JPH09103928A - ワークの仮クランプ装置 - Google Patents

ワークの仮クランプ装置

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JPH09103928A
JPH09103928A JP25794795A JP25794795A JPH09103928A JP H09103928 A JPH09103928 A JP H09103928A JP 25794795 A JP25794795 A JP 25794795A JP 25794795 A JP25794795 A JP 25794795A JP H09103928 A JPH09103928 A JP H09103928A
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JP
Japan
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rod
temporary
positioning pin
work
pin
Prior art date
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JP25794795A
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Hideo Kubo
英生 久保
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークを主位置決めピン及び副位置決めピン
に圧接して仮クランプするとき、その圧接タイミングに
差を持たせる。 【解決手段】 基板3に設けた図示せぬ主位置決めピン
及び副位置決めピンにワークWを圧接する第1仮クラン
プアーム161 及び第2仮クランプアーム162は、そ
れぞれ第1、第2スライドロッド141 ,142 を介し
て連結ロッド23の両端に接続されるとともに、連結ロ
ッド23の中央よりも第1スライドロッド141 よりの
位置に駆動ロッド38が接続される。駆動ロッド38に
駆動力Fを加えて第1、第2仮クランプアーム161
162 を作動させるとき、駆動ロッド38に近い側の第
1スライドロッド141 に大きな駆動力F1 が分配され
るため、第1仮クランプアーム161 は第2仮クランプ
アーム162 よりも早いタイミングで作動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に設けた基準
座に本クランプ手段でワークを圧接して本クランプする
に先立ち、基板に進退可能に設けた主位置決めピン及び
副位置決めピンにワークを圧接して仮クランプするため
のワークの仮クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ワークに機械加工を施すために該ワーク
を基準座に位置決めしてクランプする場合、先ずワーク
を仮クランプ手段で仮クランプした後に、本クランプ手
段で本クランプしている。このような場合、前記仮クラ
ンプは、基板に進退自在に設けた主位置決めピン及び副
位置決めピンにワークを圧接することにより行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記主位置
決めピンはワークの位置決め精度を確保するために主要
な役割を果たすものであり、それに比べて前記副位置決
めピンは補助的な役割を果たすだけである。従って、副
位置決めピンに対するワークの圧接を先に行い、主位置
決めピンに対するワークの圧接を後から行うと、副位置
決めピンにおける仮クランプが主位置決めピンにおける
仮クランプに影響を与えてしまい、全体としてワークの
位置決め精度が低下する問題がある。このような理由か
ら、主位置決めピンに対するワークの圧接タイミング
を、副位置決めピンに対するワークの圧接タイミングよ
りも早くする必要がある。
【0004】しかしながら、前記タイミングを制御すべ
く主位置決めピンにワークを圧接するクランプアームの
駆動源と、副位置決めピンにワークを圧接するクランプ
アームの駆動源とを別個に設けると、その構造が複雑化
してコストが増加する問題がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、共通の駆動源を使用して2個のクランプアームの作
動タイミングに差を持たせることが可能なワークの仮ク
ランプ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、基板に設けた基準座に本クランプ手段で
