JPH09117585A - 洗濯機の動力伝達装置 - Google Patents

洗濯機の動力伝達装置

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JPH09117585A
JPH09117585A JP8228353A JP22835396A JPH09117585A JP H09117585 A JPH09117585 A JP H09117585A JP 8228353 A JP8228353 A JP 8228353A JP 22835396 A JP22835396 A JP 22835396A JP H09117585 A JPH09117585 A JP H09117585A
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JP
Japan
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link
power transmission
transmission device
shaft
brake drum
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Application number
JP8228353A
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English (en)
Inventor
Hee-Tae Lim
煕泰 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiu Denshi Kk
WiniaDaewoo Co Ltd
Original Assignee
Daiu Denshi Kk
Daewoo Electronics Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daiu Denshi Kk, Daewoo Electronics Co Ltd filed Critical Daiu Denshi Kk
Publication of JPH09117585A publication Critical patent/JPH09117585A/ja
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    • D—TEXTILES; PAPER
    • D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30—Driving arrangements 
    • D—TEXTILES; PAPER
    • D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06F—LAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00—Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/30—Driving arrangements 
    • D06F37/32—Driving arrangements  for rotating the receptacle at one speed only
    • D06F37/34—Driving arrangements  for rotating the receptacle at one speed only in opposite directions, e.g. oscillating
    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00—Machine element or mechanism
    • Y10T74/18—Mechanical movements
    • Y10T74/18056—Rotary to or from reciprocating or oscillating
    • Y10T74/18144—Overcoming dead center

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 洗濯時に駆動源が一方向のみに回転してもパ
ルセーターを正逆方向に回転させることにより洗濯を遂
行し、駆動源に過負荷を防止する洗濯機の動力伝達装置
の提供。 【解決手段】 洗濯機の動力伝達装置は一端部が前記駆
