JPH0897296A - 半導体メモリ装置及びこれに用いるコンタクト構造 - Google Patents

半導体メモリ装置及びこれに用いるコンタクト構造

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JPH0897296A
JPH0897296A JP6229696A JP22969694A JPH0897296A JP H0897296 A JPH0897296 A JP H0897296A JP 6229696 A JP6229696 A JP 6229696A JP 22969694 A JP22969694 A JP 22969694A JP H0897296 A JPH0897296 A JP H0897296A
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transistor
semiconductor
drain
semiconductor substrate
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JP6229696A
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Tadashi Horii
忠 堀井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多層配線の接続部分のパターン面積を縮小す
る。 【構成】 半導体基板20のP−Well領域21内に
N型拡散層30、31が形成され、このN型拡散層3
0、31の間にゲート電極32が形成される。N型拡散
層30上の絶縁膜61の一部に開口部38が形成され、
この開口部38でゲート電極25がN型拡散層30に接
続されて埋め込みコンタクトを形成する。絶縁膜63の
開口部38と重なる部分にコンタクトホール50が形成
され、このコンタクトホール50を通してゲート電極2
5に接続されるアルミニウム配線50が48が形成され
る。これにより、N型拡散層30、ゲート電極25及び
アルミニウム配線25を1箇所で接続できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタティック型の半導
体メモリ装置及びこの半導体メモリ装置に用いる多層配
線のコンタクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリの1つであるスタティック
RAM(SRAM)は、フリップフロップの論理状態を
「1」あるいは「0」に対応させてデータを記憶する。
フリップフロップを構成するインバータの方式によって
E/D方式、高抵抗負荷方式及びCMOS方式に分類さ
れるが、現在では、消費電力の少ないCMOS方式が主
流となっている。CMOS方式のSRAMの場合、Nチ
ャンネル型のMOSトランジスタを形成する領域とPチ
ャンネル型のMOSトランジスタを形成する領域とを分
離する必要があり、メモリセルサイズが大きくなるとい
う問題を有している。
【0003】図3は、CMOS方式のSRAMのメモリ
セルの回路図である。Pチャンネル型のMOSトランジ
スタP1、P2とNチャンネル型のMOSトランジスタ
N1、N2とが電源接地間にそれぞれ直列に接続されて
一対のCMOSインバータI1、I2が形成される。こ
れらのインバータI1、I2は、互いの出力と入力とが
クロスカップリングされ、それぞれの出力が選択トラン
ジスタS1、S2に接続される。各選択トランジスタS
1、S2は、各インバータI1、I2と一対のビット線
BL1、BL2との間に接続され、各ゲートが共通のワ
ード線WLに接続される。これらの6つのMOSトラン
ジスタによって1つのメモリセルが構成され、1ビット
のデータを一対のインバータI1、I2の2種類の論理
状態と対応付けることにより記憶できるようになる。
【0004】図4は、半導体基板上に形成したSRAM
のメモリセルの構造を示す平面図である。半導体基板
は、N型の導電型を成し、表面領域の一部にP型の不純
物が拡散されてP−Well領域が形成されている。第
1及び第2のP型拡散層1、2は、互いに一定の距離を
隔てて半導体基板のN型の領域に形成される。第1のゲ
ート電極3は、第1及び第2のP型拡散層1、2の間に
ゲート絶縁膜を介して配置され、第1のP型拡散層1を
ソースとし、第2のP型拡散層2をドレインとするPチ
ャンネル型の負荷トランジスタP1、P2を形成する。
第1及び第2のN型拡散層4、5は、互いに一定の距離
を隔てて半導体基板のP−Well領域内に第1及び第
2のP型拡散層1、2と平行に形成される。第2のゲー
