JPH09115737A - ガス絶縁変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変圧器

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Publication number
JPH09115737A
JPH09115737A JP26970595A JP26970595A JPH09115737A JP H09115737 A JPH09115737 A JP H09115737A JP 26970595 A JP26970595 A JP 26970595A JP 26970595 A JP26970595 A JP 26970595A JP H09115737 A JPH09115737 A JP H09115737A
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JP
Japan
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gas
transformer tank
transformer
cooler
gas cooler
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Pending
Application number
JP26970595A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sakamoto
健 坂元
Yasunori Ono
康則 大野
Kazuyuki Kiyono
和之 清野
Hiroyuki Fujita
裕幸 藤田
Kiyoto Hiraishi
清登 平石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、ガスの流れによる圧力損失を低減す
ると共にガス流量を確保し、変圧器及び冷却器の冷却性
能を向上させることを課題とする。 【解決手段】変圧器タンク3の側方上部に、水冷式ガス
冷却器6をその長手方向が水平になるように設置し、か
つ、前記変圧器タンク3から1台の前記水冷式ガス冷却
器6に少なくとも2本の水平直管5によりガスを導き、
該変圧器タンク出口11から前記水冷式ガス冷却器6内
伝熱部の出口まではガスの流れ方向を変えずに前記水冷
式ガス冷却器6を直径方向に貫通するように流出するよ
うに構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガス絶縁変圧器に係
り、特に、冷却媒体としてSF6 ガスを使用し、地下変
電所等に設置するのに好適なガス絶縁変圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】都市に設置する変圧器には防災上、不燃
化の要望が強く、また、電力需要の増大から大容量化の
要求も強い。さらに、設置場所の確保が困難となってき
ているので、ビルの地下に設置する例も多くなってお
り、建設コストの低減のため、階高低減、及び変圧器の
小形化が要求されている。不燃性の絶縁冷却媒体を用い
た変圧器として、SF6ガスを絶縁冷却媒体にしたガス
絶縁変圧器があるが、SF6ガスは、密度,比熱,熱伝
導率などの冷却性能に関する物性値が液状絶縁冷却媒体
に比べ小さいために一般には冷却性能が悪い。
【0003】このため、大容量ガス絶縁変圧器では、S
6 ガスの圧力を高めて密度を大きくし、変圧器を小形
化を図る傾向にある。さらに、SF6 ガスの体積流量を
できるだけ多くして流速を大きくし、冷却性能を向上さ
せる方式が取られている。
【0004】大容量ガス絶縁変圧器は、発熱量が大きい
ため、製作,運搬,取付け等の容易さを狙い、冷却媒体
であるガスの冷却には、一定冷却容量の冷却器と、その
冷却器の容量に相当するガス流量のブロワを各冷却器の
出口に付け、変圧器タンク内の発熱量に見合った容量分
になるように複数台設置している。あるいは、変圧器タ
ンクから、複数本の配管よりガスを取り出し、一旦、ガ
スの集合管に導き、この集合管からガス配管により複数
台の冷却器へ導き、各冷却器からガス配管により冷却器
に付属のブロワへ導いて、さらにブロワより集合管にガ
スを集め、変圧器タンク内へガスを送入する構成とする
例が多い。
【0005】このような構成のガス冷却装置では、冷却
器1台にブロワ1台が付くため、ブロワが故障した場
合、そのブロワが受け持つ冷却器にはガスが流れなくな
