JPH089556B2 - 脱水素触媒、それらの製造法並びに非酸化的脱水素法 - Google Patents

脱水素触媒、それらの製造法並びに非酸化的脱水素法

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JPH089556B2
JPH089556B2 JP61309014A JP30901486A JPH089556B2 JP H089556 B2 JPH089556 B2 JP H089556B2 JP 61309014 A JP61309014 A JP 61309014A JP 30901486 A JP30901486 A JP 30901486A JP H089556 B2 JPH089556 B2 JP H089556B2
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シエル・インタ−ナシヨネイル・リサ−チ・マ−チヤツピイ・ベ−・ウイ
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    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルキルベンゼンの非酸化的脱水素による
アルケニルベンゼンの製造法に関する。
本発明はまた、アルケニルベンゼンの製造のために用
いられ得る新規触媒、並びにかかる触媒の製造法に関す
る。
〔従来の技術〕
商業的に重要なアルケニルベンゼン即ちスチレンが、
酸化鉄をベースとした触媒の存在下でのエチルベンゼン
の脱水素により製造される、ということは一般に公知で
ある。
米国特許明細書第4,467,046号には、15%〜30%K2O、
2%〜8%CeO2、1.5%〜6%MoO3、1%〜4%CoCO3
含有しかつ残部がFe2O3である脱水素触媒が記載されて
いる。非常に高いK2O含有率及び4種よりも少なくない
金属促進剤の存在が、この公知触媒の欠点である。
米国特許明細書第4,460,706号には、1.5%〜40%Wの
K2O、11%〜50%WのCe2O3(11.5%〜52.4%WのCeO2
等価である。)40%〜87.5%WのFe2O3及び25%Wを越
えないカルシウムを含有する脱水素触媒が記載されてい
る。非常に高いセリウム含有率が、この公知触媒の欠点
である。
仏国特許出願第2,220,303号には、1〜40%Wのアル
カリ金属化合物、0.5〜10%Wの酸化セリウム、結合剤
としての5〜30%Wの水硬セメントを含有しかつ残部が
酸化鉄である脱水素触媒が記載されている。水硬セメン
トとしてポルトランドセメントが用いられ得る。
〔解決点〕
唯3種の促進剤しか含有せず、限られた量のセリウム
化合物を含有しかつモリブデンを含有する必要のない脱
水素触媒が極めて安定である、ということを今般見出し
た。
〔解決手段、作用及び効果〕
従つて、本発明は、アルキルベンゼンの非酸化的脱水
素によるアルケニルベンゼンの製造法において、アルキ
ルベンゼン及び過熱水蒸気からなる混合物を高められた
温度にて、酸化鉄及び促進剤としてアルカリ金属化合
物、全触媒を基準としかつMO2として計算して10重量%
より多くない希土類金属な化合物(ここで、Mは希土類
金属を表す。)及びカルシウム化合物からなる触媒であ
つて該カルシウム化合物が水硬セメントでない触媒と接
触させる、ことを特徴とする上記製造法を提供する。
百分率で表される或る化合物への選択性は、本明細書
においては次のように定義される: a/b×100 ここで、aは該或る化合物に変換されたアルキルベン
ゼンの量であり、bは変換されたアルキルベンゼンの全
量である。
本発明による方法に用いられ得るアルカリ金属化合物
は、リチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及び
セシウムの化合物である。非常に良好な結果がカリウム
化合物を用いて得られた。アルカリ金属化合物は好まし
くは、アルカリ金属酸化物として計算して1%〜25%の
Wの量で触媒中に存在する。適当なアルカリ金属化合物
は、酸化物、水酸化物及び炭酸塩である。25重量%より
も多いアルカリ金属化合物を含有する触媒は、バルク圧
潰強度(体積圧潰強度)があまり高くないという欠点が
