JPH09116892A - 映像監視装置 - Google Patents
映像監視装置Info
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- JPH09116892A JPH09116892A JP27327495A JP27327495A JPH09116892A JP H09116892 A JPH09116892 A JP H09116892A JP 27327495 A JP27327495 A JP 27327495A JP 27327495 A JP27327495 A JP 27327495A JP H09116892 A JPH09116892 A JP H09116892A
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- JP
- Japan
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- area
- image
- abnormality
- monitoring
- monitor
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- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 異常検出処理を高速化し、かつ、簡単に異常
情報を転送する。 【解決手段】 テレビカメラ１からの映像信号を、Ａ／
Ｄ変換部２でディジタル信号とし、正常時の画像信号を
背景画像記憶部３に、監視時の画像信号を参照画像記憶
部４に記憶する。異常判定部５では予め領域記憶部６に
記憶した監視領域を分割した小領域内で、背景画像記憶
部３と参照画像記憶部４に記憶された画像情報を比較し
同領域内の異常を判定し異常のときは、その小領域の画
像情報をを送受信部７から電話回線Ｌ１でモニタ部の送
受信部８に送り異常画像記憶部１０に記憶する。画像復
元部１１で予め記憶した背景画像記憶部９から正常時の
画像信号を、異常画像記憶部１０から異常部分の画像信
号を読み出し、背景画像の所定の場所に埋め込んで異常
画像を復元しＤ／Ａ変換部１２でアナログ信号に変換後
映像モニタ１３に表示する。
情報を転送する。 【解決手段】 テレビカメラ１からの映像信号を、Ａ／
Ｄ変換部２でディジタル信号とし、正常時の画像信号を
背景画像記憶部３に、監視時の画像信号を参照画像記憶
部４に記憶する。異常判定部５では予め領域記憶部６に
記憶した監視領域を分割した小領域内で、背景画像記憶
部３と参照画像記憶部４に記憶された画像情報を比較し
同領域内の異常を判定し異常のときは、その小領域の画
像情報をを送受信部７から電話回線Ｌ１でモニタ部の送
受信部８に送り異常画像記憶部１０に記憶する。画像復
元部１１で予め記憶した背景画像記憶部９から正常時の
画像信号を、異常画像記憶部１０から異常部分の画像信
号を読み出し、背景画像の所定の場所に埋め込んで異常
画像を復元しＤ／Ａ変換部１２でアナログ信号に変換後
映像モニタ１３に表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、撮像装置を用いて遠隔
地から保安上の監視等を行う、応答の速い映像監視装置
に関する。
地から保安上の監視等を行う、応答の速い映像監視装置
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の映像監視装置では、監視領域全体
の映像信号を信号処理して、異常が検出されれば、その
異常情報をモニタ部に転送して、異常画像を復元して異
常を監視していた。しかし、この手法では常に監視領域
全体の異常を検出する必要があり、異常検出に時間を要
するという問題がある。また、伝送時の帯域圧縮伸張処
理が複雑になるという問題もあった。
の映像信号を信号処理して、異常が検出されれば、その
異常情報をモニタ部に転送して、異常画像を復元して異
常を監視していた。しかし、この手法では常に監視領域
全体の異常を検出する必要があり、異常検出に時間を要
するという問題がある。また、伝送時の帯域圧縮伸張処
理が複雑になるという問題もあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、異常検出処
理を高速化し、かつ、簡単に異常情報を転送できる技術
を提供することにある。
