JPH09130483A - 加入者線試験方式 - Google Patents

加入者線試験方式

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JPH09130483A
JPH09130483A JP28205495A JP28205495A JPH09130483A JP H09130483 A JPH09130483 A JP H09130483A JP 28205495 A JP28205495 A JP 28205495A JP 28205495 A JP28205495 A JP 28205495A JP H09130483 A JPH09130483 A JP H09130483A
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繁 麦谷
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Masahiro Kikuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一部に光通信回線を含む光アクセス系システ
ムにおける加入者線試験を従来から行われている試験専
用線を用いて行うと、試験手順および設備が複雑にな
り、試験設備のコストや試験時間の増大を招く。 【解決手段】 試験専用線を廃止し、通常の呼接続と同
様の手順で試験端末と試験装置とを接続する。呼接続の
ときに、試験端末から試験呼である旨を表示する信号を
送信することにより加入者回路ではなく試験装置に呼接
続が行われる。 【効果】 試験方式の構成を簡単化できるとともに、被
試験エリアの制約を解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一部に光通信回線を
含む通信網に利用する。本発明は加入者線の試験に利用
する。特に、試験手順および設備を簡単化する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】加入者端末の新設または移設に伴い加入
者線の試験を行うことが要求される。この加入者線試験
方式の従来例を図6を参照して説明する。図6は従来例
の加入者線試験方式の全体構成図である。従来例の加入
者線試験方式は図6に示すように、独立した加入者線試
験システム50を構築し、一般電話ルートとは全く別の
加入者線試験専用ルートを設けて試験を実行していた。
加入者線試験システム50は一般的には、試験端末2
0、試験制御装置21、試験装置23から構成され、各
装置間は専用線22によって接続されている。試験オペ
レータは試験端末20から試験制御装置21に対し、試
験対象加入者を電話番号により指示する。試験制御装置
21は電話番号を翻訳して、配下のどの試験装置23に
アクセスすればよいか、また、その試験装置23に接続
されているどの交換機25を駆動して試験対象加入者の
加入者端末11を試験装置23に接続するかを決め、こ
れに基づいて試験装置23を起動させる。
【0003】起動された試験装置23は、試験制御装置
21から指示された交換機25と対向するトランク回線
24から空いている1回線を選択し、これを介して交換
機25に起動をかけるとともに試験対象加入者の電話番
号を通知する。起動された交換機25はこの番号をもと
に試験対象加入者の加入者端末11を該当のトランク回
線24に接続する。接続後は、オペレータの試験端末2
0からの指示により、試験制御装置21を経て試験装置
23が駆動され、種々の試験を実行する。試験終了時
は、同様に、試験オペレータが試験端末20から指示す
ることにより、各装置の回線が復旧する。この加入者線
試験システム50は各試験センタの担当エリアを単位と
して構築されており、試験可能な範囲はこのエリア内に
閉じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この従来例は、主にメ
タリックケーブルの加入者線10で交換機25に直接収
容される加入者に対応したものであったが、加入者系設
備を光化する、いわゆる光アクセス系システムが出現す
ると、加入者系の設備形態は一挙に複雑化した。従来例
の問題点を図7を参照して説明する。図7は光アクセス
系システムに対応する従来例の加入者線試験方式の全体
構成図である。図7に示すように、光アクセス系システ
ムはその設備形態が、交換機25〜振分けモジュール3
0〜光通信回線27〜光加入者線伝送装置28という構
成になっている。加入者端末11を含むメタリック区間
の媒体試験を実行するとき、そのアクセスポイントは、
多重化が行われる前段の加入者回路26の部分に設ける
必要があることから、必然的に試験装置23をこの光加
入者線伝送装置28内に置かざるを得なくなった。これ
により、試験装置23が一つで複数の交換機25と対向
