JPH09106660A - 記録装置及び再生装置 - Google Patents

記録装置及び再生装置

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JPH09106660A
JPH09106660A JP28445095A JP28445095A JPH09106660A JP H09106660 A JPH09106660 A JP H09106660A JP 28445095 A JP28445095 A JP 28445095A JP 28445095 A JP28445095 A JP 28445095A JP H09106660 A JPH09106660 A JP H09106660A
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track
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recorded
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JP28445095A
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English (en)
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Kunio Shimizu
邦夫 清水
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一連の記録内容を複数のトラックに分割して
記録する場合に、良好な操作性や利便性を実現する記録
装置及び再生装置を提供する。 【解決手段】 記録時にトラックマーキング動作等で設
定される各トラックについては、その一連の記録動作の
開始時点からの経過時間情報を管理情報内に記録してお
く。そして再生時には、管理情報においてトラックに対
応して記録されている経過時間情報を読み込み、その経
過時間情報を表示する。また時間値を入力してアクセス
動作が指示されたら、入力された時間値と管理情報に記
録されている経過時間情報を比較し、入力された時間値
に該当するトラックを判別してアクセス動作を実行す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はトラック単位の音声
データの記録/再生動作を管理する管理情報を備えた記
録媒体に対する記録装置、再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ユーザーが音楽データ等を記録すること
のできるデータ書き換え可能なディスク状記録メディア
が知られておりミニディスクシステムとして普及してい
る。このようなディスクメディアでは、既に楽曲等のデ
ータが記録されているエリアや未記録領域(フリーエリ
ア)を管理するデータ領域(ユーザーTOC,以下U−
TOCという)が設けられ、例えば記録、編集、消去等
の操作に応じてこの管理情報も書き換えられるようにさ
れている。
【0003】そして、例えば或る楽曲の録音を行なおう
とする際には、録音装置はU−TOCからディスク上の
フリーエリアを探し出し、そこに音声データを記録して
いく。また、再生装置においては再生すべき楽曲(トラ
ック)が記録されているエリアをU−TOCから判別
し、そのエリアにアクセスして再生動作を行なうことが
できる。つまり各曲の頭だし再生も容易である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザーが
ミニディスクシステムを使用して音楽、音声等の録音を
行なう場合としては、マイクロフォンを接続して音声を
入力する場合、他のオーディオ機器等をライン接続して
アナログ音声信号を入力する場合、さらに、コンパクト
ディスク(CD)プレーヤやDATプレーヤ等から再生
デジタル音声信号を直接入力して行なう場合等が考えら
れる。
【0005】ここで、CDから直接デジタル音声信号を
入力する場合を考えると、音声データの他にトラックナ
ンバー(楽曲番号)等のデータも入力されるため、録音
を行なっているミニディスク記録装置側においては、楽
曲(トラック)と楽曲の切れ目を知ることができ、これ
に応じて自動的に、録音される音声データについてトラ
ックを分割していくことができる。例えば10曲入りの
CDからのデジタルダビングを行なえば、ミニディスク
においても録音された音声データは自動的に10曲とし
て各曲毎に管理されるようにすることができる。
【0006】ところが、マイクロフォン入力による録音
やアナログライン接続による録音の場合は音声信号しか
供給されず、ミニディスク録音装置側では会話音声や楽
曲等の切れ目(即ちトラックナンバの変化点)は把握で
きない。従って、マイクロフォン入力で会議等を録音し
た場合、録音開始から録音終了までに記録された音声の
全てが1つのトラックとして把握されて録音されてしま
う。
【0007】ここで再生時に便利な機能である頭出しア
クセスを考えると、録音開始から録音終了までに記録さ
れた音声の全てが1つのトラックとされると不都合なこ
とがある。頭出しアクセスとは、トラックの先頭位置に
対してアクセスして再生を行なう方式であるため、会議
等を録音したディスクを再生する場合で、例えば会議内
容の一部のみを再生したいような場合は操作が面倒なも
のになってしまう。
【0008】つまり、ディスク上では録音した会議内容
の全てが1つのトラックであると管理されているためそ
の所望の一部(中間部分)を頭だしアクセスすることは
できず、このため高速サーチ再生(早送り再生)を行な
いながら所望の部分を探していかなければならない。例
えば30分の会議を録音したディスクについて、25分
程度の時点での発言内容を聞きたい場合など、25分間
分の高速サーチを行なわなければならず、その再生操作
は非常に不便である。
【0009】このような事情を考慮して、ミニディスク
システムでは、録音時に自動的又は手動操作に基づいて
トラックマークを付していく機能が設けられている。ト
ラックマーク機能とは、つまり録音中にトラックの切れ
目を指定する機能であり、例えば録音中にユーザーがラ
ックマーク操作を行なうと、その時点までに記録された
音声と、それ以降記録される音声が別のトラックして記
録されるようにするものである。もしくは、録音中に所
定時間毎(例えば5分毎など)に自動的にトラックマー
ク動作が行なわれるようにする方式も提案されている。
【0010】このようなトラックマーク機能により、録
音された一連の音声データが複数のトラックとして管理
されるようにすれば再生時に便利となる。例えば会議内
容の録音データについて5分毎にトラックを分割してお
けば、25分以降の音声を聞きたい場合などは第5トラ
ック(即ち25分地点からの音声データ)を頭出しアク
セスして、その地点から必要な音声を高速サーチで探す
ようにすれば、所望の音声の再生は容易となる。
【0011】しかしながら、実際の使用を考慮すると、
ユーザーが一連の録音についてどのようなタイミングで
トラックマーク動作が行なわれたかを覚えていることは
少ない。例えば自動トラックマーク動作のための動作タ
イミングを5分間隔、10分間隔、15分間隔などの中
からユーザーが任意に設定できる場合は、録音時に何分
間隔でトラック分割されたかを再生時には忘れてしまっ
ていることが多い。この場合、例えば会議が30分程度
進行した時点の音声を聞きたいと思っても、それが何ト
ラック目に相当するかがわからない。
【0012】また、手動トラックマーク動作を行なった
場合では、トラック分割される時点は全く任意であるた
め、再生時に、会議での何分あたりの音声が聞きたいと