ある。
用いられ得る希土類金属は、ランタン、セリウム、プ
ラセオジム、ネオジム、プロメチウム、サマリウム、ユ
ーロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウ
ム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イツテルビウ
ム及びルテチウムである。希土類金属の混合物も用いら
れ得る。非常に良好な結果が、セリウム化合物を用いて
得られた。希土類金属化合物は好ましくは、全触媒を基
準としかつMO2として計算して1重量%より多い量にて
触媒中に存在する(ここで、Mは希土類金属を表
す。)。
カルシウム化合物の存在は、本発明による方法に用い
られる極めて高い安定性の触媒をもたらす、ということ
がわかつた。カルシウム化合物は好ましくは、全触媒を
基準としかつCaOとして計算して0.1〜10%W一層好まし
くは0.5〜5%Wの範囲の量で存在する。
本発明による方法の魅力的な特徴は触媒はモリブデン
を含有する必要はないということであるが、所望なら、
モリブデンは、全触媒を基準としかつMoO3として計算し
て1.4重量%未満の量で存在し得る。
本方法は適当には、2〜20好ましくは5〜13の範囲の
水蒸気対アルキルベンゼンのモル比を用いて行われる。
本方法の別の魅力的な特徴は、水蒸気付アルキルベンゼ
ンの比較的低いモル比が用いられ得るということであ
る。
本方法は適当には、500℃ないし700℃の範囲の温度に
て行われる。本方法の魅力的な特徴は、比較的低い温度
特に550℃ないし625℃の範囲の温度が用いられ得るとい
うことである。
本方法は、大気圧、大気圧より高い圧力又は大気圧よ
り低い圧力にて行われ得る。大気圧並びに1バールない
し0.5バールの絶対圧が、通常非常に適する。
本方法は適当には、1時間当たり触媒1リットルにつ
きアルキルベンゼン0.1〜5.0リットルの範囲の液体時間
空間速度を用いて、例えば管状流型又は半径流型反応器
を用いて行われる。
本発明による方法において出発化合物として用いられ
るべきアルキルベンゼンは適当には、アルキル基におい
て2個又は3個の炭素原子を有する。非常に良好な結果
が、エチルベンゼンを用いて得られた。出発化合物の別
の例は、イソプロピルベンゼンである。所望なら、アル
キルベンゼンにおける芳香族核は、第2の置換基例えば
メチル基を有し得る。
触媒は、例えばペレット、タブレット、球状体、丸薬
状体(pill)、サドル状体、三葉状体又は四葉状態の形
態で用いられ得る。
前記に述べた新規触媒は、酸化鉄及び促進剤としてア
ルカリ金属化合物、全触媒を基準としかつMO2として計
算して10重量%より多くない希土類金属化合物(ここ
で、Mは希土類金属を表す。)及びカルシウム化合物か
らなり、但し該カルシウム化合物は水硬セメントでな
い。所望するなら、触媒は、全触媒を基準としかつMoO3
として計算して1.4重量%未満のモリブデン化合物を含
有する。
新規触媒の製造のために用いられるべき酸化鉄は、例
えば水和された又は水和されていないFe2O3であり得
る。酸化鉄は、合成的に製造された粉末状の赤色、赤褐
色、黄色又は黒色の顔料であり得る。赤色又は赤褐色の
顔料は高純度の酸化第2鉄であり、一方黒色の顔料は磁
性体の四三酸化鉄(Fe3O4)(種々の反応条件下で触媒
中に通常見られる。)である。黄色の酸化鉄は、一水和
物の形態の酸化第2鉄からなる。これらの酸化物は、種
々の方法例えば鉄化合物の酸化、焙焼、沈殿、焼等に
より製造される。適当な形態の鉄化合物は、米国特許明
細書第3,360,597号及び第3,364,277号による触媒の製造
の際に用いられる一水和物の形態の黄色の酸化鉄であ
る。98重量%を越える純度の顔料等級の赤色の酸化鉄が
特に適している。これらの赤色の酸化物は、2〜50m2/g
の範囲の表面積を有している。アルカリ金属化合物、セ
リウム化合物及びカルシウム化合物はいかなる適当なや
り方で酸化鉄上にもたらされてもよく、例えば、酸化鉄
えを水の存在下で適当なアルカリ金属化合物、適当なセ
リウム化合物及び適当なカルシウム化合物と親密に混合
することにより行われ得る。得られた混合物は、乾燥さ
れそして次いで例えば500℃ないし1200℃の範囲の温度
