JPH09114248A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JPH09114248A
JPH09114248A JP7297608A JP29760895A JPH09114248A JP H09114248 A JPH09114248 A JP H09114248A JP 7297608 A JP7297608 A JP 7297608A JP 29760895 A JP29760895 A JP 29760895A JP H09114248 A JPH09114248 A JP H09114248A
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JP
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developer
fixed magnetic
transport
partition wall
magnetic poles
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JP7297608A
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English (en)
Inventor
Noboru Ito
昇 伊藤
Tamotsu Shimizu
保 清水
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/730,359 priority patent/US5758240A/en
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像後に装置本体内に戻されてきた現像剤が
現像剤搬送部材から簡単かつ確実に離脱され、良好な画
像形成が安定して行なえるようにする。 【解決手段】 回転して現像剤を像担持体に搬送する筒
状になった現像剤搬送部材11の内周側に複数の固定磁
極N,Nが周方向に配置され、また現像剤搬送部材と軸
方向に沿って対向するように現像剤を装置本体内で搬送
させる第1搬送部13aと第2搬送部13bとが隔壁1
4を介して上下位置に配置された現像装置において、隔
壁と対向する位置における現像剤搬送部材の回転方向上
流及び下流の内周側に同極の固定磁極N,Nを設け、こ
れらの固定磁極における垂直成分の磁力が最大になる点
での現像剤搬送部材における各接線T1,T2と、現像
剤搬送部材の周面とによって形成される領域内に上記隔
壁の先端が位置するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機やプリン
ター等の画像形成装置において、像担持体に形成された
潜像を現像するのに使用する現像装置に係り、特に、回
転して現像剤を像担持体に搬送する筒状になった現像剤
搬送部材の内周側に複数の固定磁極が周方向に配置され
ると共に、上記の現像剤搬送部材とその軸方向に沿って
対向するようにして現像剤を装置本体内で搬送させる第
1搬送部と第2搬送部とが隔壁を介して上下位置に配置
されてなる現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、複写機やプリンター等の画像
形成装置においては、像担持体に形成された潜像にトナ
ーを供給して現像を行なう現像装置として様々な種類の
ものが使用されていた。
【0003】そして、このような現像装置の一つとし
て、特開平6−51634号公報等において、図1に示
すように、回転して現像剤を像担持体1に導く筒状にな
った現像剤搬送部材11の内周側に、複数の固定磁極
N,S,…がその周方向に配置されたマグネット部材1
2を設けると共に、この現像剤搬送部材11とその軸方
向に沿って対向するように装置本体10内に第1搬送部
13aと第2搬送部13bとを隔壁14を介して上下位
置に配置し、この第1搬送部13aと第2搬送部13b
とにそれぞれ送り部材15a,15bを設けたものが開
示されている。
【0004】そして、この現像装置においては、第1搬
送部13aに設けられた送り部材15aと第2搬送部1
3bに設けられた送り部材15bによって現像剤を第1
