JPH09108311A - エアーコンディショナーの消臭剤及び消臭方法 - Google Patents

エアーコンディショナーの消臭剤及び消臭方法

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JPH09108311A
JPH09108311A JP7293444A JP29344495A JPH09108311A JP H09108311 A JPH09108311 A JP H09108311A JP 7293444 A JP7293444 A JP 7293444A JP 29344495 A JP29344495 A JP 29344495A JP H09108311 A JPH09108311 A JP H09108311A
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Junji Yokoi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアーコンディショナーのエバポレーター及
びその周辺部分を、抗菌防黴剤を含む大量の水性の液体
で処理することにより、黴やバクテリアを除去して臭気
を除去することを目的とする。 【解決手段】 消臭剤水性原液に対して、有機窒素硫黄
系の抗菌防黴剤を5〜20重量%と、防錆剤を0.1〜
7重量%と、界面活性剤を1〜10重量%と、溶剤5〜
20重量%とを配合する。この消臭剤原液を水に希釈
し、その希釈原液をエアーコンディショナーの空気回路
内に噴霧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建造物の室内や、自
動車などの車室内に設置されるエアーコンディショナー
の、空気回路内のエバポレーター部などに付着するカビ
やバクテリアを抑制し、それらに由来する臭気を長期間
に亙って防止する消臭剤及び消臭方法に関するものであ
る。
【0002】エアーコンディショナーは周知の如く、室
内外に熱移動を生ぜしめ、室内を冷暖房するものであ
る。そして冷房時には、冷却されたエバポレーターのフ
ィンに空気を接触させることにより、当該空気を冷却す
るのであるが、そのとき空気中の水分が凝縮して空気回
路を濡らす。そのため、その空気回路にカビやバクテリ
アが発生しやすく、またそうして発生したカビやバクテ
リアによって吹き出した空気にカビ臭などの臭気を生じ
る。
【0003】
【従来の技術】そこで従来から、エアーコンディショナ
ーによって生じるカビ臭を防止するために、エアーコン
ディショナーの空気回路中に抗菌防黴剤を溶媒に溶解ま
たは分散した液体を噴霧し、その空気回路中のカビやバ
クテリアの発生を抑制することが行われている。
【0004】例えば、特開平3−146063号公報に
は、3級カルボキシル基を有する炭素数8以上の脂肪酸
のアルカリ金属塩を分散媒として、抗菌防黴剤を水に分
散させた液体を、エアーコンディショナーの空気回路中
に噴霧することが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらの
方法では、抗菌防黴剤の種類によっては十分なカビやバ
クテリアに対する抑制効果が得られず、また付着した抗
菌防黴剤が凝縮した水によって洗い流されて、効果が持
続できないことが多かった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、エアーコンディショナーのエバポレーター及び
その周辺部分を、抗菌防黴剤を含む大量の水性の液体で
処理することにより、黴やバクテリアを除去して臭気を
除去することを目的とするものである。
【0007】また本発明の他の目的は、抗菌防黴剤を固
着剤及び皮膜形成剤の作用でエバポレーターの表面に保
持し、凝縮した水による流失を防止し、消臭効果を持続
せしめることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】而して本発明の消臭剤
は、消臭剤水性原液に対して、有機窒素硫黄系の抗菌防
黴剤を5〜20重量%と、防錆剤を0.1〜7重量%
と、界面活性剤を1〜10重量%と、溶剤5〜20重量
%とを配合したことを特徴とするものである。またこの
消臭剤においては、固着剤を1〜20重量%と、水溶性
皮膜形成剤を固形分で1〜10重量%とを配合すること
が好ましい。
【0009】また本発明の消臭方法は、前記消臭剤を水
で希釈した液体を、エアーコンディショナーの空気回路
内に噴霧することを特徴とするものである。この方法に
おいては、前記希釈液体として、前記抗菌防黴剤を0.