で焼され得る。
適当なアルカリ金属化合物は、例えば炭酸塩、炭酸水
素塩、硝酸塩及び酢酸塩である。適当なセリウム化合物
は、例えば硝酸セリウム、炭酸セリウム及び酢酸セリウ
ムである。適当なカルシウム化合物は、硝酸カルシウ
ム、炭酸カルシウム、酢酸カルシウム及びイソ酪酸カル
シウムである。
高度に孔性の構造及び低い表面積を有する触媒は、接
触脱水素において高活性である。種々の方法が、高度に
孔性の触媒を製造するために用いられ得る。例えば、可
燃性材料例えばのこくず、カーボン、木材粉等が触媒の
製造中添加され得、次いでペレットにされた後燃焼され
得る。これらの多孔度促進助剤の多くはまたペレットの
押出しを容易にする助けとなり、例えばグラフアイト、
アルギン酸カリウム及びメチルセルロースの水溶液が用
いられる。
所望するなら、触媒は、担体例えばアルミン酸亜鉛上
に担持されて用いられ得る。
〔実施例〕
次の例により、本発明を更に説明する。
触媒1−4の製造 触媒1を、次のようにして製造した。水和されていな
いFe2O3である赤色の酸化物(750g)、アルギン酸カリ
ウム(37.9g、カリウム含有率15重量%)、固体K2CO
3(140g)及び水(267ml)を充分に混合し、得られた塊
を押出しそしてペレット化して直径3mm及び高さ5mmを有
する筒状粒子にした。該筒状粒子を50℃にて1時間、75
℃にて1.5時間及び110℃にて3時間乾燥し、そして800
℃にて2時間焼し、次いで周囲温度になるようにし
た。触媒1は、12重量%の酸化カリウム及び88重量%の
Fe2O3を含有していた。
触媒2〜4を、触媒1(53g)を金属塩の水溶液(18m
l)と充分に混合することにより製造した。それらの水
溶液にどんな金属塩及びそれらのどんな濃度が用いられ
たかについて、表Iに示す。
含浸された筒状粒子を60℃にて0.5時間乾燥し、200℃
にて2時間乾燥し、800℃にて2時間焼し、次いで周
囲温度になるようにした。触媒1〜4を破砕し、そして
破砕されたその材料をふるいにかけて0.25〜0.42mmの寸
法を有する部分を、以下の記載の如く試験した。各触媒
の組成は、下記の表IIに記載されている。
比較実験A〜C及び実施例1 下記の実験において、次の点は共通である。エチルベ
ンゼンと水蒸気との混合物を或る温度に加熱し、外部加
熱式の垂直に設置された内径1.0cmの筒状反応器であつ
て触媒(10mlの嵩体積)が装填された反応器の頂部に導
入した。該混合物を1バールの圧力にて、1時間当たり
触媒1リットルにつき1リットルのエチルンベンゼンの
液体時間空間速度を用いて、触媒床に通じた。温度は、
エチルベンゼンの変換率が70%になるように調節した。
反応器を去る反応生成物は、気液クロマトグラフイーに
より分析した。得られたデータから、エチルベンゼンの
変換率及びスチレンへの選択率を算出した。
触媒1〜4について、表IIに記載の水蒸気対エチルベ
ンゼンのモル比を用いかつエチルベンゼンの変換率が70
%になるまで触媒床の温度を調節した4つの実験にて試
験した。この調節された温度は、“T70"として示され
る。70%の変換率におけるスチレンへの選択率は、“S7
0"として示される。
水蒸気対エチルベンゼンのモル比12にて行われた4つ
の実験の比較から、比較的低い温度及びスチレンへの非
常に高い選択率が実施例1において得られたということ
がわかる。
触媒の安定性を水蒸気付エチルベンゼンのモル比8.5
にて、各実験についてエチルベンゼンの変換率を表IIに
示した一定値に保つのに必要な温度の平均上昇を測定す
ることによりい測定した。温度のこの平均上昇は表IIに
おいて“C/日”として示されている。表IIは、ずばぬけ
て高い安定性が実施例1において認められたということ
を示している。
実施例2 触媒5を、次のようにして製造した。水和されていな
いFe2O3(450g)、K2Co3(84g)、炭酸セリウム(Ce
2(CO3・5H2O、59.5g)、CaCO3(13.7g)及びアル
ギン酸カリウム(22.7g)から出発して、混合中水(163
ml)を少しずつ添加して親密な混合物を調製した。得ら
れた混合物を押出し、そしてペレット化して直径3mm及
び高さ5mmを有する筒状粒子にした。該筒状粒子を75℃
