JPH09101478A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ装置

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JPH09101478A
JPH09101478A JP8160834A JP16083496A JPH09101478A JP H09101478 A JPH09101478 A JP H09101478A JP 8160834 A JP8160834 A JP 8160834A JP 16083496 A JP16083496 A JP 16083496A JP H09101478 A JPH09101478 A JP H09101478A
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JP
Japan
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hologram
light
head
signal light
display device
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Application number
JP8160834A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Kawazoe
尚幸 川添
Tetsuya Kato
哲也 加藤
Hideki Okuyama
英樹 奥山
Hiroshi Ando
浩 安藤
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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  • Diffracting Gratings Or Hologram Optical Elements (AREA)
  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面反射ノイズと色収差の少ないヘッドアッ
プディスプレイの提供。 【解決手段】 表示器5から放射された信号光31を,
ホログラムコンバイナ10に投射し,回折光32を視認
するよう構成したヘッドアップディスプレイ装置1であ
る。信号光31はP偏光光であり,信号光31の入射角
αと回折光32の反射角βとがほぼ等しい値となるよう
ホログラムの回折特性が設定されている。ホログラムコ
ンバイナ10の信号光31の照射面には,無反射コート
処理が施されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,ヘッドアップディスプレイ装置
に関するものであり,特にノイズと色収差とを抑制する
ことのできるヘッドアップディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来技術】通常の自動車の運転においては,速度表示
などを確認するためには,視線を外の光景から一旦イン
スツルパネル上の計器類に移さなければならない。この
動作は,運転においては必要不可欠であるが,非常に煩
わしい行為である。また,頻繁な視線の移動は,運転者
にかなりの疲労をもたらすとも言われている。そこで,
近年ではイメージコンバイナを用いて,速度などの運転
に必要な情報と外界の光景とを重ねて同時に視認できる
ヘッドアップディスプレイ90(図7)が提案されてい
る。
【0003】そして,ヘッドアップディスプレイ90に
おいて,運転者99が鮮明で歪みのない明るい表示像8
2を得るために様々な改良方法が提案されている。例え
ば,表示像82を明るい像とするためには,イメージコ
ンバイナ91における信号光31の反射率を大きくする
必要があるから,信号光31として入射面に対して垂直
方向に偏光した所謂S偏光光を用いる方法が提案されて
いる(特開昭58−139833号公報参照)。
【0004】そして,図7に示す構成のヘッドアップデ
ィスプレイ90において,上記のように複数の光学的情
報を重ね合せるイメージコンバイナ91として,反射型
ホログラムを使用したホログラムコンバイナも用いられ
ている。上記ホログラムコンバイナには,例えば図4に
示すような特定の波長帯域の光のみを効率よく反射する
回折特性を持たせている。その結果,ホログラムコンバ
イナは表示器(情報光源)92から発せられた特定の波
