JPH09120377A - バス接続制御回路 - Google Patents

バス接続制御回路

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Publication number
JPH09120377A
JPH09120377A JP7277303A JP27730395A JPH09120377A JP H09120377 A JPH09120377 A JP H09120377A JP 7277303 A JP7277303 A JP 7277303A JP 27730395 A JP27730395 A JP 27730395A JP H09120377 A JPH09120377 A JP H09120377A
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JP
Japan
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bus
circuit
processing circuit
data
signal
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JP7277303A
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English (en)
Inventor
Masaki Shintani
正樹 新谷
Yoshifumi Hashimoto
芳文 橋本
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PFU Ltd
Original Assignee
PFU Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電子機器を構成する処理回路がメイ
ンバスとサブバスのいずれに接続されるのかが決まらな
いときにも、その設計製造に入れるようにするバス接続
制御回路の提供を目的とする。 【解決手段】各処理回路がいずれのバスに接続されてい
るのかを管理する管理手段と、管理手段の管理データ
と、メモリアクセス元の処理回路であるのか否かを示す
情報とを入力として、サブデータバスに接続される処理
回路がアクセス元となるときにその旨を出力する表示手
段と、管理手段の管理データと、MPUアクセス先の処
理回路であるのか否かを示す情報とを入力として、サブ
データバスに接続される処理回路がアクセス先となると
きにその旨を出力する表示手段と、リード/ライト信号
と2つの表示手段の表示信号とを使ってバス接続回路に
与えるデータ方向制御信号を生成する生成手段とを備え
るように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の備える
メインバスとサブバスとの間に設けられるバス接続回路
に対してデータ方向制御信号を発行するバス接続制御回
路に関し、特に、バスに接続される処理回路がメインバ
スとサブバスのいずれに接続されるのかが決まらないと
きにも、その設計製造に入れるようにするバス接続制御
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器では、MPUやメモリやLSI
で構成される処理回路をバスに接続する構成を採って、
MPUとメモリとの間や、MPUと処理回路との間や、
メモリと処理回路との間でデータのやり取りを行うこと
で規定の信号処理を実行している。
【0003】このような電子機器では、実装する処理回
路の台数が多くなってくると、MPUやメモリを接続す
るメインバス(メインデータバス/メインアドレスバ
ス)の他に、1つ又は複数のサブバス(サブデータバス
/サブアドレスバス)を用意して、それに処理回路を接
続する構成を採ることになる。
【0004】このような構成を採る場合には、図6に示
すように、メインバス1とサブバス2との間に、ドライ
バ/レシーバ機能を持つバス接続回路3を備えるととも
に、そのバス接続回路3に対してデータ方向制御信号を
発行するバス接続制御回路4を備えることになる。ここ
で、図中、5はメインバス1に接続されるMPU、6は
メインバス1に接続される主処理回路、7は主処理回路
6の持つメモリ、8aはメインバス1に接続される処理
回路(以下、内部処理回路8aと称する)、8bはサブ
バス2に接続される処理回路(以下、外部処理回路8b
と称する)であり、バス接続制御回路4は、例えば主処
理回路6に備えられることになる。
【0005】そして、このバス接続制御回路4は、外部
処理回路8bが、主処理回路6の持つメモリ7にDMA
転送でライトするときには、そのライト要求元の外部処
理回路8bが、サブアドレスバス/メインアドレスバス
を介して、主処理回路6に対してアドレスを送出すると
ともに、サブデータバス/メインデータバスを介して、
主処理回路6に対してデータを送出してくるので、バス
接続回路3に対して、「サブアドレスバス→メインアド
レスバス」及び「サブデータバス→メインデータバス」
のデータ方向を指示するデータ方向制御信号を発行す
る。
【0006】また、バス接続制御回路4は、外部処理回
路8bが、主処理回路6の持つメモリ7をDMA転送で
リードするときには、そのリード要求元の外部処理回路
8bが、サブアドレスバス/メインアドレスバスを介し
て、主処理回路6に対してアドレスを送出し、これに応
答して、主処理回路6が、メインデータバス/サブデー
タバスを介して、リード要求元の外部処理回路8bに対
してデータを送出してくるので、バス接続回路3に対し
て、「サブアドレスバス→メインアドレスバス」及び
