JPH09126670A - ヒートパイプ式ヒートシンク - Google Patents

ヒートパイプ式ヒートシンク

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JPH09126670A
JPH09126670A JP7281423A JP28142395A JPH09126670A JP H09126670 A JPH09126670 A JP H09126670A JP 7281423 A JP7281423 A JP 7281423A JP 28142395 A JP28142395 A JP 28142395A JP H09126670 A JPH09126670 A JP H09126670A
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JP
Japan
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heat
substrate
heat absorbing
heat pipe
pipe type
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Application number
JP7281423A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yamamoto
雅章 山本
Yuichi Kimura
裕一 木村
Jun Niekawa
潤 贄川
Jiyunji Sotani
順二 素谷
Noriyasu Iwane
典靖 岩根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/50Tape automated bonding [TAB] connectors, i.e. film carriers; Manufacturing methods related thereto

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  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】プリント基板の表面に実装された半導体素子の
熱を効率よく裏面に放熱する。 【解決手段】プリント基板の裏面側に設けられた吸熱板
2と、当該吸熱板に形成されプリント基板の裏面側から
基板のスルーホールに挿入される吸熱用突起6と、吸熱
板の熱を放熱部へ伝達するために吸熱板に熱的に接合さ
れたヒートパイプ4とを有するヒートパイプ式ヒートシ
ンク。プリント基板100の表面に実装された半導体チ
ップ106から発生する熱を、プリント基板に開設され
たスルーホール108の銅メッキ層110に伝熱し、次
に、このスルーホールに挿入された吸熱用突起6に伝熱
し、吸熱板、およびヒートパイプに順次伝熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器などで用
いられている発熱部品のヒートシンクに関し、特にプリ
ント基板に用いて好ましいヒートパイプ式ヒートシンク
に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器を構成する電子部品において、
ICやLSIなどの半導体素子あるいはモジュール等
は、高密度化、高速化が進んでおり、これにともなって
使用時における発熱量も大幅に増大している。CPUが
温度上昇すると、故障にはいたらないまでも、処理速度
の低下などは避けられない。そのため、電子機器の分野
においては放熱性の向上が現在重要な課題となってい
る。
【0003】従来この種の放熱技術として、ヒートパイ
プを利用したものが知られている。これは、半導体素子
などの発熱体から生じた熱を吸熱体を介してヒートパイ
プに吸収し、この熱を放熱板に伝熱させて放散させるも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにヒートパイプを利用したヒートシンクでも、吸熱体
と発熱体との熱的接触が問題となっている。発熱体とし
てCPUなどの半導体素子を用いる場合には、この半導
体素子と吸熱体とを直接ハンダ付けすることは、半導体
素子の信頼性が低下することから好ましくなく、また同
