JPH089919Y2 - 配電用開閉器終端直結避雷器 - Google Patents

配電用開閉器終端直結避雷器

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JPH089919Y2
JPH089919Y2 JP7786889U JP7786889U JPH089919Y2 JP H089919 Y2 JPH089919 Y2 JP H089919Y2 JP 7786889 U JP7786889 U JP 7786889U JP 7786889 U JP7786889 U JP 7786889U JP H089919 Y2 JPH089919 Y2 JP H089919Y2
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隆 鈴木
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Hitachi Cable Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、導体や端子等の充電部を露出しにくい地中
配電線路における配電用開閉器に終端直結してなる避雷
器の構造に関するものである。
〔従来の技術〕
地方都市部の配電線路は、環境美化等のためにケーブ
ル線路部を地下に布設し、系統の分岐箇所に対応する多
回路開閉器や高圧キャビネットを地上に設置してなるも
のである。従って、配電線路は到る所で地中化してい
る。
ところで、地中配電線路においては雷害を直接受ける
ことがないものの、開閉サージ等による異常電圧の影響
を避けることはできないので、異常電圧を吸収する避雷
器を接続する必要があったが、地中配電線路では異常電
圧を吸収する機器を取付ける所がないため、ケーブル端
末処理部を特別に設けて避雷器を接続しなければならな
かった。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、導体や端子等の充電部を露出して避雷
器を取り付けする従来の構造では、設備費が嵩み、ま
た、接続部が増加することからあまり好ましいとはいえ
なかった。
本考案の目的は、従来の問題点を解消し、異常電圧を
吸収するために、前記のように充電部を露出する部分を
設けて設備費をかける必要がなく、地中配電線路に設置
されるような多回路開閉器や高圧キャビネットの配電用
開閉器を利用し、これに容易に取り付けられる、配電用
開閉器終端直結避雷器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
本考案は、地中配電線路の系統に注目した。この地中
配電系統の分岐や需要家への分岐箇所に多回路開閉器や
高圧キャビネットが設置されているので、これらの配電
用開閉器における端子部に直接接続できる絶縁構造の契
合部を有するコンパクトな避雷器を提供しようとするも
のであり、特に多回路開閉器は、系統増設を考慮して電
力ケーブルが接続されていない系統があり、これらは、
導体や端子等の充電部を絶縁するため、ゴム製の端末処
理用絶縁キャップが取り付けられている。従って、この
絶縁キャップに避雷器を埋込または内蔵させて一体化し
て端子部に契合させ、アーム線に接続し、回路を閉ざす
ことにより取り付け接続及び端末処理が同時に達成で
き、避雷器取り付けの省力化とコンパクト化が可能とな
る。
そこで、本考案は、多回路開閉器や高圧キャビネット
の配電用開閉器に増設等を考慮して設けられた未使用の
開閉器端末部に直結する避雷器であって、キャップ状の
絶縁構造部とこの絶縁構造部内に収容される避雷器本体
とよりなり、絶縁構造部は有底部側にアース線接続用の
端子を有するものにして開口部側を開閉器端末部の口出
し状絶縁体部分に被嵌契合することにより、開閉器端末
部の端子部とアース線側の端子に避雷器本体が接触導通
してなる。配電用開閉器終端直結避雷器としてなるもの
である。
〔実施例〕
本考案の配電用開閉器終端直結避電器に関し、添付図
面を用いて詳しく説明する。
第1図は気中多回路開閉器の内部構造を扉を開けた状
態で示したものである。開閉器のケース1の内部には、
配電線路のケーブルCが開閉器端末部7を介して接続さ
れているが、増設等を考慮して未接続の端子があり、こ
の端子は、第2図に示す如く、開閉器接点6(可動電
極)により回路を開き、絶縁端末4により絶縁処理がな
されている。従って、このようなケーブルの接続されて
いない端子を用いて避雷器2を取り付け、開閉器接点5
の回路を閉じ、アース線3により接地するものである。
第2図は上記のような接続例を含む多回路開閉器の線路
図を示している。
一方、避雷器2は第3図に示すように、開閉器端末部
に契合する絶縁構造部12と避雷器本体19よりなり、避雷
器本体19は、底部に端子28が貫通し且つ突出した絶縁物
製の容器17の中にエレメント16を当該端子28に接触した
状態で収納し、さらに、下部放電電極13をエレメント16
