JPH09134094A - 像担持体の駆動装置およびこの駆動装置を備える画像形成装置 - Google Patents

像担持体の駆動装置およびこの駆動装置を備える画像形成装置

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JPH09134094A
JPH09134094A JP7292912A JP29291295A JPH09134094A JP H09134094 A JPH09134094 A JP H09134094A JP 7292912 A JP7292912 A JP 7292912A JP 29291295 A JP29291295 A JP 29291295A JP H09134094 A JPH09134094 A JP H09134094A
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image carrier
flange portion
stopper
umbrella
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Kazuhiko Kikuchi
和彦 菊地
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は圧縮バネの加重を大きくすることな
く、カップリングの抜けを防止できるようにした像担持
体の駆動装置およびこの駆動装置を備える画像形成装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】本発明は、感光体ドラム7の一端部側のフ
ランジ8に設けられた傘状の内歯9aに、傘状の外歯6
aを係脱自在に噛み合わせるカップリング6と、このカ
ップリング6を介して前記感光体ドラム7のフランジ部
を接続させる駆動軸5と、前記カップリング6を前記フ
ランジ8側に向かって付勢する押圧バネ12と、この押
圧バネ12によって付勢されるカップリング6の反付勢
方向側の端部に離間対抗し、前記カップリング6の反付
勢方向への移動量を所定範囲に規制するストッパ15と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、感光体
ドラムを回転駆動させる像担持体の駆動装置およびこの
駆動装置を備える画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真装置の感光体ドラムは駆動装置
によって回転駆動される。駆動装置は駆動モータを備
え、この駆動モータはプーリ、タイミングベルト、プー
リを介して駆動軸の一端部に接続されている。駆動軸は
フレームに回転自在に支持され、その他端部にカップリ
ングを介して感光体ドラム(像担持体)のフランジが接
続されるようになっている。
【0003】駆動モータが駆動されると、プーリ、タイ
ミングベルト、およびプーリを介して駆動軸が回転さ
れ、感光体ドラムが回転駆動されるようになっている。
感光体ドラムのフランジには、傘状の内歯が形成され、
カップリングにはフランジの内歯に噛み合う傘状の外歯
が形成されている。カップリングは圧縮バネによってフ
ランジ方向に加圧され、これにより、かさ状の内歯と外
歯が隙間なく噛み合い、ドラムジッタの少ない良好な駆
動を得ることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カップ
リングの外歯とフランジの内歯との噛み合いが傘状をな
すため、感光体ドラムの回転トルクが増大したときに
は、スラスト方向に荷重が作用し、圧縮バネの付勢力以
上のスラスト荷重が作用したときは、カップリングが逃
げてドラムフランジ部との間で歯飛びが生じ、著しい不
良画像が出力されてしまうという問題があった。
【0005】そこで、従来においては、圧縮バネの荷重
を大きくすることにより、カップリングとドラムフラン
ジとの間での歯飛びを防止するようにしていた。しか
し、この場合には、感光体ドラムを装着する際の負荷が
増大し、また、感光体ドラムにスラスト荷重が増大する
ため、駆動部と異なる側のフランジ部とユニットとの摩
擦による磨耗が発生し、さらには、感光体ドラムのスラ
スト方向に振動等が発生するといった懸念があった。
【0006】そこで、本発明は付勢部材の付勢力を大き
くすることなく、カップリングとフランジとの間での歯
飛びを防止できるようにした像担持体の駆動装置および
この駆動装置を備える画像形成装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、請求項1記載のものは、像担持体の一端部側
のフランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯を