り、変圧器の冷却容量が低下する。このため、予備器を
準備する必要がある。上記ガス集合管がある場合にも、
ブロワの故障により、そのブロワに接続する冷却器が働
かなくなり、冷却容量が低下する。
【0006】この改善策として、特開平2−234404 号公
報(以下、公知例1と記載する)では、2台の冷却器の
流出側に共通配管を設け、共通配管からタンクへの流路
に2台のブロワを設置し、ブロワ1台でも両冷却器へガ
スが流れるようにしている。一方、変圧器の設置スペー
スを縮小化するために、長尺のガス冷却器をその長手方
向が水平になるように設置し、ガス配管にブロワを介し
てガスの循環路を形成することが特開平5−326284 号公
報(以下、公知例2と記載する)で提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した公知例1では
冷却器が2台設置され、共通配管が設けられるため、タ
ンク周辺に相当の空間を占有することになる。また、冷
却器に流入するガスは、共通配管からの分岐により曲げ
られるため、冷却器入口で流速に偏流が生じ、冷却器の
性能が十分発揮できない可能性があると共に、圧力損失
が大きくなり、循環するガスの流量が少なくなる。
【0008】一方、公知例2では冷却器内をガスが冷却
器の長手方向に流れること、ガスの流入、及び流出方向
と冷却器内の流れ方向が異なり、曲がりの存在や流れ方
向の長さが長いことからガス流の圧力損失が大きくな
る。このため、ガスの流量が少なく、変圧器タンク内構
造物の冷却性能が小さくなる可能性がある。
【0009】また、一般には、大容量のガス絶縁変圧器
では輸送限界から、1相1タンクとして製作され、3相
分3タンクを並べて設置することが多いが、長形の冷却
器では配置が複雑になる。
【0010】本発明は上述の点に鑑みなされたもので、
その第1の目的とするところは、ガスの流れによる圧力
損失を低減すると共にガス流量を確保し、変圧器及び冷
却器の冷却性能を向上させることにあり、また、第2の
目的とするところは、上記第1の目的を達成することは
勿論、ガス冷却器へガスを流すブロワが故障した場合で
あっても冷却性能を大きく落さず、変圧器タンク周辺の
配管を含めた冷却装置を小型化することができるガス絶
縁変圧器を提供するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記第1の
目的を達成するために、変圧器タンクの側方に、ガス冷
却器をその長手方向が水平になるように設置し、かつ、
このガス冷却器のガス流入側と前記変圧器タンクとを水
平直管により接続すると共に、該ガス冷却器のガス流出
側には前記水平直管と略直線的にガスを流出させる直管
が接続されていることを特徴とする。
【0012】また、上記直管には、少なくともガスの流
れを略垂直に変える曲がり部、この曲がり部より直径が
徐々に小さくなる縮流部からなる配管が接続され、更
に、この配管の下方にブロワが位置すると共に、該ブロ
ワと前記変圧器タンクとは、略直線状の前記水平直管,
ガス冷却器、及び直管と略平行に配置される水平配管に
より接続されていることを特徴とする。
【0013】即ち、本発明は変圧器タンクの側方上部
に、ガス冷却器をその長手方向が水平になるように設置
し、かつ、前記変圧器タンクから1台の前記ガス冷却器
に少なくとも2本の水平直管によりガスを導き、該変圧
器タンク出口から前記ガス冷却器内伝熱部の出口までは
ガスの流れ方向を変えずに前記ガス冷却器を直径方向に
貫通するように流出するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0014】また、第1の目的を達成するためには、変
圧器タンクの側方上部に、ガス冷却器をその長手方向が
水平になるように設置し、かつ、このガス冷却器のガス
流入側と前記変圧器タンクとを斜め下方に傾斜している
直管により接続すると共に、該ガス冷却器のガス流出側
には下方へ傾斜した配管が接続されていてもよい。
【0015】更に、本発明では、上記第2の目的を達成
するために、変圧器タンクの側方上部に、ガス冷却器を
その長手方向が水平になるように設置し、かつ、この1
台のガス冷却器のガス流入側と前記変圧器タンクとを少
なくとも2本の水平直管により接続すると共に、該ガス
冷却器のガス流出側には前記2本の水平直管と各々相対
向し略直線的にガスを流出させる直管が接続され、更に
この各々の直管には、ガスの流れを略真下に変える曲が
り部、この曲がり部より直径が徐々に小さくなる縮流
部、該縮流部の最小径と略同径の直管部からなる配管が