ワークを圧接して本クランプするに先立ち、基板に進退
可能に設けた主位置決めピン及び副位置決めピンにワー
クを圧接して仮クランプするためのワークの仮クランプ
装置であって、主位置決めピンと協働してワークを仮ク
ランプする第1仮クランプアームと、副位置決めピンと
協働してワークを仮クランプする第2仮クランプアーム
と、基板に摺動自在に支持され、その一端が第1仮クラ
ンプアームに接続された第1スライドロッドと、基板に
摺動自在に支持され、その一端が第2仮クランプアーム
に接続された第2スライドロッドと、両端が第1スライ
ドロッドの他端及び第2スライドロッドの他端に接続さ
れた連結ロッドと、一端が連結ロッドに接続され、他端
が駆動源に接続された駆動ロッドとを備えてなり、駆動
ロッドの一端と第1スライドロッドの他端との距離を、
駆動ロッドの一端と第2スライドロッドの他端との距離
よりも小さく設定したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0008】図1〜図10は本発明の一実施例を示すも
ので、図1はクランプ装置の全体平面図、図2は図1の
2方向矢視図、図3は図1の3方向矢視図、図4は図3
の4−4線断面図、図5は図4の5方向拡大矢視図、図
6は図1の6−6線拡大矢視図、図7は図2の7方向矢
視図、図8は図2の8方向矢視図、図9は図2の9方向
矢視図、図10は作用の説明図である。
【0009】図1〜図3に示すように、アルミニューム
鋳造製品のようなワークWを機械加工するためにクラン
プするクランプ装置Cは、図示せぬテーブル上に水平方
向に支持されてボルト1…で固定された水平基板2と、
この水平基板2の中央部に鉛直方向に立設された鉛直基
板3とを備える。鉛直基板3の一側面にはワークWを位
置決めするための基準プレート4と、この基準プレート
4にワークWを本クランプする3個の本クランプ手段
5,6,7とが設けられており、また鉛直基板3の他側
面には前記本クランプに先立ってワークWを仮クランプ
する仮クランプ手段8の主要部が設けられる。
【0010】図1及び図2から明らかなように、基準プ
レート4にはワークWの周縁部に当接して該ワークWを
ラフに位置決めする4本の案内ピン91 ,92 ,93
4と、仮クランプ時にワークWの位置決め孔W1 ,W
2 に係合して該ワークWを精密に位置決めする主位置決
めピン101 及び副位置決めピン102 と、本クランプ
時にワークWに当接して該ワークWを位置決め状態でク
ランプする3個の基準座111 ,112 ,113 とが形
成される。両位置決めピン101 ,102 は軸方向に出
没自在であり、図示せぬスプリングによって突出方向に
付勢されている。上方に位置する主位置決めピン101
はワークWを位置決めする際に最も重要な基準となり、
また下方に位置する副位置決めピン102 は前記主位置
決めピン101 を補助する補助的な基準となる。
【0011】次に、図4〜図6を併せて参照しながらワ
ークWを仮クランプする仮クランプ手段8の構造を説明
する。
【0012】鉛直基板3に第1スライドガイド121
び第2スライドガイド122 がボルト13…で固定され
ており、これら第1、第2スライドガイド121 ,12
2 に第1スライドロッド141 及び第2スライドロッド
142 が摺動自在に支持される。鉛直基板3の一側面に
延出する第1スライドロッド141 の先端には、ピン1
5を介して第1仮クランプアーム161 の基端部が枢支
されるとともに、第1スライドガイド121 にボルト1
7で固定したステー18の先端と第1仮クランプアーム
161 の中間部とが、リンク19,19の両端にピン2
0,21で枢支される。
【0013】従って、第1スライドロッド141 が図4
の矢印a方向に摺動すると第1仮クランプアーム161
が実線位置に揺動し、その先端に設けたクランプボルト
22がワークWの背面に当接し、第1スライドロッド1
1 が矢印b方向に摺動すると第1仮クランプアーム1
1 が鎖線位置に揺動してクランプボルト22がワーク
Wの背面から離間する。
【0014】同様に、鉛直基板3の一側面に延出する第
2スライドロッド142 の先端には、ピン15を介して
第2仮クランプアーム162 の基端部が枢支されるとと
もに、第2スライドガイド122 にボルト17で固定し
たステー18の先端と第2仮クランプアーム162 の中
間部とが、リンク19,19の両端にピン20,21で
枢支される。従って、第2スライドロッド142 の摺動
