JPH09117093A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

Info

Publication number
JPH09117093A
JPH09117093A JP26815995A JP26815995A JPH09117093A JP H09117093 A JPH09117093 A JP H09117093A JP 26815995 A JP26815995 A JP 26815995A JP 26815995 A JP26815995 A JP 26815995A JP H09117093 A JPH09117093 A JP H09117093A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
brush
control circuit
commutator
power steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26815995A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Abe
昌夫 阿部
Masanori Kondo
正徳 近藤
Jiro Hayashi
二郎 林
Yuji Hashiba
勇二 橋場
Kanji Takeuchi
鑑二 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP26815995A priority Critical patent/JPH09117093A/ja
Publication of JPH09117093A publication Critical patent/JPH09117093A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数や組付け工数を低減して組付けの容
易な電動式パワーステアリング装置を提供すること。 【解決手段】 制御回路9は、基板9aを保持する外部
ケース9bに2個のブラシホルダ23が一体的に固定さ
れて、モータハウジング内でモータの側方に配置されて
いる。2個のブラシホルダ23は、ブラシ挿入部の中心
線A、Bがアーマチュアの中心軸Oを通り、且つ2本の
中心線A、Bの成す角度が90度となるように(つま
り、コンミテータ21の円周方向で2個のブラシ22が
90度間隔に配置されるように)構成されている。制御
回路9とブラシ22とを接続するモータ配線は、外部ケ
ース9bに設けられた中間端子43と基板9a上に組付
けられた各スイッチング素子33とをボンディングワイ
ヤ44で接続するとともに、ブラシホルダ23に収容さ
れたスプリング45を中間端子43に接続することで実
現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のステアリン
グ操舵力を補助する電動式パワーステアリング装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】現在、モータの回転出力によってステア
リングの操舵力を補助する電動式パワーステアリング装
置(以下、EPSと略す)が実用化されている。このE
PSは、操舵力を補助するモータと、このモータに流れ
る電流を制御する制御装置とを備えるが、モータと制御
装置とが別々に配置されているため、モータと制御装置
とを接続するモータ配線が長くなって、配線に係わる部
品点数や組付け工数が増大している。そこで、本出願人
は、モータと制御回路とを一体化して共通のモータハウ
ジングに収容したEPSを出願した(特願平7−663
67号)。この先願では、図8に示すように、制御回路
100の外部ケース110に中間端子120をインサー
ト成型して、この中間端子120に制御回路100内の
各スイッチング素子130からのボンディングワイヤ1
40を接続するとともに、ブラシ150から引き出され
たピグテール160を接続することでモータ配線を実現
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、先願のEP
Sでは、以下の問題がある。 コンミテータ170に対してブラシ150を制御回路
100と反対側に配置しているため、制御回路100と
ブラシ150とを接続するピグテール160が必然的に
長くなる。このため、ピグテール160をクランパ18
0等でエンドフレーム190に固定する必要が生じると
ともに、ピグテール160をスリーブ200で絶縁被覆
する必要があることから、部品点数や組付け工数が増大
する。また、クランパ180から制御回路100までの
ピグテール160は、中間端子120に接続するための
余裕を持たせる必要があるため、その余裕が接続後に弛
みとなる。このため、弛みとなったピグテール160が
アーマチュアに接触した場合、モータ配線が断線したり
ショートしたりする可能性があった。
【0004】先願の構造上、ピグテール160を中間
端子120に接続した後からアーマチュアをエンドフレ
ーム190に挿入して組付ける必要があるため、アーマ