ト電極6は、第1及び第2のN型拡散層4、5の間にゲ
ート絶縁膜を介して配置され、第1のN型拡散層4をド
レインとし、第2のN型拡散層5をソースとするNチャ
ンネル型の駆動トランジスタN1、N2を形成する。第
3のN型拡散層7は、第1のN型拡散層4から一定の距
離を隔てて半導体基板のP−Well領域内に形成され
る。第3のゲート電極8は、第1及び第3のN型拡散層
4、7の間にゲート絶縁膜を介して配置され、第1のN
型拡散層4をドレインとし、第3のN型拡散層7をソー
スとするNチャンネル型の選択トランジスタS1、S2
を形成する。尚、第1及び第2のP型拡散層1、2と、
第1乃至第3のN型拡散層4〜6が形成される領域以外
の半導体基板の表面は、素子分離のための厚い絶縁膜に
被われている。
【0005】負荷トランジスタP1、P2、駆動トラン
ジスタN1、N2及び選択トランジスタS1、S2は、
それぞれが向かい合ってほぼ対称に配置される。第1及
び第2のゲート電極3、6は、共通に設けられ、この共
通部分がそれぞれ向かい合う側の第1及び第2のゲート
電極3、6の付近まで延長されて後述する第2の配線1
2が接続される接続部9が形成される。また、第3のゲ
ート電極8は、各選択トランジスタS1、S2で共通に
形成される。この共通に形成される第3のゲート電極6
がワード線WLとなる。
【0006】第1のアルミニウム配線10は、電源ライ
ンを成し、第3のゲート電極8と平行に第1のP型拡散
層1上を横切るように配置されてコンタクトホール11
を通して第1のP型拡散層1に接続される。第2のアル
ミニウム配線12は、第2のP型拡散層2と第1のN型
拡散層4との間に跨って配置され、各拡散層2、4上に
設けられるコンタクトホール13、14を通して第2の
P型拡散層2及び第1のN型拡散層4に接続される。同
時に、コンタクトホール15を通して第1及び第2のゲ
ート電極3、6に連続する接続部9に接続される。第3
のアルミニウム配線16は、接地ラインを成し、第1の
アルミニウム配線10及び第3のゲート電極8と交差し
て第2のN型拡散層5上に配置されてコンタクトホール
17を通して第2のN型拡散層5に接続される。そし
て、第4のアルミニウム配線18は、第3のアルミニウ
ム配線16と平行に第3のN型拡散層7上に配置され、
コンタクトホール19を通して第3のN型拡散層7に接
続される。この2本の第4のアルミニウム配線18が一
対のビット線BL1、BL2となる。
【0007】以上の第1乃至第3のゲート電極1、6、
8は1層の多結晶シリコンにより形成される。また、第
1乃至第4のアルミニウム配線10、12、16、18
は第1及び第3のゲート電極1、6、8上に2層に形成
される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】第1及び第2のゲート
電極3、6上に、第2のアルミニウム配線12を積層
し、さらに第4のアルミニウム配線18を積層するSR
AMのメモリセルの場合、各ゲート電極3、6と第2の
アルミニウム配線12との間や各拡散層2、4と第2の
アルミニウム配線12との間を接続するためのコンタク
トホールが多くなり、メモリセルサイズが大きくなると
いう問題を有している。特に、第2のアルミニウム配線
12を第1及び第2のゲート電極3、6に接続するため
のコンタクトホール15については、半導体基板へのリ
ークを防止するために厚い酸化膜上に形成しなければな
らないため、活性領域内に形成することができず、メモ
リセルサイズを大きくする要因となっている。
【0009】そこで本発明は、多層配線のコンタクト部
分のパターン面積を縮小し、半導体メモリ装置のメモリ
セルサイズを縮小することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、半導体メモリ装置の特
徴とするところは、半導体基板と、この半導体基板上に
互いに独立して配置され、それぞれ異なる電位が与えら
れる第1及び第2の電力ラインと、上記第1の電力ライ
ンに対して並列に配置される第1及び第2の負荷トラン
ジスタと、上記第2の電力ラインに対して並列に配置さ
れる第1及び第2の駆動トランジスタと、上記半導体基
板上に配置される一対のビット線にそれぞれ接続される
第1及び第2の選択トランジスタと、上記第1の負荷ト
ランジスタ及び上記第1の駆動トランジスタのゲートを
上記第2の負荷トランジスタ及び上記第2の駆動トラン
ジスタのドレインと上記第1の選択トランジスタのドレ
インとに接続する第1の接続手段と、上記第2の負荷ト
ランジスタ及び上記第2の駆動トランジスタのゲートを
上記第1の負荷トランジスタ及び上記第1の駆動トラン
ジスタのドレインと上記第2の選択トランジスタのドレ
