JPH0897347A - リード部材、半導体装置及びその製造方法並に半導体モジュール - Google Patents

リード部材、半導体装置及びその製造方法並に半導体モジュール

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JPH0897347A
JPH0897347A JP22979294A JP22979294A JPH0897347A JP H0897347 A JPH0897347 A JP H0897347A JP 22979294 A JP22979294 A JP 22979294A JP 22979294 A JP22979294 A JP 22979294A JP H0897347 A JPH0897347 A JP H0897347A
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semiconductor chip
lead
semiconductor
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semiconductor device
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JP22979294A
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English (en)
Inventor
Naoki Miyaji
直己 宮地
Tadashi Uno
正 宇野
Tetsuya Fujisawa
哲也 藤沢
Masataka Mizukoshi
正孝 水越
Rikuro Sono
陸郎 薗
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はフィルムキャリアテープを含むリー
ド部材に関し、半導体装置を小型にすることを目的とす
る。 【構成】 半導体チップにおける複数の電極の位置に対
応し、該電極との電気的接続用の複数のインナーリード
12aと、各インナーリード12aから連続的に延びる
複数のアウターリード12cとを備えたリード部材にお
いて、複数のインナーリード12aから延びる複数のア
ウターリード12cを半導体チップの一側面に向けるよ
うに介在する中間リード12bを中間リード用樹脂テー
プ11a上に設ける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィルムキャリアテー
プなどのリード部材、半導体装置、この半導体装置の製
造方法、この半導体装置を使用する半導体モジュールに
関するものである。
【0002】近年、半導体モジュールにおける高密度実
装用パッケージとして、TCP(Tape Carrier Packag
e),TSOP(Thin Small outline Package),VS
OP(Very Small Outline Package)等の半導体装置が
供給されている。
【0003】そして、これらの小型化と、さらなる高密
度化が望まれ、これを実現できるリード部材が求められ
ている。
【0004】プリント配線板に半導体装置を平面状に実
装すると、高い実装密度を得ることができないので、プ
リント配線板の垂直方向の空間を利用するように、プリ
ント配線板に半導体装置を立てて並べるか、平面状に実
装される半導体装置を積み重ねる手法が検討されてい
る。
【0005】
【従来の技術】従来、半導体モジュールにおける半導体
装置の高密度化を図るものとして、縦型表面実装パッケ
ージ(VSMP,Vertical Surface Mount Package)型
の半導体装置が知られている。
【0006】図12(A)に、従来のVSMP型の半導
体装置及びこの半導体装置を備えた半導体モジュールの
構成断面図を示す。
【0007】図12(A)の半導体装置100はTSO
Pのような薄型パッケージを縦型表面実装のものに変更
したものであり、101はモールド樹脂製のパッケージ
であり、内部に半導体チップ(図示略)がリードフレー
ム102上に搭載される。
【0008】リードフレーム102は、一辺に集中する
ように所定数の内部リード103および外部リード10
4が形成されており、内部リード103と半導体チップ
のパッドとがワイヤー(図示略)にワイヤーボンディン
グされている。
【0009】また、所定数の外部リード104は、両端
の2本が左右にL字状に折り曲げられ、その間に位置す
るものは左右の何れかにL字状に折り曲げられたもので
ある。
【0010】この半導体装置100は、その外部リード
104をプリント配線板105の表面上に立設され、配
線パターン106に半田付けされ、半導体モジュール1
07を構成する。
【0011】この半導体モジュール107は、その配線
パターン106をベース基板200のボンディングパッ
ド201に接続することにより、ベース基板200に実
装される。
【0012】また、図12(B)に、従来のTCP型の
半導体装置及びこの半導体装置を備えた半導体モジュー
ルの構成断面図を示す。
【0013】図12(B)の半導体装置110におい
て、111はポッティング樹脂であり、ベースフィルム
116に接続されたTAB(Tape Automated Bonding)
