JPH09129164A - 画像表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

画像表示装置およびその駆動方法

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JPH09129164A
JPH09129164A JP30335695A JP30335695A JPH09129164A JP H09129164 A JPH09129164 A JP H09129164A JP 30335695 A JP30335695 A JP 30335695A JP 30335695 A JP30335695 A JP 30335695A JP H09129164 A JPH09129164 A JP H09129164A
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JP
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gate
electrode
electrodes
cathode
display device
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JP30335695A
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Mitsuru Tanaka
満 田中
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Original Assignee
Futaba Corp
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Publication date
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アノード電極のスイッチングを不要とする。 【解決手段】カソード電極2に直交する第1ゲート電極
5−1〜5−nと、この第1ゲート電極に直交する第2
ゲート電極7−1〜7−mを形成する。第2ゲート電極
7−1〜7−mの偶数番目を第2ゲート引出電極GB1
に接続し、奇数番目を第2ゲート引出電極GB2に接続
する。第2ゲート引出電極GB1と第2ゲート引出電極
GB2とは半周期毎に交互に駆動され、駆動されない方
はカットオフレベル以下とされる。第1ゲート電極5−
1〜5−nから引き出された第1ゲート引出電極GA1
〜GAnは半周期で1走査される。カソード引き出し電
極C1〜Ckには画像データが供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置およ
びその駆動方法に関するものであり、特に電界放出を利
用した画像表示装置に適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】金属または半導体表面の印加電界を10
9 [V/m]程度にするとトンネル効果により、電子が
障壁を通過して常温でも真空中に電子放出が行われる。
これを電界放出(Field Emission)と云い、このような
原理で電子を放出するカソードを電界放出型カソードと
呼んでいる。近年、半導体加工技術を駆使して、ミクロ
ンサイズの電界放出型カソードアレイからなる面放出型
の電界放出型カソードを作ることが可能となっている。
【0003】電界放出型カソードの代表的なものとして
スピント(Spindt)型と呼ばれる電界放出型カソードが
知られている。このスピント型の電界放出型カソードの
概略構造を説明すると、ガラス基板等の絶縁基板上にカ
ソード電極を蒸着等により設け、このカソード電極上に
コーン状のエミッタを形成する。カソード電極上には、
さらに2酸化シリコン(SiO2 )等の絶縁層を介して
ゲ−ト電極を形成する。そして、ゲート電極にあけられ
た丸い穴の中に上記コーン状のエミッタを位置させるよ
うにする。すなわち、このコーン状のエミッタの先端部
分がゲート電極にあけられた穴から臨むようになる。
【0004】このコーン状のエミッタのエミッタ間のピ
ッチは半導体微細加工技術を利用して10ミクロン以下
で作製することが出来、数万から数10万個の電界放出
型カソードを1枚の絶縁基板上に設けることが出来る。
さらに、ゲート電極とエミッタのコーンの先端との距離
をサブミクロンとすることが出来るため、ゲート電極と
カソード電極間とに僅か数10ボルトの電圧を印加する
ことにより、電子をエミッタから真空中へ電界放出する
ことが出来る。
【0005】このように、スピント型の電界放出カソー
ドは面放出型の電界放出カソードとすることができ、こ
の面放出型の電界放出カソードの応用技術として、平面
型のカラーの画像表示装置が本出願人から既に提案され
ている(特願平7−114134号)。この、従来の画
像表示装置の概略構成を図13に示し、その駆動タイミ
ングを図14に示す。図13には図示しないカソード基
板上に形成されたカソード電極102、およびパッチ状
ゲート電極103の構成、および、カソード基板に対向
して配置された図示しないアノード基板上に形成された
アノード電極109の構成を示している。
【0006】図13に示す画像表示装置おいて、パッチ
状のゲート電極103とゲート引出電極GTi−1,G
Ti,GTi+1・・・との接続態様を説明すると、i
行のパッチ状ゲート電極103において、奇数番目の
G,B,Rの画素Gi1,Bi3,Ri5・・・に対応
するパッチ状のゲート電極103はゲート引出電極GT
i−1に接続されている。また、i行の残る偶数番目の
R,G,Bの画素Ri2,Gi4,Bi6・・・に対応
するパッチ状のゲート電極103はゲート引出電極GT
iに接続されている。
【0007】さらに、ゲート引出電極GTiには、(i
+1)行の奇数番目のG,B,Rの画素G(i+1)
1,B(i+1)3,R(i+1)5・・・に対応する
パッチ状のゲート電極103も接続されている。図示さ
れていないが、ゲート引出電極GTi−1には、(i−
1)行の偶数番目のR,G,Bの画素R(i−1)2,
G(i−1)4,B(i−1)6・・・に対応するパッ
チ状のゲート電極103も接続されている。同様に、こ
の画像表示装置の全ての各ゲート引出電極GT1〜GT
nには千鳥状に上下の行のパッチ状のゲート電極103
が1つおきに接続されている。
【0008】また、1本のカソード電極102に対し、
行方向に2つのパッチ状電極103が絶縁されて形成さ
れており、さらに、列方向のパッチ状電極103の各列
に各々対向するよう2分割されたアノード電極108,
109が設けられている。このカソード電極102は一
点鎖線で示され、アノード電極108,109は二点鎖
線で示されている。なお、奇数番目として形成されてい
るアノード電極108はアノード引出電極A1に接続さ
れ、偶数番目として形成されているアノード電極109
はアノード引出電極A2に接続されている。
【0009】この画像表示装置の駆動方法を図14に示
