JPH0911335A - エチレン系樹脂パイプの接合方法、およびその接合構造、並びにエチレン系樹脂パイプ用継ぎ手 - Google Patents

エチレン系樹脂パイプの接合方法、およびその接合構造、並びにエチレン系樹脂パイプ用継ぎ手

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JPH0911335A
JPH0911335A JP7186530A JP18653095A JPH0911335A JP H0911335 A JPH0911335 A JP H0911335A JP 7186530 A JP7186530 A JP 7186530A JP 18653095 A JP18653095 A JP 18653095A JP H0911335 A JPH0911335 A JP H0911335A
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JP
Japan
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ethylene
joint
pipe
based resin
layer
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JP7186530A
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English (en)
Inventor
Michiyoshi Terauchi
道義 寺内
Takeshi Toyoshima
健 豊嶋
Masato Kobayashi
真人 小林
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CI Kasei Co Ltd
Original Assignee
CI Kasei Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0911335A publication Critical patent/JPH0911335A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 エチレン系樹脂とソフトフェライトとを混
練したホットメルト層と、エチレン系樹脂層との二層管
からなる継ぎ手によって、エチレン系樹脂パイプどうし
の接合時間を短くすると共に、接合の作業性を向上させ
る。 【構 成】 継ぎ手は、エチレン系樹脂とソフトフェラ
イトとを混練したホットメルト層と、エチレン系樹脂層
との二層管として成形される。そして、前記継ぎ手は、
接合すべきエチレン系樹脂パイプの先端部に取り付けら
れた後、接合部近傍の周囲に配置された高周波誘導コイ
ルに所定の周波数の電流が所定時間だけ印加される。上
記エチレン系樹脂パイプは、継ぎ手のホットメルト層を
介して加熱溶融し、接合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エチレン系樹脂パイプ
間にホットメルト層が形成されている継ぎ手を介して互
いに溶着せしめる接合方法およびその接合構造並びにエ
チレン系樹脂パイプ用継ぎ手に関するものである。特
に、本発明は、ホットメルト層とエチレン系樹脂層の二
層管を押し出し成形し、それを短管に加工することによ
り、極めて簡単に継ぎ手を製造することができ、その継
ぎ手およびエチレン系樹脂パイプ等を工事現場に持込
み、その場で、接合できる簡単な接合方法、およびその
接合構造、並びにエチレン系樹脂パイプ用継ぎ手に関す
るものである。また、本発明は、エチレン系樹脂パイプ
間にソフトフェライトからなるホットメルト層が形成さ
れた継ぎ手を介し、その接合部近傍に配置された高周波
誘導コイルに印加された高周波電流によってホットメル
ト層中の磁性粉末にヒステリシス損失を発生させてエチ
レン系樹脂と継ぎ手とを互いに溶着せしめるエチレン系
樹脂パイプの接合方法、およびその接合構造、並びにエ
チレン系樹脂パイプ用継ぎ手に関するものである。
【0002】なお、本明細書において、「ホットメルト
層」とは、高周波誘導電流によって自ら発熱する磁性体
