JPH0894642A - 液体採取方法および装置 - Google Patents

液体採取方法および装置

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JPH0894642A
JPH0894642A JP7188819A JP18881995A JPH0894642A JP H0894642 A JPH0894642 A JP H0894642A JP 7188819 A JP7188819 A JP 7188819A JP 18881995 A JP18881995 A JP 18881995A JP H0894642 A JPH0894642 A JP H0894642A
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capacitance
test liquid
nozzle
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宏二 須田
Ryuji Tao
龍治 田尾
Norikazu Arima
紀和 有馬
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1009Characterised by arrangements for controlling the aspiration or dispense of liquids
    • G01N35/1016Control of the volume dispensed or introduced

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  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】吸入用ノズルが被検液を所定量採取したか否か
を検知可能な液体採取装置を実現する。 【構成】ノズル26が最上位置の状態で、静電容量測定
部51は試料容器23の静電容量Cxを測定し、吸引異
常検出部53が静電容量値Cy より小かを判定する。C
x≧Cy なら吸引異常検出部53はCx を容量値Ca
して格納する。ノズル26の下降時に静電容量測定部5
1は静電容量Cx を測定し、液面検出部52によりCx
が所定の値より大かが判定され、大となる迄、ノズル2
6は下降される。大となるとノズル26は下降動作を停
止し試料液を吸引して上昇する。測定部51は静電容量
x を測定しCa−Cbより小かを判定し、Cx>Ca−C
b なら吸引異常と判定して、異常信号をコンピュータ3
に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液体採取方法および装
置に係り、特に容器内の被検液を吸入用ノズルを用いて
採取する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生体液などの試料の分析を自動的に実行
する分析装置においては、試料が試料容器から反応容器
内に分注され、試薬液が試薬ボトルから反応容器内に分
注され、試料と試薬の混合液を反応容器内で測定した
り、その混合液を吸入用ノズルで採取してフローセルに
導いて測定することが行われる。
【0003】試料や試薬を採取する場合に、分注用吸引
ノズルが液面下に深く侵入しないようにするために分注
動作に伴って容器内の液面を検知する方法が知られてい
る。そのような例の1つとして、特開平4−319624 号公
報に記載された液面検知装置がある。この先行技術で
は、対向する一対の電極の間に試料容器が配置され、接
地された導電性吸引ノズルが試料容器内に降下される。
そして、吸引ノズルの先端が液面に接触したときの電極
間の静電容量の変化を検出することにより、吸引ノズル
が試料液の液面に到達したことを検出する。
【0004】液面検知方法の他の例として、特開昭63−
109330号公報に記載されたものがある。この例は、吸引
ノズルの先端から空気を吐出又は吸入し、吸引ノズル内
の圧力の変化を検知することによって、吸引ノズルの先
端が試料液面に接触したことを検知する方法である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動分析装
置において、適切な量の試料,試薬又はそれらの混合液
が採取されなければ、試料の分析項目の正確な分析結果
を得ることが困難である。
【0006】この場合、試料が血奨や血清等の生体試料
であり、分析項目がタンパク質のように通常含有される
物質である場合であれば、適正な量の被検液が採取され
たか否かを検出することが容易である。つまり、その試
料を分析した結果、タンパク質の濃度がゼロとの分析結
果が得られた場合には、これは有り得ない状態なので、
サンプリングミスが発生したことがオペレータ等により
判断でき、再分析することができる。
【0007】しかしながら、分析項目がウイルス等のよ
うに、通常の生体試料に含有されていない対象物である
場合には、サンプリングミスが発生したか否かを検出す
ることが困難である。つまり、試料の分析の結果、その
試料にウイルスが含まれていないと判定されても、それ
がサンプリングミスにより発生したものか否かを決めら
れない。
【0008】上述した特開平4−319624 号公報および特
開昭63−109330号公報には、サンプリングミスの検出が
できるような構成に関する記載がない。
【0009】本発明の目的は、適正な量の被検液が吸入
用ノズルによって採取されたか否かを判定することがで
きる液体採取方法および装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に基づく液体採取
方法は、容器内に収容されている被検液を吸入用ノズル
によって採取する動作の前および後に、容器内の被検液
量に対応する物理量をそれぞれ測定し、被検液の採取前
後の測定値に基づいて吸入用ノズルによって所定量以上
の被検液が採取されたか否かを判定することを特徴とす
る。
【0011】また、本発明に基づく液体採取装置は、容
器内に収容されている被検液を採取する昇降可能な吸入
用ノズルと、上記容器内の被検液の量に対応する測定信
号を得る測定手段と、上記吸入用ノズルにより上記容器
内の被検液を採取する前の上記測定手段による採取前測