搬送部13aと第2搬送部13bにおいて搬送しなが
ら、上方に位置する第1搬送部13aから現像剤を回転
する現像剤搬送部材11に供給し、この現像剤を現像剤
搬送部材11の内周側に設けられた固定磁極N,S,…
の磁力により現像剤搬送部材11上に拘束しながら、こ
の現像剤搬送部材11によって像担持体1側に搬送する
と共に、規制部材16により搬送される現像剤の量を規
制した後、この現像剤を像担持体1と対向する現像領域
に導いて現像を行なうようになっていた。
【0005】また、このようにして現像を行なった後
は、回転する現像剤搬送部材11によって現像後におけ
る現像剤を装置本体10内に戻し、このように戻されて
きた現像剤を下方に位置する第2搬送部13bにおいて
回収し、このように回収された現像剤を上記の送り部材
15bにより第2搬送部13b内を搬送させて、上記の
第1搬送部13aとの間で循環させるようになってい
た。
【0006】ここで、上記のように現像後に装置本体1
0内に戻されてきた現像剤を第2搬送部13bにおいて
回収するにあたり、従来においては、上記隔壁14を挾
むようにして現像剤搬送部材11の内周側に同極の固定
磁極N,Nを隣り合うように設け、この同極の固定磁極
N,N間における反発磁界により現像剤を現像剤搬送部
材11から離脱させるようにしていた。
【0007】しかし、このように隔壁14を挾むように
して現像剤搬送部材11の内周側に同極の固定磁極N,
Nを隣り合うように設けた場合においても、現像後に装
置本体10内に戻されてきた現像剤が現像剤搬送部材1
1上から十分に離脱されないことがあり、このように戻
されてきた現像剤が再度現像に使用される結果、形成さ
れる画像の濃度が低下したり、画像に濃度むらが生じた
り、また現像剤が何度も現像に使用される結果、現像剤
が次第に劣化して形成される画像にかぶり等が発生した
りし、良好な画像形成が安定して行なえないという問題
があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うに回転して現像剤を像担持体に搬送する筒状になった
現像剤搬送部材の内周側に複数の固定磁極が周方向に配
置されると共に、この現像剤搬送部材とその軸方向に沿
って対向するようにして現像剤を装置本体内で搬送させ
る第1搬送部と第2搬送部とが隔壁を介して上下位置に
配置された現像装置における上記のような様々な問題を
解決することを課題とするものである。
【0009】すなわち、この発明は、上記のような現像
装置において、現像後に装置本体内に戻されてきた現像
剤が現像剤搬送部材から簡単かつ確実に離脱され、現像
剤搬送部材により新しい現像剤が像担持体に導かれて現
像に使用されるようになり、形成される画像の濃度が低
下したり、画像に濃度むらやかぶり等が発生するという
こともなく、良好な画像形成が安定して行なえるように
することを課題とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明における第1の
現像装置においては、上記のような課題を解決するた
め、回転して現像剤を像担持体に搬送する筒状になった
現像剤搬送部材の内周側に複数の固定磁極が周方向に配
置されると共に、上記の現像剤搬送部材とその軸方向に
沿って対向するようにして現像剤を装置本体内で搬送さ
せる第1搬送部と第2搬送部とが隔壁を介して上下位置
に配置されてなる現像装置において、上記隔壁と対向す
る位置における現像剤搬送部材の回転方向上流及び下流
の内周側に同極の固定磁極を設けると共に、これらの固
定磁極における垂直成分の磁力が最大になる点での現像
剤搬送部材における各接線と現像剤搬送部材の周面とに
よって形成される領域内に上記隔壁の先端が位置するよ
うにしたのである。
【0011】ここで、この発明における第1の現像装置
のように、隔壁と対向する位置において現像剤搬送部材
の内周側に固定磁極を配するにあたり、現像剤搬送部材
の回転方向上流及び下流に同極の固定磁極を隣り合うよ
うにして設けると共に、これらの固定磁極における垂直
成分の磁力(以下、垂直磁力という。)が最大になる点
での現像剤搬送部材における各接線と現像剤搬送部材の
周面とによって形成される領域内に隔壁の先端を位置さ