と合成樹脂部材とを混練したものであり、磁性体の発熱
によって、前記合成樹脂部材が加熱溶融すると共に、被
接合部材どうしの一部と継ぎ手とを溶融させるためのも
のをいう。
【0003】
【従来の技術】プラスチック部材の溶着方法には、化学
的に材質を変化させる接着剤、高周波を利用した誘電体
加熱、および電磁エネルギーを吸収する強磁性体の微粉
末を入れた接着部材を利用する高周波誘導加熱等があ
る。たとえば、高周波誘導加熱を利用したものとして、
特開平6−278211号公報がある。上記公報に記載
されているエチレン系樹脂パイプの接合方法は、突き合
わされた接合すべきエチレン系樹脂パイプの突き合わせ
部周囲を同軸的に継手によって覆われている。上記継手
には、その内面に磁性合金からなる網目状のヒータが埋
設されている。そして、継手の周囲には、高周波電源に
接続されたワークコイルが設けられている。ワークコイ
ルに高周波電流を印加することによって、上記網目状の
ヒータが高周波誘導により加熱され、エチレン系樹脂パ
イプの外周面と継手の内周面とが溶融し接合される。
【0004】また、別の例として、図5に示すものがあ
る。図5は従来例における合成樹脂パイプの接合方法を
説明するための図である。図5において、合成樹脂パイ
プA′およびB′は、それぞれの端面51で突き合わさ
れた状態で、図示されていない固定手段によって保持さ
れている。合成樹脂パイプA′およびB′の突き合わせ
端面51の近傍には、継手52が同軸的に嵌合されてい
る。継手52は、その内周面にホットメルト樹脂に磁性
合金体53が埋設されている。そして、上記継手52の
周囲には、高周波誘導コイル保持部材55によって合成
樹脂パイプA′およびB′と同軸的になるように埋設さ
れた高周波誘導コイル54が配設されている。高周波誘
導コイル54は、図示されていない高周波電源に接続さ
れていると共に、高周波誘導コイル54が過加熱される
のを防止するための水冷パイプ56が設けられている。
【0005】このような状態で、高周波電源から高周波
誘導コイル54に電流が印加されると、電磁誘導によ
り、継手52の内面に設けられている磁性合金体53は
発熱する。この発熱によって合成樹脂パイプA′および
B′の外周面と継手52の内周面とが溶融し、両パイプ
は互いに接合される。この継手52部分の溶融によっ
て、継手52が変形したり、あるいは溶融して継手52
や合成樹脂パイプA′、B′の一部が外部に流れ出ない
ように、シールド部材57は、図示されているように、
複数箇所に設けられている。すなわち、シールド部材5
7の下部にある磁性合金体53は、加熱溶融されないた
め、この部分の継手52は、変形しないだけでなく、こ
の部分から溶融した継手52や合成樹脂パイプA′、
B′の一部が流出することもない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−2
78211号公報に記載されている継手は、網目状のヒ
ータを埋め込む必要があり、高価なものとなる。特に、
合成樹脂パイプは、材質、太さ、あるいは厚さ等によっ
て継手に埋め込むヒータの太さ、および網目の間隔等を
調整しなければならないため、現場における接合作業の
多い水道管やガス管等に応用することができない。ま
た、段落
【0004】および段落
【0005】において説明した従来例は、継手に磁性合
金体とシールド部材とを設けておかないと、継手の変形
や溶けた部材の流出があるという欠点を有しており、継
手自体も高価なものとなる。上記方法は、加熱溶融時間
および冷却固化のための保持時間が長く作業現場におい
て簡単に施工できないだけでなく、作業能率も悪い。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、継ぎ手にエチレン系樹脂とソフトフェライ
トとを混練したホットメルト層を形成して、エチレン系
樹脂パイプどうしの接合時間を短くすると共に、接合の
作業性を向上させるエチレン系樹脂パイプの接合方法お
よびその接合構造並びにエチレン系樹脂パイプ用継ぎ手
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)本発明におけるエチレン系樹脂パイプの接
