JPH09113644A - 時 計 - Google Patents

時 計

Info

Publication number
JPH09113644A
JPH09113644A JP8222081A JP22208196A JPH09113644A JP H09113644 A JPH09113644 A JP H09113644A JP 8222081 A JP8222081 A JP 8222081A JP 22208196 A JP22208196 A JP 22208196A JP H09113644 A JPH09113644 A JP H09113644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movement
branch
case
recess
timepiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8222081A
Other languages
English (en)
Inventor
Olivier Boissenin
ボワゼナン オリビエール
Daniel Knuchel
ヌヒェル ダニール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Swatch Group Management Services AG
Original Assignee
Swatch Group Management Services AG
SMH Management Services AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Swatch Group Management Services AG, SMH Management Services AG filed Critical Swatch Group Management Services AG
Publication of JPH09113644A publication Critical patent/JPH09113644A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/06Forming the passage for the winding stem through the case; Divided winding stems
    • G04B37/062Means for preventing the winding stem from being pulled out too far
    • G04B37/064Means for preventing the winding stem from being pulled out too far by a tirette

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)
  • Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
  • Toys (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワンピースタイプのケースと、制御ステムと
を備えた時計において、簡単で経済的であり、ムーブメ
ントに特別の対策を必要とせずに制御ステムを引き出す
ことができるようにすることを目的とする。 【解決手段】 時計は、ワンピースのケース8と、ムー
ブメント2と、制御ステム26と、該制御ステム26に
係合する係合部材44と、該係合部材を制御ステムから
自由にすることができる抜き出し装置48を備える。こ
の抜き出し装置は、U字形に形成され、ムーブメント2
内を摺動し、その一端部が係合部材44と実質的に対面
する第1のブランチ50と、ムーブメントの周辺部から
突出する部分55を備えた第2のブランチ52とを備え
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は制御ステムと脱離可
能な係合部材とを含む制御機構を備えた時計に関する。
より詳細には、本発明はワンピースケース、すなわち、
単一の部材で形成されたバックカバーと中間部分とを有
するケースと、脱離可能な係合部材に作用してムーブメ
ントに作用するねじ巻き又は手で設定を行うためのステ
ムである制御ステムを解放することのできる装置とを備
え、時計のガラスを取り外した後でケースの上方からム
ーブメントを取り外すために、そのような制御ステムを
ケースから長手方向に外側に引き出すことができるよう
にした時計に関する。
【0002】
【従来の技術】そのような時計の従来のデザインにおい
ては、脱離可能な係合部材は、ムーブメントのボトムプ
レートに旋回可能に取りつけられていて、制御ステムの
溝内の係合部材の一端部に設けられた突出部分に係合す
る帯状のスプリングの作用を受け、係合部材の他端部は
制御(巻き取り)ステムに自由に摺動するように取りつ
けられた摺動ピニオンの溝に係合するレバーを制御する
ように設計されていた。
【0003】ムーブメントをワンピースケースに収め、
