JPH09126510A - 電気集塵器着脱式空気調和装置 - Google Patents

電気集塵器着脱式空気調和装置

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Publication number
JPH09126510A
JPH09126510A JP28618995A JP28618995A JPH09126510A JP H09126510 A JPH09126510 A JP H09126510A JP 28618995 A JP28618995 A JP 28618995A JP 28618995 A JP28618995 A JP 28618995A JP H09126510 A JPH09126510 A JP H09126510A
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JP
Japan
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electrostatic precipitator
air conditioner
dust collector
electric dust
partition plate
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Pending
Application number
JP28618995A
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English (en)
Inventor
Kanji Mogi
完治 茂木
Yasuhiro Oda
泰弘 小田
Tadamitsu Imai
忠光 今井
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】空気調和装置本体の下面の中央部に、双方向に
開閉可能な遮蔽板が配置され、この遮蔽板の開放方向に
よって開口位置が異なるタイプの空気調和装置におい
て、上記開口を通して容易に電気集塵器を着脱でき且つ
電気集塵器を十分な大きさに設定できること。 【解決手段】電気集塵器8を水平方向にスライド自在に
支持した。開放方向を予め設定した遮蔽板3の開放によ
り形成される開口25の真上方位置に、電気集塵器8を
スライドさせて予めセットしておく。集塵能力に優れた
十分な大きさを持つ電気集塵器8であっても、着脱等の
メンテナンスが行いやすい位置にセットしておくことが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】内部に組み込まれた電気集塵
器を、空気調和装置本体の下面に形成される開口から着
脱するタイプの電気集塵器着脱式空気調和装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図12(a),(b)は、従来の天井埋
め込み型の空気調和装置を示している。同図を参照し
て、電気集塵器101を収容した空気調和装置本体10
2の下面に、天井面に沿う四角環状のパネル104が配
置され、このパネル104の一対の対向辺部104aに
それぞれ吹出口105が形成されている。また、パネル
104の内周側の開口106はグリル107によって覆
われており、このグリル107は、その一端縁108の
回りに回動して上記開口106を開閉する。この開口1
06の直上方位置に上記電気集塵器101が配置されて
いる。上記のグリル107は、略全体が格子状のルーバ
を設けた吸込口110を形成している。グリル107の
上面には、脱臭フィルタ109が取り付けられている。
111は送風ファンであり、112は通気流を加熱又は
冷却する熱交換器である。
【0003】上記の空気調和装置では、電気集塵器10
1が上記開口106(即ちグリル107)の直上に配置
されているので、電気集塵器101を開口106を通し
て着脱する際には、電気集塵器101を真上又は真下に
移動させれば良く、したがって、電気集塵器101の着
脱の作業性が良かった。また、略全体に吸込口110を
形成したグリル107全体を開閉して開口106を形成
するので、開口106が広く、したがって、集塵能力に
優れた十分な大きさの電気集塵器101を用いたとして
も、この電気集塵器101を、着脱しやすい開口106
の直上方位置に配置するレイアウトが採用できた。
【0004】上記のような利点もある一方、上記のグリ
ル107の略全体を占める上記吸込口110の格子状の
ルーバは、あまり見栄えが良くないうえに、天井面等と
デザイン上、不釣り合いになりやすいという問題があっ
た。ところで、実際には、上記吸込口110は吹出口1
05の開口面積とバランスする程度の開口面積であれば
十分であり、上記のように大きな開口面積を必要としな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、図11(a)
に示すように、上記グリル107に比して細幅で小型の
遮蔽板113を設け、パネル104の対向する一対の辺