合方法は、継ぎ手を介したエチレン系樹脂パイプどうし
を接合するもので、エチレン系樹脂と磁性粉末とを混練
したホットメルト層とエチレン系樹脂層との二層管から
なる継ぎ手を成形する工程と、接合すべきエチレン系樹
脂パイプの一端部と前記継ぎ手先端部とのいずれか一方
を他方に挿入すると共に、両者を所定の位置に保持する
工程と、接合すべきエチレン系樹脂パイプの周囲に配置
された高周波誘導コイルに所定の周波数の電流を所定時
間だけ印加する工程とからなることを特徴とする。
【0009】(第2発明)本発明におけるエチレン系樹
脂パイプの接合方法における上記高周波誘導コイルに印
加する電流の周波数は、450KHzないし1000K
Hzであることを特徴とする。
【0010】(第3発明)本発明のエチレン系樹脂パイ
プの接合方法におけるホットメルト層の磁性粉末に混練
するエチレン系樹脂は、メタロセン触媒を用いて製造さ
れた、メルトフローレートが1ないし10g/10分、
密度が0.925g/cm3 以下のエチレン・炭素数4
以上のα−オレフィン共重合体からなることを特徴とす
る。
【0011】(第4発明)本発明のエチレン系樹脂パイ
プの接合方法における磁性粉末は、マンガン・ジンクフ
ェライトからなることを特徴とする。
【0012】(第5発明)本発明のエチレン系樹脂パイ
プの接合構造は、先端部に成形された拡径受口11を有
する一方のエチレン系樹脂パイプAと、エチレン系樹脂
と磁性粉末とを混練したホットメルト層14を外周面と
するエチレン系樹脂層との二層管からなる継ぎ手Cと、
先端部に成形された拡径受口11を有する他方のエチレ
ン系樹脂パイプBと、上記各エチレン系樹脂パイプA、
Bの拡径受口11に上記継ぎ手Cの両端を挿入した状態
で、上記各拡径受口11の近傍に配置された高周波誘導
コイルに印加した高周波電流によって、各エチレン系樹
脂パイプA、Bの拡径受口11における内周面と継ぎ手
Cの外周面とを上記ホットメルト層14の加熱溶融で溶
着された溶着部16とから構成される。
【0013】(第6発明)本発明のエチレン系樹脂パイ
プの接合構造は、一方のエチレン系樹脂パイプA′と、
エチレン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層
14を内周面とするエチレン系樹脂層との二層管からな
る継ぎ手C′と、他方のエチレン系樹脂パイプB′と、
上記継ぎ手C′に各エチレン系樹脂パイプA′、B′を
挿入した状態で、上記継ぎ手C′の外周近傍に配置され
た高周波誘導コイルに印加された高周波電流によって継
ぎ手C′の内周面と各エチレン系樹脂パイプA′、B′
の外周面とを上記ホットメルト層14の加熱溶融で溶着
された溶着部とから構成される。
【0014】(第7発明)本発明のエチレン系樹脂パイ
プの接合構造における継ぎ手C″は、両端に直線状拡径
部と中央部の近傍に縮径部とを備えていることを特徴と
する。
【0015】(第8発明)本発明のエチレン系樹脂パイ
プの接合構造において、ホットメルト層14を構成する
磁性粉末と混練するエチレン系樹脂は、メタロセン触媒
を用いて製造された、メルトフローレートが1ないし1
0g/10分、密度が0.925g/cm3 以下のエチ
レン・炭素数4以上のα−オレフィン共重合体からなる
ことを特徴とする。
【0016】(第9発明)本発明のエチレン系樹脂パイ
プの接合構造において、上記磁性粉末は、マンガン・ジ
ンクフェライトからなることを特徴とする。
【0017】(第10発明)本発明のエチレン系樹脂パ
イプ用継ぎ手は、メタロセン触媒により重合されたエチ
レン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層14
とエチレン系樹脂層との二層管を押し出し成形し、それ
が短管に加工されていることを特徴とする。
【0018】
【作 用】本出願人は、ホットメルト層とエチレン系
樹脂層の二層管を押し出し成形し、それを短管に加工す
ることにより極めて簡単に継ぎ手を製造することがで
き、また、ホットメルト層のエチレン系樹脂としてメタ
ロセン触媒により重合されたエチレン系樹脂が、ビカッ
ト軟化点と融点との温度差の少ないことに着目した。さ
らに、本出願人は、メタロセン触媒により重合されたエ