2〜1重量%含有する液体を使用し、その希釈液体を少
なくとも500ml以上、空気回路内に噴霧することか好
ましい。
【0010】本発明において使用される抗菌防黴剤とし
ては、低濃度に希釈された状態においても十分に抗菌防
黴効果を有するものであることが必要であり、またそれ
自体の毒性、安全性、水への溶解性又は分散性、効果の
持続性などの点において優れたものであることが好まし
く、有機窒素硫黄系又は有機窒素硫黄ハロゲン系の薬剤
が使用される。
【0011】かかる抗菌防黴剤としては、2−(4−チ
アゾリル)ベンズイミダゾール、5−クロロ−2−メチ
ル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−
イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンゾイソチアゾ
リン−3−オンなどが例示される。またこれらの薬剤
は、単独で使用することができ、また2種以上を併用す
ることもできる。
【0012】これらの抗菌防黴剤の配合量は、原液にお
いて5〜20重量%が適当であり、またエアーコンディ
ショナーの空気回路内に噴霧する希釈液体としては、
0.2重量%以上含有せしめるのが好ましい。抗菌防黴
剤の配合量が過多であると、エアーコンディショナーの
素材に対して悪影響を与える可能性があり、また原液の
安定性も悪くなる。また抗菌防黴剤の量が過少であれ
ば、十分な抗菌防黴効果が得られない。
【0013】また本発明においては、エアーコンディシ
ョナーの素材に対する安全性を確保するために、防錆剤
が配合されている。防錆剤としては、ジカルボン酸類又
はベンゾトリアゾール類を、2種以上混合して使用する
のが好ましい。防錆剤の配合量としては、原液において
0.1〜7重量%が適当である。配合量が過少であると
素材に対する保護効果が不十分であり、また過多である
と原液中への溶解が困難で、分離し易くなる。
【0014】上記の各薬剤を水性の原液中に安定に溶解
せしめるために、界面活性剤が使用される。界面活性剤
としては、可溶化能に優れた非イオン系又はアニオン系
の界面活性剤が好ましい。
【0015】かかる界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、アルキルアミンエチレンオキサイド
化合物、アルキルジエタノールアミド、アルキルベンゼ
ンスルホン酸ソーダなどを挙げることができ、これらの
界面活性剤を単独で又は2種以上混合して使用すること
ができる。
【0016】界面活性剤の配合量としては、原液におい
て1〜10重量%程度とするのが適当である。1重量%
未満では原液の安定性が損われ、分離し易くなる。また
10重量%を超えると、エアーコンディショナーの素材
表面に対して悪影響を与える可能性がある。
【0017】溶剤は前記各成分を溶解し、これを水中に
分散させる作用をするものであって、アルコール系溶剤
が好ましく、特に原液の安定性を考慮すれば、イソプロ
ピルアルコールが好ましい。溶剤の配合量は、原液にお
いて5〜20重量%とするのが適当である。5重量%未
満では原液が分離分層を生じ易く、また20重量%を超
えると、エアーコンディショナーの素材の表面に対して
悪影響を与える可能性がある。
【0018】本発明の原液は水系であって、上記の各成
分を残余の水に分散したものである。すなわち抗菌防黴
剤及び防錆剤が溶剤に溶解され、その溶液が界面活性剤
の作用で水に分散して原液を形成している。
【0019】本発明の消臭剤においては、原液中に固着
剤及び水溶性皮膜形成剤を配合することが好ましい。
【0020】固着剤は抗菌防黴剤をエアーコンディショ
ナーの空気回路表面に固着して保持する作用を有するも
のであって、例えば粘着性を有するロジン類や、これら
ロジン類から抽出されるアビエチン酸、メタクリル酸を
モノマー成分として含有する高分子アクリル誘導体など
を使用することができる。特に水素添加ロジン、不均斉
化ロジン、デヒドロアビエチン酸などのアルカリ金属塩
が、金属の腐食を起しにくく、好ましい。またこれらの
固着剤は、単独で使用してもよく、2種以上併用するこ
ともできる。
【0021】固着剤の配合量は、原液において1〜20
重量%程度が適当である。20重量%を超えると原液の
安定性が悪くなり、1重量%未満では固着剤としての十
分な作用が得られない。
【0022】皮膜形成剤は、本発明における抗菌防黴剤
を保持して皮膜を形成し、当該皮膜でエアーコンディシ
ョナーの空気回路の表面を覆うものであって、前記固着
剤の作用でエバポレーターなどの表面に固着される。
【0023】この皮膜形成剤は、原液中における水−ア
ルコール系溶媒中に安定に存在し、水により容易に且つ
均一に希釈され、且つ希釈液体の粘度が上昇しないもの
であることが必要であり、水溶性であることが好まし