チュアを組付ける際に、ブラシ150がブラシホルダ2
10から飛び出さない様にブラシ150をスプリング2
20の付勢力に抗して押さえつけておく必要がある。こ
の場合、すでに組付けられている制御回路100が作業
の邪魔になってアーマチュアの組付けが困難となってい
る。本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、そ
の目的は、部品点数や組付け工数を低減して組付けの容
易な電動式パワーステアリング装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、コンミテータに対してブラシを制御回路側に配置し
てブラシホルダを制御回路と一体化したことにより、ブ
ラシから制御回路までのモータ配線を従来より短くでき
る。この結果、モータ配線をクランパでエンドフレーム
(モータハウジングの一部)等に固定する必要がなくな
るため、部品点数が削減されて組付け工数を低減でき
る。
【0006】請求項2の発明によれば、モータ配線をブ
ラシホルダ内に通してブラシから制御回路まで結線した
ことにより、モータ配線を含めてブラシ(ブラシホル
ダ)から制御回路までを一体構造とすることができる。
これにより、エンドフレームに対してコンミテータを有
するアーマチュアを予め組付けておき、後から制御回路
を組付ける際に、同時にブラシをコンミテータに接触さ
せて組付けることができる。これにより、組付けを容易
に行うことができるとともに、モータ配線の弛みを無く
すことができるため、モータ配線の断線やショート等の
可能性がなく、信頼性が向上する。
【0007】請求項3の発明によれば、ブラシホルダに
収容されたスプリングをモータ配線の一部として使用し
たことで従来のピグテールが不要となり、部品点数を削
減できる上に、配線に係わる組付け工数を低減できる。
【0008】請求項4の発明によれば、モータの界磁極
を4極とした場合に、2個のブラシをコンミテータの円
周方向で90度間隔に配置することにより、コンミテー
タに対するブラシの位置ずれを小さくできる。これによ
り、コンミテータの外周面にブラシを均等に接触させて
ブラシの偏磨耗を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の電動式パワーステ
アリング装置(EPS)を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1はEPSの内部構造を示す断面図、
図2はEPSの駆動系統を示す構成図である。EPS1
は、図2に示すように、減速機2を介して操舵機構3に
連結される出力軸4、回転出力を発生するモータ5、こ
のモータ5の回転出力を出力軸4に伝達する電磁クラッ
チ6、操舵角(出力軸4の回転角)を検出する操舵角セ
ンサ7、ステアリング8の操舵力と車速に応じてモータ
電流を制御する制御回路9等より構成されて、出力軸4
以外の各構成部品(モータ5、電磁クラッチ6、操舵角
センサ7、制御回路9)が一体化されて1つのモータハ
ウジング10(図1参照)に収容されている。
【0010】(モータハウジング10の説明)モータハ
ウジング10は、図1に示すように、上記の各構成部品
が組付けられるエンドフレーム11と、各構成部品を覆
ってエンドフレーム11に気密に組付けられるモータケ
ース12とから成る。エンドフレーム11は、熱伝導性
の良い材料(例えばアルミニウム)から成り、操舵機構
3を収容するラックハウジング13の端面に密着され
て、ボルト14の締め付けによりラックハウジング13
に固定されている。モータケース12は、磁性材料(例
えば鉄製)により形成されて、一端側(図1の上端側)
が閉塞された有底筒形状(コップ形状)を成し、開口周
縁部の外周に設けられた固定部12aでボルト15の締
め付けによりエンドフレーム11に固定されている。モ
ータケース12の開口端側には、エンドフレーム11と
の間で制御回路9のコネクタ16を取り出すための取出
口17が形成されている。
【0011】(モータ5の説明)モータ5は、永久磁石
から成る界磁極18(本実施例では4極)、この界磁極
18の内周で回転するアーマチュア19、アーマチュア
シャフト20の一端側に設けられたコンミテータ21、
このコンミテータ21の外周面に摺接する2個のブラシ
22(図5参照)、このブラシ22を保持するブラシホ
ルダ23等より構成されて、アーマチュア19がエンド
フレーム11に対して直立した姿勢(図1に示す状態)
で組付けられている。なお、アーマチュア19は、図1
に示すように、アーマチュアシャフト20の一端側、即
ちコンミテータ21側が軸受24を介して電磁クラッチ
6のハウジング25に回転自在に支持されて、他端側が
軸受26を介してモータケース12の底面に設けられた
軸受部12cに回転自在に支持されている。
【0012】(電磁クラッチ6の説明)電磁クラッチ6
は、モータ5と出力軸4との間に設けられて、制御回路
9を介して通電制御されるコイル27、このコイル27
を保持してエンドフレーム11に固定されるハウジング
25、アーマチュアシャフト20の一端部に連結されて
アーマチュアシャフト20と一体に回転するロータ2