すタイミング図を参照しながら説明する。図14に示す
タイミング図において、(a)はアノード引出電極A1
を駆動するアノードドライバの出力パルス、同図(b)
はアノード引出電極A2を駆動するアノードドライバの
出力パルス、(c)はゲート引出電極GTi−1を駆動
するゲートドライバの出力パルス、(d)はゲート引出
電極GTiを駆動するゲートドライバの出力パルス、同
図(e)はゲート引出電極GTi+1を駆動するゲート
ドライバの出力パルス、(f)はゲート引出電極GTi
+2を駆動するゲートドライバの出力パルス、同図
(g)はカソード引出電極C1に印加されるカソードド
ライバから供給される画像データ、同図(h)はカソー
ド引出電極C2に印加されるカソードドライバから供給
される画像データ、同図(i)はカソード引出電極C3
に印加されるカソードドライバから供給される画像デー
タである。
【0010】このタイミング図においては、全てのゲー
ト引出電極GT1〜GTnについては示していないが、
全てのゲート引出電極GT1〜GTnは、図示するゲー
ト引出電極GTi−1〜GTi+2と同様に順次走査さ
れて駆動されている。例えば、ゲート引出電極GTiが
駆動されると、図13に破線のハッチングを施したi行
の偶数番目のパッチ状のゲート電極103、および実線
のハッチングを施した(i+1)行の奇数番目のパッチ
状ゲート電極103が駆動されるようになる。
【0011】この時、各ゲート引出電極が駆動されてい
る1単位の走査期間内において、アノード引出電極A
1,A2を、図示するように交互に切り換えて駆動する
ようにする。すると、アノード引出電極A2が駆動され
た時は、破線のハッチングを施したi行の偶数番目の画
素Ri2,Gi4,Bi6・・・が発光可能とされ、ア
ノード引出電極A1が駆動された時は、実線のハッチン
グを施した(i+1)行の奇数番目の画素G(i+1)
1,B(i+1)3,R(i+1)5・・・が発光可能
とされる。
【0012】さらに、2列のパッチ状のゲート電極10
3に対応して1本設けられているカソード電極C1,C
2,C3,・・・には、図14(g)〜(i)に示すよ
うに、アノード引出電極A1,A2の切り換えに同期し
て画像データが供給されて、カソードから放出される電
子を画像データにより制御している。従って、全てのゲ
ート引出電極GT1〜GTnを順次走査し終えた時に、
アノード基板に1フレームの画像を表示することができ
る。さらに、駆動されていない側のアノード引出電極を
低レベルとし、駆動されているゲート引出電極(GT
i)の両側に隣接するゲート引出電極(GTi−1,G
Ti+1)の電位が接地レベルとなるよう駆動してい
る。
【0013】上記した画像表示装置によれば、例えば、
駆動されているハッチングを施したパッチ状のゲート電
極103の両側に隣接するパッチ状のゲート電極103
の電位を接地レベルとすることができるため、パッチ状
のゲート電極103を介して放出される電子を集束する
ことができる。また、駆動されているアノード電極10
8(109)に隣接するアノード電極109(108)
のレベルが低レベルとされるため、放出される電子をよ
り集束することができ、漏れ発光を極力防止することが
できる。さらに、カソード電極102は2列のパッチ状
のゲート電極に対して1本とされているので、カソード
ドライバの数を1/2とすることができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た画像表示装置においては、図14に示すように2群に
分割されたアノード電極を交互に頻繁にスイッチングす
る必要がある。このため、アノード電極およびアノード
引出電極の配線の電極間耐電圧を高くする構造や、製造
プロセスの改良が必要になるという問題点があった。ま
た、アノード電圧は高電圧となるため、高電圧をスイッ
チングできるスイッチング回路が必要となる。これによ
り、アノード基板の製作歩留が低下すると共に、スイッ
チング回路の追加により画像表示装置のコストが上昇す
る。さらに、高電圧をスイッチングすることにより、大
きなスイッチングノイズが発生することになり、これを
防止するノイズ除去回路が必要となるという問題点もあ
る。
【0015】さらにまた、高電圧をスイッチングするた
め表示パネルおよび駆動回路で消費される無効消費電力
が増加するようになり、このため電源容量を大きくする
必要があると共に、発熱量も増加するため放熱対策が必
要となるという問題点もある。さらにまた、2群に分割
されたアノード電極は画素選択電極とされているが、大
きな運動エネルギーを持ったエミッション電子をアノー
ド側で完全にカットオフするためには、アノード電極の
オフ電圧が接地電位では不十分であり、数百ボルト程度
マイナス側としなければならず、漏れ発光のない高品質
の静止画像を表示するには、アノードスイッチング電圧
をさらに上昇させる必要がある。
【0016】そこで、本発明は放出された電子を集束す
ることのできる画像表示装置において、アノード電極を
スイッチングする必要のない新規な画像表示装置、およ
びその駆動方法を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の画像表示装置は、第1の基板上にストライ
プ状に形成された、電界放出を行うエミッタを備える複
数本のカソード電極と、該カソード電極に画像信号を供
給するカソード引出電極と、上記カソード電極上に絶縁
されて略直交する方向に形成されたストライプ状の複数
本の第1ゲート電極と、上記第1ゲート電極上に絶縁さ
れて上記カソード電極上に重合するよう、1本の上記カ
ソード電極に対し所定本数づつ形成されたストライプ状
の複数本の第2ゲート電極と、上記第2ゲート電極の奇
数番目が接続された1番目の第2ゲート引出電極と、残
る偶数番目の第2ゲート電極が接続された2番目の第2
ゲート引出電極と、上記第1の基板と所定間隔だけ離隔
して設けられた第2の基板と、該第2の基板上の略全面
に形成された平面状のアノード電極と、該アノード電極
上に設けられた画像を表示するための蛍光体とを備えて
いるものである。
【0018】また、上記目的を達成する上記画像表示装
置の駆動方法は、上記1番目の第2ゲート引出電極と上
記2番目の第2ゲート引出電極とを半周期毎に交互に駆
動すると共に、該半周期内において上記複数本の第1ゲ
ート電極の全てを走査するよう順次選択駆動し、駆動さ
れていない状態の上記1番目の第2ゲート引出電極、あ
るいは上記2番目の第2ゲート引出電極の電位をカット
オフレベル以下として、上記エミッタから放出された電
子が集束されるようにしたものである。
【0019】さらにまた、本発明の他の画像表示装置
は、第1の基板上にストライプ状に形成された、電界放
出を行うエミッタを備える複数本のカソード電極と、該
カソード電極に画像信号を供給するカソード引出電極
と、上記カソード電極上の略全面を覆うように絶縁され
て形成された第1のゲート電極と、該第1ゲート電極上
に絶縁されて上記カソード電極と略直交する方向に形成