思っても、その音声が何トラック目として収録されてい
るかは全く判断できないことになる。このように、記録
時にトラック分割を行なっておいても、再生時には所望
の音声部分のアクセスが難しくなる場合があるという問
題がある。
【0013】また、再生中においては、例えば再生によ
って聞き取られる発言等が会議の中の何分あたりで行な
われたかを知りたい場合があるが、これを即座に知るこ
とはできない。ミニディスクシステムでは、再生時に再
生進行時間を表示する機能があるが、この再生進行時間
は各トラックの先頭を0分0秒として進行する時間情報
である。従って上記のように会議内容をトラック分割し
て記録した場合、会議の開始時点からの経過時間が表示
されるものではない。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点に鑑みて、一連の記録内容を複数のトラックに分割し
て記録する場合に、良好な操作性や利便性を実現する記
録装置及び再生装置を提供することを目的とする。
【0015】このために音声データと、1つの音声デー
タ単位としてのトラック毎に音声データの記録又は再生
動作の管理を行なう管理情報が記録される記録媒体に対
する記録装置においては、記録動作の開始時点からの経
過時間を計数するタイムカウント手段を設ける。そし
て、入力された音声データを記録媒体に記録する動作に
関して、その一連の記録データが1又は複数のトラック
として記録された状態となるように、管理情報を記録で
きるとともに、各トラックとしてのデータの記録実行タ
イミングでタイムカウント手段から得られる経過時間情
報を、各トラックに対応した状態で管理情報に記録する
ことができる管理情報更新制御手段を設ける。つまり、
記録時にトラックマーキング動作等で設定される各トラ
ックについては、その一連の記録動作の開始時点からの
経過時間情報を管理情報内に記録しておくようにする。
例えば、各トラックの先頭部分が、会議等の録音の開始
時点から何分何秒の時点に相当するものであるかを記録
する。
【0016】再生装置としては、或るトラックとしての
音声データの再生時に、管理情報においてそのトラック
に対応して記録されている経過時間情報を読み込み、そ
の経過時間情報に基づく表示を表示手段に実行させる表
示制御手段を設ける。これにより、現在再生されている
トラックが、一連の記録動作の中での何分何秒の時点か
らの音声が記録されているトラックであるかということ
を確認できる。
【0017】また再生装置として、時間値を入力してア
クセス動作を指示することができる操作手段と、入力さ
れた時間値と管理情報において各トラックに対応して記
録されている経過時間情報を比較し、入力された時間値
に該当するトラックを判別する判別手段と、判別手段で
判別されたトラックに対して再生ヘッドのアクセス動作
を実行させるアクセス制御手段を設けるようにする。こ
れにより、例えば一連の記録動作における何分あたりの
音声を再生したいというような場合に、ユーザーが該当
するトラックナンバが分からなくても、その位置にアク
セスさせ、再生させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を用いて本発
明の実施の形態となる記録再生装置を説明する。この記
録再生装置は光磁気ディスクを記録媒体として用いるミ
ニディスクシステムとしての記録再生装置とする。説明
は次の順序で行なう。 1.記録再生装置の構成 2.U−TOCセクター0 3.U−TOCセクター1,セクター4 4.U−TOCセクター2 5.手動トラックマークモードによる録音時の動作 6.自動トラックマークモードによる録音時の動作 7.再生時の表示動作 8.アクセス動作
【0019】1.記録再生装置の構成 図1は記録再生装置の要部のブロック図を示している。
音声データが記録されている光磁気ディスク1は、スピ
ンドルモータ2により回転駆動される。そしてディスク
1に対しては記録/再生時に光学ヘッド3によってレー
ザ光が照射される。
【0020】光学ヘッド3は、記録時には記録トラック
をキュリー温度まで加熱するための高レベルのレーザ出
力を行ない、また再生時には磁気カー効果により反射光
からデータを検出するための比較的低レベルのレーザ出
力を行なう。このため、光学ヘッド3にはレーザ出力手
段としてのレーザダイオード、偏光ビームスプリッタや
対物レンズ3a等からなる光学系、及び反射光を検出す
るためのディテクタが搭載されている。対物レンズ3a
は2軸機構4によってディスク半径方向及びディスクに
接離する方向に変位可能に保持されている。
【0021】また、ディスク1を挟んで光学ヘッド3と
対向する位置に磁気ヘッド6aが配置されている。磁気
ヘッド6aは供給されたデータによって変調された磁界
をディスク1に印加する動作を行なう。光学ヘッド3全
体及び磁気ヘッド6aは、スレッド機構5によりディス
ク半径方向に移動可能とされている。
【0022】再生動作によって、光学ヘッド3によりデ
ィスク1から検出された情報はRFアンプ7に供給され
る。RFアンプ7は供給された情報の演算処理により、
再生RF信号、トラッキングエラー信号TE、フォーカ
スエラー信号FE、グルーブ情報(ディスク1にプリグ
ルーブ(ウォブリンググルーブ)として記録されている
絶対位置情報)GFM等を抽出する。抽出された再生R
F信号はエンコーダ/デコーダ部8に供給される。ま
た、トラッキングエラー信号TE、フォーカスエラー信
号FEはサーボ回路9に供給され、グルーブ情報GFM
はアドレスデコーダ10に供給される。
【0023】サーボ回路9は供給されたトラッキングエ
ラー信号TE、フォーカスエラー信号FEや、マイクロ
コンピュータにより構成されるシステムコントローラ1
1からのトラックジャンプ指令、アクセス指令、スピン
ドルモータ2の回転速度検出情報等により各種サーボ駆
動信号を発生させ、2軸機構4及びスレッド機構5を制
御してフォーカス制御、トラッキング制御、及びアクセ
ス動作制御を行なう。またスピンドルモータ2を一定線
速度(CLV)に制御する。
【0024】アドレスデコーダ10は供給されたグルー
ブ情報GFMをデコードしてアドレス情報を抽出する。
このアドレス情報はシステムコントローラ11に供給さ
れ、各種の制御動作に用いられる。また再生RF信号に
ついてはエンコーダ/デコーダ部8においてEFM復
調、CIRC等のデコード処理が行なわれるが、このと
きデータとして再生RF信号に含まれているアドレス、
サブコードなども抽出され、システムコントローラ11
に供給される。
【0025】エンコーダ/デコーダ部8でEFM復調、
CIRC等のデコード処理された音声データは、メモリ
コントローラ12によって一旦バッファメモリ13に書
き込まれる。なお、光学ヘッド3によるディスク1から
のデータの読み取り及び光学ヘッド3からバッファメモ
リ13までの系における再生データの転送は1.41Mbit/s
ecで、しかも間欠的に行なわれる。
【0026】バッファメモリ13に書き込まれたデータ
は、再生データの転送が0.3Mbit/sec となるタイミング
で読み出され、エンコーダ/デコーダ部14に供給され
る。そして、音声圧縮処理に対するデコード処理等の再
生信号処理を施され、16ビット量子化、44.1KHz サン
プリングのデジタル音声信号とされる。
【0027】エンコーダ/デコーダ部14から出力され
るデジタル音声信号は、D/A変換器15によってアナ
ログ信号とされ、スイッチ16を介して光/ライン出力
端子22又はヘッドホン出力端子21に供給される。ま
たはアナログ化されずに直接光/ライン出力端子22に
供給される。ヘッドホン出力端子21にヘッドホンが接
続されているときは、アナログ化された音声信号がヘッ