動シャフト１５０の上端部に取り付けられ他端部には第
１案内ピン２１２が装着されている第１リンク２１０、
一端部は前記ブレーキドラム１３０の内周面にヒンジ結
合され、他端部には第２案内ピン２２２が装着され、一
端部と他端部との間に第１長方形スロット２２４が形成
されている第２リンク２２０、そして一端部が前記被動
シャフト１７０の下端部に取り付けられ他端部には第２
長方形スロット２３２が形成されている第３リンク２３
０を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は洗濯機の動力伝達装
置に関するものであり、より詳細には洗濯時に駆動源が
一方向のみに回転してもパルセーターを正逆方向に回転
させることにより洗濯を遂行し、駆動源に過負荷がかか
ることが防止できる洗濯機の動力伝達装置に関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】一般に、洗濯時には正逆方向にパルセー
ターを回転させ、脱水時には洗濯槽を回転させるための
多様な動力伝達装置が提案された。
【０００３】従来技術による全自動洗濯機の動力伝達装
置はパルセーターに連結された洗濯出力側と洗濯槽に連
結されたスピン出力側を具備し、ベアリングによって支
持されるデュアル軸構造を具備する。全自動洗濯機の動
力伝達装置は洗濯時には洗濯出力軸のみを時計方向及び
反時計方向に回転させ脱水時にはクラッチスプリングに
よって洗濯出力側と一緒に脱水出力側を同一な方向に回
転させる。前記動力伝達装置は脱水出力側が脱水回転方
向のみに回転し逆方向には回転しないように防止する動
力伝達用一方向クラッチを具備する。
【０００４】従来技術による洗濯機の動力伝達装置は洗
濯時に駆動源が正逆方向に回転してパルセーターを時計
方向及び反時計方向に回転させて洗濯を遂行し、脱水時
には駆動源を一方向に回転させパルセーターと洗濯槽を
一方向に同時に回転させて脱水する。
【０００５】従って、従来技術による洗濯機の動力伝達
装置は洗濯時に駆動源が正逆方向に回転してパルセータ
ーを回転させるために駆動源に過負荷がかかり駆動源の
寿命が短くなる問題点がある。
【０００６】Ｂａｅによる米国特許第５，３７９，６１
６号（１９９５年１月１０日）には洗濯時に駆動源を第
１方向のみに回転させても洗濯手段を正逆方向に回転さ
せて洗濯を遂行し、駆動源が第２方向に回転して洗濯手
段と洗濯槽を第２方向に回転させて脱水することによ
り、駆動源に過負荷がかかることを防止し駆動源の寿命
が延長できる全自動洗濯機の動力伝達装置が開示されて
いる。
【０００７】Ｂａｅの特許において、図１に示すよう
に、動力伝達装置は駆動シャフト４０と連結器具を具備
し、連結器具はケース７、９、クラッチ手段５４、転換
部材３０、ギヤ装置３２、４１、４２、ラック手段２
０、案内ユニット３１及びバンドブレーキで構成され
る。このように構成されたＢａｅの動力伝達装置におい
て、洗濯時の駆動源（図示せず）から駆動シャフト４０
に動力が伝達され駆動シャフト４０が第１方向に回転す
ると、バンドブレーキはトランスファケース部材の外周
面をつかんでトランスファケース部材が回転しないよう
に制動し、ギヤ装置３２、４１、４２は駆動シャフト４
０の回転力を転換部材３０に伝達する。ギヤ装置３２、
４１、４２を通して駆動シャフト４０から動力の伝達を
受けて転換部材３０が回転すると転換部材３０の中心軸
から偏心状に形成された案内ユニット３１の溝に沿って
ラック手段２０が直線往復運動をする。従って、ラック
手段２０のラックギヤ２１と噛み合われている被動シャ
フト１０のギヤ１１によって被動シャフト１０が正逆方
向に回転し、その結果被動シャフト１０に連結された洗
濯手段（図示せず）もまた正逆方向に回転して洗濯を遂
行する。
【０００８】脱水時には駆動源が第２方向に回転し、バ
ンドブレーキがトランスファケース部材の制動を解除し
てトランスファケース部材に連結された洗濯槽シャフト
６２と駆動シャフト４０を同時に一方向に回転させるこ
とにより脱水作業を遂行する。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Ｂａｅによる
特許の動力伝達装置は洗濯時の駆動源を一方向のみに回
転させることにより駆動源に過負荷がかかることを防止
したが、ギヤ装置及び転換部材などを使用して構造が複
雑で、実質的には洗濯過程と脱水過程時に駆動源の回転
方向を異なるようにしなければならない問題点があっ
た。
