JPH09118421A - 部品の整送装置 - Google Patents
部品の整送装置Info
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- JPH09118421A JPH09118421A JP7298902A JP29890295A JPH09118421A JP H09118421 A JPH09118421 A JP H09118421A JP 7298902 A JP7298902 A JP 7298902A JP 29890295 A JP29890295 A JP 29890295A JP H09118421 A JPH09118421 A JP H09118421A
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- feeding
- parts
- groove
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/02—Devices for feeding articles or materials to conveyors
- B65G47/16—Devices for feeding articles or materials to conveyors for feeding materials in bulk
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P19/00—Machines for simply fitting together or separating metal parts or objects, or metal and non-metal parts, whether or not involving some deformation; Tools or devices therefor so far as not provided for in other classes
- B23P19/001—Article feeders for assembling machines
- B23P19/002—Article feeders for assembling machines orientating the articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
- B65G47/24—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles
- B65G47/256—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles removing incorrectly orientated articles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Chutes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 ピアスナットのような表裏のある部品を一定
方向に揃える整送装置を提供する。 【解決手段】 内周面に複数の掻上げ板１２を突設した
回転ホッパー１１内に整送シュート２０が傾斜して配設
され、整送シュート２０は、上側に部品受容部２１、中
間に表裏選別部２２、下側に整送通路部２３が設けられ
て、部品受容部２１は、上部が開放され、部品の表側と
裏側が左右方向に位置する姿勢で、部品のほぼ全体が受
容される凹溝５１に形成されている。凹溝５１の相対向
する内側壁の上部に傾斜案内面が設けられ、表裏選別部
２２は、凹溝５１に連続する通路が、表向きの部品のみ
を通過させる主通路５３と、裏向きの部品のみを通過さ
せる分岐通路５４とを備え、主通路５３は整送通路部２
３に連通し、分岐通路５４は整送シュート２０の底部に
設けた排出口３５に連通している。
方向に揃える整送装置を提供する。 【解決手段】 内周面に複数の掻上げ板１２を突設した
回転ホッパー１１内に整送シュート２０が傾斜して配設
され、整送シュート２０は、上側に部品受容部２１、中
間に表裏選別部２２、下側に整送通路部２３が設けられ
て、部品受容部２１は、上部が開放され、部品の表側と
裏側が左右方向に位置する姿勢で、部品のほぼ全体が受
容される凹溝５１に形成されている。凹溝５１の相対向
