JPH089630B2 - 有機化合物の、または関連する改善 - Google Patents

有機化合物の、または関連する改善

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JPH089630B2
JPH089630B2 JP2510671A JP51067190A JPH089630B2 JP H089630 B2 JPH089630 B2 JP H089630B2 JP 2510671 A JP2510671 A JP 2510671A JP 51067190 A JP51067190 A JP 51067190A JP H089630 B2 JPH089630 B2 JP H089630B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D501/00Heterocyclic compounds containing 5-thia-1-azabicyclo [4.2.0] octane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. cephalosporins; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
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Description

【発明の詳細な説明】 本研究は既知の、市販の抗生物質セフラジンに関する
ものである。セフラジンは、式(I) で示される化合物7−[D−2−アミノ−2−(1,4−
シクロヘキサジエニル)アセトアミドデスアセトキシセ
ファロスポラン酸の国際一般名である。セフラジンは最
初1960年代後期に報告され、その製造の各種の方法が報
告された。生産物が多形性を示すことについて相当の証
拠があり、実際に4つのポリモルフが報告された[アナ
リティカル・プロフィルス・オブ・ドラッグ・サブスタ
ンセス第5巻、37−43頁(1976年)]。種ゝの理由か
ら、市販品の形は水分含量が約3重量%−約6重量%の
範囲内にある水化物の形である。これは水分が結晶中で
自由に変化するから、化学量論的水化物でないというこ
とがある。この市販品の形のもつ固有の問題は、その安
定性が悪いことである。すなわち、それはセファレキシ
ン(シクロエキサジエニル環がベンゼン環により置換さ
れている対応生産物)に酸化され、分解および着色され
る傾向がある。それは、またこの形態が圧縮により分解
する傾向があるため低容積密度をもつという欠点があ
る。
米国特許第3819620号はセフラジンの二水化物の形を
記述する。この形態は上述の水化物の形よりも実質的に
高い嵩比重をもち、実質的により安定であると報告され
ている[アナリティカル・プロフィルス・オブ・ドラッ
グ・サブスタンセス、同誌]。しかし、それは製造する
のが難しく、高価であり、おそらくこのことおよび他の
理由から、この形態は市販品にならなかった。
イーライ・リリー(Eli Lilly)によるベルギー特許
第777789号は一般的にセファロスポリンのジメチルホル
ムアミド複合体を記述する。しかし、それはセフラジン
に言及してなく、主としてセファレキシンおよびp−ヒ
ドロキシセファレキシン(セファドロキシルとして現在
既知)のようなα−アミノフェニルアセトアミド−デス
アセトキシセファロスポラン酸に関するものである。
以下セフラジンSF(安定形)として称するセフラジン
水化物の新規な安定形を提供することが本発明の目的で
ある。本発明は、またセフラジンの製造における新規な
中間体、すなわちセフラジン・ジメチルホルムアミド溶
媒化合物を提供するものである。最後本発明はセフラジ
ンSFの製造方法を提供するものである。
本発明のセフラジンSFは、本質的に上記のセフラジン
水化物の市販品の形と同じ赤外線スペクトル、類似のま
たは本質的に同じX線回折パターンを持つ。それは、ま
た非化学量論的“一水化物”として合衆国薬局方に規定
された限度内の水分含量、すなわちカール・フィシャー
(Karl Fischer)分析により測定して6重量%以下で、
その上以前に報告された二水化物と全く異なっている。