理を高速化し、かつ、簡単に異常情報を転送できる技術
を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】基準となる画像情報を記
憶する背景画像記憶部と、監視画像を記憶する参照画像
記憶部と、監視領域等を記憶する領域記憶部と、前記背
景画像と参照画像から異常を検出する異常検出部を設
け、前記画像領域内に設けた監視領域内をさらに複数の
小領域に分割して各小領域毎に背景画像信号と参照画像
信号とを比較して異常を判定し、異常となった小領域を
異常部分としてその画像情報を電話回線等で遠隔地のモ
ニタに伝送して監視する。
憶する背景画像記憶部と、監視画像を記憶する参照画像
記憶部と、監視領域等を記憶する領域記憶部と、前記背
景画像と参照画像から異常を検出する異常検出部を設
け、前記画像領域内に設けた監視領域内をさらに複数の
小領域に分割して各小領域毎に背景画像信号と参照画像
信号とを比較して異常を判定し、異常となった小領域を
異常部分としてその画像情報を電話回線等で遠隔地のモ
ニタに伝送して監視する。
【０００５】前記画像領域内に設けた監視領域内にさら
に監視領域より小さい侵入物体検出領域を設け、同侵入
物体検出領域内で背景画像と参照画像を比較して異常を
判定し、異常を検出したときには、さらに、監視領域内
全体の異常部分を検出して同異常情報を電話回線等で遠
隔地のモニタに伝送して監視する。
に監視領域より小さい侵入物体検出領域を設け、同侵入
物体検出領域内で背景画像と参照画像を比較して異常を
判定し、異常を検出したときには、さらに、監視領域内
全体の異常部分を検出して同異常情報を電話回線等で遠
隔地のモニタに伝送して監視する。
【０００６】侵入物体検出領域は、監視領域内に設けた
小領域の中の複数個の小領域とし、同各小領域で異常を
判定することにより侵入物体検出領域での異常の判定を
行う。
小領域の中の複数個の小領域とし、同各小領域で異常を
判定することにより侵入物体検出領域での異常の判定を
行う。
【０００７】小領域での異常の判定は、各小領域毎の背
景画像信号と参照画像信号の相関を求め、同相関値が予
め定めた一体値以下のときを異常とする。
景画像信号と参照画像信号の相関を求め、同相関値が予
め定めた一体値以下のときを異常とする。
【０００８】異常の判定は、各小領域毎の背景画像信号
と参照画像信号の各信号レベルの差を求め、同信号レベ
ル差が予め定めた一体値以上のときを異常とする。
と参照画像信号の各信号レベルの差を求め、同信号レベ
ル差が予め定めた一体値以上のときを異常とする。
【０００９】異常の判定は、侵入物体検出領域内の異常
と判定された小領域の数が予め定めた一定数以上のとき
異常とする。
と判定された小領域の数が予め定めた一定数以上のとき
異常とする。
【００１０】電話回線等で遠隔地に転送する異常情報
は、異常と判定された小領域の画像情報と、同小領域に
予め付番した小領域の画面上の位置を表す番号とする。
は、異常と判定された小領域の画像情報と、同小領域に
予め付番した小領域の画面上の位置を表す番号とする。
【００１１】モニタにおける画像の復元表示は、予め正
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域画像情報をその番号で示される位置にはめ
込んで表示する。
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域画像情報をその番号で示される位置にはめ
込んで表示する。
【００１２】電話回線等で遠隔地に転送する異常情報
は、異常と判定された小領域に予め付番した画面上の位
置を表す番号のみとする。
は、異常と判定された小領域に予め付番した画面上の位
置を表す番号のみとする。
【００１３】モニタにおける画像の復元表示は、予め正
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域の番号で示される位置を赤色等の同一色の
点滅等で表示する。
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域の番号で示される位置を赤色等の同一色の
点滅等で表示する。
【００１４】画面位置入力手段を設け、同手段により入
力した小領域区画情報又は侵入物体検出領域をモニタ上
に表示すると共に電話回線等で転送して前記領域記憶部
に記憶することにより前記小領域又は侵入領域を設定す
る。