に接触させるとともに、その上に絶縁スペーサ14を介し
て中間放電電極を離間対向させることにより、放電ギュ
ップ15を構成し、また、当該中間放電電極上には絶縁ス
ペーサ14を介して上部放電電極13を離間対向させること
により、上記と同様の放電ギャップを構成し、その上よ
り導電性のバネ18を介して導電性のフタ27を蓋設するこ
とにより、容器17の密閉とバネ18への圧縮に基づくフタ
27から放電電極13及びエレメント16、端子28までの一連
の接触圧を付与して電気的接続を安定なものとしてい
る。
なお、フタ27で密閉された容器17内には、SF6等の絶
縁性ガスを封入しておくものである。なおまた、中間電
極は、絶縁スペーサ14′を介して離間対向する対の電極
板13′,13′の間に、リング状の電極吹き消しコイル1
3″を配置するとともに、それにより囲まれた空間を電
極吹き消しコイル保護ギャップ15′としたもので、続流
アークの遮断性能を向上させる。
かかるフタ27上には、可撓導体29及び圧縮コイルバネ
30で連結させた当て金31を設けてあり、開閉器端末側端
子の下面に当接し且つ押圧することで所定の電気的導通
が得られるようにしてある。
絶縁構造部12は、有底筒体のキャップ状にして、開口
部側で電界を緩和するため内部導電層10、及び外部導電
層11を設け、底部には挿入時に内部の空気を放出し挿入
を容易にする通気孔24を有する端子23を備えていて、挿
入後にはパッキン22とフクロナット26により密封する。
絶縁構造部12は、開口部側つまり挿入側が端子8、開
閉器絶縁体9の口出し状部分に契合する構造となってお
り、挿入後に押えリング25により固定するワンタッチ方
式となっており、端末の絶縁処理も同時に行うので特殊
技術を必要としない。また、特別にスペースをとること
がなく取り外しも容易である。
本考案に用いる避雷器本体としては、放電ギャップ15
のないギャップレス避雷器もあるが、放電ギャップ15を
エレメント16に変えれば全く同じ構造機能になるとみて
よい。
〔考案の効果〕
本考案の配電用開閉器終端直結避電器を用いることに
より、充電部を露出する接続点の少ないケーブル線路で
あっても、特に異常電圧を吸収するために充電部を露出
する部分を設ける必要もなく避雷器の設置が可能とな
り、設備費の節減、避雷器取付けの省力化及びコンパク
ト化が可能となった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にして、配電用開閉器終端直
結避電器を設置した多回路開閉器の内部正面図、第2図
は第1図の単線結線図、第3図は本考案の配電用開閉器
終端直結避電器の具体的構造を示す断面図である。 符号の説明 1……多回路開閉器のケース 2……避雷器 3……アース線 4……絶縁端末 5,6……開閉器接点 7……開閉器端末部(ケーブル用) 8……端子 9……開閉器絶縁体 10……内部導電層 11……外部導電層 12……絶縁構造部 13……放電電極 14……絶縁スペーサ 15……放電ギャップ 16……エレメント 17……容器 18……バネ 19……避雷器本体 30……圧縮バネ 22……パッキン 23……端子 24……通気孔 25……押えリング 26……フクロナット 27……フタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多回路開閉器や高圧キャビネットの配電用
    開閉器に増設等を考慮して設けられた未使用の開閉器端
    末部に直結する避雷器であって、キャップ状の絶縁構造
    部とこの絶縁構造部内に収容される避雷器本体とよりな
    り、絶縁構造部は有底部側にアース線接続用の端子を有
    するものにして開口部側を開閉器端末部の口出し状絶縁
    体部分に被嵌契合することにより、開閉器端末部の端子
    部とアース線側の端子に避雷器本体が接触導通してなる
    ことを特徴とする配電用開閉器終端直結避雷器。
JP7786889U 1989-06-30 1989-06-30 配電用開閉器終端直結避雷器 Expired - Lifetime JPH089919Y2 (ja)

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JPH0316688U JPH0316688U (ja) 1991-02-19
JPH089919Y2 true JPH089919Y2 (ja) 1996-03-21

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JP4395214B2 (ja) * 1999-03-23 2010-01-06 株式会社ダイヘン 地上設置形多回路開閉器

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JPH0316688U (ja) 1991-02-19

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