JPH0897210A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH0897210A
JPH0897210A JP6232603A JP23260394A JPH0897210A JP H0897210 A JPH0897210 A JP H0897210A JP 6232603 A JP6232603 A JP 6232603A JP 23260394 A JP23260394 A JP 23260394A JP H0897210 A JPH0897210 A JP H0897210A
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JP
Japan
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film
nitride film
oxide film
conductive layer
wiring
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JP6232603A
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English (en)
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Masaru Kawasaki
賢 川崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 良質なサイドウォールを形成し、かつ自己整
合的にコンタクトホールを形成することが可能な半導体
装置及びその製造方法を得る。 【構成】 配線3の上部に窒化膜4が形成される。配線
3及び窒化膜4の側面にサイドウォール20が形成され
る。サイドウォール20は酸化膜6及び窒化膜7からな
り、酸化膜6は配線3の側面を完全に覆って配線3の側
面上及びゲート酸化膜2上に酸化膜6が形成され、窒化
膜7は配線3の側面及びゲート酸化膜2に接することな
く酸化膜6上部全面を覆って形成される。 【効果】 導電層(配線3)及び絶縁膜(ゲート酸化膜
2)上を窒化膜が完全に覆うとともに、導電層の側面及
び絶縁膜上には酸化膜が形成されるため、良質なサイド
ウォールを形成し、かつ自己整合的にコンタクトホール
を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置の製造方法
に関し、特に自己整合的(セルフアライン)なコンタク
トホールの開孔方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14はコンタクトホールを自己整合的
に形成する際の配線の周辺構造の一例を示す断面図であ
る。同図に示すように、Si基板1の表面上にゲート酸
化膜2が形成され、ゲート酸化膜2上にポリシリコン系
の配線3が選択的に形成される。この配線3の上部及び
枠付け部(サイドウォール)にそれぞれ窒化膜4及び窒
化膜5が形成される。このように、配線3の上部及び側
面を窒化膜4及び5で覆うことにより、配線3が窒化膜
4により保護されるため、コンタクトホールを自己整合
的に形成することができる。
【0003】なお、第1層目のポリシリコン系の配線3
をエッチングする際にマスクを窒化膜3としても、トラ
ンジスタの諸特性に影響はない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、窒化膜
5により配線3のサイドウォールを形成した図2に示す
構造は、以下の問題点〜を有している。
【0005】窒化膜がSi膜に対して応力が大きいた
め、半導体装置全般に悪影響を与える。例えば、窒化膜
5の応力によりSi基板1,窒化膜5間のゲート酸化膜
2に欠陥を発生させ、リーク電流を大きくしてしまう。
窒化膜のトラップ密度が大きいため、LDD構造のト
ランジスタにおいてサイドウォールトラップの増加を招
き、ホットキャリア耐性の低下を引き起こしてしまう。
窒化膜が酸化膜よりも比誘電率が大きいため、MOS
トランジスタの寄生容量(ゲート〜ドレイン間容量)を
増大させ回路の動作速度を低下させてしまう。
【0006】このように、窒化膜5でサイドウォールを
形成した場合、半導体装置に種々の性能劣化をもたらせ
てしまい、良質なサイドウォールではないという問題点
があった。
【0007】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、良質なサイドウォールを形成し、かつ自
己整合的にコンタクトホールを形成することが可能な半