リード113の内部リード114と半導体チップ112
の電極とのインナーボンディングの箇所を被覆する。
【0014】TABリード113の外部リード115は
L字状に折り曲げられるものである。
【0015】この半導体装置110は、その外部リード
115をプリント配線板117の表面上に横型で多段に
積み重なり、配線パターン118にアウターボンディン
グされ、半導体モジュール119を構成する。
【0016】この半導体モジュール119は、その配線
パターン118をベース基板200のボンディングパッ
ド201に接続することにより、ベース基板200に実
装される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、半導体
装置100は縦型表面実装のため、外部リード104
を、両端の2本が左右にL字状に折り曲げ、その間に位
置するものを左右の何れかにL字状に折り曲げ、半導体
装置100の厚さW11より外部リード14の範囲W1
2の方を長くし、モールド樹脂製のパッケージでリード
フレーム102の内部リード103を半導体チップのパ
ッドとワイヤーボンディングする構成である。
【0018】このため、装置を大型化し、半導体モジュ
ール107におけるさらなる高密度化を図れないもので
あった。
【0019】また、半導体装置110は横型で多段に積
み重なるため、外部リード115の長さおよび曲げ形状
を積層順に異ならせる。
【0020】長さが異なるため、半導体装置110にお
いて、TABリード113を成形するための金型を積層
順毎に要し、曲げ形状が異なるため、半導体装置110
を積層する際の調整を困難にし、半導体モジュール11
9の製造歩留りを低下させるものであった。
【0021】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、半導体装置を小型にすることができるリード部
材、半導体モジュールにおいて、さらなる高密度化を図
れる半導体装置及びその製造方法、並びに、この半導体
装置を使用した半導体モジュールを提供することを、そ
の目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記課題は、以下の発明
の構成で解決される。
【0023】請求項1の発明は、半導体チップにおける
複数の電極の位置に対応し、該電極との電気的接続用の
複数のインナーリードと、各インナーリードから連続的
に延びる複数のアウターリードとを備えたリード部材に
おいて、上記複数のインナーリードから延びる上記複数
のアウターリードを半導体チップの一側面に向けるよう
に介在する中間リードを電気的絶縁層上に設ける構成と
したことを特徴とするものである。
【0024】また、請求項2の発明は、請求項1のリー
ド部材と、複数の電極を有する半導体チップと、この半
導体チップの側面に設けられた接着層と、を有する半導
体装置であって、上記リード部材を上記半導体チップの
表面に設け、上記リード部材の複数のインナーリードを
上記半導体チップの複数の電極と電気的に接続し、上記
リード部材のアウターリードを曲げ、上記半導体チップ
の接着層に固定する構成としたことを特徴とするもので
ある。
【0025】また、請求項3の発明は、請求項1のリー
ド部材と、複数の電極を有する半導体チップと、を有す
る半導体装置であって、上記リード部材を上記半導体チ
ップの表面に設け、上記リード部材の複数のインナーリ
ードを上記半導体チップの複数の電極と電気的に接続
し、上記リード部材のアウターリードを外側に延出させ
るように上記半導体チップおよび上記リード部材を封止
する封止部を設け、この封止部の外側に延出するアウタ
ーリードを曲げ、上記封止部の側面に設けられた接着層
に固定する構成としたことを特徴とするものである。
【0026】また、請求項4の発明は、請求項1のリー
ド部材と、複数の電極を有する半導体チップと、この半
導体チップの側面に設けられた接着層と、を有する半導
体装置であって、上記リード部材を上記半導体チップの
表面に設け、上記リード部材の複数のインナーリードを
上記半導体チップの複数の電極と電気的に接続し、上記
リード部材のアウターリードを外側に延出させるように
上記半導体チップおよび上記リード部材を被覆するよう
にポッテッィングしたポッテッィング部を設け、このポ
ッテッィッグ部の外側に延出するアウターリードを曲
げ、上記半導体チップの側面に設けられた接着層に固定
する構成としたことを特徴とするものである。
【0027】また、請求項5の発明は、請求項1のリー
ド部材および複数の電極を有する半導体チップを準備
し、この半導体チップの側面に接着層を設け、上記リー
ド部材を上記半導体チップの表面に設け、上記リード部
材の複数のインナーリードを上記半導体チップの複数の
電極と電気的に接続し、上記リード部材のアウターリー
ドを曲げ、上記半導体チップの接着層に固定することを
特徴とする半導体装置の製造方法である。
【0028】また、請求項6の発明は、請求項1のリー
ド部材および複数の電極を有する半導体チップを準備
し、上記リード部材を上記半導体チップの表面に設け、
上記リード部材の複数のインナーリードを上記半導体チ
ップの複数の電極と電気的に接続し、上記リード部材の
アウターリードを外側に延出させるように上記半導体チ