された複数本のストライプ状の第2ゲート電極と、上記
第2ゲート電極にそれぞれ接続された第2ゲート引出電
極と、上記第2ゲート電極間に、上記第2ゲート電極が
延伸する行方向に形成されると共に、上記第2ゲート電
極の両側に隣接する2行において1つおきに千鳥状にそ
れぞれの上記第2ゲート電極に接続されたパッチ状ゲー
ト電極と、上記第1の基板と所定距離離隔して設けられ
た第2の基板に、上記全てのパッチ状ゲート電極と対向
するよう形成された平面状のアノード電極と、該アノー
ド電極上に形成された画像を表示するための蛍光体とを
備えているものである。
【0020】さらにまた、上記他の画像表示装置におい
て、上記カソード引出電極の1本から供給される上記画
像信号が、上記行方向に配置された2つの上記パッチ状
ゲート電極に対向する上記カソード電極に供給されてい
るものである。さらにまた、上記他の画像表示装置を駆
動する駆動方法は、上記第1ゲート電極に電子放出用の
駆動電圧を供給すると共に、上記第2ゲート引出電極が
所定周期毎に走査されるように、順次1本づつ選択駆動
され、選択駆動された上記第2ゲート電極に接続されて
いる上記パッチ状ゲート電極に隣接する両側の上記パッ
チ状ゲート電極の電位がカットオフレベル以下となるよ
うに、選択駆動されていない上記第1ゲート引出電極の
電位をカットオフレベル以下として、上記エミッタから
放出された電子が集束されるようにしたものである。
【0021】このような本発明の画像表示装置は、アノ
ード電極を分割していないため、アノード電極をスイッ
チングする必要がなく、アノード電極のスイッチングに
伴って生じる問題点を解決することができる。また、ア
ノード電極は平面状とされるため、特別の構造を有させ
ることがなく容易に歩留よく製造することができる。ま
た、高電圧のスイッチング回路を必要とすることがな
い。したがって、画像表示装置およびその駆動方法のコ
ストを格段に低減することができる。また、ゲート電極
を2段ゲート構造としたので、アノード電極を分割する
ことなく放出された電子を集束することができるため、
色の滲みのないカラー画像を得ることが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の画像表示装置の第1の実
施の形態を図1および図2を参照しながら説明する。な
お、図1は、第1の実施の形態の画像表示装置の構成を
示す断面図であり、図2は、そのゲート構造を拡大して
示す図である。図1および図2において、1は電界放出
アレイが形成されたガラス等からなる絶縁製のカソード
基板、2はカソード基板1上に形成されたストライプ状
の複数本のカソード電極、3はカソード電極2上に形成
され、エミッタコーン8に供給される電流を制御する抵
抗層、4は抵抗層3上に形成された2酸化シリコン(Si
O2)等からなる第1絶縁層、5はカソード電極2に直交
するよう第1絶縁層4上に形成された複数本の第1ゲー
ト電極、6は第1ゲート電極5上に形成された2酸化シ
リコン(SiO2)等からなる第2絶縁層、7はカソード電
極2に平行するよう第2絶縁層6上に形成された第2ゲ
ート電極、8は抵抗層3上に形成された先端から電子を
電界放出する円錐状のエミッタコーンである。
【0023】また、9はカソード基板1に対向して配置
されたアノード基板10上に形成された平面状のアノー
ド電極、10はガラス等からなる透光性のアノード基
板、11はカソード基板1とアノード基板10とを所定
間隔で対向配置すると共に、カソード基板1とアノード
基板10とで形成される空間内を真空とする気密容器を
形成するためのスペーサ、12は第2ゲート電極7、第
2絶縁層6、第1ゲート電極5、および第1絶縁層4を
貫通して形成された開口部であり、この開口部12内に
エミッタコーン8が形成されている。さらに、Ciはカ
ソード電極2から引き出されたカソード引出電極(C1
〜Ck)、Aはアノード電極9から引き出されたアノー
ド引出電極である。 なお、アノード電極9には、図示
されていないがR,G,Bの蛍光体がそれぞれストライ
プ状あるいはドット状に順次設けられている。
【0024】本発明の画像表示装置においては、図2に
示すように2段ゲート構造とされている。この場合、第
1ゲート電極5に形成された開口部12の径φ1は、第
2ゲート電極7に形成された開口部12の径φ2より小
さい径とされている。これは、放出電子の引出効率を向
上するためである。ここで、第1ゲート電極5に印加し
た第1ゲート電圧をVgとし、第2ゲート電極7に印加
する第2ゲート電圧をVfとした時の、第2ゲート電圧
Vfに対するビーム電流の変化特性を図3に示す。な
お、図3において、第1ゲート電圧Vg1〜Vg4の関
係は、Vg1<Vg2<Vg3<Vg4とされている。
【0025】図3を観察すると、第2ゲート電圧Vfが
低い時はビーム電流が流れず、第2ゲート電圧Vfの上
昇に伴い指数関数的にビーム電流が上昇していく。この
場合、第1ゲート電圧Vgが高い方がビーム電流も大き
くなる。このように、第2ゲート電圧Vfの電圧によ
り、ビーム電流をオン/オフできることがわかる。本発
明はこの第2ゲート電圧Vfの電圧によるスイッチング
を利用している。ただし、オン状態においても第1ゲー
ト電圧Vgより第2ゲート電圧Vfは低くされている。
このオフできる第2ゲート電圧Vfを、以降の説明では
カットオフ電圧という。
【0026】次に、図1に示す画像表示装置のカソード
基板1上に積層して形成されているカソード電極2、第
1ゲート電極5および第2ゲート電極7の構成を図4に
示す。図4は上面図であり、第1絶縁層4、第2絶縁層
6、および抵抗層3は省略して示している。この図にお
いて、k本のストライプ状のカソード電極2−1,2−
2,2−3,・・・2−kに直交するようn本の第1ゲ
ート電極5−1,5−2,5−3,・・・5−nが形成
されている。なお、カソード電極2−1,2−2,2−
3,・・・2−kからはそれぞれカソード引出電極C
1,C2,C3,・・・Ckが引き出されており、第1
ゲート電極5−1,5−2,5−3,・・・5−nから
は、それぞれ第1ゲート引出電極GA1,GA2,GA
3,・・・GAnが引き出されている。
【0027】また、第1ゲート電極5上にカソード電極
2に平行するようm本の第2ゲート電極7−1,7−
2,7−3,・・・7−mが設けられている。この第2
ゲート電極7−1,7−2,7−3,・・・7−mの奇
数番目の第2ゲート電極7−1,7−3,・・・7−
(m−1)は第2ゲート引出電極GB1に接続されてお
り、偶数番目の第2ゲート電極7−2,7−4,・・・
7−mは第2ゲート引出電極GB2に接続されている。
なお、m=2kとされて1本のカソード電極2に対し
て、2本の第2ゲート電極5が設けられている。
【0028】そして、カソード電極2、第1ゲート電極
5、および第2ゲート電極7とが重なる部分に画素G1
1ないし画素Bnmのn×m個の画素が形成されること
になる。これらの画素に付されたR,G,Bの符号はそ
れぞれ赤、緑、青の画素を意味している。また、このよ
うなカソード基板1上に形成された各電極に対する、ア