ドホンに供給されヘッドホンにより音声出力される。ま
た光/ライン出力端子22にオーディオコード(例えば
ピンプラグコード)が接続されている時は、アナログ化
された音声信号がそのオーディオコードにより他の機器
に供給される。一方、光/ライン出力端子22にオーデ
ィオ用光ケーブルが接続されている時は、再生されたデ
ジタル音声信号が光変調信号として他の機器に供給され
ることになる。
【0028】ディスク1に対して記録動作が実行される
際には、光/ライン入力端子24に接続されたオーディ
オコード又はオーディオ用光ケーブルにより、他の機器
からアナログ又はデジタル音声信号が供給される。又は
マイク入力端子23にマイクロフォンが接続されて音声
信号が供給される。
【0029】オーディオ用光ケーブルによりデジタルデ
ータで光/ライン入力端子24に送られてきた音声信号
は直接エンコーダ/デコーダ部14に供給される。ま
た、オーディオコード又はマイクロフォンにより入力さ
れたアナログ音声信号はスイッチ17を介してA/D変
換器18に供給され、デジタルデータとされた後、エン
コーダ/デコーダ部14に供給される。
【0030】エンコーダ/デコーダ部14では、入力さ
れた、16ビット量子化、44.1KHzサンプリングのデジ
タル音声信号に対して、そのデータ量を約1/5に圧縮
する音声圧縮エンコード処理を行なう。エンコーダ/デ
コーダ部14によって圧縮された記録データはメモリコ
ントローラ12によって一旦バッファメモリ13に書き
込まれる。そしてバッファメモリ13内に所定量以上の
データが蓄積された時点で所定のデータ単位でデータが
読み出されてエンコーダ/デコーダ部8に送られる。そ
してエンコーダ/デコーダ部8でCIRCエンコード、
EFM変調等のエンコード処理された後、磁気ヘッド駆
動回路6に供給される。
【0031】磁気ヘッド駆動回路6はエンコード処理さ
れた記録データに応じて、磁気ヘッド6aに磁気ヘッド
駆動信号を供給する。つまり、ディスク1に対して磁気
ヘッド6aによるN又はSの磁界印加を実行させる。ま
た、このときシステムコントローラ11は光学ヘッドに
対して、記録レベルのレーザ光を出力するように制御す
る。
【0032】操作部19には、ユーザー操作に供される
各種キーが設けられている。例えば録音キー、再生キ
ー、停止キー、AMSキー(頭だし操作キー)、早送り
キー、早戻しキー等が設けられ、その操作情報はシステ
ムコントローラ11に供給される。また、本例の記録再
生装置では録音時に所定時間毎に自動的にトラックマー
クを付したり、もしくは手動操作に基づいてトラックマ
ークを付すことができるようにされるが、このため、ト
ラックマークモードの自動/手動を設定するためのトラ
ックマークモードキー、手動トラックマークモードの際
に用いるトラックマークキー、自動オラックマークモー
ドの際にトラックマークが行なわれる時間間隔を設定す
る操作キー等も設けられる。また再生時の頭だしアクセ
ス動作は通常上記したAMSキーによって行なわれる
が、本例の場合、後述する時間入力に基づくアクセス動
作を実行するための操作キーも設けられる。
【0033】表示部20は例えば液晶ディスプレイによ
って構成され、動作状態、トラックナンバ、再生時や録
音時の進行時間情報等をシステムコントローラ11の制
御に基づいて表示する動作を行なう。さらに、ミニディ
スクシステムの場合、U−TOC領域にトラックに対応
して文字情報、録音日時情報を記録することができ、さ
らに本例の場合、後述するように録音開始からの経過時
間情報を記録することができるが、これらの情報を文
字、数字等で表示部20に表示することができる。
【0034】ところで、ディスク1に対して記録/再生
動作を行なう際には、ディスク1に記録されている管理
情報、即ちP−TOC(プリマスタードTOC)、U−
TOC(ユーザーTOC)を読み出す必要がある。シス
テムコントローラ11はこれらの管理情報に応じてディ
スク1上の記録すべきエリアのアドレスや、再生すべき
エリアのアドレスを判別することとなる。この管理情報
はバッファメモリ13に保持される。このためバッファ
メモリ13は、上記した記録データ/再生データのバッ
ファエリアと、これら管理情報を保持するエリアが分割
設定されている。そして、システムコントローラ11は
これらの管理情報を、ディスク1が装填された際に管理
情報の記録されたディスクの最内周側の再生動作を実行
させることによって読み出し、バッファメモリ13に記
憶しておき、以後そのディスク1に対する記録/再生動
作の際に参照できるようにしている。
【0035】また、U−TOCはデータの記録や消去に
応じて編集されて書き換えられるものであるが、システ
ムコントローラ11は記録/消去動作のたびにこの編集
処理をバッファメモリ13に記憶されたU−TOC情報
に対して行ない、その書換動作に応じて所定のタイミン
グでディスク1のU−TOCエリアについても書き換え
るようにしている。
【0036】2.U−TOCセクター0 ここで、ディスク1においてトラック(楽曲等)の記録
/再生動作などの管理を行なう管理情報となるU−TO
Cセクターについて説明する。なおTOC情報としては
U−TOCとP−TOCが設けられているが、このP−
TOCはディスク1の最内周側のピットエリアに形成さ
れるもので、読出専用の情報である。そして、P−TO
Cによってディスクの記録可能エリア(レコーダブルユ
ーザーエリア)や、リードアウトエリア、U−TOCエ
リアなどの位置の管理等が行なわれる。なお、ミニディ
スクシステムでは、全てのデータがピット形態で記録さ
れている再生専用の光ディスクも使用できるが、再生専
用ディスクの場合は、P−TOCによってROM化され
て記録されている楽曲の管理も行なうことができるよう
にされ、U−TOCは形成されない。P−TOCについ
ては詳細な説明を省略し、ここでは記録可能な光磁気デ
ィスクに設けられるU−TOCについて説明する。
【0037】図8はU−TOCセクター0のフォーマッ
トを示すものである。U−TOCセクターとしてはセク
ター0〜セクター7まで設けることができ、セクター
1,セクター4は文字情報、セクター2は録音日時を記
録するエリアとされる。ここではまず、ディスク1の記
録/再生動作に必ず必要となるU−TOCセクター0に
ついての説明を行なう。
【0038】U−TOCセクター0は、主にユーザーが
録音を行なった楽曲や新たに楽曲が録音可能なフリーエ
リアについての管理情報が記録されているデータ領域と
される。例えばディスク1に或る楽曲の録音を行なおう
とする際には、システムコントローラ11は、U−TO
Cセクター0からディスク上のフリーエリアを探し出
し、ここに音声データを記録していくことになる。ま
た、再生時には再生すべき楽曲が記録されているエリア
のアドレスをU−TOCセクター0から判別し、そのエ
リアにアクセスして再生動作を行なう。
【0039】U−TOCセクター0のデータ領域(4バ
イト×588 の2352バイト)は、先頭位置にオール0
又はオール1の1バイトデータが並んで形成される同期
パターンが記録される。続いてクラスタアドレス(Clust
er H) (Cluster L) 及びセクターアドレス(Sector)とな
るアドレスや、モード情報(MODE)が4バイト付加され、
以上でヘッダとされる。
【0040】セクターとは、2352バイトのデータ単
位であり、36セクターが1クラスタとなる。1クラス
タは記録動作における最小単位とされる。同期パターン
やアドレスについては、このU−TOCセクター0に限
らず、P−TOCセクターや、実際に音声データが記録
されるデータセクターでも、そのセクター単位に記録さ
れている。クラスタアドレスは、上位アドレス(Cluster