「メインデータバス→サブデータバス」のデータ方向を
指示するデータ方向制御信号を発行する。
【0007】また、バス接続制御回路4は、MPU5
が、外部処理回路8bの持つレジスタにライトするとき
には、MPU5が、メインアドレスバス/サブアドレス
バスを介して、ライト先の外部処理回路8bに対してア
ドレスを送出するとともに、メインデータバス/サブデ
ータバスを介して、ライト先の外部処理回路8bに対し
てデータを送出してくるので、バス接続回路3に対し
て、「メインアドレスバス→サブアドレスバス」及び
「メインデータバス→サブデータバス」のデータ方向を
指示するデータ方向制御信号を発行する。
【0008】また、バス接続制御回路4は、MPU5
が、外部処理回路8bの持つレジスタをリードするとき
には、MPU5が、メインアドレスバス/サブアドレス
バスを介して、リード先の外部処理回路8bに対してア
ドレスを送出し、これに応答して、リード先の外部処理
回路8bが、サブデータバス/メインデータバスを介し
て、MPU5に対してデータを送出してくるので、バス
接続回路3に対して、「メインアドレスバス→サブアド
レスバス」及び「サブデータバス→メインデータバス」
のデータ方向を指示するデータ方向制御信号を発行す
る。
【0009】図7に、このようなメインデータバスとサ
ブデータバスとの間のデータ方向制御信号を生成するバ
ス接続制御回路4の従来構成、図8に、このようなメイ
ンアドレスバスとサブアドレスバスとの間のデータ方向
制御信号を生成するバス接続制御回路4の従来構成を図
示する。
【0010】ここで、このバス接続制御回路4では、図
9に示すように、内部処理回路8aとして処理回路Bが
備えられるとともに、外部処理回路8bとして処理回路
C,Dが備えられることを想定している。また、このバ
ス接続制御回路4では、バス接続回路3が、「メインバ
ス1→サブバス2」の方向にデータを流す初期状態を持
って、バス接続制御回路4からハイレベルを示すデータ
方向制御信号を受け取るときにのみ、その方向を、「サ
ブバス2→メインバス1」のデータ方向に切り換える動
作を行うことを想定している。
【0011】図中、10はマスタ管理ブロックであっ
て、外部処理回路8bに対応付けられる出力端子を持っ
て、MPU5の発行するバス使用権の許可信号を監視す
ることで、外部処理回路8bがバス使用権を持つマスタ
(メモリ7へのアクセス元となる権利を有する)となる
のか否かを検出して、マスタとなることを検出するとき
には、その外部処理回路8bに対応付けられる出力端子
にハイレベルを出力するものである。
【0012】11はアドレスデコーダブロックであっ
て、外部処理回路8bに対応付けられる出力端子を持っ
て、マスタとなるMPU5が発行するアドレスをデコー
ドすることで、外部処理回路8bがMPU5のアクセス
先となるのか否かを検出して、アクセス先となることを
検出するときには、その外部処理回路8bに対応付けら
れる出力端子にハイレベルを出力するものである。
【0013】従来のバス接続制御回路4は、この図7に
示すように、マスタ管理ブロック10の出力信号の論理
和値を算出して出力するOR回路12と、OR回路12
の出力信号と、マスタとなる内部処理回路8a/外部処
理回路8bが発行するライト信号(メモリ7へのライト
信号)との論理積値を算出して出力するAND回路13
と、アドレスデコードブロック11の出力信号の論理和
値を算出して出力するOR回路14と、OR回路14の
出力信号と、MPU5の発行するレジスタリード信号
(内部処理回路8a/外部処理回路8bの持つレジスタ
へのリード信号)との論理積値を算出して出力するAN
D回路15と、AND回路13の出力信号と、AND回
路15の出力信号との論理和値を算出してバス接続回路
3に出力するOR回路16とを備えることで、メインデ
ータバスとサブデータバスとの間のデータ方向制御信号
を生成する。
【0014】また、従来のバス接続制御回路4は、図8
に示すように、マスタ管理ブロック10の出力信号の論
理和値を算出して出力するOR回路17と、OR回路1
7の出力信号と、マスタとなる内部処理回路8a/外部
処理回路8bが発行するアドレス転送信号(メモリ7へ
のアドレス転送信号)との論理積値を算出してバス接続
回路3に出力するAND回路18とを備えることで、メ
インアドレスバスとサブアドレスとの間のデータ方向制
御信号を生成する。
【0015】このように構成される従来のバス接続制御
回路4では、メインデータバスとサブデータバスとの間
のデータ方向制御信号を生成する場合には、図7の構成
に従い、外部処理回路8bがマスタとなるときには、マ
スタ管理ブロック10が、その外部処理回路8bに対応
付けられる出力端子にハイレベルの出力信号を出力する
ので、AND回路13は、その外部処理回路8bが主処
理装置6を介してメモリ7に対してライト信号を発行す
るときに、ハイレベルの出力信号を出力し、これを受け
て、OR回路16は、バス接続回路3に対して、「サブ
データバス→メインデータバス」のデータ方向への切り
換えを指示するデータ方向制御信号を出力する。一方、
AND回路13は、その外部処理回路8bが主処理装置
6を介してメモリ7に対してライト信号を発行しないと
き、すなわち、リード動作であるときには、ローレベル
の出力信号を出力し、これを受けて、OR回路16は、
バス接続回路3に対して、初期状態の「メインデータバ
ス→サブデータバス」のデータ方向を維持するデータ方
向制御信号を出力する。
【0016】そして、MPU5がマスタとなるときにあ
って、外部処理回路8bがそのアクセス先となるときに
は、アドレスデコードブロック11が、その外部処理回
路8bに対応付けられる出力端子にハイレベルの出力信