ノード基板10に形成されているアノード電極9の構成
を一点鎖線で示している。この図に示すように、アノー
ド電極9はすべての画素G11〜Bnmをカバーするよ
うに設けられており、画素G11〜Bnmに対向するア
ノード電極9上の部分にR,G,Bを発光する蛍光体が
ストライプ状あるいはドット状に順次設けられている。
なお、R,G,Bを発光しない蛍光体の発光を、フィル
ターを通して見ることにより、R,G,Bの各発光を得
るようにしてもよい。
【0029】次に、図4に示す電極配置の概略構成を図
5に示し、本発明の画像表示装置の駆動方法の概略を説
明すると、第2ゲート引出電極GB1と第2ゲート引出
電極GB2とは交互に駆動される。そして、例えば第2
ゲート引出電極GB1が駆動されている期間中におい
て、第1ゲート引出電極GA1から第1ゲート引出電極
GAnまで順次走査される。次いで、第2ゲート引出電
極GB1がオフされ、第2ゲート引出電極GB2がオン
されると、再び第1ゲート引出電極GA1から第1ゲー
ト引出電極GAnまで順次走査される。この場合、カソ
ード引出電極C1〜Ckには画像データが供給される。
【0030】例えば、第1ゲート電極GA2にだけ駆動
電圧が印加されることにより選択駆動されて、その他の
第1ゲート電極が低電位とされてオフされているとす
る。この時、第2ゲート引出電極GB1に駆動電圧が印
加されることにより駆動され、第2ゲート引出電極GB
2にカットオフ電圧以下の低電圧が印加されていると、
奇数番目の第2ゲート電極7−1,7−3,・・・7−
(m−1)だけが駆動されるようになる。したがって、
この時は第1ゲート電極GA2と奇数番目の第2ゲート
電極7−1,7−3,・・・7−(m−1)とが重なる
ハッチングを施した1つおきの画素G21,B23,R
25,・・・が駆動されて、その部分から電子が電界放
出されるようになる。これにより、アノード電極9に設
けられた蛍光体の画素が電界放出された電子により励起
される。また、この画素の発光はカソード引出電極C1
〜Ckに印加された画像データに応じて制御されるよう
になる。
【0031】そして、第1ゲート引出電極GA1〜GA
nの走査が最後のゲート引出電極GAnまで到達した
ら、次に第2ゲート引出電極GB1にカットオフ電圧以
下の低電圧を印加すると共に、第2ゲート引出電極GB
2に高電位のゲート電圧を印加する。そして、この状態
で偶数番目の第1ゲート引出電極GA1〜GAnを順次
走査していく。この時、カソード引出電極C1〜Ck
に、上記走査されるタイミングに応じた表示画素の画像
データを印加することはいうまでもない。これにより、
アノード電極9に設けられた蛍光体の画素が、走査され
た第1ゲート引出電極GA1〜GAnに接続された残る
1つおきの画素から放出された電子より発光可能とさ
れ、カソード電極2に印加された画像データに応じて発
光制御されることにより、画像の1画面(1フレーム)
が表示されるようになる。
【0032】このような駆動方法によれば、駆動されて
いる画素の行方向に隣接する画素を形成する第2ゲート
電極7の電位はカットオフ以下の低電位とされるように
なる。この時のアノード電極9に到達する放出電子の軌
跡分布のシミュレーションの結果の一例を図6に示す。
この場合、アノード電極9には正のアノード電圧が印加
されている。図6を観察すると、エミッタコーン8から
電界放出される電子は半角で約30度の角度をもって放
出されるといわれているが、ONされている第2ゲート電
極7に隣接する両側のOFF されているカットオフ電位以
下とされた第2ゲート電極7の電界の作用により電子の
広がり幅はWと、その幅は狭まるようにされるので、隣
接する画素の漏れ発光を防止できることがわかる。
【0033】次に、前記した駆動方法を具現化した駆動
回路の構成例のブロック図を図7に、その駆動タイミン
グを図8に示す。図7において、50はm×nの画素の
マトリクスからなる電界放出カソードを備える本発明に
かかる画像表示装置(FED)、51は印加された同期
信号に同期したクロックを発生するクロックジェネレー
タ、52はクロックジェネレータ51から発生されたク
ロックを用いて表示タイミングを制御する表示タイミン
グ制御回路、53は入力される画像データのビデオメモ
リ54への書き込みを制御するメモリ書き込み制御回
路、54はR,G,Bの画像データを蓄積するフレーム
メモリあるいはラインメモリ54−1,54−2,54
−3からなるビデオメモリ、55−1,55−2,55
−3はビデオメモリ54から読み出された1ライン分の
R,G,Bの画像データが保持されるバッファレジスタ
である。
【0034】さらに、56はビデオメモリ54のアドレ
スを発生するアドレスカウンタ、57はR,G,Bの画
像データのいずれかを選択する色選択回路、58は第1
ゲート電極5を走査制御するデータがシフトされるシフ
トレジスタ、59はシフトレジスタ58のデータをラッ
チするラッチ回路、60は第1ゲート電極5をラッチ回
路59のデータにより駆動する第1ゲートドライバ、6
1はバッファレジスタ55−1〜55−3から供給され
る画像データがシフトクロックによりシフトされるシフ
トレジスタ、62はシフトレジスタ61のデータをラッ
チするラッチ回路、63はカソード電極にラッチ回路6
2の画像データ出力を供給するカソードドライバであ
る。また、64は第2ゲート電極7を奇数番目と偶数番
目に分けて交互に駆動する第2ゲートドライバ、70は
アノード電極9に正の直流アノード電圧を供給するため
のアノード電源である。
【0035】この駆動回路の各部のタイミングを示す図
8のタイミング図において、(a)は第2ゲート引出電
極GB2を駆動する第2ゲートドライバ64の第2の出
力パルス、同図(b)は第2ゲート引出電極GB1を駆
動する第2ゲートドライバ64の第1の出力パルス、同
図(c)は第1ゲート引出電極GA1を駆動するゲート
ドライバ60の出力パルス、同図(d)は第1ゲート引
出電極GA2を駆動するゲートドライバ60の出力パル
ス、同図(e)は第1ゲート引出電極GAnを駆動する
ゲートドライバ60の出力パルスである。
【0036】さらに、同図(f)はカソード引出電極C
1に印加されるカソードドライバ63からの画像デー
タ、同図(g)はカソード引出電極C2に印加されるカ
ソードドライバ63からの画像データ、同図(h)はカ
ソード引出電極C3に印加されるカソードドライバ63
からの画像データ、同図(i)はラッチ回路59,62
のラッチタイミングを示すラッチパルス、同図(j)は
シフトレジスタ61に供給されるシフトクロック、同図
(k)はバッファレジスタ55−1,55−2,55−
3から出力されてシフトレジスタ61に供給される表示
順の画像データである。
【0037】次に、図7に示す駆動回路の動作を図8に
示すタイミングを参照しながら説明する。画像データ
は、メモリ書き込み制御回路53により書き込みタイミ
ングが制御されると共に、クロックジェネレータ51で
発生されるクロックに同期してビデオメモリ54に各色
