JPH0898979A - 工業用ミシン駆動装置 - Google Patents
工業用ミシン駆動装置Info
- Publication number
- JPH0898979A JPH0898979A JP23690494A JP23690494A JPH0898979A JP H0898979 A JPH0898979 A JP H0898979A JP 23690494 A JP23690494 A JP 23690494A JP 23690494 A JP23690494 A JP 23690494A JP H0898979 A JPH0898979 A JP H0898979A
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- Japan
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- turned
- timer
- voltage
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 工業用ミシン駆動装置の制御回路は、マイコ
ン制御が主流であり、多様な縫製条件に対応するため縫
製パラメータを変更してゆくプログラマブル方式が採用
されている。このパラメータ変更を実行するにはマイコ
ンのリセットが必要で、これに要する時間の短縮が望ま
れていた。 【構成】 ＡＣ入力電源オフ後動作開始し約１秒後オン
するタイマ回路と、前記タイマ回路と保護回路の出力に
より動作する回生回路を備えている。電源オフすると、
約１秒後にタイマ回路が立上り、回生回路をオンしメイ
ン平滑コンデンサを強制放電する。約０．２秒放電した
後、制御回路電源の電圧が所定の値まで低下しリセット
回路が動作し、やがてパイロットランプも消灯し完全な
オフ状態となる。再度電源を投入する際には、各種縫製
パラメータを変更することが可能となる。
ン制御が主流であり、多様な縫製条件に対応するため縫
製パラメータを変更してゆくプログラマブル方式が採用
されている。このパラメータ変更を実行するにはマイコ
ンのリセットが必要で、これに要する時間の短縮が望ま
れていた。 【構成】 ＡＣ入力電源オフ後動作開始し約１秒後オン
するタイマ回路と、前記タイマ回路と保護回路の出力に
より動作する回生回路を備えている。電源オフすると、
約１秒後にタイマ回路が立上り、回生回路をオンしメイ
ン平滑コンデンサを強制放電する。約０．２秒放電した
後、制御回路電源の電圧が所定の値まで低下しリセット
回路が動作し、やがてパイロットランプも消灯し完全な
オフ状態となる。再度電源を投入する際には、各種縫製
パラメータを変更することが可能となる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は工業用ミシンの駆動装置
に関するものである。
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、工業用ミシンの駆動装置はメンテ
ナンスフリー，長寿命化，快適作業環境の実現等々の理
由により、ＡＣサーボモータを駆動源とするものが主流
となってきた。
ナンスフリー，長寿命化，快適作業環境の実現等々の理
由により、ＡＣサーボモータを駆動源とするものが主流
となってきた。
【０００３】以下、従来の工業用ミシンの駆動装置につ
いて説明する。図２は従来の工業用ミシンの駆動装置の
ブロック図である。図２において、１はフィルタ回路、
２は整流回路、３は平滑回路、４はインバータ回路、５
はＡＣサーボモータ、６は突入電流防止回路、７はＡＣ
電圧検出回路、８は保護回路、９は電源回路、１０は制
御回路、１１は回生回路、１２はリレー駆動回路、１３
はソレノイド駆動回路である。
いて説明する。図２は従来の工業用ミシンの駆動装置の
ブロック図である。図２において、１はフィルタ回路、
２は整流回路、３は平滑回路、４はインバータ回路、５
はＡＣサーボモータ、６は突入電流防止回路、７はＡＣ
電圧検出回路、８は保護回路、９は電源回路、１０は制
御回路、１１は回生回路、１２はリレー駆動回路、１３
はソレノイド駆動回路である。
【０００４】以上のように構成された工業用駆動装置に
ついて、以下にその動作について説明する。まず、ＡＣ
入力電圧が印加されると、突入電流防止回路６で制限さ
れた充電電流により平滑回路３のコンデンサが充電され
る。数サイクル充電されて電源回路９が立上ると、保護
回路８の出力によりリレー駆動回路１２がオンし、突入
電流防止回路６のリレーがオンし突入電流防止抵抗が短
絡される。さらに充電が進み、直流電圧検出回路１４の
入力値が所定の値を超えると、保護回路８は装置全体が
正常であることを制御回路１０に報告しスタンバイ状態
となる。縫製作業が開始され、モータが高速運転され、
仮に回生時の直流電圧値が所定の値を超えると、保護回
路８から回生回路１１のオン信号が出力され、前記電圧
値を下降させる。
ついて、以下にその動作について説明する。まず、ＡＣ
入力電圧が印加されると、突入電流防止回路６で制限さ
れた充電電流により平滑回路３のコンデンサが充電され
る。数サイクル充電されて電源回路９が立上ると、保護
回路８の出力によりリレー駆動回路１２がオンし、突入
電流防止回路６のリレーがオンし突入電流防止抵抗が短
絡される。さらに充電が進み、直流電圧検出回路１４の
入力値が所定の値を超えると、保護回路８は装置全体が
正常であることを制御回路１０に報告しスタンバイ状態
となる。縫製作業が開始され、モータが高速運転され、
仮に回生時の直流電圧値が所定の値を超えると、保護回
路８から回生回路１１のオン信号が出力され、前記電圧
値を下降させる。
【０００５】縫製作業が終了しＡＣ入力電圧がカットさ
れると、ＡＣ電圧検出回路７からオフ信号が保護回路８
に入力され、リレー駆動回路１２をオフし突入電流防止
抵抗を復帰させる。同時に制御回路１０は、モータ駆動