【００１０】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解決するためのものであり、本発明の目的は駆動源を一
方向のみに回転させてもパルセーターを正逆方向に回転
させ駆動源に過負荷がかかることを防止することにより
駆動源の故障を最小限にし使用寿命を延長することがで
きる洗濯機の動力伝達装置を提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、外側洗濯桶の下部に装着されたハウジング
と、該ハウジングの下面を貫通延長し前記ハウジングに
よって支持されるブレーキドラムと、該ブレーキドラム
の上部に下部が螺合され上部は洗濯槽に連結され洗濯槽
を一方向に回転させるための洗濯槽シャフトと、前記ブ
レーキドラムを貫通延長し下端部がベルトプーリに結合
され駆動源から動力の伝達を受けて一方向に回転する駆
動シャフトと、前記洗濯槽シャフトを貫通延長し上端部
がパルセーターに結合されている前記パルセーターを正
逆方向に回転させるための被動シャフトと、前記駆動シ
ャフトと前記被動シャフトとを連結し前記一方向に回転
する駆動シャフトの回転力を前記被動シャフトに伝達
し、該被動シャフトを正逆方向に回転させる動力伝達手
段を含む洗濯機の動力伝達装置を提供する。
【００１２】前記動力伝達手段は駆動シャフトの上端部
に一端が取り付けられ駆動シャフトと一緒に回転する第
１リンク、一端部が前記ブレーキドラムの内周面にヒン
ジ結合され前記第１リンクと連結され該第１リンクが回
転することにより所定の角度の範囲内で正逆方向に回転
する第２リンク、そして、被動シャフトに一端部が取り
付けられ第２端部は第２リンクに連結され正逆方向に回
転する第３リンクを具備する。
【００１３】前記第１リンクの前記他端部には前記第２
リンクを案内する第１案内ピンが装着されている。前記
第２リンクは一端部にヒンジ結合用貫通孔が形成されて
おり他端部には第２案内ピンが装着されており、前記貫
通孔と前記第２案内ピンとの間には前記第１リンクの第
１案内ピンが移動可能に挿入される第１長方形スロット
が形成されている。前記第１リンクは前記第２リンクよ
り長さが短い。
【００１４】前記第３リンクの他端部には第２リンクの
第２案内ピンが移動可能に挿入される第２長方形スロッ
トが形成されている。前記第２長方形スロットの長さは
前記第１長方形スロットの長さより短い。
【００１５】前記第３リンクが正逆方向に移動する際の
各範囲が前記第２リンクが正逆方向に移動する際の各範
囲より大きい。前記駆動シャフトと前記ブレーキドラム
を連結して前記駆動力を前記ブレーキドラムに伝達する
クラッチスプリングをさらに具備する。
【００１６】前記クラッチスプリングの上部は前記ブレ
ーキドラムのシャフト部の外周面に巻かれており、下部
は前記駆動シャフトに装着されているカップリングに巻
かれており、クラッチボスがクラッチスプリングの外周
を取り囲んでいる。
【００１７】
【作用】このような構成を有する本発明の洗濯機の動力
伝達装置は洗濯時に駆動源を一方向に回転させると、駆
動源からベルトプーリを通して駆動シャフトに動力が伝
達される。この際に、ブレーキバンド制御装置が動作し
てブレーキバンドをブレーキドラムに密着させることに
より、ブレーキドラムが回転しないように防止する。従
って、洗濯時にはブレーキドラムに連結された被動シャ
フトと被動シャフトの上端部に装着されているパルセー
ターが回転しないようになる。一方、駆動源から動力の
伝達を受けた駆動シャフトは駆動源の回転方向と同一な
方向に回転し、駆動源の上端部に取り付けられた第１リ
ンクまたは駆動シャフトの軸線を中心に円を描きながら
回転する。従って、第１リンクの一端部に装着された第
１案内ピンがブレーキドラムにヒンジ結合された第２リ
ンクの第１長方形スロットを案内して回転することによ
り、第２リンクはヒンジ点を中心に所定の角度の範囲内
で正逆方向に往復するようになる。
【００１８】第３リンクは駆動シャフトと同軸である被
動シャフトに一端部が取り付けられ他端部は第２長方形
スロットを通して第２リンクの第２案内ピンと連結され
ているために、第２リンクがヒンジ点を中心に正逆方向
に往復運動することにより第３リンクもまた被動シャフ
トの軸線を中心に所定の角度の範囲内で正逆方向に往復
運動する。この際に、第３リンクの各範囲は第２リンク
の各範囲より大きい。従って、第３リンクの上端部に装
着されたパルセーターは第３リンクが正逆方向に往復運
動する各範囲内で正逆方向に往復運動をする。