せるようにすると、上記の同極の固定磁極による反発磁
界が隔壁の先端部分において上手く作用し、これにより
装置本体内に戻されてきた現像剤が現像剤搬送部材から
十分に離脱され、現像後に戻されてきた現像剤が隔壁を
通過してそのまま再度現像に使用されるのが抑制される
ようになる。
【0012】また、この発明における第2の現像装置に
おいては、回転して現像剤を像担持体に搬送する筒状に
なった現像剤搬送部材の内周側に複数の固定磁極が周方
向に配置されると共に、上記の現像剤搬送部材とその軸
方向に沿って対向するようにして現像剤を装置本体内で
搬送させる第1搬送部と第2搬送部とが隔壁を介して上
下位置に配置されてなる現像装置において、上記隔壁の
先端に最も近接した位置における上記固定磁極の磁極と
同極の磁性部材を隔壁の先端に設けるようにしたのであ
る。
【0013】ここで、この発明における第2の現像装置
のように、隔壁の先端と最も近接した位置における固定
磁極と同極の磁性部材を隔壁の先端に設けると、この隔
壁の先端に設けられた磁性部材とこれに最も近接した位
置における固定磁極との間に反発磁界が作用し、この反
発磁界により戻されてきた現像剤が現像剤搬送部材から
十分に離脱されるようになり、現像後に戻されてきた現
像剤が隔壁を通過してそのまま再度現像に使用されるの
が抑制されるようになる。
【0014】また、この発明における第2の現像装置に
おいて、上記隔壁の先端と最も近接した部分における固
定磁極として、この隔壁を挟むようにして現像剤搬送部
材の回転方向上流及び下流の内周側に同極の固定磁極を
隣り合うように設け、これらの固定磁極と同極の磁性部
材を隔壁の先端に設けると、隔壁の先端に設けられた磁
性部材と、隔壁を挟むようにして現像剤搬送部材の回転
方向上流及び下流の内周側に設けられた各固定磁極との
間にそれぞれ反発磁界が作用し、これにより戻されてき
た現像剤が隔壁の部分において現像剤搬送部材から確実
に離脱されるようになり、現像後に戻されてきた現像剤
が隔壁を通過してそのまま再度現像に使用されるのがよ
り一層抑制されるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る現像装置の
実施形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
【0016】(実施形態1)この実施形態1における現
像装置においても、図2に示すように、図1に示した現
像装置と同様に、像担持体1と対向して設けられた円筒
状の現像剤搬送部材11の内周側に複数の固定磁極N,
S,…が周方向に配置されたマグネット部材12を設け
ると共に、この現像剤搬送部材11とその軸方向に沿っ
て対向するようにして装置本体10内に第1搬送部13
aと第2搬送部13bとを隔壁14を介して上下位置に
配置させ、この第1搬送部13aと第2搬送部13bと
にそれぞれ現像剤を第1搬送部13aと第2搬送部13
bとにおいて送る送り部材15a,15bを設けてい
る。
【0017】また、この実施形態の現像装置において
は、隔壁14の先端と対向する位置における現像剤搬送
部材11の内周側において、この隔壁14を挟むように
して、現像剤搬送部材11の回転方向上流及び下流に同
極の固定磁極N,Nを隣り合うように設けており、また
これらの固定磁極N,Nにおける垂直磁力が最大になる
点での現像剤搬送部材11における各接線T1,T2
と、この現像剤搬送部材11の周面とによって形成され
る領域内に隔壁14の先端が位置するようにしている。
【0018】ここで、この実施形態における現像装置に
おいては、上記の隔壁14の上方に位置する第1搬送部
13a内に設けられた送り部材15aを回転させ、この
送り部材15aにより現像剤をこの第1搬送部13a内
においてその軸方向に搬送させ、上記隔壁14の一端側
に設けられた循環口(図示せず)からこの現像剤を隔壁
14の下方に位置する第2搬送部13b内に送り込むと
共に、この第1搬送部13a内において現像剤を回転す
る現像剤搬送部材11に供給するようになっている。
【0019】そして、このように現像剤搬送部材11に
供給された現像剤を現像剤搬送部材11の内周側に設け
られた固定磁極N,S,…の磁力により現像剤搬送部材
