JPH09121A - 魚釣用両軸受型リ−ル - Google Patents

魚釣用両軸受型リ−ル

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Publication number
JPH09121A
JPH09121A JP17943795A JP17943795A JPH09121A JP H09121 A JPH09121 A JP H09121A JP 17943795 A JP17943795 A JP 17943795A JP 17943795 A JP17943795 A JP 17943795A JP H09121 A JPH09121 A JP H09121A
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JP
Japan
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side plate
fishing
reel
frame
bearing type
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Application number
JP17943795A
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English (en)
Inventor
Kazuya Nanbu
一弥 南部
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiwa Seiko Co Ltd filed Critical Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication of JPH09121A publication Critical patent/JPH09121A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡単な構成で止着用ビスを用いずにリ
−ル本体の枠体の外側に側板が装着出来ること。 【構成】 リ−ル本体Aは枠体1と枠体1の左右両側枠
1a、1bに取り付けられた左側側板2と右側側板3で構成
されている。枠体1の複数箇所に筒杆18の両端が夫々側
枠1a、1bに固定されている。筒杆18の両端が夫々固定さ
れた側枠1a、1bの外側の左側側板2と右側側板3の内側
に夫々バネ掛け部2a、3aが一体的に形成されている。筒
杆18の中にはコイルスプリングからなる弾性部材19が挿
入されて弾性部材19の両端が夫々バネ掛け部2a、3aに係
止されて弾性部材19の引張力を利用した圧着手段で左側
側板2と右側側板3は夫々側枠1a、1bに圧着固定されて
いる。筒杆18は枠体1と一体に形成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リ−ル本体の側板の
装着構造の改良を図った魚釣用両軸受型リ−ルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来魚釣用両軸受型リ−ルのハンドル側
側板は、例えば実開平4−91678 号公報に示されている
ように複数の止着用ビスでビス止めされている。このよ
うな従来の構成のままだと、 サイドプレ−ト(側板)外側表面にビス穴用凹部が設
けてある為、凹部内にゴミや釣エサ等が詰まり易く、リ
−ルが汚れ易い。 同様の理由から、止着用ビスの頭に砂等が詰まった
時、ビスが外し難くなり、分解整備性が悪くなる。 ビス頭受けの凹部がないと、ビス頭は表面から露出す
ると共に突出するので、リ−ルを握持した際の感触が悪
くなる。 等の欠点が挙げられる。前記欠点を解決すべく、実開平
5−60271 号公報に示されているように、ハンドル側と
は反対側の側板(蓋部材)の開放操作によって開放部が
形成されるリ−ルにおいて、開放部又は、スプ−ルが抜
き出された後の開放部からの操作によって枠体とハンド
ル側側板とを連結する連結手段を備えて成る魚釣用両軸
受型リ−ルは公知である。しかし、実開平5−60271 号
公報に示された構成だと、確かにゴミ、釣餌等が付着す
る凹部がないので汚れたりすることもなく、又、表面に