本発明のもっとも代表的なセフラジンSFは約3−約6重
量%、好ましくは約3.5重量%−約4.5重量%の水分含量
をもつ。
しかし、本発明のセフラジンはいくつかの非常に重要
な特徴で相違する。
まず最初に、結晶は非常に大きく、通常はおよそサイ
ズが2倍である。明らかに、結果として崇比重はずっと
高く、全ての製粉または他の粒子サイズ縮少工程の前の
そのタッピング比重は約0.45g/mlの市販の水化物(“一
水化物”)形と比較して、普通は少くとも0.5g/mlで、
さらに通常少くとも0.7g/ml、たとえば0.7−0.8g/ml、
さらに詳細には0.75−0.8g/ml、代表的には0.75−0.77g
/mlである。これは、本発明のセフラジンSFが結果とし
て、その製剤に圧縮段階を必要としないから重要であ
る。
本明細書における“タッピング比重(Tapped Densit
y)”なる語は、一定容量における比重を指し示す言葉
であって、次の方法で測定するのが適当である。すなわ
ち、約70〜90mlの物質(タッピング比重を測定すべき物
質)をプラスチック製漏斗を通して目盛りのついた100m
lシリンダーにとり、その物質の容量を読みとったうえ
で、記録する。このシリンダーをタッピング(衝撃)装
置(たとえばSTAV2003)に入れ、1000回の衝撃を与え
る。その結果の容量を読みとり、記録して、タッピング
容量とする。物質の重量をタッピング容量で除して、タ
ッピング比重を得る。
本発明のセフラジンSFは、また、たとえば着色のよう
な通常の安定性試験により測定したところでは、市販の
水化物(“一水化物”)形よりも非常に安定である。す
なわち、セフラジン−水化物の市販形は、少くとも8週
の期間に40℃および70%相対湿度で保持した環境に密閉
した容器中で置く時(以下、密閉ストレス安定性試験と
称される)着色の実質的な増大を示すのに対し、本発明
のセフラジンSFの色は本質的に同じ状態のままである。
これは、ストレス試験の後、ブランクとして炭酸ナトリ
ウムを用いて、450nmでの吸光度(以下に説明される)
が本発明のセフラジンSFによると4週後1未満、さらに
特に0.5未満、さらに特に0.2未満であることを意味す
る。8週後でさえ、吸光度はまだ1未満、代表的には0.
5未満、さらに特には0.3未満である。対照的に、市販の
セフラジン一水化物は、密閉ストレス安定性試験によっ
てでも、通常4週で1より大、8週で3−5の吸光度を
示す。
さらに、本発明のセフラジンSFの予期しない増大した
安定性は、同じ密閉ストレス安定性試験に付された時、
その本質的に変化しないセファレキシン含量によって示
される。特に、本発明のセフラジンSFのセファレキシン
含量は、上記のストレス安定性条件での4週またはさら
に8週後、20重量%以下、さらに代表的には15重量%以
下、通常は約10重量%以下した増加しない。対照的に、
市販のセフラジン一水化物は8週後セファレキシン含量
がおよそ2倍になる。
本発明のセフラジンSFは、また室温で大気中によどん
でいる水を吸着する傾向は少ないことを認める。
本発明のセフラジンSFの利点は製剤の容易さおよび貯
蔵寿命において実質的に認められる。その上、本発明の
セフラジンSFは、明らかに以前に報告された安定な二水
化物と比較して、経済的に製造され得る。
本発明によると、セフラジンSFはジメチルホルムアミ
ド水溶液からの晶出により製造される。
1つの特徴として、本発明は、セフラジンのジメチル
ホルムアミド水溶液の製造およびそれからのセフラジン
一水化物の晶出を含む、セフラジン一水化物の製造方法
を提供するものである。セフラジンSFは、たとえばβ−
ラクタム化学における既知の方法により分離され得る。
晶出は、たとえば過飽和溶液の製造により、たとえばpH
調整および冷却により行なわれ得る。
出発物質として用いるセフラジンはその製造用の任意
の方法により製造され得、全ての形態であり得る。たと
えば、それは塩酸塩の形のような塩酸の形であり得、ま
たは実際既知の水化物の形であり得る。全ての場合に、
セフラジン出発物質の水溶液は、好ましくは、先ずたと
えば5℃−10℃で水性塩酸に、たとえば溶解することに
より生成され、所望により、または必要によりpHは、た
とえばこの目的のために塩酸の添加によりpH1.5−2.5に