8、出力軸4と連結されて出力軸4と一体に回転する円
板状の回転体29等から構成されている。この電磁クラ
ッチ6は、コイル27が通電されると、コイル27の磁
力を受けて磁化したロータ28に回転体29が吸引され
て、回転体29がロータ28と一体に回転することによ
り、モータ5の回転出力がロータ28および回転体29
を通じて出力軸4に伝達される。但し、EPS1の作動
異常時には、モータ5の回転出力が出力軸4へ伝達され
ないように、制御回路9を介してコイル27への通電が
停止されることにより、アーマチュアシャフト20と出
力軸4との連結状態が切り離される。
【0013】(操舵角センサ7の説明)操舵角センサ7
は、回転体29の外周面に固着された磁性体30と、回
転体29の外周で磁性体30と対向して配された磁気検
出手段31(例えばホールIC)とから成り、回転体2
9と一体に磁性体30が回転することにより発生する磁
束変化を磁気検出手段31で検出する。
【0014】(制御回路9の説明)制御回路9は、基板
9aを保持する外部ケース9b(樹脂製)と一体にコネ
クタ16が設けられるとともに、2個のブラシホルダ2
3がそれぞれ外部ケース9bに溶着等で一体的に固定さ
れて、モータハウジング10内でモータ5の側方に配置
されている。ブラシホルダ23は、図5に示すように、
ブラシ挿入部の中心線A、Bがアーマチュア19の中心
軸Oを通り、且つ2本の中心線A、Bの成す角度が90
度となるように構成されている。つまり、コンミテータ
21の円周方向で2個のブラシ22が90度間隔に配置
されるように固定されている。コネクタ16は、図1に
示すように、モータケース12とエンドフレーム11と
の間に形成された取出口17よりシール部材32を介し
て気密に取り出されている。
【0015】この制御回路9は、図3に示すように、H
ブリッジ回路を構成する4個のスイッチング素子33
(33a〜33d)、操舵トルクを検出するトルクセン
サ34と車速を検出する車速センサ35からの入力信号
をデジタル変換するI/F回路36、このI/F回路3
6で変換された操舵力および車速に応じてトルクアシス
トに必要なモータ電流を設定するマイクロコンピュータ
(CPU)37、このマイクロコンピュータ37から出
力されるデジタル信号をアナログ値に変換するI/F回
路38、モータ5に流れる電流を検出する電流検出部3
9、I/F回路38で変換されたアナログ電流指令値と
電流検出部39で検出された電流値に基づいて各スイッ
チング素子33のデューティ信号を作成する電流制御部
40、この電流制御部40で作成されたデューティ信号
とマイクロコンピュータ37で決定されるトルクアシス
トすべき方向とが入力されて各スイッチング素子33を
駆動するゲート駆動回路41、および各スイッチング素
子33のスイッチング動作に伴うバッテリ電流を平滑す
るコンデンサ42等より構成されている。
【0016】ここで、制御回路9の各スイッチング素子
33とモータ5のブラシ22とを接続するモータ配線に
ついて説明する。モータ配線は、制御回路9の外部ケー
ス9bに設けられた中間端子43と基板9a上に組付け
られた各スイッチング素子33とをボンディングワイヤ
44によって接続する(図4参照)とともに、ブラシホ
ルダ23に収容されて一端がブラシ22に接続されたス
プリング45(導電体)の他端を中間端子43に接続す
る(図5参照)ことで実現している。但し、中間端子4
3は、例えば外部ケース9bにインサート成型されて、
一方の端部がモータ5と対向する外部ケース9bの壁面
から外部ケース9bに固定されたブラシホルダ23内に
取り出されて(図5参照)、その中間端子43にスプリ
ング45の端部が溶接等により接続されている。
【0017】次に、本実施例のEPS1の作動を説明す
る。運転者によりステアリング8が操舵されると、その
操舵力がトルクセンサ34で検出されて制御回路9へ入
力される。制御回路9では、トルクセンサ34からの信
号と車速センサ35からの信号に応じてアシストするト
ルクが演算され、そのトルクを発生するためのモータ電
流が設定される。そして、このモータ電流を指令する電
流指令値とモータ5に流れる電流とから各スイッチング
素子33を駆動するためのデューティ信号が作成され
て、このデューティ信号とトルクアシストすべき方向と
から各スイッチング素子33をON/OFFして、バッ
テリ46(図2および図3参照)からモータ5への電圧
を可変してモータ5に流れる電流を制御する。
【0018】このモータ電流によって発生したトルク
は、電磁クラッチ6を介して出力軸4に伝達され、さら
に出力軸4と噛み合う減速機2に伝達されて操舵機構3
をトルクアシストする。この結果、運転者の操舵力が軽
減されて、トルクセンサ34の出力が小さくなり操舵の
操作が終了する。但し、制御回路9内のマイクロコンピ
ュータ37によってEPS1の作動異常と診断される
と、電磁クラッチ6のコイル27が通電停止されてモー
タ5と操舵機構3との連結状態が切り離される。これに
より、モータ5の状態によらず、運転者が手動で操作可
能となり、安全性が確保される。
【0019】なお、車両の旋回走行時には、タイヤ47