H) と下位アドレス(Cluster L)の2バイトで記され、
セクターアドレス(Sector)は1バイトで記される。続い
て所定バイト位置に、メーカーコード、モデルコード、
最初のトラックのトラックナンバ(First TNO)、最後の
トラックのトラックナンバ(Last TNO)、セクター使用
状況(Used sectors)、ディスクシリアルナンバ、ディス
クID等のデータが記録される。
【0041】さらに、ユーザーが録音を行なって記録さ
れているトラック(楽曲等)の領域やフリーエリア等を
後述する管理テーブル部に対応させることによって識別
するため、対応テーブル指示データ部として各種のテー
ブルポインタ(P-DFA,P-EMPTY ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TN
O255) が記録される領域が用意されている。
【0042】そしてテーブルポインタ(P-DFA〜P-TNO25
5) に対応させることになる管理テーブル部として(01h)
〜(FFh) までの255個のパーツテーブルが設けら
れ、それぞれのパーツテーブルには、或るパーツについ
て起点となるスタートアドレス、終端となるエンドアド
レス、そのパーツのモード情報(トラックモード)が記
録されている。さらに各パーツテーブルで示されるパー
ツが他のパーツへ続いて連結される場合があるため、そ
の連結されるパーツのスタートアドレス及びエンドアド
レスが記録されているパーツテーブルを示すリンク情報
が記録できるようにされている。なお本明細書において
『h』を付した数値はいわゆる16進表記のものであ
る。また、パーツとは1つのトラック内で時間的に連続
したデータが物理的に連続して記録されているトラック
部分のことをいう。
【0043】この種の記録再生装置では、1つの楽曲の
データを物理的に不連続に、即ち複数のパーツにわたっ
て記録されていてもパーツ間でアクセスしながら再生し
ていくことにより再生動作に支障はないため、ユーザー
が録音する楽曲等については、録音可能エリアの効率使
用等の目的から、複数パーツにわけて記録する場合もあ
る。
【0044】そのため、リンク情報が設けられ、例えば
各パーツテーブルに与えられたナンバ(01h) 〜(FFh) に
よって、連結すべきパーツテーブルを指定することによ
ってパーツテーブルが連結できるようになされている。
つまりU−TOCセクター0における管理テーブル部に
おいては、1つのパーツテーブルは1つのパーツを表現
しており、例えば3つのパーツが連結されて構成される
楽曲についてはリンク情報によって連結される3つのパ
ーツテーブルによって、そのパーツ位置の管理はなされ
る。なお、実際にはリンク情報は所定の演算処理により
U−TOCセクター0内のバイトポジションとされる数
値で示される。即ち、304+(リンク情報)×8(バ
イト目)としてパーツテーブルを指定する。
【0045】U−TOCセクター0の管理テーブル部に
おける(01h) 〜(FFh) までの各パーツテーブルは、対応
テーブル指示データ部におけるテーブルポインタ(P-DF
A,P-EMPTY ,P-FRA ,P-TNO1〜P-TNO255) によって、
以下のようにそのパーツの内容が示される。
【0046】テーブルポインタP-DFA は光磁気ディスク
1上の欠陥領域に付いて示しており、傷などによる欠陥
領域となるトラック部分(=パーツ)が示された1つの
パーツテーブル又は複数のパーツテーブル内の先頭のパ
ーツテーブルを指定している。つまり、欠陥パーツが存
在する場合はテーブルポインタP-DFA において(01h)〜
(FFh) のいづれかが記録されており、それに相当するパ
ーツテーブルには、欠陥パーツがスタート及びエンドア
ドレスによって示されている。また、他にも欠陥パーツ
が存在する場合は、そのパーツテーブルにおけるリンク
情報として他のパーツテーブルが指定され、そのパーツ
テーブルにも欠陥パーツが示されている。そして、さら
に他の欠陥パーツがない場合はリンク情報は例えば『(0
0h) 』とされ、以降リンクなしとされる。
【0047】テーブルポインタP-EMPTY は管理テーブル
部における1又は複数の未使用のパーツテーブルの先頭
のパーツテーブルを示すものであり、未使用のパーツテ
ーブルが存在する場合は、テーブルポインタP-EMPTY と
して、(01h) 〜(FFh) のうちのいづれかが記録される。
未使用のパーツテーブルが複数存在する場合は、テーブ
ルポインタP-EMPTY によって指定されたパーツテーブル
からリンク情報によって順次パーツテーブルが指定され
ていき、全ての未使用のパーツテーブルが管理テーブル
部上で連結される。
【0048】テーブルポインタP-FRA は光磁気ディスク
1上のデータの書込可能なフリーエリア(消去領域を含
む)について示しており、フリーエリアとなるトラック
部分(=パーツ)が示された1又は複数のパーツテーブ
ル内の先頭のパーツテーブルを指定している。つまり、
フリーエリアが存在する場合はテーブルポインタP-FRA
において(01h) 〜(FFh) のいづれかが記録されており、
それに相当するパーツテーブルには、フリーエリアであ
るパーツがスタート及びエンドアドレスによって示され
ている。また、このようなパーツが複数個有り、つまり
パーツテーブルが複数個有る場合はリンク情報により、
リンク情報が『(00h) 』となるパーツテーブルまで順次
指定されている。
【0049】図9にパーツテーブルにより、フリーエリ
アとなるパーツの管理状態を模式的に示す。これはパー
ツ(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) がフリーエリアとされて
いる時に、この状態が対応テーブル指示データP-FRA に
引き続きパーツテーブル(03h)(18h)(1Fh)(2Bh)(E3h) の
リンクによって表現されている状態を示している。なお
上記した欠陥領域や未使用パーツテーブルの管理形態も
これと同様となる。
【0050】ところで、全く楽曲等の音声データの記録
がなされておらず欠陥もない光磁気ディスクであれば、
テーブルポインタP-FRA によってパーツテーブル(01h)
が指定され、これによってディスクのレコーダブルユー
ザーエリアの全体がフリーエリアであることが示され
る。そして、この場合残る(02h) 〜(FFh) のパーツテー
ブルは使用されていないことになるため、上記したテー
ブルポインタP-EMPTY によってパーツテーブル(02h) が
指定され、また、パーツテーブル(02h) のリンク情報と
してパーツテーブル(03h) が指定され・・・・・・、というよ
うにパーツテーブル(FFh) まで連結される。この場合パ
ーツテーブル(FFh) のリンク情報は以降連結なしを示す
『(00h) 』とされる。なお、このときパーツテーブル(0
1h) については、スタートアドレスとしてはレコーダブ
ルユーザーエリアのスタートアドレスが記録され、また
エンドアドレスとしてはリードアウトスタートアドレス
の直前のアドレスが記録されることになる。
【0051】テーブルポインタP-TNO1〜P-TNO255は、光
磁気ディスク1にユーザーが記録を行なった楽曲などの
トラックについて示しており、例えばテーブルポインタ
P-TNO1では第1トラックのデータが記録された1又は複
数のパーツのうちの時間的に先頭となるパーツが示され
たパーツテーブルを指定している。例えば第1トラック
とされた楽曲がディスク上でトラックが分断されずに、
つまり1つのパーツで記録されている場合は、その第1
トラックの記録領域はテーブルポインタP-TNO1で示され
るパーツテーブルにおけるスタート及びエンドアドレス
として記録されている。