様な理由で半導体チップに圧力をかけることも好ましく
ない。
【0005】発熱体と吸熱体との間の熱的接触抵抗を低
くすることが、特に狭い空間に装着される電子部品の放
熱性向上のために重要である。ところで、プリント基板
の表面に実装された半導体素子の熱を放熱させる手法と
して、たとえば図5に示す放熱構造が提案されている
(日経BP社発行「日経バイト」第104頁〜105
頁,1995年6月)。この放熱構造では、プリント基
板102に開設されたスルーホール108を利用して裏
面に設けられた放熱フィン8に熱を逃がす。
【0006】しかしながら、この方法では、半導体素子
の熱はスルーホールに施された銅メッキ層を介して放熱
板に伝わるものの、銅メッキの厚さは25μm程度であ
るため、熱抵抗が大きく伝熱効率が小さいという問題が
あった。また、特開平4−273465号公報に示すよ
うに、発熱体としての半導体素子が装着された多層回路
基板に、半導体素子毎の貫通孔を形成し、この貫通孔に
放熱フィンの突起を差し込んだ放熱構造が提案されてい
る。
【0007】しかしながら、この放熱構造では、貫通孔
にペーストを注入した後、突起を差し込むようにしてお
り、ペーストが溶融ハンダである場合には、半導体素子
に熱が加わり半導体素子の信頼性が低下する。また、ペ
ーストが単なる接着剤である場合には、半導体素子に熱
が加わることは防止できるが、突起が貫通孔に挿入され
る際に、ペーストによる圧力が半導体素子に加わり、端
子の接続が外れたり素子自体の破損のおそれがある。特
に突起の高さにばらつきがあった場合や、半導体素子が
傾斜して基板に取り付けられていた場合には、ペースト
による圧力により、半導体素子自体あるいは端子接続の
信頼性が低下する。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、基板の表面に実装された半
導体素子の熱を効率よく裏面に放熱することができ、し
かも半導体素子の信頼性、あるいはその端子接続の信頼
性を低下させないヒートパイプ式ヒートシンクを提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のヒートパイプ式ヒートシンクは、基板の表
面に実装された発熱体に向けて開口するスルーホールが
形成された基板と、前記スルーホールの内周面に形成さ
れた第1の伝熱層と、前記基板の裏面側に設けられた吸
熱部と、当該吸熱部に形成され、前記基板の裏面側から
前記スルーホールに挿入される吸熱用突起と、前記吸熱
部の熱を放熱部へ伝達するために前記吸熱部に熱的に接
合されたヒートパイプとを有し、基板の表面に実装され
た発熱体から発生する熱を、前記基板に開設されたスル
ーホールの周面に形成された第1の伝熱層を介して、前
記基板の裏面に装着された吸熱部に伝熱することを特徴
とする。
【0010】本発明のヒートパイプ式ヒートシンクは、
基板の裏面からスルーホールに挿入される吸熱用突起が
吸熱部に形成してあるので、発熱体で発生した熱は、ス
ルーホールの周面に形成された第1の伝熱層から吸熱用
突起を伝わって吸熱部に伝熱し、この吸熱部からヒート
パイプを介して放熱部に伝熱される。したがって、スル
ーホールに形成された第1の伝熱層が薄くても(断面積
が小さくても)、発熱体からの熱は即座に吸熱用突起へ
伝わるので熱抵抗が小さくなる。
【0011】本発明のヒートパイプ式ヒートシンクにお
いて、発熱体が装着される基板の表面に、第1の伝熱層
に接続してある第2の伝熱層が装着してあることがより
好ましい。ここに第2の伝熱層を介装することにより、
発熱体からの熱をスルーホールの第1の伝熱層へ、より
効率的に伝熱させることができるからである。本発明に
おいて、第1または第2の伝熱層として好ましく用いら
れるものは、メッキなどにより基板面に一体的に形成さ
れる銅層等である。
【0012】本発明において、ヒートパイプの配置位置
は特に限定されないが、ヒートパイプを基板の側面に配
置した場合には、ヒートシンクを薄く構成することがで
きる。また、ヒートパイプを基板の裏面の下方に配置し
た場合には、吸熱部からヒートパイプに至る熱抵抗をよ
り小さくすることができる。
【0013】本発明において、スルーホールは、単一の
発熱体に向けて複数個形成してあることが好ましい。ま