インとに接続する第2の接続手段と、を備え、上記第1
の接続手段は、上記半導体基板の表面領域に島状に形成
される基板と逆導電型の半導体層と、この半導体層と重
なって上記半導体基板上に絶縁膜を介して配置され、上
記半導体層上に設けられる第1のコンタクトホールを通
して上記半導体層の一部に接続される第1の配線と、こ
の第1の配線と重なって上記半導体基板上に絶縁膜を介
して配置され、上記第1のコンタクトホールに重なる位
置に設けられる第2のコンタクトホールを通して上記第
1の配線に接続される第2の配線と、を含むことにあ
る。
【0011】そして、半導体装置のコンタクト構造の特
徴とするところは、一導電型の半導体基板と、この半導
体基板の表面領域に島状に形成される逆導電型の半導体
層と、この半導体層と重なって上記半導体基板上に絶縁
膜を介して配置され、上記半導体層上に設けられる第1
のコンタクトホールを通して上記半導体層の一部に接続
される第1の配線と、この第1の配線と重なって上記半
導体基板上に絶縁膜を介して配置され、上記第1の配線
上に設けられる第2のコンタクトホールを通して上記第
1の配線に接続される第2の配線と、を備えた半導体装
置のコンタクト構造において、上記第2のコンタクトホ
ールの少なくとも一部を上記第1のコンタクトホールと
重なる位置に形成することにある。
【0012】
【作用】本発明の半導体メモリ装置によれば、第1の負
荷トランジスタ及び第1の駆動トランジスタのゲートを
第2の負荷トランジスタ及び第2の駆動トランジスタの
ドレインに接続し、さらに第1の選択トランジスタのド
レインに接続する第1の接続手段で埋め込みコンタクト
構造を採用することにより、埋め込みコンタクト部分と
コンタクトホールとを重ねて配置してコンタクトホール
の数を減らすことができ、メモリセルサイズを縮小でき
る。
【0013】そして、本発明の半導体装置のコンタクト
構造によれば、半導体層と第1の配線との接続部分で、
第2の配線を第1の配線に接続するようにしたことで、
第2の配線が第1の配線を突き抜けて半導体基板へリー
クするのを防止できる。従って、第2の配線を素子分離
領域の厚い酸化膜上で第1の配線に接続する必要がなく
なり、各配線のパターン面積を縮小できる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の半導体装置の構造を示す平
面図である。この図においては、図3と同一のSRAM
のメモリセルを示している。半導体基板20は、N型の
導電型を成し、表面領域の一部にP型の不純物が拡散さ
れてP−Well領域21が形成されている。第1のP
型拡散層22は、P−Well領域21の端部と平行な
方向に延在して半導体基板20のN型領域内に形成され
る。第2及び第3のP型拡散層23、24は、第1のP
型拡散層22と同じ半導体基板20のN型領域内に第1
のP型拡散層22から一定の距離を隔てて形成される。
第1のゲート電極25は、第1及び第2のP型拡散層2
2、23の間に絶縁膜を介して配置され、第1のP型拡
散層22をソースとし、第2のP型拡散層23をドレイ
ンとするPチャンネル型の負荷トランジスタP1を形成
する。第2のゲート電極26は、第1のゲート電極25
と同様に、第1及び第3のP型拡散層22、24の間に
絶縁膜を介して配置され、第1のP型拡散層22をソー
スとし、第3のP型拡散層24をドレインとするPチャ
ンネル型の負荷トランジスタP2を形成する。第1及び
第2のN型拡散層27、28は、互いに一定の距離を隔
ててP−Well領域21内に、第1及び第2のP型拡
散層22、23の配置方向に対して約45°傾いた方向
に配置される。第3のゲート電極29は、第1及び第2
のN型拡散層27、28の間に絶縁膜を介して配置さ
れ、第1のN型拡散層27をドレインとし、第2のN型
拡散層28をソースとするNチャンネル型の駆動トラン
ジスタN1を形成する。第3及び第4のN型拡散層3
0、31は、互いに一定の距離を隔ててP−Well領
域21内に、第1及び第2のN型拡散層27、28と平
行に配置される。第4のゲート電極32は、第3及び第
4のN型拡散層30、31の間に絶縁膜を介して配置さ
れ、第3のN型拡散層30をドレインとし、第4のN型
拡散層31をソースとするNチャンネル型の駆動トラン
ジスタN2を形成する。第5のN型拡散層33は、第1
のN型拡散層27から一定の距離を隔ててP−Well
領域21内に形成される。第6及び第7のN型拡散層3
4、35は、互いに一定の距離を隔てて、第1及び第5
のN型拡散層27、33と並列にP−Well領域21
内に形成される。第5のゲート電極36は、第1及び第
5のN型拡散層27、33の間と第6及び第7のN型拡