調整し得る。次にジメチルホルムアミドが適当に溶液に
添加される。添加されるジメチルホルムアミドの量は水
層の容量の約1/20−約1/5であることが好ましい。混合
物は先ず濾過し、たとえば水で洗浄し得る。溶液は次い
で約35℃−40℃にするのが好ましく、次いで適当に晶出
が始まる約2.4−2.8のpHに、アンモニア、水酸化ナトリ
ウムまたはトリエチルアミンのような塩基により調整す
る。pHは次いで約4.7−5.1に調整するのが好ましい。生
成懸濁液は次いで約15℃−25℃の温度に冷却し、濾過す
ることが好ましい。生成残留物は所望によりアセトンの
ような有機溶媒により洗浄して、本発明のセフラジンSF
を得る。
他の特徴として、本発明は、セフラジン・ジメチルホ
ルムアミド溶媒化合物の水溶液から上記の水化物の晶出
を含む、セフラジン水化物の製造方法を提供するもので
ある。
すなわち、セフラジン水溶液へのジメチルホルムアミ
ドの添加より生成するセフラジン・ジメチルホルムアミ
ド溶媒化合物は分離することができ、所望により工程の
前に精製し得る。DMF(ジメチルホルムアミド)溶媒化
合物は、本発明によると、約35℃未満、さらに通常は約
5−15℃の温度でジメチルホルムアミドによるセフラジ
ン水溶液の処理により製造され得る。添加されるジメチ
ルホルムアミドの量は、相当広い範囲内で変り得るが、
一般に添加される容量は水層の1倍−少なくとも数倍で
ある。沈殿の生成は、沈殿が始まる条件、たとえば30℃
−35℃で、アンモニア、水酸化ナトリウムまたはトリエ
チルアミンのような塩基の添加による混合物のpHを約6.
3−7.3に調整することにより行なうのが好ましい。生成
混合物は適当には約15℃−25℃に冷却し、濾過する。生
成DMF溶媒化合物は所望により既知の方法により精製さ
れ得る。
上記のようにして得たジメチルホルムアミド溶媒化合
物は次にたとえば5℃−10℃で、所望により、または必
要により水性塩酸に溶解することができ、pHはこの目的
のため、たとえば塩酸の添加によりpH1.5−2.5に調整し
得る。混合物は次に濾過し、たとえば水で洗浄し得る。
溶液は、次の約35℃−40℃にするのが好ましく、アンモ
ニア、水酸化ナトリウムまたはトリエチルアミンのよう
な塩基により2.4−2.8のpHに適当に調整すると沈殿が始
まる。pHは次いで約4.7−5.1に調整するのが好ましい。
生成懸濁液は次に約15℃−25℃の温度に冷却し、濾過す
るのが好ましい。生成残留物は、所望によりアセトンの
ような有機溶媒により洗浄し得て、本発明のセフラジン
SFを得る。
上記のセフラジン・ジメチルホルムアミド溶媒化合物
は新規で、また本発明の一部を構成する。それは、セフ
ラジン1モル当り少なくともジメチルホルムアミド0.5
モル、好ましくは0.5−10モル、さらに好ましくは0.5−
3モル、もっとも好ましくは約0.75−2.5モルを含み得
る。好ましい具体例としては、それはセフラジン1モル
当りDMF約1.00−約2モル、たとえばセフラジン1モル
当りDMF約1.5モルを含む。
特に、好ましい具体例としては、セフラジン1モル当
りDMF1.8−2.2モル、特にセフラジン1モル当りDMF約2
モルを含む。
セフラジンSFは、セフラジンに対するのと同じ方法、
用量で、同じ適応に用いられ得る。セフラジンSFは医薬
組成物に製剤し得る。
他の特徴としては、本発明は、医薬担体または希釈剤
と共にセフラジンSFを含んでいる医薬組成物およびそれ
らの製造方法を提供するものである。
上記の組成物は、たとえばカプセル、錠剤、注射の可
能な溶液および懸濁液の形態であり得る。組成物は約0.
1−約99.9重量%のセフラジンSFを含む。
後記の実施例は本発明を説明するもので、その中の全
ての温度はセ氏である。
実施例1 セフラジン安定形(SF) a)セフラジン・ジメチルホルムアミド溶媒化合物 塩酸塩の形でセフラジン約49gを含んでいる(セフラ
ジンの任意の適当な反応混合物から抽出後得た)水溶液
約270mlに、温度を35℃未満に保持して、ジメチルホル
ムアミド340mlを添加した。pHを30℃−35℃でアンモニ
アの添加により4.3に調整し、沈殿が始まると共に、数
分間撹拌した。pHをさらに30℃−35℃でアンモニアで6.