する内側壁の上部に傾斜案内面が設けられ、表裏選別部
２２は、凹溝５１に連続する通路が、表向きの部品のみ
を通過させる主通路５３と、裏向きの部品のみを通過さ
せる分岐通路５４とを備え、主通路５３は整送通路部２
３に連通し、分岐通路５４は整送シュート２０の底部に
設けた排出口３５に連通している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばピアスナッ
トのように表側にねじ孔と同心状に突出するパイロット
部を有している部品を一定方向に整頓して自動組立機に
給送する部品の整送装置に関する。
トのように表側にねじ孔と同心状に突出するパイロット
部を有している部品を一定方向に整頓して自動組立機に
給送する部品の整送装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の部品の整送装置として、内周面
に複数の掻上げ板を突設した回転ホッパー内に整送シュ
ートが傾斜して配設されている装置は古くから使用され
ており、ピアスナットの整送装置としては、実公昭５２
−１１３３１号公報に記載のものが知られている。該実
用新案公報に開示されているピアスナットの整送装置
は、整送シュートの上面に設けた係合溝にパイロット部
を係合させ、ねじ孔が上下方向に位置する姿勢でナット
の表裏を選別して整送するようになっている。
に複数の掻上げ板を突設した回転ホッパー内に整送シュ
ートが傾斜して配設されている装置は古くから使用され
ており、ピアスナットの整送装置としては、実公昭５２
−１１３３１号公報に記載のものが知られている。該実
用新案公報に開示されているピアスナットの整送装置
は、整送シュートの上面に設けた係合溝にパイロット部
を係合させ、ねじ孔が上下方向に位置する姿勢でナット
の表裏を選別して整送するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のピ
アスナットの整送装置は、整送シュートの傾斜角度を大
きくしてナットの流れを速くすると、前記整送シュート
に受容されて選別される確率が低くなり、また、一旦パ
イロット部が前記係合溝に係合したナットが浮き上がっ
て脱落することがあった。加えて、パイロット部のみが
係合溝に係合されているため、次々と落下してくるピア
スナットの衝撃によって係合溝に係合しているナットが
跳び上がって脱落することがあり、整送能力が低いとい
う欠点があった。
アスナットの整送装置は、整送シュートの傾斜角度を大
きくしてナットの流れを速くすると、前記整送シュート
に受容されて選別される確率が低くなり、また、一旦パ
イロット部が前記係合溝に係合したナットが浮き上がっ
て脱落することがあった。加えて、パイロット部のみが
係合溝に係合されているため、次々と落下してくるピア
スナットの衝撃によって係合溝に係合しているナットが
跳び上がって脱落することがあり、整送能力が低いとい
う欠点があった。
【０００４】一方、前記整送シュートの傾斜角度が２０
度前後のゆるい角度では、ナットに付着している残留油
脂や細かいごみなどによって、前記整送シュートに受容
されたナットの流れが阻害され、スムーズに整送できな
いという問題があった。このため、整送シュートに振動
を与えたり、空気圧で強制送りを付与するなどの手段が
講じられていた。
度前後のゆるい角度では、ナットに付着している残留油
脂や細かいごみなどによって、前記整送シュートに受容
されたナットの流れが阻害され、スムーズに整送できな
いという問題があった。このため、整送シュートに振動
を与えたり、空気圧で強制送りを付与するなどの手段が
講じられていた。
【０００５】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
補助的な送り手段を全く必要とせず、ピアスナットのよ
うな表裏のある部品を一定方向に揃えて効率良く整送す
ることができる部品の整送装置を提供することを目的と
する。
補助的な送り手段を全く必要とせず、ピアスナットのよ
うな表裏のある部品を一定方向に揃えて効率良く整送す
ることができる部品の整送装置を提供することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、内周面に複数の掻上げ板を突設した回転
ホッパー内に整送シュートが傾斜して配設されている部
品の整送装置であって、前記整送シュートは、上側に部
品受容部、中間に表裏選別部、そして下側に整送通路部