散層34、35の間とに絶縁膜を介して配置され、第1
及び第6のN型拡散層27、34をドレインとし、第5
の及び第7のN型拡散層33、35をソースとするNチ
ャンネル型の選択トランジスタS1、S2を形成する。
尚、この選択トランジスタS1、S2については、ビッ
ト線BL1、BL2の電位次第でソースとドレインとが
逆転する。
【0015】第1及び第3のゲート電極25、29は、
共通に設けられ、この共通部分が第3のN型拡散層30
上で幅広く形成されて第1の接続部37を成している。
この第1の接続部37と第3のN型拡散層30との間の
絶縁膜には、第1の開口部38が形成され、この第1の
開口部38を通して第1の接続部37が第3のN型拡散
層30に接続されて、所謂埋め込みコンタクトを形成す
る。これにより、負荷トランジスタP1及び駆動トラン
ジスタN1のゲートが駆動トランジスタN2のドレイン
に接続される。また、第3のゲート電極29の一端は、
第6のN型拡散層34上まで延長され、この第6のN型
拡散層34上で幅広く形成されて第2の接続部39を成
している。この第2の接続部39と第6のN型拡散層3
4との間の絶縁膜には、第2の開口部40が形成され、
この第2の開口部40を通して第2の接続部39が第6
のN型拡散層34に接続されて、第1の接続部37と同
様に、埋め込みコンタクトを形成する。これにより、駆
動トランジスタN1のゲートが選択トランジスタS2の
ドレインに接続される。第2及び第4のゲート電極2
6、32は、共通に設けられ、この共通部分が第2のP
型拡散層23に隣接する部分で広く形成されて後述する
第2の配線45が接続される第3の接続部41を成して
いる。また、第4のゲート電極32の一端は、第1のN
型拡散層27上まで延長され、この第1のN型拡散層2
7上で幅広く形成されて第4の接続部42を成してい
る。この第4の接続部42と第1のN型拡散層27との
間の絶縁膜には、第3の開口部43が形成され、この第
3の開口部43を通して第3の接続部42が第1のN型
拡散層27に接続されて、第1の接続部37と同様に、
埋め込みコンタクトを形成する。これにより、駆動トラ
ンジスタN2のゲートが、駆動トランジスタN1及び選
択トランジスタS1のドレインに接続される。ところ
で、第5のゲート電極36は、各選択トランジスタS
1、S2で共通に形成されてワード線WLとなる。
【0016】第1のアルミニウム配線44は、電源ライ
ンを成し、第1のP型拡散層22と重なるように配置さ
れて第1のP型拡散層22に接続される。第2のアルミ
ニウム配線45は、第2のP型拡散層23と第2及び第
3のゲート電極26、32につながる第3の接続部41
との間に跨るように配置され、コンタクトホール46及
び47を通して第2のP型拡散層23及び第3の接続部
41にそれぞれ接続される。これにより、負荷トランジ
スタP1のドレインが負荷トランジスタP2及び駆動ト
ランジスタN2のゲートに接続される。第3のアルミニ
ウム配線48は、第3のP型拡散層24と第1及び第3
のゲート電極25、29につながる第1の接続部37と
の間に跨るように配置され、コンタクトホール49、5
0を通して第3のP型拡散層24及び第1の接続部37
にそれぞれ接続される。これにより、負荷トランジスタ
P2のドレインが負荷トランジスタP1及び駆動トラン
ジスタN1のゲートに接続される。第4のアルミニウム
配線51は、接地ラインを成し、第5のゲート電極36
と並列に第2及び第4のN型拡散層28、31上を横切
るように配置されてコンタクトホール52、53を通し
て第2及び第4のN型拡散層28、31にそれぞれ接続
される。そして、第5及び第6のアルミニウム配線5
4、55は、第1及び第4のアルミニウム配線44、5
1と交差して第5及び第7のN型拡散層33、35上に
配置され、コンタクトホール56、57を通して第5及
び第7のN型拡散層33、35にそれぞれ接続される。
この第5及び第6のアルミニウム配線54、55が一対
のビット線BL1、BL2となる。
【0017】以上の第1乃至第5のゲート電極25、2
6、29、32、36は、1層の多結晶シリコンにより
形成される。また、第1乃至第6のアルミニウム配線4
4、45、48、51、55、56は、第1及び第3の
ゲート電極1、6、8上に2層に形成される。図2は、
図1のX−X線の断面を示す断面図である。
【0018】N型のシリコンからなる半導体基板20の
表面領域にP型の不純物が拡散されてP−Well領域
21が形成される。このP−Well領域21内にN型
の不純物が拡散されてN型拡散層30、31が形成され
る。これらN型拡散層30、31の間には、二酸化シリ
コンからなる絶縁膜61を介し、多結晶シリコンからな