とソレノイド駆動を禁止するとともに、マイコンのメモ
リデータの退避を実行する。この時、平滑コンデンサに
はスタンバイ状態の電荷が保存されており、制御回路１
０，保護回路８などの負荷によって自然放電される。除
々に平滑コンデンサの電圧が下り、電源回路９で生成さ
れている制御回路１０の電源電圧が所定の値以下になる
と、前記制御回路１０に搭載されているマイコンがリセ
ットされ、制御装置はオフ状態となる。
れると、ＡＣ電圧検出回路７からオフ信号が保護回路８
に入力され、リレー駆動回路１２をオフし突入電流防止
抵抗を復帰させる。同時に制御回路１０は、モータ駆動
とソレノイド駆動を禁止するとともに、マイコンのメモ
リデータの退避を実行する。この時、平滑コンデンサに
はスタンバイ状態の電荷が保存されており、制御回路１
０，保護回路８などの負荷によって自然放電される。除
々に平滑コンデンサの電圧が下り、電源回路９で生成さ
れている制御回路１０の電源電圧が所定の値以下になる
と、前記制御回路１０に搭載されているマイコンがリセ
ットされ、制御装置はオフ状態となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、メイン平滑コンデンサの放電に長時間を要
する。従来３秒程度で放電終了していたものが、装置の
低消費電力化が実現されたため、自然放電の負荷が軽減
され７〜８秒と長時間となった。
の構成では、メイン平滑コンデンサの放電に長時間を要
する。従来３秒程度で放電終了していたものが、装置の
低消費電力化が実現されたため、自然放電の負荷が軽減
され７〜８秒と長時間となった。
【０００７】一方、縫製条件を決定する種々のパラメー
タを臨機応変に変更するためには、制御装置のマイコン
をリセットする必要があり、電源オフからリセットに要
する時間の短縮が望まれている。
タを臨機応変に変更するためには、制御装置のマイコン
をリセットする必要があり、電源オフからリセットに要
する時間の短縮が望まれている。
【０００８】さらに、パイロットランプが電源オフ後長
時間点灯しつづけるのは、電源の切り忘れと間違える恐
れがあった。
時間点灯しつづけるのは、電源の切り忘れと間違える恐
れがあった。
【０００９】本発明は上記課題を解決するもので、電源
スイッチがオフされた後１〜２秒後に制御装置のマイコ
ンのリセットを完了する工業用ミシン駆動装置を提供す
ることを目的とする。
スイッチがオフされた後１〜２秒後に制御装置のマイコ
ンのリセットを完了する工業用ミシン駆動装置を提供す
ることを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の工業用ミシン駆動装置は、ＡＣ入力電源オフ
後動作開始し約１秒後オンするタイマ回路と、前記タイ
マ回路と前記保護回路の出力により動作する回生回路と
を備えている。
に本発明の工業用ミシン駆動装置は、ＡＣ入力電源オフ
後動作開始し約１秒後オンするタイマ回路と、前記タイ
マ回路と前記保護回路の出力により動作する回生回路と
を備えている。
【００１１】通常の運転状態では、所定電圧以上に直流
電圧が上昇した場合保護回路が回生回路をオンして下降
させる。
電圧が上昇した場合保護回路が回生回路をオンして下降
させる。
【００１２】電源オフになると、オフから約１秒後にタ
イマ回路が立上り回生回路をオンし、平滑コンデンサの
電荷を強制放電するように構成したものである。
イマ回路が立上り回生回路をオンし、平滑コンデンサの
電荷を強制放電するように構成したものである。
【００１３】
【作用】この構成によって、電源オフから約１秒後にタ
イマ回路が立上り回生回路をオンする。その後約０．２
秒間強制放電が継続すると、電源回路で生成されている
制御回路用電源は低下し、リセット回路が動作しマイコ
ンリセットが完了するとともに、パイロットランプも消
灯し駆動装置は完全にオフとなる。
イマ回路が立上り回生回路をオンする。その後約０．２
秒間強制放電が継続すると、電源回路で生成されている
制御回路用電源は低下し、リセット回路が動作しマイコ
ンリセットが完了するとともに、パイロットランプも消
灯し駆動装置は完全にオフとなる。
【００１４】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１５】図１において、１００がタイマ回路で、他
の構成要素は従来例と同じである。以上のように構成さ
れた工業用ミシン駆動装置について、図１を用いてその
動作を説明する。まず、電源電圧がオフされるとＡＣ電
圧検出回路７からオフ信号が保護回路８に入力され、リ
レー駆動回路１２をオフし突入電流防止抵抗を復帰させ
る。制御回路１０はモータ駆動とソレノイド駆動を禁止
するとともに、マイコンのメモリデータの退避を実行す
る。保護回路８のＡＣ入力オフ信号はタイマ回路１００
にも出力され、前記タイマは動作を開始し約１秒後には
立上る。その時前記制御回路１０のマイコンのメモリデ
ータ退避は完了するように設定されている。タイマ回路
１００がオンすると回生回路１１がオンし直流電圧を強
制放電する。約０．２秒後に制御回路１０の電源電圧が
所定の電圧まで低下しリセット回路が動作し、マイコン
がリセットされるとともにパイロットランプも消灯す
る。
の構成要素は従来例と同じである。以上のように構成さ
れた工業用ミシン駆動装置について、図１を用いてその
動作を説明する。まず、電源電圧がオフされるとＡＣ電
圧検出回路７からオフ信号が保護回路８に入力され、リ
レー駆動回路１２をオフし突入電流防止抵抗を復帰させ
る。制御回路１０はモータ駆動とソレノイド駆動を禁止
するとともに、マイコンのメモリデータの退避を実行す
る。保護回路８のＡＣ入力オフ信号はタイマ回路１００
にも出力され、前記タイマは動作を開始し約１秒後には
立上る。その時前記制御回路１０のマイコンのメモリデ
ータ退避は完了するように設定されている。タイマ回路