ップおよび上記リード部材を封止する封止部を設け、こ
の封止部の外側に延出するアウターリードを曲げ、上記
封止部の側面に設けられた接着層に固定することを特徴
とする半導体装置の製造方法である。
【0029】また、請求項7の発明は、請求項1のリー
ド部材および複数の電極を有する半導体チップを準備
し、この半導体チップの側面に接着層を設け上記リード
部材を上記半導体チップの表面に設け、上記リード部材
の複数のインナーリードを上記半導体チップの複数の電
極と電気的に接続し、上記リード部材のアウターリード
を外側に延出させるように上記半導体チップおよび上記
リード部材を被覆するようにポッテッィングしたポッテ
ッィング部を設け、このポッテッィッグ部の外側に延出
するアウターリードを曲げ、上記半導体チップの側面に
設けられた接着層に固定することを特徴とする半導体装
置の製造方法である。
【0030】また、請求項8の発明は、請求項2〜4い
ずれか1項記載の複数の半導体装置と、パッドおよび外
部電極で構成される配線パターンを有するプリント配線
板と、を備える半導体モジュールであって、上記複数の
半導体装置を上記プリント配線板に設け、上記半導体装
置のアウターリードを上記プリント配線板のパッドに電
気的に接続する構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0031】また、請求項9の発明は、請求項2〜4い
ずれか1項記載の複数の半導体装置と、パッドおよび外
部電極で構成される配線パターンを両面に有するプリン
ト配線板と、を備える半導体モジュールであって、上記
複数の半導体装置を上記プリント配線板の両面に設け、
上記半導体装置のアウターリードを上記プリント配線板
のパッドに電気的に接続する構成としたことを特徴とす
るものである。
【0032】
【作用】上述のように、請求項1の発明に係るリード部
材は、複数のインナーリードから延びる複数のアウター
リードを半導体チップの一側面に向けるように介在する
中間リードを電気的絶縁層上に設ける構成としたので、
半導体チップの電極を装置の一側面に引き回しながら集
中させる半導体装置に使用されることが可能となる。
【0033】また、請求項2の発明に係る半導体装置
は、リード部材を有するので、半導体チップ1の複数の
電極をアウターリードによって側面に集中させることが
できる。
【0034】アウターリードを曲げ、半導体チップの接
着層に固定するので、アウターリードの長さを装置の幅
と同じにすることができ、半導体チップの厚さに近くな
るように装置の幅を薄くすることができる。
【0035】このため、半導体チップに限り無く近いサ
イズまで半導体装置の小型化を可能とし、実装基板に直
立で実装される際に、実装面積を縮小し、さらなる高密
度化を達成する。
【0036】また、請求項3の発明に係る半導体装置
は、リード部材のアウターリードを外側に延出させるよ
うに上記半導体チップおよび上記リード部材を封止する
封止部を設けるので、半導体チップの表面およびインナ
ーリードを保護することができ、そのままの状態で半導
体モジュールに実装されることができる。
【0037】また、請求項4の発明に係る半導体装置
は、半導体チップおよび上記リード部材を被覆するよう
にポッテッィングしたポッテッィング部を設け、アウタ
ーリードを半導体チップの側面に設けられた接着層に固
定するので、請求項3の半導体装置よりさらに装置の小
型化を図ることができる。
【0038】また、請求項5の発明に係る半導体装置の
製造方法は、請求項1のリード部材および複数の電極を
有する半導体チップを準備し、この半導体チップの側面
に接着層を設け、リード部材を半導体チップの表面に設
け、リード部材の複数のインナーリードを半導体チップ
の複数の電極と電気的に接続し、リード部材のアウター
リードを曲げ、上記半導体チップの接着層に固定するの
で、請求項2の半導体装置を製造することができる。
【0039】また、請求項6の発明に係る半導体装置の
製造方法は、リード部材のアウターリードを外側に延出
させるように半導体チップおよびリード部材を封止する
封止部を設け、この封止部の外側に延出するアウターリ
ードを曲げ、封止部の側面に設けられた接着層に固定す
るので、請求項3の半導体装置を製造することができ
る。
【0040】また、請求項7の発明に係る半導体装置の
製造方法は、半導体チップの側面に接着層を設け、リー
ド部材のアウターリードを外側に延出させるように半導
体チップおよびリード部材を被覆するようにポッテッィ
ングしたポッテッィング部を設け、このポッテッィッグ
部の外側に延出するアウターリードを曲げ、上記半導体
チップの側面に設けられた接着層に固定するので、請求
項4の半導体装置を製造することができる。
【0041】また、請求項8の発明に係る半導体モジュ
ールは、請求項2〜4いずれか1項記載の複数の半導体
装置をプリント配線板に設け、半導体装置のアウターリ
ードをプリント配線板のパッドに電気的に接続する構成
としたので、プリント配線板に半導体装置を実装する際
の密度を向上させることができる。
【0042】また、半導体モジュールの大容量化または
小型・軽量化を図ることができ、性能向上に寄与すると
ころが大きい。
【0043】また、請求項9の発明に係る半導体モジュ
ールは、パッドおよび外部電極で構成される配線パター