係脱自在に噛み合わせるカップリングと、このカップリ
ングを介して前記像担持体のフランジ部を接続させる駆
動軸と、前記カップリングを前記フランジ部側に向かっ
て付勢する付勢部材と、この付勢部材によって付勢され
るカップリングの反付勢方向側の端部に離間対抗し、前
記カップリングの反付勢方向への移動量を所定範囲に規
制するストッパとを具備する。
【0008】請求項2記載のものは、像担持体の一端部
側のフランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯
を係脱自在に噛み合わせるカップリングと、このカップ
リングを介して前記像担持体のフランジ部を接続させる
駆動軸と、前記カップリングを前記フランジ部側に向か
って付勢する付勢部材と、この付勢部材によって付勢さ
れるカップリングの反付勢方向側の端部に離間対抗し、
前記カップリングの反付勢方向への移動量を所定範囲に
規制するストッパとを具備し、前記像担持体を前記駆動
軸に接続させる際には、前記ストッパがカップリングの
端部に対向しない位置にある。
【0009】請求項3記載のものは、像担持体の一端部
側のフランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯
を係脱自在に噛み合わせるカップリングと、このカップ
リングを介して前記像担持体のフランジ部を接続させる
駆動軸と、前記カップリングを前記フランジ部側に向か
って付勢する付勢部材と、この付勢部材によって付勢さ
れるカップリングの反付勢方向側の端部に離間対抗し、
前記カップリングの反付勢方向への移動量を所定範囲に
規制するストッパと、前記像担持体を前記駆動軸に接続
させる際には、前記ストッパをカップリングの端部に対
向しない位置に移動させる移動手段とを具備する。
【0010】請求項4記載のものは、開閉自在な上部お
よび下部の筐体からなる装置本体と、前記上部筐体に設
けられた像担持体と、この像担持体の一端部側のフラン
ジ部に設けられ傘状の内歯に、傘状の外歯を係脱自在に
噛み合わせるカップリングと、このカップリングを介し
て前記像担持体のフランジ部を接続させる駆動軸と、記
カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢する付
勢部材と、前記下部筐体に設けられ、前記上部筐体の閉
塞時には、前記付勢部材によって付勢されるカップリン
グの反付勢方向側の端部に離間対向して前記カップリン
グの反付勢方向への移動量を所定範囲に規制し、前記上
部筐体の開放時には、前記カップリングの反付勢方向側
の端部に対向しないストッパと具備する。
【0011】請求項5記載のものは、開閉カバーによっ
て開閉される装置本体と、この装置本体内に設けられた
像担持体と、この像担持体の一端部側のフランジ部に設
けられ傘状の内歯に、傘状の外歯を係脱自在に噛み合わ
せるカップリングと、このカップリングを介して前記像
担持体のフランジ部を接続させる駆動軸と、記カップリ
ングを前記フランジ部側に向かって付勢する付勢部材
と、前記開閉カバーに設けられ、前記開閉カバーの閉塞
時には、前記付勢部材によって付勢されるカップリング
の反付勢方向側の端部に離間対向し、前記カップリング
の反付勢方向への移動量を所定範囲に規制し、前記開閉
カバーの開放時には、前記カップリングの端部と前記ス
トッパとは対向しない位置に退避するストッパとを具備
する。
【0012】請求項6記載のものは、像担持体の一端部
側のフランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯
を係脱自在に噛み合わせるカップリングと、このカップ
リングを介して前記像担持体のフランジ部を接続させる
駆動軸と、前記カップリングを前記フランジ部側に向か
って付勢する付勢部材と、この付勢部材によって付勢さ
れるカップリングの反付勢方向側の端部に距離xを存し
て離間対抗し、前記カップリングの反付勢方向への移動
量を所定範囲に規制するストッパとを具備し、前記カッ
プリングとストッパとの間の距離xを0<x<2h/3
sinαの範囲に設定する。
【0013】請求項7記載のものは、像担持体の一端部
側のフランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯
を係脱自在に噛み合わせるカップリングと、このカップ
リングを介して前記像担持体のフランジ部を接続させる
駆動軸と、前記カップリングを前記フランジ部側に向か
って付勢する付勢部材と、この付勢部材によって付勢さ
れるカップリングの反付勢方向側の端部に離間対抗し、
前記カップリングの反付勢方向への移動量を所定範囲に
規制するストッパとを具備し、前記カップリングとスト
ッパとの間の距離xを0<x<h/2sinαの範囲に
設定する。