導体装置及びその製造方法を得ることを得ることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の半導体装置は、半導体基板上に形成される絶縁膜
と、前記絶縁膜上に選択的に形成される導電層と、前記
導電層の上部全面に形成される第1の窒化膜と、前記導
電層の側面に形成されるサイドウォールとを備え、前記
サイドウォールは、前記導電層の側面を完全に覆って前
記導電層の側面上及び前記絶縁膜上に形成される酸化膜
と、前記酸化膜の上部を完全に覆って形成される第2の
窒化膜とからなる。
【0009】この発明に係る請求項2記載の半導体装置
の製造方法は、(a) 半導体基板上に絶縁膜を介して選択
的に導電層及び第1の窒化膜を形成するステップを備
え、前記第1の窒化膜は前記導電層の上部全面に形成さ
れており、(b) 前記導電層を完全に覆って前記絶縁膜上
及び前記導電層上に酸化膜を形成するステップと、(c)
前記酸化膜を覆って第2の窒化膜を形成するステップ
と、(d) 前記酸化膜及び前記第2の窒化膜に対してエッ
チング処理を施し、前記導電層の側面に前記酸化膜及び
前記第2の窒化膜の一部を残すステップと、(e) 前記第
1の窒化膜及び前記第2の窒化膜間の前記酸化膜に対し
てエッチング処理を施し、前記酸化膜を一部除去して前
記第1の窒化膜及び前記第2の窒化膜間に溝を形成する
ステップと、(f) 前記溝を埋め込み用窒化膜で埋めるス
テップとをさらに備えて構成される。
【0010】また、請求項3記載の半導体装置の製造方
法のように、前記ステップ(e)の前に、(g) 前記ステッ
プ(d)で残存した前記酸化膜の側面を覆って酸化膜保護
用窒化膜を形成するステップをさらに備えてもよい。
【0011】
【作用】この発明における請求項1記載の半導体装置の
サイドウォールは、導電層の側面を完全に覆って導電層
の側面上及び絶縁膜上に形成される酸化膜と、酸化膜の
上部を完全に覆って形成される第2の窒化膜とからなる
ため、酸化膜の上部は第2の窒化膜により完全に保護さ
れるとともに、導電層の側面及び絶縁膜と第2の窒化膜
との間に酸化膜が介在する。
【0012】したがって、導電層及びサイドウォールの
上部はそれぞれ第1及び第2の窒化膜により完全に保護
されるため、第1及び第2の窒化膜の上部から窒化膜が
エッチング耐性を有するエッチング処理を施してコンタ
クトホールを形成すれば、コンタクトホール形成時に導
電層及びサイドウォールの酸化膜がエッチングされるこ
とはなく、自己整合的にコンタクトホールを形成するこ
とができる。
【0013】また、導電層の側面及びサイドウォール下
の絶縁膜と第2の窒化膜との間に酸化膜が介在すること
により、第2の窒化膜による悪影響を酸化膜が確実に抑
制するため、サイドウォールが装置の性能劣化をもたら
すことはない。
【0014】この発明における請求項2記載の半導体装
置の製造方法により、導電層の側面に酸化膜、第2の窒
化膜及び埋め込み用窒化膜とを有するサイドウォールが
形成される。サイドウォールを構成する酸化膜は、ステ
ップ(b)で導電層を完全に覆って絶縁膜上及び導電層上
に形成されたため、導電層の側面及びサイドウォール下
の絶縁膜と第2の窒化膜との間に必ず介在する。
【0015】また、サイドウォールを構成する第2の窒
化膜は、ステップ(c)で酸化膜を覆って形成されてお
り、埋め込み用窒化膜は酸化膜上の溝を埋めるため、第
2の窒化膜及び埋め込み用窒化膜により酸化膜の上部は
完全に覆って形成されることに自己整合コンタクトホー
ル形成時に確実に保護される。
【0016】また、請求項3記載の半導体装置の製造方
法のステップ(g)は、ステップ(e)の前に、ステップ(d)
で残存した酸化膜の側面を覆って酸化膜保護用窒化膜を
形成するため、ステップ(e)実行時に酸化膜の側面がエ
ッチングされるのを確実に保護することができる。
【0017】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例である半導体
装置の配線の周辺構造を示す断面図である。同図に示す
ように、Si基板1の表面上にゲート酸化膜2が形成さ
れ、ゲート酸化膜2上にポリシリコン系の導電層である
配線3が選択的に形成される。この配線3は第1層目の
配線であり、図1では図示しないが、コンタクトホール
が形成された後に2層目の配線が形成される。
【0018】配線3の上部に窒化膜4が形成される。そ
して、配線3及び窒化膜4の側面にサイドウォール(枠
付け部)20が形成される。サイドウォール20は酸化
膜6及び窒化膜7からなり、酸化膜6は配線3の側面を