が設けられていて、前記部品受容部は、上部が開放さ
れ、前記部品の表側と裏側が左右方向に位置する姿勢
で、かつ、前記部品のほぼ全体が受容される充分な深さ
を有する凹溝に形成されていると共に、前記凹溝の相対
向する内側壁の上部には外拡がりの傾斜案内面が設けら
れており、前記表裏選別部は、前記凹溝に連続する通路
が、その断面形状によって区別された、表向きの部品の
みを通過させる主通路と、裏向きの部品のみを通過させ
る分岐通路とを備え、前記主通路は前記整送通路部に連
通し、前記分岐通路は前記整送シュートの底部に設けた
排出口に連通していることを特徴とする。
に、本発明は、内周面に複数の掻上げ板を突設した回転
ホッパー内に整送シュートが傾斜して配設されている部
品の整送装置であって、前記整送シュートは、上側に部
品受容部、中間に表裏選別部、そして下側に整送通路部
が設けられていて、前記部品受容部は、上部が開放さ
れ、前記部品の表側と裏側が左右方向に位置する姿勢
で、かつ、前記部品のほぼ全体が受容される充分な深さ
を有する凹溝に形成されていると共に、前記凹溝の相対
向する内側壁の上部には外拡がりの傾斜案内面が設けら
れており、前記表裏選別部は、前記凹溝に連続する通路
が、その断面形状によって区別された、表向きの部品の
みを通過させる主通路と、裏向きの部品のみを通過させ
る分岐通路とを備え、前記主通路は前記整送通路部に連
通し、前記分岐通路は前記整送シュートの底部に設けた
排出口に連通していることを特徴とする。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明をピアスナットの整
送に実施した形態を図面に基づいて説明する。
送に実施した形態を図面に基づいて説明する。
【０００８】該ピアスナット１は、図９及び１０に示す
ように、ナット本体の表側４にねじ孔２と同心状に円筒
形のパイロット部３が突出した形状を有している。ナッ
ト本体の裏側５は平坦面に形成されている。
ように、ナット本体の表側４にねじ孔２と同心状に円筒
形のパイロット部３が突出した形状を有している。ナッ
ト本体の裏側５は平坦面に形成されている。
【０００９】図１は本発明に係る整送装置１０を示して
おり、該整送装置１０は内周面に複数の掻上げ板１２を
突設した回転ホッパー１１と、該回転ホッパー１１内に
傾斜して配設される整送シュート２０とを備えている。
おり、該整送装置１０は内周面に複数の掻上げ板１２を
突設した回転ホッパー１１と、該回転ホッパー１１内に
傾斜して配設される整送シュート２０とを備えている。
【００１０】回転ホッパー１１は、底板１３の外側中央
部分に固着した回転軸１４を基台１５に軸受１６を介し
て回転自在に支持させ、やや上向きに傾斜した姿勢で基
台１５に取り付けられており、基台１５に塔載した減速
機付き電動モータ１７により伝動ベルト装置１８を介し
て定速度で回転せしめられる。そして、回転ホッパー１
１の回転に伴い、該回転ホッパー１１内に収容したピア
スナット１を掻上げ板１２により掻き上げ整送シュート
２０に向けて落下させるようになっている。
部分に固着した回転軸１４を基台１５に軸受１６を介し
て回転自在に支持させ、やや上向きに傾斜した姿勢で基
台１５に取り付けられており、基台１５に塔載した減速
機付き電動モータ１７により伝動ベルト装置１８を介し
て定速度で回転せしめられる。そして、回転ホッパー１
１の回転に伴い、該回転ホッパー１１内に収容したピア
スナット１を掻上げ板１２により掻き上げ整送シュート
２０に向けて落下させるようになっている。
【００１１】整送シュート２０は、上側（先端側）の部
品受容部２１と、中間の表裏選別部２２と、下側の整送
通路部２３とを有しており、整送通路部２３を基台１５
に固着連結した支持アーム１９に固定して、部品受容部
２１と表裏選別部２２が回転ホッパー１１内に水平面に
対して約２５度の傾斜角度で上向きに傾斜した姿勢で配
設されている。整送通路部２３の下端には接続具２４を
介して給送ホース２５が接続されている。
品受容部２１と、中間の表裏選別部２２と、下側の整送
通路部２３とを有しており、整送通路部２３を基台１５
に固着連結した支持アーム１９に固定して、部品受容部
２１と表裏選別部２２が回転ホッパー１１内に水平面に
対して約２５度の傾斜角度で上向きに傾斜した姿勢で配
設されている。整送通路部２３の下端には接続具２４を
介して給送ホース２５が接続されている。
