JPH09132494A - ガス発生用薬剤及びインフレータ - Google Patents

ガス発生用薬剤及びインフレータ

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JPH09132494A
JPH09132494A JP7288638A JP28863895A JPH09132494A JP H09132494 A JPH09132494 A JP H09132494A JP 7288638 A JP7288638 A JP 7288638A JP 28863895 A JP28863895 A JP 28863895A JP H09132494 A JPH09132494 A JP H09132494A
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JP
Japan
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gas
inflator
reaction
agent
generating agent
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JP7288638A
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English (en)
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Mitsuhiko Kawaguchi
光彦 川口
Katsutoshi Usui
克年 臼井
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C06EXPLOSIVES; MATCHES
    • C06DMEANS FOR GENERATING SMOKE OR MIST; GAS-ATTACK COMPOSITIONS; GENERATION OF GAS FOR BLASTING OR PROPULSION (CHEMICAL PART)
    • C06D5/00Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets
    • C06D5/08Generation of pressure gas, e.g. for blasting cartridges, starting cartridges, rockets by reaction of two or more liquids

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 技術的、経済的、生態的な点で最良なバラン
スを有するガス発生用薬剤とこのガス発生用薬剤を有す
るインフレータの提供。 【解決手段】 車両搭乗者拘束システムのエアバックを
膨張させるためのガス発生用薬剤であって、(1)N2
4 、(2)N2 5 、(3)N2 4 又は(4)H2
CO3 のいずれかを含むガス発生用薬剤。これらのガス
発生用薬剤は、車両搭乗者拘束システムのエアバックを
膨張させるための反応容器を有するインフレータの反応
容器内に収納されている。図1においては、反応容器3
にN2 4が収納され、反応容器4にN2 4 と反応す
る酸化臭素イオンを含む溶液が収納されており、点火剤
2の点火爆発すると、膜5を破壊し、臭素ガス、窒素ガ
ス、水蒸気が発生し、これらのガスによりエアバックを
膨張させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両搭乗者拘束シス
テムのエアバックを膨張させるためのガス発生用薬剤
と、このガス発生用薬剤を使用するインフレータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般にエアバック式拘束システムは、燃
焼時にエアバックを膨張させるために使用されるガスを
発生するためのガス発生用薬剤を収納する反応容器を含
んでいる。ガス発生用薬剤を点火するために、衝突検出
器により送られる信号に応答する点火器がガス発生用薬
剤に隣接して設置されている。そして、エアバック拘束
システムは、反応容器の開口端部を横切るように設置さ
れたエアバックを有している。
【0003】このエアバック拘束システムは、検出器が