にて2時間及び110℃にて3時間乾燥し、次いで800℃に
て2時間焼した。触媒5は、80.8%Fe2O3、11%K2O、
6.8%CeO2及び1.4%CaOを含有していた。
触媒5についてそれらの筒状粒子の形態にて、実施例
1に記載したのと同じやり方で、しかし直径2.7cm及び
高さ17cmを有する筒状床、温度600℃、水蒸気対エチル
ベンゼンのモル比8、液体時間空間速度1時間当たり1
リットルにつき0.65及び全圧0.76バールを用いて試験
した。℃/日の値は、7日間にわたつて測定して0.1℃
未満であつた。
実施例3 触媒5について、実施例2のやり方で、水蒸気対エチ
ルベンゼンのモル比12及び圧力1バールを用いて試験し
た。T70の値は606℃であり、S70の値は92.7%であつ
た。
実施例4 水蒸気対エチルベンゼンのモル比が8.5、温度が575
℃、圧力が0.76バールであつた以外は、実施例3を繰り
返した。℃/日の値は、9日間にわたつて測定して0.3
℃/日未満であつた。
実施例5 水蒸気付エチルベンゼンのモル比が10、圧力が0.76バ
ールであつた以外は、実施例3を繰り返した。T70の値
は602.5℃であり、S70の値は94.8%であつた。
実施例6 筒状粒子を800℃ではなく600℃にて焼した以外は触
媒5と同じやり方で、触媒6を製造した。触媒6を、実
施例3のやり方で試験した。T70の値は603℃であり、S7
0の値は933%であつた。
実施例7 実施例6を次の条件下で繰り返した: エチルベンゼンの変換率は、9日間にわたつて一定であ
つた。
比較実験D 触媒7が触媒5と同じやり方で製造され、しかして11
%K2O、17%CeO2、1.4%CaOを含有しかつ残部はFe2O3
あつた。触媒7を実施例3に記載のようにして試験し
た。T70及びS70の値は、それぞれ606.5℃及び92.7%で
あつた。実施例3との比較から、セリウム含有率を10重
量%より高く増大しても触媒の活性及び選択性は改善さ
れないことがわかる。
比較例E 触媒7を、実施例7に記載の条件と同じ条件下で試験
した。温度は、575℃から開始して変換率を一定値に保
つのに9日間にわたつて0.3〜0.5℃/日上昇されねばな
らなかつた。実施例4及び実施例7との比較から、セリ
ウム含有率を10重量%より高く増大しても水蒸気対エチ
ルベンゼンの低い比率において触媒の安全性は改善され
ないことがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロラン・アルベール・シヤルル・ガラン フランス国グラン−クロンヌ、サントル・ ド・ルシエルシユ・ド・グラン−クロンヌ (番地なし) (56)参考文献 特開 昭48−36126(JP,A) 特開 昭48−39445(JP,A) 特開 昭59−216634(JP,A)

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルキルベンゼンの非酸化的脱水素による
    アルケニルベンゼンの製造法において、アルキルベンゼ
    ン及び過熱水蒸気からなる混合物を高められた温度に
    て、酸化鉄及び促進剤としてアルカリ金属化合物、金触
    媒を基準としかつMO2として計算して10重量%より多く
    ない希土類金属の化合物(ここで、Mは希土類金属を表
    す。)及びカルシウム化合物からなる触媒であつて該カ
    ルシウム化合物が水硬セメントでない触媒と接触させる
    ことを特徴とする上記製造法。
  2. 【請求項2】希土類金属化合物が、全触媒を基準としか
    つMO2として計算して1重量%より多い量(ここで、M
    は希土類金属を表す。)にて触媒中に存在する、特許請
    求の範囲第1項記載の製造法。
  3. 【請求項3】希土類金属がセリウムである、特許請求の
    範囲第1項又は第2項記載の製造法。
  4. 【請求項4】アルカリ金属化合物が、全触媒を基準とし
    かつアルカリ金属酸化物として計算して1〜25重量%の
    量にて触媒中に存在する、特許請求の範囲第1〜3項の
    いずれか1つの項記載の製造法。
  5. 【請求項5】アルカリ金属化合物がカリウム化合物であ
    る、特許請求の範囲第4項記載の製造法。
