JPH09114859A - 情報提示装置 - Google Patents

情報提示装置

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Publication number
JPH09114859A
JPH09114859A JP7296023A JP29602395A JPH09114859A JP H09114859 A JPH09114859 A JP H09114859A JP 7296023 A JP7296023 A JP 7296023A JP 29602395 A JP29602395 A JP 29602395A JP H09114859 A JPH09114859 A JP H09114859A
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JP
Japan
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information element
dimensional plane
information
area
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Prior art date
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Pending
Application number
JP7296023A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Ueda
良寛 上田
Yukifumi Takeda
幸史 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH09114859A publication Critical patent/JPH09114859A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報要素の分布状況を適切に提示し、大量の
情報もその全体を容易に把握すること、およびユーザは
集合として提示される情報の部分集合を指定し、絞り込
みを行いながら所望の情報を容易に探索することできる
ようにすること。 【解決手段】情報要素集合保持手段に保持された情報要
素は、2次元平面における座標が計算され、計算結果は
2次元平面保持手段に保持される。得られた分布状況を
表す情報を基に、表示情報生成手段は、表示用の情報を
生成して、表示手段に表示する。この最初の表示におい
ては、2次元平面保持手段に保持された2次元平面の全
領域が表示される。次に、利用者は、表示された画像を
みながら、領域指示手段を用いて所望の部分領域を指定
する。分布状況計算手段は、今度は2次元平面保持手段
に保持された2次元平面における前記指定された部分領
域について分布状況を計算し、その結果が表示情報生成
手段を介して表示手段に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報群を地図のような
イメージで可視化し、情報群の全体の概要を把握するこ
とを支援する情報提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について開示する文献として
は、例えば、次のような参考文献を掲げることができ
る。
【0003】(1) 特開平6−215036号公報
【0004】(2) D.R.Cutting、D.
R.Karger、J.O.Pedersen、および
J.O.Tukey、「Scatter/Gathe
r:ACluster−based Approach
to Browsing Large Document
Collections」、SIGIR ’92、19
91
【0005】(3) X.Lin、D.Soerge
l、およびG.Marchionini、「A Sel
f−organizing Semantic Map
forInformation Retrieva
l」、ACM SIGIR Forum, vol.Sp
ecial Issue、1992、pp.262−2
69
【0006】(4) G.Salton、C.Buck
ley、およびJ.Allan、「Automatic
structuring of text file
s」、Electronic Publishing、
vol.5、1991、pp.1−71
【0003】(5) 岡太、今泉著、「パソコン多次元
尺度構成法」(1994−1−14)、共立出版社
【0007】従来、多量の情報要素集合から所望の情報
要素を探索する方法が提案されている。その1つは情報
要素の集合を分類して探索する方法である(文献(1)
あるいは文献(2))。この従来の技術においては情報
要素集合を固定数のクラスタで表現しており、探索はそ
のクラスタから数個を選ぶようになっている。その分類
結果はテキストで表示される。
【0008】また、情報要素の集合を分類して探索する
他の従来技術として、情報を分類した結果を2次元表示
する方法が提案されている(文献(3)記載のLinら
の手法)。これは関連する情報の量を面積で表現する。
【0009】更に、他の従来技術として、情報要素の集
合を分類した後、情報間の近さをリンクで表現し、リン
クに重み付けをして、これを表示する方法がある(文献
(4)記載のSaltonらの手法)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述の第1の従来技術