号を出力するので、AND回路15は、MPU5がその
外部処理回路8bに対してレジスタリード信号を発行す
るときに、ハイレベルの出力信号を出力し、これを受け
て、OR回路16は、バス接続回路3に対して、「サブ
データバス→メインデータバス」のデータ方向への切り
換えを指示するデータ方向制御信号を出力する。一方、
AND回路15は、MPU5がその外部処理回路8bに
対してレジスタリード信号を発行しないとき、すなわ
ち、ライト動作であるときには、ローレベルの出力信号
を出力し、これを受けて、OR回路16は、バス接続回
路3に対して、初期状態の「メインデータバス→サブデ
ータバス」のデータ方向を維持するデータ方向制御信号
を出力する。
【0017】また、このように構成される従来のバス接
続制御回路4では、メインアドレスバスとサブアドレス
バスとの間のデータ方向制御信号を生成する場合には、
図8の構成に従い、外部処理回路8bがマスタとなると
きには、マスタ管理ブロック10が、その外部処理回路
8bに対応付けられる出力端子にハイレベルの出力信号
を出力するので、AND回路18は、その外部処理回路
8bが主処理装置6を介してメモリ7に対してアドレス
転送信号を発行するときに、ハイレベルの出力信号を出
力することで、バス接続回路3に対して、「サブアドレ
スバス→メインアドレスバス」のデータ方向への切り換
えを指示するデータ方向制御信号を出力する。そして、
MPU5がマスタとなるときには、バス接続回路3に対
して、データ方向制御信号を出力しないことで、初期状
態の「メインアドレスバス→サブアドレスバス」のデー
タ方向を維持するよう制御する。
【0018】このように、従来のバス接続制御回路4
は、電子機器に組み込まれる処理回路の内、サブバス2
に接続される外部処理回路8bを特定して、その外部処
理回路8bの状態(図7及び図8の例で示すならば処理
回路C,Dの状態)を信号要素として用いることで回路
を構築していくという方法を採っていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術に従っていると、電子機器を構成する処理
回路が外部処理回路8bとして実装されるのか、内部処
理回路8aとして実装されるのかの仕様が決まっていな
いと、バス接続制御回路4を設計できないことになる。
【0020】これから、従来技術に従っていると、電子
機器のボード設計が終了しないと、処理回路やバス接続
制御回路の設計や製造に入れないことになり、電子機器
の設計や製造が遅れるという問題点があった。
【0021】そして、このような従来技術に従っている
と、内部処理回路8aから外部処理回路8bへの変更
や、外部処理回路8bから内部処理回路8aへの変更が
発生すると、バス接続制御回路4を設計製造し直さなく
てはならないという問題点があった。
【0022】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、電子機器を構成する処理回路がメインバスと
サブバスのいずれに接続されるのかが決まらないときに
も、その設計製造に入れるようにする新たなバス接続制
御回路の提供を目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1及び図2に本発明の
バス接続制御回路4の原理構成を図示する。図中、図6
で説明したものと同じものについては同一の記号で示し
てあり、1aはメインデータバス、1bはメインアドレ
スバス、2aはサブデータバス、2bはサブアドレスバ
スである。ここで、メモリ7は、図6に示すように、主
処理回路6で管理されて間接的にメインデータバス1a
/サブデータバス2aに接続されることもあるが、この
図1及び図2に示すように、直接的にメインデータバス
1a/サブデータバス2aに接続されることもある。
【0024】図1に原理構成を図示する本発明のバス接
続制御回路4は、メインデータバス1aとサブデータバ
ス2aとの間のデータ方向制御信号を生成するものであ
って、マスタ検出手段20と、アクセス先検出手段21
と、管理手段22と、第2の管理手段23と、第1の表
示手段24と、第2の表示手段25と、第3の表示手段
26と、生成手段27とを備える。
【0025】このマスタ検出手段20は、電子機器を構
成する内部処理回路8a及び外部処理回路8bに対応付
けられる出力端子を持って、MPU5の発行するバス使
用権の許可信号を監視することで、処理回路がバス使用
権を持つマスタ(メインデータバス1aに接続されるメ
モリ7をアクセスする権利を有する)となるのか否かを
検出して、マスタとなることを検出するときには、その
処理回路に対応付けられる出力端子にその旨の出力信号
を出力する。
【0026】アクセス先検出手段21は、電子機器を構
成する内部処理回路8a及び外部処理回路8bに対応付
けられる出力端子を持って、マスタとなるMPU5が発
行するアドレスをデコードすることで、マスタとなるM
PU5のアクセス先となる処理回路を検出して、その処
理回路に対応付けられる出力端子にその旨の出力信号を
出力する。
【0027】管理手段22は、電子機器を構成する各処
理回路がメインデータバス1aに接続される内部処理回
路8aであるのか、サブデータバス2aに接続される外
部処理回路8bであるのかを管理する。第2の管理手段
23は、電子機器を構成する各処理回路がデータバスに
アドレスを転送する多重タイプのものであるのか否かを
管理する。
【0028】第1の表示手段24は、管理手段22の管
理データと、マスタ検出手段20の出力信号とを入力と
して、外部処理回路8bがメモリ7へのアクセス元とな
るときに、その旨の表示信号を出力する。第2の表示手