長域の信号光31を高い効率で反射し,一方,上記特定
の波長域以外の光に対しては高い透過率を持つため,背
景から来る光のほとんどを透過させることができる。
【0005】これにより,ホログラムコンバイナ91を
通して見える外の光景と,ホログラムコンバイナ91に
より反射されて見える速度などの表示像82とは,とも
に明るさが損なわれることがない。また,表示器92か
ら発せられた表示像82を拡大して視認するために,上
記ホログラムコンバイナ91(又はその前段に設けたホ
ログラム93)に対して拡大鏡の回折特性を持たせるこ
とが多い。
【0006】
【解決しようとする課題】ホログラムコンバイナは優れ
た特性を有しているが,表示像を不鮮明にする原因の一
つとして,ホログラムコンバイナの表面(ホログラムを
保持するガラス基板の表面など)で反射したノイズ光が
正規のホログラム回折光に重畳し,像を不鮮明にすると
いう問題がある。特に,ホログラムコンバイナに対する
入射角と出射角とがほぼ等しい場合には,上記ノイズ像
が正規像の近くに結像するからその影響が大きくなり,
逆に入出射角の角度差が大きければノイズ像は正規像か
ら離れて結像するから見えにくくなる。
【0007】また,信号光としてS偏光(入射面に垂直
な偏光面を有する偏光光)を用いた場合には,ガラス基
板での反射率が大きくなるから,表面反射ノイズ像が強
くなり,表面反射ノイズの影響が大きくなる。それ故,
S偏光を用いた場合には,例えば表面に無反射コート処
理を施しても,ノイズ像を完全に無くすことは困難であ
る。
【0008】また,ホログラムコンバイナにおいて,表
示像を不鮮明にする他の原因として,色収差による像の
ぼけがある。ホログラムの回折特性は,図4に示すよう
に,高回折効率を示す波長帯に一定以上の幅がある(例
えば,回折効率が最大値の50%となる帯域幅,所謂半
値幅)。そして,上記帯域幅内において波長が異なれ
ば,波長による回折特性の変化により反射角のずれ(色
分散)が生ずる。従って,上記帯域幅(半値幅Δλ)が
大きい程これによる色収差(像のぼけ)が大きくなる。
【0009】そして,一般にホログラムの上記半値幅
は,図4の無印曲線69に示すように,S偏光の光が大
きくなるから,前記のようにS偏光光によってイメージ
コンバイナでの反射率を高めようとすると,この色収差
が増大するというジレンマを生じている。図4におい
て,ドット付きの曲線68は,P偏光光の回折特性を示
すものである。
【0010】また,このような色収差の発生は,ホログ
ラムに記録された拡大鏡(凹面鏡)の焦点距離を短く
し,像の拡大率を大きくしようとするほど顕著となる。
本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
あり,ホログラムコンバイナの表面反射ノイズによる像
の乱れと色収差による像のぼけとを抑制し,鮮明な表示
像を提供することの出来るヘッドアップディスプレイ装
置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題の解決手段】本発明は,表示器から放射された信
号光を,ホログラムコンバイナに投射し,このホログラ
ムコンバイナーで反射された回折光を視認するよう構成
したヘッドアップディスプレイ装置であって上記信号光
は,上記ホログラムコンバイナに対する入射面に平行方
向に直線偏光されたP偏光光であり,また上記信号光の
入射角と上記回折光の反射角とがほぼ等しい値となるよ
うホログラムの回折特性が設定されており,上記ホログ
ラムコンバイナの表裏両面のうち少なくとも信号光照射
面については,無反射コート処理が施されていることを
特徴とするヘッドアップディスプレイ装置にある。
【0012】本発明において最も注目すべきことの第1
点は,信号光が,P偏光光であることであり,最も注目
すべきことの第2点は,信号光の入射角と回折光の反射
角とがほぼ等しい値となるようホログラムの回折特性を
設定したことであり,最も注目すべき第3点は,ホログ
ラムコンバイナの表裏両面のうち少なくとも信号光照射
面については,無反射コート処理が施されていることで
ある。
【0013】本発明にかかるヘッドアップディスプレイ
は,信号光がP偏光光であるから反射率が他の偏光光に
比べて小さくなる。そのため,信号光のホログラムコン
バイナにおける表面反射光は抑制される。更に,ホログ
ラムコンバイナの信号光照射面には無反射コート処理が
施されているから,これによって一段と表面反射光が抑