チレン系樹脂とマンガン・ジンクフェライトからなる磁
性粉末を混練したホットメルト層の組み合わせに着目し
た。その結果、上記ホットメルト層は、一般のエチレン
系樹脂からなるホットメルト層より加熱溶融時間および
冷却固化のための保持時間が少なくて済むと共に、継ぎ
手あるいは被接着部材の変形や部材の流出がない。
【0019】(第1発明)エチレン系樹脂パイプどうし
を接合する継ぎ手は、エチレン系樹脂と磁性粉末とを混
練したホットメルト層と、エチレン系樹脂層との二層管
として成形される。次に、上記継ぎ手と接合すべきエチ
レン系樹脂パイプの一端部と前記継ぎ手の先端部とのい
ずれか一方を他方に挿入した後、これらが所定の位置に
保持される。上記継ぎ手に成形されたホットメルト層
は、上記のような成形以外に、予め別の接着剤を使用し
たり、熱圧着、溶着、あるいは塗布・乾燥して形成され
る。継ぎ手を介して当接された両エチレン系樹脂パイプ
の接合部周面の近傍には、高周波誘導コイルが配設され
ると共に、所定の周波数の電流が所定時間だけ印加され
る。
【0020】高周波誘導コイルに高周波電流が印加され
ると、前記ホットメルト層中に混練されている磁性粉末
に磁気ヒステリシス損失が発生し、磁性粉末は発熱す
る。この熱によって、ホットメルト層中のエチレン系樹
脂が溶融されると共に、継ぎ手とエチレン系樹脂パイプ
とが溶融して、両者は接合される。この接合に際し、エ
チレン系樹脂は、ビカット軟化点と融点との温度差が少
ないため、加熱溶融時間と冷却固化の保持時間を短く
し、信頼性の高い接合ができるようになった。
【0021】(第2発明)エチレン系樹脂どうしの接合
に際し、エチレン系樹脂と磁性粉末とを混練したホット
メルト層とエチレン系樹脂層との二層管からなる継ぎ手
を成形して、高周波誘導コイルに印加する電流の周波数
を450KHzないし1000KHzとすることで、極
めて効率よく短時間に上記ホットメルト層を加熱溶融す
ることができる。
【0022】(第3発明および第8発明)本出願人は、
メタロセン触媒を用いて製造された、メルトフローレー
トが1ないし10g/10分、密度が0.925g/c
3 以下のエチレン・炭素数4以上のα−オレフィン共
重合体からなるエチレン系樹脂を研究している際に、ビ
カット軟化点と融点とに温度差がないため、ホットメル
ト層として使用した場合、加熱溶融時間および冷却固化
のための保持時間を短くできることを発見した。
【0023】(第4発明および第9発明)本出願人は、
上記エチレン系樹脂とマンガン・ジンクフェライトから
なる磁性粉末との組み合わせに着目することによって、
作業現場においても、エチレン系樹脂パイプどうしの接
合を簡単にできることを発見した。
【0024】(第5発明)エチレン系樹脂パイプの先端
部には、拡径受口が、たとえば押し出し成形によって成
形されている。当該拡径受口には、エチレン系樹脂と磁
性粉末とを混練したホットメルト層を外周面とするエチ
レン系樹脂層との二層管からなる継ぎ手が挿入される。
上記拡径受口の近傍には、高周波誘導コイルが配置され
ているため、当該高周波誘導コイルに所定の時間だけ、
所定の電流を印加すると、上記ホットメルト層における
磁性粉末に磁気ヒステリシス損失が発生し、磁性粉末を
発熱させる。磁性粉末の発熱は、ホットメルト層内のエ
チレン系樹脂を溶融すると共に、エチレン系樹脂パイプ
も加熱溶融する。その結果、両エチレン系樹脂パイプと
継ぎ手とは、溶融接合される。
【0025】(第6発明および第7発明)継ぎ手は、エ
チレン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層を
内周面とするエチレン系樹脂層との二層管から構成され
ている。上記継ぎ手に対して、エチレン系樹脂パイプが
挿入される。上記継ぎ手にエチレン系樹脂パイプが挿入
されると、その先端は、たとえば、縮径された際に成形
される突出部、あるいはテーパー状拡径を成形する際の
中央部に当接する。その後、上記同様に、エチレン系樹
脂パイプの接合部近傍に設けられた高周波誘導コイルに
電流を印加することによって、継ぎ手に形成されたホッ
トメルト層は、加熱して両エチレン系樹脂パイプが接合
される。
【0026】(第10発明)本発明のエチレン系樹脂パ
