JPH0899653A - フードラッチ取付構造 - Google Patents
フードラッチ取付構造Info
- Publication number
- JPH0899653A JPH0899653A JP6234984A JP23498494A JPH0899653A JP H0899653 A JPH0899653 A JP H0899653A JP 6234984 A JP6234984 A JP 6234984A JP 23498494 A JP23498494 A JP 23498494A JP H0899653 A JPH0899653 A JP H0899653A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hood latch
- hood
- mounting structure
- upper member
- fitting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Superstructure Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、組立コストの低減を図りつつ、フードラッチの十分
な剛性を容易に得ることができるフロントラッチ取付構
造を提供することを目的とする。 【構成】 アッパーメンバー１３の中央部１３ａにフー
ドラッチ１２を取付けたフードラッチ取付構造におい
て、フードラッチ１２をアッパーメンバー１３の前端部
１３ｃとセンターメンバー１４とにまたがわせて取付け
た構成としている。
で、組立コストの低減を図りつつ、フードラッチの十分
な剛性を容易に得ることができるフロントラッチ取付構
造を提供することを目的とする。 【構成】 アッパーメンバー１３の中央部１３ａにフー
ドラッチ１２を取付けたフードラッチ取付構造におい
て、フードラッチ１２をアッパーメンバー１３の前端部
１３ｃとセンターメンバー１４とにまたがわせて取付け
た構成としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フードラッチ取付構造
に関し、詳しくは、アッパーメンバーの中央部にフード
ラッチを取付けたフードラッチ取付構造に関する。
に関し、詳しくは、アッパーメンバーの中央部にフード
ラッチを取付けたフードラッチ取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来より、図７に示すように、フロント
アッパーメンバー１の中央部にフードラッチ２を取付け
たフードラッチ取付構造がある。このフードラッチ取付
構造では、フロントアッパーメンバー１の中央部に取付
けた溶接ナット（図示せず）に、フードラッチ２の後方
に配設したフードラッチ取付ブラケット３の左右端に形
成したボルト挿通孔３ａ，３ａを合致させて、ボルト
（図示せず）を用いて固定していた。
アッパーメンバー１の中央部にフードラッチ２を取付け
たフードラッチ取付構造がある。このフードラッチ取付
構造では、フロントアッパーメンバー１の中央部に取付
けた溶接ナット（図示せず）に、フードラッチ２の後方
に配設したフードラッチ取付ブラケット３の左右端に形
成したボルト挿通孔３ａ，３ａを合致させて、ボルト
（図示せず）を用いて固定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的にフ
ードラッチは、その固定するフロントフード（図示せ
ず）がどのような状態にあろうとも、しっかりとフロン
トフードを固定しなくてはならないので、かなりの剛性
が必要とされていた。しかしながら、上記したような従
来のフードラッチ取付構造では、フードラッチ２をフロ
ントアッパーメンバー１にのみ固定するようにしていた
ので、十分な剛性を得るのが難しく、車両の走行中に上
記フロントフードがガタついたりして異音を発生したり
する等の問題があった。このため、フードラッチ２に何
等かの補強材を追加する必要があった。しかし、このよ
うな方法によると、部品点数は上昇して、組付けコスト
を上昇させてしまう不具合があり、好ましくはなかっ
た。このため、部品点数が多くなり、組立コストの上昇
を招いてしまう不具合があった。本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので、組立コストの低減を図りつつ、
フードラッチの十分な剛性を容易に得ることができるフ
ロントラッチ取付構造を提供することを目的とする。
ードラッチは、その固定するフロントフード（図示せ
ず）がどのような状態にあろうとも、しっかりとフロン
トフードを固定しなくてはならないので、かなりの剛性
が必要とされていた。しかしながら、上記したような従
来のフードラッチ取付構造では、フードラッチ２をフロ
ントアッパーメンバー１にのみ固定するようにしていた
ので、十分な剛性を得るのが難しく、車両の走行中に上
記フロントフードがガタついたりして異音を発生したり
する等の問題があった。このため、フードラッチ２に何
等かの補強材を追加する必要があった。しかし、このよ
うな方法によると、部品点数は上昇して、組付けコスト
を上昇させてしまう不具合があり、好ましくはなかっ
た。このため、部品点数が多くなり、組立コストの上昇
を招いてしまう不具合があった。本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので、組立コストの低減を図りつつ、
フードラッチの十分な剛性を容易に得ることができるフ