(図2参照)にセルフアライニングトルク(SAT:ス
テアリング8を中立位置に復元させようとする力)が発
生するため、ステアリング8を操舵した後、ステアリン
グ8を手放しすると、SATによって常に中立舵角位置
に戻ろうとする作用がステアリング8に働く。しかし、
EPS1を搭載する場合は、モータ5の摩擦トルク(非
アシスト時の負荷トルク)が減速機2により増幅されて
SATよりも大きくなるため、ステアリング8を手放し
しても、ステアリング8が中立舵角位置に戻らなくな
る。そこで、操舵角を操舵角センサ7で検出して、その
検出値に基づいてモータ電流を制御することにより、ス
テアリング8を手放しした時に中立舵角位置へ復元制御
することができる。
【0020】(本実施例の特徴および効果)本実施例の
EPS1は、ブラシホルダ23を制御回路9の外部ケー
ス9bに固定して一体化したことにより、モータ配線を
ブラシホルダ23の内部に通して結線することができ
る。これにより、モータ配線が短くなってクランパ等で
エンドフレーム11に固定する必要がないことから、部
品点数が削減されて組付け工数を低減できる。また、モ
ータ配線を含めてブラシ22(ブラシホルダ23)から
制御回路9までを一体構造とすることができるため、エ
ンドフレーム11にアーマチュア19を組付けた後から
制御回路9を組付けることにより、同時にブラシ22と
コンミテータ21との接触を完了することができる。こ
の結果、組付けを容易に行うことができるとともに、モ
ータ配線の弛みを無くすことができるため、モータ配線
の断線やショート等の危険性がなく、信頼性が向上す
る。さらには、ブラシホルダ23に収容されたスプリン
グ45をモータ配線の一部として使用したことにより、
従来のピグテールが不要となるため、部品点数を削減し
て配線に係わる組付け工数を低減できる。
【0021】(第2実施例)図6は第2実施例に係わる
EPS1の内部構造を示す断面図である。本実施例は、
モータ配線としてピグテール48を使用した場合の一例
を示すものである。第1実施例で示したようにスプリン
グ45によってブラシ22と中間端子43とを接続した
場合、電流容量が大きくなる(20A程度)と、スプリ
ング45の線径も太くする必要が生じるため、ブラシ2
2とコンミテータ21との接触力が増大してモータ5の
成立用件を満たさなくなる。そこで、図6に示すよう
に、ブラシホルダ23を中間端子43と別の場所に固定
して、ブラシ22に接続されたピグテール48の一端を
中間端子43に接続(例えば溶接)することでモータ配
線を実現しても良い。なお、ピグテール48は、ブラシ
22のコンミテータ21と接触しない所に接続してお
き、予めブラシホルダ23に形成されたスリット(図示
しない)を通ってブラシホルダ23の外部へ取り出すこ
とができる。
【0022】この場合、ブラシホルダ23が制御回路9
の外部ケース9bと一体化されていることから、組付け
の際にピグテール48に余裕を持たせる必要がないた
め、その長さを必要最小限に設定することができる。こ
のため、ピグテール48を設けたことによるモータ配線
の断線やショート等の危険性は無く、信頼性を損なうこ
ともない。なお、第1実施例と同様にブラシホルダ23
を中間端子43の取り出し部に固定して、ピグテール4
8をブラシホルダ23の内部に通して中間端子43に接
続することもできる。但し、スプリング45と中間端子
43とを絶縁する必要がある。
【0023】(第3実施例)図7はブラシホルダ23の
取付け状態を示す平面図である。制御回路9の外部ケー
ス9bに固定されたブラシホルダ23は、コンミテータ
21とブラシ22との接触力に抗してブラシ22を適正
に保持できるだけの強度を必要とする。つまり、ブラシ
22とコンミテータ21との接触力を受けてブラシホル
ダ23が撓むと、ブラシ22が偏磨耗したり、ブラシ2
2の位置ずれによるモータ特性の劣化を引き起こす。こ
のため、通常はブラシホルダ23の強度をブラシ22と
コンミテータ21との接触力より十分大きくすることで
対応しているが、図7に示すように、2つのブラシホル
ダ23間に補強材49を渡して固定することにより、ブ
ラシホルダ23の強度が十分でなくても2つのブラシホ
ルダ23間の成す角度(本実施例では90度)を一定に
保つことができる。
【0024】(変形例)ブラシ22はアーマチュア19
の熱が伝わるため、その熱を制御回路9に伝えたくない
場合は、ブラシホルダ23を金属製として、予め絶縁処
理(例えばアルマイト処理)を施したエンドフレーム1
1とブラシホルダ23とを熱伝導の良い接着剤等で密着
させて、ブラシホルダ23からエンドフレーム11に熱
を逃がすことで対処することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】EPSの内部構造を示す全体断面図である(第
1実施例)。
【図2】EPSの駆動系統を示す構成図である。
【図3】制御回路の内部構成を示すブロック図である。
【図4】制御回路内の結線方法を示す斜視図である。
【図5】ブラシと制御回路との結線方法を示す模式図で
ある。
【図6】EPSの内部構造を示す全体断面図である(第