するという単純な構成が崩れることになった。
【0005】さらに、光伝送区間を終端する振分けモジ
ュール30は光加入者線伝送装置28に収容される任意
の加入者を任意の交換機25に接続する振分け機能を持
つことになったため、交換機25と光加入者線伝送装置
28の対応関係も固定されないものとなった。また、振
分けモジュール30を経由して光加入者線伝送装置28
およびその試験装置23と接続するために新たなインタ
フェースが必要となり、そのための中継装置32や、こ
の中継装置32と交換機25間で通信を行う交換機/振
分けモジュールインタフェース33その他も新設しなけ
ればならなくなった。
【0006】このような状況から、ある任意の加入者の
試験を行うとき、電話番号からの単純な翻訳で交換機2
5を識別するだけでは不十分となり、試験対象加入者が
どの光加入者線伝送装置28に収容されていて、どの試
験装置23を使えばよいか、振分けモジュール30のど
のインタフェースと接続するか、といった情報もシステ
ムとして持つ必要が生じ、加入者線試験システムはその
ためのデータベース31を保有し、これを維持管理する
機能まで要求されることになった。
【0007】このような光アクセス系システムにおける
従来例の加入者線試験方式では、加入者線試験系のシ
ステム構築コストが高いものになる。データベースの
維持、管理が必要となる。複数の装置がシリーズに接
続される構成となるので、新たな試験機能を追加する場
合や、新たな加入者の収容形態が出現する場合に、各装
置に機能追加が必要になる。また、複数の装置がシリ
ーズに接続される構成となるため、試験接続処理に時間
がかかる。自エリア以外の加入者の試験を実行したい
ときでも困難である。といった様々な問題が生じる。
【0008】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、試験専用ルートを必要としない加入者線試験方
式を提供することを目的とする。本発明は、装置構成を
簡単化することができる加入者試験方式を提供すること
を目的とする。本発明は、被試験エリアの制約を解消す
ることができる加入者線試験方式を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、交換機から加
入者端末を含むメタリック区間の加入者線の正常性を確
認する媒体試験に際し、試験端末から試験装置に指示を
与え、試験結果を受け取るための制御ルートを試験専用
ルートとして個別に設けることなく、該当の加入者端末
に電話をする場合に形成される一般電話接続の通話ルー
トをそのまま試験制御ルートとして用い、媒体試験を実
行することを主要な特徴とする。
【0010】本発明は、加入者線試験を実現するための
システム構成を簡単化できないかという願望から生まれ
てきたものである。加入者線試験の基本構成は、試験端
末から試験装置へのアクセスルートを設定し、その試験
装置に加入者端末を接続し、試験端末と試験装置がエン
ドトゥーエンドで通信して試験実行を指示し結果を受け
取るということである。
【0011】発信者が特定する加入者を電話番号で指示
すると、該当の加入者の収容されている交換機を探し出
し、発信者と該当の加入者を自動的に接続するという動
作は、交換機が通常の呼処理として行っている動作であ
り、しかもディジタル化の進展によってその通話ルート
はデータの送受を行う通信に用いることができる。
【0012】ここで、発信者を試験端末とし、交換機の
呼処理の動作の中に「これは通常の呼ではなく試験の呼
である」旨を識別させ、それを識別した場合には着信し
てきた呼に対し、通常の形で該当の加入者端末に接続す
るのではなく、試験装置を介して接続する、すなわち着
信ルートに試験装置を接続し、その試験装置に該当加入
者を接続する動作を行わせれば、上記の試験の基本構成
が出来上がることになる。接続後に通話中の状態の間
は、交換機はその内容については一切関知せず、試験端
末と試験装置が通信を行っているのみであり、試験の終
了は切断により認識されるという仕組みは一般の呼処理
と全く同様である。
【0013】すなわち、加入者線試験を一般の呼処理と
通話路ルートを用いて実行できないかと発想したところ
が、本発明のポイントとなる考えである。これにより、
試験系システムの簡単化、低コスト化、保守稼働の削
減、試験処理の迅速化が図られる。また、電話がつなが
る範囲は試験可能となることから、一つの試験端末から
全国の加入者の試験が可能となるほか、要求に応じて任
意の場所に試験端末を設置すればそこで試験を実行する
ことができるようになるなど、業務形態の拡張性も生ま
れる。
【0014】さらに、将来的に新たな交換機や加入者系
設備が開発されるとしても、本発明の交換機対試験端末
のインタフェースや、交換機対試験装置のインタフェー
スを標準のものとして踏襲すれば、それぞれが独立して