力した小領域区画情報又は侵入物体検出領域をモニタ上
に表示すると共に電話回線等で転送して前記領域記憶部
に記憶することにより前記小領域又は侵入領域を設定す
る。
【００１５】
【作用】基準となる画像情報を記憶する背景画像記憶部
と、監視画像を記憶する参照画像記憶部と、監視領域等
を記憶する領域記憶部と、背景画像と参照画像から異常
を検出する異常検出部を設け、画像領域内に設けた監視
領域内をさらに複数の小領域に分割して各小領域毎に背
景画像信号と参照画像信号とを比較して異常を判定し、
異常となった小領域を異常部分としてその画像情報を前
記電話回線等で遠隔地のモニタに伝送して監視すること
で、容易に異常部分を特定してモニタへの伝送ができ
る。
と、監視画像を記憶する参照画像記憶部と、監視領域等
を記憶する領域記憶部と、背景画像と参照画像から異常
を検出する異常検出部を設け、画像領域内に設けた監視
領域内をさらに複数の小領域に分割して各小領域毎に背
景画像信号と参照画像信号とを比較して異常を判定し、
異常となった小領域を異常部分としてその画像情報を前
記電話回線等で遠隔地のモニタに伝送して監視すること
で、容易に異常部分を特定してモニタへの伝送ができ
る。
【００１６】前記画像領域内に設けた監視領域内にさら
に監視領域より小さい侵入物体検出領域を設け、同侵入
物体検出領域内で背景画像と参照画像を比較して異常を
判定し、異常を検出したときには監視領域内の異常部分
を検出して同異常情報を前記電話回線等で遠隔地のモニ
タに伝送して監視するにより、迅速な異常検出ができ
る。
に監視領域より小さい侵入物体検出領域を設け、同侵入
物体検出領域内で背景画像と参照画像を比較して異常を
判定し、異常を検出したときには監視領域内の異常部分
を検出して同異常情報を前記電話回線等で遠隔地のモニ
タに伝送して監視するにより、迅速な異常検出ができ
る。
【００１７】侵入物体検出領域は、前記監視領域内に設
けた小領域の中の複数個の小領域とし、同各小領域で異
常を判定することにより侵入物体検出領域での異常の判
定を行うことで、浸入物体検出領域における異常の判定
の情報がそのまま異常部分の情報として使用できる。
けた小領域の中の複数個の小領域とし、同各小領域で異
常を判定することにより侵入物体検出領域での異常の判
定を行うことで、浸入物体検出領域における異常の判定
の情報がそのまま異常部分の情報として使用できる。
【００１８】小領域での異常の判定は、前記各小領域毎
の背景画像信号と参照画像信号の相関を求め、同相関値
が予め定めた一体値以下のときを異常とすることで、確
実に各小領域での異常が判定できる。
の背景画像信号と参照画像信号の相関を求め、同相関値
が予め定めた一体値以下のときを異常とすることで、確
実に各小領域での異常が判定できる。
【００１９】異常の判定は、前記各小領域毎の背景画像
信号と参照画像信号の各信号レベルの差を求め、同信号
レベル差が予め定めた一体値以上のときを異常とするこ
とで、簡便に各小領域での異常が判定できる。
信号と参照画像信号の各信号レベルの差を求め、同信号
レベル差が予め定めた一体値以上のときを異常とするこ
とで、簡便に各小領域での異常が判定できる。
【００２０】異常の判定は、侵入物体検出領域内の異常
と判定された小領域の数が予め定めた一定数以上のとき
異常とすることで、異常判定の新たな敷居値が設定でき
る。
と判定された小領域の数が予め定めた一定数以上のとき
異常とすることで、異常判定の新たな敷居値が設定でき
る。
【００２１】電話回線等で遠隔地に転送する異常情報
は、異常と判定された小領域の画像情報と、同小領域に
予め付番した小領域の画面上の位置を表す番号とするこ
とで、伝送情報量が少なくなる。
は、異常と判定された小領域の画像情報と、同小領域に
予め付番した小領域の画面上の位置を表す番号とするこ
とで、伝送情報量が少なくなる。
【００２２】モニタにおける画像の復元表示は、予め正
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域画像情報をその番号で示される位置にはめ
込んで表示することで、容易に復元表示が可能となる。
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域画像情報をその番号で示される位置にはめ
込んで表示することで、容易に復元表示が可能となる。
【００２３】電話回線等で遠隔地に転送する異常情報