１００がオンすると回生回路１１がオンし直流電圧を強
制放電する。約０．２秒後に制御回路１０の電源電圧が
所定の電圧まで低下しリセット回路が動作し、マイコン
がリセットされるとともにパイロットランプも消灯す
る。
【００１６】
【発明の効果】以上のように本発明は、ＡＣ入力電源オ
フ後動作開始し約１秒後オンするタイマ回路により回生
回路をオンするため、放電時間を大幅に短縮することが
できる。したがって、マイコンのリセットに要する時間
が従来７〜８秒であったものを１〜２秒へと短縮するこ
とができ、縫製パラメータの変更が迅速にできるように
なった。
フ後動作開始し約１秒後オンするタイマ回路により回生
回路をオンするため、放電時間を大幅に短縮することが
できる。したがって、マイコンのリセットに要する時間
が従来７〜８秒であったものを１〜２秒へと短縮するこ
とができ、縫製パラメータの変更が迅速にできるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例における工業用ミシンの駆動
装置のブロック図
装置のブロック図
【図２】従来の工業用ミシン駆動装置のブロック図
１ フィルタ回路 ２ 整流回路 ３ 平滑回路 ４ インバータ回路 ５ ＡＣサーボモータ ６ 突入電流防止回路 ７ ＡＣ電圧検出回路 ８ 保護回路 ９ 電源回路 １０ 制御回路 １１ 回生回路 １２ リレー駆動回路 １３ ソレノイド駆動回路 １４ 直流電圧検出回路 １００ タイマ回路
Claims (1)
- 【請求項１】フィルタ回路と、整流回路と、平滑回路
と、インバータ回路と、ＡＣサーボモータと、絶縁され
た複数個の直流電圧を生成する電源回路と、ソレノイド
駆動回路と、前記ＡＣサーボモータと前記ソレノイド駆
動回路とを制御する制御回路と、ＡＣ電圧検出回路と、
直流電圧検出回路と、各部の異常を検出し前記制御回路
に保護用の信号を出力する保護回路と、ＡＣ入力電源オ
フ後動作開始し約１秒後オンするタイマ回路と、前記タ
イマ回路と前記保護回路の出力により動作する回生回路
とを備えた工業用ミシン駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23690494A JPH0898979A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 工業用ミシン駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23690494A JPH0898979A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 工業用ミシン駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0898979A true JPH0898979A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=17007483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23690494A Pending JPH0898979A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 工業用ミシン駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0898979A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002315306A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車用空調装置 |
| KR100437664B1 (ko) * | 2002-02-16 | 2004-06-25 | 썬스타 산업봉제기계 주식회사 | 재봉용 솔레노이드 제어장치 |
| CN105734854A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-07-06 | 天津市中马骏腾精密机械制造有限公司 | 一种缝纫设备过压过流保护*** |
| CN109440303A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-08 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 适用于缝纫机电磁装置的控制方法、***、终端及介质 |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP23690494A patent/JPH0898979A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002315306A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動車用空調装置 |
| KR100437664B1 (ko) * | 2002-02-16 | 2004-06-25 | 썬스타 산업봉제기계 주식회사 | 재봉용 솔레노이드 제어장치 |
| CN105734854A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-07-06 | 天津市中马骏腾精密机械制造有限公司 | 一种缝纫设备过压过流保护*** |
| CN109440303A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-03-08 | 杰克缝纫机股份有限公司 | 适用于缝纫机电磁装置的控制方法、***、终端及介质 |
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