JPH0895368A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0895368A
JPH0895368A JP6235196A JP23519694A JPH0895368A JP H0895368 A JPH0895368 A JP H0895368A JP 6235196 A JP6235196 A JP 6235196A JP 23519694 A JP23519694 A JP 23519694A JP H0895368 A JPH0895368 A JP H0895368A
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JP
Japan
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toner
image forming
image
roller
forming apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP6235196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masazumi Yabaneta
正純 矢羽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成でトナー消費のアンバランスによる
画像濃度の不均一を防止することができる画像形成装置
を提供する。 【構成】トナーホッパー10に設けられたトナー補給ロ
ーラ11で、該11は正転逆転可能な駆動装置12によ
って回転駆動される。トナー補給ローラ11は、中央部
分と左右部分との3つの領域に分割されており、中央部
分はローラ軸17に固定された中央ローラ部18が設け
られている。他方、左右部分はローラ軸17にワンウェ
イクラッチ19を介して左右ローラ部20が設けられて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体に形成された
静電潜像を2成分現像剤を用いる現像装置で現像するよ
うにした、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2成分現像剤を用いる現像装置を
備えた画像形成装置では、画像部が一部分に片寄った像
の現像を長時間繰り返すと、画像部に対応した部分のト
ナー濃度が低下してしまい、他の現像を行わない部分と
のトナー濃度に差が生じやすくなる。従って、その直後
に全面画像を現像すると、部分的なトナー濃度低下のた
め、画像濃度の部分的な不良を生ずるという問題が起き
てしまう。また、部分的にトナーを消費し続けてこの部
分のトナー濃度が低下したとき、低下した部分に設けた
トナー濃度検出器の信号でトナーが全幅に渡って均一に
補給すると、その部分のトナーとキャリアの比率は適正
になるが、他の部分はトナーが過剰になってしまう。そ
こで、2成分現像剤を用いる現像装置はこのような現象
の発生を防止するため、現像剤の幅方向の撹拌を行って
幅方向でのトナー濃度の均一化を図っている。
【0003】しかしながら、現像幅が広くなると、上記
した幅方向の撹拌部材でのトナー濃度の均一化に時間的
な限界が生じ、画像濃度の部分的な不良を確実に防止す
ることができなかった。
【0004】このため、かかる部分的なトナー濃度を防
止するため、特開昭60−131573公報にはトナー
補給口を複数枚の板材で覆い、少なくとも1枚の板材を
動かしてトナー補給口の開口を変化させ、コピーサイズ
に応じてトナーを補給するトナー補給装置が開示されて
いる。この装置では、トナーが消費されている部分に合
わせてトナーを補給することができる、トナー消費のア
ンバランスによるコピー濃度の不均一性を防止できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たトナー補給装置では板材を動かす装置が必要であり、
この開口を変化させる構成上、装置が大がかりになると
いう問題があった。
【0006】本発明は、上記した従来の不具合を解消
し、簡単な構成でトナー消費のアンバランスによる画像
濃度の不均一を防止することができる画像形成装置を提
供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、像担持体に形成された静電潜像を2成分現
像剤を用いる現像装置で現像するようにした画像形成装
置において、トナー貯留部に貯えられたトナーを回転す
ることによって前記現像装置に補給するトナー補給部材
が、該トナー補給部材が同軸上に2つ以上に分割されて
それぞれ独立して回転可能であり、各トナー補給部材を
回転駆動する駆動手段を設け、画像形成の幅方向におい
てトナー濃度が低下する部分に対応した領域にトナーを
補給する前記トナー補給部材を回転駆動することを特徴
としている。
【0008】さらに、本発明は上記目的を達成するため
に、最大画像形成幅よりも小さいサイズの画像を複数枚
を連続的に形成する設定をしたとき、少なくとも画像を
開始すると同時に、画像形成をするサイズにほぼ対応し
た領域にトナーを補給する前記トナー補給部材を回転駆
動することを特徴としている。
【0009】さらにまた、本発明は上記目的を達成する
ために、前記トナー補給部材が前記トナー貯留部内に設
けられ、該トナー貯留部が画像形成装置本体に対し着脱
可能であることを特徴としている。