は、異常と判定された小領域に予め付番した画面上の位
置を表す番号のみとすることで、伝送情報量がさらに減
少する。
は、異常と判定された小領域に予め付番した画面上の位
置を表す番号のみとすることで、伝送情報量がさらに減
少する。
【００２４】モニタにおける画像の復元表示は、予め正
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域の番号で示される位置を同一色の点滅等で
表示することで、異常部分が顕著に表示される。
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域の番号で示される位置を同一色の点滅等で
表示することで、異常部分が顕著に表示される。
【００２５】画面位置入力手段を設け、同手段により入
力した小領域区画情報又は侵入物体検出領域をモニタ上
に表示すると共に電話回線等で転送して前記領域記憶部
に記憶することにより前記小領域又は侵入領域を設定す
ることで、監視対象の環境に合わせて任意に小領域又は
侵入物体検出領域を設定できる。
力した小領域区画情報又は侵入物体検出領域をモニタ上
に表示すると共に電話回線等で転送して前記領域記憶部
に記憶することにより前記小領域又は侵入領域を設定す
ることで、監視対象の環境に合わせて任意に小領域又は
侵入物体検出領域を設定できる。
【００２６】
【実施例】以下、本発明による映像監視装置について、
図を用いて詳細に説明する。図１は本発明による映像監
視装置の１実施例の（Ａ）カメラ部、（Ｂ）モニタ部の
ブロック図、図２は本発明による映像監視装置の１実施
例の監視映像画面の模式図である。カメラ部では監視場
所に設置したテレビカメラ１からの映像信号を、アナロ
グ／ディジタル変換部２でディジタル映像信号に変換
し、正常時の画像信号を背景画像記憶部３に、監視時の
画像信号を参照画像記憶部４に記憶する。領域記憶部６
には、予め監視映像画面２１内の監視領域２２を２０×
２０画素から３０×３０画素程度の細かく区分した小領
域２３、２３、・・の区画情報を記憶しておく。異常判
定部５では、その監視領域２２内の小領域２３、２３、
・・毎に背景画像記憶部３の映像信号と参照画像記憶部
４の映像信号を比較して異常を判定し、異常を検出した
らその小領域の画像情報を送受信部７内のモーデム等で
電話回線Ｌ１上の信号としてモニタ部に転送する。モニ
タ部では、送受信部８で同信号を受けて送受信部８内の
モーデム等で前記小領域の画像情報とし、同情報を異常
画像記憶部１０に記憶する。画像復元部１１では、予め
カメラ部から転送された正常時の画像信号を記憶した背
景画像記憶部９から全体の画像信号を読み出すと共に、
前記異常画像記憶部１０から異常部分の画像信号を読み
出し、背景画像に埋め込んで異常画像を復元して、ディ
ジタル／アナログ変換部１２でアナログ信号に変換後映
像モニタ１３に表示する。
図を用いて詳細に説明する。図１は本発明による映像監
視装置の１実施例の（Ａ）カメラ部、（Ｂ）モニタ部の
ブロック図、図２は本発明による映像監視装置の１実施
例の監視映像画面の模式図である。カメラ部では監視場
所に設置したテレビカメラ１からの映像信号を、アナロ
グ／ディジタル変換部２でディジタル映像信号に変換
し、正常時の画像信号を背景画像記憶部３に、監視時の
画像信号を参照画像記憶部４に記憶する。領域記憶部６
には、予め監視映像画面２１内の監視領域２２を２０×
２０画素から３０×３０画素程度の細かく区分した小領
域２３、２３、・・の区画情報を記憶しておく。異常判
定部５では、その監視領域２２内の小領域２３、２３、
・・毎に背景画像記憶部３の映像信号と参照画像記憶部
４の映像信号を比較して異常を判定し、異常を検出した
らその小領域の画像情報を送受信部７内のモーデム等で
電話回線Ｌ１上の信号としてモニタ部に転送する。モニ
タ部では、送受信部８で同信号を受けて送受信部８内の
モーデム等で前記小領域の画像情報とし、同情報を異常
画像記憶部１０に記憶する。画像復元部１１では、予め
カメラ部から転送された正常時の画像信号を記憶した背
景画像記憶部９から全体の画像信号を読み出すと共に、
前記異常画像記憶部１０から異常部分の画像信号を読み
出し、背景画像に埋め込んで異常画像を復元して、ディ
ジタル／アナログ変換部１２でアナログ信号に変換後映
像モニタ１３に表示する。
【００２７】図３は本発明による映像監視装置の別の実
施例の監視映像画面の模式図である。この実施例では、