るゲート電極32が形成される。N型拡散層30、31
及びゲート電極32が形成される活性領域以外の半導体
基板20の表面は、素子分離をするため、選択酸化によ
る厚い絶縁膜62が形成される。また、N型拡散層30
上の絶縁膜61の一部には開口部38が形成され、この
開口部38から厚い酸化膜61上にかけて多結晶シリコ
ンからなるゲート電極25が形成される。このゲート電
極25とN型拡散層30との接続部分は、N型不純物が
高い濃度で拡散され、埋め込みコンタクトを形成する。
そして、これらのゲート電極25、32を被って二酸化
シリコンからなる2層目の絶縁膜63が形成される。こ
の絶縁膜63の開口部38と重なる部分には、コンタク
トホール50が形成され、このコンタクトホール50を
通してゲート電極25に接続されるアルミニウム配線4
8が形成される。同時に、N型拡散層31上には別のア
ルミニウム配線51も形成される。さらに、これらのア
ルミニウム配線48、51を被って二酸化シリコンから
なる3層目の絶縁膜64が形成され、この絶縁膜64上
に2層目のアルミニウム配線54が形成される。
【0019】このように、ゲート電極25とアルミニウ
ム配線48との接続を、N型拡散層30にゲート電極2
5を接続する埋め込みコンタクト部分に重ねて配置すれ
ば、厚い絶縁膜62上でなくてもアルミニウム配線48
をゲート電極25に接続することができる。従って、こ
の接続部分のパターン面積を縮小することができる。以
上の実施例においては、本発明のコンタクト構造をSR
AMのメモリセルに採用した場合を例示したが、多結晶
シリコンとアルミニウムとの多層配線構造で埋め込みコ
ンタクトを有する半導体メモリ装置等、その他の半導体
装置への採用も可能である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、配線の接続部分のパタ
ーン面積を縮小することができ、多層配線を有する半導
体装置の微細化に有利である。また、このコンタクト構
造を採用した半導体メモリにおいては、コンタクト部分
のパターン面積を縮小することでメモリセルサイズを小
さくすることができ、メモリ容量の増大が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体メモリ装置の構造を示す平面図
である。
【図2】図1のX−X線の断面の構造を示す断面図であ
る。
【図3】SRAMのメモリセルの構成を示す回路図であ
る。
【図4】従来の半導体メモリ装置の構造を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1、2 P型拡散層 3、6、8 ゲート電極 4、5、7 N型拡散層 10、12 アルミニウム配線 11、13、14、17、19 コンタクトホール 20 半導体基板 21 P−Well領域 22、23、24 P型拡散層 25、26、29、32、36 ゲート電極 27、28、30、31、33、34、35 N型拡散
層 38、40、43 開口部(埋め込みコンタクト) 44、45、48、51、54、55 アルミニウム配
線 46、47、49、50、52、53、56、57 コ
ンタクトホール P1、P2 負荷トランジスタ N1、N2 駆動トランジスタ S1、S2 選択トランジスタ I1、I2 インバータ WL ワード線 BL1、BL2 ビット線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、この半導体基板上に互い
    に独立して配置され、それぞれ異なる電位が与えられる
    第1及び第2の電力ラインと、上記第1の電力ラインに
    対して並列に配置される第1及び第2の負荷トランジス
    タと、上記第2の電力ラインに対して並列に配置される
    第1及び第2の駆動トランジスタと、上記半導体基板上
    に配置される一対のビット線にそれぞれ接続される第1
    及び第2の選択トランジスタと、上記第1の負荷トラン
    ジスタ及び上記第1の駆動トランジスタのゲートを上記
    第2の負荷トランジスタ及び上記第2の駆動トランジス
    タのドレインと上記第1の選択トランジスタのドレイン
    とに接続する第1の接続手段と、上記第2の負荷トラン
    ジスタ及び上記第2の駆動トランジスタのゲートを上記
    第1の負荷トランジスタ及び上記第1の駆動トランジス
    タのドレインと上記第2の選択トランジスタのドレイン
    とに接続する第2の接続手段と、を備えた半導体メモリ
    装置において、上記第1の接続手段は、上記半導体基板
    の表面領域に島状に形成される基板と逆導電型の半導体
    層と、この半導体層と重なって上記半導体基板上に絶縁