11上に拘束させながら、回転する現像剤搬送部材11
によりこの現像剤を像担持体1側に搬送させると共に、
この現像剤搬送部材11上における現像剤の量を規制部
材16により規制し、所定量の現像剤を像担持体1に導
いて現像を行なうようになっている。
【0020】また、このようにして現像を行なった後、
この現像剤搬送部材11上における現像剤を現像剤搬送
部材11の回転に伴って装置本体10内に戻すようにな
っている。
【0021】そして、このように現像剤搬送部材11に
より装置本体10内に戻された現像剤が上記の隔壁14
の近くに導かれると、この隔壁14を挟むようにして、
現像剤搬送部材11の回転方向上流及び下流に設けられ
た上記の同極の固定磁極N,Nによる反発磁界が現像剤
搬送部材11上における現像剤に作用すると共に、隔壁
14の先端が、固定磁極N,Nにおける垂直磁力が最大
になる点での現像剤搬送部材11における各接線T1,
T2と現像剤搬送部材11の周面とによって形成される
領域内に位置しているため、現像剤搬送部材11上にお
ける現像剤がこの隔壁14の先端を通過する前に現像剤
搬送部材11から離脱され、隔壁14の下に位置する第
2搬送部13bに回収されるようになっている。
【0022】また、このように第2搬送部13bに回収
された現像剤は、前記のように第1搬送部13aから送
り込まれた現像剤と一緒になり、第2搬送部13b内に
設けられた送り部材15bの回転により、この第2搬送
部13b内を前記の第1搬送部13aとは逆方向に搬送
されて、隔壁14の他端側に設けられた循環口(図示せ
ず)から隔壁14の上方に位置する第1搬送部13a内
に送り込まれ、第1搬送部13aとの間で循環されるよ
うになっている。
【0023】ここで、前記のように現像後において装置
本体10内に戻されてきた現像剤が隔壁14を通過する
前に現像剤搬送部材11からうまく離脱されて第2搬送
部13bに回収されると、現像剤搬送部材11上には上
記の第1搬送部13aから新たな現像剤が供給され、常
に新しい現像剤が現像剤搬送部材11により像担持体1
に搬送されて現像に使用されるようになり、形成される
画像の濃度が低下したり、形成される画像に濃度むらが
生じたり、また現像剤が劣化して形成される画像にかぶ
り等が生じるということもない。
【0024】次に、前記のように隔壁14と対向する位
置における現像剤搬送部材11の内周側において、隔壁
14を挟むようにして、現像剤搬送部材11の回転方向
上流及び下流に同極の固定磁極N,Nを隣り合うように
設けるにあたり、図3に示すように、固定磁極N,Nの
位置を適当に変更して、現像剤搬送部材11の中心線L
に対して各固定磁極N,Nがなす角度θ1 及びθ2 を変
更させると共に、隔壁14の先端位置を変更させ、隔壁
14の先端を前記のように各固定磁極N,Nにおける垂
直磁力が最大になる点での現像剤搬送部材11に対する
各接線T1,T2とこの現像剤搬送部材11の周面とに
よって形成される領域内に位置させた場合と、この領域
外に位置させた場合とにおいてそれぞれ現像を行ない、
形成される画像について比較するようにした。
【0025】ここで、上記の比較を行なうにあたって
は、現像剤搬送部材11に直径が18mmのものと、直
径が37mmのものとを使用し、直径が18mmの現像
剤搬送部材11を使用した現像装置においては、システ
ム速度10cm/s,現像剤搬送量12mg/cm2
現像ギャップ0.4mmの条件で、また直径が37mm
の現像剤搬送部材11を使用した現像装置においては、
システム速度40cm/s,現像剤搬送量6mg/cm
2 ,現像ギャップ0.3mmの条件で、それぞれA3サ
イズの黒画像を現像し、現像された画像における先端と
後端との画像濃度の差を調べ、その濃度差が0〜0.2
で良好である場合を○、濃度差が0.2以上の場合を×
で表すようにした。
【0026】そして、直径が18mmの現像剤搬送部材
11を使用した現像装置において、上記の角度θ1 及び
θ2 を、θ1 =30°,θ2 =70°にした場合の結果
を図4に、θ1 =40°,θ2 =60°にした場合の結
果を図5に、θ1 =50°,θ2 =50°にした場合の
結果を図6に示した。また、直径が37mmの現像剤搬
送部材11を使用した現像装置において、上記の角度θ