手で設定するための制御ステムを配置した後で、その後
の検査段階で、ムーブメント又はケースに欠陥があるこ
とが分かることがあった。そこで、1つ又は幾つかのエ
レメントに作用するために、ムーブメントをケースから
取り外す必要のあることがしばしばあった。
【0004】例えば、プラスチックで作られたワンピー
スケースに収容されたムーブメントの欠陥を改善するた
めに、ケースのバックカバーは概してムーブメントの係
合部材の領域に設けられた適切な開口と対面して穴をあ
けられ、そこで係合部材を制御ステムから自由にするこ
とのできる工具がこの開口部に挿入され、それによって
制御ステムを引き出すことができる。
【0005】それから時計のガラスを外した後で、ムー
ブメントはケースの上方からケースから従来のようにし
て容易に取り外されることができる。従って、ケースは
この作業の後では使用することができなくなる。そのよ
うな習慣がプラスチックのケースの場合にほんの小さな
経済的な結果を招くものであるならば、その材料は容易
にタサイクルされてそのコストは非常に低いけれども、
容易に理解されるように、金属で作られたワンピースケ
ース取りつけられたムーブメントに作用するときには、
コストの面でそのようにできないことは明らかである。
【0006】この問題点を解決する従来技術の現在の対
策の一つは制御ステムを引き出すことができるようにす
ること、すなわち、制御ステム係合部材の端部が係合す
る溝の端部を傾斜させることであるが、制御ステムがユ
ーザーによって引き出されるというかなりのリスクがあ
るために信頼性があるとは言えず、また他の一つはジョ
イントされたタイプの制御ステムを使用することである
が、そうするためにはかなり多くの付加的な部材を必要
とするためにさらにコストが高くなる。
【0007】特許文書CH558039は、抜き出しレ
バーを備えた上記タイプの時計を提供することによって
この問題点を解決することを提案している。抜き出しレ
バーの自由端はムーブメントから突出し、他端部は係合
部材の旋回軸の端部に作用して、抜き出しレバーの突出
部分に圧力がかかるときに、帯状のスプリングの作用に
抗して係合部材の旋回軸が長手方向に動き、係合部材を
持ち上げて抜き出しレバーの突出部分自体が制御ステム
の溝から自由になるようになっている。そこで、制御ス
テムはムーブメントから引き出されることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このデザイン
は従来の係合部材の軸よりも長い特定の係合部材の軸と
ムーブメントのフサームにおけるそのような軸の特別の
アッセンブリとを必要とし、そして、一方においてそれ
はふれーむ内で長手方向に自由に動き,他方においてそ
の一方の端部が抜き出しレバーの端部と協働するように
しなければならない、という不便があった。このデザイ
ンはさらに係合部材が売り方に動けるうよに全係合部材
の上方に自由空間を必要としている。
【0009】本発明の目的は、ワンピースタイプのケー
スと、制御ステム及び脱離可能な係合部材からなる制御
機構とを備えた時計において、簡単で経済的であり、ム
ーブメントのフレーム上の係合部材のアッセンブリに特
別の対策を必要とせず、そしてケースのバックカバーに
穴をあけることなしに係合部材を制御ステムから自由に
するために係合部材を持ち上げることのできる装置を設
けることによって、上記従来技術の問題点を解決するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による時計は、単
一の部材で形成されたバックカバーと中間部分とを有
し、時計のガラスによって閉じられるケースと、該ケー
スに収容された時計仕掛けのムーブメントと、該ムーブ
メントに作用する制御機構とを具備し、該制御機構は、
該中間部分を通り、かつ、該ケースの外側へ延びる第1
の端部と該ムーブメント内を延びる第2の端部とを有す
る制御ステムと、一部が該制御ステムの溝に係合する脱
離可能な係合部材とを備え、さらに、該係合部材を該制
御ステムから自由にすることができる抜き出し装置を具
備している。本発明の特徴において、該抜き出し装置
は、該ムーブメントの平面に実質的に平行な方向で該ム
ーブメント内を摺動し、その一端部が該係合部材と実質
的に対面する第1のブランチと、グリッピングアームを
形成するために該ムーブメントの周辺部から突出する部
分を備えた第2のブランチとを備え、該抜き出し部材
は、該抜き出し部材が該係合部材に作用しない休止位置
と呼ばれる第1の位置と、該第1のブランチの端部が該
係合部材を該制御ステムの溝から押し出す作動位置と呼
ばれる第2の位置との間で自由に動くことができるよう
にしたものである。
【0011】この特徴の結果、時計のガラスを取り外す
と、抜き出し部材はプラーヤー等の簡単なグリッピング
工具によって摺動せしめられて係合部材を持ち上げて制
御ステムを解放する。さらに、本発明によれば、ムーブ
メントにおける係合部材のアッセンブリのデザインを変
えることが必要でなく、従って従来のデザインのムーブ
メントを取り付けることができる。