段25は、管理手段22の管理データと、アクセス先検
出手段21の出力信号とを入力として、外部処理回路8
bがMPU5のアクセス先となるときに、その旨の表示
信号を出力する。
【0029】第3の表示手段26は、第2の管理手段2
3の管理データと、第1の表示手段24が表示信号の出
力にあたって生成する各処理回路がアクセス元の外部処
理回路8bであるのか否かを示す情報とを入力として、
外部処理回路8bでかつ多重タイプであるものがメモリ
7へのアクセス元となるときに、その旨の表示信号を出
力する。
【0030】生成手段27は、第1の表示手段24/第
2の表示手段25の表示信号と、発行されるリード/ラ
イト信号とを使ってデータ方向制御信号を生成してバス
接続回路3に出力したり、第1の表示手段24/第2の
表示手段25/第3の表示手段26の表示信号と、発行
されるリード/ライト信号/アクセス転送信号とを使っ
てデータ方向制御信号を生成してバス接続回路3に出力
する。
【0031】このように構成される図1に原理構成を図
示する本発明のバス接続制御回路4では、管理手段22
は、例えば、内部処理回路8aとして実装されるものに
は“0”、外部処理回路8bとして実装されるものには
“1”を割り付けることで、電子機器を構成する各処理
回路が内部処理回路8aであるのか、外部処理回路8b
であるのかを管理する。
【0032】この管理手段22の管理データを受けて、
第1の表示手段24は、マスタ検出手段20の出力信号
の内、管理手段22が例えば“1”を割り付ける処理回
路に対応付けられるもののみを参照することで、外部処
理回路8bがメモリ7へのアクセス元となるのか否かを
検出して、アクセス元となるときには、その旨の表示信
号を出力する。
【0033】一方、この管理手段22の管理データを受
けて、第2の表示手段25は、アクセス先検出手段21
の出力信号の内、管理手段22が例えば“1”を割り付
ける処理回路に対応付けられるもののみを参照すること
で、外部処理回路8bがMPU5のアクセス先となるの
か否かを検出して、アクセス先となるときには、その旨
の表示信号を出力する。
【0034】この第1及び第2の表示手段24,25の
表示信号を受けて、生成手段27は、第1の表示手段2
4から外部処理回路8bがアクセス元である旨が表示さ
れると、その外部処理回路8bがメモリ7へのライト信
号を発行するときには、バス接続回路3に対して、「サ
ブデータバス2a→メインデータバス1a」のデータ方
向のデータ方向制御信号を出力し、ライト信号を発行し
ないとき、すなわち、リード動作のときには、「メイン
データバス1a→サブデータバス2a」のデータ方向の
データ方向制御信号を出力する。
【0035】そして、生成手段27は、第2の表示手段
25から外部処理回路8bがMPU5のアクセス先であ
る旨が表示されると、MPU5がリード信号を発行する
ときには、バス接続回路3に対して、「サブデータバス
2a→メインデータバス1a」のデータ方向のデータ方
向制御信号を出力し、リード信号を発行しないとき、す
なわち、ライト動作のときには、「メインデータバス1
a→サブデータバス2a」のデータ方向のデータ方向制
御信号を出力する。
【0036】また、処理回路としてデータバスにアドレ
スを転送する多重タイプのものが使われるときには、第
2の管理手段23は、例えば、多重タイプで実装される
ものには“1”、多重タイプで実装されないものには
“0”を割り付けることで、電子機器を構成する各処理
回路が多重タイプのものであるのか、ないのかを管理す
る。
【0037】この第2の管理手段23の管理データを受
けて、第3の表示手段25は、第1の表示手段24が表
示信号の出力にあたって生成する各処理回路がアクセス
元の外部処理回路8bであるのか否かを示す情報の内、
第2の管理手段23が例えば“1”を割り付ける処理回
路に対応付けられるもののみを参照することで、外部処
理回路8bでかつ多重タイプのものがメモリ7へのアク
セス元となるのか否かを検出して、アクセス元となると
きにはその旨の表示信号を出力する。
【0038】この第3の表示手段25の表示信号を受け
て、生成手段27は、第3の表示手段25から外部処理
回路8bでかつ多重タイプのものがアクセス元である旨
が表示されると、その外部処理回路8bがアドレス転送
信号を発行するときには、データバスを使ってアドレス
を転送してくることに対応させて、バス接続回路3に対
して、「サブデータバス2a→メインデータバス1a」
のデータ方向のデータ方向制御信号を出力する。
【0039】一方、図2に原理構成を図示する本発明の
バス接続制御回路4は、メインアドレスバス1bとサブ
アドレスバス2bとの間のデータ方向制御信号を生成す
るものであって、図1で説明したマスタ検出手段20の
他に、管理手段30と、表示手段31と、生成手段32
とを備える。
【0040】この管理手段30は、内部処理回路8aが
メインアドレスバス1bに接続され、外部処理回路8b
がサブアドレスバス2bに接続される点を除いて、図1
で説明した管理手段22と同一処理を実行する。表示手
段31は、内部処理回路8aがメインアドレスバス1b
に接続され、外部処理回路8bがサブアドレスバス2b
に接続される点を除いて、図1で説明した第1の表示手
段24と同一処理を実行する。生成手段32は、表示手
段31の表示信号と、発行されるアドレス転送信号とを
使ってデータ方向制御信号を生成してバス接続回路3に
出力する。
【0041】このように構成される図2に原理構成を図
示する本発明のバス接続制御回路4では、管理手段30
は、例えば、内部処理回路8aとして実装されるものに
は“0”、外部処理回路8bとして実装されるものには
“1”を割り付けることで、電子機器を構成する各処理