制される。
【0014】そして,信号光がP偏光光であることか
ら,無反射コート処理を単層の無反射コーティング層と
した場合にも,上記無反射コーティング層の最低反射率
波長を信号光の中心波長とすることにより,大きな反射
抑制効果を得ることができる(詳細を後述する図6の曲
線611,621参照)。そして,単層のコーティング
処理により,コーティングの回数が最低(1回)で済む
ことから,工数を低減しコストを抑制することが可能と
なる。それ故,本発明のヘッドアップディスプレイは,
表面反射ノイズが極めて少なくなり,かつ低コスト化を
図ることができる。
【0015】また,信号光の入射角と反射角がほぼ等し
くなるようホログラムの回折特性を設定してあるから,
ホログラムの回折に伴う色分散が殆ど無くなり色収差に
よる像のぼけが殆どない。何故ならば,波長の違いによ
って生ずる反射角度の差異(ずれ)は,入射角と出射角
と間に差があって始めて生ずるものであり,その差が小
さくなるほど反射角度のずれ(分散)が生じなくなるか
らである。更に,信号光がP偏光光であるため,ホログ
ラムの回折特性における前記半値幅が狭くなり,ホログ
ラム外周部での表示像のぼけもが少なくなる。なお,本
願発明における上記入射角と反射角との角度差は,好ま
しくは0°である方がよいが,角度差が2°位までなら
ば本願発明の効果を得ることができる。
【0016】そして,請求項2記載のように,信号光
は,帯域幅の狭い線スペクトル状の光であることが好ま
しい。そして,請求項3記載のように,無反射コート処
理は単層の無反射コーティング層を形成したものとする
ことが好ましい。信号光を帯域幅の狭い光とすることに
より,無反射コーティング処理の光反射防止層を単層と
しても,極めて大きな反射抑制効果を得ることができ
る。即ち,上記光反射防止層の最低反射率波長を信号光
の波長と一致させることにより,信号光の反射を効果的
に抑制することができる。
【0017】そして,単層のコーティング処理により,
コーティングの回数が最低(1回)で済むことから,工
数を低減しコストを抑制することが可能となる。なお,
上記帯域幅の狭い線スペクトル状の光としては,レーザ
ー放射光や蛍光物質が放射する蛍光光等がある。
【0018】なお,車両用のヘッドアップディスプレイ
は,請求項4記載のように表示器からホログラムコンバ
イナに至る全ての光学部材をケースに一体に収納し,車
両のダッシュボード近傍に配置することができる。この
ような独立型のヘッドアップディスプレイは,車両から
取り外して点検,調整,修理が可能であり,保守性に優
れており,またオプションとして随時装着することがで
きる。一方,請求項5記載のようにホログラムコンバイ
ナをウィンドシールドに設けた車両用のヘッドアップデ
ィスプレイは,ウィンドシールド内部にホログラムコン
バイナを埋め込む等の方法により,車両と一体化された
使用感を得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施形態例1 本例は,図1に示すように,表示器5から放射された信
号光31を,ホログラムコンバイナ10に投射し,ホロ
グラムコンバイナー10で反射された回折光32を視認
するよう構成したヘッドアップディスプレイ装置1であ
る。信号光31は,ホログラムコンバイナ10に対する
入射面に平行方向に直線偏光された所謂P偏光光であ
り,また信号光31の入射角αと回折光32の反射角β
とがほぼ等しい値となるようホログラム11(図2)の
回折特性が設定されている。また,ホログラムコンバイ
ナ10の表裏両面には,無反射コート処理が施されてい
る。
【0020】上記ヘッドアップディスプレイ1は,表示
器5からホログラムコンバイナ10に至る全ての光学部
材をケース4に一体に収納し,車両のダッシュボード8
5近傍の運転者81の視認し易い位置に配置する。以
下,それぞれについて説明を補足する。
【0021】ヘッドアップディスプレイ1は,インスト
ルメントパネルのダッシュボード85に固定される底板
40と,底板40に立設した立軸40aを中心として回
動可能なケース本体41と,ケース本体41内部に設置
された表示器5と,同じくケース本体41の内部に設置
され表示器5から放射された信号光31を反射させるミ
ラー7及び制御部6と,ホログラムコンバイナ10とを
有する。ホログラムコンバイナ10は,ケース本体41
の上面に取り付けられて回動するホルダ42によって保