た、吸熱用突起はスルーホールに応じて複数形成するこ
とができ、発熱体の発熱量と最大許容温度を考慮して適
宜選択することができる。また、その断面積もスルーホ
ールの内径に応じて所望径に形成でき、全て同一の断面
積でなくとも発熱体からの温度分布に応じて、発熱量が
大きい領域には大きな断面積のスルーホールと吸熱用突
起を設けることがより好ましい。
【0014】本発明に係る吸熱用突起は、基板の表面近
傍まで達する長さとすることが好ましく、当該表面から
僅かに突出させても良い。発熱体により近づけることに
より発熱体から吸熱用突起に至る熱抵抗が小さくなるか
らである。ただし、本発明において、半導体チップを基
板に取り付けた後に、基板のスルーホールに吸熱用突起
を挿入させる場合には、突起の高さは、発熱体としての
半導体チップに接触しないような高さであることが好ま
しい。なぜなら、突起を発熱体により近づけることによ
り発熱体から吸熱用突起に至る熱抵抗が小さくなるが、
突起の挿入時に、半導体チップから成る発熱体に圧力を
かけないようにするためであり、結果的に半導体チップ
の信頼性と端子接続の信頼性を向上させる。なお、基板
のスルーホールに吸熱用突起を挿入した後で発熱体とし
ての半導体チップを基板に装着する場合には、突起の先
端が多少基板から突出していても、問題は少ない。
【0015】本発明に係るヒートパイプ式ヒートシンク
は、CPUなどの半導体チップを冷却する場合に特に適
しており、特に、狭い空間に配置される半導体チップ、
たとえばノート型パーソナルコンピュータなどに用いら
れるCPUを冷却する場合に特に適している。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1(A)は本発明の実施の形態
であるヒートパイプ式ヒートシンクを示す斜視図、図1
(B)は当該ヒートパイプ式ヒートシンクをプリント基
板に装着した状態を示す断面図、図2は図1(B)の要
部拡大断面図である。
【0017】本実施の形態であるヒートパイプ式ヒート
シンク10を取り付けるプリント基板100にあって
は、図1(B)に示すように、ガラスエポキシやポリイ
ミドからなる基板102の表面に、導電材料からなるラ
ンドまたはパターン104が形成されており、このラン
ドまたはパターン104に半導体チップ106が実装し
てある。図示する半導体チップ106は、ICチップを
フィルムに貼り付けた構造であるTCP(Tape C
arrier Package)により封止してある。
図1(B)中、符号105がテープを示し、符号107
が封止樹脂を示す。基板102は必要に応じて多層板と
することができる。
【0018】プリント基板100には、半導体チップ1
06の下側に、複数のスルーホール108が形成されて
おり、当該スルーホール108の内周面には厚さ25μ
m程度の銅メッキ層(第1の伝熱層)110が形成して
ある。なお、本発明においては、伝熱用として専用にス
ルーホール108を形成する以外にも、基板102の表
面に形成されたパターン等と裏面に形成されたパターン
等との導通をとるために通常形成されるスルーホールを
伝熱用として兼用することも可能である。
【0019】本実施の形態であるヒートパイプ式ヒート
シンク10は、図1(A)および(B)に示すように、
上記プリント基板100の裏面に配置される吸熱板(吸
熱部)2と、この吸熱板2の一側にカシメまたはハンダ
により接続されたヒートパイプ4とを有している。吸熱
板2の表面には、上述したスルーホール108に対応し
た複数の吸熱用突起6が形成してある。
【0020】吸熱用突起6の外径は、スルーホール10
8の内径よりも僅かに小さく形成されており、その長さ
は、図1(B)および図2に示すように、プリント基板
100の表面と面一かまたは僅かに突出する程度に形成
することが望ましい。たとえば、板厚1.6mmのプリ
ント基板100に対しては吸熱用突起6の長さを1.6
〜1.8mmとする。また、吸熱用突起6は半導体チッ
プ106の発熱量に応じて全て同一形状とすることもで
きるし、発熱量の多い部分には外径が大きい吸熱用突起
6を形成しても良い。
【0021】吸熱板2と吸熱用突起6とは、パーリング
加工や鋳造にて一体的に形成することが望ましく、熱伝
導性に優れた銅、アルミニウム、マグネシウム合金など
から構成してある。また、吸熱板2と吸熱用突起6は、