(文献(1)あるいは(2)記載の方法)は、情報要素
集合を固定数のクラスタで表現しており、探索はそのク
ラスタから数個を選ぶようになっているので、自由な大
きさのクラスタを選び探索することや、クラスタ間のす
きまを探索するというようなことができなかった。ま
た、前述の第2の従来技術(文献(3)記載のLinら
の手法)は、情報の量を面積で表現するため、すきまが
表現されず、全体の把握も難しかった。また、前述の第
3の従来技術(文献(4)記載のSaltonらの手
法)は、まとまりを見るのに適しておらず、大量の情報
がきたときには全体を把握することができなかった。本
発明は、これらの従来技術の問題点を克服することを課
題とするものである。即ち、本発明は、情報要素の分布
状況を適切に提示し、大量の情報もその全体を容易に把
握することができるようにすることを課題とする。ま
た、本発明は、ユーザは集合として提示される情報の部
分集合を指定し、絞り込みを行いながら所望の情報を容
易に探索することできるようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の情報
提示装置は、情報要素の集合を保持する情報要素集合保
持手段と、情報要素集合の各情報要素に対して2次元平
面の座標を計算する2次元平面マップ手段と、前記2次
元平面マップ手段により計算した情報要素の座標とその
情報要素のアドレスとを対応させて記憶する2次元平面
保持手段と、前記2次元平面保持手段に記憶された2次
元平面の任意の部分領域を指定する領域指定手段と、前
記領域指定手段により指定された領域における情報要素
の分布状況を計算する計算手段と、前記計算手段により
計算された分布状況を表示する表示手段とを備えたこと
を基本的な特徴とするものである。
【0012】上記構成において、情報要素集合保持手段
に保持された情報要素は、一般的にはn個の属性を持ち
n次元の空間を構成している。2次元平面マップ手段は
この情報要素集合を2次元平面に写像する。即ち、2次
元平面における座標を計算する。計算結果は2次元平面
保持手段に保持される。2次元平面保持手段に保持され
た2次元平面は、最初その全領域について、分布状況計
算手段により、情報要素の分布の状況が計算される。例
えば全領域をメッシュに分け、そのメッシュに分けた各
単位の領域(セル)にある情報要素の個数を求める。得
られた分布状況を表す情報を基に、表示情報生成手段
は、表示用の情報を生成して、表示手段に表示する。こ
の最初の表示においては、2次元平面保持手段に保持さ
れた2次元平面の全領域が表示される。次に、利用者
は、表示された画像をみながら、領域指示手段を用いて
所望の部分領域を指定する。分布状況計算手段は、今度
は2次元平面保持手段に保持された2次元平面における
前記指定された部分領域について分布状況を計算し、そ
の結果が表示情報生成手段を介して表示手段に表示され
る。更に、この表示領域に対しても領域の指定を行い、
分布状況の計算を行い、表示する。このような操作を繰
り返すことにより、利用者は、全体の概要を把握しなが
ら、領域の絞り込みを行い、所望の情報要素の探索を続
けることができる。従って、本発明によれば、利用者は
情報検索の特別の知識やノウハウなしに、所望の情報を
得ることができる。
【0013】また、本発明の情報提示装置は、上記基本
的な特徴を備えた構成に加えて、ある一定領域における
情報要素の分布状況と、新たに設定される領域における
情報要素の分布状況との間を、補間する補間手段を設
け、表示手段は、前記計算手段により計算され、補間手
段により補間された各分布状況を表示する複数の画像を
生成し、それらを順次に表示することを特徴とする。こ
れにより、領域を指定したときに、現在の表示状態から
新しい表示状態へズームインにより移ることができる。
【0014】また、本発明の情報提示装置は、前記基本
的な特徴を備えた構成に加えて、表示手段により生成さ
れた画像の履歴を保持する履歴保持手段と、履歴保持手
段に保持された画像を指定する指定手段とを設け、前記
表示手段は、前記指定手段により履歴画像が指定された
とき、その画像を表示することを特徴とする。これによ
れば、履歴を保持し、操作を行った任意の段階へ戻るこ
とができるので、より柔軟な情報要素の探索を行うこと
ができる。
【0015】また、本発明の情報提示装置は、前記基本
的な特徴を備えたものにおいて、前記表示手段に表示さ
れた分布状況を表す画像における情報要素を指定する情
報要素指定手段と、情報要素指定手段により指定された
情報要素の内容を情報要素集合保持手段から読み出す読
出し手段とを備え、前記表示手段は、情報要素指定手段
により情報要素が指定されたとき、前記読出し手段によ
り読み出された情報要素の内容を表示することを特徴と
する。これにより、利用者は関連する情報の2次元平面
マップ上で、所望の情報を選択し、内容を見ることがで
きる。
【0016】また、本発明の情報提示装置は、情報要素
の集合を保持する情報要素集合保持手段と、情報要素集
合が入力されるごとに、その情報要素集合を2次元平面
へ写像し、各情報要素の座標を求める2次元平面マップ
手段と、前記2次元平面マップ手段により求めた情報要
素の座標とその情報要素のアドレスとを対応させて記憶
する2次元平面保持手段と、前記2次元平面保持手段に
保持された情報要素の分布状況を計算する計算手段と、
前記計算手段により計算された分布状況を表示する表示
手段と、表示されたされた2次元平面の任意の部分領域
を指定する領域指定手段と、領域指定手段により指定さ
れた領域に対応する情報要素集合保持手段中の情報要素