の画像データ毎に記憶される。ビデオメモリ54のR,
G,Bの各画像データが記憶されるメモリ54−1,5
4−2,54−3から、色選択回路57の制御のもと
で、かつ、アドレスカウンタ56のアドレスに基づいて
読み出された画像データは、それぞれバッファレジスタ
55−1,55−2,55−3に保持される。
【0038】バッファレジスタ55−1,55−2,5
5−3はその出力タイミングが色選択回路57により制
御されて、各画像データがG,B,Rの画素の表示順序
とされてシフトレジスタ61に供給される。このシフト
レジスタ61は図8(j)に示すシフトクロックS−C
LKにより、この画像データをシフトしていく。1ライ
ンの画素の内第2ゲート引出電極GB1(GB2)に接
続されている奇数番目(偶数番目)の第2ゲート電極7
の数に対応する1行の1/2の数の色データがシフトレ
ジスタ61にシフトされると、この色データは図8
(i)に示すラッチパルスによりラッチ回路62にラッ
チされる。このラッチ回路62の出力データは、カソー
ドドライバ63に印加される。
【0039】一方、表示制御タイミング回路52は第2
ゲートドライバ64を制御して図8(a)(b)に示す
ように、最初の半周期は第2ゲート引出電極GB1にの
みゲートを駆動できるゲート電圧を供給し、第2ゲート
引出電極GB2はカットオフ以下の電位とする。さら
に、表示タイミング制御回路52は図8(i)に示すラ
ッチパルスをシフトレジスタ58にシフトパルスとして
供給し、この制御回路52から供給されるスキャン信号
をシフトさせていく。このシフトレジスタ58の出力
は、上記ラッチパルスによりラッチ回路59においてラ
ッチされるため、ラッチ回路59からは、ラッチパルス
毎にシフトされるスキャン信号が出力されるようにな
る。そして、このスキャン信号は第1ゲートドライバ6
0に印加される。
【0040】この結果、ゲートドライバ60からは図8
(c)(d)(e)に示すように、画像表示装置50の
第1ゲート引出電極GA1,GA2,・・・GAnに順
次ゲート駆動電圧が印加されるため、これらの第1ゲー
ト引出電極GA1,GA2,・・・GAnは上記ラッチ
パルスのタイミングで走査されるようになる。この時、
カソードドライバ63からは第2ゲート引出電極GB
1,GB2の駆動タイミングに同期して、カソード引出
電極C1,C2,C3・・・に図8(f)(g)(h)
・・・に示す画像データが供給されている。すなわち、
第2ゲート引出電極GB1が駆動されている時に、第1
ゲート引出電極GA1が走査されて駆動された場合は、
カソード引出電極C1,C2,C3・・・に図8(f)
(g)(h)・・・に示すG,B,R,・・・の画像デ
ータが供給されるようになる。
【0041】これにより、図4に示す1行目における奇
数番目の画素G11,B13,R15・・・が発光制御
されるようになる。この場合、駆動されていない1行目
における偶数番目の画素R12,G14,B16・・・
が接続されている第1ゲート引出電極GA2の電位はカ
ットオフレベル以下とされる。従って、画像表示装置5
0の1行目の画素の1/2の数の画素が発光制御される
と共に、放出された電子は集束されてアノード電極9に
到達するようになる。そして、次のラッチパルスのタイ
ミングで第1ゲート引出電極GA2が選択駆動される
と、この時にはシフトレジスタ61に次の2行目の画像
データがシフトクロックS−CLKによりシフトされて
おり、この画素データにより前記と同様の動作が行われ
て、画像表示装置50の2行目の画素の1/2の画素が
発光制御されるようになる。
【0042】このような走査が順次行われて、最後の行
の第1ゲート引出電極GAnまで走査されると、1フレ
ームの1/2の画素が発光制御されたことになる。次
に、表示タイミング制御回路52は第2ゲートドライバ
64を制御して、今度は第2ゲート引出電極GB2にゲ
ート駆動電圧を印加し、第2ゲート引出電極GB1をカ
ットオフ以下の電位とする。そして、この状態において
前述と同様に第1ゲート引出電極GA1〜GAnを走査
すると共に、カソード電極C1,C2,C3・・・には
走査に応じたR,G,B,・・・の画像データを供給す
る。
【0043】このように第1ゲート引出電極GA1〜G
Anを走査していくことにより、1フレームの残りの画
素の発光制御を順次行い、最後の行の第1ゲート引出電
極GAnが走査された時点で1フレームの画像が画像表
示装置50に表示されるようになる。上記説明した駆動
回路によれば、それほど高くない第1ゲート電極5およ
び第2ゲート電極7に印加する電圧だけを切り換えれば
よく、従前のように高電圧の印加されるアノード電極9
の印加電圧をスイッチングする必要がないので、各電極
を駆動する駆動回路をたやすく組むことが出来るように
なる。
【0044】また、選択駆動されていない隣接する両側
の第2ゲート電極7がカットオフ以下のレベルとされる
ことにより、放出電子が集束され混色を防止することが
出来る。さらに、第2ゲート電極7の作用により、より
放出電子を集束することができる。なお、図4に示す第
1の実施の形態においては、1本のカソード電極2を2
本に分割して第2ゲート電極7にそれぞれ対応して形成
し、この2本から共通のカソード引出電極を引き出すよ
うにしてもよい。この場合、この共通接続を表示管内に
おいて接続するようにしてもよいが、表示管外において
接続するようにしてもよい。さらに、走査される第1ゲ
ート電極5の1本が選択駆動されている期間内におい
て、奇数番目と偶数番目に分割された第2ゲート電極7
を交互に1回づつ駆動するようにしてもよい。
【0045】次に、本発明の第2の実施の形態の画像表
示装置のアノード電極側から見た各電極の配置を図9に
示す。なお、第2の実施の形態の画像表示装置は、その
断面の構成は前記図1と同様であり、そのゲート構造の
拡大図は前記図2と同様とされる。図9において、第1
ゲート電極5は、複数本のストライプ状のカソード電極
2、および画素を構成する多数のパッチ状ゲート電極1
3からなるマトリックス構造の画素をカバーするように
1枚の平面状に形成されて、第1ゲート引出電極GAが
引き出されている。この第1ゲート電極5の上の層に第
2絶縁層6を介してn本の第2ゲート電極7−1,7−
2,7−3,・・・7−nが形成されており、この第2
ゲート電極7−1〜7−nに直交するよう第1絶縁層4
の下側にm本のカソード電極2が形成されている。この
カソード電極2からそれぞれカソード引出電極C1〜C
mが引き出されている。
【0046】さらに、第2ゲート電極7の層と同一の層
に多数のパッチ状ゲート電極13が形成されており、パ
ッチ状ゲート電極13は図10に一部の構成が示されて
いるように、第2ゲート電極7−1〜7−nの両側の2
行に渡る1つおきのパッチ状ゲート電極13が千鳥状に
それぞれの第2ゲート電極7−1,7−2,・・・7−
nに接続されている。この第2ゲート電極7−1,7−
2,・・・7−nから第2ゲート電極GB1,GB2,
・・・GBnがそれぞれ引き出されている。図示されて
いないがこのパッチ状ゲート電極13にはそれぞれエミ