1 及びθ2 を、θ1 =50°,θ2 =30°にした場合
の結果を図7に、θ1 =40°,θ2 =40°にした場
合の結果を図8に、θ1 =60°,θ2 =20°にした
場合の結果を図9に示した。
【0027】これらの図4〜図9に示す結果から明らか
なように、各固定磁極N,Nにおける垂直磁力が最大に
なる点での現像剤搬送部材11における各接線T1,T
2と、現像剤搬送部材11の周面とによって形成される
領域内に隔壁14の先端を位置させた場合には、前記の
ように現像後に装置本体10内に戻されてきた現像剤が
隔壁14を通過する前に現像剤搬送部材11からうまく
離脱され、現像剤搬送部材11上に新たな現像剤が供給
されて現像に使用されるようになり、形成された画像に
おける濃度差が少なくなっていたのに対して、隔壁14
の先端を上記の領域外に位置させた場合には、現像後に
おける現像剤が現像剤搬送部材11からうまく離脱され
ず、現像後における現像剤が再度現像に使用される結
果、形成された画像における濃度差が大きくなってい
た。
【0028】なお、上記の実施形態における現像装置に
おいては、隔壁14の上方に位置する第1搬送部13a
から現像剤を現像剤搬送部材11に供給する一方、現像
後に装置本体10内に戻されてきた現像剤を隔壁14の
下方に位置する第2搬送部13bにおいて回収するよう
にしたが、図10に示すように、現像剤搬送部材11を
逆方向に回転させ、隔壁14の下方に位置する第2搬送
部13bから現像剤を回転する現像剤搬送部材11に供
給し、この現像剤の量を規制部材16により規制した
後、この現像剤を像担持体1に現像剤を導いて現像を行
ない、その後、現像剤搬送部材11上に残った現像後の
現像剤を装置本体10内に戻し、この現像後における現
像剤を上記隔壁14の上方に位置する第1搬送部13a
において回収させるようにすることも可能である。
【0029】そして、この図10に示す現像装置におい
ても、前記のように隔壁14と対向する位置における現
像剤搬送部材11の内周側において、隔壁14を挟むよ
うにして、現像剤搬送部材11の回転方向上流及び下流
に同極の固定磁極N,Nを隣り合うように設け、これら
の固定磁極N,Nにおける垂直磁力が最大になる点での
現像剤搬送部材11における各接線T1,T2とこの現
像剤搬送部材11の周面とによって形成される領域内に
隔壁14の先端を位置させると、現像後に装置本体10
内に戻されてきた現像剤が隔壁14を通過する前に、現
像剤搬送部材11からうまく離脱されて隔壁14の上方
に位置する第1搬送部13aに回収されるようになる。
【0030】(実施形態2)この実施形態2における現
像装置も、図11に示すように、実施形態1の現像装置
と同様に、像担持体1と対向して設けられた円筒状の現
像剤搬送部材11の内周側に複数の固定磁極N,S,…
が周方向に配置されたマグネット部材12を設けると共
に、この現像剤搬送部材11とその軸方向に沿って対向
するようにして装置本体10内に第1搬送部13aと第
2搬送部13bとを隔壁14を介して上下位置に配置さ
せ、この第1搬送部13aと第2搬送部13bとにそれ
ぞれ送り部材15a,15bを設け、この送り部材15
a,15bにより現像剤をそれぞれ第1搬送部13aと
第2搬送部13bとにおいて搬送させ、この第1搬送部
13aと第2搬送部13bとの間で現像剤を循環させる
ようにしている。
【0031】また、この実施形態2における現像装置に
おいては、上記実施形態1の現像装置と同様に、上記の
隔壁14と対向する位置における現像剤搬送部材11の
内周側において、この隔壁14を挟むようにして、現像
剤搬送部材11の回転方向上流及び下流に同極の固定磁
極N,Nを隣り合うように設ける一方、隔壁14の先端
に、これらの固定磁極N,Nと同極のN極が現像剤搬送
部材11と対向するようにして磁性部材17を設けてい
る。
【0032】ここで、このように現像剤搬送部材11の
内周側に設けられた固定磁極N,Nとの間において、磁
性部材17のN極を現像剤搬送部材11と対向するよう
に設けると、この磁性部材17におけるN極と現像剤搬
送部材11の回転方向の上流及び下流における各固定磁
極N,Nとの間に反発磁界が生じ、現像後における現像