回路が内部処理回路8aであるのか、外部処理回路8b
であるのかを管理する。
【0042】この管理手段30の管理データを受けて、
表示手段31は、マスタ検出手段20の出力信号の内、
管理手段30が例えば“1”を割り付ける処理回路に対
応付けられるもののみを参照することで、外部処理回路
8bがメモリ7へのアクセス元となるのか否かを検出し
て、アクセス元となるときには、その旨の表示信号を出
力する。
【0043】この表示手段31の表示信号を受けて、生
成手段32は、表示手段31から外部処理回路8bがメ
モリ7へのアクセス元である旨が表示されると、その外
部処理回路8bがアドレス転送信号を発行するときに、
バス接続回路3に対して、「サブアドレスバス2b→メ
インアドレスバス1b」のデータ方向のデータ方向制御
信号を出力する。
【0044】このように、本発明のバス接続制御回路4
では、電子機器に実装される処理回路が内部処理回路8
aとして実装される場合でも、外部処理回路8bとして
実装される場合でも、その回路構成を変更することな
く、ただ単に、管理手段22,30に対して、どちらで
実装されるのかのフラグを登録するだけで足りる。
【0045】そして、本発明のバス接続制御回路4で
は、電子機器に実装される処理回路がデータバスにアド
レスを転送する多重タイプのもので実装される場合で
も、その多重タイプのもので実装されない場合でも、そ
の回路構成を変更することなく、ただ単に、第2の管理
手段23に対して、どちらで実装されるのかのフラグを
登録するだけで足りる。
【0046】これから、本発明のバス接続制御回路4を
用いることで、電子機器のボード設計が終了していなく
ても、電子機器を構成する処理回路やバス接続制御回路
4の設計や製造に入れるようになる。そして、内部処理
回路8aから外部処理回路8bへの変更や、外部処理回
路8bから内部処理回路8aへの変更があっても簡単に
対処できるようになる。
【0047】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に従って本発明
を詳細に説明する。図3に、本発明のバス接続制御回路
4の一実施例を図示する。
【0048】この実施例のバス接続制御回路4は、メイ
ンデータバス1aとサブデータバス2aとの間のデータ
方向制御信号を生成するものであり、データバスにアド
レスを転送する多重タイプの処理回路が使用されないこ
とを想定している。
【0049】ここで、この実施例では、図9に示すよう
に、内部処理回路8aとして処理回路Bが備えられると
ともに、外部処理回路8bとして処理回路C,Dが備え
られることを想定している。なお、主処理回路6も内部
処理回路8aの1つであるが、メインデータバス1aに
接続されることが規定されているので、内部処理回路8
aから外してある。また、バス接続回路3が、「メイン
データバス1a→サブデータバス2a」の方向にデータ
を流す初期状態を持って、バス接続制御回路4からハイ
レベルを示すデータ方向制御信号を受け取るときにの
み、その方向を、「サブデータバス2a→メインデータ
バス1a」のデータ方向に切り換える動作を行うことを
想定している。
【0050】図中、40はマスタ管理ブロックであっ
て、電子機器を構成する処理回路B,C,Dに対応付け
られる出力端子を持って、MPU5の発行するバス使用
権の許可信号を監視することで、処理回路がバス使用権
を持つマスタ(メモリ7をアクセスする権利を有する)
となるのか否かを検出して、マスタとなることを検出す
るときには、その処理回路に対応付けられる出力端子に
その旨の出力信号を出力する。
【0051】41はアドレスデコードブロックであっ
て、電子機器を構成する処理回路B,C,Dに対応付け
られる出力端子を持って、マスタとなるMPU5が発行
するアドレスをデコードすることで、MPU5のアクセ
ス先となる処理回路を検出して、その処理回路に対応付
けられる出力端子にその旨の出力信号を出力する。
【0052】42はLSI配置情報設定レジスタであっ
て、電子機器を構成する処理回路B,C,Dに対応付け
られるラッチ回路により構成されて、それらのラッチ回
路に、対となる処理回路が内部処理回路8aであるとき
には“0”、外部処理回路8bであるときには“1”を
示すデータをラッチして出力するものである。なお、こ
のレジスタ値は、MPU5によりセットされることにな
る。
【0053】この実施例のバス接続制御回路4は、電子
機器を構成する処理回路B,C,Dに対応付けて設けら
れて、マスタ管理ブロック40の出力する対応の出力信
号と、LSI配置情報設定レジスタ42の出力する対応
の出力信号との論理積値を算出して出力する3つのAN
D回路43,44,45と、この3つのAND回路4
3,44,45の出力信号の論理和値を算出して出力す
るOR回路46と、OR回路46の出力信号と、マスタ
となる処理回路B,C,Dが発行するライト信号(メモ
リ7へのライト信号)との論理積値を算出して出力する
AND回路47と、電子機器を構成する処理回路B,
C,Dに対応付けて設けられて、アドレスデコードブロ
ック41の出力する対応の出力信号と、LSI配置情報
設定レジスタ42の出力する対応の出力信号との論理積
値を算出して出力する3つのAND回路48,49,5
0と、この3つのAND回路48,49,50の出力信
号の論理和値を算出して出力するOR回路51と、OR
回路51の出力信号と、MPU5の発行するレジスタリ
ード信号(処理回路B,C,Dの持つレジスタへのリー
ド信号)との論理積値を算出するAND回路52と、A
ND回路47の出力信号と、AND回路52の出力信号
との論理和値を算出してバス接続回路3に出力するOR