【0052】また、例えば第2トラックとされた楽曲が
ディスク上で複数のパーツに離散的に記録されている場
合は、その第2トラックの記録位置を示すため各パーツ
が時間的な順序に従って指定される。つまり、テーブル
ポインタP-TNO2に指定されたパーツテーブルから、さら
にリンク情報によって他のパーツテーブルが順次時間的
な順序に従って指定されて、リンク情報が『(00h) 』と
なるパーツテーブルまで連結される(上記、図9と同様
の形態)。このように例えば2曲目を構成するデータが
記録された全パーツが順次指定されて記録されているこ
とにより、このU−TOCセクター0のデータを用い
て、2曲目の再生時や、その2曲目の領域への上書き記
録を行なう際に、光学ヘッド3及び磁気ヘッド6をアク
セスさせ離散的なパーツから連続的な音楽情報を取り出
したり、記録エリアを効率使用した記録が可能になる。
【0053】以上のように、書換可能な光磁気ディスク
1について、レコーダブルユーザーエリアにおいて記録
された楽曲やフリーエリア等のエリアのアドレス管理は
U−TOCセクター0により行なわれる。
【0054】3.U−TOCセクター1,セクター4 次に、図10にU−TOCセクター1のフォーマットを
示す。このセクターは録音された各トラックにトラック
ネームをつけたりディスクタイトルをつける場合など
に、入力された文字/数字情報を記録することができる
データ領域とされる。
【0055】このU−TOCセクター1には、記録され
た各トラックに相当する文字スロット指示データ部とし
てスロットポインタP-TNA1〜P-TNA255が用意され、また
このスロットポインタP-TNA1〜P-TNA255によって指定さ
れる文字スロット部が1単位8バイトで255単位のス
ロット(01h) 〜(FFh) として用意されており、上述した
U−TOCセクター0とほぼ同様の形態で文字データを
管理する。
【0056】スロット(01h) 〜(FFh) にはディスクタイ
トルやトラックネームとしての文字情報がアスキーコー
ドで記録される。なお、スロット(01h) の前の8バイト
はディスクネームの専用エリアとされている。そして、
例えばスロットポインタP-TNA1によって指定されるスロ
ットには第1トラックに対応してユーザーが入力した文
字が記録されていることになる。また、スロットがリン
ク情報によりリンクされることで、1つのトラックに対
応する文字入力は7バイト(7文字)より大きくなって
も対応できる。なお、このU−TOCセクター1でもス
ロットポインタP-EMPTY は使用していないパーツテーブ
ルを管理するものである。
【0057】このU−TOCセクター1により、ユーザ
ーがディスクに記録された各トラックに対応してトラッ
ク名などの文字情報を記録することができるようにな
る。即ちユーザーが操作部19からの操作でトラックを
指定して文字情報を入力すると、その文字がU−TOC
セクター1において指定されたトラックに対応して記録
される。
【0058】次に、U−TOCセクター4については図
示しないが、U−TOCセクター4はセクター1と同様
に、ユーザーが録音を行なった楽曲に曲名をつけたり、
ディスクタイトルをつける場合に、入力された文字情報
を記録するデータ領域とされ、フォーマットは図10と
ほぼ同様である。ただし、このセクターは漢字や欧州文
字に対応するコードデータが記録されるものであり、図
10のセクター1のデータに加えて、所定バイト位置に
キャラクタコードとして使用する文字コードの属性が記
録される。このU−TOCセクター4の文字情報の管理
は、セクター1と同様に文字スロット指示データ部とし
てスロットポインタP-TNA1〜P-TNA255及びスロットポイ
ンタP-TNA1〜P-TNA255によって指定される255単位の
スロット(01h) 〜(FFh) によって行なわれる。
【0059】4.U−TOCセクター2 図11はU−TOCセクター2のフォーマットを示して
おり、この領域は、主にユーザーが録音を行なった楽曲
の録音日時を記録するデータ領域とされる。このU−T
OCセクター2には、記録された各楽曲に相当する日時
スロット指示データ部としてスロットポインタP-TRD1〜
P-TRD255が用意され、またこのスロットポインタP-TRD1
〜P-TRD255によって指定される日時スロット部が用意さ
れる。日時スロット部には1単位8バイトで255単位
のスロット(01h) 〜(FFh) が形成されており、上述した
U−TOCセクター0とほぼ同様の形態で日時データを
管理する。
【0060】スロット(01h) 〜(FFh) には楽曲(トラッ
ク)の録音日時が6バイトで記録される。6バイトはそ
れぞれ1バイトづつ、年、月、日、時、分、秒に相当す
る数値が記録される。また、残りの2バイトはメーカー
コード及びモデルコードとされ、その楽曲を録音した記
録装置の製造者を示すコードデータ、及び録音した記録
装置の機種を示すコードデータが記録される。なお、ス
ロット(01h) の前の8バイトのスロットはディスクに対
しての録音日時データのためのエリアとされている。
【0061】例えばディスクに曲が第1曲目としてが録
音されると、スロットポインタP-TRD1によって指定され
るスロットにはその録音日時及び録音装置のメーカーコ
ード、モデルコードが記録される。録音日時データはシ
ステムコントローラ11が内部時計を参照して自動的に
記録することになる。なお、録音の日時を記録するもの
であるため、記録再生装置の内部時計がユーザーによっ
て時計合わせ操作されておらず、機能していない場合
は、この領域には日時記録は行なわれない。
【0062】このU−TOCセクター2でもスロットポ
インタP-EMPTY は使用していないスロットを管理するも
のである。使用されていないスロットについては、モデ
ルコードに代えてリンク情報が記録されており、スロッ
トポインタP-EMPTY を先頭に各未使用のスロットがリン
ク情報でリンクされて管理されている。
【0063】5.手動トラックマークモードによる録音
時の動作 本例の記録再生装置では、例えば会議などの録音に便利
なように、録音中にトラックマーク処理を行なってトラ
ックを分割していくことができる。トラックマーク処理
としては、録音中にユーザーがトラックマークキーを押
したタイミングでトラックを区分けする手動トラックマ
ークモードと、録音中に所定時間毎に自動的にトラック
を区分けする自動トラックマークモードがあるが、ここ
ではまず手動トラックマークモードで録音を行なった場
合の動作を図2、図3で説明する。図2はシステムコン
トローラ11の録音時の処理のフローチャートである。
また図3は、録音がt0 時点から開始され、t4 時点で
終了されたとして、その録音に伴うトラック状態を示す
ものである。
【0064】手動トラックマークモードにおいて録音操
作が行なわれると、システムコントローラ11の処理は
図2のステップF101からF102に進み、 まず録音される音
声データ、つまり接続されたマイクロホン等から入力さ
れる音声データについてのトラックナンバnを設定す
る。トラックナンバnは、その時点でのU−TOCセク
ター0で最後のトラックナンバ(Last TNO)として記録
されている値に1を加えた値となる。即ちディスク1が
バージンディスクであれば、録音する最初のトラックナ
ンバとしてトラックナンバn=1とされる。また、既に
3トラックが記録されているディスクを使用する場合で
あったら、録音する最初のトラックナンバn=4とされ
る。ここでは、ステップF102でトラックナンバn=1と
されたと仮定して、図3と伴に処理を説明していく。
【0065】ステップF103ではシステムコントローラ1
1は内部タイマを0分0秒の状態にリセットし、カウン