凹部がないので、外観がスッキリとしたデザインであ
り、握持した際の違和感も解消されるが、その構造上メ
ンテナンス等の分解時にハンドル側とは反対側の側板
(蓋部材)を外さないと分解出来ないので作業が面倒で
作業性が悪い欠点が挙げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、 1)ハンドル側側板の凹部内にゴミや釣エサ等が付着
し、汚れること。 2)同様の理由による止着用ビス頭の目詰まりからくる
メンテナンス性の悪化。 3)凹部を設けずにビス頭を突出させる際の握持時の不
快感。 4)上記3つの欠点を解消した構成の時、止着用ビスは
ハンドル側とは反対側の側板を外さないと分解出来ない
ので作業が面倒で作業性が悪くメンテナンス性が悪化す
る。 等があることである。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、極めて簡
単な構成で止着用ビスを用いずにリ−ル本体の枠体の外
側に側板が装着出来る魚釣用両軸受型リ−ルを提供する
ことである。
【0005】
【問題を解決するための手段】この発明は、かかる目的
を達成するために、請求項1に係わる発明は、リ−ル本
体の枠体の外側に設けられた側板間にスプ−ルを回転可
能に支持し、前記リ−ル本体に回転可能に取り付けられ
たハンドルの回転に連動して釣糸をスプ−ルに巻回する
魚釣用両軸受型リ−ルにおいて、前記枠体の外側面に側
板を圧着固定する圧着手段を側板内に設けたことを要旨
とするものである。請求項2に係わる発明は、前記圧着
手段を弾性部材の引張力で構成したことを要旨とするも
のである。請求項3に係わる発明は、前記圧着手段を磁
石の吸引力で構成したことを要旨とするものである。請
求項4に係わる発明は、前記圧着手段を外圧に対して前
記枠体と前記側板で形成した中空内の内圧を減圧して構
成したことを要旨とするものである。
【0006】
【作用】請求項1に係る魚釣用両軸受型リ−ルによれ
ば、筒杆18の両端が夫々固定された側枠1a、1bの外側の
左側側板2と右側側板3の内側に夫々バネ掛け部2a、3a
が一体的に形成され、筒杆18の中にはコイルスプリング
からなる弾性部材19が挿入されて弾性部材19の両端が夫
々バネ掛け部2a、3aに係止されて弾性部材19の引張力を
利用した圧着手段で左側側板2と右側側板3は夫々側枠
1a、1bに圧着固定されている。請求項2に係る魚釣用両
軸受型リ−ルによれば、筒杆18の中にはコイルスプリン
グからなる弾性部材19が挿入されて弾性部材19の一端は
バネ掛け保持部材5のバネ掛け部5aに、他端はバネ掛け
部3aに係止され、バネ掛け保持部材5の保持部5cに取り
付けられた操作部材6のツマミ部6cを左側側板2の外側
に引き出して角度90゜回動することで、弾性部材19の
引張力を利用した圧着手段で左側側板2と右側側板3は
夫々側枠1a、1bに圧着されている。請求項3に係る魚釣
用両軸受型リ−ルによれば、側枠1aに左側側板2を重ね
て図11、図12の(開)状態のように、磁石25のS極と磁
石27のS極が対向し、磁石26のN極と磁石28のN極が対
向した時、磁石の反発力で側枠1aから左側側板2を分離
することができる。又、操作部材7のツマミ部7bが図1
0、図12の(閉)状態にスライドされて、磁石25のS極
と磁石28のN極が対向し、磁石26のN極と磁石29のS極
が対向した時、磁石の吸引力で側枠1aに左側側板2が圧
着固定される。請求項4に係る魚釣用両軸受型リ−ルに
よれば、側枠1aに左側側板2が圧着固定される時は、左
側側板2がOリング31を挾んで側枠1aに重ねられ、注射
器状の吸気装置9の針9aが気密栓8の気密孔8aに挿入さ
れて側枠1aと左側側板2で形成された中空内の空気が吸
気排除され、外圧に対して内圧が真空状態に減圧される
圧着手段で側枠1aに左側側板2が圧着固定される。
【0007】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図4は第1実施例で、図1は魚釣用両軸
受型リ−ルの要部断面平面図、図2は図1の要部拡大断
面平面図、図3は魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面背面
図、図4は魚釣用両軸受型リ−ルの内側の要部断面側面