【００１９】脱水時にはＥＣＵの制御信号によりクラッ
チスプリング制御装置がクラッチスプリングを駆動シャ
フトの下部に取り付けられているカップリングと洗濯槽
シャフトに連結されているブレーキドラムのシャフト部
に同時に密着させる。これと同時にブレーキドラムを制
動しているブレーキバンドがブレーキドラムの制動を解
除する。従って、駆動源の動力が駆動シャフトと洗濯槽
シャフトに伝達されパルセーターと洗濯槽とを回転させ
ることにより脱水がなされる。もちろん、ＥＣＵは脱水
時のみにクラッチスプリング制御装置を動作させること
により、洗濯時にはクラッチスプリングが解除された状
態におかれる。従って、洗濯時には駆動源の動力が駆動
シャフト及び被動シャフトを通してパルセーターのみに
伝達され洗濯過程を遂行できるようになる。
【００２０】このように本発明による洗濯機の動力伝達
装置は駆動源を一方向のみに回転させてもパルセーター
を正逆方向に往復運動させて洗濯過程が遂行でき、ま
た、洗濯過程時の駆動源の回転方向と同一な方向に洗濯
槽を回転させて脱水過程が遂行できる。従って、駆動源
に過負荷がかかることが防止できて駆動源の使用寿命が
延長できる。
【００２１】以上のような本発明の目的と別の特徴及び
長所などは次ぎに参照する本発明のいくつかの好適な実
施例に対する以下の説明から明確になるであろう。
【００２２】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図２は本発明の一実施例による洗濯
機の動力伝達装置１００図である。図面に示すように、
洗濯機の動力伝達装置１００は動力伝達装置１００の下
面に取り付けられたハウジング１２０、該ハウジング１
２０の下面を貫通延長しハウジング１２０によって支持
されるブレーキドラム１３０、該ブレーキドラム１３０
の上部に下部が螺合され上部は洗濯槽（図示せず）に連
結され洗濯槽を一方向に回転させるための洗濯槽シャフ
ト１４０、ブレーキドラム１３０を貫通延長し下端部が
ベルトプーリ３００に結合され駆動源（図示せず）から
動力の伝達を受けて一方向に回転する駆動シャフト１５
０、洗濯槽シャフト１４０を貫通延長し上端部がパルセ
ーター（図示せず）に結合されパルセーターを正逆方向
に回転させるための被動シャフト１７０、そして駆動シ
ャフト１５０と被動シャフト１７０とを連結し、前記一
方向に回転する駆動シャフト１５０の回転力を被動シャ
フト１７０に伝達して被動シャフト１７０を正逆方向に
回転させる動力伝達器具２００を含む。また、動力伝達
装置１００は駆動シャフト１５０とブレーキドラム１３
０とを連結して駆動力をブレーキドラム１３０に伝達す
るクラッチスプリング１６０を具備する。
【００２３】外側洗濯桶１１０は下面の中央部が管形状
で上方に延長され、その上端には環状密封部材１１２が
挿入される。また、外側洗濯桶１１０の下面には中央部
を中心にハウジング１２０が溶接などの方法により取り
付けられる。外側洗濯桶１１０の延長部の下部空間には
ベアリング１１４が挿入されている。洗濯槽シャフト１
４０は外側洗濯桶１１０の延長部、環状密封部材１１２
及び延長部の下部空間に挿入されたベアリング１１４を
貫通して延長する。
【００２４】ハウジング１２０はボール形状で、上部に
は半径方向の外側にフランジが形成されており、そのフ
ランジが外側洗濯桶１１０の下面に取り付けられる。外
側洗濯桶１１０の下面の中央部には円形溝が形成されて
おり、溝の中央部には貫通ホールが形成されている。溝
内にはベアリング１２２が挿入されている。ブレーキド
ラム１３０のシャフト部１３４が溝内に挿入されたベア
リング１２２と貫通ホールを貫通通過する。ハウジング
１２０の円筒型壁部にはブレーキバンド１８０とブレー
キバンド１８０制御装置（図示せず）が連結されるよう
に開口部が形成されている。
【００２５】ブレーキドラム１３０はドラム部１３２と
シャフト部１３４で構成させる。ドラム部１３２の上部
外周面には多数のネジ穴が一定の間隔で配置されてい
る。また、ドラム部１３２の内周面にはヒンジ部１３６
が取り付けられている。ヒンジ部１３６は二つの小さい
プレートで構成される。プレートはドラム部１３２の内
周面の一支点に上下で一定間隔をおいて取り付けられ、
それぞれのプレートにはヒンジピン１３８が挿入固定さ
れる貫通ホールが形成されている。
【００２６】一方、ドラム部１３２の外周面にはブレー
キバンド１８０が配置されている。ブレーキバンド１８
０は洗濯時には制御装置（図示せず）によってドラム部