イプ用継ぎ手は、メタロセン触媒により重合されたエチ
レン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層と、
エチレン系樹脂層との二層管として、押し出しによって
成形される。この押し出し成形された二層管は、短管に
加工された後、エチレン系樹脂パイプどうしを接合する
際の継ぎ手となる。
【0027】
【実 施 例】図1(イ)は本発明の一実施例で、エチ
レン系樹脂パイプどうしが継ぎ手を介して接合される際
の概略を説明するための図である。図1(ロ)は、上記
接合部における接合状態を説明するための図である。図
1(イ)および(ロ)は、エチレン系樹脂パイプの先端
部および継ぎ手が誇張して描かれている。また、後述す
る図2ないし図4においても同様に誇張して描かれてい
る。図1(イ)において、エチレン系樹脂パイプAおよ
びエチレン系樹脂パイプBの拡径受口11に短管継ぎ手
Cが挿入されて、接合される前の状態が示されている。
エチレン系樹脂パイプAは、たとえば、水道管、ガス
管、あるいは下水道管等に使用されるもので、その先端
部に拡径受口11が、たとえば、周知の押し出し成形機
によって成形される。また、拡径受口11は、後述する
継ぎ手を挿入する直線部12と、拡径移行部11′とか
ら構成されている。
【0028】短管継ぎ手Cは、直線状のエチレン系樹脂
パイプからなり、その外周にマンガン・ジンクフェライ
トとメタロセン触媒により重合されたエチレン系樹脂と
を混練したホットメルト層14が二層押し出しにより成
形されている。上記エチレン系樹脂パイプA、Bは、予
め成形品として工場で押し出し成形を行う。また、少な
くとも一方のエチレン系樹脂パイプと継ぎ手Cとは、予
め接合しておくこともできる。また、エチレン系樹脂パ
イプA、Bは、作業現場において、図示されていない拡
径治具を使用して成形することもできる。
【0029】たとえば、エチレン系樹脂パイプAの拡径
受口11には、工場において、ホットメルト層14の形
成された継ぎ手Cが挿入された後、高周波誘導電流を印
加することで接合される。その後、作業現場において、
他方のエチレン系樹脂パイプBは、前記継ぎ手Cの他方
向から挿入されると共に、拡径受口11の近傍に、図示
されていない高周波誘導コイルが配置される。また、高
周波誘導コイルは、高周波電流を発生する図示されてい
ない高周波電源に接続されている。上記高周波電源は、
エチレン系樹脂パイプA、Bを組み立てる作業現場に持
ち込み易いように可搬型にすると共に、高周波誘導コイ
ルを分解できるようにしておくと便利である。
【0030】作業現場において、図1(イ)で示すよう
にエチレン系樹脂パイプA、Bは、継ぎ手Cを挟むよう
にして、その先端部を当接部15で当接すると共に、互
いに図示されていない保持手段によってそれぞれの先端
部が各エチレン系樹脂パイプA、Bの当接部13に当接
される。その後、エチレン系樹脂パイプA、Bの拡径受
口11の近傍に高周波誘導コイルが組み立てられる。そ
して、両エチレン系樹脂パイプA、Bは、高周波誘導コ
イルに高周波電流が印加されると、前記ホットメルト層
14における磁性粉末に磁気ヒステリシス損失が発生
し、ホットメルト層14内に混練されたマンガン・ジン
クフェライトとからなる磁性粉末を発熱させる。当該磁
性粉末の発熱は、ホットメルト層14内のメタロセン触
媒により重合されたエチレン系樹脂を溶融すると共に、
継ぎ手の外周面およびエチレン系樹脂パイプの内周面を
加熱溶融する。その結果、両エチレン系樹脂パイプと継
ぎ手とは、溶融接合される。
【0031】図1(イ)は、エチレン系樹脂パイプA、
Bをホットメルト層14が形成された継ぎ手Cに挿入し
た後、所定の状態で保持し、図示されていない高周波電
源から高周波誘導コイルに電流を供給する前の状態であ
る。図1(ロ)は、ホットメルト層14を形成している
継ぎ手Cがマンガン・ジンクフェライトのヒステリシス
損失によって加熱された後、その熱のために、メタロセ
ン触媒により重合されたエチレン系樹脂が溶融状態にな
って溶け込み部16となる領域を示す図である。すなわ
ち、メタロセン触媒により重合されたエチレン系樹脂
は、マンガン・ジンクフェライトの加熱によって最初に