ッタアレイから放出される電子の電子放出孔(開口部1
2)が形成されている。
【0047】このようなパッチ状ゲート電極13は、ア
ノード電極9に設けられたR,G,Bの蛍光体の画素に
それぞれ対応しており、図示するように左上端からG1
1,R12,B13,・・・B1mで第1行が形成さ
れ、各行が同様に形成されることにより、(n+1)×
m個のパッチ状ゲート電極13が形成されている。この
ように、アノード電極9に設けられた各画素G11〜B
(n+1)mはマトリクス状に形成され、第2ゲート引
出電極GB1〜GBnがスキャン駆動され、m本のカソ
ード引出電極C1〜Cmに画素データが供給されること
により、各画素が選択されて発光制御されている。
【0048】次に、このように構成された画像表示装置
の駆動方法の概略を図10に示す第2の実施の形態の画
像表示装置の概略構成を参照しながら説明する。この図
において、(i)line(行)のパッチ状ゲート電極13
において、奇数番目のG,B,Rの画素に対応するパッ
チ状ゲート電極13は第2ゲート電極7−(i−1)に
接続されている。また、(i)line の残る偶数番目の
R,G,Bの画素に対応するパッチ状ゲート電極13は
次行の第2ゲート電極7−iに接続されている。
【0049】さらに、第2ゲート電極7−iには(i+
1)line の奇数番目のG,B,Rの画素に対応するパ
ッチ状ゲート電極13も接続されている。図示されてい
ないが、第2ゲート電極7−(i−1)には(i−1)
line の偶数番目のR,G,Bの画素に対応するパッチ
状ゲート電極13も接続されている。同様にして、各第
2ゲート電極7−1〜7−nには千鳥状に上下のline
(行)のパッチ状ゲート電極13が1つおきに接続され
ている。そして、これらの第2ゲート電極7−1〜7−
nからは第2ゲート引出電極GB1〜GBnがそれぞれ
引き出されており、第2ゲート引出電極GB1〜GBn
が順次走査されるよう駆動されている。
【0050】例えば、第2ゲート引出電極GBiが駆動
されると、図10にハッチングを施した、(i)line
の偶数番目のR,G,Bの画素、および(i+1)line
の奇数番目のG,B,Rの画素が駆動されるようにな
る。この時、パッチ状ゲート電極13に1対1に対応し
て設けられているカソード電極C1,C2,・・・Cm
に対応する画像データを供給しておくと、アノード電極
9に設けた蛍光体の画素が発光制御されて画像を表示す
ることができる。さらに、駆動されていない第2ゲート
引出電極GB1〜GBnの電位がカットオフレベル以下
とされることにより、ハッチングを施したパッチ状ゲー
ト電極13の両側に隣接するパッチ状ゲート電極13の
電位がカットオフレベル以下とされるため、前記したよ
うに第2ゲート電極7−1〜7−nを介して放出される
電子を集束することができるようになる。さらに、第2
ゲート電極7−1〜7−nの作用により放出される電子
はより集束される。
【0051】次に、前記第2の実施の形態の画像表示装
置を駆動する本発明の第2の実施の形態の駆動方法を具
現化した駆動回路の構成を図11に、その駆動タイミン
グを図12に示し、これらの図を参照しながら本発明の
第2の実施の形態の駆動方法を以下に説明する。図11
に示す駆動回路は、前記図7に示す駆動回路と比較し
て、第1ゲート電極5が分割されていないことから、第
1ゲート電極5は直流電源である第1ゲート電源71に
より常時駆動されていると共に、n本の第2ゲート電極
7が走査される構成において異なるようにされる。そし
て、他の構成・動作においては前記した前記第1の実施
の形態にかかる駆動回路とほぼ同様とされている。
【0052】次に、図12に示すタイミングにおいて、
(a)は第2ゲート引出電極GB1を駆動する第2ゲー
トドライバ64の出力パルス、同図(b)は第2ゲート
引出電極GB2を駆動する第2ゲートドライバ64の出
力パルス、(c)は第3ゲート引出電極GB3を駆動す
る第2ゲートドライバ64の出力パルス、同図(d)は
ゲート引出電極GB4を駆動する第2ゲートドライバ6
4の出力パルス、同図(e)は第2ゲート引出電極GB
nを駆動するゲートドライバ64の出力パルスである。
【0053】さらに、同図(f)はカソード引出電極C
1に印加されるカソードドライバ63から供給される画
像データ、同図(g)はカソード引出電極C2に印加さ
れるカソードドライバ63から供給される画像データ、
同図(h)はカソード引出電極C3に印加されるカソー
ドドライバ63から供給される画像データ、同図(i)
はカソード引出電極C4に印加されるカソードドライバ
63から供給される画像データ、同図(j)はラッチ回
路59,62のラッチタイミングを示すラッチパルス、
同図(k)はシフトレジスタ61に供給されるシフトク
ロック、同図(m)はバッファレジスタ55−1,55
−2,55−3から出力されてシフトレジスタ61に供
給される表示順の画像データである。
【0054】図11に示す駆動回路において、画像デー
タは、メモリ書き込み制御回路53により書き込みタイ
ミングが制御されると共に、クロックジェネレータ51
で発生されるクロックに同期してビデオメモリ54に各
色の画像データ毎に記憶される。ビデオメモリ54の
R,G,Bの各画像データが記憶されるメモリ54−
1,54−2,54−3から、色選択回路57の制御の
もとで、かつ、アドレスカウンタ56のアドレスに基づ
いて読み出された画像データは、それぞれバッファレジ
スタ55−1,55−2,55−3に保持される。
【0055】バッファレジスタ55−1,55−2,5
5−3はその出力タイミングが色選択回路57により制
御されて、各画像データがG,R,Bの画素の表示順序
と同じにされてシフトレジスタ回路61に供給される。
このシフトレジスタ61は図12(k)に示すシフトク
ロックS−CLKにより、この画像データをシフトして
いく。1行の画素の内パッチ状ゲート電極13の1行の
1/2の数のG,B,Rの画像データが2行分シフトレ
ジスタ61にシフトされると、この画像データは図12
(j)に示すラッチパルスによりラッチ回路62にラッ
チされる。このラッチ回路62の出力データはカソード
ドライバ63に印加される。
【0056】一方、表示タイミング制御回路52は図1
2(j)に示すラッチパルスをシフトレジスタ58にシ
フトパルスとして供給し、この制御回路52から供給さ
れるスキャン信号をシフトさせていく。このシフトレジ
スタ58の出力は、上記ラッチパルスによりラッチ回路
59においてラッチされるため、ラッチ回路59から
は、ラッチパルス毎にシフトされるスキャン信号が出力
されるようになる。そして、このスキャン信号は第2ゲ
ートドライバ64に印加される。従って、第2ゲート電
極7−1〜7−nを走査するスキャン信号とラッチ回路
62から出力されるG,R,Bの画像データとは同期し
ていることになる。
【0057】この結果、第2ゲートドライバ64からは
図12(a)(b)(c)(d)・・・(e)に示すよ
うに、画像表示装置50の第2ゲート引出電極GB1,