接続され、かつ、この各々の配管の下方にはブロワが位
置すると共に、該各々のブロワと前記変圧器タンクと
は、略直線状の前記水平直管,ガス冷却器、及び直管と
略平行に配置される水平配管により接続されていること
を特徴とする。
【0016】上記の如く構成することにより、変圧器タ
ンクからガス冷却器までは曲がりや分岐が無く水平直管
で接続されるため、ガス冷却器に流入するガスの偏流が
抑えられ、圧力損失が小さく抑えられるし、また、ガス
冷却器内でもガス流方向の大きな変更が無く、ガス冷却
器容器の直径方向にガスが流れるのでガス流路長が短
く、ガスの圧力損失が小さく抑えられ、また、ガス冷却
器前後のガス流入,流出口が水平方向に取り付けられる
ため、タンクからの取り出し位置を低くでき、従って、
高さ方向の寸法が小さくなり、また、下方に設置される
ブロワまでの間に長い直管を設置する余裕が生じ、ブロ
ワへの流入ガスが整流され、ブロワの性能低下も無くな
るので、上記第1の目的が達成される。
【0017】更に、ガス冷却器には少なくとも2台のブ
ロワが設置されるので、1台が故障してもガスの冷却面
積や冷却水流量は変わらず冷却性能を大きく低下させず
に運転できるし、また、ガス冷却器は少なくとも前後4
本のガス配管で支持されることになり、耐震性や強度面
で有利になるので、上記第2の目的が達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図示した実施例に基づいて
本発明を詳細に説明する。図1,図2、及び図3に本発
明のガス絶縁変圧器の一実施例である強制循環冷却式の
大容量SF6ガス絶縁変圧器を示す。
【0019】該図に示すごとく、巻線1や鉄心2を収納
した変圧器タンク3は、例えば縦型の円筒状に製作さ
れ、内部には絶縁冷却媒体であるSF6 ガス4が充填さ
れている。この変圧器タンク3は、その側壁上方のタン
ク出口11より少なくとも2本の大口径の水平直管5に
より、変圧器の1タンクの発熱量に相当する冷却容量で
一体化して大口径円筒状で短尺に製作された水冷式ガス
冷却器6に接続されている。
【0020】一方、水冷式ガス冷却器6の入口側とは直
径方向反対側の出口側には、水平直管5と相対向して略
直線的にガスを流出させる少なくとも2本の大口径の直
管5aが接続され、この各々の直管5aには、ガスの流
れを略真下に変える曲がり部7a、この曲がり部7aよ
り直径が徐々に小さくなる縮流部7b、該縮流部7bの
最小径と略同径の直管部7cから成る配管7が接続さ
れ、この各々の配管7の下方には直管8を経てブロワ9
が接続されている。
【0021】この各々のブロワ9は、略直線状の変圧器
タンク3,水冷式ガス冷却器6、及び直管5aと略平行
に配置される配管10により、変圧器タンク3の下方側
壁に接続されている。
【0022】図4に本実施例の強制循環冷却式の大容量
SF6 ガス絶縁変圧器に採用される水冷式ガス冷却器6
の一例を示す。
【0023】該図に示すごとく、本実施例の強制循環冷
却式の大容量SF6 ガス絶縁変圧器に採用される水冷式
ガス冷却器6は、ガスの流入,流出側には水平直管5、
及び直管5aが、対向するようにそれぞれ2本取り付け
られ、水平直管5、及び直管5aの端部には、取付け用
のフランジ12が備えられている。
【0024】このような本実施例の構成によれば、変圧
器の冷却媒体であるSF6 ガス4は、ブロワ9の循環駆
動力により変圧器タンク3内に送られ、巻線1や鉄心2
等の構造物を冷却し、変圧器タンク3の上方へ流れ、タ
ンク出口11から大口径の水平直管5を通り水冷式ガス
冷却器6に入る。前記冷却媒体であるSF6 ガス4は、
水冷式ガス冷却器6内で、図示されていないが冷却水に
より冷却され、配管7,直管8を経由してブロワ9に至
る。
【0025】本実施例では、タンク出口11から水冷式
ガス冷却器6までは曲がり管や分岐部が無く、SF6
ス4は変圧器タンク3より直線的に水冷式ガス冷却器6
内に流入し、水冷式ガス冷却器6内の伝熱部を流れ方向
を大きく変えること無く水冷式ガス冷却器6の出口まで
流れる。
【0026】このため、ガスの流れによる圧力損失が小
さく抑えられ、また、偏流による水冷式ガス冷却器6内
の伝熱部での冷却性能の低下も無くなる。また、水冷式
ガス冷却器6の出入口にある水平直管5、及び直管5a
が水平配置であるため、水平直管5、及び5aが上下方
向に取り付けられる場合より、変圧器タンク3外部の配
管系の高さ方向の寸法を低く抑えることができる。
【0027】即ち、変圧器タンク3の高さを低く製作で