【0014】請求項1〜7記載のものは、付勢部材によ
って付勢されるカップリングの反付勢方向側の端部にス
トッパを離間対抗させ、このストッパにより前記カップ
リングの反付勢方向への移動量を所定範囲に規制するこ
とにより、像担持体のトルク増大によるカップリングと
フランジとの間の歯飛びを防止できるようにする。
【0015】請求項2〜5記載のものは、像担持体を駆
動軸に接続させる際には、ストッパがカップリングの端
部に対向しない部位に位置することにより、カップリン
グを自由に移動させてカップリングとフランジとを確実
に接続できるようにする。
【0016】請求項6記載のものは、カップリングとス
トッパとの間の距離xを0<x<2h/3sinαの範
囲に設定するもとにより、カップリングとフランジの噛
み合いを十分に維持し、ガタによる画像のジッタを防止
する。
【0017】請求項7記載のものは、前記カップリング
とストッパとの間の距離xを0<x<h/2sinαの
範囲に設定することにより、カップリングとフランジの
噛み合いを十分に維持し、ガタによる画像のジッタをよ
り一層確実に防止する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1〜図3に示す
一実施の形態を参照して説明する。図3はデジタルPP
Cの感光ドラム駆動部の概略を示すものである。図中1
はメインモータで、このメインモータ1はフレーム11
に取り付けられている。メインモータ1にはプーリ2、
タイミングベルト3、プーリ4を介して駆動軸5の一端
部に接続されている。駆動軸5はフレーム11に支持ブ
ラケット10を介して回転自在に支持され、駆動軸5の
他端部にはカップリング6を介して像担持体としての感
光体ドラム7の一端側のフランジ8に接続されている。
【0019】感光体ドラム7の他端側のフランジ16は
支軸17により、回転自在に支持されている。図1は感
光体ドラム7と駆動軸5との接続部を拡大して示すもの
である。
【0020】フランジ8の中央部には凹部9が形成さ
れ、凹部9の内周面部には、傘状の内歯9aが形成され
ている。カップリング6は駆動軸5にその軸方向に沿っ
てスライド自在に取り付けられている。カップリング6
の一端部側の外周面部には、フランジ8の内歯9aに噛
み合う傘状の外歯6aが形成され、他端部にはフランジ
6bが一体に形成されている。カップリング6は付勢部
材としての圧縮バネ12によってフランジ8方向に付勢
され、これにより、傘状の内歯a9と外歯6aとが隙間
なく噛み合い、ドラムジッタの少ない良好な駆動が得ら
れるようになっている。
【0021】カップリング6のスラスト方向にはカップ
リング6の歯飛びを防止するためのストッパ15が設け
られ、このストッパ15はカップリング6のフランジ部
6bに対し距離xだけ離れて対向されている。
【0022】しかして、メインモータ1が駆動される
と、プーリ2、タイミングベルト3、プーリ4を介して
駆動軸5が回転され、これにより、カップリング6を介
して感光体ドラム7が回転駆動される。このとき、感光
体ドラム7の回転トルクが増大し、スラスト方向に加重
が掛り、圧縮バネ12の押圧力以上の以上のスラスト加
重がかかると、カップリング6が逃げようとする。しか
し、カップリング6が距離x移動すると、そのフランジ
部6bがストッパ15に当接し、それ以上の移動が規制
されてカップリング6とフランジ8との間の歯飛びは防
止される。
【0023】図4は本発明の第2の実施の形態を示すも
のである。この実施の形態では、感光体ドラム7と現像
装置20とは独立して着脱自在に設けられている。現像
装置20はレバー25の操作により、感光体ドラム7に
対して接離する方向に移動するようになっている。現像
装置20はレバー25が実線の位置にあるとき、感光体
ドラム7に接触して使用可能な位置にあり、レバー25
が破線の位置にあるとき、感光体ドラム7から離間する
ようになっている。
【0024】図5,図6はレバー25によって操作され
るストッパ21の操作機構を示すものである。図5はス
トッパ21が感光体ドラム7のフランジ8に対向する定
位置から対向しない退避位置へ回動された状態を示す。
【0025】レバー25にはリンク22を介してストッ
パ21が接続され、ストッパ21はその下部側が支軸2
1aにより、回動自在に支持されている。レバー25が
矢印方向に回動されると、ストッパ21はリンク22を
介して矢印方向に回動されて定位置からカップリング6
のフランジ6bに対向しない退避位置へに逃がされるよ
うになっている。
【0026】図6はストッパ21が感光体ドラム7のフ
ランジ8に対向する定位置に回動された状態を示す。レ
バー25が下方に回動されると、ストッパ21はリンク
22を介して矢印方向に回動されてカップリング6のフ
ランジ6bに対向する定位置に移動するようになってい
る。