6に調整し、スラリーを次いで20℃−25℃に冷却し、濾
過した。ケーキをDMF160mlおよびアセトン130mlで洗浄
して、標題化合物を得た。
融点:約160℃−164℃ 分析:(重量%) セフラジン =70.6% セファレキシン =1.7% 水分 =0.5% DMF =25−30% 赤外線吸収スペクトル:第1図 b)セフラジンSF セフラジン・ジメチルホルムアミド溶媒化合物125g
(たとえば上記のa)段階で製造したもの)を撹拌下5
℃−10℃で水/濃塩酸(300/12.5)に懸濁した。完全溶
解を達成するため、塩酸の添加によりpHを1.6−2.0に調
整した。濾過液を合わせて35℃−40℃に暖めた。pHはト
リエチルアミンで2.4−2.8に調整した結果沈殿が始まっ
た。撹拌を数分間保った。pHは次いでトリエチルアミン
により4.7−5.1に調整し、懸濁液を約25℃に冷却し、濾
過した。残留物をアセトン(80容量%)270gで洗浄し
て、融点190℃−200℃(分解)の標題化合物を得た。
実施例2 セフラジン 安定形(SF) 実施例1を指示したpHにするため、必要量の水酸化ナ
トリウムまたはトリエチルアミンをa)段階の各例でア
ンモニアの代りに用いて繰り返す。セフラジン・ジメチ
ルホルムアミド溶媒化合物および標題化合物を同様に得
る。
実施例3 セフラジン 安定形(SF) 市販のセフラジン水化物50gを撹拌下5℃−10℃で水
および濃塩酸(180/7)の混合物に懸濁した。完全溶解
を達成するために塩酸によりpHを1.6−2.0にし、ジメチ
ルホルムアミド16gを添加した。溶液を濾過し、残留物
を水35mlにより洗浄した。瀘液を合わせて35℃−40℃に
暖め、pHを水性トリエチルアミンにより2.8にした。撹
拌を数分間続け、最終的に水性トリエチルアミンにより
pHを約4.9に調整した。生成スラリーを80容量%アセト
ンにより洗浄し、乾燥して標題化合物、融点190℃−200
℃(分解)を得た。
実施例4 セフラジンSF対市販セフラジン水化物の分析
データ 一バッチの市販セフラジン水化物および−バッチのセ
フラジンSFを下記のストレス安定性試験に付した:生産
物約5kgを8週間、40℃および70%相対湿度の気候室中
の市販の容器に保存した。週一回の間隔で、バッチを下
記の既知の方法を用いて、特に、セファレキシン含量、
検定値および着色の増加について分析した。結果を第
2、3および4図に要約した。普通の市販の水化物が著
しく劣化するのに対して本発明のセフラジンSFは、8週
にわたって、それらのパラメータのいづれにより判定し
ても、非常に安定であることがわかる。
セファレキシン含量:方法 製置:ヒューレット−パーカード・クロマトグラフ1084
Bまたは同等の物。
検出器:254nmでの紫外部。
カラム:RP−8(ハイパーシルMOS)、10cm、5μmまた
は同等のもの。
移動相:リン酸緩衝液20mM.,pH5.0/メタノール(75/2
5)。
温度:40℃ 流速:1.5ml/分。
注入量:20μl 保持時間−120秒。
Wst:標準液の濃度 WM:試料の濃度 HM:試料の湿度 Ast:標準液の効力(そのままで) VIM:セファレキシンのピークの積分値(試料) VIst:セファレキシンのピークの積分値(標準液) 溶液: a)リン酸緩衝液20mM,pH5.0。
KH2PO22.72gを秤量し、水1.000mlに溶解する。
b)セファレキシン標準液 正確に秤量した100mgをリン酸緩衝液50mlに溶解す
る。1mlを取り同じ緩衝液で25mlにする。
c)試料 正確に秤量した100mgをリン酸緩衝液50mlに溶解す
る。
検定:高速液体クロマトグラフ法 装置:ヒューレット−パーカード・クロマトグラフ1084
Bまたは同等の物。
検出器:254nmでの紫外部。
カラム:RP−8(ハイパーシルMOS)、10cm,5μmまたは
同等のもの。
移動相:リン酸緩衝液20mM,pH5.0/メタノール(75/2
5)。