群を読み出して、新たな情報要素集合として2次元平面
マップ手段へ入力する領域変更手段とを備えたことを特
徴とする。情報要素集合保持手段に保持された情報要素
集合は、最初その全体が2次元平面マップ手段に与えら
れ、2次元平面マップは2次元平面上の情報要素の座標
を計算し、その結果は2次元平面保持手段に保持され
る。分布状況計算手段は、2次元平面保持手段に保持さ
れたすべての情報要素の分布の状況を計算する。その結
果により、表示情報生成手段は、表示用の情報を生成し
て、表示手段に表示する。この最初の表示においては、
情報要素集合保持手段に保持された情報要素集合の全領
域について2次元平面への写像が行われ、表示される。
次に、利用者は、表示された画像をみながら、領域指示
手段を用いて所望の部分領域を指定する。そして、指定
の領域に対応する情報要素集合保持手段に保持された部
分的な情報要素群を新たな情報要素集合として2次元平
面マップ手段に入力する。2次元平面マップ手段は入力
された情報要素集合について、2次元平面への写像の計
算をする。得られた結果から分布状況計算手段は、分布
状況を計算し、その結果が表示情報生成手段を介して表
示手段に表示される。更に、この表示領域に対しても領
域の指定を行い、その領域に属する情報要素集合に対し
て、2次元平面への写像、分布状況の計算を行い、表示
する。このような操作を繰り返すことにより、利用者
は、全体の概要を把握しながら、領域の絞り込みを行
い、所望の情報要素の探索を続けることができる。従っ
て、本発明によれば、利用者は情報検索の特別の知識や
ノウハウなしに、所望の情報を得ることができる。
【0017】
【実施例】
(実施例1)本発明の実施例1の情報提示装置の構成を
図1に示す。この情報提示装置は、情報要素の集合を保
持する情報要素集合保持部11と、情報要素集合の各情
報要素に対して2次元平面の座標を計算する2次元平面
マップ部12と、その2次元平面マップ部12により計
算した情報要素の座標とその情報要素のアドレスとを対
応させて記憶する2次元平面保持部13と、その2次元
平面保持部13に記憶された2次元平面の任意の部分領
域を指定する領域指示部14と、その領域指示部14に
より指示された領域の情報要素の座標を2次元平面保持
部13から読み出して領域保持部16に新たな表示領域
として保持させるよう指示する表示領域変更部15と、
領域保持部16に保持された領域における情報要素の分
布状況を計算する分布状況計算部17と、その分布状況
計算部17により計算された分布状況に関する情報にも
とづいて表示のための情報を生成する表示情報生成部1
8と、その表示情報生成部18により生成した表示情報
ををグラフィカルに表示する表示装置19とを備えてい
る。
【0018】情報要素集合保持部11は、情報要素から
なる情報の集合を保持する。保持される情報要素は、新
聞記事やデータベースの1レコードなど任意の情報の単
位をなすものである。また、情報要素は各種の属性を有
し、それらの属性に値が与えられている。その属性の値
は基本的には数値である。情報要素が文字列等で表現さ
れる場合、何らかの方法で数値化しておく。その数値化
に際しては、近いものには数値的に近いものを与えてお
くことが望ましい。例えば、色に関する属性に対して
は、RGBの3つの属性、または色相、彩度、明度の3
つの属性の値を属性値として与える。このような情報要
素の値に対して計算をすることができる。
【0019】さらに、情報要素間の類似度や距離を情報
要素の属性値から求めることもできる。情報要素間の類
似度を用いる場合の、類似度の求め方は、様々な方法が
知られており、その中から選択して用いればよい。
【0020】2次元平面マップ部12は、情報要素集合
の各情報要素に対して2次元平面に投影したときの2次
元平面での座標を計算する。各情報要素の有するn個の
属性はn次元の空間を構成する。n次元を2次元平面に
投影する場合、投影方向により投影された平面での座標
は異なってくる。投影方法(投影方向)は任意に選択で
きるようにすることが好ましい。2次元平面マップ部1
2により得られた情報要素集合の各情報要素の座標は2
次元平面保持部13に保持させる。2次元平面保持部1
3は、情報要素へのアドレスを平面上の座標と対応させ
て記憶する。
【0021】領域指示部14は、2次元平面の部分領域
を指示する。具体的には、その指示は、表示装置19の
表示画面に領域保持部16に記憶された内容に従って2
次元平面を表示し、ポインティングデバイスによって画
面上の領域をユーザが四角形の対角線上の2点を指定す
ることによって行う。即ち、左上の点をポインティング
デバイスで指定して右下の点までドラッグすることによ
り四角形の領域を指定する。ここでは指定した領域の縦
横比が保たれるようにするものとする。なお、拡大率を
固定または指定可能なようにしておき、四角形の領域の
一点(中心または四隅のいずれか)のみを指定し、拡大
率と指定点により定まる領域を決定するように構成して
もよい。
【0022】表示領域変更部15は、領域指示部14に
より指定された領域の2次元平面のデータを領域保持部
16に与える。そのために、領域指示部14によって新
しく指定された領域は、表示画面上での指定であるの
で、その指定されたところが2次元平面保持部13に保
持された元の投射平面の領域のどの部分の領域にあたる
かを計算する。2次元平面保持部13に保持された領域
は初期平面の全体がx軸、y軸でそれぞれ0〜1に分布
するように正規化されており、一方全体の表示画面は例
えば400×400ピクセルとしているので、表示画面