発展していけることになる。
【0015】また、本発明の拡張形として、加入者線の
雑音などを聴取するための回線モニタ試験を実行すると
いったケースについても、試験端末からDチャネルに試
験対象加入者の電話番号および試験種別情報を「回線モ
ニタ」として設定すれば、該当の交換機はその情報を識
別し、試験対象加入者の通話路と接続することでモニタ
ルートが設定されるといった使い方もできる。
【0016】一方、試験実行手順のバリエーションの一
つとして、加入者宅内に光加入者線伝送装置が設置され
る形態(いわゆる「ファイバトゥーザホーム」の形態)
の方式がある。この場合には、試験対象となるメタリッ
ク区間が加入者の宅内線のみとなり非常に短くなるの
で、簡易な媒体試験で対応できる。したがってこの場合
に加入者線回路内などに簡易な媒体試験機能を付加して
おき、交換機から光加入者線伝送装置への最初の指示に
よって簡易な試験を実行し、光加入者伝送装置から交換
機への対応の中にその結果を含めて返送すれば、Bチャ
ネルを用いた通信によって試験を実行することなく、試
験端末からみれば発呼動作のみで試験が完了するため、
非常に短時間に効率的な試験ができる。
【0017】すなわち、本発明の第一の観点は、加入者
端末(11)が加入者線(10)を介して接続された光
加入者線伝送装置(28)を備え、この光加入者線伝送
装置(28)は光通信回線(27)を介してディジタル
通信網に接続され、この光加入者線伝送装置(28)に
は配下の加入者端末の試験を行う試験装置(23)を含
み、この試験装置に遠隔からアクセス可能な試験端末
(1)を備えた加入者線試験方式である。本発明の特徴
とするところは、前記試験端末(1)は前記ディジタル
通信網に接続され、その通信網内のディジタル交換機を
介して前記光加入者線伝送装置(28)にアクセスさ
れ、この試験端末から送出される接続要求に試験呼であ
る旨の情報を含み、前記ディジタル交換機はこの試験呼
である旨の情報にしたがって前記試験装置(23)を前
記試験端末(1)に接続する手段を含むところにある。
【0018】本発明の第二の観点は、前記光加入者線伝
送装置である。
【0019】本発明の第三の観点は、前記試験端末であ
る。
【0020】本発明の第四の観点は、加入者端末(1
1)が加入者線(10)を介して接続された光加入者線
伝送装置(28)内に設けられた試験装置(23)に対
して、試験端末(1)がアクセスし前記加入者端末の試
験を行う加入者線試験方法である。本発明の特徴とする
ところは、前記試験端末(1)はその接続要求に試験呼
である旨の情報を付加することによりディジタル通信網
を介してその試験装置(23)に接続を実行し、前記試
験端末(1)が前記試験装置(23)を制御するところ
にある。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1および
図2を参照して説明する。図1は本発明実施例の全体構
成図である。図2は本発明実施例の光加入者線伝送装置
のブロック構成図である。
【0022】本発明は、加入者端末11が加入者線10
を介して接続された光加入者線伝送装置28を備え、こ
の光加入者線伝送装置28は光通信回線を介してディジ
タル通信網に接続され、この光加入者線伝送装置28に
は配下の加入者端末11の試験を行う試験装置23を含
み、この試験装置23に遠隔からアクセス可能な試験端
末1を備えた加入者線試験方式である。
【0023】ここで、本発明の特徴とするところは、試
験端末1は前記ディジタル通信網に接続され、その通信
網内のディジタル交換機5を介して光加入者線伝送装置
28にアクセスされ、この試験端末1から送出される接
続要求に試験呼である旨の情報を含み、ディジタル交換
機5はこの試験呼である旨の情報にしたがって試験装置
23を試験端末1に接続する手段としての試験接続制御
部29を含むところにある。本発明実施例における試験
端末1は、ISDNボードを装備したワークステーショ
ンにより実現される。
【0024】
【実施例】本発明実施例を図1を参照して説明する。試
験端末1は、ISDNのインタフェースによりISDN
交換機2(発信側)に収容されている。Dチャネルを利
用し、ISDN交換機2を介して加入者端末11を収容
するディジタル交換機5(着信側)に対して試験種別を
通知したり、逆のルートで加入者端末11の接続結果を
受け取る。また、Bチャネルを利用して試験装置23と
の間で通信を行うことにより、試験実行を指示したり、
試験結果を受け取る。
【0025】ISDN交換機2(発信側)は、Dチャネ
ルでの試験指示を受け、加入者線試験のアクセスとして
呼処理を行う。すなわち、試験端末1から投入された電
話番号をもとに、該当のディジタル交換機5に対しDチ
ャネルに設定された情報(試験種別)を共通線信号網4
を用いて通知し、呼接続を行う(通常の呼処理)。同様