図１の領域記憶部６に、予め監視映像画面３１の監視領
域３２内に同監視領域より小さい侵入物体監視領域３４
を設定して記憶しておく。異常判定部５では、侵入物体
監視領域３４内で背景画像記憶部３と参照画像記憶部４
に記憶された画像情報を比較し同領域内の異常を判定
し、異常を検出した場合は、さらに監視領域全体での異
常部分を検出して、その異常部分の画像情報を送受信部
７内のモーデム等で電話回線Ｌ１上の信号としてモニタ
部に転送する。モニタ部では同異常部分の画像情報を送
受信部８で受けて送受信部８内のモーデム等でもとの画
像情報とし異常画像記憶部１０に記憶する。画像復元部
１１では、予めカメラ部から転送された正常時の画像信
号を記憶した背景画像記憶部９から全体の画像信号を読
み出すと共に、異常画像記憶部１０から異常部分の画像
信号を読み出し、背景画像に埋め込んで異常画像を復元
しディジタル／アナログ変換部１２でアナログ映像信号
に変換後映像モニタ１３に表示する。
施例の監視映像画面の模式図である。この実施例では、
図１の領域記憶部６に、予め監視映像画面３１の監視領
域３２内に同監視領域より小さい侵入物体監視領域３４
を設定して記憶しておく。異常判定部５では、侵入物体
監視領域３４内で背景画像記憶部３と参照画像記憶部４
に記憶された画像情報を比較し同領域内の異常を判定
し、異常を検出した場合は、さらに監視領域全体での異
常部分を検出して、その異常部分の画像情報を送受信部
７内のモーデム等で電話回線Ｌ１上の信号としてモニタ
部に転送する。モニタ部では同異常部分の画像情報を送
受信部８で受けて送受信部８内のモーデム等でもとの画
像情報とし異常画像記憶部１０に記憶する。画像復元部
１１では、予めカメラ部から転送された正常時の画像信
号を記憶した背景画像記憶部９から全体の画像信号を読
み出すと共に、異常画像記憶部１０から異常部分の画像
信号を読み出し、背景画像に埋め込んで異常画像を復元
しディジタル／アナログ変換部１２でアナログ映像信号
に変換後映像モニタ１３に表示する。
【００２８】異常判定部５での侵入物体監視領域におけ
る異常の検出は、同侵入物体監視領域全体の背景画像と
参照画像とを比較することにより行うこともできるが、
小領域３３、３３、・・の幾つかで異常物体監視領域３
４を構成して、その小領域毎に背景画像と参照画像を比
較して異常を検出することもできる。
る異常の検出は、同侵入物体監視領域全体の背景画像と
参照画像とを比較することにより行うこともできるが、
小領域３３、３３、・・の幾つかで異常物体監視領域３
４を構成して、その小領域毎に背景画像と参照画像を比
較して異常を検出することもできる。
【００２９】異常判定部５での小領域における異常の判
定は、各小領域毎の背景画像と異常画像との相関を異常
判定部５で算出して、その相関が予め定めた一定値より
小さいときに異常と判定することができる。また、小領
域における異常の判定の別の手法としては、各小領域毎
の背景画像と異常画像との画像信号レベルを異常判定部
５で比較して、その信号レベル差が予め定めた一定値よ
り大きいときに異常と判定することもできる。
定は、各小領域毎の背景画像と異常画像との相関を異常
判定部５で算出して、その相関が予め定めた一定値より
小さいときに異常と判定することができる。また、小領
域における異常の判定の別の手法としては、各小領域毎
の背景画像と異常画像との画像信号レベルを異常判定部
５で比較して、その信号レベル差が予め定めた一定値よ
り大きいときに異常と判定することもできる。
【００３０】上記のように、侵入物体検出領域での異常
の検出は、異常判定部５で同侵入物体検出領域全体での
背景画像信号と参照画像信号の相関を取りその相関が予
め定めた一定値より小さいときに異常と判定することも
できるが、侵入物体検出領域内の小領域から前記のよう
にして各小領域毎の相関をとることで異常を判定するこ
ともできる。さらには、前記のようにして小領域毎に異
常を判定し、侵入物体監視領域内の小領域の中で異常と
判定された小領域の数が予め定めた一定数より大きいと
き全体の異常と判定することもできる。
の検出は、異常判定部５で同侵入物体検出領域全体での
背景画像信号と参照画像信号の相関を取りその相関が予
め定めた一定値より小さいときに異常と判定することも
できるが、侵入物体検出領域内の小領域から前記のよう
にして各小領域毎の相関をとることで異常を判定するこ