温度:40℃ 流速:1.5ml/分 注入量:5μl 保持時間−150秒 Wst:標準液の重量 WM:試料の重量 HM:試料の湿度 Ast:標準液の効力(そのまゝで) VIM:セフラジンのピークの積分値(試料) VIst:セフラジンのピークの積分値(標準液) 溶液: a)リン酸緩衝液20mM,pH5.0。
KH2PO22.72gを秤量し、水1.000mlに溶解する。
b)セフラジン標準液 正確に秤量した100mgをリン酸緩衝液50mlに溶解す
る。
c)試料 正確に秤量した100mgをリン酸緩衝液50mlに溶解す
る。
着色:方法 10%w/v炭酸ナトリウム10mlに生産物2gを溶解する。
ブランクとして、炭酸ナトリウムを用いて、450nmで
吸光度を読む。
タッピング比重 市販のセフラジン水加物のタッピング比重は0.45g/ml
の平均値を持つ。セフラジンSFは0.75g/mlである。
この発明によって下記の各事項が可能となる。
(1)約3−約6重量%の水分含量(カール−フィシャ
ー法)および少くとも0.5g/mlのタッピング比重をもっ
ているセフラジン水化物。
(2)少くとも0.7g/mlのタッピング比重をもってい
る、1記載のセフラジン水化物。
(3)0.7−0.8g/mlのタッピング比重をもっている、1
記載のセフラジン水化物。
(4)約3−約6重量%の水分含量(カール−フィシャ
ー法)をもち、8週の期間にわたって、40℃および70%
相対湿度で保持した環境内の密閉容器中に保存した時、
着色の実質的な増大を示さない、セフラジン水化物。
(5)上記の8週後、450nmでの吸光度1未満を示す、
3記載のセフラジン水化物。
(6)約3−約6重量%の水分含量(カール−フィシャ
ー法)をもち、8週の期間にわたって、40℃および70%
相対湿度で保持した環境内の密閉容器中に保存した時、
20重量%以下のセフラジン含量の増加を示す、1記載の
セフラジン水化物。
(7)セフラジンのジメチルホルムアミド水溶液を製造
することおよびそれからセフラジン水化物を晶出するこ
とを含む、セフラジン水化物の製造方法。
(8)セフラジン・ジメチルホルムアミド溶媒化合物の
水溶液から上記の水化物を晶出することを含むセフラジ
ン水化物の製造方法。
(9)セフラジン・ジメチルホルム溶媒化合物。
(10)1−6のいづれか1項記載のまたは7または8記
載の方法により製造したセフラジン水化物を医薬担体ま
たは希釈剤と共に含む、医薬組成物。
(11)1−6のいずれか1項記載のまたは7または8記
載の方法により製造したセフラジン水化物を医薬担体ま
たは希釈剤と処理することを含む、医薬組成物の製造方
法。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−185718(JP,A) Analytic Prafiles of Drug Substances, Vol.5(Academic Pres s,1976)PP.37−45

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カールフィシャー法で測定した水分含量3
    〜6重量%およびタッピング比重少なくとも0.5g/mlで
    ある、セフラジン水化物。
  2. 【請求項2】8週の期間にわたって、温度40℃および相
    対湿度70%に保持した密閉容器中に保存した時、着色の
    実質的な増大を示さない、請求項1記載のセフラジン水
    化物。
  3. 【請求項3】タッピング比重0.7g/ml〜0.8g/mlである、
    請求項1記載のセフラジン水化物。
  4. 【請求項4】セフラジン・ジメチルホルムアミド溶媒化
    合物の水溶液を調製し、これから晶出させたカールフィ
    シャー法で測定した水分含量3〜6重量%およびタッピ
    ング比重少なくとも0.5g/mlのセフラジン水化物を採取
    することを特徴とする、セフラジン水化物の製造法。
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