きた場合に、その高さに合わせ、タンク出口11を低く
しても直管8の長さを調節することにより、水冷式ガス
冷却器6の出口をブロワ9に接続することができる。ま
た、水冷式ガス冷却器6からの流出用の配管が2本あ
り、水冷式ガス冷却器6の重量を支える強度が確保され
る。一方、ブロワ9も2台あるため、1台が故障しても
水冷式ガス冷却器6へ2本の水平直管5によりガスが流
入し、水冷式ガス冷却器6の伝熱面積及び冷却水の流量
が変わらないため、冷却性能は半分までは下がらず、若
干下がる程度である。
【0028】図5に本発明のガス絶縁変圧器の他の実施
例を示す。該図に示す実施例では、変圧器タンク3から
水冷式ガス冷却器6への大口径の水平直管5をやや下向
きに傾斜させて設置し、水冷式ガス冷却器6の出口から
の配管13を直角より開いた角度の曲がり管13aで直
管8aへ接続されている。他の構成は、上述した実施例
と同一である。
【0029】本実施例では、上述した実施例と同様な効
果を達成できることは勿論、変圧器タンク3からブロワ
9までの距離を短くでき、設置面積を縮小化できる効果
がある。
【0030】以上種々説明した構成による本実施例の効
果をまとめると、本実施例では、変圧器タンクより水冷
式ガス冷却器へのガス流入配管中に曲がり管や分岐部が
無く、ガスは水平の直管で導かれるため、ガスの流れに
よる圧力損失が小さく抑えられ、ガスの流量が確保でき
るし、変圧器タンクからのガスの出口高さを低くして
も、水冷式ガス冷却器をブロワに接続でき、変圧器全体
の高さを低くできる。地下変電所では、構造物の高さを
低くできることは、地下変電所の建設費を低くできるこ
とになる。
【0031】また、水冷式ガス冷却器は、2本の配管で
支えられるため、支持強度が確保でき、水冷式ガス冷却
器の他の支持部材を簡略化できるし、一つの水冷式ガス
冷却器に並列にブロワが2台設置されるため、1台が故
障しても水冷式ガス冷却器の伝熱面積及び冷却水の流量
は変化しないので、水冷式ガス冷却器の冷却性能が半分
までは低下せず、若干低下する程度である。更に、水冷
式ガス冷却器の大容量化により、変圧器タンクに対し1
台の水冷式ガス冷却器を設置するため、冷却配管系が小
形化でき、全体として低コスト化が図れる。
【0032】
【発明の効果】以上説明した本発明のガス絶縁変圧器に
よれば、変圧器タンクの側方に、ガス冷却器をその長手
方向が水平になるように設置し、かつ、このガス冷却器
のガス流入側と前記変圧器タンクとを水平直管により接
続すると共に、該ガス冷却器のガス流出側には前記水平
直管と略直線的にガスを流出させる直管が接続されてい
るものであるから、変圧器タンクからガス冷却器までは
曲がりや分岐が無く水平直管で接続されるため、ガス冷
却器に流入するガスの偏流が抑えられ、圧力損失が小さ
く抑えられるし、また、ガス冷却器内でもガス流方向の
大きな変更が無く、ガス冷却器容器の直径方向にガスが
流れるのでガス流路長が短く、ガスの圧力損失が小さく
抑えられので、ガスの流れによる圧力損失を低減すると
共にガス流量を確保し、変圧器及び冷却器の冷却性能を
向上させることができる。
【0033】また、変圧器タンクの側方上部に、ガス冷
却器をその長手方向が水平になるように設置し、かつ、
この1台のガス冷却器のガス流入側と前記変圧器タンク
とを少なくとも2本の水平直管により接続すると共に、
該ガス冷却器のガス流出側には前記2本の水平直管と各
々相対向し略直線的にガスを流出させる直管が接続さ
れ、更にこの各々の直管には、ガスの流れを略真下に変
える曲がり部、この曲がり部より直径が徐々に小さくな
る縮流部、該縮流部の最小径と略同径の直管部からなる
配管が接続され、かつ、この各々の配管の下方にはブロ
ワが位置すると共に、該各々のブロワと前記変圧器タン
クとは、略直線状の前記水平直管,ガス冷却器、及び直
管と略平行に配置される水平配管により接続されている
ものであるから、ガス冷却器には少なくとも2台のブロ
ワが設置されるので、1台が故障してもガスの冷却面積
や冷却水流量は変わらず冷却性能を大きく低下させずに
運転できるし、また、ガス冷却器は少なくとも前後4本
のガス配管で支持されることになり、耐震性や強度面で
有利になるので、上述した効果は勿論、ガス冷却器へガ
スを流すブロワが故障した場合であっても冷却性能を大
きく落さず、変圧器タンク周辺の配管を含めた冷却装置
を小型化することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス絶縁変圧器の一実施例を示す正面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】図1の平面図である。