に、該当ディジタル交換機5からの情報(接続結果な
ど)を受け取り、試験端末1に通知する。なお、試験端
末1と試験装置23が接続され、Bチャネルによる通信
が開始された後は、通常の通話の場合と同様である。
【0026】ディジタル交換機5(着信側)は、光加入
者線伝送装置28内の試験装置23とのインタフェース
としては、呼処理で加入者回路などを制御する際に用い
る加入者回路駆動オーダ(SDオーダ)およびスキャン
情報(SCN)を用いる。試験端末1からISDN交換
機2(発信側)を経て接続されてきた呼を、共通線信号
網4からの通知によって試験アクセス呼と認識し、光加
入者線伝送装置28に対して加入者回路駆動オーダを送
出することにより、加入者端末11を収容する加入者回
路26と試験装置23の接続、通話路と試験装置23と
の接続を行う。接続結果についてはスキャン情報を読み
取ることにより認識し、共通線信号網4を用いて発信側
のISDN交換機2に通知する。なお、試験端末1と試
験装置23が接続されBチャネルによる通信が開始され
た後は、通常の通話の場合と同様である。
【0027】図3は本発明における試験制御ルートを示
す図であるが、光加入者線伝送装置28は、ディジタル
交換機5からの加入者回路駆動オーダにより加入者端末
11を収容する加入者回路26と試験装置23の接続お
よび通話路と試験装置23との接続を行うとともに、接
続結果をスキャン情報としてディジタル交換機5に返送
する。通話路と試験装置23が接続されたことにより、
試験装置23は試験端末1と通話路(Bチャネル)を経
てエンドトゥーエンドで通信可能となり、以後、試験端
末1からの試験実行指示に基づいて試験を実行し、その
結果を試験端末1に返送する。
【0028】本発明実施例の動作を図4および図5を参
照して説明する。図4は本発明実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。図5は本発明実施例の光加入者線伝
送装置28の動作を示すためのブロック構成図である。
図4に示すように、試験オペレータが試験端末1から加
入者線試験起動指示を行い、試験対象加入者の電話番号
を投入する。試験端末1はISDNのインタフェースに
て発呼動作を行いSET UP信号を送出するが、この
際、Dチャネル上に着番号(=加入者端末の番号)その
他、加入者制御試験である旨の情報設定を行う(S
1)。
【0029】ISDN交換機2にて試験端末1の発呼お
よびDチャネル上の情報を認識すると、着番号で指定さ
れた加入者を収容するディジタル交換機5に対して共通
線信号網4を用いたIAM(Initial Address Message)
信号により呼接続制御を行うとともに、加入者線試験で
ある旨の通知を行う。これにより通常の呼処理が実行さ
れ回線が接続される(S2)。
【0030】着側のディジタル交換機5では、接続され
てきた呼に対しIAM信号によって加入者線試験呼であ
ることを認識すると、加入者端末11の収容された光加
入者線伝送装置28を識別し、試験装置23起動の加入
者回路駆動オーダ(以下、SDオーダという)を送出す
る(S3)。
【0031】光加入者線伝送装置28にて、ディジタル
交換機5から試験装置23起動のSDオーダを受け取る
と、制御部36はこのSDオーダを抽出し()、試験
開始待ちの状態になる。ディジタル交換機5の試験接続
制御部29は、試験対象加入者の加入者端末11が収容
されている加入者回路26のスイッチ38を媒体測定部
37の側に切替える()。このようにして通話路に試
験装置23を接続し、接続結果をスキャン情報(以下、
SCN情報という)として通知する(S4)。
【0032】ディジタル交換機5はSCN情報の読み取
りを行い接続結果を受け取ると、次に光加入者線伝送装
置28に対して加入者端末11の加入者回路26へのS
Dオーダを送出し、加入者端末11を試験装置23に接
続する。これにより試験端末1からの試験が可能な状態
になる(S5)。
【0033】ディジタル交換機5は起動結果(ANN)
を共通線信号網4により発側のISDN交換機2に送信
する(S6)。
【0034】さらにこの情報が試験端末1に伝達され、
その旨が画面上に表示される(CONN)。これによっ
て、試験オペレータは試験実行が可能になったことを認
識する(S7)。
【0035】試験端末1からBチャネルを介して試験装
置23に媒体試験指示を送出する(S8)。具体的に
は、加入者線のA線−B線間、B線−大地間、A線−大
地間の抵抗、容量、外来電圧などの測定を行う。試験装
置23は試験を実行し試験結果データを返送する。この
情報を試験端末1で画面上に表示する。試験オペレータ
はこの表示を見て結果の判定を行う(S9)。必要に応
じて試験オペレータはS8〜S9の動作を繰り返す。
【0036】試験が終了すると、試験オペレータは試験