【0027】しかして、感光体ドラム7を装着する際に
は、レバー25が図5に示す位置にあり、ストッパ21
は定位置から退避位置に移動された状態にある。この状
態から感光体ドラム7を駆動軸5に向かって移動させて
そのフランジ8の凹部9内に駆動軸5を挿入させ、カッ
プリング6と外歯6aとフランジ8の内歯9aとを噛合
せる。
【0028】このとき、カップリング6の外歯6aとフ
ランジ8の内歯9aとが当接してカップリング6が押圧
バネ12の付勢力に抗して移動しても、ストッパ21が
退避されているため、ストッパ21に当接することがな
く、カップリング6の外歯6aとフランジ8の内歯9a
とが噛合うまで、十分移動させることができ、確実に装
着できる。
【0029】このようにして、感光体ドラム7を装着し
たのちは、図6に示すように、レバー25を下方に回動
して現像装置20を感光体ドラム7に近接する使用可能
位置に移動させるるとともに、ストッパ25を定位置に
回動させてカップリング6に対向させる。
【0030】なお、もし、ストッパ部21が、常時、カ
ップリング6に対向する位置に固定的にあると、少なく
とも感光体ドラム7を駆動軸5に装着する際に、感光体
ドラム7のフランジ8の内歯9とカップリング6の外歯
10とが当接してカップリング6が圧縮バネ12の付勢
力に抗して移動したとき、ストッパ部21に当接して完
全に逃げることができず、装着できなくなる可能性があ
る。
【0031】図7、図8は本発明の第3の実施の形態を
示すものである。図7は上下部の筐体31,33からな
る装置本体30の上部筐体33が開放された状態を示
す。
【0032】上部筐体33は支軸32を介して下部筐体
33に開閉自在に設けられている。上部筐体33には感
光体ドラム7が回転自在に取り付けられ、下部筐体31
にはストッパ34が設けられている。
【0033】感光体ドラム7は上部筐体33が開放され
た状態で、着脱されるようになっており、感光体ドラム
7が装着されたときは、その端部はストッパ34に対向
しないようになっている。
【0034】したがって、駆動軸5に対する感光体ドラ
ム7の接続時に、そのフランジ8の内歯9aとカップリ
ング6の外歯6aとが当接してカップリング6が移動し
ても、ストッパ34に当接することがなく、感光体ドラ
ム7を確実に装着できる。
【0035】図8は上部筐体33が閉じられた状態を示
す。上部筐体33が閉じられると、駆動軸5のカップリ
ング6のフランジ6aがストッパ15に離間対向し、回
転駆動時におけるカップリング6の逃げを規制する。
【0036】図9、図10は第4の実施の形態を示すも
のである。図9は装置本体41の上面部を開閉する開閉
カバー43が開放された状態を示す。
【0037】装置本体41には支軸42を介して開閉カ
バー43が開閉自在に設けられている。装置本体41内
には感光体ドラム7が設けられ、開閉カバー43にはス
トッパ44が設けられている。
【0038】感光体ドラム7は開閉カバー43が開放さ
れた状態で、着脱されるようになっており、このとき、
感光体ドラム7のフランジ8側がストッパ44に対向し
ないようになっている。
【0039】したがって、駆動軸5に対する感光体ドラ
ム7の接続時に、そのフランジ8の内歯9aとカップリ
ング6の外歯6aとが当接してカップリング6が移動し
ても、ストッパ44に当接することがなく、感光体ドラ
ム7を確実に装着できる。
【0040】図10は開閉カバー43が閉じられた状態
を示す。開閉カバー43が閉じられると、駆動軸5のカ
ップリング6のフランジ6aがストッパ44に離間対向
し、回転駆動時におけるカップリング6の逃げを防止す
る。
【0041】次に、ストッパ部15,21,34、44
の位置についての詳細を説明する。前述のごとく、スト
ッパ部15,21,34、44はカップリング6が歯飛
びを起こさない位置(フランジ部8と距離xだけ離れた
位置)に配置される。
【0042】図11、図12はカップリング6を示すも
のである。カップリング6の傘状の歯部6aの円すい角
を2α、歯部6aのたけをhとすると、上記距離xは以
下の範囲をとらなければならない。
【0043】 0<x<h/sinα (1) しかしながら、距離xがh/sinαに近づくにつれ、
感光体ドラム7のフランジ8とカップリング6の歯9
a,6aの噛み合いが少なくなるため、ガタによる画像
(ジッタ)への影響がある。
【0044】図13は感光体ドラム7のフランジ部8の
歯9aと、カップリング部6の歯6aの噛み合い状態を
示すものである。図14はひと歯当たりの噛み合い長さ
δhと、画像への影響を示したグラフである。
【0045】画像レベルは5段階表示で示しており、3
以上を合格としている。グラフより、ひと歯当たりの噛
み合い長さδhが1/3h以上あれば画像に問題なく、
さらに好ましくはδhが1/2h以上であれば、非常に