部と、これらにそれぞれ対向する遮蔽板113の辺部と
の間に、それぞれ比較的狭い吸込口114を形成するこ
とが考えられる。上記の遮蔽板113は、その一端縁1
13aの回りに回動して開閉され、開放により、図11
(b)に示すように電気集塵器取出し用の開口115を
形成することになる。
【0006】このように吸込口114が狭くしたうえ
に、さらに、上記の遮蔽板113に天井材を貼るように
すれば、天井面とのデザイン上の不釣り合いを大幅に解
消できる。しかしながら、上記細幅で小型の遮蔽板11
3の開放により形成される開口115は、遮蔽板113
の他端縁113b側の吸込口114を含むことになり、
したがって、上記開口115のセンタ位置CL1は、空
気調和装置本体102内にセットされた電気集塵器10
1のセンタ位置CL2に対してオフセットしてしまうこ
とになる。また、上記開口115は、片方の吸込口11
4を含んではいても、従来のグリル107と比較する
と、他方の吸込口114の分だけ狭くなる。
【0007】このように、電気集塵器取出し用の開口1
15が、センタ位置のオフセットした狭いものとなるの
で、電気集塵器101を、着脱に適した、開口115の
直上方位置に配置するためには、電気集塵器101とし
て、集塵能力の劣る小型のものを採用せざるを得ない。
そこで、本発明の目的は、空気調和装置本体の下面の遮
蔽板の開閉方向に応じて電気集塵器取り出し用の開口の
位置が異なるタイプのものにおいて、電気集塵器を十分
な大きさに設定でき且つ電気集塵器を着脱し易い電気集
塵器着脱式空気調和装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、 (1) 請求項1に係る発明は、電気集塵器を収容した空気
調和装置本体の下面に吸込口及び吹出口を設け、上記吸
込口から吸い込んだ空気を空気調和して吹出口から吹き
出す電気集塵器着脱式空気調和装置において、上記空気
調和装置本体の下面の中央部を覆い、且つ両側に上記吸
込口が形成された遮蔽板と、この遮蔽板の両側縁にそれ
ぞれ設けられ、択一的に選択されてその回りに上記遮蔽
板を開閉させる一対の支軸と、上記遮蔽板の開放により
形成される電気集塵器取出用の開口に応じて、上記電気
集塵器のセット位置を設定できるように、上記電気集塵
器を水平方向にスライド自在に支持するスライド支持手
段とを備えことを特徴とするものである。
【0009】上記構成では、空気調和装置の設置現場に
よって遮蔽板の開閉方向が設定される。この開閉方向に
応じて形成される開口位置が異なるが、この開口位置に
応じて、電気集塵器のセット位置を、電気集塵器の着脱
等のメンテナンスが行いやすい位置に予め設定してお
く。 (2) 請求項2に係る発明は、請求項1記載の電気集塵器
着脱式空気調和装置において、上記電気集塵器の反セッ
ト位置側に生ずる空き空間を閉じるシール部材をさらに
備えたことを特徴とする。
【0010】上記構成では、電気集塵器をセット位置に
スライドさせた状態では、この電気集塵器の反セット位
置側に空き空間が生ずることになるが、この空き空間が
シール部材によって閉じられるので、電気集塵器を通過
すべき通気流が電気集塵器をバイパスしてしまうような
ことがない。 (3) 請求項3に係る発明は、請求項2記載の電気集塵器
着脱式空気調和装置において、上記電気集塵器を挟んだ
両側に配置され、それぞれ上記シール部材を取り外し可
能に取り付ける一対のシール部材取付部をさらに備えた
ことを特徴とする。
【0011】上記構成では、電気集塵器のセット位置の
設定により空き空間側となるシール部材取付部にシール
部材を取り付ける。 (4) 請求項4に係る発明は、請求項3記載の電気集塵器
着脱式空気調和装置において、一方のシール部材取付部
に取り付けられたシール部材と他方のシール部材取付部
とで、電気集塵器の取付ガイドを構成していることを特
徴とする。
【0012】上記構成では、シール部材の付け替えによ
って自動的に電気集塵器のガイド位置も変更できる。シ
ール部材と取付ガイドの兼用により、部品点数の削減を
通じて製造コストを安価にできる。 (5) 請求項5に係る発明は、請求項4記載の電気集塵器
着脱式空気調和装置において、上記取付ガイドは、脱臭
フィルタの取付部を兼用していることを特徴とする。
【0013】上記構成では、電気集塵器のセット位置の
設定のために取付ガイドを設定すると、自動的に脱臭フ
ィルタの取付部も設定される。また、取付ガイドと脱臭
フィルタの取付部との兼用により、部品点数の削減を通
じて製造コストの低減を図れる。 (6) 請求項6に係る発明は、請求項2記載の電気集塵器
着脱式空気調和装置において、上記シール部材は、電気
集塵器のスライド方向両側に配置され、電気集塵器のス
ライド移動に伴ってスライド方向に伸縮する弾性部材か
らなることを特徴とする。
【0014】上記構成では、電気集塵器を何れの側にス
ライドさせても、これに伴って生ずる空き空間が弾性部
材からなるシール部材によって自動的に閉じられる。 (7) 請求項7に係る発明は、請求項1ないし6の何れか