１３２の外周面に密着されブレーキドラム１３０が回転
しないように防止し、脱水時にはブレーキドラム１３０
が回転できるように制御装置によりドラム部１３２との
密着状態が解除される。
【００２７】ブレーキドラム１３０のシャフト部１３４
はドラム部１３２の下面中央部で外側洗濯桶１１０の溝
に形成された貫通ホールを貫通して下方に延長する。ま
た、シャフト部１３４の内周面にはメタルベアリング１
８２が配置されており、駆動シャフト１５０がブレーキ
ドラム１３０のシャフト部１３４及びメタルベアリング
１８２を貫通延長する。
【００２８】洗濯槽シャフト１４０はシャフト部１４２
と蓋部１４４で構成される。シャフト部１４２の上端部
は洗濯槽（図示せず）に連結される。シャフト部１４２
の下部には蓋部１４４がシャフト部１４２と一体に形成
されている。蓋部１４４はブレーキドラム１３０のドラ
ム部１３２と形状が類似であるが、直径がドラム部１３
２よりは大きくて外側洗濯桶１１０よりは小さく、下端
部は外側に切り曲げられている。蓋部１４４の上面には
ブレーキドラム１３０のドラム部１３２の上部外周面に
一定の間隔をおいて形成されている多数のネジ穴に対応
する多数の貫通ホールが形成されている。
【００２９】洗濯槽シャフト１４０は上面に形成された
多数の貫通ホールがブレーキドラム１３０の上部外周面
に形成されているネジ穴と一致するように配置する。そ
して、多数のナットを用いて洗濯槽シャフト１４０をブ
レーキドラム１３０に締結固定させる。従って、クラッ
チスプリング１６０を通して駆動源からブレーキドラム
１３０に伝達された動力が洗濯槽シャフト１４０を通し
て洗濯槽に伝達される。
【００３０】洗濯槽シャフト１４０のシャフト部１４２
の上部内周面には１８４が配置されており、１８４の上
側のシャフト部１４２の上端部には環状密封部材１４６
が挿入されている。従って、洗濯槽シャフト１４０を貫
通延長する被動シャフト１７０は１８４と環状密封部材
１４６によって支持される。
【００３１】駆動シャフト１５０はブレーキドラム１３
０のシャフト部１３４を貫通延長し、ブレーキドラム１
３０のシャフト部１３４の内周面に配置されたメタルベ
アリング１８２によって支持される。駆動シャフト１５
０の下部にはベルトプーリ３００が装着され駆動源から
ベルトを通して動力の伝達を受ける。また、ベルトプー
リ３００のボス３１０とブレーキドラム１３０のシャフ
ト部１３４の下端部の間にはカップリング１６２が配置
され、カップリング１６２は駆動シャフト１５０に固定
結合される。カップリング１６２とブレーキドラム１３
０のシャフト部１３４の外周面にはクラッチスプリング
１６０が巻かれており、１６４がクラッチスプリング１
６０の外周縁を取り囲んでいる。
【００３２】クラッチスプリング１６０は洗濯時には制
御装置（図示せず）によって動作解除された状態にあ
り、脱水時には制御装置によりカップリング１６２とブ
レーキドラム１３０のシャフト部１３４の外周面に同時
に密着されカップリング１６２及びブレーキドラム１３
０のシャフト部１３４と一緒に回転することにより駆動
源から伝達された動力を洗濯槽シャフト１４０に伝達す
る。
【００３３】被動シャフト１７０は洗濯槽シャフト１４
０を貫通延長し、１８４と環状密封部材１４６によって
支持される。被動シャフト１７０の上部にはパルセータ
ー（図示せず）が装着される。
【００３４】動力伝達器具２００は駆動シャフト１５０
に取り付けられた第１リンク、ブレーキドラム１３０に
ヒンジ結合された第２リンク２２０、そして、被動シャ
フト１７０に取り付けられた第３リンク２３０を含む。
第１リンク２１０は一端部が駆動シャフト１５０の上端
部に取り付けられおり、他端部は第１案内ピン２１２が
装着されている。第２リンク２２０の一端部にはヒンジ
ピン１３８が貫通するように貫通ホールが形成されてお
り、他端部には第２案内ピン２２２が装着されており、
貫通ホールと第２案内ピン２２２との間には第１長方形
スロット２２４が形成されている。第２リンク２２０の
長さ方向の中心軸線が駆動シャフト１５０の中心軸線を
横切る状態で、第１長方形スロット２２４の中心は駆動
シャフト１５０の中心軸線と一致し、第１長方形スロッ
ト２２４の長さは第１リンク２１０の第１案内ピン２１
２の回転半径よりやや大きい。第２リンク２２０の一端
部はブレーキドラム１３０に取り付けられたヒンジ部１
３６に旋回可能にヒンジ結合される。第２リンク２２０
の第１長方形スロット２２４には第１リンク２１０の第
１案内ピン２１２が挿入される。第３リンク２３０は一
