JPH09118598A - 窒化アルミニウムウイスカーの製造法 - Google Patents

窒化アルミニウムウイスカーの製造法

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JPH09118598A
JPH09118598A JP8157206A JP15720696A JPH09118598A JP H09118598 A JPH09118598 A JP H09118598A JP 8157206 A JP8157206 A JP 8157206A JP 15720696 A JP15720696 A JP 15720696A JP H09118598 A JPH09118598 A JP H09118598A
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graphite
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Vladimir Nikolaevich Gribkov
ウラディミール、ニコラエウィッチ、グリブコフ
Boris Vladimirovich Shchetanov
ボリス、ウラディミロウィッチ、シュチュタノフ
Eric Loguinovitch Umantsev
エーリック、ログイノウィッチ、ウマンツェフ
Vladimir Alexandrovich Silaev
ウラディミール、アレクサンドロウィッチ、シラーエフ
Yurii Alexandrovich Gorelov
ユリー、アレクサンドロウィッチ、ゴレロフ
Piotr Phiodorovich Lyasota
ピョートル、フョードロウィッチ、リャーソタ
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VIAM ALL
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All Russian Scientific Research Institute of Aviation Materials
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    • C30B29/38Nitrides
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    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/10Particle morphology extending in one dimension, e.g. needle-like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも約5000ないし7000Mpa
の強度を有する窒化アルミニウムウイスカーを収率よく
経済的に製造する方法の提供。 【解決手段】 アルミナ、炭素、および成長活性剤とし
てVLSメカニズムを履行しうる量で存在するカルボニ
ル鉄からなる混合物を装入した黒鉛容器を、黒鉛加熱デ
バイスを装備した横形炉の作業領域を通じて、上記横形
炉に周期的に供給することから実質的になり、かつ上記
作業領域を通過する容器の滞留時間を20ないし120
分とする、ソルベント元素含有成長活性剤の存在下、温
度1800ないし2000℃において炭素を用いてアル
ミナを窒素雰囲気中で還元することによる、窒化アルミ
ニウムウイスカーの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金属もしくは重合体
状複合体、構造セラミックス、熱絶縁材料およびその他
に使用できる窒化アルミニウムウイスカーの製造法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ここに記載するウイスカーとは、直径が
一般に約1ないし50μmで長さが数μmないし数cm
の範囲の、事実上無傷の糸状単結晶を意味する。
【0003】他のセラミック化合物類とは対照的に、窒
化アルミニウムウイスカーは高い熱伝導率と優れた誘電
性との有利な組み合わせを提供してくれる。また窒化ア
ルミニウムウイスカーは公知圧電性石英型のウイスカー
よりも遥かに優れた圧電特性を有している。これらの差
異が理由で、窒化アルミニウムウイスカーは熱導電性お
よび特に耐熱性の、圧電効果およびその他により作動す
るセラミックス送信装置の生産用に今や極めて有望視さ
れている。
【0004】しかしながら炭化ケイ素ウイスカーの生産
の場合とは違って窒化アルミニウムウイスカーの製造プ
ロセスは深く研究されていなかったので、これまで窒化