上で指定された領域が、例えば、x:20−140、
y:140−260となっているとすれば、これは2次
元平面保持部に保持された初期平面ではx:20/40
0−140/400、y:140/400−260/4
00となる。その計算結果に基づいて決定される2次元
平面保持部13に保持されている2次元平面における指
定領域のデータを、領域保持部16に転送する。領域保
持部16は、転送されてきた2次元平面保持部13に保
持された情報要素の2次元平面情報を保持する。
【0023】分布状況計算部17は、前記領域指示部1
4により指定され領域保持部16に保持された領域にお
ける情報要素の分布状況を計算する。本実施例では、分
布状況を表すのに、表示画面上をメッシュに分割し、メ
ッシュによって区画される各セル中の情報要素の個数を
用いる。分割個数は、全体に含まれる情報要素の数、表
示画面の大きさと解像度に応じて、適切な個数を選択す
る。領域指定をなされていない初期画面に対する最初の
メッシュ分割は、ここでは全情報要素数を10,000
件としたときに、1つのセル中の情報要素が100個を
越えないことを目安として分割することとした。分割の
例としては、前述のように全体の表示画面を400×4
00ピクセルとしたとき、これを各軸を50に分割し
て、1つのセルを8×8ピクセルとする。初期画面に対
して領域指定された以降の分割は、表示される全体の情
報件数が少なくなっているので、情報の個数の差が少な
くなりすぎないように、一定の基準を設けてメッシュを
大きくする。例えば、1つのセルを20×20ピクセル
とする。ここでは、同じ大きさに固定する方法をとるこ
ともできる。
【0024】表示情報生成部18は、分布状況を表示す
るための処理をする。新しく与えられたメッシュの各セ
ルの最大個数と最小個数を求め、それらの最大個数と最
小個数の差(以下、個数差という)の範囲を数個のステ
ップに分割して濃度ステップを決定する。上記個数差の
範囲の大きさに応じてステップの大きさは変化するが、
おおむね個数差の1/5〜1/10で有効数字1桁程度
が適切である。例えば個数差の範囲が38ならば4〜8
あたりのステップにする。個数差が723とすると、7
2.3〜144の間で有効数字1桁即ち80、90、1
00のいずれかと言うことになる。このようにして、各
セルの濃度を決定する。なお、これはあくまでも指針で
あって、別の方法を選択することも可能である。例え
ば、対数スケールを用いるのも分散の仕方によっては有
効である。更に、表示情報生成部18は、以上のように
して得られた各セルの濃度に対して、識別可能に可視表
示をするための表示の割当てを行う。即ち、各セルにお
ける情報濃度(情報個数)レベルに、色を対応させ、表
示装置で表示する。例えば、10の濃度レベルで表示す
る場合には、濃度を色別に表示する。例えば、濃度レベ
ル1:白、濃度レベル2:薄い黄色、濃度レベル3:黄
色、濃度レベル4:オレンジ、……のように濃度レベル
に対して表示画面の表示色を割り当てる。表示装置19
は、表示情報生成部18で生成した表示情報の表示を行
う。
【0025】図2(a)は、上記の表示例を示すもの
で、400×400ピクセルの画面の各軸を10分割し
たメッシュのセルに対して5レベルの色(図では白黒の
濃淡で表している)を割り当てて表示したものである。
この例では、指定された領域が図示されており、その指
定領域の座標の範囲は、x:20−140、y:140
−260となっている。
【0026】なお、情報濃度レベルの表示は異なる色別
の表示の他に、異なるパターンによる表示や単色の濃淡
表示によってもよい。メッシュ分割個数と個数差は連動
している。即ち、メッシュ分割数が大きくなれば、最大
個数と最小個数の差は小さくなるという関係にある。本
実施例では自動で計算を行ったが、どちらか一方をユー
ザが指定し、他方を計算するようにしてもよい。
【0027】(実施例2:ラベルの生成表示)この実施
例2は、実施例1の構成に、ラベル生成部20(図1に
破線で示している)を付加し、画面表示において、ラベ
ルをも表示できるようにしたものである。ここでは、ラ
ベル生成部20は、濃度の極大を示すところにラベルを
付けるものとする。濃度の極大は、あるセル(部分領
域)の濃度(セルの含まれる情報要素の個数)が周辺
(上下左右4個または右上など45度単位で隣接するも
のも含めて8個)のいずれのセルよりも大きい場合を言
う。なお、この場合1セルの間隔を置いてラベルが付く
場合もあり、ラベルの大きさとセルの大きさの関係によ
ってはラベルの間隔が狭すぎる場合もあり得る。この場
合は、極大という制約をさらに厳しくして、周辺プラス
マイナスnの範囲に対象とするセルよりも密度の高い場
合がないことと言う制約にしてもよい。また、極大とい
う条件だけでなく、周辺よりも10%以上濃度が高いと
言うような制約にしてもよい。
【0028】ラベル生成部20は、濃度の極大をなすセ
ルを決定した後に、セル内の情報要素の情報を情報要素
集合保持部11から、取り出してラベルとする。ラベル
の生成法の一例として、情報要素に表題がつけられてい
る場合に、その表題を用いる方法を説明する。ここで
は、その濃度の極大を示すセルからランダムに1個の情
報を選択し、その表題を用いる。表題がない場合は、最
も識別可能性の高い属性を用いることとする。生徒全員
の成績を情報要素として用いている場合には、その生徒
の氏名をラベルとして用いることができる。n次元空間
が射影されている2次元平面の2つの軸が元の次元の軸
に近い場合はその値をラベルに用いることができる。ま
た、それ以外の軸を選択する場合も考えられる。例えば