【0012】本発明の好ましい態様によれば、該抜き出
し部材はU字形に形成され、該第1のブランチが中央ブ
ランチを介して該第1のブランチと実質的に平行に延び
且つグリッピングアームを形成するために該ムーブメン
トの周辺部から突出する折り返された部分を備えた該第
2のブランチへ結合される。よって、抜き出し部材は簡
単な、折り曲げられた、低価格の部材、例えばワイヤ等
で作られることができる。さらに、この係合部材の形状
の簡単さから、ムーブメントに対して容易に組付けるこ
とができる。
【0013】本発明の有利な特徴によれば、ケースのバ
ックカバーはその中に中央ブランチが延びるリセスを備
え、中央ブランチは抜き出し部材の休止位置においてリ
セスの底部に載る。よって、抜き出し部材はそれをムー
ブメント上に固定するための特別の手段を設けることを
必要としない。
【0014】本発明のその他の利点及び特徴は図面を参
照した実施例の説明からさらに明らかになるであろう。
【0015】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、本発明による
時計が参照数字1によって全体的に示されている。図示
の例においては、この時計1は腕時計として示されてい
る。
【0016】時計1はムーブメント2を有し、ムーブメ
ント2は公知のようにしてボトムプレートとブリッジ
(図示せず)を備え、文字盤4がムーブメント2の上に
取りつけられ、表示手段6が文字盤4上で動く。ムーブ
メント2はケース8内に収容され、ケース8は単一部材
で形成されたバックカバー10と中間部分12とからな
る。ケース8は時計のガラス14によって閉じられ、時
計のガラス14は従来的な方法でケース8の第1のリセ
ス16に押し込まれる。図示の例においては、時計のガ
ラス14はフランジ18が文字盤4の縁部にあてがわれ
るようになっている。さらに、修飾的なベゼル20が時
計のガラス14の周辺部分に取り付けられ、ケース8の
第2のリセス22に押し込まれる。
【0017】時計1はさらにムーブメント2に作用する
制御機構24を備えている。制御機構24は例えば手で
時計の設定を行うことができるようにするものであり、
また機械的な時計の場合には、ねじ巻きができるように
するものであり、また必要に応じて、カレンダー表示の
日付の設定を行うことができるようにするものであるこ
とができる。
【0018】制御機構24は制御ステム26を備え、制
御ステム26は半径方向に中間部分12のボア28を通
り、このボア28によってガイドされる。制御ステム2
6はケース8の外へ延び且つ竜頭30が固定された第1
の部分32と、この目的のためにムーブメント2に設け
られたリセス(図示せず)へ延びる第2の部分34とか
らなる。ボア28と協働する制御ステム26の部分は環
状の溝36を備え、シール用ガスケット38がこの環状
の溝36に配置される。第2の部分34は溝40と、摺
動ピニオン(図示せず)の正方形のボアと協働する正方
形断面の部分42の部分とからなる。
【0019】制御機構24はさらにフレーム又はムーブ
メント2のボトムプレートに旋回可能に取りつけられた
脱離可能な係合部材44(部分的に示される)を備え
る。係合部材44は溝40に係合する突起を備えた部分
46を有する。制御機構24はさらに突起を備えた部分
46を溝40に係合させる弾性手段のような手段を備え
る。図示の例においては、この弾性手段はこの場合のよ
うに係合部材44自体によって形成され、又は帯状スプ
リング等によって形成される。
【0020】ムーブメント2内の係合部材44の可能な
アッセンブリのさらなる詳細については、米国特許第4
469448を参照することができ、この特許は係合部
材に作用する制御ステムをもった制御機構を開示してい
る。
【0021】本発明による時計はさらに係合部材44を
持ち上げるための抜き出し装置48を備える。時計のガ
ラス14が取り外され且つムーブメント2がまだ一体型
のケース8内に収容されているときに、抜き出し装置4
8は時計の上方から操作され、突起を備えた部分46を
制御ステム26の溝40から自由にして制御ステム26
を解放するために係合部材44を持ち上げることができ
る。
【0022】この例においては、抜き出し装置48は単
一の抜き出し部材48からなり、これは、ムーブメント
2の通路(図示せず)内に部分的に延び且つムーブメン
ト2の外側に部分的に延び、時計の上方から例えばプラ
イヤー等の工具でアクセスすることができるようになっ
ている。抜き出し部材48は、図1に示される休止位置
と呼ばれる第1の位置と、図2に示される作動位置と呼
ばれる第2の位置との間で自由に動くことができる。第
1の位置においては抜き出し部材48は係合部材44に
作用せず、言い換えると抜き出し部材48は係合部材4
4が溝40に係合するのを可能とする。第2の位置にお
いては抜き出し部材48は直接的又は非直接的に係合部
材44に作用してそれを制御ステム26の溝40から押
し出す。
【0023】図示の例においては、抜き出し部材48は
U字形の形状を有する。抜き出し部材48は第1のブラ
ンチ50と、該第1のブランチ50と実質的に平行に延