アルミニウムウイスカーはこれまでに工業的には使用さ
れてこなかった。
【0005】窒化アルミニウムウイスカーの製造プロセ
スは各種のタイプ、すなわち下記のものが知られてい
る。 (a) アルミニウム窒化反応を利用する気相析出。 (b) 温度勾配下での窒化アルミニウムの昇華−凝
縮。 (c) 水素およびアンモニア雰囲気下での塩化アルミ
ニウムまたは臭化アルミニウムの還元。 および(d) 次の反応による窒素雰囲気下でアルミナ
の炭素による還元。 Al2 3 + 3C + N2 → 2AlN + 3CO
【0006】これらの反応の何れか1つを使用する場
合、窒化アルミニウムをウイスカーの形態で凝縮させる
ためには凝縮帯域中にソルベント元素を不純物の形で存
在させる必要がある。これらのソルベントは上記VLS
(蒸気−液体−固体)メカニズムの働きを確保するもの
でなければならない。
【0007】この種のタイプのソルベントとしては例え
ばケイ素、モリブデン、鉄、ニッケルおよびその他の元
素が知られている。
【0008】極く小量の窒化アルミニウムが必要の場合
には、最も容易な製造法すなわちアルミニウムの窒化法
が用いられる。しかしこの製造法では必然的に生成物が
遊離のアルミニウムで汚染され、したがって必要とする
誘電特性が失われることが避けられない。加えて、この
製造法では高温(1600℃ないし2000℃)が必要
なので、一般に黒鉛ヒーターおよび黒鉛用具の使用が必
要である。黒鉛がアルミニウムと反応すると炭化アルミ
ニウムが生じ、これが空気中の湿気と接触すると加水分
解を起こして黒鉛部材が破壊される。この製造法が工業
的に応用されない理由はここにある。
【0009】上記の窒化アルミニウムの昇華−凝縮法に
よれば高品位ウイスカーが生産できるが、この方法は出
発材料が高価であり、また高い生産性を有する装置の設
計には多くの困難を伴うので、大量生産用にはおそらく
使用されないであろう。
【0010】その上、上記塩化物法は窒素雰囲気中で使
用することは不可能であり、またアンモニアを存在させ
る必要があるので固形NH4 Cl凝縮物が反応室壁、導
管および付属装置上に生成する事実など、工業装置に伴
う多くの困難性がある。その上、この製造法は有毒であ
る。
【0011】これが、窒化アルミニウムウイスカーの工
業的製造法としては次の反応を利用するのが最も有利で
ある理由である: Al2 3 + 3C + N2 → 2AlN + 3CO
【0012】この製造法の有利な点は下記の通りであ
る。 1)原材料形態の多様さ、単純さ、および低コスト、 2)反応帯域における温度勾配が不要なので、大きな全
体的寸法を有する炉を含めて全ての型の工業炉の使用が
可能であること、 3)装入物と一緒に活性化元素を反応帯域中に導入する
ことの容易さ、 4)温度範囲(1600−2050℃)および反応時間
範囲が十分に広いので、窒化物をウイスカーの形態で凝
縮させるための最適プログラムの選択が可能。
【0013】しかしながら、(上記で論議したような)
当該製造法でさえも工業生産に適用するために従来から
十分使いこなされてきたものではない。
【0014】炭化ケイ素とは違って窒化アルミニウムは
多くの異なった成長形態を有するという有利な特徴があ
る。公知の結晶化オリエンテーション、すなわち、
【数1】 の中で、<0001>オリエンテーションのみを有する
ウイスカーは複合体に使用するのに適した断面形(六角
または殆ど円形)のものであリ、かつ約7000ないし
8000MPa(700ないし800kgf/mm2
という十分に高い強度を有する。このようなウイスカー
は最高の圧電効果をも示す。
【0015】結論的には、窒化アルミニウムウイスカー
生産のために実地に応用できる製造法は、このような結
晶化オリエンテーションを明確に有するウイスカーの成
長を優先的に確保できる製造法でなければならない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は窒化ア
ルミニウムウイスカーの工業的製造法の提供にあり、こ
の製造法は下記の事柄を可能とするものである。 (イ) 十分に単純であって、上記ウイスカーの成長を
確実にしうるような装置の使用、(ロ) 少なくとも約
5000ないし7000MPa(500ないし700k
gf/mm2 )の強度を有するウイスカーの製造、およ
び(ハ) 最高の生産性、および安価な出発材料に起因
する良好な経済効果の達成。
【0017】
【課題を解決するための手段】これらの目的は、アルミ
ナを窒素雰囲気下で1800ないし2000℃において
炭素を用いて還元することによる窒化アルミニウムウイ
スカーの製造法を提供するための本発明により達成され
る。この製造法は黒鉛加熱デバイスを備えた横形炉の半