そのセルにある要素の他の軸の値をみて最もばらつきの
少ないものを選択し、「軸の名前(属性名)=その平均
値」をラベルとすることもできる。
【0029】(実施例3:類似度による2次元平面の座
標決定)この実施例3は、実施例1または実施例2にお
いて、情報要素間の類似度を属性値から計算し、その情
報要素間の類似度により2次元平面における座標を決定
するようにしたものである。情報要素集合保持部11に
記憶される情報要素には予め情報要素間の類似度を付与
しておく。この類似度は、人間の判断により与えてもよ
いが、自動的に与えるようにすることもできる。
【0030】情報要素間の類似度を自動的に付与する方
法としては、従来公知の方法を用いればよい。例えば、
G.Salton、「Automatic Text P
rocessing」Addison−Wesley
(1989)(文献(6))に開示された単語ベクトル
を用いた類似度計算方法がある。これは、ある文書集合
で用いる語彙の個々の単語をそれぞれ1つの次元とする
ベクトル空間を考える。ある文書またはテキスト情報に
対して、そこで使用されている単語の頻度(または、文
書中に存在すれば1、存在しなければ0で表す)をベク
トルの要素とするベクトルを与える。2つの文書を考え
たとき、それぞれのベクトルを正規化して内積をとるこ
とにより、このベクトルの類似度とする。
【0033】なお、類似度の計算方法は変更可能なもの
とするのが望ましい。その1つの方法は、ベクトルの内
積を計算する際に、単語毎の重み付けを変えることであ
る。重視する単語とその重み付けを定義した集合を幾つ
か用意し、それから1つの集合を選択し、テキスト中の
単語頻度にはその重みとの積を与えておく。視点に応じ
てその重み設定を変える。また、文中の位置により重み
を変えることができる。例えば、主節中の要素には大き
く重み付けし、副文中は軽くすることができる。また、
文書の論理構造を利用し、アブストラクトや結論部分を
重くすることができる。
【0034】2次元平面マップ部12は、これらの情報
要素を2次元平面に投影する。この投影は付置と呼ば
れ、クルスカルの方法がある(前記文献(5)の第2
章)。これにより、2次元平面における座標が決定す
る。これ以降の処理は、実施例1と同様である。
【0035】実施例2では濃度の極大を示すセルからラ
ンダムに1個の情報を選択し、その表題をラベルとして
用いる方法を採ったが、単語の頻度を用いる本実施例で
は、別のラベル生成法を用いることができる。その方法
は、単語の頻度をラベルの生成に用いる方法である。セ
ル中の個々の単語から最も頻度の高いものをラベルとす
る。または、上位数単語をラベルとして用いる。なお、
単純な頻度の場合、絞り込みが進むにつれて表示してい
る多くのラベルで同じ単語が出る場合がある。tf・i
df積を用いるとこれを避けることができる。tfは単
語の頻度である。idf(inverted docu
mentfrequency)は、集合全体の要素数を
N、その単語を持つ文書の頻度をdfとすると、log
(N/df)で表される(文献(6))。
【0036】(実施例4:等高線表示)実施例1におい
ては画面表示をセルの分布濃度を濃淡によって表示する
よう構成したが、実施例4ではセルの分布濃度を等高線
によって表示するようにしたものである。表示画面は例
えば図2(b)のように濃度の等高線を描きその内部を
色の濃淡によって表されたものとなる。各セルの濃度は
そのセルの中心に濃度値があるものとして等高線を計算
する。図2(c)は等高線の計算の方法を説明するため
の図である。等高線を描く位置即ち境界となる濃度値
を、セルの最大濃度と最小濃度の間を適当なステップで
区画するように決定する。これは実施例1の濃淡表示の
場合のセルの境界を決定するときと同じである。隣のセ
ルの濃度との濃度差が境界を越える場合に、等高線を計
算する。隣接セルとしては着目セルから見て4方向また
は8方向にある隣接セルとの間で境界点即ち等高線位置
を計算する。図2(c)は4方向の場合が示されてい
る。境界点の計算では、2つの隣接するセルの中心間で
線形に補間し、境界値を越えるところを境界点とする。
図2(c)の例では境界値を80としている。このよう
にして求めた境界点を順次つなぐことにより等高線とす
る。点をつなぐときにベジエ曲線としてつないでもよ
い。等高線の間は、その濃度に応じた色あるいはパター
ンで塗りつぶす。
【0037】(実施例5:ズームイン)実施例5は、実
施例1における画面表示にズームインの効果を持たせる
よう、表示情報生成部18および表示装置19を変更し
て構成したものである。即ち、実施例1の構成に加え
て、表示情報生成部18は、領域指示部14で指定され
た二次元平面におけるある一定領域の要素の分布濃度を
表現する画像を順時的に変化させた中間の複数の画像を
生成し、表示装置19は生成した画像を順次表示するよ
う構成する。これによりズームインの効果を出すことが
できる。そのために、図1の表示情報生成部18に、複
数の表示バッファIB(0)〜IB(9)を用意する
(図示せず)。表示バッファIB(0)には現在表示さ
れている画面が蓄えられているものとする。表示バッフ
ァIB(9)には実施例1で最後に作られた画像が蓄え
られる。また、補間部(図示せず)を設け、表示バッフ
ァIB(0)とIB(9)の間の中間の複数の画像を生
成する。
【0038】ここでは、一例として補間部が2段階補間
を行うように構成した場合の例を説明する。2段階補間
は、表示範囲の補間と、濃淡表示の補間からなる。表示
範囲の補間は、まず、領域指示部14で与えられた領域