ンを両面に有するプリント配線板を備え、複数の半導体
装置をプリント配線板の両面に設けるので、さらに、実
装密度を向上させることができる。
【0044】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例に係るリード部
材となるフィルムキャリアテープの斜視図を示す。
【0045】このフィルムキャリアテープ10は、2辺
に電極パッドを有する半導体チップを搭載するためのも
のである。
【0046】フィルムキャリアテープ10は、電気絶縁
性および緩衝性を有する可撓性の樹脂テープ11と、図
示しない接着剤の層と、一方向に集中するように延びメ
ッキされたTABリード12と、メッキされたテストパ
ッド13と、インナーリードホール14と、軽量化用ホ
ール15と、アウターリードホール16と、スプロケッ
トホール17とで構成される。
【0047】樹脂テープ11は、ポリイミド、ガラスエ
ポキシ、ガラス布にBTレジン樹脂を含浸させたBTレ
ジン、ポリエステル、ユーピレックス(商品名)、TX
−1(商品名)などの材料が使用される。
【0048】樹脂テープ11には、従来のデバイスホー
ルに形成された中間リード用樹脂テープ11aと、TA
Bリード12を接着剤の層を介して接続する緩衝用樹脂
テープ11bを含む。
【0049】この樹脂テープ11に、コ字状のインナー
リードホール14、中間リード用樹脂テープ11aを軽
量化するための軽量化用ホール15、アウターリードホ
ール16、スプロケットホール17が形成されている。
【0050】接着剤の層は樹脂テープ11にTABリー
ド12を接着するものであり、エポキシ系、フェノール
系などの接着剤が使用される。
【0051】TABリード12は、導電層となる電解銅
箔または圧延銅箔から形成され、厚さ35μmまたは1
8μmとした。厚さが18μmのTABリード12の銅
材には、ヤング率を高めるため、Sn等の金属が混入さ
れている。TABリード12の表面には、図示しない
が、Sn、Au、半田などのメッキが施されている。
【0052】また、TABリード12は、インナーリー
ド12aと中間リード12bと外部電極となるアウター
リード12cとで構成される。
【0053】インナーリード12aは樹脂テープ11か
らインナーリードホール14へ2方向に突き出ている。
図2に示すように、半導体チップ1の電極パッド2とイ
ンナーボンディングされる。
【0054】中間リード12bはインナーリード12a
から延び、2方向に突き出たインナーリード12aを1
方向に集中させ、できるだけ中間リード用樹脂テープ1
1aの表面積を少なくするように中間リード用樹脂テー
プ11a上に接着剤の層を介して配設される。
【0055】アウターリード12cは中間リード12b
からテストパッド13まで延び、緩衝用樹脂テープ11
bを介してインナーリードホール14およびアウターリ
ードホール16を跨いでいる。
【0056】このようなフィルムキャリアテープ10
は、中間リード用樹脂テープ11aおよび中間リード1
2bを有するので、半導体チップの2辺以上に存在する
出力・入力のための電極を1側面に引き回しながら集中
させるTABの半導体装置に使用されることができる。
【0057】なお、フィルムキャリアテープ10のイン
ナーリード12aは、半導体チップの4辺に配設された
電極パッドに対応するものであっても、半導体チップの
4辺以外の中央部に配設された電極パッドに対応するも
のであってもよい。
【0058】次に、フィルムキャリアテープ10の製造
方法を説明する。
【0059】まず、樹脂テープ11の上面に接着剤を塗
布する。この接着剤の層が形成された樹脂テープ11に
金型でパンチングする。この結果、インナーリードホー
ル14、軽量化用ホール15、アウターリードホール1
6、スプロケットホール17が樹脂テープ11に形成さ
れる。
【0060】この後、樹脂テープ11に接着剤の層を介
して、熱ローラの回転により銅箔を貼り合わせる。
【0061】この後、銅箔に、レジスト塗布、マスク露
光、現像、ウエットエッチングを行い、TABリード1
2およびテストパッド13を形成する。TABリード1
2およびテストパッド13にメッキ処理を行う。
【0062】この結果、図1に示すフィルムキャリアテ
ープ10が完成する。
【0063】次に、図1のフィルムキャリアテープ10
を使用した第1の半導体装置を図3を参照して説明す
る。図3(A)はこの半導体装置の斜視図、図3(B)
はその正面図を示す。
【0064】この半導体装置20は、2辺に電極パッド
2を配設する半導体チップ体51をフィルムキャリアテ
ープ10に搭載するものである。
【0065】フィルムキャリアテープ10は、図2の2
点鎖線Xで囲まれた箇所で切断される。半導体チップ1
のパッシベーション膜3上に中間リード用樹脂テープ1
1aが載置される。TABリード12のインナーリード
12aに半導体チップ1の電極パッド2が熱圧着または
超音波ボンディングで電気的に接続される。
【0066】アウターリード12cはインナーリード1
2aから連続的に延び、側面4と平行となるように折り
曲げられる。この折り曲げられたアウターリード12c
に接着剤の層を介して接続される緩衝用樹脂テープ11
は、接着層21により半導体チップ1の側面4に接続さ
れる。
【0067】接着層21は、熱硬化または紫外線硬化の