ともできる。さらには、前記のようにして小領域毎に異
常を判定し、侵入物体監視領域内の小領域の中で異常と
判定された小領域の数が予め定めた一定数より大きいと
き全体の異常と判定することもできる。
【００３１】電話回線で遠隔地に送る異常となった小領
域の画像情報としては、正常な小領域を空き情報として
順次に伝送することもできるが、異常となった小領域の
画像情報と、その小領域に予め付番した番号を送ること
もできる。モニタ部では、その異常となった小領域の画
像情報を異常画像記憶部１０の前記番号で特定されるア
ドレスに記憶し、画像復元部１１で、予めカメラ部から
転送された正常時の画像信号を記憶した背景画像記憶部
９から全体の画像信号を読み出すと共に、異常画像記憶
部１０から異常部分の画像信号を読み出し、背景画像の
所定の場所に埋め込んで、異常画像を復元して、ディジ
タル／アナログ変換部１２でアナログ信号に変換後映像
モニタ１３に表示する。
域の画像情報としては、正常な小領域を空き情報として
順次に伝送することもできるが、異常となった小領域の
画像情報と、その小領域に予め付番した番号を送ること
もできる。モニタ部では、その異常となった小領域の画
像情報を異常画像記憶部１０の前記番号で特定されるア
ドレスに記憶し、画像復元部１１で、予めカメラ部から
転送された正常時の画像信号を記憶した背景画像記憶部
９から全体の画像信号を読み出すと共に、異常画像記憶
部１０から異常部分の画像信号を読み出し、背景画像の
所定の場所に埋め込んで、異常画像を復元して、ディジ
タル／アナログ変換部１２でアナログ信号に変換後映像
モニタ１３に表示する。
【００３２】さらには、電話回線で遠隔地に送る異常と
なった小領域の画像情報は、異常となった小領域に予め
付番した番号のみとすることもできる。モニタ部では、
異常画像記憶部１０にその異常となった小領域の番号で
特定されるアドレスに異常情報を記憶し、画像復元部１
１で、予めカメラ部から転送された正常時の画像信号を
記憶した背景画像記憶部９から全体の画像信号を読み出
して映像モニタ１３に表示すると共に、異常画像記憶部
１０から前記異常情報を読み出し、映像モニタの監視映
像画面の当該部分に赤色の点滅等で表示することもでき
る。この場合、異常が顕著に表示されるとともに、小領
域がある程度小さいときには異常部分の全体の輪郭も表
示される。
なった小領域の画像情報は、異常となった小領域に予め
付番した番号のみとすることもできる。モニタ部では、
異常画像記憶部１０にその異常となった小領域の番号で
特定されるアドレスに異常情報を記憶し、画像復元部１
１で、予めカメラ部から転送された正常時の画像信号を
記憶した背景画像記憶部９から全体の画像信号を読み出
して映像モニタ１３に表示すると共に、異常画像記憶部
１０から前記異常情報を読み出し、映像モニタの監視映
像画面の当該部分に赤色の点滅等で表示することもでき
る。この場合、異常が顕著に表示されるとともに、小領
域がある程度小さいときには異常部分の全体の輪郭も表
示される。
【００３３】本発明による映像監視装置の他の実施例と
しては、図１のモニタ部にタッチパネル等の画面位置入
力部１５を設け、領域指定部１４により映像モニタ１３
に背景画像記憶部９に記憶された背景画像を表示すると
ともに、画像位置入力部１５で指定する位置情報を表示
する。同表示を見ながら、画像位置入力部より、上記監
視領域、侵入物体監視領域、小領域の各々を設定して、
送受信部８を通してカメラ部に転送し、カメラ部では領
域設定部１６で領域記憶部６に前記各領域を記憶する。
しては、図１のモニタ部にタッチパネル等の画面位置入
力部１５を設け、領域指定部１４により映像モニタ１３
に背景画像記憶部９に記憶された背景画像を表示すると
ともに、画像位置入力部１５で指定する位置情報を表示
する。同表示を見ながら、画像位置入力部より、上記監
視領域、侵入物体監視領域、小領域の各々を設定して、
送受信部８を通してカメラ部に転送し、カメラ部では領
域設定部１６で領域記憶部６に前記各領域を記憶する。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、監視領域をさらに
小領域に分割してその小領域内で異常を判定すること
で、迅速な異常検出が可能となる。さらに、異常小領域
の画像信号のみを電話回線等で伝送することで、伝送速
度の速い遠隔地における映像監視装置が構築できる。
小領域に分割してその小領域内で異常を判定すること