持されており,ケース本体41の上面において上下方向
に起伏させることが出来る。
【0022】ケース本体41は,底板40の軸40aの
周りにに回動可能なように固定された基板41aと,開
口部49を設けたカバー41bとを有する。カバー41
bは,運転者81の視野内に表示器5が入らないように
するための遮光板41cが設けられている。表示器5
は,光源のランプ51と,レンズ52と,液晶表示素子
53とを収容し,基板41aに固定されている。
【0023】また,ミラー7は,表示器5に対向し,信
号光31を開口部49からホログラムコンバイナ10の
受光面に向けて投射するように,所定の傾斜角度で基板
41aに取り付けられている。ホログラムコンバイナ1
0は,ホルダ42の長溝42aに圧入固定されており,
使用時には図1の実線に示すように起立させ,不使用時
には鎖線に示すように倒してケース本体41の上面に伏
せて置く。そして,ホログラムコンバイナ10を起伏さ
せる角度は,調整可能となっている。
【0024】ホログラムコンバイナ10は,図2に示す
ように,ホログラム11と,ホログラム11を保持する
ガラス基板12と,これらを両側から挟持する無反射コ
ートガラス13,14とを有する。無反射コートガラス
13,14は,表面にMgF2 /TiO2 系の多層膜1
5,16を蒸着したものである。無反射コートガラス1
3,14は,入射角α及び出射角βが30°の時に図3
に示す特性を有しており,同図から分かるようにP偏光
(ドット付曲線63)はS偏光(単純曲線64)よりも
反射率が低い。
【0025】それ故,信号光31としてP偏光を用いる
本例のヘッドアップディスプレイ1では,ホログラムコ
ンバイナ10の表面で反射されるノイズ光は減少する。
従って,本例のヘッドアップディスプレイ1では,表面
反射ノイズ像が正規の表示像に重なって見える不具合を
少なくすることが出来る。
【0026】そして,ホログラムコンバイナ10には,
非球面の凹面鏡(双曲面鏡)が記録されている。ホログ
ラム11は,感光材として重クロム酸ゼラチンを用いた
体積ホログラムであり,焦点距離200mmの軸外し双
曲面鏡が記録されている。また,ホログラムコンバイナ
10の入射角と出射角とはほぼ等しい値に設定されてい
るから,ホログラムコンバイナ10で生ずる色収差は少
ない。
【0027】更に,信号光31は,P偏光光であり,ホ
ログラム11の回折特性は,例えば入射角30°で再生
光を入射させた時に,図4に示す回折特性となり,入射
光がP偏光(ドット付曲線68)の場合の半値幅Δλp
の方が,S偏光(単純曲線69)の場合の半値幅Δλs
よりもが狭くなる。それ故,色収差の低減は,この半値
幅の狭さによって更に強化されている。
【0028】その結果,このホログラム11を装着した
ホログラムコンバイナ10について,液晶表示素子53
との距離を140mmとして,実際に表示像を観察した
ところ,色収差の少ない鮮明な像を視認することができ
た。そして,再生時にP偏光光を得ることは,偏光板を
光路に配置することにより容易に実現することが出来る
から光学系も簡素である。上記のように,本例によれ
ば,ホログラムコンバイナ10の表面反射ノイズによる
像の乱れと色収差による像のぼけとを抑制し,鮮明な表
示像を提供することの出来るヘッドアップディスプレイ
装置1を得ることができる。
【0029】なお,本例では,ホログラム13の感光材
として,重クロム酸ゼラチンを用いたが,銀塩,フォト
ポリマー,フォトレジスト等を用いてもよい。また,本
例では,無反射コート膜としてMgF2 /TiO2 系の
ものを用いたが,これに限定されるものではなく,Si
2 等を用いてもよい。また,本例では,信号光の入射
角αを30°としたが,これに限らずα=10°〜45
°の範囲とすることも可能である。
【0030】実施形態例2 本例は,図5に示すように,ホログラムコンバイナ20
を車両のウィンドシールド86内に設けて,表示器5と
別体としたもう一つの実施形態例である。そして,本例
では,表示器5から放射された信号光31は,ミラーを
介することなく直接(あるいはミラーを介して)ホログ
ラムコンバイナ20に投射される。また,ウィンドシー
ルド86の車内側の信号光31の照射面には,無反射コ
ート膜17が形成されており,表面反射光を抑制する。
その他については,実施形態例1と同様である。
【0031】実施形態例3 本例は,実施形態例1または実施形態例2において,表
示器5の光源として輝線光源を用いると共に図2の光反