【００１２】前記整送シュート２０は、図２、図７及び
図８に示すように、一対の細長い板状体の相対向する側
面に所定の形状を加工した本体３０と蓋体４０とを重ね
合わせて構成されている。
図８に示すように、一対の細長い板状体の相対向する側
面に所定の形状を加工した本体３０と蓋体４０とを重ね
合わせて構成されている。
【００１３】本体３０は、図７に良く示されているよう
に、部品受容部２１の片側を形成する段付き棧部３１
と、表裏選別部２２の分岐通路（後述）を形成する中間
部３２と、整送通路部２３の整送通路を形成する後部３
３とからなり、後部３３の後端に接続具２４の取付片３
４が連設されている。段付き棧部３１は段部３１ａの一
側に沿って上方へ延びる側壁面３１ｂの上部が外拡がり
の傾斜案内面３１ｃに形成されている。中間部３２は段
部３１ａより幅広の段部３２ａと側壁面３１ｂに連続す
る側壁面３２ｂを有しており、段部３２ａは底面に向け
て湾曲し、底部に設けた切欠部３５まで延びている。一
方、側壁面３２ｂには段部３２ａに沿って延びる係合段
部３６と、該係合段部３６と平行して切欠部３５まで延
びている係合段部３７が突設されていて、両係合段部３
６，３７の間にピアスナット１のパイロット部３が係合
して通過する案内溝３８が形成されている。なお、案内
溝３８の入口になる両係合段部３６，３７の始端部分に
は側壁面３２ｂに収斂する傾斜面３６ａ，３７ａが設け
られている。また、係合段部３７に連続する側壁面３７
ａが側壁面３２ａと平行して延びている。整送通路部２
３にはピアスナット１本体が通過する矩形断面の溝３９
が設けられており、該溝３９の側壁面３９ａは側壁面３
７ａと同一平面上に形成されている。
に、部品受容部２１の片側を形成する段付き棧部３１
と、表裏選別部２２の分岐通路（後述）を形成する中間
部３２と、整送通路部２３の整送通路を形成する後部３
３とからなり、後部３３の後端に接続具２４の取付片３
４が連設されている。段付き棧部３１は段部３１ａの一
側に沿って上方へ延びる側壁面３１ｂの上部が外拡がり
の傾斜案内面３１ｃに形成されている。中間部３２は段
部３１ａより幅広の段部３２ａと側壁面３１ｂに連続す
る側壁面３２ｂを有しており、段部３２ａは底面に向け
て湾曲し、底部に設けた切欠部３５まで延びている。一
方、側壁面３２ｂには段部３２ａに沿って延びる係合段
部３６と、該係合段部３６と平行して切欠部３５まで延
びている係合段部３７が突設されていて、両係合段部３
６，３７の間にピアスナット１のパイロット部３が係合
して通過する案内溝３８が形成されている。なお、案内
溝３８の入口になる両係合段部３６，３７の始端部分に
は側壁面３２ｂに収斂する傾斜面３６ａ，３７ａが設け
られている。また、係合段部３７に連続する側壁面３７
ａが側壁面３２ａと平行して延びている。整送通路部２
３にはピアスナット１本体が通過する矩形断面の溝３９
が設けられており、該溝３９の側壁面３９ａは側壁面３
７ａと同一平面上に形成されている。
【００１４】蓋体４０は、図８に良く示されているよう
に、部品受容部２１の片側を形成する段付き棧部４１
と、表裏選別部２２の分岐通路（後述）を形成する中間
部４２と、整送通路部２３の整送通路（後述）を形成す
る後部４３とからなっている。段付き棧部４１は、本体
３０と同様に段部４１ａの一側に沿って上方へ延びる側
壁面４１ｂの上部が外拡がりの傾斜案内面４１ｃに形成
されている。なお、段部４１ａは本体３０の段部３１ａ
に比べて幅狭に形成されている。中間部４２から後部４
３に亘って一対の係合段部４４，４５が平行に延びてい
て、両係合段部４４，４５の間にピアスナット１のパイ
ロット部３が係合して通過する案内溝４６が形成されて
いる。該案内溝４６の側壁面４６ｂは側壁面４１ｂと同
一平面上に形成されている。また、両係合段部４４，４
５の始端部分には側壁面４１ｂに収斂する傾斜面４４
ａ，４５ａが設けられている。
に、部品受容部２１の片側を形成する段付き棧部４１
と、表裏選別部２２の分岐通路（後述）を形成する中間
部４２と、整送通路部２３の整送通路（後述）を形成す
る後部４３とからなっている。段付き棧部４１は、本体
３０と同様に段部４１ａの一側に沿って上方へ延びる側
壁面４１ｂの上部が外拡がりの傾斜案内面４１ｃに形成
されている。なお、段部４１ａは本体３０の段部３１ａ
に比べて幅狭に形成されている。中間部４２から後部４
３に亘って一対の係合段部４４，４５が平行に延びてい
て、両係合段部４４，４５の間にピアスナット１のパイ
ロット部３が係合して通過する案内溝４６が形成されて
いる。該案内溝４６の側壁面４６ｂは側壁面４１ｂと同
一平面上に形成されている。また、両係合段部４４，４
５の始端部分には側壁面４１ｂに収斂する傾斜面４４
ａ，４５ａが設けられている。
【００１５】上記のような構成を有する本体３０と蓋体
４０を重ね合わせ、図示しないボルトなどの止め具で固
定して、図２に示すように整送シュート２０が構成され
る。そして、部品受容部２１を構成する相対接した段付
き棧部３１，４１により、図３に示すように、上部が開
放され、ピアスナット１のパイロット部３を設けた表側
４と平坦面の裏側５とが左右方向に位置する姿勢で、か
つ、ピアスナット１のほぼ全体が受容される充分な深さ
を有する凹溝５１が形成されると共に、段部３１ａと段
部４１ａとの間に隙間５２が形成され、該隙間５２を通
じてピアスナット１に付着している切粉などの異物が落
下して排出されるようになっている。
４０を重ね合わせ、図示しないボルトなどの止め具で固
定して、図２に示すように整送シュート２０が構成され
る。そして、部品受容部２１を構成する相対接した段付
き棧部３１，４１により、図３に示すように、上部が開
放され、ピアスナット１のパイロット部３を設けた表側
４と平坦面の裏側５とが左右方向に位置する姿勢で、か
つ、ピアスナット１のほぼ全体が受容される充分な深さ
を有する凹溝５１が形成されると共に、段部３１ａと段
部４１ａとの間に隙間５２が形成され、該隙間５２を通
じてピアスナット１に付着している切粉などの異物が落
下して排出されるようになっている。
【００１６】また、表裏選別部２０を構成する相対設し
た中間部３２，４２によって表向きのピアスナット１
（図６において、パイロット部３がみえるもの）のみを
通過させる主通路５３と、裏向きのピアスナット１′
（図６においてパイロット部３がみえないもの）のみで
通過させる分岐通路５４とが形成される。すなわち、主
通路５３は本体３０の係合段部３７に連続する側壁面３
７ａと蓋体４０の案内溝４６によって画成され、後述す
る整送通路５６と同一断面形状を有している。一方、分
岐通路５４は本体３０の案内溝３８及び段部３２ａと蓋
体４０の側壁面４６ｂ及び側壁面４７（図８参照）によ
って画成され、切欠部３５と側壁面４７の下端縁とによ
り画成される排出口５５（図２参照）に連通する。さら
に、整送通路部２３を構成する相対設した後部３３の溝
３９と後部４３の案内溝４６とによって、主通路５３と
同一断面形状を有する整送通路５６が画成される。な
お、図２において、５７は矯正用ばね板、５８は点検用
蓋板である。
た中間部３２，４２によって表向きのピアスナット１
（図６において、パイロット部３がみえるもの）のみを
通過させる主通路５３と、裏向きのピアスナット１′
（図６においてパイロット部３がみえないもの）のみで
通過させる分岐通路５４とが形成される。すなわち、主
通路５３は本体３０の係合段部３７に連続する側壁面３
７ａと蓋体４０の案内溝４６によって画成され、後述す
る整送通路５６と同一断面形状を有している。一方、分
岐通路５４は本体３０の案内溝３８及び段部３２ａと蓋
体４０の側壁面４６ｂ及び側壁面４７（図８参照）によ
って画成され、切欠部３５と側壁面４７の下端縁とによ
り画成される排出口５５（図２参照）に連通する。さら
に、整送通路部２３を構成する相対設した後部３３の溝
３９と後部４３の案内溝４６とによって、主通路５３と
同一断面形状を有する整送通路５６が画成される。な
お、図２において、５７は矯正用ばね板、５８は点検用
蓋板である。
【００１７】上記構成において、回転ホッパー１１に収
容したピアスナット１が、回転ホッパー１１の回転に伴
い掻上げ板１２により掻き上げられ、傾斜して配設され
ている整送シュート２０上に落下せしめられると、傾斜
案内面３１ｃ，４１ｃに誘導されて部品受容部２１の凹
溝５１内に表裏の区別なしに受容される。凹溝５１内に
受容されたピアスナット１は、図３に示すように、表側
４と裏側５が左右方向に位置する姿勢で、凹溝５１の傾
斜した底部、すなわち段部３１ａ，４１ａに沿って自重
により滑動して表裏選別部２２へ移動して行く。このと
き、ピアスナット１はほぼ全体が凹溝５１内に位置して
いるので、後続して落下してくるピアスナット１によっ
て跳ね飛ばされることがなく、また、整送シュート２０
の傾斜角度を大きくしてもピアスナット１が移動途中に
凹溝５１から跳ね出すことがない。したがって、整送シ
ュート２０を２５度以上に傾斜させて高速度で表裏選別
部２２へ給送することが可能である。また、不安定な姿
勢で凹溝５１内に受容されたピアスナット１は、図６に
示すように、移動途中において矯正用ばね板５７に当接
し、一定姿勢に矯正されたのち、順次表裏選別部２２へ
送られる。表裏選別部２２に給送されたピアスナット１
は、前述のように、図６においてパイロット部３がみえ
る表向きのピアスナット１のみが主通路５３を通過して
整送通路５６に移動し、整送通路５６を経て給送ホース
２５に給送される。一方、図６においてパイロット部３
がみえない裏向きのピアスナット１′は分岐通路５４を
通過し、排出口５５から回転ホッパー１１内へ戻され
る。
容したピアスナット１が、回転ホッパー１１の回転に伴
い掻上げ板１２により掻き上げられ、傾斜して配設され
ている整送シュート２０上に落下せしめられると、傾斜
案内面３１ｃ，４１ｃに誘導されて部品受容部２１の凹
溝５１内に表裏の区別なしに受容される。凹溝５１内に
受容されたピアスナット１は、図３に示すように、表側
４と裏側５が左右方向に位置する姿勢で、凹溝５１の傾
斜した底部、すなわち段部３１ａ，４１ａに沿って自重
により滑動して表裏選別部２２へ移動して行く。このと
き、ピアスナット１はほぼ全体が凹溝５１内に位置して
いるので、後続して落下してくるピアスナット１によっ
て跳ね飛ばされることがなく、また、整送シュート２０
の傾斜角度を大きくしてもピアスナット１が移動途中に
凹溝５１から跳ね出すことがない。したがって、整送シ
ュート２０を２５度以上に傾斜させて高速度で表裏選別
部２２へ給送することが可能である。また、不安定な姿
勢で凹溝５１内に受容されたピアスナット１は、図６に
示すように、移動途中において矯正用ばね板５７に当接
し、一定姿勢に矯正されたのち、順次表裏選別部２２へ
送られる。表裏選別部２２に給送されたピアスナット１
は、前述のように、図６においてパイロット部３がみえ
る表向きのピアスナット１のみが主通路５３を通過して
整送通路５６に移動し、整送通路５６を経て給送ホース
２５に給送される。一方、図６においてパイロット部３
がみえない裏向きのピアスナット１′は分岐通路５４を
通過し、排出口５５から回転ホッパー１１内へ戻され
る。
【００１８】上記の実施例では、ピアスナットの整送に
ついて説明したが、本発明は表側又は裏側にボス状の突
出部を有する部品の整送に用いることができる。
ついて説明したが、本発明は表側又は裏側にボス状の突
出部を有する部品の整送に用いることができる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表裏の区別なしに連続的に整送シュートに落下する部品
を一定方向に揃えて効率良く整送することができる。特
に、前記整送シュートの傾斜角度を従来装置より大きく
できるので、振動装置その他の補助的な送り手段を用い
ることなく自重による滑動のみを利用して給送能力を大
幅に向上させることが可能である。
表裏の区別なしに連続的に整送シュートに落下する部品
を一定方向に揃えて効率良く整送することができる。特
に、前記整送シュートの傾斜角度を従来装置より大きく
できるので、振動装置その他の補助的な送り手段を用い
ることなく自重による滑動のみを利用して給送能力を大
幅に向上させることが可能である。
【図１】本発明に係る部品の整送装置の一部切欠き正面
図である。
図である。
【図２】同整送シュートの平面図である。
【図３】図２の３−３線に沿う断面図である。
【図４】図２の４−４線に沿う断面図である。
【図５】図２の５−５線に沿う断面図である。
【図６】図２の６−６線に沿う断面図である。
【図７】同整送シュートの主要部をなす本体の斜視図で
ある。
ある。
【図８】同整送シュートを構成する蓋体の斜視図であ
る。
る。
【図９】本発明の整送装置により整送するピアスナット
の斜視図である。
の斜視図である。
【図１０】図９の１０−１０線に沿う断面図である。
１ ピアスナット ３ パイロット部 ４ 表側 ５ 裏側 １０ 整送装置 １１ 回転ホッパー １２ 掻上げ板 ２０ 整送シュート ２１ 部品受容部 ２２ 表裏選別部 ２３ 整送通路部 ３０ 整送シュート２０の本体 ４０ 整送シュート２０の蓋体 ５１ 凹溝 ５２ 隙間 ５３ 主通路 ５４ 分岐通路 ５５ 排出口 ５６ 整送通路
Claims (2)
- 【請求項１】 内周面に複数の掻上げ板を突設した回転
ホッパー内に整送シュートが傾斜して配設されている部
品の整送装置であって、 前記整送シュートは、上側に部品受容部、中間に表裏選
別部、そして下側に整送通路部が設けられていて、 前記部品受容部は、上部が開放され、前記部品の表側と
裏側が左右方向に位置する姿勢で、かつ、前記部品のほ
ぼ全体が受容される充分な深さを有する凹溝に形成され
ていると共に、前記凹溝の相対向する内側壁の上部には
外拡がりの傾斜案内面が設けられており、 前記表裏選別部は、前記凹溝に連続する通路が、その断
面形状によって区別された、表向きの部品のみを通過さ
せる主通路と、裏向きの部品のみを通過させる分岐通路
とを備え、前記主通路は前記整送通路部に連通し、前記
分岐通路は前記整送シュートの底部に設けた排出口に連
通していることを特徴とする部品の整送装置。 - 【請求項２】 前記部品が、その表側にねじ孔と同心状
にパイロット部が突設されているピアスナットである請
求項１記載の部品の整送装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298902A JPH09118421A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 部品の整送装置 |
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| EP96307579A EP0770451A1 (en) | 1995-10-24 | 1996-10-18 | Position regulating parts feeder |
| KR1019960046617A KR100202788B1 (ko) | 1995-10-24 | 1996-10-18 | 부품 정송 장치 |
| US08/734,085 US5775478A (en) | 1995-10-24 | 1996-10-21 | Position regulating parts feeder |
| CN96120388A CN1152532A (zh) | 1995-10-24 | 1996-10-24 | 可以对部件进行姿态控制的进料器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298902A JPH09118421A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 部品の整送装置 |
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|---|---|
| JPH09118421A true JPH09118421A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17865651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7298902A Pending JPH09118421A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 部品の整送装置 |
Country Status (6)
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| EP (1) | EP0770451A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09118421A (ja) |
| KR (1) | KR100202788B1 (ja) |
| CN (1) | CN1152532A (ja) |
| CA (1) | CA2187960A1 (ja) |
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- 1996-10-24 CN CN96120388A patent/CN1152532A/zh active Pending
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| CN1152532A (zh) | 1997-06-25 |
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