びる第2のブランチ52とを有する。第1のブランチ5
0と第2のブランチ52とはこれらのブランチ50、5
2と実質的に垂直に延びる中央ブランチ54によって結
合される。
【0024】第1のブランチ50はムーブメント2の平
面に実質的に平行な方向でムーブメント2内を摺動す
る。実際に、第1のブランチ50は一方ではムーブメン
ト2の下方部分に開口し且つ他方では係合部材44と実
質的に対面するムーブメント2の通路53(図面では図
解的に示される)内を摺動し、第1のブランチ50の端
部もまた係合部材44と実質的に対面し、好ましくは、
突起を備えた部分46に近い係合部材44の部分と実質
的に対面する。そのような通路は、例えば、係合部材4
4からステムを解放するためにスクリュードライバーの
先端等の工具を挿入するために従来のムーブメントに普
通に設けられている通路によって形成される。
【0025】第2のブランチ52はグリッピングアーム
を形成するためにムーブメント2の周辺部から突出する
部分55を備える。より詳細には、グリッピングアーム
を形成する部分55は第2のブランチ52の端部部分又
は自由端部によって形成され、U字の外側へ90度折り
返される。図示の例においては、第2のブランチ52は
ムーブメント2の外側へ延び、グリッピングアーム55
はムーブメント2を包囲する中間部分12の内壁58に
設けられる横方向リセス56に収容される。抜き出し部
材48は好ましくは一定の断面の折り曲げられた部材、
特には折り曲げられた金属ワイヤによって形成される。
もちろん、変形態様として、そのような抜き出し部材4
8をプラスチック材料、例えば成形品として形成するこ
ともできる。
【0026】第1及び第2のブランチ50、52を連結
する中央ブランチ54は、ムーブメント2の外側へ延
び、ケース2のバックカバー10に設けたリセス60内
に延びる。より詳細には、中央ブランチ54は抜き出し
部材48が休止位置(図1)にあるときにリセス60の
底部62に載る。図示の例においては、抜き出し部材4
8の移動量Cは、中央ブランチ54が抜き出し部材48
の作動位置(図2)においてムーブメント2の下方表面
64に隣接する範囲で、リセス60の底部62をムーブ
メント2の下方表面64から分離する距離によって定め
られる。
【0027】そのような移動量Cは変形態様においては
別のようにして定められ、すなわち、変形態様において
は、ムーブメント2がその下方部分にリセス又はノッチ
を備え、中央ブランチ54がその作動位置において、そ
して、必要に応じて、抜き出し部材48の休止位置にお
いて少なくとも部分的にそのリセス又はノッチ内に延び
る。この変形態様によれば、リセス60の深さは低減さ
れることができ、又はリセス60が完全に省略されるこ
とができ、そこで、移動量Cはムーブメント2の下方部
分に設けられたノッチの高さによって定められ、中央ブ
ランチ54はその作動位置においてそのノッチに収容さ
れる。
【0028】制御ステム26を引き出し且つ時計のケー
ス8からムーブメント2を取り出すためには、次のよう
にする。ベゼル20と時計のガラス14、そして必要な
ら文字盤4を従来のようにして取り外し、横方向のリセ
ス56に自由にアクセスできるようにする。それからプ
ライヤーのような工具を横方向のリセス56に挿入して
グリッピングアーム55を掴み、矢印Fの方向にそのグ
リッピングアーム55を引き出すようにする。そうする
ことによって、第1のブランチ50がムーブメント2の
通路53内で摺動し、第1のブランチ50の端部が係合
部材44を持ち上げてそれを溝40から自由にする。こ
のときに、制御ステム26は係合部材44から解放さ
れ、竜頭32を掴んで制御ステム26を矢印Tの方向
に、ケース8から長手方向に引き出すことができる。そ
れから、ムーブメント2を従来のようにしてケース8か
ら困難なく取り外すことができる。
【0029】留意すべきは、好便なことに、抜き出し部
材48はムーブメント2がケースに収められる直ぐ前に
取りつけられることができ、これは第1のブランチ50
をムーブメント2の適当な通路に挿入することによって
工具を使用することなしに簡単に行われることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による抜き出し装置を備えた時計の部分
長手断面図であって、本発明を理解するのに必要な部材
のみが示され、抜き出し装置は休止位置で示されている
図である。
【図2】図1と同様の時計の部分長手断面図であって、
抜き出し装置は作動位置で示され、時計のガラスとベゼ
ルは省略されている図である。
【図3】図2の装置の一部を示す部分破断平面図であ
る。
【符号の説明】
2…ムーブメント 4…文字盤 6…表示手段 8…ケース 10…バックカバー 12…中間部分 14…ガラス 20…ベゼル 24…制御機構 26…制御ステム 28…ボア 30…竜頭 32…第1の部分 34…第2の部分 36…環状の溝 40…溝 44…係合部材 48…抜き出し装置 50…第1のブランチ 52…第2のブランチ 53…ムーブメントの通路 54…中央ブランチ 55…グリッピングアーム 56…横方向リセス 60…リセス