端部が被動シャフト１７０の下端部に取り付けられ、他
端部には第２長方形スロット２３２が形成されている。
第３リンク２３０の第２長方形スロット２３２には第２
リンク２２０の第２案内ピン２２２が挿入される。第３
リンク２３０は長さが第１リンク２１０よりやや長い。
また、第３リンク２３０に形成された第２長方形スロッ
ト２３２の長さは第２リンク２２０に形成された第１長
方形スロット２２４の長さより短い。
【００３５】図３Ａ乃至図３Ｃは図２のＡ−Ａ’線に沿
って取った洗濯機の動力伝達装置１００の動作状態を示
した断面図である。図３Ａは第１リンク２１０、第２リ
ンク２２０及び第３リンク２３０が一直線に位置した状
態を示す。図３Ｂ及び図３Ｃは第１リンク２１０が一方
向に回転してヒンジ部１３６の中心軸と駆動シャフト１
５０の中心軸を横切る線を中心に第２リンク２２０の旋
回角が最大である状態を示した図面である。第２リンク
２２０と第１リンク２１０との間の角が９０°である際
に、第２リンク２２０の旋回角が最大になる。
【００３６】以下、前記したような本発明による洗濯機
の動力伝達装置１００の各要素間の動作関係を説明す
る。本発明による洗濯機の動力伝達装置１００は洗濯時
に駆動源（図示せず）を一方向に回転させると、駆動源
からベルトプーリ３００を通して駆動シャフト１５０に
動力が伝達される。この際に、ブレーキバンド１８０制
御装置（図示せず）が動作してブレーキバンド１８０を
ブレーキドラム１３０に密着させることにより、ブレー
キドラム１３０が回転しないように防止する。従って、
洗濯時にはブレーキドラム１３０に連結された被動シャ
フト１７０と被動シャフト１７０の上端部に装着されて
いるパルセーター（図示せず）が回転しないようにな
る。一方、駆動源から動力の伝達を受けた駆動シャフト
１５０は駆動源の回転方向と同一な方向に回転し、駆動
源の上端部に取り付けられた第１リンク２１０または駆
動シャフト１５０の軸線を中心に円を描きながら回転す
る。従って、第１リンク２１０の一端部に装着された第
１案内ピン２１２がブレーキドラム１３０にヒンジ結合
された第２リンク２２０の第１長方形スロット２２４を
案内して回転することにより、第２リンク２２０はヒン
ジ点を中心に所定の角度の範囲内で正逆方向に往復する
ようになる。
【００３７】第３リンク２３０は駆動シャフト１５０と
同軸である被動シャフト１７０に一端部が取り付けられ
他端部は第２長方形スロット２３２を通して第２リンク
２２０の第２案内ピン２２２と連結されているために、
第２リンク２２０がヒンジ点を中心に正逆方向に往復運
動することにより第３リンク２３０もまた被動シャフト
１７０の軸線を中心に所定の角度の範囲内で正逆方向に
往復運動する。この際に、第３リンク２３０の各範囲は
第２リンク２２０の各範囲より大きい。従って、第３リ
ンク２３０の上端部に装着されたパルセーター（図示せ
ず）は第３リンク２３０が正逆方向に往復運動する各範
囲内で正逆方向に往復運動をする。
【００３８】脱水時にはＥＣＵ（図示せず）の制御信号
によりクラッチスプリング１６０制御装置（図示せず）
がクラッチスプリング１６０を駆動シャフト１５０の下
部に取り付けられているカップリング１６２と洗濯槽シ
ャフト１４０に連結されているブレーキドラム１３０の
シャフト部１３４に同時に密着させる。これと同時にブ
レーキドラム１３０を制動しているブレーキバンド１８
０がブレーキドラム１３０の制動を解除する。従って、
駆動源の動力が駆動シャフト１５０と洗濯槽シャフト１
４０に伝達されパルセーターと洗濯槽とを回転させるこ
とにより脱水がなされる。もちろん、ＥＣＵは脱水時の
みにクラッチスプリング１６０制御装置を動作させるこ
とにより、洗濯時にはクラッチスプリング１６０が解除
された状態におかれる。従って、洗濯時には駆動源の動
力が駆動シャフト１５０及び被動シャフト１７０を通し
てパルセーターのみに伝達され洗濯過程を遂行できるよ
うになる。
【００３９】
【発明の効果】このように本発明による洗濯機の動力伝
達装置１００は駆動源を一方向のみに回転させてもパル
セーターを正逆方向に往復運動させ洗濯過程が遂行で
き、また、洗濯過程時の駆動源の回転方向と同一な方向
に洗濯槽を回転させ脱水過程が遂行できる。従って、駆
動源に過負荷がかかることが防止できて駆動源の使用寿
命が延長できる。
【００４０】本発明を実施例によって詳細に説明した
が、本発明は実施例によって限定されず、本発明が属す
る技術分野において通常の知識を有するものであれば本
発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正また
は変更できるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来技術による洗濯機の動力伝達装置の分解斜
視図である。
【図２】本発明の一実施例による洗濯機の動力伝達装置
の断面図である。
【図３】Ａは、図２のＡ−Ａ’線に沿って取った洗濯機
の動力伝達装置の動作状態を示した断面図である。Ｂ
は、図２のＡ−Ａ’線に沿って取った洗濯機の動力伝達
装置の動作状態を示した断面図である。Ｃは、図２のＡ
−Ａ’線に沿って取った洗濯機の動力伝達装置の動作状
態を示した断面図である。
【符号の説明】
１００ 動力伝達装置 １１０ 外側洗濯桶 １１２ 環状密封部材 １１４ ベアリング １２０ ハウジング １２２ ベアリング １３０ ブレーキドラム １３２ ドラム部 １３４ シャフト部 １３６ ヒンジ部 １３８ ヒンジピン １４２ シャフト部 １４４ 蓋部 １４６ 環状密封部材 １４０ 洗濯槽シャフト １５０ 駆動シャフト １６０ クラッチスプリング １６２ カップリング １７０ 被動シャフト １８０ ブレーキバンド １８２ メタルベアリング ２００ 動力伝達器具 ２１０ 第１リンク ２１２ 第１案内ピン ２２０ 第２リンク ２２２ 第２案内ピン ２２４ 第１長方形スロット ２３０ 第３リンク ２３２ 第２長方形スロット ３００ ベルトプーリ ３１０ ボス

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 外側洗濯桶の下部に装着されたハウジン
    グと、 該ハウジングの下面を貫通延長し前記ハウジングによっ
    て支持されるブレーキドラムと、 該ブレーキドラムの上部に下部が螺合され上部は洗濯槽
    に連結され洗濯槽を一方向に回転させるための洗濯槽シ
    ャフトと、 前記ブレーキドラムを貫通延長し下端部がベルトプーリ
    に結合され駆動源から動力の伝達を受けて一方向に回転
    する駆動シャフトと、 前記洗濯槽シャフトを貫通延長し上端部がパルセーター
    に結合されている前記パルセーターを正逆方向に回転さ
    せるための被動シャフトと、 前記駆動シャフトと前記被動シャフトとを連結し前記一
    方向に回転する駆動シャフトの回転力を前記被動シャフ
    トに伝達し、該被動シャフトを正逆方向に回転させる動
    力伝達手段を含むことを特徴とする洗濯機の動力伝達装
    置。
  2. 【請求項２】 前記動力伝達手段は駆動シャフトの上端
    部に一端が取り付けられ駆動シャフトと一緒に回転する
    第１リンク、第１端部が前記ブレーキドラムの内周面に
    ヒンジ結合され前記第１リンクと連結され該第１リンク
    が回転することにより所定の角度の範囲内で正逆方向に
    回転する第２リンク、そして、被動シャフトに一端部が
    取り付けられ第２端部は第２リンクに連結され正逆方向
    に回転する第３リンクを具備することを特徴とする請求
    項１に記載の洗濯機の動力伝達装置。
  3. 【請求項３】 前記第１リンクの前記第２端部には前記
    第２リンクを案内する第１案内ピンが装着されているこ
    とを特徴とする請求項２に記載の洗濯機の動力伝達装
    置。
  4. 【請求項４】 前記第２リンクは一端部にヒンジ結合用
    貫通孔が形成されており他端部には第２案内ピンが装着
    されており、前記貫通孔と前記第２案内ピンとの間には
    前記第１リンクの第１案内ピンが移動可能に挿入される
    第１長方形スロットが形成されていることを特徴とする
    請求項２に記載の洗濯機の動力伝達装置。
  5. 【請求項５】 前記第１リンクは前記第２リンクより長
    さが短いことを特徴とする請求項４に記載の洗濯機の動
    力伝達装置。
  6. 【請求項６】 前記第３リンクの他端部には第２リンク
    の第２案内ピンが移動可能に挿入される第２長方形スロ
    ットが形成されていることを特徴とする請求項２に記載
    の洗濯機の動力伝達装置。
  7. 【請求項７】 前記第２長方形スロットの長さは前記第
    １長方形スロットの長さより短いことを特徴とする請求
    項６に記載の洗濯機の動力伝達装置。
  8. 【請求項８】 前記第３リンクが正逆方向に移動する際
    の各範囲が前記第２リンクが正逆方向に移動する際の各
    範囲より大きいことを特徴とする請求項２に記載の洗濯