を表示装置の持つ表示領域の全体に広げる。この例で
は、表示範囲の補間のための表示バッファとしてIB
(0)〜IB(4)を用いる。これらはベース層として
表示バッファIB(0)を共有している。このベース層
は、図2(a) に示す濃淡表示における指定領域(領
域を指示する部分)を除いた部分である。その上の層に
指定領域の部分がのり、拡大しながら順次ベース層を隠
していく。即ち、図2(a)において指定領域の左上の
コーナー(20, 260)は表示領域の左上のコーナ
ー(0, 400)へ向かって広がり、指定領域の右上
のコーナー(140, 260)は表示領域の右上のコ
ーナー(400, 400)へ向かって広がり、指定領
域の右下のコーナー(140, 140)は表示領域の
右下のコーナー(400, 0)へ向かって広がり、指
定領域の左下のコーナー(20, 140)は表示領域
の左下のコーナー(0, 0)へ向かって広がってい
く。その領域は各コーナーごとに初期値を(x0, y
0)、最終値を(x4, y4)とすると x(i)=x0+i*(x4−x0)/4 y(i)=y0+i*(y4−y0)/4 で計算できる。左上のコーナーは初期値x0=20、y
0=260、最終値x4=0、y4=400となるの
で、その途中段階を補間すると、(20, 260)、
(15,295)、(10, 330)、(5, 36
5)、(0, 400)となる。同じように他の3つの
コーナーについても同様な計算を行えばよい。大きさの
方は次のように補間される。拡大はここでは単純に図形
を拡大する方法を採用すればよい。 120*120、190*190、260*260、3
30*330、400*400
【0039】次に、濃淡表示の補間を行う。以上のよう
に広げられた領域は、初期画面の濃度を保ったままにな
っている。濃淡表示の補間結果を保持するバッファとし
ては、表示バッファIB(5)〜IB(8)を用いる。
初期画面の濃度を表示バッファIB(9)に保持されて
いる最終画面の濃度に変える際に濃度を自然に変化させ
るように補間を行う。この補間の1つの簡単な方法は、
各ピクセルごとに補間することである。各ピクセルはR
GBの3原色を用いて表現されている。それぞれの色に
おいて、表示バッファIB(4)とIB(9)の値の差
を計算し、線形補間し、表示バッファIB(5)〜IB
(8)の値とする。これを全てのピクセルのそれぞれの
色に対して行う。この方法は実施例4の等高線表示の場
合にも、有効である。
【0033】ラベルの補間もこの方法を用いることがで
きる。第2段階では初期画面にあったラベルが自然に消
え、最終画面にあるラベルが自然に現れるように見え
る。ただし、第1段階でフォントを拡大するか、同じ大
きさのフォントを用いるかの選択をするように構成する
ことができる。フォントを拡大する場合には、アウトラ
インフォントを用いるのが望ましい。
【0034】1つの段階で表示範囲の拡大と同時に濃度
を変化させるようにすることも可能である。その場合の
補間は、2段階補間で示した方法を組み合わせて、拡大
と同時に濃度を変化させる。モーフィング(Morph
ing)技術を用いて二つの画像を補間する方法もあ
る。このようにして得られた表示バッファの画像を、表
示装置は順次表示して、スムースに変化させるように見
せることができる。その変化をさせる場合には、タイマ
ーを用いて、表示バッファの内容を等時間間隔で表示す
る。この間隔はユーザが指定できるようにすることもで
きる。
【0035】(実施例6:2画面表示)実施例6は、実
施例1において、表示画面を2つ用意し、1つの画面で
指定領域を変えると、もう一方の画面にその指定領域の
拡大画像が出るように構成するとともに、その拡大画像
中の情報要素の内容を表示できる機能を付加したもので
ある。更に、表示の履歴を保持し、前の表示に戻ること
ができるようにした。図3はその実施例6の構成の概要
を示すもので、図1の実施例とは表示情報生成部38に
上述の機能のための構成を付加した点が異なる。その他
の構成は実施例1とほぼ同じである。表示装置39に表
示されるユーザインタフェースの画面を図4(a)に例
示する。この画面は、領域指示画面41、次画面42、
画面復帰指示ボタン43、履歴アイコン44および情報
内容表示ウィンドウ45からなる。
【0036】図5は図4における領域指示画面41、次
画面42および画面復帰指示ボタンの部分をさらに詳細
に示した図である。領域指示画面41は領域指定用のコ
ントロール画面であり、四角形で示す領域411を拡大
表示した結果が右側の第2の表示画面即ち次画面42で
ある。この例では、領域指示画面41において、「計算
機の利用」というラベルのある領域に指定した四角形の
領域411に対応する下位のレベルの詳細な内容が次画
面42に表示されている。
【0037】そのような表示を得るために、表示情報生
成部38には、図3に示すように、領域指示用表示画面
バッファ381と次画面用表示画面バッファ382が設
けられる。領域指示用表示画面バッファ381は、2次
元平面のある一定領域における要素の分布濃度または分
布濃度とラベル、および領域指示部14で与えられる領
域を表現する画像を保持する。次画面用表示画面バッフ
ァ382は、領域指示用表示画面バッファ381の保持
する領域のうち、領域指示部34で示される領域のみに
関して、要素の分布濃度または分布濃度とラベルを計算
し得られる画像を蓄える。分布濃度の再計算は分布状況
計算部37により行う。
【0038】表示装置39はこれらの2つのバッファに
保持される画像を表示する。即ち、左の画面に領域指示