一つに記載の電気集塵器着脱式空気調和装置において、
上記電気集塵器への給電側接触子を取り付けた接触子取
付部をさらに備え、この接触子取付部は、電気集塵器の
セット位置に応じた位置にスライド可能に空気調和装置
本体に取り付けられていることを特徴とする。
【0015】上記構成では、電気集塵器が何れの側にセ
ットされても、このセット位置に応じた位置に給電側接
触子を容易に移動できる。 (8) 請求項8に係る発明は、請求項1ないし7の何れか
一つに記載の電気集塵器着脱式空気調和装置において、
上記電気集塵器と吸込口との間に複数併設されたエアフ
ィルタをさらに備え、これらエアフィルタの隣接する端
縁間を仕切りこれら端縁を取り外し可能に保持する長尺
の仕切板と、空気調和装置本体に設けられ上記仕切板の
長手方向の両端部をそれぞれ取り外し可能に取り付ける
一対の仕切板取付部とをさらに備えたことを特徴とす
る。
【0016】上記構成では、併設されたエアフィルタの
隣接する端縁を、一つの仕切板によって保持するので、
構造を簡素化できる。 (9) 請求項9に係る発明は、請求項9記載の電気集塵器
着脱式空気調和装置において、上記仕切板取付部から取
り外された状態の仕切板を、着脱される電気集塵器との
干渉を回避する状態で空気調和装置本体の下方に吊り下
げる吊下げ部材をさらに備えたことを特徴とする。
【0017】上記構成によれば、遮蔽板の開放により形
成された開口を通して、先ずエアフィルタを取り外し、
次いで仕切板を取り外し、吊下げ部材によって吊り下げ
る。この状態で、上記開口を通して電気集塵器を一旦取
り外してメンテナンスした後再び装着する。装着後は、
仕切板、エアフィルタの順で取り付ける。取り外し状態
の仕切板を吊下げ部材によって吊り下げておくことがで
きるので、電気集塵器の着脱時の作業性が良い。 (10)請求項10に係る発明は、請求項8又は9記載の電
気集塵器着脱式空気調和装置において、上記一対の仕切
板取付部は、仕切板の対応する端部をそれぞれ収容保持
可能な凹部を含み、一方の凹部には、仕切板を他方の凹
部側へ押す弾性部材が設けられていることを特徴とす
る。
【0018】上記構成によれば、手で持った仕切板の一
端部を一方の凹部内へ、弾性部材を押し縮めながら導入
した後、仕切板の他端部を他方の凹部に導入し、仕切板
から手を離す。これにより、仕切板は、弾性部材の弾性
反力によって他方の凹部側へ付勢された状態で、両凹部
によって保持される。仕切板を取り外す際には、上記と
逆の動作を行う。 (11)請求項11に係る発明は、請求項1ないし10の何
れか一つに記載の電気集塵器着脱式空気調和装置におい
て、上記スライド支持手段は、電気集塵器を摺動させる
軌道を有する軌道部材を含むことを特徴とする。
【0019】上記構成では、軌道部材によってスムーズ
に電気集塵器をスライドさせることができる。 (12)請求項12に係る発明は、請求項1ないし11の何
れか一つに記載の電気集塵器着脱式空気調和装置におい
て、上記電気集塵器はスライド方向と直交する方向に沿
って一対が並べて配置されており、両電気集塵器のスラ
イド方向に遠い側の端部を、それぞれ取り外し可能で且
つ回転自在に保持する手段をさらに備えたことを特徴と
する。
【0020】上記構成では、セットされた両電気集塵器
が、それぞれ保持手段を中心に回動され、いわゆる観音
開き状に開放されて取り外される。通常、両電気集塵器
を着脱しようとする作業者は、両電気集塵器の間に位置
することになるが、上記のように観音開き状に開放させ
るので、作業し易い。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施形態を添付
図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る電気集塵器着脱式空気調和装置(以下、単に空気
調和装置という)の内部断面を示す概略図である。同図
を参照して、本空気調和装置Aは、いわゆる天井埋め込
み形であり、空気調和装置本体としてのケーシング1の
下面に、天井面に沿う四角環状のパネル2を配置してい
ると共に、このパネル2の内周側に、空気を通過させな
い遮蔽板3を配置している。遮蔽板3は、その両端部に
フックを有しており、各端部のフックはパネル2に設け
られた一対の支軸24によってそれぞれ回転自在に支持
されている。また、各フックは支軸24から取り外せる
ようになっており、これにより、遮蔽板3の開閉のため
の回転方向を選択できるようにしてある。
【0022】図1及びパネル2部分を下方から見た斜視
図である図2を参照して、上記遮蔽板3の長手方向に延
びる端縁3aとこれに対向するパネル2の内周縁との間
の隙間が、それぞれ吸込口4となっている。また、パネ
ル2の長手方向に延びる一対の辺部にそれぞれ吹出口5
が形成されている。ケーシング1の内部には、通気流
の温度を調節するための一対の熱交換器6、吸込口4
から吹出口5への通気流を生成するための送風ファン
7、通気流中の微細な塵埃を静電除去するための電気
集塵器8、通気流中の臭い成分を除去するための脱臭