完全に覆って配線3の側面上及びゲート酸化膜2上に酸
化膜6が形成され、窒化膜7は配線3の側面及びゲート
酸化膜2に接することなく酸化膜6上部全面を覆って形
成される。
【0019】本実施例の半導体装置は、酸化膜6は窒化
膜7のSi基板1に対する応力の影響を確実に抑制する
ため、ゲート酸化膜2に欠陥を発生させることもなく半
導体装置に悪影響を与えない。また、配線3の側面及び
ゲート酸化膜2と窒化膜7との間に酸化膜6を介在させ
ることにより、大きいトラップ密度及び比誘電率を有す
る窒化膜7による悪影響も確実に抑制することができる
ため、サイドウォールトラップを招くこともなく、MO
Sトランジスタの寄生容量が増大することもない。
【0020】配線3と窒化膜7との間及び窒化膜7とS
i基板1との間に酸化膜6を介した構造の本実施例のト
ランジスタは、酸化膜のみにより配線3のサイドウォー
ルを形成したトランジスタと比較して、トランジスタの
諸特性に有意差はない。
【0021】図2〜図9は図1で示した本実施例の半導
体装置の製造方法を示す断面図である。以下、図2〜図
9を参照して、本実施例の半導体装置の製造方法を説明
する。
【0022】まず、Si基板1上にゲート酸化膜2を形
成し、ゲート酸化膜2上全面に導電層を形成する。そし
て、導電層上に窒化膜を形成する。その後、窒化膜を写
真製版技術等を用いてパターニングする。
【0023】そして、図2に示すように、パターンニン
グされた窒化膜4マスクとして導電層に対し既存のエッ
チング処理を施して、その一部がMOSトランジスタの
ゲート電極となる配線3を形成する。このとき、マスク
となる窒化膜4の膜厚は後にエッチバックを数回行うの
でやや厚めに2000オングストローム以上にする。な
お、配線3の材料はポリシリコン、ドープトポリシリコ
ンあるいはポリサイド等のポリシリコン系が考えられ
る。
【0024】その後、図示しないが配線3及び窒化膜4
をマスクとして、イオン注入法等により不純物を注入し
た後に第1の拡散処理を施し、第1の拡散領域を形成す
る。
【0025】そして、図3に示すように、配線3及び窒
化膜4を覆って全面に酸化膜6を300オングストロー
ム(200オングストローム以上の膜厚であれば電気特
性に悪影響はない。)の膜厚で形成した後、この酸化膜
6を覆って1000オングストロームの膜厚の窒化膜7
1をデポジションする。
【0026】その後、酸化膜6及び窒化膜71に対し
て、窒化膜と酸化膜との選択比が1程度(すなわち窒化
膜と酸化膜のエッチングレートがほぼ等しい。)で、か
つ窒化膜と酸化膜のSi基板に対する選択比が高い条件
にて異方性ドライエッチング処理を行い、図4に示すよ
うに、残存した酸化膜6及び窒化膜71からなる枠21
を形成する。この際、コリメーションスパッタ等特殊な
製膜法を使用しない限り、通常の製膜法では側壁部に膜
がつまれる。したがって、図3の状態で上記条件の通常
の異方性エッチング処理を行えば、側壁部に図4のよう
に枠21が確実に残ることになる。オーバーエッチング
量は製膜条件やエッチング条件、またどの程度の枠を残
すかにより異なる。
【0027】そして、再度、窒化膜を700オングスト
ロームの膜厚でデポジションした後に上記異法性エッチ
ング処理を行うことにより、図5に示すように、枠21
の側面に窒化膜72が残る。この窒化膜72により酸化
膜6の側面は完全に覆われる。
【0028】そして、酸化膜6に対するウェットエッチ
ング処理を行うことにより、図6に示すように、窒化膜
4と窒化膜71との間に700オングストローム程度の
窪み(溝)22を形成する。ここで窒化膜72により酸
化膜6の側面が完全に覆われているため、酸化膜6のサ
イドエッチングを防止することができる。
【0029】次に図7のように、窪み22が埋まるよう
にカバレッジのよい条件において窒化膜73を2500
オングストローム程度の膜厚でデポジションする。
【0030】その後、窒化膜73に対するウエットエッ
チング処理を施し、窒化膜4をデポジションした膜厚か
ら300オングストローム程度オーバーエッチを行うと
図8に示すように、酸化膜6及び窒化膜7からなるサイ
ドウォール20が形成される。
【0031】そして、図示しないが、配線3、窒化膜4
及びサイドウォール20をマスクとして、イオン注入法
等により不純物を注入した後に第2の拡散処理を施し、
第2の拡散領域を形成する。この第2の拡散領域が第1
の拡散処理で形成された第1の拡散領域とともに、MO
Sトランジスタのソース,ドレイン領域となる。
【0032】その後、図9に示すように、熱酸化処理を
施し、500オングストローム程度の膜厚の層間絶縁膜