急激な衝突または衝突を感知した際に作動し、点火器に
よりガス発生用薬剤に点火される。一方、ガス発生用薬
剤の点火によりエアバックを膨張させるガスが生成され
る。
【0004】現在、エアバック拘束システムに最も多く
使用されているガス発生用薬剤には、燃焼時にエアバッ
ク膨張のための窒素ガスを発生するアジ化ナトリウム
(NaN3 )がある。このアジ化ナトリウムからなるガ
ス発生用薬剤は、エアバックの膨張時にはほぼ100%
の窒素ガスのガス状雰囲気を生成する。
【0005】しかし、アジ化ナトリウムは、近年の大量
消費による廃棄処理問題が増加している。そこで、アジ
化ナトリウムに代わる技術的、経済的、生態的な点で最
良のバランスを有するガス発生用薬剤が要望されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アジ化ナト
リウムに代わる技術的、経済的、生態的な点で最良のバ
ランスを有するガス発生用薬剤とこのガス発生用薬剤を
有するインフレータを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明のガス発生用薬剤は、車両搭乗者拘束シ
ステムのエアバックを膨張させるためのガス発生用薬剤
であって、(1)N2 4 、(2)N2 5 、(3)
2 4 又は(4)H2 CO3 のいずれかを含むことを
特徴とするガス発生用薬剤である。
【0008】また、本発明のインフレータは、車両搭乗
者拘束システムのエアバックを膨張させるための反応容
器を有するインフレータであって、前記反応容器内に
(1)N2 4 、(2)N2 5 、(3)N2 4 又は
(4)H2 CO3 のいずれかを含むガス発生用薬剤が収
納されていることを特徴とするインフレータである。
【0009】本発明のガス発生用薬剤において、(1)
2 4 の場合、酸化臭素イオンを含む液と下記の反応
式により
【化1】 臭素ガスと、窒素ガスと、水蒸気を発生する。
【0010】従って、上記の反応式において、5モルか
ら9モルのガスを発生することになり、体積が膨張する
と共に反応時に火薬熱によりさらにガス体積がアップ
し、エアバックを膨張させることができる。発生するガ
スのうち、大部分は、窒素ガスと水蒸気であり、臭素ガ
スはやや刺激臭はあるが火薬熱等により揮散する。
【0011】また、本発明のガス発生用薬剤において、
(2)N2 5 の場合、炭素剤と下記の反応式により
【化2】 二酸化窒素(NO2 )と炭酸ガス(CO2 )を発生す
る。したがって、上記の反応式において、2モルから5
モルのガスが発生することになり、ガス体積が膨張する
と共に反応時に火薬熱によりさらにガス体積がアップ
し、エアバックを膨張させることができる。発生するガ
スは、二酸化窒素と炭酸ガスである。
【0012】さらに本発明のガス発生用薬剤において、
(3)N2 4 の場合、下記の反応式により
【化3】 2 4 の熱分解反応によって、二酸化窒素を生成す
る。反応式においては、常温・常圧下では、二酸化窒
素が約1%の割合で存在し、100℃でほぼ100%が
二酸化窒素に変わる。この反応式は、可逆反応であ
り、高圧下では、反応は左に移動する。しかし、インフ
レータの作動時に高圧下から解放され、火薬熱により温
度が上昇すると、反応は右に移動し、1モルの物質より
2モルのガスが発生する。
【0013】さらに本発明のガス発生用薬剤において、
(4)H2 CO3 の場合、下記の反応式により
【化4】
【0014】炭酸水は、二酸化炭素と水蒸気となり、1
モルの液体から2モルの気体が発生し、ガス体積が膨張
すると共に反応時に火薬熱によりさらにガス体積がアッ
プし、エアバックを膨張させることができる。ただし、
この反応式は、可逆反応であり、反応を迅速に右に移
動させるために、炭酸脱水酵素を用いる。炭酸脱水酵素
としては、特にカルボニックアンヒドラーゼが望まし
い。カルボニックアンヒドラーゼは、炭酸水を二酸化炭
素と水に分解する可逆反応を触媒する酵素である。した
がって、カルボニックアンヒドラーゼを用いることによ
って炭酸水を二酸化炭素と水に分解する可逆反応が迅速
に進行する。
【0015】
【発明の実施の形態】次に上記のようなガス発生用薬剤
を用いたインフレータの実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は、本発明のガス発生用薬剤として、N2 4