剤が現像剤搬送部材11によって装置本体10内に戻さ
れ、隔壁14の先端に設けられた磁性部材17に近づく
と、現像剤搬送部材11上における現像剤がこの反発磁
界によって確実に離脱されるようになる。
【0033】この結果、この実施形態2の現像装置にお
いても、上記実施形態1の現像装置と同様に、現像後に
おいて装置本体10内に戻されてきた現像剤が、隔壁1
4を通過する前に現像剤搬送部材11からうまく離脱さ
れて第2搬送部13bに回収されるようになり、現像剤
搬送部材11上には第1搬送部13aから新たな現像剤
が供給されて、常に新しい現像剤が現像剤搬送部材11
により像担持体1に搬送されて現像に使用され、形成さ
れる画像の濃度が低下したり、形成される画像に濃度む
らが生じたり、また現像剤が劣化して形成される画像に
かぶり等が生じるということもない。
【0034】なお、図11に示したこの実施形態におけ
る現像装置においては、隔壁14の上方に位置する第1
搬送部13aから現像剤を現像剤搬送部材11に供給す
る一方、現像後に装置本体10内に戻されてきた現像剤
を隔壁14の下方に位置する第2搬送部13bにおいて
回収するようにしたが、図12に示すように、現像剤搬
送部材11を逆方向に回転させ、隔壁14の下方に位置
する第2搬送部13bから現像剤を回転する現像剤搬送
部材11に供給し、この現像剤の量を規制部材16によ
り規制した後、この現像剤を像担持体1に現像剤を導い
て現像を行ない、その後、現像剤搬送部材11上に残っ
た現像後の現像剤を装置本体10内に戻し、この現像後
における現像剤を上記隔壁14の上方に位置する第1搬
送部13aにおいて回収させるようにすることも可能で
ある。
【0035】そして、この場合においても、現像剤搬送
部材11の内周側に設けられた固定磁極N,Nとの間に
おいて、磁性部材17のN極を現像剤搬送部材11と対
向するように設けると、現像後に装置本体10内に戻さ
れてきた現像剤が隔壁14を通過する前に、現像剤搬送
部材11からうまく離脱されて隔壁14の上方に位置す
る第1搬送部13aに回収されるようになる。
【0036】また、図11及び図12に示した各現像装
置においては、隔壁14と対向する位置における現像剤
搬送部材11の内周側において、この隔壁14を挟むよ
うにして、現像剤搬送部材11の回転方向上流及び下流
に同極の固定磁極N,Nを設けたが、図13に示すよう
に、隔壁14の先端に設けられた上記の磁性部材17の
N極と対向する位置において、現像剤搬送部材11の内
周側に同極の固定磁極Nを設けるようにすることも可能
である。
【0037】そして、このようにした場合も、現像剤搬
送部材11の内周側に設けられた固定磁極Nと磁性部材
17のN極との間に反発磁界が作用し、現像後における
現像剤が現像剤搬送部材11によって装置本体10内に
戻され、隔壁14の先端に設けられた磁性部材17に近
づくと、現像剤搬送部材11上における現像剤がこの反
発磁界によって確実に離脱され、上記の現像装置の場合
と同様の効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明における
現像装置においては、現像剤搬送部材により像担持体に
現像剤を導いて現像を行なった後、この現像剤が装置本
体内に戻されてきた場合、この現像剤が隔壁を通過する
前に現像剤搬送部材からうまく離脱され、現像後におけ
る現像剤が隔壁を通過してそのまま再度現像に使用され
るということが抑制されるようになった。
【0039】この結果、この発明における現像装置を用
いて現像を行なった場合、形成される画像の濃度が低下
したり、形成された画像に濃度むらやかぶり等が生じる
ということがなく、良好な画像が安定して得られるよう
になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像剤搬送部材と対向するように第1搬送部と
第2搬送部とが隔壁を介して上下位置に配置された従来
の現像装置の概略説明図である。
【図2】この発明の実施形態1における現像装置の状態
を示した概略説明図である。
【図3】実施形態1における現像装置において、現像剤
搬送部材の内周側で隣り合うようにして設けられた各固
定磁極N,Nにおける垂直磁力が最大になる点での現像