GB2,・・・GBnに順次ゲート駆動電圧が印加され
るため、これらの第2ゲート引出電極GB1,GB2,
・・・GBnは上記ラッチパルスのタイミングで走査さ
れるようになる。この時、カソードドライバ63からは
第2ゲート引出電極GB1〜GBnの走査に同期して、
カソード引出電極C1,C2,C3,C4・・に図12
(f)(g)(h)(i)・・に示す千鳥状とされた2
行分の画像データが供給されている。例えば、第2ゲー
ト引出電極GBnが駆動されている場合には、カソード
引出電極C1,C2,C3,C4に図12(f)(g)
(h)(i)に示すように、(n+1)ラインのG(n
+1)1,nラインのRn2,(n+1)ラインのB
(n+1)3,nラインのGn4の画素に対応する画像
データが、それぞれ供給されるようになる。
【0058】例えば、第2ゲート引出電極GB1が選択
されて駆動されると、図9に示す1行目の偶数番目の画
素R12,G14,B16・・・、および2行目の奇数
番目の画素G21,B23,R25・・・が発光制御さ
れるようになる。この場合、駆動されていない2行目の
偶数番目の画素R22,G24,B26・・・が接続さ
れている第2ゲート電極GB2の電位はカットオフレベ
ル以下とされる。従って、1行目の画素の1/2の数の
画素、および2行目の画素の1/2の数の画素が発光制
御されると共に、放出された電子はカットオフレベル以
下とされた隣接する第2ゲート電極7により集束されて
アノード電極9に到達するようになる。
【0059】そして、次のラッチパルスのタイミングで
図12(b)に示すように第2ゲート引出電極GB2が
選択駆動されると、この時にはシフトレジスタ61に2
行目の偶数番目の画像データおよび3行目の奇数番目の
画像データがシフトクロックS−CLKによりシフトさ
れており、画像表示装置50は2行目の偶数番目の画素
R22,G24,B26・・・、および3行目の奇数番
目の画素G31,B33,R35・・・が発光制御され
ることになる。
【0060】さらに、図12(c)に示すように次のラ
ッチパルスのタイミングで第2ゲート引出電極GB3が
選択駆動されると、この時にはシフトレジスタ61に3
行目の偶数番目の画像データおよび4行目の奇数番目の
画像データがシフトクロックSCLKによりシフトされ
ており、画像表示装置50の3行目の偶数番目の画素R
32,G34,B36・・・、および4行目の奇数番目
の画素G41,B43,R45・・・が発光制御され
る。
【0061】さらにまた、1フレームの最後のラッチパ
ルスのタイミングで第2ゲート引出電極GBnが選択駆
動されると、この時にはシフトレジスタ61に次のn行
目の偶数番目の画像データおよび(n+1)行目の奇数
番目の画像データがシフトクロックS−CLKによりシ
フトされており、画像表示装置50はn行目の偶数番目
の画素Rn2,Gn4,Bn6・・・、(n+1)行目
の奇数番目の画素G(n+1)1,B(n+1)3,R
(n+1)5・・・が発光制御されることになる。この
ような走査が順次行われることにより、1フレームの画
素が発光制御されて画像が表示されるようになる。
【0062】上記説明した第2の実施の形態の画像表示
装置およびその駆動方法によれば、第1ゲート電極5を
選択駆動する必要がないので、第1ゲートドライバを省
略することができる。また、従前と異なり高電圧の印加
されるアノード電極のスイッチングを行う必要がないた
め、駆動回路を簡単化できると共に、アノード電極に高
電圧を印加することができ、輝度をより向上することが
できる。また、選択駆動されているパッチ状ゲート電極
13に隣接する両側のパッチ状ゲート電極13の電位
が、カットオフレベル以下とされるよう駆動されている
ため、エミッタアレイから放出された電子が集束され混
色を防止することが出来る。さらに、第2ゲート電極7
の作用により、より電子を集束することができる。
【0063】なお、以上説明した第1の実施の形態の駆
動方法および第2の実施の形態の駆動方法において、ゲ
ートドライバ63は容量性負荷を駆動するようになるの
で、高速駆動を行うためにオープンコレクタタイプより
もトーテムポールタイプのドライバとするのが好適であ
る。また、以上説明した第1の実施の形態の画像表示装
置および第2の実施の形態の画像表示装置においては
赤,青,緑を発光する3原色の蛍光体を使用した例を示
したが、発光波長域の広い蛍光体を使用して異なる透過
波長特性のフィルタを通すことにより、一種類の蛍光体
を用いて赤,青,緑等の複数の発光色を表示するように
してもよい。あるいは2色の蛍光体を使用してカラー画
像を表示するようにしてもよい。なお、蛍光体は塗布等
によりアノード電極に被着するようにしてもよいが、蛍
光体薄膜を堆積するようにして被着してもよい。
【0064】
【発明の効果】本発明の画像表示装置およびその駆動方
法は以上のように構成されているので、アノード電極が
分割されておらず、アノード電極をスイッチングする必
要がないので、アノード電極のスイッチングに伴って生
じる問題点を解決することができる。また、アノード電
極は平面状とされるため、特別の構造を有させることが
なく容易に歩留よく製造することができる。また、高電
圧のスイッチング回路を必要とすることがない。したが
って、画像表示装置およびその駆動方法のコストを格段
に低減することができる。また、ゲート電極を2段ゲー
ト構造としたので、アノード電極を分割することなく放
出された電子を集束することができるため、色の滲みの
ないカラー画像を得ることが出来る。
【0065】さらに、第1の実施の形態の画像表示装置
においてはカソード電極の本数を1/2とすることがで
きるので、例えば960×240ドットの画像表示装置
の端子数を、480×240本で実現することができ
る。さらにまた、アノード電極をスイッチングしていな
いことからアノード電極に高電圧を印加することが可能
となり、画像表示装置の輝度を向上することができる。
このように、本発明の画像表示装置およびその駆動方法
においては、複雑な製造プロセスが不必要であると共
に、高電圧のスイッチングが不必要であることから、従
前のものより格段にコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の第1の実施の形態の構
成を示す断面図である。
【図2】本発明の画像表示装置の第1の実施の形態にお
ける2段ゲート構造を示す図である。
【図3】2段ゲート構造の電界放出カソードにおける第
2ゲート電圧に対するビーム電流の変化特性を示す図で
ある。
【図4】本発明の画像表示装置の第1の実施の形態にお
ける電極配置の構成を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の駆動方法を説明す
るための図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の画像表示装置にお
ける電界放出カソードから放出された電子の軌跡の分布
を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の駆動方法を具現化