端末1で試験終了を指示する。これにより、試験端末1
はISDN交換機2に切断指示(DISC)信号を送出
する(S10)。
【0037】ISDN交換機2はこれを受けて着側のデ
ィジタル交換機5に解放指示(REL)信号を送出する
とともに試験端末1を解放する(S11)。
【0038】着側のディジタル交換機5はこれを受けて
光加入者線伝送装置28に対して、加入者端末11を試
験装置23から解放するとともに、通話路から試験装置
23を解放する(S12)。
【0039】着側のディジタル交換機5から発側のIS
DN交換機2に解放完了を通知し、全体の回線が復旧す
る(S13)。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
試験専用ルートを必要としない加入者線試験方式を実現
することができる。したがって、装置構成を簡単化する
ことができる。さらに、被試験エリアの制約を解消する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の全体構成図。
【図2】本発明実施例の光加入者線伝送装置のブロック
構成図。
【図3】本発明における試験制御ルートを示す図。
【図4】本発明実施例の動作を示すフローチャート。
【図5】本発明実施例の光加入者線伝送装置の動作を示
すためのブロック構成図。
【図6】従来例の加入者線試験方式の全体構成図。
【図7】光アクセス系システムに対応する従来例の加入
者線試験方式の全体構成図。
【符号の説明】
1、20 試験端末 2 ISDN交換機 3 電話網 4 共通線信号網 5 ディジタル交換機 10 メタリックケーブル 11 加入者端末 21 試験制御装置 22 専用線 23 試験装置 24 トランク回線 25 交換機 26 加入者回路 27 光ファイバケーブル 28 光加入者線伝送装置 29 試験接続制御部 30 振分けモジュール 31 データベース 32 中継装置 33 交換機/振分けモジュールインタフェース 34 伝送装置部 35 加入者回路インタフェース 36 制御部 37 媒体測定部 38 スイッチ 50 加入者線試験システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大岡 忠男 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 麦谷 繁 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 雄川 一彦 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 菊池 正浩 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 佐藤 和夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者端末(11)が加入者線(10)
    を介して接続された光加入者線伝送装置(28)を備
    え、この光加入者線伝送装置(28)は光通信回線(2
    7)を介してディジタル通信網に接続され、この光加入
    者線伝送装置(28)には配下の加入者端末の試験を行
    う試験装置(23)を含み、この試験装置に遠隔からア
    クセス可能な試験端末(1)を備えた加入者線試験方式
    において、 前記試験端末(1)は前記ディジタル通信網に接続さ
    れ、その通信網内のディジタル交換機を介して前記光加
    入者線伝送装置(28)にアクセスされ、 この試験端末から送出される接続要求に試験呼である旨
    の情報を含み、前記ディジタル交換機はこの試験呼であ
    る旨の情報にしたがって前記試験装置(23)を前記試
    験端末(1)に接続する手段を含むことを特徴とする加
    入者線試験方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光加入者線伝送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の試験端末。
  4. 【請求項4】 加入者端末(11)が加入者線(10)
    を介して接続された光加入者線伝送装置(28)内に設
    けられた試験装置(23)に対して、試験端末(1)が
    アクセスし前記加入者端末の試験を行う加入者線試験方
    法において、 前記試験端末(1)はその接続要求に試験呼である旨の
    情報を付加することによりディジタル通信網を介してそ
    の試験装置(23)に接続を実行し、前記試験端末
    (1)が前記試験装置(23)を制御することを特徴と
    する加入者線試験方法。
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