    膜を介して配置され、上記半導体層上に設けられる第1
    のコンタクトホールを通して上記半導体層の一部に接続
    される第1の配線と、この第1の配線と重なって上記半
    導体基板上に絶縁膜を介して配置され、上記第1のコン
    タクトホールに重なる位置に設けられる第2のコンタク
    トホールを通して上記第1の配線に接続される第2の配
    線と、を含むことを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板と、この半導体基板上に互い
    に独立して配置され、それぞれ異なる電位が与えられる
    第1及び第2の電力ラインと、上記第1の電力ラインに
    対して並列に配置される第1及び第2の負荷トランジス
    タと、上記第2の電力ラインに対して並列に配置される
    第1及び第2の駆動トランジスタと、上記半導体基板上
    に配置される一対のビット線にそれぞれ接続される第1
    及び第2の選択トランジスタと、上記第1の負荷トラン
    ジスタ及び上記第1の駆動トランジスタのゲートを上記
    第2の負荷トランジスタ及び上記第2の駆動トランジス
    タのドレインと上記第1の選択トランジスタのドレイン
    とに接続する第1の接続手段と、上記第2の負荷トラン
    ジスタ及び上記第2の駆動トランジスタのゲートを上記
    第1の負荷トランジスタ及び上記第1の駆動トランジス
    タのドレインと上記第2の選択トランジスタのドレイン
    とに接続する第2の接続手段と、を備えた半導体メモリ
    装置において、上記第1の接続手段は、上記第2の駆動
    トランジスタのドレインに連続する基板と逆導電型の半
    導体層に上記第1の負荷トランジスタ及び上記第1の駆
    動トランジスタのゲートに連続する第1の配線を接続
    し、この接続部分上で上記第1の配線に上記第2の配線
    を接続すると共に、上記第1の配線を上記第1の選択ト
    ランジスタのドレインに接続し、上記第2の配線を上記
    第2の負荷トランジスタのドレインに接続することを特
    徴とする半導体メモリ装置。
  3. 【請求項3】 一導電型の半導体基板と、この半導体基
    板の表面領域に島状に形成される逆導電型の半導体層
    と、この半導体層と重なって上記半導体基板上に絶縁膜
    を介して配置され、上記半導体層上に設けられる第1の
    コンタクトホールを通して上記半導体層の一部に接続さ
    れる第1の配線と、この第1の配線と重なって上記半導
    体基板上に絶縁膜を介して配置され、上記第1の配線上
    に設けられる第2のコンタクトホールを通して上記第1
    の配線に接続される第2の配線と、を備えた半導体装置
    のコンタクト構造において、上記第2のコンタクトホー
    ルの少なくとも一部を上記第1のコンタクトホールと重
    なる位置に形成することを特徴とする半導体装置のコン
    タクト構造。
  4. 【請求項4】 上記半導体層が第1の絶縁ゲート型トラ
    ンジスタのソースあるいはドレインに連続し、上記第1
    の配線が上記第1の絶縁ゲート型トランジスタと並列に
    配置される第2の絶縁ゲート型トランジスタのゲートに
    連続することを特徴とする請求項3記載の半導体装置の
    コンタクト構造。
JP6229696A 1994-09-26 1994-09-26 半導体メモリ装置及びこれに用いるコンタクト構造 Pending JPH0897296A (ja)

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KR1019950031589A KR100187741B1 (ko) 1994-09-26 1995-09-25 반도체 메모리 장치 및 이에 이용하는 콘택트 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004104128A (ja) * 2002-09-04 2004-04-02 Samsung Electronics Co Ltd Soi基板に形成されるsramデバイス

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JP2004104128A (ja) * 2002-09-04 2004-04-02 Samsung Electronics Co Ltd Soi基板に形成されるsramデバイス

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