファンケ
ーシング19の吸気口板19a上面と面一となるように
栓部55および薄肉部56を形成した点が第4の実施例
と異なる。この第7の実施例の場合、水抜孔41が開口
されずに栓部55および薄肉部56がそのまま残されて
も、接続筒部41aの内部に結露水が溜まることを防止
できる。
【0027】図17および図18は本発明の第8の実施
例を示しており、この実施例においては、各水抜孔41
の接続筒部41aの下端部に、この接続筒部41aの肉
厚とほぼ同一肉厚の閉塞部57を形成し、この閉塞部5
7にその中心部を通る例えば逆V字状の凹部58を形成
した点が第3の実施例と異なる。この場合第3の実施例
に示した薄肉部43は形成していない。この第8の実施
例においては、凹部58にドライバ等の工具を当てて、
この工具を叩くことにより、上記閉塞部57を図18の
ように開けることができる。
【0028】図19ないし図21は本発明の第9の実施
例を示しており、この実施例においては次の点が第1の
実施例と異なる。すなわち、ファンケーシング19に
は、その吸気口板19aの隅部に水抜孔59を形成し、
この水抜孔59部分から本体枠16の開口部16aまで
延びるように断面半円形状のドレン路60を形成してい
る。このドレン路60は基端部から途中部にかけて下降
傾斜し、先端部がほぼ水平となっている。また、本体枠
16の一側板部16cおよび鍔部17並びに立上がり部
17aにかけて下面が開放する嵌合部61を形成してい
る。この嵌合部61は上記ドレン路60の先端部と嵌合
していて、これにより、接続口部62(図20参照)が
形成されている。この接続口部62には、ドレンパイプ
63が挿入接続されており、このドレンパイプ63は、
パイプ部64に、ねじ挿通孔65aを有する取付板部6
5を一体に形成した構成で、この取付板部65を浴室1
1の天井12の下面12bおよび側壁11aに木ねじ6
6にて固定するようにしている。
【0029】この第9の実施例によれば、水抜孔59部
分から本体枠16の開口部16aまで延びるようにドレ
ン路60を形成し、本体枠16の開口部16aの縁部に
このドレン路60と嵌合する嵌合部61を形成し、この
嵌合部61部分にドレンパイプ63を接続するようにし
たから、本体枠16の内部でドレンパイプの配管を行な
う必要がなく、配管作業をきわめて簡単ならしめ得、ま
た、本体枠16の内部でドレンパイプが折れ曲がって管
路が狭くなったりするようなこともない。また、ドレン
パイプ63に取付板部65を一体に形成し、この取付板
部65を浴室11の天井12の下面12bおよび側壁1
1aにねじ固定するようにしたので、別体の取付具を要
さずしかも取付けの簡単化も図り得る。なお、取付板部
65は、ねじ固定でなく接着するようにしても良い。こ
の場合、ねじ挿通孔65aおよび木ねじ66は不要であ
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、次の効果を得ることができる。請求項1の発明によ
れば、ファンケーシングの吸気口板に水抜孔を形成し、
この水抜孔にドレンパイプを接続すると共に、このドレ
ンパイプを浴室の天井下面から側壁に沿わせて配設した
から、結露水がファンケーシングの吸気口から落ちるこ
とを防止でき、これにより浴室内の入浴者に水滴が落下
することもなくて不快感を与えることもない。また、結
露水を屋外に排出させないので、結露水によって建物外
壁が汚れてしまうことも防止できる。さらには、メンテ
ナンス時において作業者がファンケーシング内に溜まっ
た結露水を被ってしまうようなこともない。
【0031】請求項2の発明によれば、外筐の開口部近
傍となる側板部部分に挿通孔を形成すると共に、鍔部の
立上がり部にこの挿通孔と対向するように切欠部を形成
し、ドレンパイプを挿通孔および切欠部を通して外筐か
ら導出するようにしたから、ドレンパイプを化粧パネル
と干渉することなく天井下面に沿わせて導出でき、もっ
て、ドレンパイプの配管を容易ならしめ得ると共に、結
露水もスムーズに排出できるものである。
【0032】請求項3の発明によれば、水抜孔を、ファ
ンケーシングの吸気口板周辺部に外筐の複数の側面に対
応して複数形成され、各水抜孔にそれぞれ対応して挿通
孔および切欠部を形成したから、ドレンパイプの導出方
向を選択でき、ドレンパイプの配管を浴室構造等に合わ
せて良好に行なうことができる。
【0033】請求項4の発明によれば、各挿通孔にこれ
を塞ぐ薄肉部が形成したから、ドレンパイプの導出方向
に合わせて、適宜の挿通孔を開口して使用できると共
に、使用しない挿通孔については薄肉部を残しておくこ
とにより空気漏れを防止することができる。
【0034】請求項5の発明によれば、各水抜孔に、こ
れを塞ぐ栓部を薄肉部を介して形成したから、ドレンパ
イプの導出方向に合わせて、適宜の水抜孔を開口して使
用できると共に、使用しない水抜孔については栓部を残
しておくことにより、水漏れおよび空気漏れを防止する
ことができる。
【0035】請求項6の発明によれば、ファンケーシン
グの吸気口板の水抜孔部分から外筐の開口部まで延びる
ようにドレン路を形成し、外筐の開口部縁部にこのドレ
ン路と嵌合する嵌合部を形成し、この嵌合部部分にドレ
ンパイプを接続すると共に、このドレンパイプを浴室の
天井下面から側壁に沿わせて配設したから、結露水がフ
ァンケーシングの吸気口から落ちることを防止でき、よ
って、浴室内の入浴者に水滴が落下することもなくて不
快感を与えることもない。また、結露水を屋外に排出さ
せないので、結露水によって建物外壁が汚れてしまうこ
とも防止できる。さらには、メンテナンス時に作業者が
ファンケーシング内に溜まった結露水を被ってしまうよ
うなこともない。