と酸化臭素イオンを含む液との反応を利用する運転席用
インフレータを示している。図1において、円盤状のイ
ンフレータの中心部には、点火装置1が設置されており
その周囲には点火剤2が充填されている。この点火装置
1の先端部に対応する領域には酸化臭素イオンを含む液
を収納する反応容器3が配置されており、点火装置1及
び反応容器3の外周囲には環状の反応容器4が配置され
ている。この反応容器4にはN2 4が収納されてい
る。点火剤2が充填された領域と反応容器3との間は膜
5によって区画されており、反応容器3は反応容器4と
は透孔を有する隔壁によって区画されている。反応容器
4とガス噴出孔6が形成されたインフレータ本体7面と
の間には環状にスクリンーン8が設けられている。
【0016】この運転席用インフレータでは、衝突によ
る減速度によりエアバックセンサー(図示せず)がON
すると、点火装置1に通電され点火する。この点火によ
って、点火剤2が点火爆発して膜5を破壊する。これに
よって、反応容器3内の酸化臭素イオンを含む液は、図
中、矢印(黒塗り)で示すように、反応容器4内のN 2
4 と混合し、前記した反応式の反応により臭素ガス
と、窒素ガスと、水蒸気を発生する。この反応では、5
モルの物質から9モルのガスが発生し、かつ、点火剤2
による発熱によりガスの体積が極めて速く膨張する。
【0017】このようにして膨張したガスは、図中、矢
印(中抜き)で示すように、スクリーン8を通過し、冷
却及び燃えカスの除去が行われ、ガス噴出孔6を介して
インフレータ本体7からバック(図示せず)内に充満す
る。そして、バッグはステアリングホイールパッドを押
し破って展開される。
【0018】また、ガス発生用薬剤として、N2 5
炭素剤と用いる運転席用インフレータの例を説明する。
このインフレータでは、上記した図1と異なる点は、反
応容器3に炭素剤が収納される以外は上記した図1にお
ける構成と実質的に同じである。このインフレータで
は、上記した反応式によって、二酸化窒素(NO2
と炭酸ガス(CO2 )を発生し、この膨張したガスによ
りエアバックを膨張させる。
【0019】さらに、ガス発生用薬剤としてH2 CO3
を用いる運転席用インフレータを説明する。このインフ
レータでは、上記した図1と異なる点は、反応容器3に
酵素としてカルボニックアンヒドラーゼが収納されると
共に反応容器4内にH2 CO 3 が収納される以外は、上
記した図1における構成と実質的に同じである。このイ
ンフレータでは、上記した反応式によって、二酸化窒
素(NO2 )と水蒸気(H2 O)を発生し、この膨張し
たガスによりエアバックを膨張させる。
【0020】次に、ガス発生用薬剤としてN2 4 を用
いる運転席用インフレータの例を説明する。このインフ
レータは、図2に示すように、点火装置1の先端部周囲
に点火剤2が充填され、その周囲に環状に設けられた反
応容器4内にN2 4 が収納されている。その他の構成
は実質的に図2に示す場合と同様であり、点火剤2が充
填された領域と反応容器4との間は環状の隔壁5によっ
て区画されており、反応容器4とガス噴出孔6が形成さ
れたインフレータ本体7面との間には環状にスクリンー
ン8が設けられている。
【0021】このインフレータでは、反応容器4内に収
納されたN2 4 は高圧下に保持されており、N2 4
はほとんど分解することがない。点火剤2が点火爆発し
て隔壁5が破壊されると、N2 4 は高圧下から解放さ
れ、かつ点火剤2による発熱によって熱分解し、二酸化
窒素(NO2 )となる。
【0022】次に図3〜図5を基に本発明のインフレー
タの他の実施例を説明する。図3は、ガス発生用薬剤と
してN2 4 と酸化臭素イオンを含む液との反応を使用
する助手席用インフレータを示している。このインフレ
ータは、先端が閉鎖した円筒形の金属容器11に内蔵さ
れた略円筒状の反応容器12とこの反応容器12と区画
され、反応容器12の周囲を覆うようにして略円筒状の
反応容器13とが設けられている。栓体14の中空部に
は、点火装置15と、中空室16と、穴あけ部材17と
を備えており、反応容器12の頸部の先端部には閉鎖キ
ャップ18が設けられている。金属容器11の一側面側
(助手席面側に)はガス噴出孔19が設けられている。
上記の反応容器12には、N2 4 が収納されており、
反応容器13には、酸化臭素イオンを含む液が収納され
ている。
【0023】このインフレータにおいては、衝突による