【図4】本発明の一実施例のガス絶縁変圧器に採用され
る水冷式ガス冷却器の平面図である。
【図5】本発明のガス絶縁変圧器の他の実施例を示す正
面図である。
【符号の説明】
1…巻線、2…鉄心、3…変圧器タンク、4…SF6
ス、5…水平直管、5a…直管、6…水冷式ガス冷却
器、7,10…配管、7a…曲がり部、7b…縮流部、
7c…直管部、8,8a…直管、9…ブロワ、11…タ
ンク出口、12…フランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 裕幸 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 平石 清登 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納する変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方に、前記ガス冷却器をその長手
    方向が水平になるように設置し、かつ、このガス冷却器
    のガス流入側と前記変圧器タンクとを水平直管により接
    続すると共に、該ガス冷却器のガス流出側には前記水平
    直管と略直線的にガスを流出させる直管が接続されてい
    ることを特徴とするガス絶縁変圧器。
  2. 【請求項2】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納する変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方に、前記ガス冷却器をその長手
    方向が水平になるように設置し、かつ、このガス冷却器
    のガス流入側と前記変圧器タンクとを水平直管により接
    続すると共に、該ガス冷却器のガス流出側には前記水平
    直管と略直線的にガスを流出させる直管が接続され、更
    にこの直管には、少なくとも前記ガスの流れを略垂直に
    変える曲がり部、この曲がり部より直径が徐々に小さく
    なる縮流部からなる配管が接続されていることを特徴と
    するガス絶縁変圧器。
  3. 【請求項3】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納する変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方に、前記ガス冷却器をその長手
    方向が水平になるように設置し、かつ、このガス冷却器
    のガス流入側と前記変圧器タンクとを水平直管により接
    続すると共に、該ガス冷却器のガス流出側には前記水平
    直管と略直線的にガスを流出させる直管が接続され、更
    にこの直管には、前記ガスの流れを略垂直に変える曲が
    り部、この曲がり部より直径が徐々に小さくなる縮流
    部、該縮流部の最小径と略同径の直管部からなる配管が
    接続され、かつ、この配管の下方に前記ブロワが位置す
    ると共に、該ブロワと前記変圧器タンクとは、略直線状
    の前記水平直管,ガス冷却器、及び直管と略平行に配置
    される水平配管により接続されていることを特徴とする
    ガス絶縁変圧器。
  4. 【請求項4】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納した変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方上部に、前記ガス冷却器をその
    長手方向が水平になるように設置し、かつ、この1台の
    ガス冷却器のガス流入側と前記変圧器タンクとを少なく
    とも2本の水平直管により接続すると共に、該ガス冷却
    器のガス流出側には前記2本の水平直管と各々相対向し
    略直線的にガスを流出させる直管が接続され、更にこの
    各々の直管には、前記ガスの流れを略真下に変える曲が
    り部、この曲がり部より直径が徐々に小さくなる縮流
    部、該縮流部の最小径と略同径の直管部からなる配管が
    接続され、かつ、この各々の配管の下方には前記ブロワ
    が位置すると共に、該各々のブロワと前記変圧器タンク
    とは、略直線状の前記水平直管,ガス冷却器、及び直管
    と略平行に配置される水平配管により接続されているこ
    とを特徴とするガス絶縁変圧器。