で、迅速な異常検出が可能となる。さらに、異常小領域
の画像信号のみを電話回線等で伝送することで、伝送速
度の速い遠隔地における映像監視装置が構築できる。
【図１】本発明による映像監視装置の１実施例の（Ａ）
カメラ部、（Ｂ）モニタ部のブロック図である。
カメラ部、（Ｂ）モニタ部のブロック図である。
【図２】本発明による映像監視装置の１実施例の監視映
像画面の模式図である。
像画面の模式図である。
【図３】本発明による映像監視装置の別の実施例の監視
映像画面の模式図である。
映像画面の模式図である。
１ テレビカメラ ２ アナログ／ディジタル変換部 ３ 背景画像記憶部 ４ 参照画像記憶部 ５ 異常判定部 ６ 領域記憶部 ７ 送受信部 ８ 送受信部 ９ 背景画像記憶部 １０ 異常画像記憶部 １１ 画像復元部 １２ ディジタル／アナログ変換部 １３ 映像モニタ １４ 領域指定部 １５ 画像位置入力部 １６ 領域設定部 ２１ 監視映像画面 ２２ 監視領域 ２３ 小領域 ３１ 監視映像画面 ３２ 監視領域 ３３ 小領域 ３４ 侵入物体監視領域
Claims (11)
- 【請求項１】 テレビカメラ等の撮像装置で画像信号を
取り込み、同画像信号を信号処理することにより被写体
の異常を検出して、電話回線等で同異常情報を転送し遠
隔地で同転送異常情報を受けてテレビモニタ等に表示し
て前記被写体を監視する映像監視装置において、基準と
なる画像情報を記憶する背景画像記憶部と、監視画像を
記憶する参照画像記憶部と、監視領域等を記憶する領域
記憶部と、前記背景画像と参照画像から異常を検出する
異常検出部を設け、前記画像領域内に設けた監視領域内
をさらに複数の小領域に分割して同各小領域毎に背景画
像信号と参照画像信号とを比較して異常を判定し、異常
となった小領域の画像情報を前記電話回線等で遠隔地の
モニタに伝送して監視することを特徴とした映像監視装
置。 - 【請求項２】 前記画像領域内に設けた監視領域内にさ
らに監視領域より小さい侵入物体検出領域を設け、同侵
入物体検出領域内で背景画像と参照画像とを比較して異
常を判定し、同侵入物体検出領域内で異常を検出したと
きには監視領域内全体での異常部分を検出して同異常情
報を前記電話回線等で遠隔地のモニタに伝送して監視す
ることを特徴とした映像監視装置。 - 【請求項３】 侵入物体検出領域は前記監視領域内に設
けた小領域の中の複数個の小領域とし、同各小領域で異
常を判定することにより前記侵入物体検出領域における
異常の判定を行うことを特徴とした請求項２記載の映像
監視装置。 - 【請求項４】 小領域での異常の判定は、前記各小領域
毎の背景画像信号と参照画像信号の相関を求め、同相関
値が予め定めた一体値以下のときを異常とすることを特
徴とした請求項１又は請求項３記載の映像監視装置。 - 【請求項５】 異常の判定は、前記各小領域毎の背景画
像信号と参照画像信号の各信号レベルの差を求め、同信
号レベル差が予め定めた一体値以上のときを異常とする
ことを特徴とした請求項１又は請求項３記載の映像監視
装置。 - 【請求項６】 異常の判定は、侵入物体検出領域内の異
常と判定された小領域の数が予め定めた一定数以上のと
き異常とすることを特徴とした請求項１、請求項３、請
求項４又は請求項５記載の映像監視装置。 - 【請求項７】 電話回線等で遠隔地に転送する異常情報
は、異常と判定された小領域の画像情報と、同小領域に
予め付番した小領域の画面上の位置を表す番号とするこ
とを特徴とした請求項１、請求項３、請求項４、請求項
５又は請求項６記載の映像監視装置。 - 【請求項８】 モニタにおける画像の表示は、予め正常
時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送され
てた小領域画像情報をその番号で示される位置にはめ込
んで表示することを特徴とした請求項７記載の映像監視
装置。 - 【請求項９】 電話回線等で遠隔地に転送する異常情報
は、異常と判定された小領域の同小領域に予め付番した
小領域の画面上の位置を表す番号のみとすることを特徴
とした請求項１、請求項３、請求項４、請求項５又は請
求項６記載の映像監視装置。 - 【請求項１０】 モニタにおける画像の表示は、予め正
常時の背景画像を取り込んでおき、同背景画像に転送さ
れてた小領域の番号で示される位置を同一色の点滅等で
表示することを特徴とした請求項９記載の映像監視装