フィルタ9、及び通気流中の比較的大きな塵埃を除去
するためのエアフィルタ10が収容されている。室内空
気は、吸込口4、エアフィルタ10、電気集塵器8、脱
臭フィルタ9、熱交換器6を介して吹出口5から室内に
戻される。
【0023】ケーシング1は、外壁を構成する外ケーシ
ング1aと、この外ケーシング1a内に収容された内ケ
ーシング1bとからなり、内外のケーシング1a,1b
との間に、熱交換器6よりも下流側の風路が形成されて
いる。内ケーシング1bの対向する壁面には、それぞれ
取付部材11を介して第1ガイド12が取り付けられて
おり、さらに、一方の第1ガイド12には、第2ガイド
13が取り付けられている。第1ガイド12及び第2ガ
イド13は、電気集塵器8の上面を案内するものであ
り、第2ガイド13と、当該第2ガイド13を取り付け
ていない側の第1ガイド12とで、電気集塵器8用の取
付ガイドBが構成されている。また、この取付ガイドを
構成する両ガイド12,13間に脱臭フィルタ9を支持
するようにしている。
【0024】また、エアフィルタ10は、電気集塵器8
と吸込口4との間に、仕切板14を挟んで一対が配置さ
れている。各エアフィルタ10の両端部には、取付部材
11及び仕切板14に形成した引っ掛け穴(図示せず)
に取り外し自在に引っ掛けられるフックFが設けられて
いる。即ち、一の仕切板14によって一対のエアフィル
タ10の隣接する端縁を保持しており、構造が簡素化さ
れている。
【0025】後に詳述するが、電気集塵器8は図1にお
いて左右方向(X方向)に沿ってスライド自在に支持さ
れており、図1又は図8〔下方から見た状態では、図3
(a)又は図3(b)〕に示す何れかのセット位置にセ
ットされるようになっている。第2ガイド13は、何れ
か一方の第1ガイド12に択一的に取り付けられ、これ
により、図1又は図8に示すような、電気集塵器8のセ
ット位置の変更を可能にしている。この電気集塵器8の
セット位置は、遮蔽板3の開放により形成される開口2
5(図6参照)の直上方位置に設定される。また、第2
ガイド13は、電気集塵器8を一方側に寄せたときに他
方側に空く空き空間を塞ぐシール部材としても機能して
おり、通気流が電気集塵器8をバイパスしてしまうこと
を防止している。なお、図1以下の図において、紙面に
垂直な方向をY方向(X方向と直交する方向であり、電
気集塵器8の長手方向に相当する)とする。
【0026】電気集塵器8を取り外した状態でケーシン
グ1の内部を下方から見た図4を参照して、第1ガイド
12は、鉛直な主体部12aと、主体部12aの下
端に形成され且つ取付部材11の上端フランジ11aに
ビス固定される下端フランジ12bと、主体部12a
の上部に形成された溝形部12cとからなる。溝形部1
2cの内部には、脱臭フィルタ9の端縁が収容されるよ
うになっており、溝形部12cの下面12dは、電気集
塵器8の上面を案内する。
【0027】また、第2ガイド13は、第2ガイド12
と略同様の構成をしており、鉛直な主体部13aと、
主体部13aの下端に形成され且つ第1ガイド12の
下端フランジ12aにビス固定される下端フランジ13
bと、主体部13aの上部に形成された溝形部13c
と、下端フランジ13bの長手方向の両端縁に下方に
延びるように延設された断面L字形の取付片13f(図
では一方の取付片13fのみを示した。)とからなる。
溝形部12cの内部には、脱臭フィルタ9の端縁が収容
されるようになっており、溝形部13cの内部には、収
容された脱臭フィルタ9の端縁を弾力的に押す一対の板
ばね13eが取り付けられている。溝形部13cの下面
13dは、電気集塵器8の上面を案内する。溝形部12
c及び13cが脱臭フィルタ9の取付部を構成してい
る。
【0028】図3及び図4を参照して、電気集塵器8の
長手方向(Y方向であり、図1では紙面に垂直な方向で
ある)の両端部を、各一対の第1ステー15及び第2ス
テー16によって支持されている。第1ステー15は、
電装品ボックス17を固定するための取付板18に一体
に形成されている。電装品ボックス17は、電気集塵器
8に給電するための圧縮コイルばねからなる一対の給電
側接触子21を有している。取付板18には、X方向に
延びる長穴18が形成されており、下方から上記長穴1
8に貫通させたビス20を、電装品ボックス17に止定
することにより、電送品ボックス17が取付板18に固
定されるようになっている。長穴19に対するビス20
の締結位置を調整することにより、電装品ボックス17
及び給電側接触子21がX方向に位置調整され、これに
より、電気集塵器8のセット位置の変更に適宜対応でき
るようになっている。
【0029】第2ステー16は、取付板18と電気集塵
器8を挟んで反対側にある取付板22に、軸線16aを
中心として回転自在に支持されており、回転することに
よって、電気集塵器8を支持する姿勢と、電気集塵器8
を取り外し可能とする姿勢に変位されるものである。即
ち、第2ステー16は、電気集塵器8の脱落阻止用のス
トッパとして機能している。
【0030】図3において、27及び28は、それぞれ