接着剤を使用する。
【0068】アウターリード12cは、半導体モジュー
ルのプリント配線板、MCM(Multi Chip Module)、
他の半導体チップなどの実装基板の電極と半導体装置2
0との電気的接続に使用される。
【0069】このような半導体装置20は、フィルムキ
ャリアテープ10を使用するので、半導体チップ1の2
辺以上に存在する出力・入力のための電極パッド2を1
側面4に引き回しながら集中させ、アウターリード12
cの長さを装置の幅W1と同じになり、半導体チップ1
の厚さに近くなるように幅W1を薄くする。
【0070】このため、半導体チップ1に限り無く近い
サイズまで装置の小型化を可能とし、実装基板に直立で
実装される際に、実装面積を縮小し、さらなる高密度化
を達成する。
【0071】次に、図1のフィルムキャリアテープ10
を使用した第2の半導体装置を図4を参照して説明す
る。図4はこの半導体装置の構成を示す正面図である。
【0072】この半導体装置25はアウターリード12
cを円弧状に曲げ、緩衝用樹脂テープ11bの代わりに
緩衝部材となるシリコーンゴム26で半導体チップ1の
側面4に接続される。その他の構成を半導体装置20と
同じとする。
【0073】半導体装置25はアウターリード12cを
円弧状に曲げるので、半導体装置10のアウターリード
12cより機械的応力を緩和し、半導体モジュール等に
実装される際に半導体モジュール等のパッドとの間に半
田を吸い込みやすくすることができ、シリコーンゴム2
6を用いるので、接着層を不要とする。
【0074】次に、図1のフィルムキャリアテープ10
を使用した第3の半導体装置を図5を参照して説明す
る。図5(A)はこの半導体装置の斜視図を示し、図5
(B)はその正面の断面図を示す。
【0075】この半導体装置30は、半導体装置20
に、半導体チップ1の裏面5を露出させるように半導体
チップ1およびTABリード12を被覆するエポキシ樹
脂等のモールド封止部31を設け、折り曲げられたアウ
ターリード12cに接着剤の層を介して接続される緩衝
用樹脂テープ11を接着層21によりモールド封止部3
1の側面32に接続する。
【0076】半導体装置30は半導体装置20をモール
ド封止部31で封止するので、半導体チップ1の表面お
よびインナーリード12aを保護することができ、その
ままの状態で半導体モジュールに実装される。
【0077】また、アウターリード12cを折り曲げた
長さW2を装置の幅W2より短くするので、装置の小型
化を図れる。
【0078】なお、半導体装置20の代わりに半導体装
置25を用いてもよい。
【0079】次に、図1のフィルムキャリアテープ10
を使用した第4の半導体装置を図6を参照して説明す
る。図6はこの半導体装置の正面の断面図を示す。
【0080】この半導体装置40は、半導体装置20
に、半導体チップ1上を被覆する液状エポキシ樹脂等の
ポッティング部41を設け、折り曲げられたアウターリ
ード12cに接着剤の層を介して接続される緩衝用樹脂
テープ11を接着層21により半導体チップ1の側面4
に接続する。
【0081】半導体装置40は半導体装置20をポッテ
ィング部41で封止するので、半導体チップ1の表面お
よびインナーリード12aを保護することができ、その
ままの状態で半導体モジュールに実装される。
【0082】また、半導体チップ1の側面4に他の部材
を介すること無く接着層21を接続するので、半導体装
置30よりさらに装置の小型化を図れる。
【0083】なお、半導体装置20の代わりに半導体装
置25を用いてもよい。
【0084】次に、半導体装置30の製造方法を図2、
図7を参照して説明する。
【0085】まず、図7(A)に示すように、フィルム
キャリアテープ10のインナーリード12aを半導体チ
ップ1と、シングルTABボンディング等のボンディン
グツール81でインナーボンディングを行う。
【0086】このとき、フィルムキャリアテープ10は
2点鎖線Xで囲まれる箇所で切断されていない。
【0087】次いで、図7(B)に示すように、トラン
スファーモールドにより、半導体チップ1の裏面5を露
出させ、アウターリード12cを延出させ、緩衝用樹脂
テープ11bを出すように、エポキシ樹脂等のモールド
封止部31を成形し、半導体チップ1の表面およびイン
ナーリード12aを保護する。
【0088】次に、図7(C)の断面図に示すように、
モールド封止部31の側面32の下部に熱硬化または紫
外線硬化の接着剤を塗布し、接着層21を形成する。
【0089】次いで、図7(D)に示すように、モール
ド封止部31の外部に延出するアウターリード12cを
側面32と平行となるように折り曲げながら、緩衝用樹
脂テープ11bを接着層21に押し当て加熱を施しまた
は紫外線を照射して、硬化した接着層12に緩衝用樹脂
テープ11bを接続し固定する。
【0090】フィルムキャリアテープ10のテストパッ
ド13を介して半導体チップ1の機能試験を行い、図2
に示すフィルムキャリアテープ10の2点鎖線Xで囲ま
れた箇所を切断する。
【0091】次に、図7(E)に示すように、アウター
リード12cにおいて、モールド封止部31の下面から
突出する部分を切断し、単体としての半導体装置30が
完成する。
【0092】次に、半導体装置40の製造方法を説明す
る。