【0036】しかも、外筐の内部でドレンパイプの配管
を行なう必要がなく、配管作業をきわめて簡単ならしめ
得、また、外筐の内部でドレンパイプが折れ曲がって管
路が狭くなったりすることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す換気扇全体の破断
側面図
【図2】要部の縦断側面図
【図3】ドレンパイプを組込んだ本体枠の下方からの斜
視図
【図4】挿通孔および切欠部部分を示す斜視図
【図5】本発明の第2の実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3の実施例を示す本体枠およびファ
ンケーシングの斜視図
【図7】図4相当図
【図8】挿通孔および切欠部部分を示す縦断側面図
【図9】水抜孔部分の縦断側面図
【図10】本発明の第4の実施例を示す水抜孔部分の縦
断側面図
【図11】水抜孔部分の下面図
【図12】本発明の第5の実施例を示す水抜孔部分の縦
断側面図
【図13】水抜孔部分の下面図
【図14】本発明の第6の実施例を示す水抜孔部分の縦
断側面図
【図15】水抜孔部分の下面図
【図16】本発明の第7の実施例を示す水抜孔部分の縦
断側面図
【図17】本発明の第8の実施例を示す接続筒部部分の
縦断側面図
【図18】作用説明のための縦断側面図
【図19】本発明の第9の実施例を示す本体枠およびフ
ァンケーシングの分解斜視図
【図20】要部の縦断側面図
【図21】ドレンパイプ先端部分の斜視図
【図22】従来例を示す換気扇全体の破断側面図
【図23】図22とは排出ダクトの傾きが異なる状態の
排出ダクト部分の縦断側面図
【図24】異なる従来例を示す排出ダクト部分の縦断側
面図
【符号の説明】
11は浴室、11aは側壁、12は天井、12aは開口
部、16は本体枠(外筐)、17は鍔部、17aは立上
がり部、19はファンケーシング、19aは吸気口板、
20は吸気口、22は排出ダクト、24は送風ファン、
27は化粧パネル、29は水抜孔、29aは接続筒部、
30は挿通孔、31は切欠部、32はドレンパイプ、4
1は水抜孔、41aは接続筒部、42は栓部、43は薄
肉部、44は挿通孔、45は切欠部、46は薄肉部、5
1は栓部、52は薄肉部、53は凹部、54は厚肉部、
55は栓部、56は薄肉部、57は閉塞部、58は凹
部、59は水抜き部、60はドレン路、61は嵌合部、
63はドレンパイプ、64はパイプ部、65は取付板部
を示す。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面が開口すると共にその開口部の周縁
    部に外方に張出す鍔部を有し、この鍔部が浴室の天井の
    開口部周縁部下面に取付けられて該浴室の天井裏に配設
    された外筐と、 この外筐の内部に設けられ、下部の吸気口板に吸気口を
    形成すると共に側部に吐気口を形成したファンケーシン
    グと、 このファンケーシングの内部に設けられた送風ファンと
    を備え、 前記ファンケーシングの吸気口板に水抜孔を形成し、 この水抜孔にドレンパイプを接続すると共に、このドレ
    ンパイプを前記浴室の天井下面から側壁に沿わせて配設
    したことを特徴とする浴室用換気扇。
  2. 【請求項2】 外筐の鍔部の先端部に立上がり部が形成
    され、外筐の開口部近傍となる側板部部分に挿通孔が形
    成されていると共に、前記立上がり部にこの挿通孔と対
    向するように切欠部が形成され、 ドレンパイプが前記挿通孔および切欠部を通して外筐か
    ら導出されていることを特徴とする請求項1記載の浴室
    用換気扇。
  3. 【請求項3】 水抜孔はファンケーシングの吸気口板周
    辺部に外筐の複数の側面に対応して複数形成され、挿通
    孔および切欠部は各水抜孔にそれぞれ対応して形成され
    ていることを特徴とする請求項2記載の浴室用換気扇。
  4. 【請求項4】 各挿通孔にはこれを塞ぐ薄肉部が形成さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の浴室用換気
    扇。
  5. 【請求項5】 各水抜孔には、これを塞ぐ栓部が薄肉部
    を介して形成されていることを特徴とする請求項3記載
    の浴室用換気扇。
  6. 【請求項6】 下面が開口しその開口部の周縁部が浴室
    の天井に形成された開口部の縁部に取付けられて該浴室
    の天井裏に配設された外筐と、 この外筐の内部に設けられ、下部の吸気口板に吸気口を
    形成すると共に側部に吐気口を形成したファンケーシン
    グと、 このファンケーシングの内部に設けられた送風ファンと
    を備え、 前記ファンケーシングの吸気口板に、水抜孔を形成する
    と共に、この水抜孔部分から前記外筐の開口部まで延び
    るようにドレン路を形成し、 前記外筐の開口部縁部にこのドレン路と嵌合する嵌合部
    を形成し、 この嵌合部部分にドレンパイプを接続すると共に、この
    ドレンパイプを前記浴室の天井下面から側壁に沿わせて
    配設したことを特徴とする浴室用換気扇。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100480109B1 (ko) * 2002-08-20 2005-04-06 엘지전자 주식회사 욕실형 에어컨 및 그 설치방법
WO2020054731A1 (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 いすゞ自動車株式会社 エアクリーナ
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