腐食防止を目的として、ニッケルメッキ、クロムメッキ
等のメッキ処理を行っても良い。
【0022】吸熱板2の一側には、ヒートパイプ4がカ
シメまたはハンダにより固定されており、内部に熱伝導
性に優れた流体が封入してある。これにより、吸熱用突
起6から吸熱板2に伝わった熱は、ヒートパイプ4に伝
わった後、図示しない放熱板に伝熱することになる。な
お、吸熱板2の一側をカシメるだけで吸熱板2とヒート
パイプ4との熱的特性が満足できない場合は、ヒートパ
イプ4と吸熱板2との間にグリース等を塗布することが
好ましい。
【0023】吸熱板2や放熱板は、発熱体である半導体
チップ106からの熱量や適用される電子機器等の設置
スペースに応じた大きさとされるが、ヒートパイプ4も
伝熱性を考慮して径、長さ等が選択される。たとえば、
ノート型パーソナルコンピュータに搭載されるプリント
基板100に適用する場合には、φ1mm〜φ3mm程
度のヒートパイプ4を用いることが好ましい。また、ヒ
ートパイプ4は、図1(A)および(B)に示すように
断面円状に形成しても良いが、吸熱板2や放熱板との接
触面積を極力大きくして伝熱性を高める意味において、
断面扁平状とすることがより好ましい。さらに、図1
(B)に示すように、ヒートパイプ4を吸熱板2の一側
にカシメ固定する際においては、吸熱板2の上面にのみ
限定されず吸熱板2の下面にカシメ固定することも可能
である。
【0024】本実施の形態であるヒートパイプ式ヒート
シンク10をプリント基板100に装着するにあたって
は、吸熱板2に形成された複数の吸熱用突起6をプリン
ト基板100に開設された複数のスルーホール108
に、プリント基板100の裏面側から挿入する。このと
き、プリント基板100と吸熱用突起6とをハンダによ
り固定してもよく、また伝熱グリースを塗布してもよ
い。
【0025】なお、半導体チップ106とプリント基板
100の表面との間には、伝熱性に優れた伝熱シート1
12を介在させておくことが望ましい。また、ヒートパ
イプ4に接続される放熱部としては、たとえばノート型
パーソナルコンピュータのシャーシを挙げることができ
る。
【0026】次に作用を説明する。半導体チップ106
で発生した熱は、伝熱シート112からスルーホール1
08に形成された銅メッキ層110に伝わり、吸熱用突
起6を介して吸熱板2に伝熱し、この吸熱板2からヒー
トパイプ4を介して放熱部に伝熱される。このように、
本実施の形態であるヒートパイプ式ヒートシンク10で
は、プリント基板100の裏面からスルーホール108
に挿入される吸熱用突起6が吸熱板2に形成してあるの
で、スルーホール108に形成された銅メッキ層110
が25μm程度と薄くても、すなわち断面積が小さくて
も、半導体チップ106からの熱は即座に吸熱用突起6
へ伝わることとなり、熱抵抗が小さくなる。したがっ
て、半導体チップ106の熱を効率よく裏面に放熱する
ことができる。
【0027】また、本実施の形態ではヒートパイプ4を
プリント基板100の側面に配置しているのでヒートシ
ンク10を薄く構成することができる。本発明は上述し
た実施の形態にのみ限定されることなく種々に改変する
ことができる。
【0028】図3は本発明の他の実施の形態であるヒー
トパイプ式ヒートシンクを示す断面図、図4は本発明の
さらに他の実施の形態であるヒートパイプ式ヒートシン
クを示す断面図である。図3に示す実施の形態では、ヒ
ートパイプ4は吸熱板2の内部に配置されており、これ
により半導体チップ106からスルーホール108の銅
メッキ層110を介して吸熱用突起6、および吸熱板2
に伝わった熱は、そのままヒートパイプ4に伝熱し、放
熱部であるフィン8から放熱する。したがって、吸熱板
2の一側にヒートパイプ4を設けた場合に比べ、吸熱用
突起6からヒートパイプ4に至る距離が短くなるだけ、
伝熱効率が向上するという効果がある。
【0029】図3に示す実施の形態では、吸熱板2の裏
面にフィン8を形成して放熱部としたが、図4に示す実
施の形態では、吸熱板2以外に放熱部を設けた例であ
る。この場合には、図1に示す実施の形態と同様に、ヒ
ートパイプ4と熱的に接合される放熱部(図示せず)
は、たとえばノート型パーソナルコンピュータのシャー
シなどとされている。