  5. 【請求項5】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納した変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方上部に、前記ガス冷却器をその
    長手方向が水平になるように設置し、かつ、この1台の
    ガス冷却器のガス流入側と前記変圧器タンクとを少なく
    とも2本の水平直管により接続すると共に、該ガス冷却
    器のガス流出側には前記2本の水平直管と各々相対向し
    略直線的にガスを流出させる直管が接続され、更にこの
    各々の直管には、前記ガスの流れを略真下に変える配管
    が接続され、かつ、この各々の配管の下方には前記ブロ
    ワが配置されていることを特徴とするガス絶縁変圧器。
  6. 【請求項6】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納した変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方上部に、前記ガス冷却器をその
    長手方向が水平になるように設置し、かつ、前記変圧器
    タンクから1台の前記ガス冷却器に少なくとも2本の水
    平直管によりガスを導き、該変圧器タンク出口から前記
    ガス冷却器内伝熱部の出口まではガスの流れ方向を変え
    ずに前記ガス冷却器を直径方向に貫通するように流出す
    るようにしたことを特徴とするガス絶縁変圧器。
  7. 【請求項7】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納した変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方上部に、前記ガス冷却器をその
    長手方向が水平になるように設置し、かつ、このガス冷
    却器のガス流入側と前記変圧器タンクとを斜め下方に傾
    斜している直管により接続すると共に、該ガス冷却器の
    ガス流出側には下方へ傾斜した配管が接続されているこ
    とを特徴とするガス絶縁変圧器。
  8. 【請求項8】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納した変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方上部に、前記ガス冷却器をその
    長手方向が水平になるように設置し、かつ、この1台の
    ガス冷却器のガス流入側と前記変圧器タンクとを少なく
    とも2本の斜め下方に傾斜している直管により接続する
    と共に、該ガス冷却器のガス流出側には前記2本の下方
    へ傾斜した配管が接続され、更にこの各々の配管には、
    前記ガスの流れが下降する直管が接続され、かつ、この
    各々の直管の下方には前記ブロワが配置されていること
    を特徴とするガス絶縁変圧器。
  9. 【請求項9】内部に巻線や鉄心を冷却媒体であるガスと
    共に収納した変圧器タンクと、該変圧器タンクからのガ
    スを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された
    ガスを前記変圧器タンク内に戻し循環させるブロワと、
    これら各機器を接続する配管とを備えたガス絶縁変圧器
    において、 前記変圧器タンクの側方上部に、前記ガス冷却器をその
    長手方向が水平になるように設置し、該ガス冷却器に
    は、前記変圧器タンクからのガスが直線的に流入し、流
    入したガスが直線的に流出するように配管が接続されて
    いることを特徴とするガス絶縁変圧器。
JP26970595A 1995-10-18 1995-10-18 ガス絶縁変圧器 Pending JPH09115737A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006340524A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Hitachi Ltd 自励式発電機励磁装置
JP2011530185A (ja) * 2008-08-07 2011-12-15 スタークストロム−ジェラテバウ ゲーエムベーハー 変圧器システム

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