した駆動回路のブロック図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の駆動方法における
タイミング図である。
【図9】本発明の画像表示装置の第2の実施の形態にお
ける電極配置の構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の駆動方法を説明
するための図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の駆動方法を具現
化した駆動回路のブロック図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の駆動方法におけ
るタイミング図である。
【図13】従来の画像表示装置の電極配置を示している
と共に、その駆動方法を説明するための図である。
【図14】従来の画像表示装置の駆動方法におけるタイ
ミング図である。
【符号の説明】
1 カソード基板 2 カソード電極 3 抵抗層 4 第1絶縁層 5 第1ゲート電極 6 第2絶縁層 7 第2ゲート電極 8 エミッタコーン 9 アノード電極 10 アノード基板 11 スペーサ 12 開口部 13 パッチ状ゲート電極 50 画像表示装置 51 クロックジェネレータ 52 表示タイミング制御回路 53 メモリ書き込み制御回路 54 ビデオメモリ 54−1,54−2,54−3 R,G,B用フレーム
メモリあるいはラインメモリ 55−1,55−2,55−3 バッファレジスタ 56 アドレスカウンタ 57 色選択回路 58,61 シフトレジスタ 59,62 ラッチ回路 60 第1ゲートドライバ 63 カソードドライバ 64 第2ゲートドライバ 70 アノード電源 71 第1ゲート電源 A アノード引出電極 C1〜Ck〜Cm カソード引出電極 GA1〜GAn 第1ゲート引出電極 GB1〜GBn 第2ゲート引出電極 R12,R15・・・ 赤色の画素 G11,G14・・・ 緑色の画素 B13,B16・・・ 青色の画素

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板上にストライプ状に形成さ
    れた、電界放出を行うエミッタを備える複数本のカソー
    ド電極と、 該カソード電極に画像信号を供給するカソード引出電極
    と、 上記カソード電極上に絶縁されて略直交する方向に形成
    されたストライプ状の複数本の第1ゲート電極と、 上記第1ゲート電極上に絶縁されて上記カソード電極上
    に重合するよう、1本の上記カソード電極に対し、所定
    本数づつ形成されたストライプ状の複数本の第2ゲート
    電極と、 上記第2ゲート電極の奇数番目が接続された1番目の第
    2ゲート引出電極と、残る偶数番目の第2ゲート電極が
    接続された2番目の第2ゲート引出電極と、 上記第1の基板と所定間隔だけ離隔して設けられた第2
    の基板と、 該第2の基板上の略全面に形成された平面状のアノード
    電極と、 該アノード電極上に設けられた画像を表示するための蛍
    光体とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 上記カソード電極の1本に対し、上記
    第2ゲート電極が2本づつ配置されていることを特徴と
    する請求項1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 第1の基板上にストライプ状に形成さ
    れた、電界放出を行うエミッタを備える複数本のカソー
    ド電極と、 該カソード電極に画像信号を供給するカソード引出電極
    と、 上記カソード電極上の略全面を覆うように絶縁されて形
    成された第1のゲート電極と、 該第1ゲート電極上に絶縁されて上記カソード電極に対
    し略直交する方向に形成された複数本のストライプ状の
    第2ゲート電極と、 上記第2ゲート電極にそれぞれ接続された第2ゲート引
    出電極と、 上記第2ゲート電極間に、上記第2ゲート電極が延伸す
    る行方向に形成されると共に、上記第1ゲート電極の両
    側に隣接する2行において1つおきに千鳥状にそれぞれ
    の上記第2ゲート電極に接続されたパッチ状ゲート電極
    と、 上記第1の基板と所定距離離隔して設けられた第2の基
    板に、上記全てのパッチ状ゲート電極と対向するよう形
    成された平面状のアノード電極と、 該アノード電極上に形成された画像を表示するための蛍
    光体とを備えることを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】 上記カソード引出電極の1本から供給
    される上記画像信号が、上記行方向に配置された2つの
    上記パッチ状ゲート電極に対向している1本の上記カソ
    ード電極に供給されることを特徴とする請求項3記載の
    画像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1あるいは2記載の画像表示装
    置を駆動する駆動方法であって、 上記1番目の第2ゲート引出電極と上記2番目の第2ゲ
    ート引出電極とを半周期毎に交互に駆動すると共に、該
    半周期内において上記複数本の第1ゲート電極の全てを
    走査するよう順次選択駆動し、 駆動されていない状態の上記1番目の第2ゲート引出電
    極、あるいは上記2番目の第2ゲート引出電極の電位を
    カットオフレベル以下として、上記エミッタから放出さ
    れた電子が集束されるようにしたことを特徴とする画像
    表示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 請求項3あるいは4記載の電界放出型
    画像表示装置を駆動する駆動方法であって、 上記第1ゲート電極に電子放出用の駆動電圧を供給する
    と共に、上記第2ゲート引出電極が所定周期毎に走査さ
    れるように、順次1本づつ選択駆動され、選択駆動され
    た上記第2ゲート電極に接続されている上記パッチ状ゲ
    ート電極に隣接する両側の上記パッチ状ゲート電極の電
    位がカットオフレベル以下となるように、選択駆動され
    ていない上記第1ゲート引出電極の電位をカットオフレ
    ベル以下として、上記エミッタから放出された電子が集
    束されるようにしたことを特徴とする画像表示装置の駆
    動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007101880A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 冷陰極、電界放出型ディスプレイ、及び電界放出型ディスプレイの駆動方法

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