良好な画像が得られる。
【0046】従って、前記ストッパの設定距離xは
(1)式よりδhを考慮すると、 0<x<(h−δh)/sinα (2) となる。
【0047】したがって、ストッパの設定距離xの範囲
は 0<x<2h/3sinα であればよく、好ましくは 0<x<h/2sinα の範囲であれば良好な画像が得られる。本実施の形態で
は、カップリング6の円錐角2α−20°、歯のたけh
=1.0mm、ストッパの位置x=2mmとすることに
より良好な画像が得られた。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、請求項1
〜7記載のものは、付勢部材によって付勢されるカップ
リングの反付勢方向側の端部にストッパを離間対抗さ
せ、このストッパにより前記カップリングの反付勢方向
への移動量を所定範囲に規制するから、像担持体のトル
ク増大によるカップリングとフランジとの間の歯飛びを
防止できる。
【0049】請求項2〜5記載のものは、像担持体を駆
動軸に接続させる際には、ストッパがカップリングの端
部に対向しない部位に位置させるから、カップリングを
自由に移動させてカップリングとフランジとを確実に接
続できる。
【0050】請求項6記載のものは、カップリングとス
トッパとの間の距離xを0<x<2h/3sinαの範
囲に設定するから、カップリングとフランジの噛み合い
を十分に維持し、ガタによる画像のジッタを防止でき
る。
【0051】請求項7記載のものは、カップリングとス
トッパとの間の距離xを0<x<h/2sinαの範囲
に設定するから、カップリングとフランジの噛み合いを
十分に維持し、ガタによる画像のジッタをより一層確実
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である感光ドラムの駆動
部を示す断面図。
【図2】駆動軸およびカップリングを示す正面図。
【図3】感光体ドラムおよび駆動部を示す構成図。
【図4】本発明の第2の実施の形態である感光体ドラム
および現像装置を示す図。
【図5】ストッパが定位置から退避された状態を示す
図。
【図6】ストッパが定位置に復帰した状態を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態である複写装置の上
部筐体が開放された状態を示す図。
【図8】複写装置の上部筐体が閉塞された状態を示す
図。
【図9】本発明の第4の実施の形態である複写装置の開
閉カバーが開放された状態を示す図。
【図10】複写装置の開閉カバーが閉塞された状態を示
す図。
【図11】カップリングを示す平面図。
【図12】カップリングの外歯を示す図。
【図13】カップリングの外歯とフランジの内歯との噛
み合いを示す図。
【図14】一歯当たりの噛み合い長さδhと画像への影
響を示すグラフ。
【符号の説明】
7…感光体ドラム(像担持体) 8…フランジ 9a…内歯 6a…外歯 6…カップリング 5…駆動軸 12…押圧バネ(付勢部材) 15,21,34,44…ストッパ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転可能で円筒状の像担持体の一端部側の
    フランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯を係
    脱自在に噛み合わせるカップリングと、 このカップリングを介して前記像担持体のフランジ部を
    接続させる駆動軸と、 前記カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢す
    る付勢部材と、 この付勢部材によって付勢されるカップリングの反付勢
    方向側の端部に離間対抗し、前記カップリングの反付勢
    方向への移動量を所定範囲に規制するストッパと、 を具備することを特徴とする像担持体の駆動装置。
  2. 【請求項2】回転可能で円筒状の像担持体の一端部側の
    フランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯を係
    脱自在に噛み合わせるカップリングと、 このカップリングを介して前記像担持体のフランジ部を
    接続させる駆動軸と、 前記カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢す
    る付勢部材と、 この付勢部材によって付勢されるカップリングの反付勢
    方向側の端部に離間対抗し、前記カップリングの反付勢
    方向への移動量を所定範囲に規制するストッパと、 を具備し、 前記像担持体を前記駆動軸に接続させる際には、前記ス
    トッパがカップリングの端部に対向しない位置にあるこ
    とを特徴とする像担持体の駆動装置。