回路53とを備えることで、メインデータバス1aとサ
ブデータバス2aとの間のデータ方向制御信号を生成す
る。
【0054】このように構成される本発明のバス接続制
御回路4では、LSI配置情報設定レジスタ42は、内
部処理回路8aである処理回路Bの出力端子にはローレ
ベルを出力し、外部処理回路8bである処理回路C,D
の出力端子にはハイレベルを出力する。
【0055】これにより、処理回路Bに対応付けて設け
られるAND回路43は、マスタ管理ブロック40の出
力信号に関係なく常にローレベルを出力し、外部処理回
路8bである処理回路Cに対応付けて設けられるAND
回路44と、外部処理回路8bである処理回路Dに対応
付けて設けられるAND回路45は、マスタ管理ブロッ
ク40が出力信号としてマスタであることを示すハイレ
ベルを出力するときには、ハイレベルを出力し、マスタ
でないことを示すローレベルを出力するときには、ロー
レベルを出力する。
【0056】このAND回路43,44,45の出力処
理を受けて、OR回路46は、外部処理回路8bである
処理回路C,Dがマスタとなるときにハイレベルを出力
し、これを受けて、AND回路47は、その外部処理回
路8bがメモリ7に対してライト信号を発行するとき
に、ハイレベルの出力信号を出力する。そして、これを
受けて、OR回路53は、バス接続回路3に対して、
「サブデータバス2a→メインデータバス1a」のデー
タ方向への切り換えを指示するハイレベルのデータ方向
制御信号を出力する。
【0057】一方、AND回路47は、その外部処理回
路8bがメモリ7に対してライト信号を発行しないと
き、すなわち、リード動作であるときには、ローレベル
の出力信号を出力し、これを受けて、OR回路16は、
バス接続回路3に対して、初期状態の「メインデータバ
ス1a→サブデータバス2a」のデータ方向を維持する
データ方向制御信号を出力する。
【0058】また、LSI配置情報設定レジスタ42の
出力処理を受けて、処理回路Bに対応付けて設けられる
AND回路48は、アドレスデコード41の出力信号に
関係なく常にローレベルを出力し、外部処理回路8bで
ある処理回路Cに対応付けて設けられるAND回路49
と、外部処理回路8bである処理回路Dに対応付けて設
けられるAND回路50は、アドレスデコードブロック
41が出力信号としてMPU5のアクセス先であること
を示すハイレベルを出力するときには、ハイレベルを出
力し、アクセス先でないことを示すローレベルを出力す
るときには、ローレベルを出力する。
【0059】このAND回路48,49,50の出力処
理を受けて、OR回路51は、外部処理回路8bである
処理回路C,DがMPU5のアクセス先となるときにハ
イレベルを出力し、これを受けて、AND回路52は、
MPU5がその外部処理回路8bに対してレジスタリー
ド信号を発行するときに、ハイレベルの出力信号を出力
する。そして、これを受けて、OR回路53は、バス接
続回路3に対して、「サブデータバス2a→メインデー
タバス1a」のデータ方向への切り換えを指示するハイ
レベルのデータ方向制御信号を出力する。
【0060】一方、AND回路52は、MPU5がその
外部処理回路8bに対してレジスタリード信号を発行し
ないとき、すなわち、ライト動作であるときには、ロー
レベルの出力信号を出力し、これを受けて、OR回路5
3は、バス接続回路3に対して、初期状態の「メインデ
ータバス1a→サブデータバス2a」のデータ方向を維
持するローレベルのデータ方向制御信号を出力する。
【0061】このようにして、この図3の本発明のバス
接続制御回路4に従うことで、図7で説明した従来技術
と同一のデータ方向制御信号を生成できることになる
が、この本発明のバス接続制御回路4に従うと、処理回
路B,C,Dを内部処理回路8aで実装するのか、外部
処理回路8bで実装するのかが決定されていなくても、
その設計・製造に入れるという特徴がある。
【0062】図4に、本発明のバス接続制御回路4の別
の一実施例を図示する。ここで、図中、図3で説明した
ものと同じものについては同一の記号で示してある。こ
の実施例のバス接続制御回路4は、処理回路B,C,D
として、データバスにアドレスを転送する多重タイプの
ものが使用されることがあることを想定している。
【0063】54はLSI種別情報設定レジスタであっ
て、電子機器を構成する処理回路B,C,Dに対応付け
られるラッチ回路により構成されて、それらのラッチ回
路に、対となる処理回路がデータバスにアドレスを転送
する多重タイプのものであるときには“1”、その多重
タイプのものでないときには“0”を示すデータをラッ
チして出力するものである。なお、このレジスタ値は、
MPU5によりセットされることになる。
【0064】この実施例のバス接続制御回路4は、図3
の実施例で備える回路素子の他に、AND回路43の出
力信号と、LSI種別情報設定レジスタ54の出力する
処理回路Bの出力信号との論理積値を算出して出力する
AND回路55と、AND回路44の出力信号と、LS
I種別情報設定レジスタ54の出力する処理回路Cの出
力信号との論理積値を算出して出力するAND回路56
と、AND回路45の出力信号と、LSI種別情報設定
レジスタ54の出力する処理回路Dの出力信号との論理
積値を算出して出力するAND回路57と、この3つの
AND回路55,56,57の出力信号の論理和値を算
出して出力するOR回路58と、OR回路58の出力信
号と、マスタとなる処理回路B,C,Dが発行するアド
レスフェーズ信号(データバスを使ってアドレスを転送
するフェーズである旨を表示する信号)との論理積値を
算出してOR回路53に入力するAND回路59とを備
える。
【0065】このように構成される本発明のバス接続制