い。またエバポレーターのフィンには、その製造時にナ
イロンやポリアクリルアミド系樹脂などの表面処理が施
されているので、皮膜形成剤がこれらの表面処理を傷め
ることがないものであることが必要である。
【0024】かかる見地から前記皮膜形成剤としては、
ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボ
キシメチルセルロース、ポリエチレングリコール、特殊
芳香族スルホン酸ホルマリン縮合物のアルカリ金属塩な
どが適当である。これらは単独で使用し、又は2種以上
併用することもできる。
【0025】また冷房時には、エバポレーターのフィン
の表面には空気中の水分が凝縮した水滴が付着するが、
空気の冷却効率を考慮すれば、その水滴はフィンの表面
を濡らして速かに流下し、排出されることが好ましく、
そのためにはフィンの表面の水の接触角が小さいことが
必要である。これらを考慮すれば、特殊芳香族スルホン
酸ホルマリン縮合物のアルカリ金属塩を使用するのが最
も好ましい。
【0026】これらの皮膜形成剤の配合量は、原液にお
いて固形分で1〜10重量%程度が適当である。配合量
が過少では十分な皮膜を形成することができず、また配
合が過多であると、原液の安定性や希釈性に問題を生
じ、またフィンの表面処理に悪影響を及ぼす恐れがあ
る。
【0027】また空気中にアンモニアやアセトアルデヒ
ドなどのタバコ煙や汗などの成分、メチルメルカプタン
やトリメチルアミンなどの腐敗臭などの悪臭原因物質を
含む場合には、前記消臭剤によってはこれらに基く臭気
を十分に除去することが困難である。
【0028】そのため本発明の消臭剤に、前述の各成分
に加えて、クエン酸、リンゴ酸、フマル酸、乳酸などの
ナトリウム塩などを含む、芳香成分を配合することも好
ましいことである。
【0029】次に本発明の消臭方法は、エアーコンディ
ショナーの空気回路内、特にエバポレーターの表面に、
比較的大量の液体を吹付けて洗浄すると共に、当該液体
中の有効成分をエバポレーターのフィンの表面に付着し
て残存せしめ、消臭効果を持続せしめるものである。
【0030】すなわち本発明の消臭方法は、前述の消臭
剤原液を水で希釈し、その希釈液体をエバポレーターを
中心とするエアーコンディショナーの空気回路内に噴霧
して塗布するのである。
【0031】噴霧する希釈液体は、前記消臭剤原液を約
20倍程度に希釈したものであることが好ましく、当該
希釈液体中に前記抗菌防黴剤が0.2〜1重量%程度含
有されているものであることが適当である。
【0032】希釈倍率が小さいと消臭剤原液を大量に用
意しなければならず不経済であり、また希釈倍率を20
倍よりさらに大きくすることにより、原液の量をより減
少させることができるが、希釈液体における消臭剤の主
成分である抗菌防黴剤の含有量が過少となっては消臭効
果が得られず、また原液の濃度を過度に高めることは安
定性などの点で問題が生じる。
【0033】また希釈液体をエアーコンディショナーの
空気回路中に噴霧する場合には、少くとも500ml以上
さらに好ましくは1リットル程度の希釈液体を噴霧する
のが好ましい。すなわち50mlの消臭剤原液を水で約2
0倍に希釈した希釈液体を、エアー式のスプレーガンな
どによりエバポレーター部に大量に直接噴霧し、噴霧さ
れた希釈液体により空気回路特にエバポレーターのフィ
ンを洗浄し、カビやバクテリアを洗い流すのである。
【0034】従って噴霧する希釈液体の量が不十分であ
ると、洗浄効果が生じず、十分な消臭効果が得られな
い。また噴霧された希釈液体は、その大部分がエアーコ
ンディショナーにおける凝縮水の排出管から排出され
る。
【0035】
【作用】本発明においては、噴霧された希釈液体は、前
述のように空気回路の表面を大量の希釈液体で洗浄し、
カビやバクテリアを洗い流し、それらのカビやバクテリ
アに起因する悪臭を除去する。
【0036】そして大量に噴霧された希釈液体の大部分
は、洗い流したカビやバクテリアと共に空気回路から排
出されるが、その一部がエバポレーターのフィンやその
周辺の空気回路の表面に付着して自然乾燥し、そこに残
存する抗菌防黴剤の作用により、新たなカビやバクテリ
アの発生を防止して、消臭効果を持続させると共に、防
錆剤の作用によりエバポレーターのフィンなど金属部分
の錆を防止し、前記抗菌防黴剤が付着したことによる悪
影響を排除する。
【0037】また請求項2の発明においては、空気回路
の表面に残存した希釈液体中の皮膜形成剤が、抗菌防黴
剤及び防錆剤を含有した皮膜を形成すると共に、当該皮
膜が固着剤の作用で空気回路の表面に固着され、より長
期間に亙って消臭効果を持続させることができる。
【0038】
【発明の効果】従って本発明によれば、エアーコンディ
ショナーの空気回路の表面のカビやバクテリアを有効に