剤搬送部材における各接線と現像剤搬送部材の周面とに
よって形成される領域の状態を示した概略説明図であ
る。
【図4】実施形態1における現像装置において、直径1
8mmの現像剤搬送部材を使用し、現像剤搬送部材の中
心線に対して各固定磁極N,Nがなす角度θ1 ,θ2
θ1 =30°,θ2 =70°に設定し、隔壁の先端位置
を変更させて現像を行なった場合の結果を示した図であ
る。
【図5】実施形態1における現像装置において、直径1
8mmの現像剤搬送部材を使用し、現像剤搬送部材の中
心線に対して各固定磁極N,Nがなす角度θ1 ,θ2
θ1 =40°,θ2 =60°に設定し、隔壁の先端位置
を変更させて現像を行なった場合の結果を示した図であ
る。
【図6】実施形態1における現像装置において、直径1
8mmの現像剤搬送部材を使用し、現像剤搬送部材の中
心線に対して各固定磁極N,Nがなす角度θ1 ,θ2
θ1 =50°,θ2 =50°に設定し、隔壁の先端位置
を変更させて現像を行なった場合の結果を示した図であ
る。
【図7】実施形態1における現像装置において、直径3
7mmの現像剤搬送部材を使用し、現像剤搬送部材の中
心線に対して各固定磁極N,Nがなす角度θ1 ,θ2
θ1 =50°,θ2 =30°に設定し、隔壁の先端位置
を変更させて現像を行なった場合の結果を示した図であ
る。
【図8】実施形態1における現像装置において、直径3
7mmの現像剤搬送部材を使用し、現像剤搬送部材の中
心線に対して各固定磁極N,Nがなす角度θ1 ,θ2
θ1 =40°,θ2 =40°に設定し、隔壁の先端位置
を変更させて現像を行なった場合の結果を示した図であ
る。
【図9】実施形態1における現像装置において、直径3
7mmの現像剤搬送部材を使用し、現像剤搬送部材の中
心線に対して各固定磁極N,Nがなす角度θ1 ,θ2
θ1 =60°,θ2 =20°に設定し、隔壁の先端位置
を変更させて現像を行なった場合の結果を示した図であ
る。
【図10】実施形態1における現像装置の変更例を状態
を示した概略説明図である。
【図11】この発明の実施形態2における現像装置の状
態を示した概略説明図である。
【図12】実施形態2における現像装置の第1の変更例
を示した概略説明図である。
【図13】実施形態2における現像装置の第2の変更例
を示した概略説明図である。
【符号の説明】
1 像担持体 10 装置本体 11 現像剤搬送部材 13a 第1搬送部 13b 第2搬送部 14 隔壁 17 磁性部材 N,S,… 固定磁極 T1,T2 固定磁極N,Nの位置での現像剤搬送部材
における各接線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転して現像剤を像担持体に搬送する筒
    状になった現像剤搬送部材の内周側に複数の固定磁極が
    周方向に配置されると共に、上記の現像剤搬送部材とそ
    の軸方向に沿って対向するようにして現像剤を装置本体
    内で搬送させる第1搬送部と第2搬送部とが隔壁を介し
    て上下位置に配置されてなる現像装置において、上記隔
    壁と対向する位置における現像剤搬送部材の回転方向上
    流及び下流の内周側に同極の固定磁極が設けられると共
    に、これらの固定磁極における垂直成分の磁力が最大に
    なる点での現像剤搬送部材における各接線と現像剤搬送
    部材の周面とによって形成される領域内に上記隔壁の先
    端が位置していることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 回転して現像剤を像担持体に搬送する筒
    状になった現像剤搬送部材の内周側に複数の固定磁極が
    周方向に配置されると共に、上記の現像剤搬送部材とそ
    の軸方向に沿って対向するようにして現像剤を装置本体
    内で搬送させる第1搬送部と第2搬送部とが隔壁を介し
    て上下位置に配置されてなる現像装置において、上記隔
    壁の先端に最も近接した位置における上記固定磁極の磁
    極と同極の磁性部材が隔壁の先端に設けられてなること
    を特徴とする現像装置。
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