図である。
【0008】リ−ル本体Aは枠体1と枠体1の左右両側
枠1a、1bに取り付けられた左側側板2と右側側板3で構
成されている。枠体1は左右両側枠1a、1bとリ−ル脚10
の固定板1cと指載せ板1dが一体的に、かつ左右両側枠1
a、1bが平行に保持されている。両側枠1a、1b間にはス
プ−ル11が回転可能に支持され、スプ−ル11が固定され
たスプ−ル軸12は側枠1a側に取り付けられたスプ−ルカ
バ−4に支持された一方の軸受13と側枠1b側に取り付け
られた図示しない他方の軸受で回転可能に軸承されてい
る。スプ−ル11の釣糸巻回胴部外周に釣糸14が巻回され
る。スプ−ル軸12の外周には図1、図2のようにピニオ
ン15が軸方向に移動自在に嵌合されると共に、図示しな
いクラッチ機構でスプ−ル軸12とピニオン15は係脱自在
に構成されている。ピニオン15には駆動歯車16が噛合さ
れて駆動歯車16はハンドル軸17に嵌合されると共に図示
しないドラグ機構を介して摩擦係合されている。
【0009】枠体1の複数箇所に筒杆18の両端が夫々側
枠1a、1bに固定されている。図ではスプ−ル11の上方と
スプ−ル11の下方の固定板1cの上とスプ−ル11の後方の
指載せ板1dの下側に設けられている。筒杆18の両端が夫
々固定された側枠1a、1bの外側の左側側板2と右側側板
3の内側に夫々バネ掛け部2a、3aが一体的に形成されて
いる。筒杆18の中にはコイルスプリングからなる弾性部
材19が挿入されて弾性部材19の両端が夫々バネ掛け部2
a、3aに係止されて弾性部材19の引張力を利用した圧着
手段で左側側板2と右側側板3は夫々側枠1a、1bに圧着
固定されている。筒杆18は枠体1と一体に形成してもよ
い。一方の左側側板2のみ圧着手段で側枠1aに圧着固定
してもよい。
【0010】側枠1aの周囲には切欠き1eが形成されて左
側側板2の周縁が係合されている。左側側板2は他の係
合手段で側枠1aに位置決めしてもよい。右側側板3の周
囲には切欠き3bが形成されて支持板20が嵌合固定されて
いる。右側側板3と支持板20でハンドル軸17が回転可能
に支持されている。側枠1bと支持板20は、側枠1bから突
出された筒杆18に支持板20が着脱自在に係合され、他の
係合手段で位置決めしてもよい。右側側板3から外部に
突出されたハンドル軸17にハンドル21が取り付けられて
いる。
【0011】スプ−ルカバ−4のカバ−部4aの外側外周
は側枠1aの透孔1fに装脱自在に嵌合されてビス22でスプ
−ルカバ−4は側枠1aの外側に取り付けられている。ス
プ−ルカバ−4の内側中心には筒部4bが形成されて筒部
4b内にスラスト軸受23と前記軸受13が取り付けられてい
る。
【0012】スプ−ル11が異なる釣糸が巻回されたスプ
−ルに交換される時には、左側側板2が弾性部材19に抗
して側枠1aから引き離されてバネ掛け部2aから弾性部材
19が外される。その後ビス22が外されてスプ−ルカバ−
4が側枠1aから取り外されてスプ−ル11が交換される。
左側側板2と右側側板3は夫々側枠1a、1bに弾性部材19
の引張力で圧着されて左側側板2と右側側板3の外側面
には止着用ビスを用いないので突出する部材がない。
【0013】前記のように魚釣用両軸受型リ−ルが構成
されると、構成が簡単で左側側板2と右側側板3は夫々
側枠1a、1bに弾性部材19の引張力で圧着されて左側側板
2と右側側板3の外側面には止着用ビスを用いないので
突出する部材がなく、外観のデザインが優れ、リ−ルを
手の平の中に入れて握持保持する際に当たる部材がない
ので不快感を与えることがない。更に左側側板2や右側
側板3の外側面に突出する部材や凹部がないので、ゴミ
や釣エサ等が付着し、汚れることがなく、止着用ビス頭
の目詰まり等が起こらず、メンテナンス性が向上する。
又、スプ−ル交換時には、弾性部材19の引張力に抗して
側枠1aから左側側板2を引き離すことで分解出来るので
交換作業が容易で作業性が向上しメンテナンス性が改善
される。
【0014】図5から図8は第2実施例で、図5は魚釣
用両軸受型リ−ルの要部断面背面図と一部拡大断面背面
図、図6は魚釣用両軸受型リ−ルの側面図と一部拡大側
面図、図7は魚釣用両軸受型リ−ルの左側側板を分離し
た要部断面背面図と一部拡大断面背面図、図8は魚釣用