除去し、悪臭を防止することができると共に、その消臭
効果を長期間持続することができる。
【0039】また消臭剤が水を主体とし、原液中に防錆
剤を配合しているので、エアーコンディショナーの空気
回路の表面を保護し、その素材に対して悪影響を及ぼす
ことがない。
【0040】
【実施例】以下本発明の実施例について説明する。表1
に示す配合により各成分を混合して、消臭剤原液を調製
した。表1において各成分の配合量は重量%であり、残
部は水である。
【0041】
【表1】
【0042】次に上記消臭剤原液50mlに水950mlを
加えて均一に混合し、1リットルの5%希釈液体を得
た。ただし比較例2については、消臭剤原液5mlに水9
5mlを加えて、100mlの5%希釈液体とした。
【0043】この希釈液体を、自動車のエアーコンディ
ショナーのエバポレーターに噴霧した。すなわち自動車
の車室のグローブボックス及びパネルなどを取外し、エ
バポレーターに近い穴開き部分(例えばフィルター装置
部若しくはブロアレジスター装置部)から前記エバポレ
ーターに向って、前記各実施例及び比較例の希釈液体
を、スプレーガンにより全量噴射して、エバポレーター
のフィンを洗浄した。なお噴射された希釈液体は、大部
分がエアーコンディショナーのドレン排出管から車外に
排出された。
【0044】なお自動車は現実に日常使用されている車
両を使用したので、エアーコンディショナーの機種や条
件は同一ではないが、送出される風に概ね表1の臭気の
欄に記載した臭気が感じられるものを使用した。
【0045】エアーコンディショナーを前記希釈液体で
洗浄した後、その自動車を継続して使用し、エアーコン
ディショナーの始動時に送出される風の臭気を、定期的
に官能試験した。
【0046】またカビ(Aspergillus niger)を塗沫し
たポテトデキストロース寒天培地のシャーレに、各実施
例及び比較例の希釈液体を全面に塗布し、25℃で5日
間培養し、発生したカビの量により消臭剤の効果を判定
した。
【0047】試験の結果を表2に示す。
【0048】
【表2】 原液の安定性 ○:分離、分層なく均一に溶解、分散している。 ×:分離、分層あり 防カビ性 +++:極めて多数 ++:多数 +:少数 −:カビを認めず
【0049】表2中本発明の実施例においては、原液の
安定性が優れており、また希釈液体においても十分な防
カビ性を有している。そしてエアーコンディショナーに
希釈液体を噴霧することにより、カビ臭などの臭気が除
去され、且つ6カ月以上の長期間に亙って臭気の発生が
防止されている。
【0050】これに対し比較例1においては、原液中の
抗菌防黴剤の量が少く、カビの発生が十分に抑制でき
ず、消臭効果が不十分である。また比較例2において
は、原液そのものは実施例2と同じであるが、エアーコ
ンディショナーのエバポレーターを洗浄する希釈液体の
量が少いため、カビやバクテリアを十分に除去すること
ができず、十分な消臭効果が得られない。
【0051】また比較例3においては、有効成分は十分
に配合されているが、原液中の溶剤の量が少いため、分
離分層を生じて均一な消臭剤原液が得られず、それを希
釈して噴霧してもカビやバクテリアに対する繁殖抑制作
用が不十分であり、十分な消臭効果が得られない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有本 邦夫 兵庫県高砂市荒井町蓮池2丁目10番23号 (72)発明者 横井 淳二 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消臭剤水性原液に対して、有機窒素硫黄
    系の抗菌防黴剤を5〜20重量%と、防錆剤を0.1〜
    7重量%と、界面活性剤を1〜10重量%と、溶剤5〜
    20重量%とを配合したことを特徴とする、エアーコン
    ディショナーの消臭剤
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の消臭剤に対して、固着
    剤を1〜20重量%と、水溶性皮膜形成剤を固形分で1
    〜10重量%とを配合したことを特徴とする、エアーコ
    ンディショナーの消臭剤
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の消臭剤を水で希
    釈した液体を、エアーコンディショナーの空気回路内に
    噴霧することを特徴とする、エアーコンディショナーの
    消臭方法
  4. 【請求項4】 前記抗菌防黴剤を0.2〜1重量%含有
    する希釈液体を、少なくとも500ml以上噴霧すること
    を特徴とする、請求項4に記載のエアーコンディショナ
    ーの消臭方法
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