【0093】この製造方法は、図7(B)に示す場合
に、ポッティングにより、液状のエポキシ樹脂等のポッ
ティング部41を形成し、半導体チップ1の表面および
インナーリード12aを保護し、図7(C)に示す場合
に、半導体チップ1の側面4の下部に熱硬化または紫外
線硬化の接着剤を塗布し、接着層21を形成する構成以
外のものを半導体装置30の製造方法と同じである。
【0094】次に、図8を参照して、第1の半導体モジ
ュールを説明する。
【0095】この半導体モジュール50はベース基板2
00のボンディングパッド201に、半導体モジュール
50の外部電極53を電気的に接続させるもので、配線
パターン52を有するプリント配線板51に複数個の半
導体装置30(または半導体装置40)を直立で格子状
に実装する。
【0096】配線パターン52は、上面から四方の外側
にL字状に成形された外部電極53と、外部電極53に
電気的に接続され、上面に配列されたパッド54とを有
し、各パッド54に、半導体装置30(40)のアウタ
リード12cをソルダリング等で電気的に接続する。
【0097】このような半導体モジュール50は、小型
の半導体装置30(40)を実装するので、プリント配
線板51の上面に半導体装置30(40)を実装する際
の密度を向上させることができる。
【0098】また、半導体モジュール50の大容量化ま
たは小型・軽量化を図ることができ、性能向上に寄与す
るところが大きい。
【0099】なお、半導体モジュール50をベース基板
200の下面に実装してもよい。
【0100】次に、図9を参照して、第2の半導体モジ
ュールを説明する。
【0101】この半導体モジュール60は、配線パター
ン62、63を左右面に有するプリント配線板61の左
右面に多数の半導体装置30(または半導体装置40)
を直立で格子状に実装する。
【0102】配線パターン62は、左面から外側に逆L
字状に成形された外部電極64と、外部電極64に電気
的に接続され、左面に配列されたパッド66とを有し、
パッド66に、半導体装置30(40)のアウタリード
12cをソルダリング等で電気的に接続する。
【0103】配線パターン63は、右面から外側にL字
状に成形された外部電極65と、外部電極65に電気的
に接続され、右面に配列されたパッド67とを有し、パ
ッド67に、半導体装置30(40)のアウタリード1
2cをソルダリング等で電気的に接続する。
【0104】このような半導体モジュール60は、半導
体装置30(40)を両面に格子状に実装するので、さ
らに、実装密度を向上させることができる。
【0105】また、ベース基板200のボンディングパ
ッド201に、多数の半導体モジュール60の外部電極
64、65を電気的に接続させ、格子状に実装すること
ができる。
【0106】なお、図10に示すように、上下面にボン
ディングパッド211、212を有するベース基板21
0の上下面に、半導体モジュール60を格子状に実装す
るようにしてもよい。
【0107】次に、図11を参照して、第3の半導体モ
ジュールを説明する。
【0108】この半導体モジュール70は、配線パター
ン72を有するプリント配線板71に複数個の半導体装
置30(または半導体装置40)を積み重ねて実装す
る。
【0109】配線パターン72は、上面から四方の外側
にL字状に成形された外部電極73と、外部電極73に
電気的に接続され、上面に配列されたパッド74とを有
し、各パッド74に、半導体装置30(40)のアウタ
リード12cをソルダリング等で電気的に接続する。
【0110】各半導体装置30(40)のアウタリード
12c間の電気的接続を異方性導電フィルム75で行う
ものである。
【0111】このような半導体モジュール70は、一定
の形状および長さのアウタリード12cを備えるので、
アウタリード12cを成形するための金型を積層順毎に
同じものとし、半導体装置30(40)を積み重ねる際
の調整を容易にし、半導体モジュール70の製造歩留り
を向上させる。
【0112】また、図8のベース基板200のボンディ
ングパッド201に、半導体モジュール70の外部電極
73を電気的に接続させることができる。
【0113】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
複数のインナーリードから延びる複数のアウターリード
を半導体チップの一側面に向けるように介在する中間リ
ードを電気的絶縁層上に設ける構成としたので、半導体
チップの電極を装置の一側面に引き回しながら集中させ
る半導体装置に使用されることが可能となる。
【0114】また、請求項2の発明によれば、リード部
材を有するので、半導体チップ1の複数の電極をアウタ
ーリードによって側面に集中させることができる。
【0115】アウターリードを曲げ、半導体チップの接
着層に固定するので、アウターリードの長さを装置の幅
と同じにすることができ、半導体チップの厚さに近くな
るように装置の幅を薄くすることができる。
【0116】このため、半導体チップに限り無く近いサ
イズまで半導体装置の小型化を可能とし、実装基板に直
立で実装される際に、実装面積を縮小し、さらなる高密
度化を達成する。
【0117】また、請求項3の発明によれば、リード部
材のアウターリードを外側に延出させるように上記半導
体チップおよび上記リード部材を封止する封止部を設け