射防止層15,16を単層のコーティング層としたもう
一つの実施形態例である。即ち,信号光31は,蛍光光
源から発せられる波長が543nmの蛍光光であり,光
反射防止層はMgF2 からなる単層のコーティングであ
る。
【0032】図6は,0°入射用のMgF2 単層コーテ
ィングにおける45°入射光に対する反射特性611〜
613と,45°入射用のMgF2 単層コーティングに
おける45°入射光に対するの反射特性621〜623
を示すグラフである。曲線611,621はP偏光光に
対する反射率を示し,曲線613,623はS偏光光に
対する反射率を,曲線612,622は全ての偏光面に
対する平均の反射率を示している。
【0033】同図から分かるように,P偏光光とするこ
とにより単層の無反射コーティング処理であっても,0
°入射用のコーティング又は45°入射用のコーティン
グのいずれの場合にも,極めて低い反射率とすることが
可能である。それに加えて輝線光源を用い,その波長を
最低反射率の波長の近傍とすることにより,更に反射率
を低く抑制することができる。
【0034】
【発明の効果】上記のように,本発明によれば,ホログ
ラムコンバイナの表面反射ノイズによる像の乱れと色収
差による像のぼけとを抑制し,鮮明な表示像を提供する
ことの出来るヘッドアップディスプレイ装置を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1のヘッドアップディスプレイの断
面図と光路図。
【図2】実施形態例1のホログラムコンバイナの部分断
面図。
【図3】実施形態例1の無反射コート膜の反射特性図。
【図4】実施形態例1のホログラムの回折特性図。
【図5】実施形態例2のヘッドアップディスプレイのシ
ステム構成図。
【図6】実施形態例3のヘッドアップディスプレイの光
反射防止膜の反射特性を示す図。
【図7】従来のヘッドアップディスプレイのシステム構
成図。
【符号の説明】
1....ヘッドアップディスプレイ, 10...ホログラムコンバイナ, 11...ホログラム, 31...信号光, 32...回折光, 5....表示器,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 浩 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器から放射された信号光を,ホログ
    ラムコンバイナに投射し,このホログラムコンバイナー
    で反射された回折光を視認するよう構成したヘッドアッ
    プディスプレイ装置であって上記信号光は,上記ホログ
    ラムコンバイナに対する入射面に平行方向に直線偏光さ
    れたP偏光光であり,また上記信号光の入射角と上記回
    折光の反射角とがほぼ等しい値となるようホログラムの
    回折特性が設定されており,上記ホログラムコンバイナ
    の表裏両面のうち少なくとも信号光照射面については,
    無反射コート処理が施されていることを特徴とするヘッ
    ドアップディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,前記信号光は,帯域
    幅の狭い線スペクトル状の光であることを特徴とするヘ
    ッドアップディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において,前記無反射コート処
    理は単層の無反射コーティング層を形成したものである
    ことを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれか1項に
    おいて,前記表示器からホログラムコンバイナに至る全
    ての光学部材をケースに一体に収納すると共に車両のダ
    ッシュボード近傍に配置することを特徴とする車両のヘ
    ッドアップディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれか1項に
    おいて,前記ホログラムコンバイナをウィンドシールド
    に設けたことを特徴とする車両のヘッドアップディスプ
    レイ装置。
JP8160834A 1995-08-03 1996-05-30 ヘッドアップディスプレイ装置 Pending JPH09101478A (ja)

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