仕切板14の両端部を取り外し可能に取り付けるための
第1及び第2の仕切板取付部である。次いで、図5を参
照して、電気集塵器8は、一端部8a側の端面に、受電
側接触子8bを有しており、他端面8c側の端面に、紙
面に垂直な方向(X方向に相当)に延びる溝部8dを有
している。この溝部8dは、取付板22に取り付けられ
た板ばねからなるフック23を係合させる。また、電気
集塵器8の一端部8aの下部には、L字形形状のフック
8eが取り付けられている。
【0031】第1ステー15は断面コ字形状をしてお
り、図5(b)に示すように、電気集塵器8のフック8
eを引っ掛けて、脱落を防止する。また、図5(b)及
び(c)に示すように、第1ステー15は、電気集塵器
8の一端部8aの下縁に係合し、且つフック8eの先端
を係合させた状態で、電気集塵器8のスライド移動を案
内する。即ち、第1ステー15のコ字形の内部が軌道1
5aを構成しており、第1ステー15が電気集塵器8を
スライドさせるための軌道部材を構成している。そし
て、この軌道部材としての第1ステー15によってスム
ーズに電気集塵器8をスライドさせることができ、電気
集塵器8のセット位置を設定する際の作業性がより向上
する。
【0032】電気集塵器8をセットする際には、まず、
図5(a)に示すように、斜めにした電気集塵器8の一
端部8a側のフック8eを第1ステー15に引っ掛け
る。次いで、図5(b)に示すように、電気集塵器8の
他端部8cを持ち上げて、この他端部8cの溝部8d
に、フック23を係合させる。この状態で、電気集塵器
8が仮保持されるが、さらに、図5(c)に示すよう
に、第2ステー16を回転させて、電気集塵器8の他端
部8cの下縁を支持する状態にする。
【0033】図5(c)に示す状態で、電気集塵器8は
紙面に垂直な方向にスライド自在となる。このように電
気集塵器8をスライド自在に支持しているのは、電気集
塵器8の一端部8a側の下縁を係合した第1ステー15
と、他端部8cの溝部8dを係合したフック16であ
り、これら第1ステー15及びフック16が、スライド
支持手段を構成している。なお、このスライド支持手段
に第2ステー16が含まれるとしても差し支えない。
【0034】次いで、図6を参照して、電気集塵器8の
着脱動作について説明する。まず、図6(a)に示すよ
うに、遮蔽板3を開放することにより、電気集塵器取り
出し用の開口25を形成する。次いで、図6(b)に示
すようにエアフィルタ10を取り外す。次いで、図6
(c)に示すように仕切板14を取り外し(仕切板14
の着脱については後に詳述する。)、遮蔽板3に沿わせ
て電気集塵器8の着脱の邪魔にならないようにして、吊
下げ部材としてのチェーン26により吊り下げておく。
この状態で、開口25の真上に位置する電気集塵器8
を、上記開口25を通して真下へ取り外す。
【0035】電気集塵器8を装着する際には、上記と全
く逆の動作手順で行うが、このとき、取り外された仕切
板14がチェーン26によって吊り下げられていて傍に
あるので、仕切板14を捜したりする手間が不要となる
結果、電気集塵器8の着脱時の作業性が非常に良い。次
いで、図7(c)を参照して、仕切板14を取り付ける
構造について説明する。仕切板14の第1端部14aの
下縁には係止片14cが形成されている。仕切板14の
両端部は、それぞれ第1及び第2の仕切板取付部27,
28に取り付けられるになっている。第1の仕切板取付
部27は、側板27a、上部板27b及び下部板27c
によって、仕切板14の第1端部14aを収容するため
の凹部27dを区画している。また、凹部27d内に
は、収容された仕切板14の第1端部14aを下部板2
7cに押しつけるための第1板ばね29が設けられてい
る。また、下部板27cには、仕切板14の係止片14
cを導入するための透孔27eを形成している。
【0036】一方、仕切板14の第2端部14fを取り
付けるための第2の仕切板取付部28は、側板28aに
一体に形成された下部板28bと、上部板28cとの間
に凹部28dを区画しており、凹部28d内には、当該
凹部28d内に収容された仕切板14の第2端部14f
を、第1端部14a側へ押すための第2板ばね30が収
容されている。この板ばね30はU字状に湾曲されたも
のからなり、その自由端30aは、下部板28bに形成
された透孔28eに貫通されている。この透孔28eに
よって第2板ばね30の屈曲変形が許容されている。
【0037】次いで、図7(a)〜(c)を参照して、
仕切板14の取り付け動作について説明する。まず、図
7(a)に示すように、手に持った仕切板14の第2端
部14bが上側となるように傾けた状態で、第2端部1
4bを、第2仕切板取付部28の凹部28d内へ導入す
る。次いで、図7(b)に示すように、第2端部14f
を凹部28d内にさらに深く導入して第2板ばね30を
屈曲変形させた状態で、第1端部14aを下部板27c
との干渉を回避しつつ持ち上げ、第1仕切板取付部27
の凹部27d内へ、第1板ばね29を変形させつつ導入
する。
【0038】そして、仕切板14を持った手を離すと、