【0010】
【作用】上記構成によれば、トナー貯留部に貯えられた
トナーを回転することによって現像装置に補給するトナ
ー補給部材が、該トナー補給部材が同軸上に2つ以上に
分割されてそれぞれ独立して回転可能であり、各トナー
補給部材を回転駆動する駆動手段を設け、画像形成の幅
方向においてトナー濃度が低下する部分に対応した領域
にトナーを補給する前記トナー補給部材を回転駆動する
ので、部分的にトナーを消費し続けてもこの部分にのみ
トナーを補給でき、画像濃度の不均一を防止することが
できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例に添付図面に従って説
明する。
【0012】図1は、本発明に係る画像形成装置の作像
系を示す概略図である。図1において、1は像担持体と
してのドラム状の感光体であり、感光体1が時計方向に
回転駆動されるとき、帯電器2によりその表面が帯電さ
れ、その帯電部分には図示していない光書き込み手段の
光書き込みによって静電潜像が形成される。この潜像
は、現像装置3によって現像されてトナー像となり、転
写器4の作用下でこれと同期して給送された転写紙(図
示せず)に転写される。トナー像が転写された転写紙
は、感光体1から分離器5によって分離されて図示して
いない定着装置に搬送され、定着後、機外等へ排出され
る。他方、転写後の感光体1はクリーニング装置6によ
って残留するトナーが清掃され、除電器(図示せず)に
より残留電荷が除去されて次の画像形成に備えられる。
【0013】上記現像装置3は、トナーとキャリアの2
成分現像剤を使用する装置であって、使用によりトナー
が消費されてトナーとキャリアの比率が変わると、現像
装置3に設けたトナー濃度検出器7の信号により、トナ
ー貯留部であるトナーホッパー10から現像装置3にト
ナーが補給される。
【0014】ここで、仮りに本実施例の画像形成装置が
感光体1の幅と現像装置3の幅とが900mmで、転写紙
をセンター基準で搬送するものとする。そして、中央部
分の210mm(A4の縦幅)のトナーを消費し続けたと
した場合、この部分のトナー濃度が低下し、上記トナー
濃度検出器7が幅方向のセンターにあれば、トナー濃度
の低下で、トナーホッパー10からトナーが全幅に渡っ
て均一に補給される。このようにトナーが補給される
と、中央部分のトナーとキャリアの比率は適正になる
が、他の部分はトナーが過剰になってしまう。なお、現
像装置3内には幅方向の現像剤を撹拌する横撹拌部材8
が備えられているが、横撹拌部材8が幅方向において現
像剤を均一に撹拌するにはある程度時間がかかり、上記
した幅方向不均一のまま最大幅の画像形成を行うと、画
像濃度が不均一が発生するという問題があることは先に
説明した。
【0015】そこで、本発明はかかる問題を解消するた
め、次のような措置を講じている。
【0016】図2において、トナーホッパー10に設け
られたトナー補給ローラ11で、該11は正転逆転可能
な駆動装置12によって回転駆動される。この駆動装置
12は、可逆転モータ13と、このモータ軸とトナー補
給ローラ11のローラ軸17とにそれぞれ固定されたプ
ーリー14,15と、プーリー14,15に巻き掛けら
れたベルト16とから構成されている。
【0017】トナー補給ローラ11は、中央部分と左右
部分との3つの領域に分割されており、中央部分は図2
及び図3(a)に示すように、ローラ軸17に固定され
た中央ローラ部18が設けられている。他方、左右部分
は、図2及び図3(b)に示すように、ローラ軸17に
ワンウェイクラッチ19を介して左右ローラ部20が設
けられている。なお、左右のワンウェイクラッチ19の
接続方向は同一方向である。また、中央ローラ部18の
幅はほぼ所定の転写紙の幅、例えばA4の縦幅に設定す
ることが好ましい。
【0018】かく構成の画像形成装置は、トナー補給ロ
ーラ11を正転させると中央ローラ部18と左右ローラ
部20が回転するようにすれば、トナー補給ローラ11
を逆転させると、中央ローラ部18が回転するが、左右
ローラ部20はワンウェイクラッチ19によって回転し
ない。そこで、上記トナー濃度検出器7を中央部分と左
右部分の少なくとも一方に対応する位置に配置し、その
信号でトナー補給ローラ11を正転及び逆転を制御する
ことができる。また、トナー濃度検出器7の代わりに感
光体に形成されたトナー像の濃度を検知する検知器9を
用いてその信号で制御することもできる。しかも、トナ
ー補給ローラ11の回転方向を変えるという簡単な構成
で中央部分のトナー補給ができるので、装置が大型化せ
ず、安価で提供できる。なお、トナー補給ローラ11と
しては発泡ポリウレタン、ファーブラシ、溝付きローラ
等の可逆転でトナーを補給することができるものであれ
ば任意である。
【0019】ところで、上記した制御は中央部分と左右
部分とで画像濃度に差が生じたときにトナーを補給する
ため、画像濃度の不均一な画像を形成してしまうことは
十分起こり得る。そこで、上記実施例において、A4の
縦幅の画像形成をリピート等によって多数枚設定したと
きには、その画像形成と同時にトナー補給ローラ11を
逆転させるようにしてもよい。
【0020】かく構成すれば、画像形成で消費されるト
ナーを予知して補給することができるので、中央部分と
左右部分とで画像濃度に差が生じにくくなり、画像濃度
の不均一な画像を形成してしまうことも防止できる。
【0021】図4及び図5は、本発明のべつの実施例を