により、第2仮クランプアーム162 の先端に設けたク
ランプボルト22でワークWの背面をクランプ及びアン
クランプすることができる。
【0015】図2から明らかなように、第1仮クランプ
アーム161 は主位置決めピン10 1 の近傍でワークW
をクランプし、第2仮クランプアーム162 は副位置決
めピン102 の近傍でワークWをクランプする。
【0016】鉛直基板3の他側面に延出する第1スライ
ドロッド141 及び第2スライドロッド142 の先端
は、連結ロッド23の両端に形成した長孔23a,23
bにそれぞれ第1ピン241 及び第2ピン242 を介し
て枢支される。
【0017】鉛直基板3の他側面にボルト25…で固定
したスライドガイド26にブラケット27及びブラケッ
ト28が溶接される。ブラケット27の先端にはスライ
ドガイド29がボルト30…で固定されるとともに、ブ
ラケット28に溶接されたステー31の先端にはガイド
プレート32がボルト33,33で固定される。
【0018】ブラケット28にピン34を介して基端側
駆動アーム35の中間部が枢支される。基端側駆動アー
ム35の両端には一対の長孔35a,35bが形成され
ており、スライドガイド26に摺動自在に支持されたガ
イドロッド36の先端と前記一方の長孔35aとがピン
37で連結されるとともに、スライドガイド29に摺動
自在に支持された駆動ロッド38の一端と前記他方の長
孔35bとがピン39で連結される。そして、駆動ロッ
ド38の他端はピン40を介して前記連結ロッド23に
枢支される。
【0019】図4から明らかなように、駆動ロッド38
及び連結ロッド23の接続部(即ち、ピン40)から連
結ロッド23及び第1スライドロッド141 の接続部
(即ち、第1ピン241 )までの距離L1 は、駆動ロッ
ド38及び連結ロッド23の接続部(即ち、ピン40)
から連結ロッド23及び第2スライドロッド142 の接
続部(即ち、第2ピン242 )までの距離L2 よりも小
さく設定される。換言すると、ピン40の位置は、第1
ピン241 及び第2ピン242 の中央位置よりも第1ピ
ン241 側に偏倚している。
【0020】基端側駆動アーム35にピン41を介して
枢支された駆動源としての先端側駆動アーム42は、前
記ガイドプレート32に形成したガイド孔32aを摺動
自在に貫通する。ガイド孔32aの両端には先端側駆動
アーム42が係合可能な一対の係止凹部32b,32c
が連設される。先端側駆動アーム42はガイドプレート
32との間に張設されたスプリング43によって上向き
に付勢されており、従って先端側駆動アーム42はガイ
ドプレート32の一対の係止凹部32b,32cの何れ
かに安定的に係合可能である。
【0021】次に、図7〜図9を併せて参照しながら本
クランプ手段5,6,7の構造を説明する。
【0022】3個の本クランプ手段5,6,7は3個の
基準座111 ,112 ,113 にそれぞれ対応して設け
られるもので、その構造は実質的に同一である。即ち、
鉛直基板3に立設したステー441 ,442 ,443
先端と本クランプアーム45 1 ,452 ,453 とが、
リンク461 ,461 ,462 ,462 ,463 ,46
3 の両端にピン47…,48…を介して連結される。鉛
直基板3に固定したシリンダ491 ,492 ,493
出力ロッド501 ,502 ,503 と前記本クランプア
ーム451 ,452 ,453 とが、ピン51…を介して
連結される。
【0023】従って、シリンダ491 ,492 ,493
を伸長駆動すると本クランプアーム451 ,452 ,4
3 が実線位置に揺動し、基準座111 ,112 ,11
3 との間にワークWをクランプする。
【0024】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用について説明する。
【0025】先ず、図2に示すようにワークWを4本の
案内ピン91 ,92 ,93 ,94 に係止してラフに位置
決めする。このとき、図10(A)に示すように主位置
決めピン101 及び副位置決めピン102 はそれぞれワ
ークWの位置決め孔W1 ,W 2 に係合する。
【0026】続いて、ワークWを仮クランプすべく、ピ
ン41によって枢支された先端側駆動アーム42を、図
6においてスプリング43に抗して下方に揺動させてガ
イドプレート32の一方の係止凹部32cから離脱させ
た後、ガイド孔32aに沿って摺動させて他方の係止凹
部32bに係合させる。その結果、先端側駆動アーム4
2は図1の鎖線位置から実線位置に揺動し、先端側駆動