連続式運転により遂行される。アルミナ、炭素、および
上記定義のVLSメカニズムを履行させるための成長活
性剤[上記ソルベント元素(一種または複数種)を含有
する]の粉末混合物から形成された装入物を収納した複
数黒鉛容器を上記炉を通じて周期的に供給する。
【0018】本発明によれば、成長活性剤としてカルボ
ニル鉄粉末を使用する。
【0019】一層正確には本発明の要旨は、ソルベント
元素を含有する成長活性剤の存在下、窒素雰囲気中で1
800ないし2000℃に加熱して、アルミナを炭素で
還元することから成る窒化アルミニウムウイスカーの製
造法に関し、黒鉛加熱デバイスを備えた横形炉の作業領
域を通じて窒素の流れとは反対方向にアルミナ、炭素お
よび成長活性剤としてのカルボニル鉄の混合物を装入し
た黒鉛容器を、定期的に供給する工程から実質的に成る
ことを特徴とし、この際の成長活性剤の量は上記VLS
メカニズムを履行しうる量であり、また上記容器が作業
領域を通じて横切る所要時間を20ないし120分の範
囲とすることを特徴とする製造法に関するものである。
【0020】カルボニル鉄は上記混合物に対して0.1
ないし5.0重量%の割合で使用すると有利であり、こ
の濃度範囲では上記VLSプロセスによる窒化アルミニ
ウムウイスカーの安定な成長が観察される。これらのウ
イスカーは高品位のものであり、最適な収量で得られ
る。カルボニル鉄の割合が0.1重量%未満に低減する
と、生産量の低下および製造法の生産性の低下がそれぞ
れ観察される。カルボニル鉄の割合が5.0重量%を超
えると、傷を有し、かつ鉄で汚染されたウイスカーが成
長する。
【0021】装入物中の炭素含有量は5ないし25重量
%であるのが好ましく、5重量%未満である場合には生
産性が低下し、25重量%を超える場合には極度にプロ
セスが強化され、かつ過飽和に起因して多数の傷を有す
るウイスカーが形成する。
【0022】その中に装入物を収納し、その表面にウイ
スカーが成長する黒鉛容器は炉を通じて窒素流に逆向に
炉中を移動する。そうでなくて容器が一層低温の領域を
通じて炉中を移動すると、既に生じているウイスカー上
に側鎖分岐の2次成長が観察され、したがってウイスカ
ーが凝縮物で汚染される結果になる。
【0023】上記容器が作業領域を通じて通過するに要
する時間に該当する最適成長時間は20ないし130分
の範囲であるが、この時間は反応温度に影響される。一
層正確には、温度が高い程、炉中の作業領域を容器が通
過する時間は短くする必要があり、これによりVS(気
体−固体)メカニズムに従ったウイスカーの2次シック
ニングおよび損傷の増加が防止できる。上記の作業領域
通過時間は容器の速度または容器類の強制移動の頻度に
より決まる。
【0024】このウイスカー成長プロセスは常に180
0乃至2000℃の温度範囲で実施され、この温度範囲
では最強で微細なウイスカーの成長が可能である。これ
との関連で1950℃に至るまでの温度上昇は1次の大
きさで生産性を増加させるが、一方でウイスカーの直径
が増加して機械的強度は低下することに注目すべきであ
る。
【0025】半連続法による工業炉を使用して上記製造
法を試験し、かつ開発した。
【0026】この製造法によれば直径1ないし3mm、
優先的な(95%超)成長オリエンテーション<100
1>および機械的強度800MPa(800kgf/m
2)に及ぶ窒化アルミニウムウイスカーが得られた。
この製造法は工業用に許容される生産性を提供できるこ
とが証明された。
【0027】下記の諸例は本発明をさらに詳しく説明す
るものである。
【0028】
【実施例】例1 窒化アルミニウムウイスカーを製造するために、内径1
25mm、総体長さ1500mmの黒鉛加熱デバイスお
よび長さ約400mmの均一な最高温度(作業領域)を
有する領域から成る半連続式炉を用いた。それぞれの長
さ200mmで互いの上に配設された2つの黒鉛製ボー
トを容器として使用した。アルミナ89重量%、炭素1
0重量%および粒度1ないし3μmのカルボニル鉄1重
量%を含有する装入物を厚さ約10mmで各ボート中に
配設した。上記作業領域中の温度を1850℃に維持し
た。流速1m3 /時で上記炉を窒素パージした。
【0029】窒素の流れに逆行して容器を移動させ、移
動速度は作業領域中の滞留時間が45分に成るようにし
た。24時間経過後、直径約1ないし3mmの窒化アル
ミニウムウイスカー150gが得られた。これらのウイ
スカーの優先結晶化成長オリエンテーションは<100
1>であり、機械的強度は約7000MPa(700k
gf/mm2 )であり、不純物としての遊離アルミニウ
ムは実質的に含有されておらず、かつ高い誘電特性を有
していた。
【0030】例2 作業領域中の温度を1950℃に等しくし、かつ容器を