るので、半導体チップの表面およびインナーリードを保
護することができ、そのままの状態で半導体モジュール
に実装されることができる。
【0118】また、請求項4の発明によれば、半導体チ
ップおよび上記リード部材を被覆するようにポッテッィ
ングしたポッテッィング部を設け、アウターリードを半
導体チップの側面に設けられた接着層に固定するので、
請求項3の半導体装置よりさらに装置の小型化を図るこ
とができる。
【0119】また、請求項5の発明によれば、請求項1
のリード部材および複数の電極を有する半導体チップを
準備し、この半導体チップの側面に接着層を設け、リー
ド部材を半導体チップの表面に設け、リード部材の複数
のインナーリードを半導体チップの複数の電極と電気的
に接続し、リード部材のアウターリードを曲げ、上記半
導体チップの接着層に固定するので、請求項2の半導体
装置を製造することができる。
【0120】また、請求項6の発明によれば、リード部
材のアウターリードを外側に延出させるように半導体チ
ップおよびリード部材を封止する封止部を設け、この封
止部の外側に延出するアウターリードを曲げ、封止部の
側面に設けられた接着層に固定するので、請求項3の半
導体装置を製造することができる。
【0121】また、請求項7の発明によれば、半導体チ
ップの側面に接着層を設け、リード部材のアウターリー
ドを外側に延出させるように半導体チップおよびリード
部材を被覆するようにポッテッィングしたポッテッィン
グ部を設け、このポッテッィッグ部の外側に延出するア
ウターリードを曲げ、上記半導体チップの側面に設けら
れた接着層に固定するので、請求項4の半導体装置を製
造できる。
【0122】また、請求項8の発明によれば、請求項2
〜4いずれか1項記載の複数の半導体装置をプリント配
線板に設け、半導体装置のアウターリードをプリント配
線板のパッドに電気的に接続する構成としたので、プリ
ント配線板に半導体装置を実装する際の密度を向上させ
ることができる。
【0123】また、半導体モジュールの大容量化または
小型・軽量化を図ることができ、性能向上に寄与すると
ころが大きい。
【0124】また、請求項9の発明によれば、パッドお
よび外部電極で構成される配線パターンを両面に有する
プリント配線板を備え、複数の半導体装置をプリント配
線板の両面に設けるので、さらに、実装密度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフィルムキャリアテー
プの構成を示す図である。
【図2】図1のフィルムキャリアテープに半導体チップ
を接続した状態を示す斜視図である。
【図3】図1のフィルムキャリアテープを使用した第1
の半導体装置の構成を示す図である。
【図4】図1のフィルムキャリアテープを使用した第2
の半導体装置の構成を示す図である。
【図5】図1のフィルムキャリアテープを使用した第3
の半導体装置の構成を示す図である。
【図6】図1のフィルムキャリアテープを使用した第4
の半導体装置の構成を示す図である。
【図7】図5の半導体装置の製造方法を説明するための
図である。
【図8】第1の半導体モジュールの構成及びベース基板
への実装構造を示す正面図である。
【図9】第2の半導体モジュールの構成及びベース基板
への実装構造を示す正面図である。
【図10】ベース基板への実装構造を示す正面図であ
る。
【図11】第3の半導体モジュールの構成を示す正面図
である。
【図12】従来の半導体装置及び半導体モジュールの構
成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体チップ 2 電極パッド 3 パッシベーション膜 4 側面 10 フィルムキャリア 11 樹脂テープ 11a 中間リード用樹脂テープ 11b 緩衝用樹脂テープ 12 TABリード 12a インナーリード 12b 中間リード 12c アウターリード 13 テストパッド 14 インナーリードホール 15 軽量化ホール 16 アウターリードホール 18 接着剤の層 20 半導体装置 21 接着層 25 半導体装置 26 シリコーンゴム 30 半導体装置 31 モールド封止部 32 側面 40 半導体装置 41 ポッティング部 50 半導体モジュール 51 プリント配線板 52 配線パターン 53 外部電極 54 パッド 60 半導体モジュール 61 プリント配線板 62 配線パターン 63 配線パターン 64 外部電極 65 外部電極 66 パッド 67 パッド 70 半導体モジュール 71 プリント配線板 72 配線パターン 73 外部電極 74 パッド 81 ボンディングツール 200 ベース基板 201 ボンディングパッド 210 ベース基板 211 ボンディングパッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水越 正孝 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 薗 陸郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体チップにおける複数の電極の位置
    に対応し、該電極との電気的接続用の複数のインナーリ
    ードと、 各インナーリードから連続的に延びる複数のアウターリ