アーム42に連結された基端側駆動アーム35はピン3
4回りに揺動して図示位置に達する。このとき、基端側
駆動アーム35の揺動は、スライドガイド26に摺動自
在に嵌合するガイドロッド36により案内される。
【0027】基端側駆動アーム35が揺動すると、駆動
ロッド38がスライドガイド29に沿って摺動し、この
駆動ロッド38にピン40で枢支された連結ロッド23
が図4の鎖線位置から実線位置に駆動される。その結
果、連結ロッド23の両端に第1、第2ピン241 24
2 で連結された第1スライドロッド141 及び第2スラ
イドロッド142 が第1、第2スライドガイド121
122 に沿って矢印a方向に摺動することにより、第1
仮クランプアーム161 及び第2仮クランプアーム16
2 が実線位置に揺動してワークWを仮クランプする。
【0028】その結果、図10(B)に示すように、ワ
ークWの位置決め孔W1 ,W2 に係合する主位置決めピ
ン101 及び副位置決めピン102 が図示せぬスプリン
グに抗して僅かに後退し、第1仮クランプアーム161
及び第2仮クランプアーム162 と主位置決めピン10
1 及び副位置決めピン102 との間にワークWが仮クラ
ンプされる。このとき、ワークWと基準座111 ,11
2 ,113 との間には所定の隙間が残存している。
【0029】上述のように第1仮クランプアーム161
及び第2仮クランプアーム162 によってワークWを仮
クランプするとき、先ず上方に位置する主位置決めピン
10 1 においてワークWを仮クランプした後、下方に位
置する副位置決めピン102においてワークWを仮クラ
ンプすることが望ましい。なぜならば、上記順序が逆に
なると、副位置決めピン102 における仮クランプによ
ってワークWが拘束されてしまい、最も精度が要求され
る主位置決めピン101 における仮クランプが不完全に
なる虞があるからである。
【0030】そこで、本発明では次のようにして上述し
た仮クランプの時間差を発生させている。即ち、図4に
おいてピン40から第1ピン241 までの距離L1 がピ
ン40から第2ピン242 までの距離L2 よりも小さく
設定されているので、駆動ロッド38の押圧力Fが第1
スライドロッド141 の押圧力F1 及び第2スライドロ
ッド142 の押圧力F2 に分配されるとき、押圧力
1 ,F2 の大きさは次式のようになる。
【0031】F1 =FL2 /(L1 +L2 ) F2 =FL1 /(L1 +L2 ) 上式において、L2 >L1 であるからF1 >F2 であ
り、従って駆動ロッド38に近い側の第1スライドロッ
ド141 には大きい押圧力F1 が作用し、駆動ロッド3
8に遠い側の第2スライドロッド142 には小さい押圧
力F2 が作用することになる。
【0032】而して、第1スライドロッド141 と第1
スライドガイド121 との間、第2スライドロッド14
2 と第2スライドガイド122 との間、或いは第1、第
2仮クランプアーム161 ,162 の枢支部等に所定の
摩擦力が存在するため、大きな押圧力F1 が作用する第
1スライドロッド141 の方が小さな押圧力F2 が作用
する第2スライドロッド142 よりも先に前記摩擦力の
打ち勝ち、その結果、先ず第1仮クランプアーム161
がクランプ動作を行い、続いて第2仮クランプアーム1
2 がクランプ動作を行うことになる。
【0033】このように、最も精度が要求される主位置
決めピン101 における仮クランプを先に行い、副位置
決めピン102 における仮クランプを後から行うことに
より、副位置決めピン102 における仮クランプが主位
置決めピン101 における仮クランプに影響を与えるこ
とが防止されて位置決め精度が向上する。
【0034】また、先端側駆動アーム42の操作力が基
端側駆動アーム35、駆動ロッド38、連結ロッド23
及び第1、第2スライドロッド141 ,142 を介して
第1仮クランプアーム161 及び第2仮クランプアーム
162 に伝達されるので、共通の駆動源で第1仮クラン
プアーム161 及び第2仮クランプアーム162 の両方
を駆動することができるばかりか、一方の仮クランプア
ーム161 ,162 の操作忘れを未然に防止することが
できる。
【0035】上述のようにしてワークWの仮クランプが
完了すると、3個の本クランプ手段5,6,7のシリン
ダ491 ,492 ,493 を駆動して本クランプアーム
45 1 ,452 ,453 を作動させ、図10(C)に示
すように3個の本クランプアーム451 ,452 ,45
3 でワークWを3個の基準座11,112 ,113 に圧