2実施例)。
【図7】ブラシホルダの取付け状態を示す平面図である
(第3実施例)。
【図8】先願のEPSで採用したモータ配線の結線方法
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 EPS(電動式パワーステアリング装置) 3 操舵機構 5 モータ 9 制御回路 10 モータハウジング 11 エンドフレーム(モータハウジング) 12 モータケース(モータハウジング) 18 界磁極 19 アーマチュア 21 コンミテータ 22 ブラシ 23 ブラシホルダ 45 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋場 勇二 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 竹内 鑑二 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブラシを通じてコンミテータに電流が流れ
    ることによりアーマチュアが回転するモータと、 このモータへ流れる電流を制御する制御回路とを備え、 前記モータの回転出力により車両の操舵機構をトルクア
    シストする電動式パワーステアリング装置において、 前記モータと前記制御回路とを一体化して収容するモー
    タハウジングを備え、 前記制御回路は、前記モータハウジング内で前記モータ
    の側方に配置され、 前記ブラシは、前記コンミテータに対して前記制御回路
    側に2個配置されて、その各ブラシを保持するブラシホ
    ルダが前記制御回路と一体化されていることを特徴とす
    る電動式パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】前記ブラシと前記制御回路とを接続するモ
    ータ配線は、前記ブラシホルダ内を通って前記ブラシか
    ら前記制御回路まで結線されていることを特徴とする請
    求項1に記載した電動式パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】前記ブラシホルダに収容されて前記ブラシ
    を前記コンミテータの外周面に押圧するスプリングを有
    し、このスプリングが前記モータ配線の一部を構成して
    いることを特徴とする請求項2に記載した電動式パワー
    ステアリング装置。
  4. 【請求項4】前記モータは、前記アーマチュアの外周に
    配された界磁極が4極であり、2個の前記ブラシが前記
    コンミテータの円周方向で90度間隔に配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜3に記載した何れかの電動
    式パワーステアリング装置。
JP26815995A 1995-10-17 1995-10-17 電動式パワーステアリング装置 Pending JPH09117093A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26815995A JPH09117093A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 電動式パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26815995A JPH09117093A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 電動式パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09117093A true JPH09117093A (ja) 1997-05-02

Family

ID=17454731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26815995A Pending JPH09117093A (ja) 1995-10-17 1995-10-17 電動式パワーステアリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09117093A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6452297B2 (en) 2000-03-22 2002-09-17 Asmo Co., Ltd. Motor device having commutator and brush outside yoke
US6577030B2 (en) 2000-10-18 2003-06-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electric power steering apparatus
US6906483B2 (en) 2002-03-14 2005-06-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electric power steering apparatus