トをスタートさせる。この内部タイマは録音中に、録音
開始からの経過時間を表わすタイマとなる。そしてタイ
マをスタートさせるとともに、実際の録音動作を開始さ
せる(F104)。つまり、マイクロホンから入力された音声
信号に対して、A/D変換器18〜磁気ヘッド駆動回路
6までの回路系での処理を実行させ、磁気ヘッド6によ
りディスク1に記録させる。
【0066】ステップF105では、トラックナンバnに対
応して、その時点のタイマのカウント値を記憶してお
く。従って図3のt0 時点のようにトラック1としての
録音が開始された時点では、トラックナンバ1に対応し
て0分0秒という経過時間データが記憶される。
【0067】録音中には、ステップF107でユーザーのト
ラックマークキーの操作を監視している。トラックマー
クキーの操作が行なわれたら、ステップF108に進んで録
音されているデータについてのトラック分割処理を行な
う。つまりトラックマークキーの操作が行なわれた時点
で、それ以降に入力される音声信号については、次のト
ラックナンバのトラックとして管理されるようにする。
実際には、このタイミングでの入力信号がディスク上に
記録される際のアドレスを記憶しておくことになる。そ
してステップF109ではトラックナンバnの値をインクリ
メントし、ステップF105に戻って、トラックナンバnに
対応して、その時点のタイマのカウント値を記憶してお
く。
【0068】例えば図3のt1 時点でトラックマークキ
ーの操作が行なわれたとしたら、それ以降の入力音声は
図3(c)のようにトラック2として記録されるように
するとともに、図3(b)のように、そのときのタイマ
カウント値である録音開始からの経過時間『7分31
秒』をトラックナンバ2に対応して記憶する。
【0069】その後も同様に録音動作中に図3のt2
点、t3 時点でトラックマークキーの操作が行なわれた
としたら、その際もステップF107,F108,F109,F105 の処
理により、トラックナンバがインクリメントされるとと
もに、インクリメントされたトラックナンバnに対応し
て、タイマカウント値である録音開始からの経過時間で
ある『12分05秒』『19分45秒』等の値が記憶さ
れる。
【0070】t4 時点で停止操作がされるか、もしくは
ディスク上で録音可能領域がなくなったことなどによ
り、録音が終了される場合は、システムコントローラ1
1の処理はステップF106からF110に進み、各部に録音動
作を停止させる制御を行なう。そしてステップF111で
は、t0 時点からt4 時点までで録音されたデータが各
トラックとして管理されるようにバッファメモリ13に
保持されているU−TOCの更新を行なう。即ち、ステ
ップF108で記憶しておいたトラックマークポイントのア
ドレスによりトラックが区切られるように、各トラック
(トラック1〜トラック4)に対応してスタートアドレ
ス、エンドアドレスを上述したU−TOCセクター0に
記述する。
【0071】さらに本例では、ステップF112で、ステッ
プF105で記憶しておいたタイマカウント値(経過時間情
報)を、例えば上述したU−TOCセクター1(文字情
報の記憶領域)において、各トラックに対応した状態で
記述する。なお、この経過時間情報の記述はU−TOC
セクター2,セクター4などを用いて行なってもよい
し、記述内容が定義されていないセクター3、セクター
5〜7を用いてもよい。
【0072】このようにバッファメモリ13上でU−T
OCデータを更新したら、その後所定タイミングでディ
スク1上でのU−TOCの更新を行なう(F113)。即ちバ
ッファメモリ13上で更新されたU−TOCデータを記
録データとして転送し、ディスク1に記録することで、
ディスク1上でのU−TOCが更新される。ディスク1
上でのU−TOCが更新されることで、最終的に録音動
作が完了することになる。この動作は例えば録音終了直
後に行なってもよいが、ディスク1をイジェクトする際
や、電源をオフとする際などに行なうようにしてもよ
い。
【0073】このような処理を行なうことで、図3
(a)のようにt0 時点からt4 時点まで行なわれた録
音についてのデータは、図3(c)のようにトラック1
〜トラック4として管理されることになり、さらに各ト
ラックに対応して『0分0秒』『7分31秒』『12分
05秒』『19分45秒』という経過時間情報が記録さ
れることになる。経過時間情報は、各トラックの先頭部
分が、一連の録音動作において録音開始から何分何秒の
時点での音声内容であるかを示すものとなる。
【0074】なお、トラックマークキーが押される以外
に、録音動作が一時停止された場合はその位置でトラッ
ク分割を行なうようにする場合もある。つまり一時停止
が解除され録音が再開されるときには、そのときのデー
タは次のトラックナンバで記録されるようにする場合で
ある。
【0075】本例の場合、録音一時停止については、一
連の録音動作が終了されたとはみなさず、トラックマー
クキー操作と同様に、録音再開後の記録データは次のト
ラックとして管理されるようにすればよく、つまりステ
ップF108,F109,F105の処理を行なうようにすればよい
が、一時停止中のタイマーのカウント動作としては、録
音動作に同期して一時停止させてもよいし、或はカウン
トは継続して行なわれるようにしてもよい。カウントを
一時停止させる場合は、トラックに対応して記録される
経過時間情報は、記録されたデータとしての開始からの
経過時間となり、一方、録音一時停止中もタイムカウン
トを継続させる場合は、トラックに対応して記録される
経過時間情報は、記録時の実際の経過時間となる。
【0076】6.自動トラックマークモードによる録音
時の動作 次に自動トラックマークモードで録音を行なった場合の
動作を図4、図5で説明する。図4はシステムコントロ
ーラ11の録音時の処理のフローチャートである。また
図5は、録音がt10時点から開始され、t11時点で終了
されたとして、その録音に伴うトラック状態を示すもの
である。
【0077】自動トラックマークモードにおいて録音操
作が行なわれると、システムコントローラ11の処理は
図4のステップF201からF202に進み、 トラックナンバn
を設定する。ステップF203ではシステムコントローラ1
1は内部タイマを0分0秒の状態にリセットし、カウン
トをスタートさせる。そしてタイマをスタートさせると
ともに、実際の録音動作を開始させる(F204)。
【0078】ステップF205では、トラックナンバnに対
応して、その時点のタイマのカウント値を記憶してお
く。従って図5のt10時点でトラック1としての録音が
開始されたとすると、トラックナンバ1に対応して0分
0秒という経過時間データが記憶される。以上の処理は
手動トラックマークモード時の図2のステップF101〜F1
05の処理と同様である。
【0079】録音中には、ステップF207で、タイマのカ
ウント値、即ち録音を開始したt10時点からの経過時間
を監視している。自動トラックマークモードにおけるト
ラック分割タイミングが5分毎と設定されていた場合
は、システムコントローラ11はタイマのカウント値が
5分、10分、15分・・・・という5分毎のととなるタイ
ミングを監視することになる。
【0080】経過時間が最初のトラックマークタイミン
グである5分00秒となった時点では、ステップF208に
進んで録音されているデータについてのトラック分割処
理を行なう。つまりそれ以降に入力される音声信号につ
いては、次のトラックナンバのトラックとして管理され
るようにする。実際には、このタイミングでの入力信号
がディスク上に記録される際のアドレスを記憶してお
く。そしてステップF209ではトラックナンバnの値をイ
ンクリメントし、ステップF205に戻って、トラックナン