両軸受型リ−ルの左側側板を一部破截した側面図と
(a)、(b)は要部拡大側面図である。
【0015】第2実施例では、枠体1の複数箇所に筒杆
18の両端が夫々側枠1a、1bに固定されている。筒杆18の
両端が夫々固定された側枠1a、1bの外側の左側側板2に
は内側に突出部2bと凹部2cと透孔2dが形成され、右側側
板3の内側にバネ掛け部3aが一体的に形成されている。
筒杆18の中にはコイルスプリングからなる弾性部材19が
挿入されて弾性部材19の一端はバネ掛け保持部材5のバ
ネ掛け部5aに、他端はバネ掛け部3aに係止されて弾性部
材19の引張力を利用した圧着手段で左側側板2と右側側
板3は夫々側枠1a、1bに圧着されている。バネ掛け保持
部材5はバネ掛け部5aと鍔部5bと保持部5cとで形成され
ている。保持部5cの先端の透孔には操作部材6の一端の
一対の鈎部6aが挿入されている。操作部材6は板状に形
成されて一端の一対の鈎部6aと鈎部6aの外側の度当り部
6bと他端のツマミ部6cとで形成されている。
【0016】左側側板2の透孔2dは、バネ掛け保持部材
5の保持部5cが挿通可能な丸孔aと操作部材6が挿通可
能な細長い孔bで形成されている。操作部材6のツマミ
部6cが図5、図6のように凹部2c内で倒された時ツマミ
部6cの先端位置の凹部2cに凹穴2eが形成されている。バ
ネ掛け保持部材5のバネ掛け部5aに弾性部材19の一端が
係止されると、図7のようにバネ掛け保持部材5の鍔部
5bが筒杆18の端面に当接される。左側側板2の凹部2cに
はカバ−24が嵌合される。他の構成は前記第1実施例と
略同一である。
【0017】側枠1aから左側側板2が図7の分離状態か
ら図5の係合状態に係合される時は、操作部材6のツマ
ミ部6cがバネ掛け保持部材5の保持部5cに対して一直線
状態にされると共に、図8のようにツマミ部6cと左側側
板2の透孔2dの細長い孔bが合致され、側枠1aに左側側
板2が重ねられる。側枠1aに左側側板2が重ねられる
と、細長い孔bにツマミ部6cが挿入されてツマミ部6cの
先端が左側側板2の外側に突出される。次に左側側板2
の外側に突出されたツマミ部6cの先端を掴んで弾性部材
19の引張力に抗して引き出すと共に、角度90゜ツマミ
部6cが回動される。ツマミ部6cが回動されると、図5、
図6のように操作部材6の度当り部6bは凹部2cの底面に
載せられ、ツマミ部6cは凹部2cの底面に沿って倒され
る。側枠1aに左側側板2が取り付けられると、弾性部材
19の引張力で左側側板2と右側側板3は夫々側枠1a、1b
に圧着固定される。
【0018】前記第2実施例のように魚釣用両軸受型リ
−ルが構成されると、構成が簡単で左側側板2と右側側
板3は夫々側枠1a、1bに弾性部材19の引張力で圧着され
て左側側板2と右側側板3の外側面には止着用ビスがな
いので突出する部材がなく、リ−ルを手の平の中に入れ
て握持保持する際に当たる部材がないので不快感を与え
ることがない。更に左側側板2や右側側板3の外側面に
突出する部材がなく、凹部2cにはカバ−24が嵌合されて
いるので、ゴミや釣エサ等が付着し、汚れることがな
く、止着用ビス頭の目詰まり等が起こらず、メンテナン
ス性が向上する。又、スプ−ル交換時には、弾性部材19
の引張力に抗して側枠1aから左側側板2を引き離すこと
で分解出来るので交換作業が容易で作業性が向上しメン
テナンス性が改善される。
【0019】図9から図12は第3実施例で、図9は魚釣
用両軸受型リ−ルの要部断面背面図と一部拡大断面背面
図、図10は魚釣用両軸受型リ−ルの断面側面図と一部拡
大断面側面図、図11は魚釣用両軸受型リ−ルの左側側板
の要部拡大断面側面図、図12は操作部材の拡大動作説明
側面図である。
【0020】第3実施例では、枠体1の複数箇所の側枠
1a外側に磁石25、26組が固定されている。磁石25、26組
位置に対向する左側側板2に凹部2fと細長い透孔2gが形
成されてスライド式操作部材7が挿入され、操作部材7
の保持部7aに磁石27、28、29が固定されて側枠1a側の磁
石25、26組と操作部材7の磁石27、28、29の吸引力を利
用した圧着手段で左側側板2と右側側板3は夫々側枠1
a、1bに圧着固定されている。磁石25の外面は例えばS
極に、磁石26の外面はN極着磁され、磁石27、28、29の