8を形成する。その時の平面構造は図10の斜視図に示
すようになる。
【0033】図10のような構造の半導体装置上に図1
1に示すように、レジスト9を形成しレジスト9にコン
タクトホール形成用の穴部10を設けてパターニングす
る。そして、パターニングされたレジスト9をマスクと
して熱酸化膜8に対するコンタクト開孔用のドライエッ
チング処理を行い、図12に示すように、コンタクトホ
ール12を形成する。この時、酸化膜の対窒化膜選択比
が高い条件にて行う。
【0034】この際、第1層目のポリシリコン系の配線
3及びサイドウォール20の上部、すなわちドライエッ
チング時にイオン衝撃をうける部分全てを窒化膜で覆っ
ているため、写真製版によるコンタクトホール12のパ
ターニングがずれて配線3の上部に位置しても、配線3
の表面が露出することはない。したがって、第1層目の
ポリシリコン系の配線3とコンタクトホール12内に形
成される2層目の配線とが電気的にショートすることは
ない。すなわち、2層目の配線形成用のコンタクトホー
ルを自己整合的に形成することができる。
【0035】なお、エッチングの種類はドライエッチン
グではなくてウェットエッチングを用いてもよい。ウェ
ットエッチングの場合、ドライエッチングで用いるプラ
ズマによる基板へのダメージがなく、開孔部がサイドエ
ッチングされるため低いコンタクト抵抗を得ることがで
きる。ただし、ウェットエッチングを用いる場合は、酸
化膜6のサイドエッチを防止するため、酸化膜6の側面
を窒化膜で完全に覆ってサイドウォールを形成するほう
が望ましい。
【0036】また、上記の説明では層間絶縁膜として熱
酸化膜を用いていたが、図13に示すように、酸化膜1
1をデポジションして形成してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の半導体装置のサイドウォールは、導電層
の側面を完全に覆って導電層の側面上及び絶縁膜上に形
成される酸化膜と、酸化膜の上部を完全に覆って形成さ
れる第2の窒化膜とからなるため、酸化膜の上部は第2
の窒化膜により完全に保護されるとともに、導電層の側
面及び絶縁膜と第2の窒化膜との間に酸化膜が介在す
る。
【0038】したがって、導電層及びサイドウォールの
上部はそれぞれ第1及び第2の窒化膜により完全に保護
されるため、第1及び第2の窒化膜の上部から窒化膜が
エッチング耐性を有するエッチング処理を施してコンタ
クトホールを形成すれば、コンタクトホール形成時に導
電層及びサイドウォールの酸化膜がエッチングされるこ
とはなく、自己整合的にコンタクトホールを形成するこ
とができる。
【0039】また、導電層の側面及びサイドウォール下
の絶縁膜と第2の窒化膜との間に酸化膜が介在すること
により、第2の窒化膜による悪影響を酸化膜が確実に抑
制するため、サイドウォールが装置の性能劣化をもたら
すことはない。
【0040】その結果、良質なサイドウォールを形成
し、かつ自己整合的にコンタクトホールを形成すること
が可能な半導体装置を得ることができる。
【0041】この発明における請求項2記載の半導体装
置の製造方法により、導電層の側面に酸化膜、第2の窒
化膜及び埋め込み用窒化膜とを有するサイドウォールが
形成される。サイドウォールを構成する酸化膜は、ステ
ップ(b)で導電層を完全に覆って絶縁膜上及び導電層上
に形成されたため、導電層の側面及び絶縁膜と第2の窒
化膜との間に必ず介在する。
【0042】したがって、導電層の側面及び絶縁膜と第
2の窒化膜との間に酸化膜が介在することにより、第2
の窒化膜による悪影響を酸化膜が確実に抑制するため、
サイドウォールが装置の性能劣化をもたらすことはな
い。
【0043】また、サイドウォールを構成する第2の窒
化膜は、ステップ(c)で酸化膜を覆って形成されてお
り、埋め込み用窒化膜は酸化膜上の溝を埋めるため、第
2の窒化膜及び埋め込み用窒化膜により酸化膜の上部は
完全に覆って形成されることにより確実に保護される。
【0044】したがって、導電層及びサイドウォールの
上部はそれぞれ第1及び第2の窒化膜並びに埋め込み用
窒化膜により完全に保護されるため、上方から窒化膜が
エッチング耐性を有するエッチング処理を施してコンタ
クトホールを形成すれば、コンタクトホール形成時に導
電層上がエッチング処理対象となっても導電層及び酸サ
イドウォールの酸化膜がエッチングされることはなく、
自己整合的にコンタクトホールを形成することができ
る。
【0045】その結果、良質なサイドウォールを形成
し、かつ自己整合的にコンタクトホールを形成すること
が可能な半導体装置の製造方法を得ることができる。