置。 - 【請求項１１】 画面位置入力手段を設け、同手段によ
り入力した小領域区画情報又は侵入物体検出領域をモニ
タ上に表示すると共に電話回線等で転送して前記領域記
憶部に記憶することにより前記小領域又は侵入物体検出
領域を設定することを特徴とした請求項１、請求項２、
請求項３、請求項４、請求項５、請求項６、請求項７、
請求項８、請求項９又は請求項１０記載記載の映像監視
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27327495A JPH09116892A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 映像監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27327495A JPH09116892A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 映像監視装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09116892A true JPH09116892A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17525563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27327495A Pending JPH09116892A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 映像監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09116892A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001054100A (ja) * | 1999-08-10 | 2001-02-23 | Mega Chips Corp | 監視装置 |
| EP1376502A1 (de) * | 2002-06-10 | 2004-01-02 | Siemens Building Technologies AG | Objektschutz-Einrichtung |
| JP2005176142A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Sony Corp | 監視装置 |
| JP2018079839A (ja) * | 2016-11-17 | 2018-05-24 | 株式会社デンソー | 車両用表示システムおよびフリーズ検出装置 |
| JP2018191236A (ja) * | 2017-05-11 | 2018-11-29 | キヤノン株式会社 | 情報処理システム、情報処理方法、装置およびプログラム |
| JP2021063800A (ja) * | 2019-10-16 | 2021-04-22 | 株式会社デンソー | 車載の異常検出装置 |
| CN113473043A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 宝山钢铁股份有限公司 | 用于热轧主轧线的监控画面自动跟踪***及其控制方法 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP27327495A patent/JPH09116892A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US11908119B2 (en) | 2019-10-16 | 2024-02-20 | Denso Corporation | Abnormality detection device for vehicle |
| CN113473043A (zh) * | 2020-03-31 | 2021-10-01 | 宝山钢铁股份有限公司 | 用于热轧主轧线的监控画面自动跟踪***及其控制方法 |
| CN113473043B (zh) * | 2020-03-31 | 2022-06-24 | 宝山钢铁股份有限公司 | 用于热轧主轧线的监控画面自动跟踪***及其控制方法 |
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