磁石25、26の外面と対向する面の磁石27、29にはS極
が、磁石28にはN極が着磁されている。操作部材7は保
持部7aとツマミ部7bと連結部7cとで形成されている。枠
体1の複数箇所の側枠1b外側と右側側板3に同様の磁石
の吸引力を利用した圧着手段を設けてもよい。側枠1bと
支持板20は、側枠1bに恋すされたピン30に支持板20が着
脱自在に係合されて位置決めされている。他の構成は前
記第1実施例と略同一である。
【0021】側枠1aに左側側板2を重ねて図11、図12の
(開)状態のように、磁石25のS極と磁石27のS極が対
向し、磁石26のN極と磁石28のN極が対向した時、磁石
の反発力で側枠1aから左側側板2を分離することができ
る。又、操作部材7のツマミ部7bが図10、図12の(閉)
状態にスライドされて、磁石25のS極と磁石28のN極が
対向し、磁石26のN極と磁石29のS極が対向した時、磁
石の吸引力で側枠1aに左側側板2が圧着固定される。
【0022】前記第3実施例のように魚釣用両軸受型リ
−ルが構成されると、左側側板2は側枠1aに磁石25、2
6、28、29の吸引力で側枠1aに左側側板2が圧着固定さ
れ、左側側板2と右側側板3の外側面には突出する部材
がなく、操作部材7のツマミ部7bは左側側板2と右側側
板3の外縁に設けられるので、リ−ルを手の平の中に入
れて握持保持する際に当たることがないので不快感を与
えることがない。更に左側側板2や右側側板3の外側面
に突出する部材がなく、ゴミや釣エサ等が付着し、汚れ
ることがなく、メンテナンス性が向上する。又、スプ−
ル交換時には、操作部材7のツマミ部7bの操作で磁石の
吸引力から反発力に切り換えることで側枠1aから左側側
板2を引き離すことで分解出来るので交換作業が容易で
作業性が向上しメンテナンス性が改善される。
【0023】図13は第4実施例で、図13は魚釣用両軸受
型リ−ルの要部断面背面図と要部拡大断面背面図であ
る。
【0024】第4実施例では、スプ−ルカバ−4が側枠
1aにOリング31を挾んでビス22でスプ−ルカバ−4は側
枠1aの外側に取り付けられている。更に左側側板2はO
リング32を挾んで側枠1aに重ねられる。左側側板2には
気密栓8が取り付けられている。気密栓8には気密孔8a
が形成されている。Oリング31、32にはオイル等を塗布
して密着性を向上するとよい。他の構成は前記第1実施
例と略同一である。
【0025】側枠1aに左側側板2が圧着固定される時
は、左側側板2がOリング32を挾んで側枠1aに重ねら
れ、注射器状の吸気装置9の針9aが気密栓8の気密孔8a
に挿入されて側枠1aと左側側板2で形成された中空内の
空気が吸気排除され、外圧に対して内圧が真空状態に減
圧される圧着手段で側枠1aに左側側板2が圧着固定され
る。
【0026】前記第4実施例のように魚釣用両軸受型リ
−ルが構成されると、左側側板2は側枠1aに外圧に対し
て内圧が減圧される圧着手段で側枠1aに左側側板2が圧
着固定され、左側側板2と右側側板3の外側面には一つ
の気密栓8のみ突出するので、リ−ルを手の平の中に入
れて握持保持する際に一つの気密栓8は手に当たらない
位置とすることが出来て不快感を与えることがない。更
に左側側板2や右側側板3の外側面に突出するのは一つ
の気密栓8のみであるから、ゴミや釣エサ等が付着し、
汚れることがなく、メンテナンス性が向上する。又、ス
プ−ル交換時には、気密性を解除することで側枠1aから
左側側板2を引き離すことで分解出来るので交換作業が
容易で作業性が向上しメンテナンス性が改善される。
【0027】前記説明では、側枠1の左右両側枠1a、1b
と固定板1cと指載せ杆1dが一体的に形成されたが、別体
に形成して両側枠1a、1bを平行に保持してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されたから、
請求項1に記載の発明によれば、構成が簡単で側板は側
枠に弾性部材の引張力や磁石の吸引力や外圧に対して内
圧が真空状態に減圧される圧着手段で圧着され、側板の
外側面には止着用ビスなどの突出する部材がなく、外観
のデザインが優れ、リ−ルを手の平の中に入れて握持保
持する際に当たる部材がないので不快感を与えることが
ない。更に側板の外側面に突出する部材や凹部がないの