用表示画面バッファの画像31を表示し、右の画面に次
画面表示バッファの画像32を表示する。更に、表示画
面をみながら新たな領域の指示を繰り返しながら情報の
探索を続けて行く。その新たな領域の指示のための領域
変更指示はこの例ではダブルクリックで行うこととす
る。図5の表示画面においてダブルクリックすると、右
の画面42の画像が左に移動し、新たな領域指示画面4
1の画像となる。それを行うために、表示領域変更部3
5は、ユーザのダブルクリックによる指示に応答して、
次画面用表示画面バッファ382に保持されている画像
を領域指示用表示画面バッファ381に移す。これをコ
ントロール画面として表示装置39に表示することによ
り、これを用いて更に指定領域を絞り込んでいくことが
できる。
【0039】このような情報の探索の絞り込みの過程に
おいては、後戻りして指定領域を変えてみることが必要
な場合もある。そのために、この実施例では、表示情報
生成部38に、表示した画像の履歴を順次に保持してお
く履歴保持部383を設ける。保持された画像はそれに
対応するアイコン表示画像が生成され、履歴アイコン4
4として表示される。また、図5の表示画面には画面復
帰指示ポタン43が表示され、これをクリックすること
により、履歴保持部383に保持された1つ前の状態の
画面が表示される。即ち、画面復帰指示ボタン43をマ
ウスでクリックすると、表示情報生成部38は、領域指
示用表示画面バッファ381に保持されている画像を次
画面用表示画面バッファ382に移し、履歴保持部38
3に保持されているその直前の画像を領域指示用表示画
面バッファ381に移し、それを表示装置39に表示す
る。そうすると、図5の表示画面においては、左側のコ
ントロール画面41に表示されていた画像が右側の次画
面に移動し、その画像の1つ前の履歴保持部383に保
持されている画像が左側の領域指示用画面41に表示さ
れ、1つ前の状態に戻る。
【0040】画面復帰指示ボタン43では、画像表示の
履歴において、現在の表示の1つ前の段階の表示に復帰
させることができるが、複数の履歴アイコン44の中か
ら適当な段階の履歴アイコンをマウスでクリックするこ
とにより、履歴における任意の段階に復帰することがで
きる。
【0041】絞り込みが進んで文書の特定が可能になっ
てくると、表示の形態をそれに適したものとすることが
必要となる。この時点では表示画面では、情報がまとま
りとしてではなく、個々の情報を見ることができること
が重要となる。図4(a)はセル内の情報が1個以下に
なり、個々の情報要素46のラベル(この例ではタイト
ルをラベルとして用いている)47が見える程度に絞り
込みが進んだ場合の次画面の表示例を示すものである。
【0042】図4(b)の画面のうちの1つの情報要素
46をクリックして指定すると、情報読出し部384は
指定された情報要素のアドレスを求めて、そのアドレス
により情報要素集合保持部31から対応する書誌的デー
タとともに文書内容を読みだす。そして、表示情報生成
部38は、同図(a)に示すような情報内容表示ウィン
ドウ45を作成し、表示装置39に表示する。この内容
は、テキストのみでなく、図表などのグラフィックデー
タ、イメージデータを含んでいてもよい。
【0043】(実施例7:2次元平面再計算)以上に説
明した各実施例においては、表示領域変更部は2次元平
面保持部に保持されている情報から、領域指示部で指定
された指定領域を取り出して領域保持部に保持させるよ
うにしている。これに対して、本実施例7は、そのよう
に2次元平面保持部に保持された既にマップ化された情
報要素集合の領域の一部を次の表示に用いるのではな
く、情報要素集合保持部から各領域指定ごとに指定領域
の情報要素集合を情報要素集合保持部から読み出して2
次元平面マップ部に与えて、2次元平面を再計算させる
ようにしたものである。図6は、実施例7の構成を示す
もので、表示領域変更部65は、領域指示部64により
指定された表示領域の部分領域に存在する情報要素群の
情報要素集合保持部61における各アドレスを求め、そ
のアドレスを基に情報要素を情報要素州号保持部61か
ら新たな情報要素集合として取出し、2次元平面マップ
部62に与える。2次元平面マップ部62は、他の実施
例と同様に与えられた情報要素集合の各情報要素に対し
て2次元平面に投影したときの2次元平面での座標を計
算する。計算された座標は2次元平面保持部63に保持
させる。分布状況計算部67およびラベル生成部60
は、2次元平面保持部63に保持された2次元平面全体
に対して分布、ラベルを求め、表示情報生成部68でこ
れらの表示画像を生成して、表示装置69により表示す
る。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、情報要素の分布密度を
2次元平面上のの濃淡や等高線を用いてグラフィカルに
提示するようにしたので、大量の情報がきたときにも情
報の全体を把握することが可能である。また、本発明に
よれば、ユーザは集合として提示される情報の部分集合
を指定し、絞り込みを行いながら所望の情報を探索する
ことが容易となる。従って、本発明は、情報検索の特別
の知識やノウハウなしに、所望の情報を得ることを支援
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の構成の概略を示す図
【図2】(a)は2次元平面の濃淡表示例、(b)は等
高線表示例、(c)は等高線の求め方を示す図
【図3】実施例6の構成の概略を示す図
【図4】(a)は実施例6の場合の表示される画面レイ
アウトの例、(b)は次画面表示例を示す図