御回路4では、LSI種別情報設定レジスタ54は、デ
ータバスにアドレスを転送する多重タイプの処理回路の
出力端子にはハイレベルを出力し、その多重タイプでな
い処理回路の出力端子にはローレベルを出力する。
【0066】これにより、AND回路55,56,57
の内、データバスにアドレスを転送する多重タイプの処
理回路に対応付けて設けられるものが有効となって、そ
の有効なものに対応付けられるAND回路55,56,
57から外部処理回路8bがマスタとなったことを示す
ハイレベルが出力されると、OR回路58は、ハイレベ
ルを出力し、これを受けて、AND回路59は、そのマ
スタとなる外部処理回路8bがアドレスフェーズ信号を
出力するときに、ハイレベルの出力信号を出力する。そ
して、これを受けて、OR回路53は、バス接続回路3
に対して、「サブデータバス2a→メインデータバス1
a」のデータ方向への切り換えを指示するハイレベルの
データ方向制御信号を出力する。
【0067】このようにして、この図4の本発明のバス
接続制御回路4に従うと、処理回路B,C,Dとして、
データバスにアドレスを転送する多重タイプのものを使
って実装するのか、その多重タイプのものを使わずに実
装するのかが決定されていなくても、その設計・製造に
入れるという特徴がある。
【0068】図5に、本発明のバス接続制御回路4の一
実施例を図示する。この実施例のバス接続制御回路4
は、メインアドレスバス1bとサブアドレスバス2bと
の間のデータ方向制御信号を生成するものである。
【0069】ここで、この実施例では、図9に示すよう
に、内部処理回路8aとして処理回路Bが備えられると
ともに、外部処理回路8bとして処理回路C,Dが備え
られることを想定している。また、バス接続回路3が、
「メインアドレスバス1b→サブアドレスバス2b」の
方向にデータを流す初期状態を持って、バス接続制御回
路4からハイレベルを示すデータ方向制御信号を受け取
るときにのみ、その方向を「サブアドレスバス2b→メ
インアドレスバス1b」のデータ方向に切り換える動作
を行うことを想定している。
【0070】図中、60はマスタ管理ブロックであっ
て、図3で説明したマスタ管理ブロック40と同一の機
能を発揮するもの、61はLSI配置情報設定レジスタ
であって、図3で説明したLSI配置情報設定レジスタ
54と同一の機能を発揮するものである。
【0071】この実施例のバス接続制御回路4は、電子
機器を構成する処理回路B,C,Dに対応付けて設けら
れて、マスタ管理ブロック60の出力する対応の出力信
号と、LSI配置情報設定レジスタ61の出力する対応
の出力信号との論理積値を算出して出力する3つのAN
D回路62,63,64と、この3つのAND回路6
2,63,64の出力信号の論理和値を算出して出力す
るOR回路65と、OR回路65の出力信号と、マスタ
となる処理回路B,C,Dが発行するアドレス転送信号
との論理積値を算出してバス接続回路3に出力するAN
D回路66とを備えることで、メインアドレスバス1b
とサブアドレス2bとの間のデータ方向制御信号を生成
する。
【0072】このように構成される本発明のバス接続制
御回路4では、LSI配置情報設定レジスタ61は、内
部処理回路8aである処理回路Bの出力端子にはローレ
ベルを出力し、外部処理回路8bである処理回路C,D
の出力端子にはハイレベルを出力する。
【0073】これにより、処理回路Bに対応付けて設け
られるAND回路62は、マスタ管理ブロック60の出
力信号に関係なく常にローレベルを出力し、外部処理回
路8bである処理回路Cに対応付けて設けられるAND
回路63と、外部処理回路8bである処理回路Dに対応
付けて設けられるAND回路64は、マスタ管理ブロッ
ク60が出力信号としてマスタであることを示すハイレ
ベルを出力するときには、ハイレベルを出力し、マスタ
でないことを示すローレベルを出力するときには、ロー
レベルを出力する。
【0074】このAND回路62,63,64の出力処
理を受けて、OR回路65は、外部処理回路8bである
処理回路C,Dがマスタとなるときにハイレベルを出力
し、これを受けて、AND回路66は、その外部処理回
路8bがメモリ7に対してアドレス転送信号を発行する
ときに、「サブアドレスバス2b→メインアドレスバス
1b」のデータ方向への切り換えを指示するハイレベル
のデータ方向制御信号を出力する。
【0075】このようにして、この図5の本発明のバス
接続制御回路4に従うことで、図8で説明した従来技術
と同一のデータ方向制御信号を生成できることになる
が、この本発明のバス接続制御回路4に従うと、処理回
路B,C,Dを内部処理回路8aで実装するのか、外部
処理回路8bで実装するのかが決定されていなくても、
その設計・製造に入れるという特徴がある。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバス接続
制御回路では、電子機器に実装される処理回路が内部処
理回路として実装される場合でも、外部処理回路として
実装される場合でも、その回路構成を変更することな
く、ただ単に、どちらで実装されるのかのフラグを登録
するだけで足りる。
【0077】そして、本発明のバス接続制御回路では、
電子機器に実装される処理回路がデータバスにアドレス
を転送する多重タイプのもので実装される場合でも、そ
の多重タイプのもので実装されない場合でも、その回路
構成を変更することなく、ただ単に、どちらで実装され
るのかのフラグを登録するだけで足りる。
【0078】これから、本発明のバス接続制御回路を用
いることで、電子機器のボード設計が終了していなくて
も、電子機器を構成する処理回路やバス接続制御回路の