で、ゴミや釣エサ等が付着し、汚れることがなく、止着
用ビス頭の目詰まり等が起こらず、メンテナンス性が向
上する。又、スプ−ル交換時には、圧着手段に抗してま
たは解除して側枠から側板を引き離すことで分解出来る
ので交換作業が容易で作業性が向上しメンテナンス性が
改善される。請求項2に記載の発明によれば、弾性部材
の引張力で圧着されて側板の外側面には止着用ビスを用
いないので突出する部材がなく、外観のデザインが優
れ、リ−ルを手の平の中に入れて握持保持する際に当た
る部材がないので不快感を与えることがない。請求項3
に記載の発明によれば、磁石の吸引力で側枠に側板が圧
着固定され、側板の外側面には突出する部材がなく、磁
石の操作部材は側板の外縁に設けられるので、リ−ルを
手の平の中に入れて握持保持する際に当たることがない
ので不快感を与えることがない。請求項4に記載の発明
によれば、外圧に対して内圧が減圧される圧着手段で側
枠に側板が圧着固定され、側板の外側面には一つの気密
栓のみ突出するので、リ−ルを手の平の中に入れて握持
保持する際に一つの気密栓は手に当たらない位置とする
ことが出来て不快感を与えることがない。等優れた効果
を奏する魚釣用両軸受型リ−ルを提供することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面平面図である。
【図2】同図1の要部拡大断面平面図である。
【図3】同魚釣用両軸受型リ−ルの要部断面背面図であ
る。
【図4】同魚釣用両軸受型リ−ルの内側の要部断面側面
図である。
【図5】第2実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面背面図と一部拡大断面背面図である。
【図6】同魚釣用両軸受型リ−ルの側面図と一部拡大側
面図である。
【図7】同魚釣用両軸受型リ−ルの左側側板を分離した
要部断面背面図と一部拡大断面背面図である。
【図8】同魚釣用両軸受型リ−ルの左側側板を一部破截
した側面図と(a)、(b)は要部拡大側面図である。
【図9】第3実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面背面図と一部拡大断面背面図である。
【図10】同魚釣用両軸受型リ−ルの断面側面図と一部拡
大断面側面図である。
【図11】同魚釣用両軸受型リ−ルの左側側板の要部拡大
断面側面図である。
【図12】同操作部材の拡大動作説明側面図である。
【図13】第4実施例で、魚釣用両軸受型リ−ルの要部断
面背面図と要部拡大断面背面図である。
【符号の説明】
A リ−ル本体 1 枠体 2、3 側板 11 スプ−ル 14 釣糸 19 弾性部材 21 ハンドル 25、26、27、28、29 磁石

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リ−ル本体の枠体の外側に設けられた側
    板間にスプ−ルを回転可能に支持し、前記リ−ル本体に
    回転可能に取り付けられたハンドルの回転に連動して釣
    糸をスプ−ルに巻回する魚釣用両軸受型リ−ルにおい
    て、前記枠体の外側面に側板を圧着固定する圧着手段を
    側板内に設けたことを特徴とする魚釣用両軸受型リ−
    ル。
  2. 【請求項2】 前記圧着手段を弾性部材の引張力で構成
    したことを特徴とする請求項1記載の魚釣用両軸受型リ
    −ル。
  3. 【請求項3】 前記圧着手段を磁石の吸引力で構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の魚釣用両軸受型リ−
    ル。
  4. 【請求項4】 前記圧着手段を外圧に対して前記枠体と
    前記側板で形成した中空内の内圧を減圧して構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の魚釣用両軸受型リ−ル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005323586A (ja) * 2004-04-13 2005-11-24 Shimano Inc 両軸受リールのリール本体
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