減速度によりエアバックセンサー(図示せず)がONす
ると、点火装置15に通電され点火する。この点火によ
って点火剤が点火爆発し、穴あけ部材17を反応容器1
2側に突出させ、閉鎖キャップ18を破損させる。これ
によって、反応容器12及び反応容器13が破損してN
2 4 と酸化臭素イオンを含む液とが混合し、上記した
反応式による反応によって臭素ガスと、窒素ガスと、
水蒸気を発生する。この反応では、5モルの物質から9
モルの気体が発生し、かつ、発熱によりガスの体積が極
めて速く膨張する。
【0024】このようにして膨張したガスは、孔あけ部
材17内の中空部、中空室16を経て破裂ダイヤフラム
19を破壊させ、通路20を通過してガス噴出孔21か
らバック(図示せず)内に充満する。なお、図3では、
反応容器12にN2 4 が収納されており、反応容器1
3には、酸化臭素イオンを含む液が収納されているが、
反応容器12には、酸化臭素イオンを含む液が収納さ
れ、反応容器13にN24 が収納されてもよい。
【0025】図4は、ガス発生用薬剤として、N2 4
を用いる助手席用インフレータの実施例を示している。
このインフレータは、図3に示すインフレータと異なる
点は、図3における反応容器12及び13の代わりに反
応容器23が設けられていることであり、その他の構成
部分と実質的に同じである。
【0026】このインフレータにおいては、衝突による
減速度によりエアバックセンサー(図示せず)がONす
ると、点火装置15に通電され点火する。この点火によ
って点火剤が点火爆発し、穴あけ部材17を反応容器1
2側に突出させ、閉鎖キャップ18を破損させる。これ
によって、反応容器23内のN2 4 は、点火剤の爆発
による熱によって上記した反応式により二酸化窒素が
発生し、この反応では、1モルの物質から2モルの気体
が発生し、かつ、発熱によりガスの体積が極めて速く膨
張する。
【0027】このようにして膨張したガスは、孔あけ部
材17内の中空部、中空室16を経て破裂ダイヤフラム
19を破壊させ、通路20を通過してガス噴出孔21か
らバック(図示せず)内に充満する。
【0028】図5は、ガス発生用薬剤として、N2 5
を用いる助手席用インフレータの実施例を示している。
このインフレータにおいては、図4に示すインフレータ
と異なる点は、中空室16の周囲に環状に収納部22が
設けられ、この収納部22に炭素剤が充填されているこ
とであり、他の構成部分は図4と実質的に同じである。
【0029】このインフレータにおいては、衝突による
減速度によりエアバックセンサー(図示せず)がONす
ると、点火装置15に通電され点火する。この点火によ
って点火剤が点火爆発し、穴あけ部材17を反応容器1
2側に突出させ、閉鎖キャップ18を破損させる。これ
によって、反応容器23内のN2 5 は、収納部22に
充填された炭素剤と反応し反応式によって、二酸化窒
素と二炭化炭素が発生する。この反応では、2モルのガ
スから5モルのガスが発生し、かつ、発熱によりガスの
体積が極めて速く膨張する。
【0030】このようにして膨張したガスは、孔あけ部
材17内の中空部、中空室16を経て破裂ダイヤフラム
19を破壊させ、通路20を通過してガス噴出孔21か
らバック(図示せず)内に充満する。
【0031】次にガス発生用薬剤として、H2 CO3
用いる助手席用インフレータを例を説明する。このイン
フレータでは、上記した図5と異なる点は、収納部22
に炭素剤の代わりに炭酸脱水酵素としてカルボニックア
ンヒドラーゼが収納されていることであり、その他の構
成部分は図5の実質的に同じである。
【0032】このインフレータでは、衝突による減速度
によりエアバックセンサー(図示せず)がONすると、
点火装置15に通電され点火する。この点火によって点
火剤が点火爆発し、穴あけ部材17を反応容器12側に
突出させ、閉鎖キャンプ18を破壊する。これによっ
て、反応容器23内のH2 CO3 は、炭酸脱水酵素とし
てのカルボニックアンヒドラーゼと接触し、炭酸脱水反
応により二酸化炭素と水蒸気を発生する。この反応で
は、1モルの液体から2モルのガスを発生すると共にこ
のガスは、点火剤の爆発による熱によってさらに膨張す
る。
【0033】このようにして膨張したガスは、孔あけ部
材17内の中空部、中空室16を経て破裂ダイヤフラム
19を破壊させ、通路20を通過してガス噴出孔21か
らバック(図示せず)内に充満する。