設計や製造に入れるようになる。そして、内部処理回路
から外部処理回路への変更や、外部処理回路から内部処
理回路への変更があっても簡単に対処できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の一実施例である。
【図4】本発明の一実施例である。
【図5】本発明の一実施例である。
【図6】電子機器の装置構成図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【図8】従来技術の説明図である。
【図9】処理回路のバス接続の一例である。
【符号の説明】
1a メインデータバス 1b メインアドレスバス 2a サブデータバス 2b サブアドレスバス 3 バス接続回路 4 バス接続制御回路 5 MPU 7 メモリ 8a 内部処理回路 8b 外部処理回路 20 マスタ検出手段 21 アクセス先検出手段 22 管理手段 23 第2の管理手段 24 第1の表示手段 25 第2の表示手段 26 第3の表示手段 27 生成手段 30 管理手段 31 表示手段 32 生成手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPUを接続するとともに、メモリを直
    接的あるいは間接的に接続するメインデータバスと、サ
    ブデータバスとを備える電子機器で用いられ、該メイン
    データバスと該サブデータバスとの間に設けられるバス
    接続回路に対して、データ方向制御信号を発行するバス
    接続制御回路において、 電子機器を構成する各処理回路がメインデータバスとサ
    ブデータバスのいずれに接続されているのかを管理する
    管理手段(22)と、 上記管理手段(22)の管理データと、上記メモリへのアク
    セス元の処理回路であるのか否かを示す情報とを入力と
    して、サブデータバスに接続される処理回路がアクセス
    元となるときにその旨の表示信号を出力する第1の表示
    手段(24)と、 上記管理手段(22)の管理データと、MPUのアクセス先
    の処理回路であるのか否かを示す情報とを入力として、
    サブデータバスに接続される処理回路がアクセス先とな
    るときにその旨の表示信号を出力する第2の表示手段(2
    5)と、 発行されるリード/ライト信号と、上記第1及び第2の
    表示手段(24,25) の表示信号とを使って上記データ方向
    制御信号を生成する生成手段(27)とを備えることを、 特徴とするバス接続制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のバス接続制御回路におい
    て、 各処理回路がデータバスにアドレスを転送する多重タイ
    プのものであるのか否かを管理する第2の管理手段(23)
    と、 上記第2の管理手段(23)の管理データと、第1の表示手
    段(24)が表示信号の出力にあたって生成する各処理回路
    がサブデータバスに接続されるアクセス元の処理回路で
    あるのか否かを示す情報とを入力として、サブデータバ
    スに接続される処理回路でかつ上記多重タイプであるも
    のがアクセス元となるときにその旨の表示信号を出力す
    る第3の表示手段(26)とを備え、 生成手段(27)は、処理回路の発行するアドレス転送信号
    と、上記第3の表示手段(26)の表示信号とを考慮しつつ
    データ方向制御信号を生成することを、 特徴とするバス接続制御回路。
  3. 【請求項3】 MPUを接続するとともに、メモリを直
    接的あるいは間接的に接続するメインアドレスバスと、
    サブアドレスバスとを備える電子機器で用いられ、該メ
    インアドレスバスと該サブアドレスバスとの間に設けら
    れるバス接続回路に対して、データ方向制御信号を発行
    するバス接続制御回路において、 電子機器を構成する各処理回路がメインアドレスバスと
    サブアドレスバスのいずれに接続されているのかを管理
    する管理手段(30)と、 上記管理手段(30)の管理データと、上記メモリへのアク
    セス元の処理回路であるのか否かを示す情報とを入力と
    して、サブアドレスバスに接続される処理回路がアクセ
    ス元となるときにその旨の表示信号を出力する表示手段
    (31)と、 処理回路の発行するアドレス転送信号と、上記表示手段
    (31)の表示信号とを使って上記データ方向制御信号を生
    成する生成手段(32)とを備えることを、 特徴とするバス接続制御回路。
JP7277303A 1995-10-25 1995-10-25 バス接続制御回路 Pending JPH09120377A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6653579B2 (en) 2000-10-05 2003-11-25 Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. Multi-directional input joystick switch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6653579B2 (en) 2000-10-05 2003-11-25 Matsushita Electrical Industrial Co., Ltd. Multi-directional input joystick switch

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