溶融を開始し、その後、エチレン系樹脂パイプA、Bの
内周面と、継ぎ手Cの外周面が互いに加熱溶融して、互
いに溶け込んだ溶け込み部16が形成される。
【0032】図2は本発明の他の実施例で、エチレン系
樹脂パイプの接合部に継ぎ手を用いて接合した例を説明
するための図である。図2に示す実施例において、図1
に示す実施例と異なる所は、継ぎ手の形状およびホット
メルト層が継ぎ手の内側に形成されている点にある。す
なわち、継ぎ手C′は、エチレン系樹脂パイプA′およ
びB′を挿入する直線状受口21と、エチレン系樹脂パ
イプA′およびB′の先端部が当接する当接部23を成
形する縮径部22とから構成されている。そして、この
縮径部22の代わりに、継ぎ手の内部略中央部に設けた
突起状のものでもよい。また、継ぎ手C′の内側には、
図1に示す実施例と同様なホットメルト層14が形成さ
れている。エチレン系樹脂パイプA′およびエチレン系
樹脂パイプB′の先端部は、継ぎ手C′の直線状受口2
1に挿入されると共に、当接部23に当接する。そし
て、上記継ぎ手C′の上部近傍周面には、図示されてい
ない、高周波誘導コイルが設けられており、図1に示す
場合と同様に両エチレン系樹脂パイプA′、B′が継ぎ
手C′を介して接合される。
【0033】図3は本発明の別の実施例で、エチレン系
樹脂パイプの接合部に継ぎ手を用いて接合した例を説明
するための図である。図3に示す実施例において、図2
に示す継ぎ手と異なる所は、形状にある。すなわち、図
3に示す継ぎ手C″は、その中央部から先端に向かって
テーパー状に拡径されたテーパー状受口部31を備えて
いる。上記形状の継ぎ手C″には、エチレン系樹脂パイ
プA′およびB′が挿入され、所定距離内部に入った所
で、その先端部がホットメルト層14に当接する。本実
施例においても、図1および図2に示す実施例と同様
に、継ぎ手C″のホットメルト層14の加熱によって、
継ぎ手C″の内面とエチレン系樹脂パイプA′、B′の
外面とが互いに溶融されて、溶け込み部を形成して接合
される。
【0034】図4は図2に示す実施例における高周波誘
導コイルの配設状態を示す図である。図4において、継
ぎ手C′の外周面の近傍には、高周波誘導コイル41を
埋設した高周波誘導コイル保持部材42が配設されてい
る。高周波誘導コイル41は、高周波誘導コイル41の
発熱を抑えるために導体を中空状とした水冷パイプ43
となっている。そして、上記高周波誘導コイル保持部材
42は、図示されていないが、組立および可搬に便利な
ような構成をしている。
【0035】実施例は、外層として高密度エチレン樹脂
〔三井石油化学製(ハイゼックス6300M)〕を、内
層のホットメルト層としてメタロセン触媒により重合さ
れたエチレン系樹脂〔東ソー製(4P−078Y)〕1
00重量部に対し、マンガン・ジンクフェライト〔戸田
工業製(BSF547)〕200重量部を混練した後、
二層管の押し出し装置を使用し、内径53mm、外径6
0mm、ホットメルト層の厚さが0.5mmの二層管を
製造した。その後、短管に切断し、図2の継ぎ手C′の
形に成形し、直線状受口21の内径を56mmに拡径し
た。また、接合するエチレン系樹脂パイプは、内径50
mm、外径56mmのものを使用した。高周波誘導コイ
ルには、900KHz、2.5KWの電流を流した。以
上の実施例では、接着に要する加熱および冷却時間が短
く、また接着部の剪断強度も高い評価を得ることができ
た。
【0036】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することがな
ければ、種々の設計変更を行うことが可能である。たと
えば、実施例でエチレン系樹脂パイプについて説明した
が、パイプに限定されず、シート状、角型パイプ、変形
パイプ等各種形状からなる成形品どうしの接合に応用で
きることはいうまでもない。その場合、接合部における
継ぎ手の形状、あるいは拡径受口の形状は、作り易さ等
によって変わってくる。また、メタロセン触媒により重
合されたエチレン系樹脂と、マンガン・ジンクフェライ
トとの混合比は、接合する部材によって任意に変えるこ
とができる。
【0037】高周波誘導コイルは、上下に分解・組立が
