JPH0896564A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH0896564A
JPH0896564A JP6229886A JP22988694A JPH0896564A JP H0896564 A JPH0896564 A JP H0896564A JP 6229886 A JP6229886 A JP 6229886A JP 22988694 A JP22988694 A JP 22988694A JP H0896564 A JPH0896564 A JP H0896564A
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JP
Japan
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cartridge
shutter
drive unit
disk device
rotating body
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Application number
JP6229886A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Ueyasu
恒雄 上保
Yoshihiro Okano
義廣 岡野
Eiichi Yoneyama
栄一 米山
Yoshinori Tangi
芳則 丹木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、記録媒体としてのディスク媒体に
対して情報の記録再生を行うディスク装置に関し、ドラ
イブユニットへの塵埃の侵入を低減させてデータ保障の
向上を図ることを目的とする。 【構成】 カートリッジ22に収納されたミニディスク
22aに対して記録再生を行うドライブユニット23が
下内部カバー31a及び上内部カバー31bで覆われ
て、筐体フレーム41内に緩衝部材32a〜32cを介
在させて取り付けられる。また、上内部カバー31bの
カートリッジ挿入の開放部33bにカートリッジ装填後
にもシャッタ72を閉状態とさせる突起部が形成された
シャッタ機構34が取り付けられる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体としてのディ
スク媒体に対して情報の記録再生を行うディスク装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク媒体を記録媒体として情
報の記録再生が行われる場合に、FD(フロッピディス
ク)、CD(コンパクトディスク)、LD(レーザディ
スク)、MO(光磁気ディスク)、MD(ミニディス
ク)が一般化されている。例えばMDは、光と磁界を用
いて情報の記録再生が行われるもので、ディスク装置に
は記録再生用の光ヘッドや記録用の磁気ヘッド、及び種
々のドライブ機構が備えられる。
【0003】ここで、図9に、従来のミニディスク装置
の分解構成図を示す。図9に示すミニディスク装置11
は、ドライブユニット13が筐体フレーム12内に取り
付けられ、筐体フレーム12上にカバー14が取り付け
られるものである。
【0004】ドライブユニット13は、ディスクカート
リッジ15をホールドするホルダ13bを有するローデ
ィング機構や記録再生のための光学ヘッド及び磁気ヘッ
ドを有する記録再生機構等をフレーム13a上に備え
る。ディスクカートリッジ15は、例えば2.5インチ
の光磁気ディスク15aが内蔵されており、ホルダ13
b内に装填されたときにシャッタ15bのスライドによ
って半径方向で一部表出される。
【0005】一方、筐体フレーム12には、前面にフロ
ントベゼル16が取り付けられており、ディスクカート
リッジ15の挿入口16a及びイジェクト釦16bが設
けられる。また、挿入口16aにはシャッタ17がディ
スクカートリッジ15の挿入方向に回動自在で設けられ
る。
【0006】すなわち、ディスクカートリッジ15をフ
ロントベゼル16の挿入口16aより挿入するにあた
り、シャッタ17を押し上げてドライブユニット13の
ホルダ13bに挿入されて装填されるものである。
【0007】ここで、図10に、図9のシャッタ動作の
説明図を示す。図10(A)はディスクカートリッジ1
5が挿入される前の状態であり、シャッタ17が挿入口
16aを塞いでいる。
【0008】また、図10(B)において、挿入口16
aよりディスクカートリッジ15が挿入されるとシャッ