示す斜視図及び断面図で、本例ではトナー貯留部として
現像装置3に着脱可能なトナーカートリッジ21が設け
られている。このトナーカートリッジ21には、適当数
の小孔22が設けられ、該カートリッジを現像装置3上
にセットしたとき、図6に示すように、小孔22が現像
装置3に対向させている。そして、トナーカートリッジ
21の内部に設けたトナー補給部材としての撹拌部材2
3を回転することにより、小孔22を介して現像装置3
にトナーを補給するように構成されている。撹拌部材2
3は、中央部分と左右部分との3つの領域に分割されて
おり、中央部分は回転軸24に固定された中央撹拌板2
5が設けられている。他方、左右部分は回転軸24に接
続方向は同一方向のバネクラッチ26を介して左右撹拌
板27が設けられている。
【0022】かく構成の画像形成装置は、回転軸24を
可逆転させることにより、中央撹拌板25と左右撹拌板
27の同時回転と、中央撹拌板25のみの回転とに選択
できるので、前記実施例と同様な効果が得られる。しか
も、トナーカートリッジ21は現像装置3に着脱可能な
ので、トナー貯留部の交換等が簡単である。
【0023】なお、上記した実施例において、トナー補
給部材を中央と左右とで分けたが、片側基準で転写紙を
搬送する装置等ではトナー補給部材を左右で分けるよう
にすることもできる。
【0024】
【発明の効果】請求項1の構成によれば、画像形成の幅
方向においてトナー濃度が低下する部分に対応した領域
にトナーを補給する前記トナー補給部材を回転駆動する
ので、部分的にトナーを消費し続けてもその部分にのみ
トナーを補給でき、画像濃度の不均一を防止することが
できる。
【0025】請求項2の構成によれば、画像形成で消費
されるトナーを予知して補給することができるので、中
央部分と左右部分とで画像濃度に差が生じにくくなり、
画像濃度の不均一な画像を形成してしまうことも防止で
きる。
【0026】請求項3の構成によれば、トナー貯留部が
現像装置に着脱可能に構成しても部分にのみトナーを補
給でき、しかもトナー貯留部の交換等が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の作像系を示す概略
図である。
【図2】本発明のトナー補給ローラを示す断面図であ
る。
【図3】(a)はトナー補給ローラの中央ローラ部の断
面図、(b)はトナー補給ローラの左右ローラ部の断面
図である。
【図4】本発明のトナーカートリッジの斜視図である。
【図5】本発明のトナーカートリッジの断面図である。
【図6】本発明のトナーカートリッジを現像装置にセッ
トした状態を示す断面図である。
【符号の説明】
3 現像装置 10 トナーホッパー 11 トナー補給ローラ 12 駆動装置 17 ローラ軸 18 中央ローラ部 19 ワンウェイクラッチ 20 左右ローラ部 21 トナーカートリッジ 23 撹拌部材 24 回転軸 25 中央撹拌板 26 バネクラッチ 27 左右撹拌板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体に形成された静電潜像を2成分
    現像剤を用いる現像装置で現像するようにした画像形成
    装置において、 トナー貯留部に貯えられたトナーを回転することによっ
    て前記現像装置に補給するトナー補給部材が、該トナー
    補給部材が同軸上に2つ以上に分割されてそれぞれ独立
    して回転可能であり、各トナー補給部材を回転駆動する
    駆動手段を設け、画像形成の幅方向においてトナー濃度
    が低下する部分に対応した領域にトナーを補給する前記
    トナー補給部材を回転駆動することを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の画像形成装置におい
    て、最大画像形成幅よりも小さいサイズの画像を複数枚
    を連続的に形成する設定をしたとき、少なくとも画像を
    開始すると同時に、画像形成をするサイズにほぼ対応し
    た領域にトナーを補給する前記トナー補給部材を回転駆
    動することを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の画像形成装置
    において、前記トナー補給部材が前記トナー貯留部内に
    設けられ、該トナー貯留部が画像形成装置本体に対し着
    脱可能であることを特徴とする画像形成装置。
JP6235196A 1994-09-29 1994-09-29 画像形成装置 Pending JPH0895368A (ja)

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JPH0895368A true JPH0895368A (ja) 1996-04-12

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010249861A (ja) * 2009-04-10 2010-11-04 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
CN102659276A (zh) * 2012-05-04 2012-09-12 山东建筑大学 一种氰化镀镉废液综合处理的方法

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