    ードとを備えたリード部材において、 上記複数のインナーリードから延びる上記複数のアウタ
    ーリードを半導体チップの一側面に向けるように介在す
    る中間リードを電気的絶縁層上に設ける構成としたこと
    を特徴とするリード部材。
  2. 【請求項2】 請求項1のリード部材と、 複数の電極を有する半導体チップと、 この半導体チップの側面に設けられた接着層と、を有す
    る半導体装置であって、 上記リード部材を上記半導体チップの表面に設け、 上記リード部材の複数のインナーリードを上記半導体チ
    ップの複数の電極と電気的に接続し、 上記リード部材のアウターリードを曲げ、上記半導体チ
    ップの接着層に固定する構成としたことを特徴とする半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のリード部材と、 複数の電極を有する半導体チップと、を有する半導体装
    置であって、 上記リード部材を上記半導体チップの表面に設け、 上記リード部材の複数のインナーリードを上記半導体チ
    ップの複数の電極と電気的に接続し、 上記リード部材のアウターリードを外側に延出させるよ
    うに上記半導体チップおよび上記リード部材を封止する
    封止部を設け、 この封止部の外側に延出するアウターリードを曲げ、上
    記封止部の側面に設けられた接着層に固定する構成とし
    たことを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のリード部材と、 複数の電極を有する半導体チップと、 この半導体チップの側面に設けられた接着層と、を有す
    る半導体装置であって、 上記リード部材を上記半導体チップの表面に設け、 上記リード部材の複数のインナーリードを上記半導体チ
    ップの複数の電極と電気的に接続し、 上記リード部材のアウターリードを外側に延出させるよ
    うに上記半導体チップおよび上記リード部材を被覆する
    ようにポッテッィングしたポッテッィング部を設け、 このポッテッィッグ部の外側に延出するアウターリード
    を曲げ、上記半導体チップの側面に設けられた接着層に
    固定する構成としたことを特徴とする半導体装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のリード部材および複数の電極
    を有する半導体チップを準備し、 この半導体チップの側面に接着層を設け、 上記リード部材を上記半導体チップの表面に設け、 上記リード部材の複数のインナーリードを上記半導体チ
    ップの複数の電極と電気的に接続し、 上記リード部材のアウターリードを曲げ、上記半導体チ
    ップの接着層に固定することを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1のリード部材および複数の電極
    を有する半導体チップを準備し、 上記リード部材を上記半導体チップの表面に設け、 上記リード部材の複数のインナーリードを上記半導体チ
    ップの複数の電極と電気的に接続し、 上記リード部材のアウターリードを外側に延出させるよ
    うに上記半導体チップおよび上記リード部材を封止する
    封止部を設け、 この封止部の外側に延出するアウターリードを曲げ、上
    記封止部の側面に設けられた接着層に固定することを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1のリード部材および複数の電極
    を有する半導体チップを準備し、 この半導体チップの側面に接着層を設け上記リード部材
    を上記半導体チップの表面に設け、 上記リード部材の複数のインナーリードを上記半導体チ
    ップの複数の電極と電気的に接続し、 上記リード部材のアウターリードを外側に延出させるよ
    うに上記半導体チップおよび上記リード部材を被覆する
    ようにポッテッィングしたポッテッィング部を設け、 このポッテッィッグ部の外側に延出するアウターリード
    を曲げ、上記半導体チップの側面に設けられた接着層に
    固定することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項2〜4いずれか1項記載の複数の
    半導体装置と、 パッドおよび外部電極で構成される配線パターンを有す
    るプリント配線板と、を備える半導体モジュールであっ
    て、 上記複数の半導体装置を上記プリント配線板に設け、 上記半導体装置のアウターリードを上記プリント配線板
    のパッドに電気的に接続する構成としたことを特徴とす
    る半導体モジュール。
  9. 【請求項9】 請求項2〜4いずれか1項記載の複数の
    半導体装置と、 パッドおよび外部電極で構成される配線パターンを両面
    に有するプリント配線板と、を備える半導体モジュール
    であって、 上記複数の半導体装置を上記プリント配線板の両面に設
    け、 上記半導体装置のアウターリードを上記プリント配線板
    のパッドに電気的に接続する構成としたことを特徴とす
    る半導体モジュール。
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