タ17を押し上げ、この状態のままホルダ13b内に挿
入される。そこで、ホルダ13b内に挿入完了すると、
ホルダ13bが下降する。この場合、シャッタ17はデ
ィスクカートリッジ15の上面後端に当接したままとな
る。
【0009】そして、イジェクト時にはホルダ13bが
上昇してディスクカートリッジ15が挿入口16aより
所定量押し出されるものである。
【0010】すなわち、ディスクカートリッジ15の装
填中はシャッタ17が押し上げられたままの状態であ
り、ディスクカートリッジ15の後端面が挿入口16b
をある程度塞いだ状態である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のミニ
ディスク装置11やコンパクトディスク装置等の光ディ
スク装置は塵埃の影響が受けにくいものとされているこ
とから、特に防塵対策が施されていないのが現状であ
る。
【0012】しかし、ミニディスクやコンパクトディス
クがコンピュータ等の外部記憶装置とて使用されてきて
おり、音楽データ等を記録再生する場合と異なり厳しい
エラーレートが要求されるもので、従来のミニディスク
装置11等でディスクカートリッジ15の装填時に挿入
口16a部分でシャッタ17が押し上げられたままの状
態であり、塵埃が侵入し易く、塵埃がディスク15aや
光ヘッドのピックアップレンズに付着する。これによ
り、エラーレートが低下し、データ保障が低下するとい
う問題がある。
【0013】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、ドライブユニットへの塵埃の侵入を低減させて
データ保障の向上を図るディスク装置を提供することを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、カートリッジ内に収納されたディス
ク媒体に対して記録再生を行うドライブユニットを備
え、該カートリッジが挿入されるディスク装置におい
て、前記カートリッジが挿入される挿入口部分で開閉自
在の蓋部が取り付けられた回動体が設けられ、前記カー
トリッジと当接して該回動体を回動させ、該カートリッ
ジ装填後に離隔して該回動体の復帰回動により該蓋部を
前記挿入口部分に閉状態で位置させる当接部が該回動体
に形成されることを特徴とするディスク装置を構成す
る。
【0015】請求項2では、請求項1において、前記ド
ライブユニットが第1のカバー部により覆われており、
該第1のカバー部の前記挿入口部分に対応する位置に前
記回動体が設けられる。
【0016】請求項3では、請求項2において、前記ド
ライブユニットを覆う前記第1のカバー部を装置の筐体
フレームに取り付けてなる。
【0017】
【作用】上述のように、請求項1の発明では、挿入口部
分で開閉自在の蓋部が取り付けられると共に、当接部が
形成された回動体が設けられ、カートリッジと当接部と
が当接されて回動体を回動させてカートリッジを装填さ
せた後に当接部とカートリッジが離隔して回動体の復帰
により蓋部を挿入口部分で閉状態とさせる。これによ
り、挿入口部分がカートリッジ装填後も蓋部で閉状態と
なって塵埃の侵入が低減され、ひいてはエラーレートの
低下、データ保障の向上を図ることが可能となる。
【0018】請求項2及び3の発明では、ドライブユニ
ットを適宜筐体フレーム内で第1のカバー部により覆う
構成とし、第1のカバー部の挿入口部分に対応する位置
に回動体を設ける。これにより、第1のカバー部及び回
動体の蓋部で塵埃の侵入がより低減され、エラーレート
のさらなる低下、データ保障の向上を図ることが可能と
なる。
【0019】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の分解構成図を示
す。図1はディスク装置としてのミニディスク装置21
を分解した状態の斜視図である。図1において、ミニデ
ィスク装置21は、カートリッジ22に収納されたディ
スク媒体である光磁気ディスクのミニディスク(例えば
2.5インチ)22aに対して記録再生を行うドライブ
ユニット23を備える。
【0020】ドライブユニット23を簡単に説明する
と、ユニットフレーム24上に、カートリッジ22を保
持するホルダ25、ホルダ25を昇降させるスライダ2
6a,26b(26bは図に表われず)、カートリッジ
22をホルダ25内に引き込み、スライダ26a,26
bをスライドさせるローディングモータ27a等で構成
されるローディング機構部27、ミニディスクを回転さ
せるスピンドルモータ(図に表われず)、記録再生を行