  6. 【請求項6】カルシウム化合物が、全触媒を基準としか
    つCaOとして計算して0.1〜10重量%好ましくは0.5〜5
    重量%の量にて触媒中に存在する、特許請求の範囲第1
    〜5項のいずれか1つの項記載の製造法。
  7. 【請求項7】アルカリ金属化合物、希土類金属化合物及
    びカルシウム化合物だけが促進剤である、特許請求の範
    囲第1〜6項のいずれか1つの項記載の製造法。
  8. 【請求項8】全触媒を基準としかつMoO3として計算して
    1.4重量%未満のモリブデン化合物が存在する、特許請
    求の範囲第1〜6項のいずれか1つの項記載の製造法。
  9. 【請求項9】アルキルベンゼンがエチルベンゼンであ
    る、特許請求の範囲第1〜8項のいずれか1つの項記載
    の製造法。
  10. 【請求項10】5〜13の範囲の水蒸気対アルキルベンゼ
    ンのモル比を用いる、特許請求の範囲第1〜9項のいず
    れか1つの項記載の製造法。
  11. 【請求項11】500℃〜700℃の範囲の温度にて実施す
    る、特許請求の範囲第1〜10項のいずれか1つの項記載
    の製造法。
  12. 【請求項12】脱水素反応に用いるのに適した触媒であ
    つて、酸化鉄及び促進剤としてアルカリ金属化合物、全
    触媒を基準としかつMO2として計算して10重量%より多
    くない希土類金属の化合物(ここで、Mは希土類金属を
    表す。)及びカルシウム化合物からなり、但し該カルシ
    ウム化合物は水硬セメントでない、ことを特徴とする上
    記触媒。
  13. 【請求項13】希土類金属化合物が、全触媒を基準とし
    かつMO2として計算して1重量%より多い量(ここで、
    Mは希土類金属を表す。)にて触媒中に存在する、特許
    請求の範囲第12項記載の触媒。
  14. 【請求項14】希土類金属がセリウムである、特許請求
    の範囲第12項又は第13項記載の触媒。
  15. 【請求項15】アルカリ金属化合物が、全触媒を基準と
    しかつアルカリ金属酸化物として計算して1〜25重量%
    の量にて触媒中に存在する、特許請求の範囲第12項記載
    の触媒。
  16. 【請求項16】アルカリ金属化合がカリウム化合物であ
    る、特許請求の範囲第15項記載の触媒。
  17. 【請求項17】カルシウム化合物が、全触媒を基準とし
    かつCaOとして計算して0.1〜10重量%好ましくは0.5〜
    5重量%の量にて存在する、特許請求の範囲第12〜16項
    のいずれか1つの項記載の触媒。
  18. 【請求項18】アルカリ金属化合物、希土類金属化合物
    及びカルシウム化合物だけが促進剤である、特許請求の
    範囲第12〜17項のいずれか1つの項記載の触媒。
  19. 【請求項19】全触媒を基準としかつMoO3として計算し
    て1.4重量%未満のモリブテン化合物が存在する、特許
    請求の範囲第12〜17項のいずれか1つの項記載の触媒。
  20. 【請求項20】脱水素反応に用いるのに適した触媒であ
    つて、酸化鉄及び促進剤としてアルカリ金属化合物、全
    触媒を基準としかつMO2として計算して10重量%より多
    くない希土類金属の化合物(ここで、Mは希土類金属を
    表す。)及びカルシウム化合物からなり、但し該カルシ
    ウム化合物は水硬セメントでない、ことを特徴とする該
    触媒の製造法において、水の存在下で酸化鉄をアルカリ
    金属化合物、希土類金属化合物及びカルシウム化合物と
    親密に混合し、得られた混合物を粒子状に造形し、造形
    された粒子を乾燥しそして焼する、ことを特徴とする
    上記製造法。
  21. 【請求項21】焼を500〜1200℃の範囲の温度にて行
    う、特許請求の範囲第20項記載の製造法。
JP61309014A 1985-12-27 1986-12-26 脱水素触媒、それらの製造法並びに非酸化的脱水素法 Expired - Fee Related JPH089556B2 (ja)

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