【0034】上記したインフレータの実施例は、本発明
のインフレータの一実施例を示したものにすぎず、本発
明のインフレータは、要は、インフレータ中において本
発明のガス発生用薬剤を各々反応させる前は、区画され
た領域に収納され、点火剤の点火爆発によって反応が進
行するような状態に保持されているかぎり、その構成は
任意である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明のガス発生用薬剤に
よれば、N2 4 、N2 5 、N2 4 、H2 CO3
の入手が容易で比較的安価な化合物を主原料とすること
ができ、かつ発生するガスは窒素ガス、臭素ガス、水蒸
気、二酸化窒素、二酸化炭素、二酸化窒素等からなり、
取扱いが容易で廃棄にも支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運転席用のインフレータの一実施例を
示す断面図である。
【図2】本発明の運転席用のインフレータの他の実施例
を示す断面図である。
【図3】本発明の助手席用のインフレータの一実施例を
示す断面図である。
【図4】本発明の助手席用のインフレータの他の実施例
を示す断面図である。
【図5】本発明の助手席用のインフレータの更に他の実
施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 点火装置 2 点火剤 3,4 反応容器 5 隔壁 6 ガス噴出孔 7 インフレータ本体 8 スクリーン 11 金属容器 12,13,23 反応容器 14 栓体 15 点火装置 16 中空室 17 穴あけ部材材、 18 閉鎖キャップ 19 破裂ダイヤフラム 20 通路 21 ガス噴出孔 22 収納部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両搭乗者拘束システムのエアバックを
    膨張させるためのガス発生用薬剤であって、 (1)N2 4 、(2)N2 5 、(3)N2 4 又は
    (4)H2 CO3 のいずれかを含むことを特徴とするガ
    ス発生用薬剤。
  2. 【請求項2】 (1)N2 4 と酸化臭素イオン含む液
    とからなる請求項1に記載のガス発生用薬剤。
  3. 【請求項3】 (2)N2 5 と炭素剤とからなる請求
    項1に記載のガス発生用薬剤。
  4. 【請求項4】 車両搭乗者拘束システムのエアバックを
    膨張させるための反応容器を有するインフレータであっ
    て、前記反応容器内に(1)N2 4 、(2)N
    2 5 、(3)N2 4 又は(4)H2 CO3 のいずれ
    かを含むガス発生用薬剤が収納されていることを特徴と
    するインフレータ。
  5. 【請求項5】 前記反応容器内に、(1)N2 4 が収
    納された領域と、この領域と区画された領域に酸化臭素
    イオン含む液が収納された領域とを有し、これらの領域
    は点火剤の点火爆発によって連通可能とされている請求
    項4に記載のインフレータ。
  6. 【請求項6】 前記反応容器内に、(1)N2 5 が収
    納された領域と、この領域と区画された領域に炭素剤が
    収納された領域とを有し、これらの領域は点火剤の点火
    爆発によって連通可能とされている請求項4に記載のイ
    ンフレータ。
  7. 【請求項7】 前記反応容器内に、(1)H2 CO3
    収納された領域と、この領域と区画された領域に炭酸脱
    水酵素が収納された領域を有し、これらの領域は点火剤
    の点火爆発によって連通可能とされている請求項4に記
    載のインフレータ。
  8. 【請求項8】 前記炭酸脱水酵素がカルボニックアンヒ
    ドラーゼである請求項7に記載のインフレータ。
JP7288638A 1995-11-07 1995-11-07 ガス発生用薬剤及びインフレータ Pending JPH09132494A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002274314A (ja) * 2001-03-15 2002-09-25 Daicel Chem Ind Ltd エアバッグ用ガス発生器及びエアバッグ装置
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