う光ヘッド28a及び記録のための磁気ヘッド28bを
ミニディスクの半径方向に移動させるキャリッジ機構部
(図に表われず)等で構成される。
【0021】なお、スライダ26a,26bは互いに逆
方向に移動してホルダ25を昇降させるもので、昇降を
確実にするために中心部分を支点として回動するリンク
26cが設けられる。また、29はローディングモータ
27aの故障時に手動でカートリッジをイジェクトさせ
るための手動イジェクトレバーである。
【0022】このようなドライブユニット23は、ホル
ダ25にカートリッジ22が挿入されると、ローディン
グ機構部27でカートリッジ22を引き込み、このとき
にカートリッジ22のカートリッジシャッタ22bを開
口させてミニディスク22aを半径方向で表出させる。
この場合、ミニディスク22aの当該表出部分の下方に
光ヘッド28aが位置され、上方に磁気ヘッド28bが
位置される。
【0023】上記ドライブユニット23は、下内部カバ
ー31aと上内部カバー31bで構成される第1のカバ
ー部である内部カバー部31に覆われる。下内部カバー
31aはドライブユニット23を収納する形状で、該ド
ライブユニット23の構成部品と、後述する筐体フレー
ム及びイジェクトスイッチに対応して適宜段差が形成さ
れる。また、下内部カバー31aの外側面の所定位置に
ゴム等の弾性部材を筒状に形成した緩衝部材32a〜3
2cが設けられる。
【0024】上内部カバー31bは、下内部カバー31
aと対応して内部空間を形成する形状で、ドライブユニ
ット23の磁気ヘッド28b(支持アーム)の上下動の
空間を確保する段差突部33aや、該ドライブユニット
23のコネクタを表出させたり配線コードを引き出すた
めの開口部分が当該下内部カバー31aとの突き合わせ
で形成される。
【0025】また、上内部カバー31bのカートリッジ
22の装着脱に対応する前面は開放部33bが形成さ
れ、ここに回動体であるシャッタ機構34が配置される
ように上記下内部カバー31aの両側の取付部33cに
取り付けられる。
【0026】ここで、図2に、図1のシャッタ機構の構
成図を示す。図2(A)は側面図、図2(B)は図2
(A)のA矢印方向からみた正面図である。図2
(A),(B)に示す回動体であるシャッタ機構34
は、シャッタホルダ71を蓋部であるシャッタ72によ
り構成される。
【0027】シャッタホルダ71は、カートリッジ22
の幅方向(ミニディスク装置21ではシャッタ22bが
挿入方向の側部として挿入される)より長く断面円弧形
状の天板73の両側の扇形状の回動支持プレート74
a,74bが形成され、天板73の裏面のシャッタ72
側にテーパ形状の所定数(図では3個)の当接部である
突起部75a〜75cが形成される。なお、回動支持プ
レート74a,74bには下内部カバー31aの取付部
33cに回動自在に嵌合する穴74a1 ,74b 1 が形
成される。
【0028】また、天板73には回動支持プレート74
a,74b間の内側にカートリッジ22の幅方向より長
い間隔でシャッタ保持プレート76a,76bが形成さ
れ、各シャッタ保持プレート76a,76bには支点ピ
ン77a,77bが形成される。この支点ピン77a,
77bにシャッタ72が回動自在に取り付けられる。こ
のとき、ピン77aにバネ78が取り付けられ、その両
端をシャッタ72とシャッタ保持プレート76aに係合
させることで、シャッタ72を常に閉じる方向に付勢し
ている。
【0029】そして、図3に図1の内部カバー部の外観
図を示すと共に、図4に、図3の側部断面図を示す。図
3及び図4に示すように、ドライブユニット23を内包
させて下内部カバー31aと上内部カバー31bとが突
き合わされる。この場合、上述のようにドライブユニッ
ト23のコネクタや配線コードを取り出すためだけの開
口部分があるだけである。
【0030】また、上内部カバー31bの開放部33b
には、シャッタ機構34が下内部カバー31aの取付部
33cに取り付けられ、バネ35により下方に付勢され
る。すなわち、シャッタ機構34のシャッタ72の位置
にドライブユニット23におけるホルダ25のカートリ
ッジ22の挿入部分が対応する。
【0031】また、図5に、図2のシャッタ機構の内部
カバー部への取付けの側部断面拡大図を示す。図5にお
いて、上述のように回動支持プレート74a,74bの
穴74a1 ,74b1 が下内部カバー31aの取付部3
3cに回動自在に嵌合させると共に、一方の回動支持プ
レート74aと下内部カバー31aとの間でバネ35が
架設される。
【0032】従って、シャッタ機構34は、バネ35に
よって上内部カバー31bの開口部33b側に付勢さ
れ、かつシャッタ72がバネ78によって当該開口部3
3bを塞ぐように付勢される。これによって、内部カバ
ー部31の開口部33b側が閉状態となり、ここからの
塵埃の侵入を防止するものである。
【0033】そこで、図1に戻って説明するに、ドライ
ブユニット23を内包した内部カバー部31を収納する
筐体フレーム41は、内部カバー部31の段差形状に対
応して開口部42が形成されると共に、上記緩衝部材3
2a〜32cに対応した位置(両側面)にピン43a〜
43cが立設される。
【0034】また、筐体フレーム41の側板41a,4
1bには、内部カバー部31の他に、例えば記録再生の
制御を行う制御回路基板(例えばマイクロプロセッサ
(MPU)、DSP(ディスクシグナルプロセッサ)、
リードライト制御回路、各モータのドライバ等の電子部
品が実装される)や電源基板を取り付けるための取付部
44a〜44cが切り起しにより形成される。また、側
板41a,41bには、後述する筐体カバーと係合する
係合部45a,45bが形成され、側板41a,41b
の延長上で背面に折曲された部分に筐体カバー45a,
45bをネジ等で固着させる取付部46a,46bが形
成される。
【0035】さらに、筐体フレーム41の前面にフロン
ト部であるフロントベゼル51が取り付けられる。フロ
ントベゼル51は、カートリッジ22を挿入するための
挿入口52が形成されると共に、手動イジェクトレバー
29を表出させるための穴53が形成される。また、カ
ートリッジ22をモータ27aにより自動でイジェクト
するためのイジェクト釦54が設けられる。イジェクト
釦54は、筐体フレーム41に設けられたイジェクトス
イッチ(図示せず)を作動させ、これによりモータ27
aを駆動させる。なお、イジェクトスイッチをフロント
ベゼル51に設けてもよい。
【0036】この筐体フレーム41にドライブユニット
23を内包する内部カバー31を収納するにあたり、内
部カバー部31に設けられた緩衝部材32a〜32c
に、筐体フレーム41に設けられたピン43a〜43c
を嵌入させる。すなわち、筐体フレーム41と内部カバ
ー部31とに緩衝部材32a〜32cが介在され、外部
からの衝激を吸収させることによりドライブユニット2
3への影響を回避させることができ、ひいては装置にお
けるエラーレートの改善、データ保障を図ることができ
るものである。また、このように組み立てることによ
り、筐体フレーム41への内部カバー31の位置決めが
容易となり、ひいては組み立てを容易とすることができ
るものである。
【0037】一方、筐体カバー61は、筐体フレーム4
1におけるフロントベゼル51を除く3方面をカバーす
るもので、筐体フレーム41の係合部45a,45bに
対応する係合部62a,62bが形成されると共に、筐
体フレーム41の取付部46a,46bに対応する取付
部63a,63bが形成される。また、上記上内部カバ
ー31bの段差突部33aに対応する部分に開口部61
aが形成される。
【0038】そして、内部カバー31を収納した筐体フ
レーム41に筐体カバー61が各係合部45a,45
b,62a,62bを係合させ、各取付部46a,46
b,63a,63bでネジ等により取り付けるものであ
る。
【0039】そこで、図6に、図1のミニディスク装置
の側部断面図を示す。図6に示すように、ドライブユニ
ット23が内部カバー部31で覆われた状態で筐体フレ
ーム41及び筐体カバー61に収納される。そして、フ
ロントベゼル51の挿入口52よりカートリッジ22が
挿入されたときに、シャッタ機構34のシャッタ72が
押されて開放状態となり、ドライブユニット23のロー
ディング機構27によりホルダ25内に引き込まれて装
填されるものである。
【0040】このように、ドライブユニット23が内部
カバー部31及びシャッタ機構34に覆われて、必要箇
所に設けた開口部分以外より塵埃が侵入することが防止
することができる。
【0041】これにより、ミニディスクや光ヘッド28
aに塵埃が付着されるのを低減することができ、再生に
おけるエラーレートの改善、データ保障の向上を図るこ
とができる。
【0042】そこで、図7及び図8に、図5のシャッタ
機構の動作説明図を示す。図7(A)は、カートリッジ
22の挿入前の状態であり、2つのバネ35,78によ
りシャッタ72が内部カバー部31を塞いでいる状態で
ある。
【0043】そして、図7(B)に示すように、フロン
トベセル51の挿入口52よりカートリッジ22が挿入
されると、先端がシャッタ72を内側に押し込む状態と
なって該シャッタ72を内側方向に回動させる。カート
リッジ22の挿入を続けると、該カートリッジ22の上
面にシャッタ72が当接したままの状態となり、当該カ
ートリッジ22の先端が突起部75a〜75cと当接す
る。
【0044】カートリッジ22の先端が突起部75a〜
75cに当接し、さらに押し込まれると、突起部75a
〜75cのテーパ面でシャッタホルダ71が取付部33
cを支点として内側(ホルダ25側)に回動する。回動
が終了した時点では、図8(A)に示すように、突起部
75a〜75cの先端がカートリッジ22の上面に当接
した状態になると共に、シャッタ72の先端がカートリ
ッジ22の上面との当接が解除されてバネ78により挿
入口側に回動して図7(A)のような元に戻った状態と
なる。
【0045】カートリッジ22がドライブユニット23
のホルダ25にある程度挿入された時点で、ローディン
グ機構27におけるモータ27aが作動して該カートリ
ッジ22をホルダ25内に引き込む。図8(A)はホル
ダ25内にカートリッジ22を最終位置(カートリッジ
22内のミニディスク22aの中心の金属性ハブがスピ
ンドルモータのスピンドル軸に対応される位置)までロ
ーディングさせた状態である。
【0046】すると、図8(B)に示すように、ドライ
ブユニット23におけるスライダ26a,26b(図1
参照)がスライドされてホルダ25が所定量下降する。
ホルダ25の下降により、シャッタ機構34の突起部7
5a〜75cの先端とカートリッジ22の上面との当接
状態が解除され、これによりバネ35の復元力によりシ
ャッタホルダ71は図7(A)に示す元の位置に戻る。
なお、ホルダ25が下降すると、ミニディスク22aの
中心の金属性ハブが、スピンドルモータの磁気力を有す
るスピンドル軸に吸着され、該スピンドルモータの回転
によってミニディスク22aが回転する。
【0047】このように、カートリッジ22がホルダ2
5内に装填終了した時点で、シャッタ72はフロントベ
ゼル51の挿入口52を塞いだ状態、すなわち内部カバ
ー31の開口部33bを塞いだ状態となる。このこと
は、カートリッジ22が装填されても開口部33bが塞
がれて塵埃の侵入を防止できるものである。
【0048】ところで、カートリッジ22を取り出す場
合には、フロントベゼル51のイジェクト釦が押さえら
れることでローディング機構27のモータ27aが回転
(逆回転)し、又は手段イジェクトレバー29の回転で
イジェクト動作が行われると、カートリッジ22を保持
しているホルダ25が上昇する。
【0049】ホルダ25が上昇すると、図8(B)の状
態から、シャッタ機構34の突起部75a〜75cとカ
ートリッジ22の後端部分とが当接し、さらに押し上げ
るとシャッタホルダ71が取付部33cを支点として内
側に回動し、図8(A)の状態となる。この状態で、ロ
ーディング機構27によるアンローディング動作が行わ
れ、カートリッジ22はフロントベゼル51の挿入口5
2を突き出した状態となる。そして、このカートリッジ
22を引き出すと、シャッタ機構34のシャッタホルダ
71がバネ35で元の位置に戻り、図7(A)の状態と
するものである。
【0050】このように、カートリッジ22が装填され
ないときはもちろん、及び装填されたときにおいてもシ
ャッタ機構34におけるシャッタ72が内部カバー部3
1を塞ぐもので塵埃の侵入が防止され、ひいては再生時
のエラーレートが改善され、データ保障を向上させるこ
とができるものである。
【0051】なお、本発明のディスク装置には、上記実
施例のドライブユニット23、内部カバー部31及びシ
ャッタ機構34のみで構成される場合も含むものであ
る。
【0052】また、上記実施例では内部カバー部31に
設けたシャッタ機構34のシャッタ72がカートリッジ
装填でも閉状態とする構造のものを示したが、内部カバ
ー部31を設けない場合にはシャッタ機構34を、フロ
ントベゼル51の裏面に形成した取付部に取り付けて、
シャッタ72を挿入口52に位置させることにより実現
することができるものである。
【0053】さらに、上記実施例では、ミニディスク装
置21に適用した場合を示したが、フロッピディスク装
置、磁気ディスク装置、コンパクトディスク装置、光デ
ィスク装置、レーザディスク装置等のディスクを記録媒
体とする装置に適用することができるものである。
【0054】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
挿入口部分で開閉自在の蓋部が取り付けられると共に、
当接部が形成された回動体が設けられ、カートリッジと
当接部とが当接されて回動体を回動させてカートリッジ
を装填させた後に当接部とカートリッジが離隔して回動
体の復帰により蓋部を挿入口部分で閉状態とさせること
により、挿入口部分がカートリッジ装填後も蓋部で閉状
態となって塵埃の侵入が低減され、ひいてはエラーレー
トの低下、データ保障の向上を図ることができる。
【0055】請求項2及び請求項3の発明によれば、ド
ライブユニットを適宜筐体フレーム内で第1のカバー部
により覆う構成とし、第1のカバー部の挿入口部分に対
応する位置に回動体を設けることにより、第1のカバー
部及び回動体の蓋部で塵埃の侵入がより低減され、エラ
ーレートのさらなる低下、データ保障の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の分解構成図である。
【図2】図1のシャッタ機構の構成図である。
【図3】図1の内部カバー部の外観図である。
【図4】図3の側部断面図である。
【図5】図2のシャッタ機構の内部カバー部への取付け
の側部断面拡大図である。
【図6】図1のミニディスク装置の側部断面図である。
【図7】図5のシャッタ機構の動作説明図(1)であ
る。
【図8】図5のシャッタ機構の動作説明図(2)であ
る。
【図9】従来のミニディスク装置の分解斜視図である。
【図10】図9のシャッタ動作の説明図である。
【符号の説明】
21 ミニディスク装置 22 カートリッジ 22a ミニディスク 23 ドライブユニット 24 ユニットフレーム 25 ホルダ 26a,26b スライダ 27 ローディング機構部 27a ローディングモータ 28a 光ヘッド 28b 磁気ヘッド 31 内部カバー部 31a 下内部カバー 31b 上内部カバー 32a〜32c 緩衝部材 34 シャッタ機構 35 バネ 41 筐体フレーム 51 フロントベゼル 52 挿入口 54 イジェクト釦 61 筐体カバー 71 シャッタホルダ 72 シャッタ 75a〜75c 突起部 78 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丹木 芳則 神奈川県厚木市酒井1601 ミツミ電機株式 会社厚木事業所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジ内に収納されたディスク媒
    体に対して記録再生を行うドライブユニットを備え、該
    カートリッジが挿入されるディスク装置において、 前記カートリッジが挿入される挿入口部分で開閉自在の
    蓋部が取り付けられた回動体が設けられ、 前記カートリッジと当接して該回動体を回動させ、該カ
    ートリッジ装填後に離隔して該回動体の復帰回動により
    該蓋部を前記挿入口部分に閉状態で位置させる当接部が
    該回動体に形成されることを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記ドライブユニッ
    トが第1のカバー部により覆われており、該第1のカバ
    ー部の前記挿入口部分に対応する位置に前記回動体が設
    けられることを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ドライブユニッ
    トを覆う前記第1のカバー部を装置の筐体フレームに取
    り付けてなることを特徴とするディスク装置。
JP6229886A 1994-07-13 1994-09-26 ディスク装置 Pending JPH0896564A (ja)

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US08/826,141 US5995469A (en) 1994-07-13 1997-03-27 Disk device having movable cartridge holder and a cam plate having a cam groove with three successive inclined cam groove portions
US08/825,247 US5880907A (en) 1994-07-13 1997-03-27 Disk device with improved loading and unloading mechanism

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