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単一の部材で形成されたバックカバー
    (1)と中間部分(12)とを有し、時計のガラス(1
    4)によって閉じられるケース(8)と、 該ケース(8)に収容された時計仕掛けのムーブメント
    (2)と、 該ムーブメント(2)に作用する制御機構(24)とを
    具備し、 該制御機構(24)は、該中間部分(12)を通り、か
    つ、該ケース(8)の外側へ延びる第1の端部(30)
    と該ムーブメント(2)内を延びる第2の端部(30)
    とを有する制御ステム(26)と、一部(46)が該制
    御ステム(26)の溝(40)に係合する脱離可能な係
    合部材(44)とを備え、 さらに、該係合部材(44)を該制御ステム(26)か
    ら自由にすることができる抜き出し装置(48)を具備
    した時計(1)において、 該抜き出し装置(48)は、該ムーブメント(2)の平
    面に実質的に平行な方向(D)で該ムーブメント(2)
    内を摺動し、その一端部が該係合部材(44)と実質的
    に対面する第1のブランチ(50)と、グリッピングア
    ームを形成するために該ムーブメント(2)の周辺部か
    ら突出する部分(55)を備えた第2のブランチ(5
    2)とを備え、該抜き出し部材(48)は、該抜き出し
    部材(48)が該係合部材(44)に作用しない休止位
    置と呼ばれる第1の位置と、該第1のブランチ(50)
    の端部が該係合部材(44)を該制御ステム(26)の
    溝(40)から押し出す作動位置と呼ばれる第2の位置
    との間で自由に動くことができるようにしたことを特徴
    とする時計。
  2. 【請求項2】 該抜き出し部材(48)はU字形に形成
    され、該第1のブランチ(50)が中央ブランチ(5
    4)を介して該第1のブランチ(50)と実質的に平行
    に延び且つグリッピングアームを形成するために該ムー
    ブメント(2)の周辺部から突出する折り返された部分
    (55)を備えた該第2のブランチ(52)へ結合され
    ることを特徴とする請求項1に記載の時計。
  3. 【請求項3】 該第2のブランチ(52)は該ムーブメ
    ント(2)の外側へ延びることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の時計。
  4. 【請求項4】 該中間部分(12)は該ムーブメント
    (2)を取り囲むその内壁に横方向のリセス(56)を
    備え、該折り返された部分(55)が該横方向のリセス
    (56)に収容されることを特徴とする請求項1から3
    の1つに記載の時計。
  5. 【請求項5】 該中央ブランチ(54)は少なくとも該
    休止位置において該ムーブメント(2)の外側にあり、
    該バックカバー(10)は該中央ブランチ(54)がこ
    の位置でその中に延びるリセス(60)を備えることを
    特徴とする請求項2又は3に記載の時計。
  6. 【請求項6】 該中央ブランチ(54)は該抜き出し部
    材(48)の該休止位置において該リセス(60)の底
    部に載ることを特徴とする請求項5に記載の時計。
  7. 【請求項7】 該抜き出し部材(48)の移動量(C)
    は、該リセス(60)の底部(62)を該ムーブメント
    (2)の下方表面(64)から分離し、該中央ブランチ
    (54)が該抜き出し部材(48)の作動位置において
    該ムーブメント(2)の下方表面(64)に隣接する距
    離によって定められることを特徴とする請求項6に記載
    の時計。
  8. 【請求項8】 該第2のブランチ(52)の該折り返さ
    れた部分(55)は該第2のブランチ(52)の90度
    折り曲げられた自由端部からなることを特徴とする請求
    項1から7の1つに記載の時計。
  9. 【請求項9】 該ムーブメント(2)はその下方部分に
    リセスを備え、該中央ブランチ(54)は該休止位置に
    おいて少なくとも該リスセ内に延びることを特徴とする
    請求項2から4の1つに記載の時計。
  10. 【請求項10】 該抜き出し部材(48)は一定断面の
    折り曲げ部材、特に折り曲げられた金属ワイヤで形成さ
    れることを特徴とする請求項1から9の1つに記載の時
    計。
JP8222081A 1995-09-04 1996-08-23 時 計 Pending JPH09113644A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH02504/95A CH688495B5 (fr) 1995-09-04 1995-09-04 Pièce d'horlogerie comportant un mécanisme de commande à tige et à tirette.
CH02504/95-3 1995-09-04

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09113644A true JPH09113644A (ja) 1997-05-02

Family

ID=4235291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8222081A Pending JPH09113644A (ja) 1995-09-04 1996-08-23 時 計

Country Status (8)

Country Link
US (1) US5699327A (ja)
EP (1) EP0762241B1 (ja)
JP (1) JPH09113644A (ja)
CN (1) CN1148193A (ja)
CH (1) CH688495B5 (ja)
DE (1) DE69603555T2 (ja)
SG (1) SG66322A1 (ja)
TW (1) TW301722B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180064998A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 에타 쏘시에떼 아노님 마누팍투레 홀로게레 스위세 휴대용 물체의 적어도 2 개의 전자적 및/또는 기계적 기능들을 제어하기 위한 기기

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60227640D1 (de) * 2002-04-09 2008-08-28 Girard Perregaux Sa Betätigungsmechanismus für eine Uhr
JP4714579B2 (ja) * 2005-12-26 2011-06-29 セイコーインスツル株式会社 時計
CH705090A2 (fr) * 2011-06-08 2012-12-14 Omega Sa Dispositif pour l'orientation d'une couronne vissée d'une pièce d'horlogerie.
EP2600214B1 (fr) * 2011-12-01 2015-01-28 Agenhor SA Mécanisme de transmission entre deux parties d'une tige de commande pour mouvement horloger
EP2899598B1 (fr) * 2014-01-23 2017-07-12 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Mécanisme de commande par tige à extraction sécurisée
EP3489760B1 (fr) * 2017-11-22 2020-08-26 Harry Winston SA Boîte d'horlogerie avec poussoir
JP6835057B2 (ja) * 2018-12-03 2021-02-24 カシオ計算機株式会社 スイッチ装置および時計
EP3955066A1 (fr) * 2020-08-13 2022-02-16 Patek Philippe SA Genève Montre comportant un mecanisme de commande a tige et tirette