ロントラッチ取付構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、アッパーメンバーの中央部にフードラ
ッチを取付けたフードラッチ取付構造において、上記フ
ードラッチを上記アッパーメンバーの前端部と上記セン
ターメンバーとにまたがわせて取付けた構成としてい
る。
達成するために、アッパーメンバーの中央部にフードラ
ッチを取付けたフードラッチ取付構造において、上記フ
ードラッチを上記アッパーメンバーの前端部と上記セン
ターメンバーとにまたがわせて取付けた構成としてい
る。
【０００５】
【実施例】以下、本発明に係るフードラッチ取付構造の
一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図
１〜図６は、本発明に係るフードラッチ取付構造の一実
施例を示すものである。本実施例におけるフードラッチ
取付構造は、図１に示したような車両１０のフロントフ
ード１１を固定するフードラッチ１２の取付構造に適用
している。本実施例では、フロントアッパーメンバー１
３の中央部１３ａの後方端１３ｂにセンターメンバー１
４の上端部１４ａを固定している。さらに、フロントア
ッパーメンバー１３の中央部１３ａの前方端１３ｃに、
フードラッチ１２を支持するベースブラケット１５の上
端部１５ａを固定し、センターメンバー１４の上端部１
４ａよりやや下方に、フードラッチ１２を支持するベー
スブラケット１５の下端部１５ｂを固定している。
一実施例を添付図面を参照しながら詳細に説明する。図
１〜図６は、本発明に係るフードラッチ取付構造の一実
施例を示すものである。本実施例におけるフードラッチ
取付構造は、図１に示したような車両１０のフロントフ
ード１１を固定するフードラッチ１２の取付構造に適用
している。本実施例では、フロントアッパーメンバー１
３の中央部１３ａの後方端１３ｂにセンターメンバー１
４の上端部１４ａを固定している。さらに、フロントア
ッパーメンバー１３の中央部１３ａの前方端１３ｃに、
フードラッチ１２を支持するベースブラケット１５の上
端部１５ａを固定し、センターメンバー１４の上端部１
４ａよりやや下方に、フードラッチ１２を支持するベー
スブラケット１５の下端部１５ｂを固定している。
【０００６】具体的には、フードラッチ１２のベースブ
ラケット１５は、図５に示すように、その上下端部にそ
れぞれ一対ずつのボルト挿通孔１６，１６，１７，１７
を備えている。これに対応して、フロントアッパーメン
バー１３の中央部１３ａの前方端１３ｃの裏面に一対の
溶接ナット１８，１８が取付けられ、センターメンバー
１４の裏面にも一対の溶接ナット１９，１９が形成され
ている。フードラッチ１２は、これらのボルト挿通孔１
６，１６を溶接ナット１８，１８の孔に合致させるとと
もに、ボルト挿通孔１７，１７を溶接ナット１９，１９
に合致させて、ボルト２０，２１を用いて固定される。
また、フロントアッパーメンバー１３の中央部１３ａの
後方端１３ｂの内側に一対のボルト挿通孔２２，２２が
形成され、センターメンバー１４の上端部１４ａには一
対の溶接ナット２３，２３が取付けられている。センタ
ーメンバー１４の上端部１４ａは、ボルト挿通孔２２，
２２を溶接ナット２３，２３を合致させて、ボルト２
４，２４を用いて固定される。なお、図３において、２
５はゴムクッションである。
ラケット１５は、図５に示すように、その上下端部にそ
れぞれ一対ずつのボルト挿通孔１６，１６，１７，１７
を備えている。これに対応して、フロントアッパーメン
バー１３の中央部１３ａの前方端１３ｃの裏面に一対の
溶接ナット１８，１８が取付けられ、センターメンバー
１４の裏面にも一対の溶接ナット１９，１９が形成され
ている。フードラッチ１２は、これらのボルト挿通孔１
６，１６を溶接ナット１８，１８の孔に合致させるとと
もに、ボルト挿通孔１７，１７を溶接ナット１９，１９
に合致させて、ボルト２０，２１を用いて固定される。
また、フロントアッパーメンバー１３の中央部１３ａの
後方端１３ｂの内側に一対のボルト挿通孔２２，２２が
形成され、センターメンバー１４の上端部１４ａには一
対の溶接ナット２３，２３が取付けられている。センタ
ーメンバー１４の上端部１４ａは、ボルト挿通孔２２，
２２を溶接ナット２３，２３を合致させて、ボルト２
４，２４を用いて固定される。なお、図３において、２
５はゴムクッションである。
【０００７】本実施例では、上記のように構成したた
め、フロントアッパーメンバー１３とセンターメンバー
１４とフードラッチ１２とによって、閉断面構造、いわ
ゆる袋構造を成している。これにより、フロントアッパ
ーメンバー１３の中央部１３ａ付近の剛性が向上するの
で、特別な別部品の補強材を用いなくとも、フロントフ
ード１１を確実に支持固定することができる。したがっ
て、本実施例では、部品点数を増やすことなく、フード
ラッチ１２の剛性の向上を図ることができる。また、フ
ロントアッパーメンバー１３とセンターメンバー１４と
フードラッチ１２とによる閉断面構造にしたことによ
り、フードラッチ１２を小型化しても、何等問題なく、
その剛性を容易に確保することができる。
め、フロントアッパーメンバー１３とセンターメンバー
１４とフードラッチ１２とによって、閉断面構造、いわ
ゆる袋構造を成している。これにより、フロントアッパ
ーメンバー１３の中央部１３ａ付近の剛性が向上するの
で、特別な別部品の補強材を用いなくとも、フロントフ
ード１１を確実に支持固定することができる。したがっ
て、本実施例では、部品点数を増やすことなく、フード
ラッチ１２の剛性の向上を図ることができる。また、フ