接して本クランプを完了する。このとき、ワークWの移
動に伴って主位置決めピン101 及び副位置決めピン1
2 は図示せぬスプリングに抗して更に後退する。
【0036】而して、ワークWが鉛直基板3に位置決め
状態で本クランプされると、図示せぬ加工機によりワー
クWに所定の加工が施され、その後に前述と逆の手順で
ワークWが鉛直基板3から取り外される。
【0037】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0038】例えば、実施例では駆動源として手動操作
される先端側駆動アーム42を例示したが、それに代え
てシリンダやモータを使用することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、駆動源
の駆動力が駆動ロッド、連結ロッド及び第1、第2スラ
イドロッドを介して第1仮クランプアーム及び第2仮ク
ランプアームに伝達されるので、共通の駆動源で第1仮
クランプアーム及び第2仮クランプアームの両方を駆動
することができ、しかも一方の仮クランプアームの操作
忘れを防止することができる。また駆動ロッドの一端と
第1スライドロッドの他端との距離を、駆動ロッドの一
端と第2スライドロッドの他端との距離よりも小さく設
定したので、駆動源の駆動力を第1スライドロッド側に
より多く分配し、第1仮クランプアームを第2仮クラン
プアームよりも早いタイミングで作動させることができ
る。その結果、精度が要求される主位置決めピンにおけ
る仮クランプを先に行い、あまり精度が要求されない副
位置決めピンにおける仮クランプを後から行うことが可
能になり、副位置決めピンにおける仮クランプが主位置
決めピンにおける仮クランプに影響を与えることが防止
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】クランプ装置の全体平面図
【図2】図1の2方向矢視図
【図3】図1の3方向矢視図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図4の5方向拡大矢視図
【図6】図1の6−6線拡大矢視図
【図7】図2の7方向矢視図
【図8】図2の8方向矢視図
【図9】図2の9方向矢視図
【図10】作用の説明図
【符号の説明】
3 鉛直基板(基板) 5 本クランプ手段 6 本クランプ手段 7 本クランプ手段 101 主位置決めピン 102 副位置決めピン 111 基準座 112 基準座 113 基準座 141 第1スライドロッド 142 第2スライドロッド 161 第1仮クランプアーム 162 第2仮クランプアーム 23 連結ロッド 38 駆動ロッド 42 先端側駆動アーム(駆動源) L1 距離 L2 距離 W ワーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板(3)に設けた基準座(111 ,1
    2 ,113 )に本クランプ手段(5,6,7)でワー
    ク(W)を圧接して本クランプするに先立ち、基板
    (3)に進退可能に設けた主位置決めピン(101 )及
    び副位置決めピン(102 )にワーク(W)を圧接して
    仮クランプするためのワークの仮クランプ装置であっ
    て、 主位置決めピン(101 )と協働してワーク(W)を仮
    クランプする第1仮クランプアーム(161 )と、 副位置決めピン(102 )と協働してワーク(W)を仮
    クランプする第2仮クランプアーム(162 )と、 基板(3)に摺動自在に支持され、その一端が第1仮ク
    ランプアーム(161)に接続された第1スライドロッ
    ド(141 )と、 基板(3)に摺動自在に支持され、その一端が第2仮ク
    ランプアーム(162)に接続された第2スライドロッ
    ド(142 )と、 両端が第1スライドロッド(141 )の他端及び第2ス
    ライドロッド(142)の他端に接続された連結ロッド
    (23)と、 一端が連結ロッド(23)に接続され、他端が駆動源
    (42)に接続された駆動ロッド(38)と、を備えて
    なり、駆動ロッド(38)の一端と第1スライドロッド
    (141 )の他端との距離(L1 )を、駆動ロッド(3
    8)の一端と第2スライドロッド(14 2 )の他端との
    距離(L2 )よりも小さく設定したことを特徴とするワ
    ークの仮クランプ装置。
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