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR1129351A (fr) * 1954-09-11 1957-01-21 Fontainemelon Horlogerie Mécanisme de remontage et mise à l'heure à tirette pour pièce d'horlogerie
CH324260A (fr) * 1955-10-19 1957-09-15 Piquerez Sa Ervin Montre à mécanisme de remontage et de mise à l'heure à tirette
CH356718A (fr) * 1959-08-28 1961-08-31 Fontainemelon Horlogerie Mécanisme de remontage et de mise à l'heure à tirette, pour pièce d'horlogerie
CH558039A (en) * 1972-04-26 1975-01-15 Wrist watch winding and correction stem - with resilient stop selectively coupled with winding stem to prevent its removal
CH640686B (fr) * 1980-10-23 Ebauchesfabrik Eta Ag Dispositif de commande coulissant pour montre.
CH675811B5 (ja) * 1989-04-12 1991-05-15 Ebauchesfabrik Eta Ag
US4979156A (en) * 1989-07-27 1990-12-18 Kester Lynn C Screw-on watch stem seal
US5598383A (en) * 1994-11-17 1997-01-28 Li; Tai H. Watch with double thread coupling device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180064998A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 에타 쏘시에떼 아노님 마누팍투레 홀로게레 스위세 휴대용 물체의 적어도 2 개의 전자적 및/또는 기계적 기능들을 제어하기 위한 기기

Also Published As

Publication number Publication date
CH688495GA3 (fr) 1997-10-31
CN1148193A (zh) 1997-04-23
CH688495B5 (fr) 1998-04-30
DE69603555D1 (de) 1999-09-09
US5699327A (en) 1997-12-16
DE69603555T2 (de) 2000-03-23
TW301722B (ja) 1997-04-01
SG66322A1 (en) 1999-07-20
EP0762241B1 (fr) 1999-08-04
EP0762241A1 (fr) 1997-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09113644A (ja) 時 計
JP2001185873A (ja) 手で取外し可能なバック・カバーを含む、容積の小さい機器用のケース
US7909503B2 (en) Portable timepiece and method of fabricating crown provided to the timepiece
JPH0233852A (ja) ランプ交換装置
US11896092B2 (en) Bracelet link
JP4473020B2 (ja) 腕時計
US20050207286A1 (en) Watch
JP6826159B2 (ja) 少なくとも1つの蓋を装備する詳細には懐中時計である計時器
JPH05273362A (ja) 腕時計の交換用電池ホルダー
FR2477851A2 (fr) Curseur pour fermeture a glissiere dont la tirette comporte un organe rapporte
US7052173B2 (en) Timepiece
US20070153640A1 (en) Watch provided with push-buttons comprising a mechanism for actuating delocalised control elements of a clockwork
US20040141423A1 (en) Timepiece provided with interchangeable dial
JPH10234435A (ja) 時計バンド取り付け用のバー及びそのバーを備えた時計
US4257118A (en) Watch case
JP3280002B2 (ja) 携帯時計
CH682200GA3 (ja)
JPS5925034Y2 (ja) 防水竜頭
US4578839A (en) Automobile windshield wiper
US3273228A (en) Method for opening a watchcase
JPH09318768A (ja) 腕時計用の巻真着脱装置
JPH1062564A (ja) 時計の裏回り構造
JPS5939675Y2 (ja) 時計用透明蓋はずし装置
CH285848A (fr) Pièce d'horlogerie universelle.
US7083325B2 (en) Control mechanism for watch part