第2板ばね30によって仕切板14が第1端部14a側
に押され且つこの第1端部14aは第1板ばね29によ
って下方へ押される。これにより、第1端部14aの係
止片14cが透孔27cに挿入され、仕切板14のセッ
トが完了する。上記のように、凹部27d,28dと板
ばね29,30を用いた簡単な構造にて、仕切板14を
簡便に着脱できると共に装着された仕切板14の保持が
確実である。なお、係止片14c、透孔27e及び第1
板ばね29の構成を省略することもできる。この場合、
第1仕切板取付部27の上部板27bと下部板27cと
の間隔は、図7の例よりも狭く設定される。
【0039】本実施形態によれば、予め設定される遮蔽
板3の開閉方向に応じて、この開閉方向時の開口15を
通して、電気集塵器8のメンテナンスが行いやすいセッ
ト位置に、上記電気集塵器8を予め設定するようにし
た。したがって、電気集塵器8の着脱作業性を確保しつ
つ且つ集塵能力に優れた十分な大きさの電気集塵器8を
採用できる。
【0040】電気集塵器8のセット位置の設定により生
ずる空き空間を閉じるためのシール部材が、電気集塵器
8の取付ガイドBを構成する第2ガイド13によって兼
用されるので、部品点数の削減を通じて製造コストを安
価にできる。また、第2ガイド13の付け替えによって
シール部材の位置も自動的に変更されることになるの
で、電気集塵器8のセット位置を設定する際の作業性が
良い。
【0041】しかも、電気集塵器8のセット位置の設定
のために第2ガイド13を付け替えて取付ガイドBを設
定すると、自動的に脱臭フィルタ9の取付部も設定され
る。また、取付ガイドBと脱臭フィルタ9の取付部との
兼用により、部品点数の削減を通じて製造コストの低減
を図れる。さらに、電気集塵器8が何れのセット位置に
セットされても、電装品ボックス17の位置変更によ
り、給電側接触子21を上記セット位置に応じた位置に
容易に移動できる。
【0042】図9は本発明の他の実施形態を示してい
る。同図を参照して、本実施形態の特徴とするところ
は、電気集塵器8のスライド方向の両端をそれぞれ支持
し且つスライド方向にスライド自在にレール部材41に
よって支持された一対の取付ガイド40と、これら取付
ガイド40の移動に伴ってスライド方向に伸縮するシー
ル部材42を設けたことである。シール部材42は、蛇
腹状のゴムや樹脂等の弾性部材からなる。上記の取付ガ
イド40とレール部材41とでスライド支持手段を構成
している。
【0043】本実施形態では、電気集塵器8のセット位
置を設定するべく、電気集塵器8をスライドさせると、
これに伴って、電気集塵器8の反スライド方向側の空き
空間が伸縮自在なシール部材42によって自動的に閉じ
られる。したがって、電気集塵器8のセット位置を設定
する際に、シール部材やガイド部材を付け替える必要が
なく、上記セット位置設定に際しての作業性に優れてい
る。
【0044】次いで、図10は本発明のさらに他の実施
形態を示している。同図を参照して、本実施形態の特徴
とするところは、電気集塵器8がスライド方向と直交す
る方向に沿って一対並べて配置され、図5(a)〜
(c)の第1ステー15及びフック8eの構成を、両電
気集塵器8の互いに遠い側の端部に設定したことであ
る。即ち、両電気集塵器8のスライド方向に遠い側の端
部が、それぞれ回転自在に且つ取り外し可能に保持され
ることになる。
【0045】本実施形態によれば、図8(a)に示すよ
うに、まず遮蔽板3を開放して開口25を形成する。次
いで、図8(b)に示すように、エアフィルタ10を取
り外した後、仕切板14を吊り下げ状態にする。次い
で、両電気集塵器8を、いわゆる観音開き状に回動開放
させて、フック8eによって吊り下げる。通常、これら
の電気集塵器8を着脱しようとする作業者は、両電気集
塵器8の間に位置することになるが、上記のように観音
開き状に開放させるので、作業し易い。
【0046】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲で種々の設計変更を施す
ことができる。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、遮蔽板の
開閉方向によって電気集塵器取出用の開口の位置が異な
るタイプのものにおいて、上記開口を通して電気集塵器
のメンテナンスが行いやすいセット位置に、上記電気集
塵器を設定するようにした。したがって、電気集塵器の
着脱作業性を確保しつつ且つ集塵能力に優れた十分な大
きさの電気集塵器を採用できる。
【0048】請求項2に係る発明では、電気集塵器の反
セット位置側に生ずる空き空間がシール部材によって閉
じられるので、電気集塵器を通過すべき通気流が電気集
塵器をバイパスしてしまうようなことがない。請求項3
に係る発明では、電気集塵器のセット位置の設定により
空き空間側となるシール部材取付部にシール部材を取り
付ける。
【0049】請求項4に係る発明では、シール部材の付
け替えによって自動的に電気集塵器のガイド位置も変更
できる。シール部材と取付ガイドの兼用により、部品点