US6989616B2 (en) 2002-06-13 2006-01-24 Mitsuba Corporation Motor
CN102723816A (zh) * 2012-06-14 2012-10-10 四川新川航空仪器有限责任公司 状态反馈开关以及应用该开关的有限转角力矩电动机

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6452297B2 (en) 2000-03-22 2002-09-17 Asmo Co., Ltd. Motor device having commutator and brush outside yoke
US6577030B2 (en) 2000-10-18 2003-06-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electric power steering apparatus
DE10127169B4 (de) * 2000-10-18 2005-09-29 Mitsubishi Denki K.K. Elektrische Servolenkvorrichtung
US6906483B2 (en) 2002-03-14 2005-06-14 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Electric power steering apparatus
US6989616B2 (en) 2002-06-13 2006-01-24 Mitsuba Corporation Motor
CN102723816A (zh) * 2012-06-14 2012-10-10 四川新川航空仪器有限责任公司 状态反馈开关以及应用该开关的有限转角力矩电动机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5248814B2 (ja) モータ駆動装置およびその検査方法
EP0733536B1 (en) Electric power steering device
JP3614380B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
US20030116376A1 (en) Electrically-powered steering device
US20090251030A1 (en) Motor for controller integrated electric power steering apparatus and electric power steering apparatus
JP2016140147A (ja) 回転電機
US6972501B2 (en) Circuit structure of electric power steering device
JP5785309B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2000193541A (ja) コイル組立体の固定構造及び電動式パワ―ステアリング装置
JPH09117093A (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP4198723B2 (ja) 電動パワーステアリング装置用ブラシレスモータ
JP2004233296A (ja) トルク検出装置
JP4582182B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
JP2004048904A (ja) ブラシレスdcモータ
JP4028366B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3888148B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP2001106097A (ja) 電動式舵取装置
JP3866237B2 (ja) 電動パワーステアリング用モータ
JPH09109696A (ja) ホイールモータユニットおよび電動車両
JP2004131047A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3918709B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3772986B2 (ja) 電動式パワーステアリング装置
US20070289807A1 (en) Motor and electric power steering system
WO2008035754A1 (fr) Moteur sans balai
JP2589135Y2 (ja) 電動パワーステアリング装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040706

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041208