【0046】また、請求項3記載の半導体装置の製造方
法のステップ(g)は、ステップ(e)の前に、ステップ(d)
で残存した酸化膜の側面を覆って酸化膜保護用窒化膜を
形成するため、ステップ(e)実行時に酸化膜の側面がエ
ッチングされるのを確実に保護することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である半導体装置の配線
の周辺構造を示す断面図である。
【図2】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図3】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図4】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図5】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図6】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図7】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図8】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図9】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す断
面図である。
【図10】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す
斜視図である。
【図11】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す
斜視図である。
【図12】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す
斜視図である。
【図13】 図1で示した半導体装置の製造方法を示す
斜視図である。
【図14】 従来の半導体装置の配線の周辺構造を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 Si基板、2 ゲート酸化膜、3 配線、4 窒化
膜、6 酸化膜、7窒化膜7、20 サイドウォール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/768 21/8238 27/092 27/08 331 A H01L 27/08 321 F

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に形成される絶縁膜と、 前記絶縁膜上に選択的に形成される導電層と、 前記導電層の上部全面に形成される第1の窒化膜と、 前記導電層の側面に形成されるサイドウォールとを備え
    た半導体装置であって、 前記サイドウォールは、前記導電層の側面を完全に覆っ
    て前記導電層の側面上及び前記絶縁膜上に形成される酸
    化膜と、前記酸化膜の上部を完全に覆って形成される第
    2の窒化膜とからなることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 (a) 半導体基板上に絶縁膜を介して選択
    的に導電層及び第1の窒化膜を形成するステップを備
    え、前記第1の窒化膜は前記導電層の上部全面に形成さ
    れており、 (b) 前記導電層を完全に覆って前記絶縁膜上及び前記導
    電層上に酸化膜を形成するステップと、 (c) 前記酸化膜を覆って第2の窒化膜を形成するステッ
    プと、 (d) 前記酸化膜及び前記第2の窒化膜に対してエッチン
    グ処理を施し、前記導電層の側面に前記酸化膜及び前記
    第2の窒化膜の一部を残すステップと、 (e) 前記第1の窒化膜及び前記第2の窒化膜間の前記酸
    化膜に対してエッチング処理を施し、前記酸化膜を一部
    除去して前記第1の窒化膜及び前記第2の窒化膜間に溝
    を形成するステップと、 (f) 前記溝を埋め込み用窒化膜で埋めるステップとをさ
    らに備える、半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(e)の前に、 (g) 前記ステップ(d)で残存した前記酸化膜の側面を覆
    って酸化膜保護用窒化膜を形成するステップをさらに備
    える、請求項2記載の半導体装置の製造方法。
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