数の削減を通じて製造コストを安価にできる。請求項5
に係る発明では、電気集塵器のセット位置の設定のため
に取付ガイドを設定すると、自動的に脱臭フィルタの取
付部も設定される。また、取付ガイドと脱臭フィルタの
取付部との兼用により、部品点数の削減を通じて製造コ
ストの低減を図れる。
【0050】請求項6に係る発明では、電気集塵器を何
れの側にスライドさせても、これに伴って生ずる空き空
間が弾性部材からなるシール部材によって自動的に閉じ
られる。電気集塵器のセット位置を設定する際の作業性
が良い。請求項7に係る発明では、電気集塵器が何れの
側にセットされても、このセット位置に応じた位置に給
電側接触子を容易に移動できる。
【0051】請求項8に係る発明では、併設されたエア
フィルタの隣接する端縁を、一つの仕切板によって保持
するので、構造を簡素化できる。請求項9に係る発明で
は、取り外した仕切板を、電気集塵器の着脱の邪魔にな
らないように吊下げ部材によって吊り下げておくので、
再び仕切板を取り付ける際に仕切板を捜したりする手間
が不要となる結果、電気集塵器の着脱時の作業性が良
い。
【0052】請求項10に係る発明では、仕切板を容易
に着脱でき、且つ装着された仕切板の保持が確実であ
る。請求項11に係る発明では、軌道部材によってスム
ーズに電気集塵器をスライドさせることができ、電気集
塵器のセット位置を設定する際の作業性がより向上す
る。
【0053】請求項12に係る発明では、セットされた
両電気集塵器が、それぞれ保持手段を中心に回動され、
いわゆる観音開き状に開放されて取り外される。通常、
両電気集塵器を着脱しようとする作業者は、両電気集塵
器の間に位置することになるが、上記のように観音開き
状に開放させるので、作業し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての電気集塵器着脱式
空気調和装置の内部断面を示す概略図である。
【図2】そのパネル及び遮蔽板を下方から見た斜視図で
ある。
【図3】エアフィルタ及び仕切板を取り外した状態で空
気調和装置を下方から見た図であり、(a)及び(b)
は電気集塵器の異なるセット位置にそれぞれ対応した図
である。
【図4】電気集塵器及び脱臭フィルタを取り付けるため
のガイドとなる構造を斜め下方から見た一部破断斜視図
である。
【図5】(a)〜(c)は電気集塵器が取り付けられる
過程を順次に示す側面図である。
【図6】空気調和装置の内部断面を示す概略構成図であ
り、(a)〜(c)は電気集塵器を取り外す際の動作を
順次に示している。
【図7】仕切板の取付構造を示す部分断面側面図であ
り、(a)〜(c)は仕切板の取付動作を順次に示して
いる。
【図8】空気調和装置の内部断面を示す概略構成図であ
り、図1に対して電気集塵器のセット位置がが変更され
た場合を示している。
【図9】本発明の他の実施形態に係る空気調和装置にお
いて、電気集塵器の支持構造を示す概略図である。
【図10】本発明のさらに他の実施形態に係る空気調和
装置において、電気集塵器の取り外し動作を順次に示す
概略斜視図である。
【図11】従来技術と比較して本発明の前提となる構造
を説明するための空気調和装置の内部断面を示す概略図
であり、(a)は遮蔽板を閉じた状態を示し、(b)は
遮蔽板を開放した状態を示している。
【図12】従来の空気調和装置の内部断面を示す概略図
であり、(a)及び(b)はグリルが閉じられた状態と
グリルが開放された状態をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1 ケーシング(空気調和装置本体) 3 遮蔽板 4 吸込口 5 吹出口 8 電気集塵器 9 脱臭フィルタ 10 エアフィルタ 12 第1ガイド 13 第2ガイド(シール部材) 12c,13c 溝形部(脱臭フィルタの取付部) B 取付ガイド 14 仕切板 15 第1ステー(軌道部材) 15a 軌道 17 電装品ボックス(接触子取付部) 21 給電側接触子 24 支軸 25 開口 26 チェーン(吊り下げ部材) 27 第1の仕切板取付部 27d 凹部(他方の凹部) 28 第2の仕切板取付部 28d 凹部(一方の凹部) 30 第2板ばね(弾性部材)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気集塵器(8) を収容した空気調和装置本
    体(1) の下面に吸込口(4) 及び吹出口(5) を設け、上記
    吸込口(4) から吸い込んだ空気を空気調和して吹出口
    (5) から吹き出す電気集塵器着脱式空気調和装置におい
    て、 上記空気調和装置本体(1) の下面の中央部を覆い、且つ
    両側に上記吸込口(4)が形成された遮蔽板(3) と、 この遮蔽板(3) の両側縁にそれぞれ設けられ、択一的に
    選択されてその回りに上記遮蔽板を開閉させる一対の支
    軸(24)と、 上記遮蔽板(3) の開放により形成される電気集塵器(8)
    取出用の開口(25)に応じて、上記電気集塵器(8) のセッ