可能なものや、両パイプの接合後に抜きやすい形状に一
部を分解できるようにしたもの等、可搬し易いものが便
利である。しかし、エチレン系樹脂パイプの長さが比較
的短いものの場合は、高周波誘導コイルを螺旋状に連続
したものとすることもできる。
【0038】エチレン系樹脂パイプの保持固定手段は、
接合部材の形状に合ったものとし、加熱溶融時間と冷却
固化時間だけ静止させることができるもの、あるいは多
少加圧を加えながら保持できるもの等任意に選択でき
る。また、マンガン・ジンクフェライトは、詳細な製造
方法を開示していないが、市販のもので十分である。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ホットメルト層とエチ
レン系樹脂層の二層管を押し出し成形し、それを短管に
加工することにより極めて簡単に継ぎ手を製造すること
ができ、また、ホットメルト層のエチレン系樹脂として
メタロセン触媒により重合されたエチレン系樹脂の特
性、特にビカット軟化点と融点との差を巧みに使用した
接着部材によって、エチレン系樹脂パイプどうしを短時
間でしかも信頼性のある接合ができるようになった。本
発明によれば、メタロセン触媒により重合されたエチレ
ン系樹脂とマンガン・ジンクフェライトとを混練したも
のをホットメルト層として形成された継ぎ手を介するこ
とで、接合部の接着、あるいは取り付け等が簡単になっ
た。上記ホットメルト層の形成された継ぎ手は、簡単に
製造できるため、水道管、ガス管、および下水道管等の
組立て現場における接合作業を簡単にすると共に、効率
を向上させることができた。本発明によれば、従来より
短時間で、エチレン系樹脂パイプどうしが継ぎ手を介し
て接合できるため、接合部における変形、あるいは溶融
部材の流出等がないため、信頼性の高い接合部となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の一実施例で、エチレン系樹脂
パイプどうしが継ぎ手を介して接合される際の概略を説
明するための図である。(ロ)は、上記接合部における
接合状態を説明するための図である。
【図2】本発明の他の実施例で、エチレン系樹脂パイプ
の接合部に継ぎ手を用いて接合した例を説明するための
図である。
【図3】本発明の別の実施例で、エチレン系樹脂パイプ
の接合部に継ぎ手を用いて接合した例を説明するための
図である。
【図4】図2に示す実施例における高周波誘導コイルの
配設状態を示す図である。
【図5】従来例における合成樹脂パイプの接合方法を説
明するための図である。
【符号の説明】
A、B、A′、B′・・・エチレン系樹脂パイプ C、C′、C″・・・継ぎ手 11・・・拡径受口 11′・・拡径移行部 12・・・直線部 13・・・当接部 14・・・ホットメルト層 15・・・当接部 16・・・溶け込み部 21・・・直線状受口 22・・・縮径部 23・・・当接部 24・・・高周波誘導コイル 31・・・テーパー状受口 41・・・高周波誘導コイル 42・・・高周波誘導コイル保持部材 43・・・水冷パイプ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 継ぎ手を介したエチレン系樹脂パイプど
    うしの接合方法において、 エチレン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層
    とエチレン系樹脂層との二層管からなる継ぎ手を成形す
    る工程と、 接合すべきエチレン系樹脂パイプの一端部と前記継ぎ手
    先端部とのいずれか一方を他方に挿入すると共に、両者
    を所定の位置に保持する工程と、 接合すべきエチレン系樹脂パイプの周囲に配置された高
    周波誘導コイルに所定の周波数の電流を所定時間だけ印
    加する工程と、 からなることを特徴とするエチレン系樹脂パイプの接合
    方法。
  2. 【請求項2】 上記高周波誘導コイルに印加する電流の
    周波数は、450KHzないし1000KHzであるこ
    とを特徴とする請求項1記載のエチレン系樹脂パイプの
    接合方法。
  3. 【請求項3】 上記ホットメルト層における磁性粉末に
    混練するエチレン系樹脂は、メタロセン触媒を用いて製