【0030】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されず、本発明の範囲内で種々に改変することができ
る。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、発熱
体で発生した熱は、スルーホールの周面に形成された第
1の伝熱層から吸熱用突起を伝わって吸熱部に伝熱し、
この吸熱部からヒートパイプを介して放熱部に伝熱され
るので、スルーホールに形成された第1の伝熱層が薄く
ても(断面積が小さくても)、発熱体からの熱は即座に
吸熱用突起へ伝わるので熱抵抗が小さくなる。その結
果、プリント基板の表面に実装された発熱体からの熱を
効率よく裏面に放熱することができる。
【0032】また、本発明では、特開平4−27346
5号公報とは異なり、スルーホールへの突起の挿入時に
ペーストを押しつぶす構成ではないので、発熱体として
の半導体素子に圧力を加えることがなく、素子の信頼性
が向上する。また、本発明では、単一の半導体素子に対
して、複数のスルーホールが形成してあるので、放熱性
は格別に向上する。さらに、本発明では、特開平4−2
73465号公報とは異なり、ヒートパイプを利用して
いることから、さらに放熱性が向上し、特に、狭い空間
に配置される半導体チップ、たとえばノート型パーソナ
ルコンピュータなどに用いられるCPUを冷却する場合
に特に適している。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の実施の形態であるヒートパイ
プ式ヒートシンクを示す斜視図、(B)は当該ヒートパ
イプ式ヒートシンクをプリント基板に装着した状態を示
す断面図である。
【図2】図1(B)の要部拡大断面図である。
【図3】本発明の他の実施の形態であるヒートパイプ式
ヒートシンクを示す断面図である。
【図4】本発明のさらに他の実施の形態であるヒートパ
イプ式ヒートシンクを示す断面図である。
【図5】従来のヒートシンクを示す断面図である。
【符号の説明】
2…吸熱板(吸熱部) 4…ヒートパイプ 6…吸熱用突起 10…ヒートシンク 100…プリント基板 106半導体チップ(発熱体) 108…スルーホール 110…銅メッキ層(第1の伝熱層) 112…伝熱シート(第2の伝熱層)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 素谷 順二 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 岩根 典靖 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に実装された発熱体に向けて
    開口するスルーホールが形成された基板と、 前記スルーホールの内周面に形成された第1の伝熱層
    と、 前記基板の裏面側に設けられた吸熱部と、 当該吸熱部に形成され、前記基板の裏面側から前記スル
    ーホールに挿入される吸熱用突起と、 前記吸熱部の熱を放熱部へ伝達するために前記吸熱部に
    熱的に接合されたヒートパイプとを有し、 基板の表面に実装された発熱体から発生する熱を、前記
    基板に開設されたスルーホールの周面に形成された第1
    の伝熱層から吸熱用突起を介して、前記基板の裏面に装
    着された吸熱部に伝熱することを特徴とするヒートパイ
    プ式ヒートシンク。
  2. 【請求項2】 前記発熱体が接する前記基板の表面に、
    前記第1の伝熱層に接続してある第2の伝熱層が装着し
    てある請求項1に記載のヒートパイプ式ヒートシンク。
  3. 【請求項3】 前記ヒートパイプが、前記基板の側面に
    配置してあることを特徴とする請求項1または2に記載
    のヒートパイプ式ヒートシンク。
  4. 【請求項4】 前記ヒートパイプが、前記基板の裏面の
    下方に配置してあることを特徴とする請求項1または2
    に記載のヒートパイプ式ヒートシンク。
  5. 【請求項5】 前記発熱体が半導体チップであり、前記
    スルーホールが、単一の半導体チップに向けて複数個形
    成してある請求項1〜4のいずれかに記載のヒートパイ
    プ式ヒートシンク。
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