    機の動力伝達装置。
  9. 【請求項９】 前記駆動シャフトと前記ブレーキドラム
    を連結して前記駆動力を前記ブレーキドラムに伝達する
    クラッチスプリングをさらに具備することを特徴とする
    請求項１に記載の洗濯機の動力伝達装置。
  10. 【請求項１０】 前記クラッチスプリングの上部は前記
    ブレーキドラムのシャフト部の外周面に巻かれており、
    下部は前記駆動シャフトに装着されているカップリング
    に巻かれており、クラッチボスがクラッチスプリングの
    外周を取り囲んでいることを特徴とする請求項８に記載
    の洗濯機の動力伝達装置。
  11. 【請求項１１】 外側洗濯桶の下部に装着されたハウジ
    ングと、 前記ハウジングの下面を貫通延長し前記ハウジングによ
    って支持されるブレーキドラムと、 該ブレーキドラムの上部に下部が螺合され上部は洗濯槽
    に連結され洗濯槽を一方向に回転させるための洗濯槽シ
    ャフトと、 前記ブレーキドラムを貫通延長し下端部がベルトプーリ
    に結合され駆動源から動力の伝達を受けて一方向に回転
    する駆動シャフトと、 前記洗濯槽シャフトを貫通延長し上端部がパルセーター
    に結合されている前記パルセーターを正逆方向に回転さ
    せるための被動シャフトと、 前記駆動シャフトと前記ブレーキドラムとを連結し前記
    駆動力を前記ブレーキドラムに伝達するクラッチスプリ
    ングと、 前記駆動シャフトの上端部に一端が取り付けられ前記駆
    動シャフトと一緒に回転する第１リンク、一端部が前記
    ブレーキドラムの内周面にヒンジ結合され前記第１リン
    クと連結され前記第１リンクが回転することにより所定
    の角度の範囲内で正逆方向に回転する第２リンク、そし
    て、被動シャフトに一端部が取り付けられ他端部は第２
    リンクに連結され正逆方向に回転する第３リンクを具備
    し、前記一方向に回転する駆動シャフトの回転力を前記
    被動シャフトに伝達して前記被動シャフトを正逆方向に
    回転させる動力伝達手段を含むことを特徴とする洗濯機
    の動力伝達装置。
  12. 【請求項１２】 前記第１リンクの他端部には前記第２
    リンクを案内する第１案内ピンが装着されていることを
    特徴とする請求項１１に記載の洗濯機の動力伝達装置。
  13. 【請求項１３】 前記第２リンクは一端部にヒンジ結合
    用貫通孔が形成されており、他端部には第２案内ピンが
    装着されており、前記貫通孔と前記第２案内ピンとの間
    には前記第１リンクの第１案内ピンが移動可能に挿入さ
    れる第１長方形スロットが形成されていることを特徴と
    する請求項１１に記載の洗濯機の動力伝達装置。
  14. 【請求項１４】 前記第１リンクは前記第２リンクより
    長さが短いことを特徴とする請求項１３に記載の洗濯機
    の動力伝達装置。
  15. 【請求項１５】 前記第３リンクの他端部には第２リン
    クの第２案内ピンが移動可能に挿入される第２長方形ス
    ロットが形成されていることを特徴とする請求項１１に
    記載の洗濯機の動力伝達装置。
  16. 【請求項１６】 前記第２長方形スロットの長さは前記
    第１長方形スロットの長さより短いことを特徴とする請
    求項１５に記載の洗濯機の動力伝達装置。
  17. 【請求項１７】 前記第３リンクが正逆方向に移動する
    際の各範囲が前記第２リンクが正逆方向に移動する際の
    各範囲より大きいことを特徴とする請求項１１に記載の
    洗濯機の動力伝達装置。
  18. 【請求項１８】 前記クラッチスプリングの上部は前記
    ブレーキドラムの外周面に巻かれており、下部は前記駆
    動シャフトに装着されているカップリングに巻かれてお
    り、クラッチボスがクラッチスプリングの外周を取り囲
    んでいることを特徴とする請求項１１に記載の洗濯機の
    動力伝達装置。
JP8228353A 1995-08-29 1996-08-29 洗濯機の動力伝達装置 Abandoned JPH09117585A (ja)

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KR95-22836 1995-08-29
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