作業領域中に25分間滞留させた以外は例1の記載と同
じ方法で窒化アルミニウムウイスカーを形成させた。2
4時間経過後、直径約10mm、機械的強度5000M
Pa(500kgf/mm2 )を有するウイスカー約1
kgが得られた。
【0031】例3 カルボニル鉄を1ないし0.3重量%とし、炭素の割合
を5重量%とした以外は例1の記載と同じ方法で上記ウ
イスカーを成長させた。生成ウイスカーは例1において
得られたウイスカーと同様であったが、この例では生産
性が僅かに100g/日であった。
【0032】例4 この装入物中のカルボニル鉄の含有量を3重量%とし、
かつ炭素含有量を20重量%とした以外は例1の記載と
同じ製造法を用いた。この製造法の生産性は150g/
日であり、かつウイスカーの機械的強度は約6000M
Pa(600kgf/mm2 )であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595024766 ブイアイエーエム‐オール、ラシアン、イ ンスティチュート、オブ、アビエーショ ン、マテリアルズ VIAM−ALL RUSSIAN IN STITUT OF AVIATION MATERIALS ロシア連邦モスクワ、ラジオ、ストリー ト、17 (72)発明者 ウラディミール、ニコラエウィッチ、グリ ブコフ ロシア連邦モスクワ、レニングラードスキ ー、プロスペクト、ディー.14、コルプ ス、クワルタール、44 (72)発明者 ボリス、ウラディミロウィッチ、シュチュ タノフ ロシア連邦モスクワ、ウーリッツァ、オス タチコフスカヤ、ディー.23、クワルター ル、106 (72)発明者 エーリック、ログイノウィッチ、ウマンツ ェフ ロシア連邦モスクワ、オウル、ベエエルナ ヤ、ドム、32、シオーアール.3、クワル タール、85 (72)発明者 ウラディミール、アレクサンドロウィッ チ、シラーエフ ロシア連邦トベルスカヤ、オービーエル、 コナコフスキー、ライヨン、ポショーロ ク、レドキノ、ウーリッツァ、ファデーエ ワ、ディー.1、クワルタール、66 (72)発明者 ユリー、アレクサンドロウィッチ、ゴレロ フ ロシア連邦トベルスカヤ、オービーエル、 コナコフスキー、ライヨン、ポショーロ ク、レドキノ、ウーリッツァ、ディー. 13、クワルタール、12 (72)発明者 ピョートル、フョードロウィッチ、リャー ソタ ロシア連邦トベルスカヤ、オービーエル、 コナコフスキー、ライヨン、ポショーロ ク、レドキノ、ウーリッツァ、ガガーリ ナ、ディー.12、クワルタール、69

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソルベント元素含有成長活性剤の存在下、
    温度1800ないし2000℃において炭素を用いてア
    ルミナを窒素雰囲気中で還元することによる窒化アルミ
    ニウムウイスカの製造法であって、アルミナ、炭素、お
    よび成長活性剤としてVLSメカニズムを履行しうる量
    で存在するカルボニル鉄からなる混合物を装填した黒鉛
    容器を、黒鉛加熱デバイスを装備した横形炉の作業領域
    を通じて上記横形炉に周期的に供給しすることから実質
    的になり、かつ上記作業領域を通過する容器の滞留時間
    を20ないし120分とすることを特徴とする、窒化ア
    ルミニウムウイスカーの製造法。
  2. 【請求項2】上記混合物の0.1ないし5.0重量%の
    割合のカルボニル鉄を使用する、請求項1に記載の製造
    法。
  3. 【請求項3】装入物中の炭素含有量が5ないし25重量
    %である、請求項1または2に記載の製造法。
JP8157206A 1995-06-19 1996-06-18 窒化アルミニウムウイスカーの製造法 Pending JPH09118598A (ja)

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FR9507278A FR2735466B1 (fr) 1995-06-19 1995-06-19 Procede de fabrication de trichites de nitrure d'aluminium

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EP (1) EP0749940B1 (ja)
JP (1) JPH09118598A (ja)
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DE (1) DE69603677T2 (ja)
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