  3. 【請求項3】回転可能で円筒状の像担持体の一端部側の
    フランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯を係
    脱自在に噛み合わせるカップリングと、 このカップリングを介して前記像担持体のフランジ部を
    接続させる駆動軸と、 前記カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢す
    る付勢部材と、 この付勢部材によって付勢されるカップリングの反付勢
    方向側の端部に離間対抗し、前記カップリングの反付勢
    方向への移動量を所定範囲に規制するストッパと、 前記像担持体を前記駆動軸に接続させる際には、前記ス
    トッパをカップリングの端部に対向しない位置に移動さ
    せる移動手段と、 を具備することを特徴とする像担持体の駆動装置。
  4. 【請求項4】回転可能で円筒状の開閉自在な上部および
    下部の筐体からなる装置本体と、 前記上部筐体に設けられた回転可能で円筒状の像担持体
    と、 この像担持体の一端部側のフランジ部に設けられ傘状の
    内歯に、傘状の外歯を係脱自在に噛み合わせるカップリ
    ングと、 このカップリングを介して前記像担持体のフランジ部を
    接続させる駆動軸と、 前記カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢す
    る付勢部材と、 前記下部筐体に設けられ、前記上部筐体の閉塞時には、
    前記付勢部材によって付勢されるカップリングの反付勢
    方向側の端部に離間対向し、前記カップリングの反付勢
    方向への移動量を所定範囲に規制し、前記上部筐体の開
    放時には、前記カップリングの反付勢方向側の端部に対
    向しないストッパと、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】開閉カバーを開閉される装置本体と、 この装置本体内に設けられた回転可能で円筒状の像担持
    体と、 この像担持体の一端部側のフランジ部に設けられ傘状の
    内歯に、傘状の外歯を係脱自在に噛み合わせるカップリ
    ングと、 このカップリングを介して前記像担持体のフランジ部を
    接続させる駆動軸と、 前記カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢す
    る付勢部材と、 前記開閉カバーに設けられ、前記開閉カバーの閉塞時に
    は、前記付勢部材によって付勢されるカップリングの反
    付勢方向側の端部に離間対向し、前記カップリングの反
    付勢方向への移動量を所定範囲に規制し、前記開閉カバ
    ーの開放時には、前記カップリングの端部と前記ストッ
    パとは対向しない位置に退避するストッパと、 を具備することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】回転可能で円筒状の像担持体の一端部側の
    フランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯を係
    脱自在に噛み合わせるカップリングと、 このカップリングを介して前記像担持体のフランジ部を
    接続させる駆動軸と、 前記カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢す
    る付勢部材と、 この付勢部材によって付勢されるカップリングの反付勢
    方向側の端部に距離xを存して離間対抗し、前記カップ
    リングの反付勢方向への移動量を所定範囲に規制するス
    トッパと、 を具備し、 前記カップリングとストッパとの間の距離xを0<x<
    2h/3sinαの範囲に設定したことを特徴とする像
    担持体の駆動装置。
  7. 【請求項7】回転可能で円筒状の像担持体の一端部側の
    フランジ部に設けられた傘状の内歯に、傘状の外歯を係
    脱自在に噛み合わせるカップリングと、 このカップリングを介して前記像担持体のフランジ部を
    接続させる駆動軸と、 前記カップリングを前記フランジ部側に向かって付勢す
    る付勢部材と、 この付勢部材によって付勢されるカップリングの反付勢
    方向側の端部に離間対抗し、前記カップリングの反付勢
    方向への移動量を所定範囲に規制するストッパと、 を具備し、 前記カップリングとストッパとの間の距離xを0<x<
    h/2sinαの範囲に設定したことを特徴とする像担
    持体の駆動装置。
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