【図5】実施例6における領域指示画面および次画面の
例を示す図
【図6】実施例7の構成の概略を示す図
【符号の説明】
11…情報要素集合保持部、12…2次元平面マップ
部、13…2次元平面保持部、14…領域指示部、15
…表示領域変更部、16…領域保持部、17…分布状況
計算部、18…表示情報生成部、19…表示装置、20
…ラベル生成部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報要素の集合を保持する情報要素集合
    保持手段と、 情報要素集合の各情報要素に対して2次元平面の座標を
    計算する2次元平面マップ手段と、 前記2次元平面マップ手段により計算した情報要素の座
    標とその情報要素のアドレスとを対応させて記憶する2
    次元平面保持手段と、 前記2次元平面保持手段に記憶された2次元平面の任意
    の部分領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段により指定された領域における情報要
    素の分布状況を計算する計算手段と、 前記計算手段により計算された分布状況を表示する表示
    手段とを備えたことを特徴とする情報提示装置。
  2. 【請求項2】 情報要素の集合を保持する情報要素集合
    保持手段と、 情報要素集合の各情報要素に対して2次元平面の座標を
    計算する2次元平面マップ手段と、 前記2次元平面マップ手段により計算した情報要素の座
    標とその情報要素のアドレスとを対応させて記憶する2
    次元平面保持手段と、 前記2次元平面保持手段に記憶された2次元平面の任意
    の部分領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段により指定された領域における情報要
    素の分布状況を計算する計算手段と、 ある一定領域における情報要素の分布状況と、新たに設
    定される領域における情報要素の分布状況との間を、補
    間する補間手段と、 前記計算手段により計算され、補間手段により補間され
    た各分布状況を表示する複数の画像を生成し、それらを
    順次に表示する表示手段とを備えたことを特徴とする情
    報提示装置。
  3. 【請求項3】 情報要素の集合を保持する情報要素集合
    保持手段と、 情報要素集合の各情報要素に対して2次元平面の座標を
    計算する2次元平面マップ手段と、 前記2次元平面マップ手段により計算した情報要素の座
    標とその情報要素のアドレスとを対応させて記憶する2
    次元平面保持手段と、 前記2次元平面保持手段に記憶された2次元平面の任意
    の部分領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段により指定された領域における情報要
    素の分布状況を計算する計算手段と、 前記計算手段により計算された分布状況を表示する画像
    を生成し、それを表示する表示手段と、 表示手段により生成された画像の履歴を保持する履歴保
    持手段と、 履歴保持手段に保持された画像を指定する指定手段とを
    有し、 前記表示手段は、前記指定手段により履歴画像が指定さ
    れたとき、その画像を表示することを特徴とする情報提
    示装置。
  4. 【請求項4】 情報要素の集合を保持する情報要素集合
    保持手段と、 情報要素集合の各情報要素に対して2次元平面の座標を
    計算する2次元平面マップ手段と、 前記2次元平面マップ手段により計算した情報要素の座
    標とその情報要素のアドレスとを対応させて記憶する2
    次元平面保持手段と、 前記2次元平面保持手段に記憶された2次元平面の任意
    の部分領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段により指定された領域における情報要
    素の分布状況を計算する計算手段と、 前記計算手段により計算された分布状況を表示する表示
    手段と、 前記表示手段に表示された分布状況を表す画像における
    情報要素を指定する情報要素指定手段と、 情報要素指定手段により指定された情報要素の内容を情
    報要素集合保持手段から読み出す読出し手段とを備え、 前記表示手段は、情報要素指定手段により情報要素が指
    定されたとき、前記読出し手段により読み出された情報
    要素の内容を表示することを特徴とする情報提示装置。
  5. 【請求項5】 情報要素の集合を保持する情報要素集合
    保持手段と、 情報要素集合が入力されるごとに、その情報要素集合を
    2次元平面へ写像して、各情報要素の座標を求める2次
    元平面マップ手段と、 前記2次元平面マップ手段により求めた情報要素の座標
    とその情報要素のアドレスとを対応させて記憶する2次
    元平面保持手段と、 前記2次元平面保持手段に保持された情報要素の分布状
    況を計算する計算手段と、 前記計算手段により計算された分布状況を表示する表示
    手段と、 表示されたされた2次元平面の任意の部分領域を指定す
    る領域指定手段と、 領域指定手段により指定された領域に対応する情報要素
    集合保持手段中の情報要素群を読み出して、新たな情報
    要素集合として2次元平面マップ手段へ入力する領域変
    更手段と、を備えたことを特徴とする情報提示装置。
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