    ト位置を設定できるように、上記電気集塵器(8) を水平
    方向にスライド自在に支持するスライド支持手段(15,1
    6) とを備えことを特徴とする電気集塵器着脱式空気調
    和装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の電気集塵器着脱式空気調和
    装置において、 上記電気集塵器(8) の反セット位置側に生ずる空き空間
    を閉じるシール部材(13)をさらに備えたことを特徴とす
    る。
  3. 【請求項3】請求項2記載の電気集塵器着脱式空気調和
    装置において、 上記電気集塵器(8) を挟んだ両側に配置され、それぞれ
    上記シール部材(13)を取り外し可能に取り付ける一対の
    シール部材取付部(12)をさらに備えたことを特徴とす
    る。
  4. 【請求項4】請求項3記載の電気集塵器着脱式空気調和
    装置において、 一方のシール部材取付部(12)に取り付けられたシール部
    材(13)と他方のシール部材取付部(12)とで、電気集塵器
    (8) の取付ガイド(B) を構成していることを特徴とす
    る。
  5. 【請求項5】請求項4記載の電気集塵器着脱式空気調和
    装置において、 上記取付ガイド(B) は、脱臭フィルタ(9) の取付部(12
    c,13c) を兼用していることを特徴とする。
  6. 【請求項6】請求項2記載の電気集塵器着脱式空気調和
    装置において、 上記シール部材は、電気集塵器(8) のスライド移動に伴
    ってスライド方向に伸縮する弾性部材(42)からなること
    を特徴とする。
  7. 【請求項7】請求項1ないし6の何れか一つに記載の電
    気集塵器着脱式空気調和装置において、 上記電気集塵器(8) への給電側接触子(21)を取り付けた
    接触子取付部(17)をさらに備え、 この接触子取付部(17)は、電気集塵器(8) のセット位置
    に応じた位置にスライド可能に空気調和装置本体(1) に
    取り付けられていることを特徴とする。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7の何れか一つに記載の電
    気集塵器着脱式空気調和装置において、 上記電気集塵器(8) と吸込口(4) との間に複数併設され
    たエアフィルタ(10)をさらに備え、 これらエアフィルタ(10)の隣接する端縁間を仕切りこれ
    ら端縁を取り外し可能に保持する長尺の仕切板(14)と、
    空気調和装置本体(1) に設けられ上記仕切板(14)の長手
    方向の両端部(14a,14f) をそれぞれ取り外し可能に取り
    付ける一対の仕切板取付部(27,28) とをさらに備えたこ
    とを特徴とする。
  9. 【請求項9】請求項8記載の電気集塵器着脱式空気調和
    装置において、 上記仕切板取付部(27,28) から取り外された状態の仕切
    板(14)を、着脱される電気集塵器(8) との干渉を回避す
    る状態で空気調和装置本体の下方に吊り下げる吊下げ部
    材(26)をさらに備えたことを特徴とする。
  10. 【請求項10】請求項8又は9記載の電気集塵器着脱式
    空気調和装置において、 上記一対の仕切板取付部(27,28) は、仕切板(14)の対応
    する端部(14a,14f) をそれぞれ収容保持可能な凹部(27
    d,28d) を含み、一方の凹部(27d) には、仕切板(14)を
    他方の凹部(28d) 側へ押す弾性部材(30)が設けられてい
    ることを特徴とする。
  11. 【請求項11】請求項1ないし10の何れか一つに記載
    の電気集塵器着脱式空気調和装置において、 上記スライド支持手段は、電気集塵器(8) を摺動させる
    軌道(15a) を有する軌道部材(15)を含むことを特徴とす
    る。
  12. 【請求項12】請求項1ないし11の何れか一つに記載
    の電気集塵器着脱式空気調和装置において、 上記電気集塵器(8) はスライド方向と直交する方向に沿
    って一対が並べて配置されており、 両電気集塵器(8) のスライド方向に遠い側の端部を、そ
    れぞれ取り外し可能で且つ回転自在に保持する手段(15,
    8e) をさらに備えたことを特徴とする。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100323606A1 (en) * 2007-02-09 2010-12-23 Morimichi Okada Indoor unit of air conditioiner
WO2020090624A1 (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 ダイキン工業株式会社 冷媒流路切換ユニット及びそれを備えた空気調和装置

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