バnに対応して、その時点のタイマのカウント値を記憶
しておく。
【0081】例えば図5(b)ように、経過時間が5分
となった時点で、それ以降の入力音声は図5(c)のよ
うにトラック2として記録されるようにするとともに、
そのときのタイマカウント値である録音開始からの経過
時間『5分00秒』がトラックナンバ2に対応して記憶
される。
【0082】その後も同様にトラックマークタイミング
である10分00秒、15分00秒となる毎に、ステッ
プF207,F208,F209,F205 の処理により、トラックナンバ
がインクリメントされるとともに、インクリメントされ
たトラックナンバnに対応して、タイマカウント値『1
0分00秒』『15分00秒』等の値が記憶される。
【0083】t11時点で停止操作がされるか、もしくは
ディスク上で録音可能領域がなくなったことなどによ
り、録音が終了される場合は、システムコントローラ1
1の処理はステップF206からF210に進み、各部に録音動
作を停止させる制御を行なう。そしてステップF211で
は、t10時点からt11時点までで録音されたデータが各
トラックとして管理されるようにバッファメモリ13に
保持されているU−TOCの更新を行なう。即ち、ステ
ップF208で記憶しておいたトラックマークポイントのア
ドレスによりトラックが区切られるように、各トラック
(トラック1〜トラック4)に対応してスタートアドレ
ス、エンドアドレスを上述したU−TOCセクター0に
記述する。
【0084】さらにステップF212で、ステップF205で記
憶しておいたタイマカウント値(経過時間情報)を、例
えば上述したU−TOCセクター1(文字情報の記憶領
域)において、各トラックに対応した状態で記述する。
もちろんこの場合も、経過時間情報の記述はU−TOC
セクター2,セクター4、もしくはセクター3、セクタ
ー5〜7を用いてもよい。このようにバッファメモリ1
3上でU−TOCデータを更新したら、その後所定タイ
ミングでディスク1上でのU−TOCの更新を行なうこ
とで(F213)、最終的に録音動作が完了する。
【0085】7.再生時の表示動作 以上のように録音時に各トラックについて録音開始から
の経過時間情報が記録されることにより、再生時の表示
動作として、図6の処理による経過時間表示が可能とな
る。つまり、システムコントローラ11は或るトラック
Nを再生する際には、そのトラックNに対応してU−T
OCセクター1(もしくは他のセクター)に記録されて
いる経過時間情報を読み出す(F301)。そして、読み出し
た経過時間情報を表示部20において表示させる(F30
2)。
【0086】このようにすることで、再生時に、そのト
ラックが録音の際にどのあたりの時間で入力された音声
のトラックであるかを確認できることになる。例えば図
5のように会議の録音が行なわれた後に、トラック3を
再生する場合は、『10:00』という経過時間が表示
されることになるため、このトラック3の音声内容は会
議開始から10分以降の発言であるなどと判断すること
ができる。
【0087】なお、U−TOCから読み出した経過時間
情報は、そのトラックの先頭位置に対応する録音の際の
経過時間である。従って、そのトラックの再生が進む
と、実際に再生出力されている音声と経過時間情報がず
れていく。このため、トラックの再生開始時点の時間表
示をU−TOCから読み出した経過時間情報とし、その
後再生とともに、その時間表示が進行していく様にする
とよい。
【0088】例えば図5のように録音が行なわれたディ
スクに対して、トラック4をアクセスさせて再生させた
場合は、最初に『15:00』という経過時間情報が表
示されるが、再生が進むことに応じて、表示を『15:
01』『15:02』『15:03』・・・・・・としていく
ものである。これにより、再生で聞き取られる発言等の
内容が、会議開始から何分の時点で行なわれたかなどの
判断が可能となる。
【0089】なお、ミニディスクシステムではU−TO
Cセクター2において録音の際の日時情報を記録できる
が、これは記録再生装置の内部時計がセットされていな
ければ機能しない。一方、本例のように録音開始時点か
らの経過時間情報は内部時計のセットとは関係なく機能
する。従って、内部時計をセットする操作を忘れていた
場合や、セット操作が面倒で行なわなかったユーザーに
とっても、再生時に好適なガイドとなるものである。
【0090】8.アクセス動作 次に、上記のように録音時に各トラックについて録音開
始からの経過時間情報が記録されることにより、再生時
のアクセス動作として、図7の処理による動作が可能と
なる。
【0091】上述したように操作部19には、アクセス
のために経過時間を入力するキーが設けられている。ユ
ーザーは、AMSキーを用いてトラックの頭だしアクセ
スを行なうだけでなく、所望の音声内容を収録したトラ
ックのトラックナンバがわからないような場合でも、録
音時の経過時間を入力することで、該当するトラックの
アクセスが行なわれるものである。
【0092】システムコントローラ11はステップF401
として経過時間入力によるアクセス操作を検知すると、
ステップF402で、その入力された経過時間を取り込むと
ともに、U−TOCにおいて各トラックに対応して記録
されている経過時間情報を検索する。そしてU−TOC
に記録されている各経過時間情報と、入力された経過時
間を比較していき、入力された経過時間と一致する経過
時間情報が記録されているトラックが存在したら、U−
TOCセクター0からそのトラックのスタートアドレス
を取り込む(F403,F404) 。
【0093】ところが、入力された経過時間と一致する
経過時間情報が記録されているトラックが存在しなかっ
た場合は、その入力された経過時間を含むトラックを判
別し、U−TOCセクター0からそのトラックのスター
トアドレスを取り込む(F403,F405) 。入力された経過時
間を含むトラックとは、入力された経過時間の値より小
さく、かつ最も近い経過時間情報が記録されているトラ
ックである。
【0094】ステップF404又はF405でスタートアドレス
を取り込んだら、ステップF406で、そのスタートアドレ
スに対して光学ヘッド3のアクセス動作を実行させ、ア
クセス終了とともに再生動作を実行させる。
【0095】例えば図5のように録音が行なわれたディ
スクの再生に際して、ユーザーが『10分00秒』とい
う入力を行なってアクセスを指示したとすると、システ
ムコントローラ11はU−TOCを検索して『10分0
0秒』という経過時間情報が記録されているトラックを
探す。この場合トラック3に対応して『10分00秒』
という経過時間情報が記録されているため、アクセス目
標はトラック3であると判別できる。そこで、U−TO
Cセクター0でトラック3のスタートアドレスを確認
し、トラック3への光学ヘッド3のアクセス動作を実行
させることになる。
【0096】また例えば図3のように録音が行なわれた
ディスクの再生に際して、ユーザーが『10分00秒』
という入力を行なってアクセスを指示したとすると、シ
ステムコントローラ11はU−TOCを検索して『10
分00秒』という経過時間情報が記録されているトラッ
クを探す。この場合『10分00秒』という経過時間情
報は記録されていないため、ステップF405の処理とし
て、『10分00秒』という経過時間を含むトラックを
探す。『10分00秒』の値より小さく、かつ最も近い
経過時間情報としては『7分31秒』が記録されてい
る。経過時間情報が『7分31秒』であるトラックはト
ラック2であるため、アクセス目標はトラック2である
と判別する。そしてU−TOCセクター0でトラック2
のスタートアドレスを確認し、トラック2への光学ヘッ
ド3のアクセス動作を実行させることになる。