ロントアッパーメンバー１３とセンターメンバー１４と
フードラッチ１２とによる閉断面構造にしたことによ
り、フードラッチ１２を小型化しても、何等問題なく、
その剛性を容易に確保することができる。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るフー
ドラッチ取付構造によれば、アッパーメンバーの中央部
にフードラッチを取付けたフードラッチ取付構造におい
て、上記フードラッチを上記アッパーメンバーの前方端
と上記センターメンバーとにまたがわせて取付けた構成
としているので、次のような効果を得ることができる。
すなわち、本発明では、上記のように構成したため、上
記フロントアッパーメンバーと上記センターメンバーと
上記フードラッチとによって、いわゆる袋構造を構成す
ることができる。これにより、上記フロントフードを確
実に支持固定することができるとともに、上記フロント
アッパーメンバーの中央部付近の剛性を向上させること
ができる。したがって、特別な別部品の補強材を用いな
くとも、上記フードラッチの剛性の向上を図ることがで
き、しかも、部品点数が増えないので、組立コストの低
減を図りつつ、上記フードラッチの十分な剛性を容易に
得ることができるとともに、上記フードラッチの小型化
を図ることもできる。
ドラッチ取付構造によれば、アッパーメンバーの中央部
にフードラッチを取付けたフードラッチ取付構造におい
て、上記フードラッチを上記アッパーメンバーの前方端
と上記センターメンバーとにまたがわせて取付けた構成
としているので、次のような効果を得ることができる。
すなわち、本発明では、上記のように構成したため、上
記フロントアッパーメンバーと上記センターメンバーと
上記フードラッチとによって、いわゆる袋構造を構成す
ることができる。これにより、上記フロントフードを確
実に支持固定することができるとともに、上記フロント
アッパーメンバーの中央部付近の剛性を向上させること
ができる。したがって、特別な別部品の補強材を用いな
くとも、上記フードラッチの剛性の向上を図ることがで
き、しかも、部品点数が増えないので、組立コストの低
減を図りつつ、上記フードラッチの十分な剛性を容易に
得ることができるとともに、上記フードラッチの小型化
を図ることもできる。
【図１】本発明に係るフードラッチ取付構造の一実施例
が適用された車両を示す斜視図である。
が適用された車両を示す斜視図である。
【図２】本発明に係るフードラッチ取付構造の一実施例
を示もので、図１に矢印Ａで示す円で囲む部分を示す斜
視図である。
を示もので、図１に矢印Ａで示す円で囲む部分を示す斜
視図である。
【図３】図２におけるＢ−Ｂ線断面図である。
【図４】本発明に係るフードラッチ取付構造の一実施例
のセンターメンバーを示す斜視図である。
のセンターメンバーを示す斜視図である。
【図５】本発明に係るフードラッチ取付構造の一実施例
のフードラッチを示す平面図である。
のフードラッチを示す平面図である。
【図６】本発明に係るフードラッチ取付構造の一実施例
のフードラッチを示す側面図である。
のフードラッチを示す側面図である。
【図７】従来のフードラッチ取付構造を示す平面図であ
る。
る。
１０ 車両 １１ フロントフード １２ フードラッチ １３ フロントアッパーメンバー １３ａ 中央部 １３ｂ 後方端 １３ｃ 前方端 １４ センターメンバー １５ ベースブラケット １５ａ 上端部 １５ｂ 下端部 １６，１７，２２ ボルト挿通孔 １８，１９，２３ 溶接ナット ２０，２１，２４ ボルト
Claims (2)
- 【請求項１】 アッパーメンバーの中央部にフードラッ
チを取付けたフードラッチ取付構造において、上記フー
ドラッチを上記アッパーメンバーの前方端と上記センタ
ーメンバーとにまたがわせて取付けたことを特徴とする
フードラッチ取付構造。 - 【請求項２】 上記アッパーメンバーの中央部の後方端
にセンターメンバーの上端部を固定することを特徴とす
る請求項１に記載のフードラッチ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234984A JPH0899653A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | フードラッチ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6234984A JPH0899653A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | フードラッチ取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0899653A true JPH0899653A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=16979330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6234984A Pending JPH0899653A (ja) | 1994-09-29 | 1994-09-29 | フードラッチ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0899653A (ja) |
-
1994
- 1994-09-29 JP JP6234984A patent/JPH0899653A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |