JPH089675Y2 - 指針式世界時計 - Google Patents

指針式世界時計

Info

Publication number
JPH089675Y2
JPH089675Y2 JP10863489U JP10863489U JPH089675Y2 JP H089675 Y2 JPH089675 Y2 JP H089675Y2 JP 10863489 U JP10863489 U JP 10863489U JP 10863489 U JP10863489 U JP 10863489U JP H089675 Y2 JPH089675 Y2 JP H089675Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hand
hour
area
signal
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10863489U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0348792U (ja
Inventor
紀寿 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Citizen Watch Co Ltd filed Critical Citizen Watch Co Ltd
Priority to JP10863489U priority Critical patent/JPH089675Y2/ja
Publication of JPH0348792U publication Critical patent/JPH0348792U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH089675Y2 publication Critical patent/JPH089675Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、12時間制の時計を用いて、2つの地域の時
刻を表示させる指針式世界時計に関する。
〔従来の技術〕 世界時計は、デジタル式及びアナログ式等において、
多くの製品が現在市販されている。このうちデジタル式
での世界時刻の表示方法は、或る地域を選定すると、24
時間制で選定された地域の時刻を表示するものとか、又
は、12時間制で選定された地域の時刻を表示すると共に
AM、PMで、午前、午後の表示を行なうものとかがある。
一方、アナログ式での世界時刻表示は、或る地域を指
示する指針を備え、該指針を選定した地域に合わせる
と、24時間制の時針を持つ時針が、選定された地域の時
刻を24時間制で表示するものとか、又は、地名を記した
円板を24時間で1周させ、回転している円板上にある選
定する地名の位置から、該地名の時刻を読み取るもの、
又は、24時間1周している円板、又は、指針と、文字板
外周に取り付けた手動で回転可能なベゼルとを用いて他
地域の時刻を知るもの、など種々の方法がある。
この様に現在市販されている主な世界時計は、デジタ
ル式では選定された地域を12時間制及び24時間制で表示
するものであり、アナログ式では、選定された地域を24
時間制で表示する方法をとっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上のように世界時計は、1つの時計で、他地域の時
刻を知る事が出来る。しかしながら、デジタル式の世界
時計は、選定された地域の時刻を、24時間制、12時間制
等で表示出来るが、アナログ式の世界時計では、選定さ
れた地域の時刻を24時間制で表示するもので、アナログ
式の世界時計は、12時間制で表示された時計に慣れた者
には、見にくく読みずらいなどの問題があった。
本考案の目的は、アナログ式の世界時計において、12
時間制の時計に見慣れた者にも見やすい、12時間制の世
界時計を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の指針式世界時計
は、時刻を選定する地域を24地域とし、該地域を指示す
る指針が、12時間の時差がある2地域を2つの指針で指
示し、前記2地域を12時間制の電子時計で表示すると共
に、2つの地域指示針の相互を違えた色又は形にする事
で、一方を午前地域指示針、他方を午後地域式針にする
事で、選定された地域が、午前であるか、もしくは午後
であるかをも、判別出来る事を特徴としている。
〔作用〕
すなわち、本考案における指針式世界時計の選定地域
の12時間制時刻表示は、選定する地域を指示する指針が
選定した地域と、該選定された地域と12時間の時差があ
る地域との、2つの地域を指示すると共に、2つの地域
指示針が、相互に違う色や形である事で、一方の地域指
示針を午前に、他方の地域指示針を午後と決める事で、
選定した地域の時刻は、12時間制の電子時計で表示出来
る。
〔実施例〕
以下図面により、本考案の実施例を詳述する。
第1図は本考案の指針式世界時計の外観を示す正面図
であり、第2図は第1図に示す時刻における各地域が、
午前であるか午後であるかを表示した時計の正面図であ
る。
第1図において、1は電子時計、2は時針、3は分
針、4は2つの指針を持つ地域指示針であり、左下の指
針は午前を表わすと共に、午前の地域を指示する午前針
4aであり実施例では、午前を表わす意味で太陽のマーク
を附加した。また、右上の指針を午後を表わすと共に午
後の地域を指示する午後針4bであり、実施例では、午後
を表わす意味で三日月のマークを附加した。
地域指示針4で指示された2つの地域は、つねに12時
間の時差があるように設定されている。5は時分用目盛
であり、6は地域名表示部であり、実施例では、時差で
1時間異なる地域が、隣りに来る様に配置されて24ケ所
の地域名が表示されていて電子時計1の中心をはさんで
12時間時差の地域が配置されている。7はリューズであ
り、0段、1段、2段の各位置に押し引き可能であり、
リューズ7を2段引き状態にする事により後述するスイ
ッチ54を、またリューズ7を1段引き状態にする事によ
り後述するスイッチ55を動作させる。次に、8及び9は
各押釦であり、押釦8を押す事により後述するスイッチ
56を、押釦9を押す事により後述するスイッチ57を各々
動作させる。10は文字板である。
第1図に示す実施例では、時針2及び分針3から10時
10分と読めると共に、地域指示針4の午前針4aは、東京
を示す地域名表示部6の記号TYOを指示しており、又、
午後針4bは、リオデジャネイロを示す地域名表示部6の
記号RIOを指示している。この事で電子時計1から、東
京は午前10時10分、リオデジャネイロは午後10時10分と
読む事が出来る。
第2図で表わした午前午後境線13は、東京が10時台で
あり、時間が1時間経過するごとに午前午後境線13は正
転の方向つまり矢印14の如く、地名と地名の間へづれて
行く事となる。それに伴い午前領域11、及び午後領域12
も変化する事となる。
この時、押釦8を押す事により、地域指示針4は逆転
(時計回りを正転、反時計回りを逆転とする)方向に一
発回転する。つまり、午前針4aは、地域名表示部6の記
号SYDつまりシドニーへ、午後針4bは、RIOの東側の空白
の地域へ移動すると共に時針2と分針3は、11時10分を
示す。これでシドニーは午前11時10分であると知ること
ができる。
さらにこの時、押釦8を押し続けると、地域指示針4
は、逆回転を続けるが、第2図に示す様に東京が午前10
時10分の時、午前午後は、第2図の如く、午前午後境線
13を境に、午前領域11、午後領域12に分かれている。よ
って午前針4aは、シドニー(SYD)の次の地名であるヌ
メア(NOU)へ移動するとヌメア(NOU)は午前12時10分
となり現実と異なる。そこで午前針4aは、午前12時10分
であるヌメア(NOU)と12時間時差のある地域へ移動す
ると共に午後針4bもヌメア(NOU)へ移動する事とな
り、ヌメア(NOU)から午後針4bが、午後領域12内の地
名を指示する事となる。同様に午前針4aは、午前領域11
内の地名を指示する事となる。
第3図は、第1図に示した実施例の回路ブロック図で
ある。第3図の構成要素は、時間基準源51、該時間基準
源51からの出力信号に基づき駆動用のパルスの周期及び
パルス幅を作り出すための分周信号P52の信号群を出力
する分周回路52、スイッチ回路53、時刻表示手段64、地
域変更手段67より成り、また第1図に示す如く、東京を
午前針4aが、リオデジャネイロを午後針4bが表示してい
る時に、時針2により12時に成った時、東京が午後針4b
を、リオデジャネイロが午前針4aを表示切換するため、
地域指示針4を180°回転させるための午前午後切換手
段72、及び修正手段76、時分針駆動手段82、該時分針駆
動手段82に連動する時分針用輪列及び指針86、時分針用
針位置検出手段87、地域指示針駆動手段91、地域(指
示)針用輪列及び指針95より構成されている。
次に各構成要素を更に詳細に説明する。スイッチ回路
53は、スイッチ54〜57、チャタリング防止回路58〜61、
インバータ回路(以下INVと略称)62、63より成る。前
記リューズ2段引き状態時にチャタリング防止回路58よ
り、リューズ2段信号P58が出力され逆に2段引き以外
の状態時にINV62より反転リューズ2段信号P62が出力さ
れる。同様にリューズ1段引き状態に対応してチャタリ
ング防止回路59及びINV63より各々リューズ1段信号P59
及び反転リューズ1段信号P63が出力される。前記、押
釦8、9をそれぞれ押す事により、チャタリング防止回
路60、61よりワンショットの第1信号P60及び第2信号P
61が出力される。
時刻表示手段64はアンド回路(以下ANDと略称)65、
時刻信号発生回路66より成る。
次に、地域変更手段67はAND68、1時間進み信号69、
該1時間進み信号69の出力を受けて、60パルスの信号を
出力する60パルス発生回路70、地域変更信号発生回路71
より成る。
午前午後切換手段72は前記時分針用位置検出手段87を
構成する12進カウンタ90のカウンタ数が0に成った事を
検出する12検出回路73、AND74、12パルス発生回路75よ
り成る。
修正手段76はオアー回路(以下ORと略称)77、AND7
8、79、時分修正信号発生回路80、地域修正信号発生回
路81より成る。
時分針駆動手段82はOR83、時分針駆動回路84、該時分
針駆動回路84の出力信号により駆動される第1モータ85
より成る。
時分針用針位置検出手段87はOR88前記分針3の針位置
を検出する60進カウンタ89、前記時針2の針位置を検出
する12進カウンタ90より成る。
地域指示針駆動手段91はOR92、地域針駆動回路93、該
地域針駆動回路93からの出力信号により駆動される第2
モータ94より成る。
次に第3図の回路ブロック図の動作説明を行なう。本
実施例の時計仕様は、リューズ7の2段引き状態にて押
釦8を押す事により、時針2、分針3が正転に回転し、
時分針用針位置検出手段87の2つのカウンタ89、90と時
分針2、3との同期を取るためのイニシャライズ修正を
行う。またリューズ1段引き状態にて押釦8を押す事に
より時針2、分針3が正転方向に回転し時刻修正を行な
うと共に、押釦9を押す事により地域指示針4を正転で
回転させ、午前午後を注意しながら時刻を合わせた地域
名表示部に示された記号に合わせる修正を行う。リュー
ズ0段状態の通常使用状態にて押釦9を押す事により、
地域を選定し選定された地域の時刻を12時間制で時分針
が表示する。
まず、初めに、イニシャライズ修正方法について述べ
る。リューズ2段引き状態にて、スイッチ回路53より、
第1信号P60が出力されると、修正手段76ではOR77の一
方の入力信号でるリューズ2段信号P58が出力されてい
るのでAND78の一方の入力信号であるOR77の出力信号は
“H"なので、AND78は、もう一方の入力信号である第1
信号P60がAND78から出力される。これによって時分修正
信号発生回路80からは、AND78からの第1信号P60のタイ
ミングに従い所定の分周信号P52に基づき分針3を正転
の向きに1発駆動させるためのワンショット信号である
時分修正信号P80が出力され、該時分修正信号P80が時分
針駆動手段82に供給される事で分針3は正転の向きに1
発駆動されると共に輪列を介して時針2をも正転に回転
する。一方、時分針用針位置検出手段87にも前記時分修
正信号P80が供給されるが時分針用針位置検出手段87の
2つのカウンタは、前記リューズ2段信号P58によって
各々がリセットされており、カウンタ数は、時分修正信
号P80によりカウントはない。すなわちユーザーに初期
設定として時針2、分針3を12時00分に合わせるイニシ
ャライズ修正をしてもらう事で時分針と時分針用針位置
検出手段87との位相が正しく合う。
また、リューズ2段引き状態では、時刻表示手段64及
び地域変更手段67、午前午後切換手段72、時分針用針位
置検出手段87の回路は一切動作しない。
次に、時刻を合わせる修正方法について述べる。
リューズ1段引き状態にて、スイッチ回路53より第1
信号P60が出力されると、修正手段76では、OR77の一方
の入力信号であるリューズ1段信号P59が出力されてお
り、後は、リューズ2段引き状態時と同様に前記時分修
正信号P80に基づき分針3は正転の向きに1発駆動され
ると共に、時針2も分針3からの輪列により正回転す
る。但し時分針用針位置検出手段87の2つカウンタには
リセットはかかっておらず、前記時分修正信号P80が時
分針駆動手段82と同時に供給される事で、分針3の針位
置を60進カウンタ89で、時針2の針位置を12進カウンタ
90で記憶する。
つまりデジタル的に時刻を記憶する事と同じである。
また、リューズ1段引き状態にてスイッチ回路53より第
2信号P61が出力されると、修正手段76では、OR77の一
方の入力信号であるリューズ1段信号P59が出力されて
おり、AND79は、第2信号P61を出力する。地域修正信号
発生回路81からは、AND79からの第2信号P61のタイミン
グに従い所定の分周信号P52に基づき地域指示針4を正
転の向きに1発駆動されるためのワンショット信号であ
る地域修正信号P81が出力され、該地域修正信号P81が地
域指示針駆動手段91に供給される事で地域指示針4は、
正転の向きに1発駆動される。つまり第2信号P61を発
生させるスイッチ57つまり押釦9を押す事により、今合
わせた時刻の地域が、午前であれば、午前針4a、前記地
域が午後であれば、午後針4bを、合わせる修正を行なう
事が出来る。すなわちリューズ1段状態にて2つの押釦
8、9を押す事により、合わせたい地域の時刻を午前か
午後か考慮に入れながら時刻を合わせられる。
またリューズ1段引き状態では、時刻表示手段64、地
域変更手段67、午前午後切換手段72は動作しない。
次にリューズ0段状態つまり通常使用状態の動作説明
を行なう。
時刻表示手段64では、スイッチ回路53からの反転リュ
ーズ2段信号P62、及び反転リューズ1段信号P63は、リ
ューズ0段状態では、各々“H"レベルなので、AND65の
出力に従い、時刻信号発生回路66は、所定の分周信号P5
2に基づき1分周期の時刻信号P66が出力され、該時刻信
号P66が時分針駆動手段82に供給される事で分針3が1
分々駆動され時針2も連動する。また前記時刻信号P66
は、時分針用針位置検出手段87にも入力し、60進カウン
タ89のカウント数を繰り上げる。つまりリューズ1段状
態の時刻修正と同様に、60進カウンタ89で分針3の針位
置を、12進カウンタ90で時針2の針位置を記憶する。こ
こで時針2が12時つまり時刻が午前から午後へ、また
は、午後から午前へ成った時、12進カウンタ90のQ端子
から信号P90により、午前午後切換手段72では、前記12
進カウンタ90のカウント数を検出する12検出回路73が働
き、ワンパルスの検出信号P73を出力する。AND74の第
2、第3入力である、反転リューズ2段信号P62及び反
転リューズ1段信号P63は各々“H"レベルなのでAND74
は、検出信号P73を出力する。12パルス発生回路75は、
検出信号P73のタイミングに従い所定の分周信号P52に基
づき地域指示針4を逆転の向きに12発駆動させるための
12パルス信号P75が出力され、該信号P75が地域指示針駆
動手段91に供給される事で地域指示針4を逆転の向きに
12発駆動される。つまり地域指示針4が180°逆回転す
る事で、午前針4aに指示されていた地域が、時針2が12
時を指すつまり午後に成った事に伴って、前記午前針4a
に指示されていた地域は、午後針4bに指示される事と成
り、指定した地域の時刻と異なる事はない。
さて次に、指定地域の変更についての回路動作の関係
を説明する。
リューズ0段状態にて押釦8が押されると、地域指示
針4a、4bを一発逆回転に、時針2を1時間分進めるた
め、地域変更手段67でのAND68の第1及び第2の入力信
号であるスイッチ回路53からの反転リューズ2段信号P6
2及び反転リューズ1段信号P63は共に“H"レベルなの
で、第3の入力信号であるスイッチ回路53からの第1信
号P60がAND68から出力される。地域変更信号発生回路71
ではAND68からの第1信号P60のタイミングに従い所定の
分周信号P52に基づき地域指示針4を逆転の向きに1発
駆動させるための駆動信号である地域変更信号P71が出
力され、該地域変更信号P71が地域指示針駆動手段91に
供給される事により、地域指示針4は、指示していた地
域の東側の地域へ移る。また60パルス発生回路70は、AN
D68からの第1信号P60を時刻を1時間進ませる1時間進
み信号69と考え、該1時間進み信号69のタイミングに従
い、所定の分周信号P52に基づき、分針3を正転の向き
に60発駆動するための駆動信号(つまり、時針2は分針
3と輪列でつながっているため、分針3が正転に1周す
る事は、時針2を1時間進ませる事となる)である60発
駆動信号P70が出力され、該60発駆動信号P70が時分針駆
動手段82に供給される事により分針3が正転に1周,時
針2が1時間進む。また60発駆動信号P70が時分針用針
位置検出手段87に供給される事で、2つのカウンタは1
時間分進んだ時針2、分針3の位置を記憶、つまり12進
カウンタ90はカウント数を1つ繰り上げる。この時、12
進カウンタ90のカウント数が12になり、12検出回路73に
より検出された時は、12検出回路73は、12検出信号P73
が出力され、12パルス発生回路75に供給される事とな
り、該12パルス発生回路75は、前記12検出信号P73のタ
イミングに従い所定の分周信号P52に基づき、地域指示
針4を180°逆回転させる12パルス信号P75を出力する。
12パルス信号P75は、地域指示針駆動手段91に供給され
る事で、地域指示針4は、180°逆回転する。つまりこ
の事は、指示していた地域から東側の地域へ移る時に時
刻が午前か午後へ及び午後から午前へ変わる時起こる事
で、第2図で説明を行なうと、シドニー(SYD)からヌ
メア(NOU)へ、時刻指定地域を変更した時に起こる。
以上の如く、地域指示針を2本用いる事により世界時
刻を12時間制の指針式電子時計で表現出来る。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかな様に、本考案によれば、午前の
地域指示針、及び午後の地域指示針を設ける事により、
指針式の電子時計で世界時刻を表示する時には、24時間
制で表示していたにもかかわらず、12時間制の時刻で表
示出来、通常見慣れている時計と何ら変りなく使用出来
るのが最大の特徴である。
また午前の地域指示針と午後の地域指示針は、今まで
の針と変化を持たせる事が大いに出来るため、デザイン
上、ユニークな表現で、地域を指示表示出来ると共に、
指定した地域が、12時間ごと、つまり、午前から午後、
午後から午前に変わる時2つの地域指示針が、入れ変わ
ると言う針のユニークな動きが与えられ、今までにない
指針式世界時計の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す指針式世界時計の正面
図、第2図は第1図より時分針を取り除き各地域の午
前、午後を表わした指針式世界時計の正面図、第3図は
第1図に示す指針式世界時計のブロック図である。 1……電子時計、2……時針、3……分針、4……地域
指示針、4a……午前針、4b……午後針、6……地域名表
示部、7……リューズ、8、9……押釦、11……午前領
域、12……午後領域、13……午前午後境線、51……時間
基準源、52……分周回路、53……スイッチ回路、64……
時刻表示手段、67……地域変更手段、72……午前午後切
換手段、76……修正手段、82……時分針駆動手段、87…
…時分針用針位置検出手段、91……地域指示針駆動手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】12時間に1回転する時針と、60分に1回転
    する分針と、地域名を指示する地域指示針とを少なくと
    も備えた電子時計において、前記地域名は、複数個表示
    されていると共に、前記地域指示針は、指針軸を中心に
    左右両方向に指示部を有し、12時間の時差がある2地域
    を左右の指示部で指示すると共に、該左右の指示部に、
    相互に違えた色や針の形を持たせる事で、一方の指示部
    が午前、他方の指示部が午後とし、指示した地域を12時
    間制で表示する事を特徴とする指針式世界時計。
JP10863489U 1989-09-19 1989-09-19 指針式世界時計 Expired - Lifetime JPH089675Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10863489U JPH089675Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 指針式世界時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10863489U JPH089675Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 指針式世界時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0348792U JPH0348792U (ja) 1991-05-10
JPH089675Y2 true JPH089675Y2 (ja) 1996-03-21

Family

ID=31657265

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10863489U Expired - Lifetime JPH089675Y2 (ja) 1989-09-19 1989-09-19 指針式世界時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH089675Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018119925A (ja) * 2017-01-27 2018-08-02 セイコーエプソン株式会社 電子時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0348792U (ja) 1991-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3732281B2 (ja) 多機能時計
JP2834234B2 (ja) カレンダ表示装置
US5237544A (en) Analog world watch
JPS6261914B2 (ja)
JP2007041011A (ja) 電気アナログ時計
JP2000065958A (ja) 天文時計
JP3474609B2 (ja) モード変更を表示するための手段を含むアナログ計時器
US4419018A (en) Electronic watch with control means for selecting and correcting time data
JPH089675Y2 (ja) 指針式世界時計
JP3506540B2 (ja) 多重指示システム及び多重指示システムを備えたデジタル表示式電子時計
JP2834191B2 (ja) 指針式世界時計
JPH0359492A (ja) 指針式世界時計
JPS5937793B2 (ja) 時計の情報入力装置
JP2600132B2 (ja) アナログ多機能多針時計
JP3118486B2 (ja) 月齢表示装置
JP2835849B2 (ja) 指針式ワールドタイム時計
JP3157219B2 (ja) 指針式多機能時計
JPS6133149B2 (ja)
JP2000147157A (ja) アナログ式電子時計
JPS6116544Y2 (ja)
JP3310261B2 (ja) 指針式多機能時計
JPS5942272B2 (ja) アラ−ム電子時計
GB2071881A (en) Electronic watch function selecting and setting arrangement
JPS6260037B2 (ja)
JPS6246285A (ja) 電子時計