【0097】なお、この場合、入力された『10分00
秒』という経過時間と、それを含むトラックの経過時間
情報である『7分31秒』との時間差である『2分29
秒』を算出し、さらに『2分29秒』に相当するディス
ク上でのアドレス差を算出して、トラック2のスタート
アドレスに算出されたアドレス差を加えれば、『10分
00秒』に相当するアドレスを得ることができる。この
ように『10分00秒』に相当するアドレスを算出し
て、その位置(つまり経過時間が『10分00秒』とな
る位置)に対してアクセスを行なうようにしてもよい。
【0098】以上のようなアクセス動作が実行されるよ
うにすることで、例えばユーザーが会議において録音開
始時点から10分後くらいにされた発言内容等を聞きた
いと思ったような場合に、『10分00秒』と入力する
ことで、所望の再生音声を得ることができる。つまり早
送りサーチを行なって所望の位置を探すという面倒な操
作は不要となる。また所望の音声が収録されているトラ
ックナンバがわからなくなっても、難なくその部分を再
生させることができる。
【0099】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、一連の
記録データが1又は複数のトラックとして記録される場
合に、各トラックとしてのデータの記録実行タイミング
でタイムカウント手段から得られる経過時間情報を、各
トラックに対応した状態で管理情報に記録するようにし
ている。このため再生の際には、管理情報においてその
トラックに対応して記録されている経過時間情報を読み
込み、その経過時間情報に基づく表示を表示手段に実行
することで、ユーザーは録音の際の経過時間が把握でき
るようになり、利便性が向上するという効果がある。
【0100】また、再生装置として時間値を入力してア
クセス動作が指示できるようにし、その場合は、入力さ
れた時間値と管理情報において各トラックに対応して記
録されている経過時間情報を比較し、入力された時間値
に該当するトラックを判別して、そのトラックに対して
アクセスさせるようにすることで、例えば一連の記録動
作における何分あたりの音声を再生したいというような
場合に、ユーザーが該当するトラックナンバが分からな
くても、また高速サーチ等の面倒な操作を行なわなくと
も、その位置にアクセスさせ、再生させることができる
という効果があり、使用性は大きく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の記録再生装置のブロック
図である。
【図2】実施の形態の手動トラックマークモードでの録
音時の処理のフローチャートである。
【図3】実施の形態の手動トラックマークモードでの録
音時の動作の説明図である。
【図4】実施の形態の自動トラックマークモードでの録
音時の処理のフローチャートである。
【図5】実施の形態の自動トラックマークモードでの録
音時の動作の説明図である。
【図6】実施の形態の表示処理のフローチャートであ
る。
【図7】実施の形態のアクセス処理のフローチャートで
ある。
【図8】ミニディスクのU−TOCセクター0の説明図
である。
【図9】ミニディスクのU−TOCセクター0のリンク
形態の説明図である。
【図10】ミニディスクのU−TOCセクター1の説明
図である。
【図11】ミニディスクのU−TOCセクター2の説明
図である。
【符号の説明】
1 ディスク 3 光学ヘッド 6a 磁気ヘッド 8 エンコーダ/デコーダ部 9 サーボ回路 11 システムコントローラ 12 メモリコントローラ 13 バッファメモリ 14 エンコーダ/デコーダ部 19 操作部 20 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 27/00 D 27/28 B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データと、1つの音声データ単位と
    してのトラック毎に音声データの記録又は再生動作の管
    理を行なう管理情報が記録される記録媒体に対する記録
    装置において、 記録動作の開始時点からの経過時間を計数するタイムカ
    ウント手段と、 入力された音声データを記録媒体に記録する動作に関し
    て、その一連の記録データが1又は複数のトラックとし
    て記録された状態となるように、前記管理情報を記録で
    きるとともに、各トラックとしてのデータの記録実行タ
    イミングで前記タイムカウント手段から得られる経過時
    間情報を、各トラックに対応した状態で管理情報に記録
    することができる管理情報更新制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 音声データと、1つの音声データ単位と
    してのトラック毎に音声データの記録又は再生動作の管
    理を行なう管理情報が記録されるとともに、この管理情
    報には、各トラックについて、記録動作の際の記録開始
    時点からの経過時間情報が記録されている記録媒体に対
    する再生装置において、 表示手段と、 或るトラックとしての音声データの再生時に、前記管理
    情報からそのトラックに対応して記録されている経過時
    間情報を読み込み、その経過時間情報に基づく表示を前
    記表示手段に実行させる表示制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする再生装置。
  3. 【請求項3】 音声データと、1つの音声データ単位と
    してのトラック毎に音声データの記録又は再生動作の管
    理を行なう管理情報が記録されるとともに、この管理情
    報には、各トラックについて、記録動作の際の記録開始
    時点からの経過時間情報が記録されている記録媒体に対
    する再生装置において、 時間値を入力してアクセス動作を指示することができる
    操作手段と、 入力された時間値と、前記管理情報において各トラック
    に対応して記録されている経過時間情報を比較し、前記
    入力された時間値に該当するトラックを判別する判別手
    段と、 前記判別手段で判別されたトラックに対して再生ヘッド
    のアクセス動作を実行させるアクセス制御手段と、 を備えて構成されることを特徴とする再生装置。
JP28445095A 1995-10-06 1995-10-06 記録装置及び再生装置 Withdrawn JPH09106660A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100538857B1 (ko) * 1998-12-18 2006-02-28 엘지전자 주식회사 기록 디지털 데이터 스트림의 관리정보 생성 기록방법
KR100694038B1 (ko) * 2000-06-28 2007-03-12 삼성전자주식회사 연속 재생이 가능한 비트열 통합 방법과 장치, 이를 위한제어 정보를 기록하는 기록 매체 및 편집 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100538857B1 (ko) * 1998-12-18 2006-02-28 엘지전자 주식회사 기록 디지털 데이터 스트림의 관리정보 생성 기록방법
KR100694038B1 (ko) * 2000-06-28 2007-03-12 삼성전자주식회사 연속 재생이 가능한 비트열 통합 방법과 장치, 이를 위한제어 정보를 기록하는 기록 매체 및 편집 방법

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