    造された、メルトフローレートが1ないし10g/10
    分、密度が0.925g/cm3 以下のエチレン・炭素
    数4以上のα−オレフィン共重合体からなることを特徴
    とする請求項1記載のエチレン系樹脂パイプの接合方
    法。
  4. 【請求項4】 上記磁性粉末は、マンガン・ジンクフェ
    ライトからなることを特徴とする請求項1記載のエチレ
    ン系樹脂パイプの接合方法。
  5. 【請求項5】 先端部に成形された拡径受口を有する一
    方のエチレン系樹脂パイプと、 エチレン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層
    を外周面とするエチレン系樹脂層との二層管からなる継
    ぎ手と、 先端部に成形された拡径受口を有する他方のエチレン系
    樹脂パイプと、 上記各エチレン系樹脂パイプの拡径受口に上記継ぎ手の
    両端を挿入した状態で、上記各拡径受口の近傍に配置さ
    れた高周波誘導コイルに印加した高周波電流によって、
    エチレン系樹脂パイプの拡径受口における内周面と継ぎ
    手の外周面とを上記ホットメルト層の加熱溶融で溶着さ
    れた溶着部と、 からなることを特徴とするエチレン系樹脂パイプの接合
    構造。
  6. 【請求項6】 一方のエチレン系樹脂パイプと、 エチレン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層
    を内周面とするエチレン系樹脂層との二層管からなる継
    ぎ手と、 他方のエチレン系樹脂パイプと、 上記継ぎ手に各エチレン系樹脂パイプを挿入した状態
    で、上記継ぎ手の外周近傍に配置された高周波誘導コイ
    ルに印加された高周波電流によって継ぎ手の内周面と各
    エチレン系樹脂パイプの外周面とを上記ホットメルト層
    の加熱溶融で溶着された溶着部と、 からなることを特徴とするエチレン系樹脂パイプの接合
    構造。
  7. 【請求項7】 上記継ぎ手は、両端に直線状拡径部と中
    央部の近傍に縮径部とを備えていることを特徴とする請
    求項6記載のエチレン系樹脂パイプの接合構造。
  8. 【請求項8】 上記ホットメルト層における磁性粉末と
    混練するエチレン系樹脂は、メタロセン触媒を用いて製
    造された、メルトフローレートが1ないし10g/10
    分、密度が0.925g/cm3 以下のエチレン・炭素
    数4以上のα−オレフィン共重合体からなることを特徴
    とする請求項5ないし請求項7記載のエチレン系樹脂パ
    イプの接合構造。
  9. 【請求項9】 上記磁性粉末は、マンガン・ジンクフェ
    ライトからなることを特徴とする請求項5ないし請求項
    7記載のエチレン系樹脂パイプの接合構造。
  10. 【請求項10】 メタロセン触媒により重合されたエチ
    レン系樹脂と磁性粉末とを混練したホットメルト層とエ
    チレン系樹脂層との二層管を押し出し成形し、それが短
    管に加工されていることを特徴とする請求項8または請
    求項9記載のエチレン系樹脂パイプ用継ぎ手。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6832430B1 (en) * 2000-02-07 2004-12-21 Nagoya Oilchemical Co., Ltd. Production method for multi-color inner packing material
CN107289207A (zh) * 2017-08-23 2017-10-24 湖北大洋塑胶有限公司 一种钢塑复合管电磁加热熔接连接件
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CN108194719A (zh) * 2018-01-08 2018-06-22 扬州市勘测设计研究院有限公司 一种缠绕管的连接结构及其连接方法

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