定値を記憶する記憶手段と、上記吸入用ノズルにより上
記容器内の被検液を採取した後の上記測定手段による採
取後測定値と上記採取前測定値とを比較する比較手段
と、その比較結果に基づいて所定量以上の被検液が上記
容器から採取されたか否かを判定する判定手段と、を備
えたことを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明に適用し得る被検液としては、血液や尿
などの生体試料、もしくは自動分析装置によって分析さ
れ得る液体試料,試料と反応させるための試薬,試料と
試薬の混合液などが用いられる。吸入用ノズルは、試料
又は試薬の分注用ピペットノズルが1つの形態であり、
試料と試薬の混合液をフローセルに導くためのシッパノ
ズルが他の形態である。
【0013】容器内の被検液の量とは、容器内に収容さ
れている被検液の容積だけに限られるものではなく、容
器内の被検液の液面高さをも意味するものとする。
【0014】本発明の望ましい実施例では、容器内の被
検液に基づく静電容量が測定されるが、容器内の被検液
の量を測定する方法はこれに限られるものではなく、要
は吸入用ノズルによる被検液の採取の前および後におい
て容器内に残っている被検液の量の差を実質的に測定で
きるものであればよい。ただし、静電容量を測定して被
検液の量を測定する場合には、吸入用ノズルが被検液の
液面から離れている状態で測定することにより正確な量
が求められる。
【0015】測定信号が静電容量である場合には、互い
に対向する第1及び第2電極の間に試料容器が配置され
る。また、液体採取のために導電性材料からなるノズル
が用いられ、このノズルは第1電極又は第2電極のいず
れか一方に電気的に接続される。容器に収容された被検
液量に対応する静電容量が検出され、検出された静電容
量が記憶手段に記憶される。導電性材料からなるノズル
が、容器内の液体面に接触すると、ノズルと第1又は第
2電極との間の空気の静電容量値は、実質的に無限大と
なり、第1と第2電極との間の静電容量値が、急激に大
となる。
【0016】したがって、第1及び第2電極間の静電容
量値を監視し、急激に大に変化したことを検出すれば、
ノズルが液面に接触したことを検知することができる。
【0017】比較手段は、被検液採取前の静電容量測定
値と被検液採取後の静電容量測定値を比較し、その比較
の結果に基づいて所定値以上の静電容量変化があれば所
定量以上の被検液が吸入用ノズルによって採取されたも
のとして判定手段が判定する。
【0018】別の形態では、吸入用ノズル内に被検液を
採取する前および採取した後の被検液の液面高さを測定
し、採取前後の測定値の差に基づいて所定量以上の被検
液が吸入用ノズル内に採取されたか否かを、判定手段に
より判定する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
説明する。図10は、本発明を適用した自動分析装置の
全体概略構成図であり、図1は、図10の試料採取装置
付近の概略構成図である。まず、自動分析装置の全体構
成について、図10を参照して説明する。
【0020】図10において、血奨又は血清の如き生体
試料液を収容した試料容器23が、サンプルディスク2
1上に複数個配列される。これらの試料容器23は、サ
ンプルディスク21に対して着脱可能に装填されてい
る。サンプルディスク21の回転動作は、コンピュータ
3によりインターフェイス4を介して制御される。ま
た、サンプルディスク21は、予め登録された順番に従
って、試料容器23が、昇降アーム33に保持されたピ
ペットノズル26の下に位置するように、回転移動さ
れ、ノズル26に連結された試料用ポンプ32により、
試料容器23に収容された試料液が吸引され、反応容器
6の中に所定量分注される。
【0021】試料液が吐出分注された反応容器6は、恒
温槽8に連絡された反応ディスク9の中を第一試料添加
位置まで移動される。そして、第一試薬添加位置まで移
動された反応容器6には、試薬分注プローブ10に連結
された試薬ポンプ11により試薬ボトル12から吸引さ
れた所定の第一試薬が加えられる。第一試薬添加後の反
応容器6は撹拌装置13の位置まで移動され、最初の撹
拌が行われる。
【0022】内容物が撹拌された反応容器6に、光源1
4から発生された光束が通過し、多波長光度計15に入
射する。そして、反応容器6の内容物である反応液の吸
光度が多波長光度計15により検知される。検知された
吸光度信号は、アナログ/デジタル(A/D)コンバー
タ20及びインターフェイス4を介してコンピュータ3
に供給され、試料液中の測定対象の分析項目濃度に変換
される。
【0023】測定が終了した反応容器6は、洗浄機構1
9の位置まで移動され、反応容器洗浄機構19による洗
浄位置60にて内部の液が排出された後に、水で洗浄さ
れ次の分析に供される。測定した結果は、プリンタ17
から印字出力されるか、CRT画面18上に表示出力され
る。1つの試料に対してどの分析項目を測定するかは、
キーボード16からオペレータが予め入力し、インター
フェイス4を介してコンピュータ3に記憶され、依頼さ
れた分析項目を測定するように、コンピュータ3により
制御される。
【0024】同様に、ある分析項目について、試薬容
量,試料容量,測定波長,反応時間等の分析条件は、予
め、分析パラメータとしてキーボード16からオペレー
タにより入力され、インターフェイス4を介してコンピ
ュータ3に記憶されている。
【0025】次に、図10の自動分析装置に適用される
図1の液体試料サンプリング装置について、説明する。
【0026】図1において、非導電体からなるサンプル
ディスク21の上には、血奨や血清の試料液(被検液)
22が収容された試料容器23と、この容器23を間に
して対向する電極24と電極25とが配置されている。
これら電極24と25の対は、サンプルディスク21
の、容器23を収容する複数の収容孔のそれぞれに配置
されている。容器23には、試料液22を採取するため
のピペットノズル26が挿入される。このノズル26は
導電性材料から形成されている。
【0027】電極24,25,ノズル26は、液面検出
及び吸引異常を検出する検出部50の静電容量測定部
(液体量検出手段)51に接続されている。そして、こ
の静電容量測定部51からの静電容量検出信号は、上記
検出部50の液面検出部52及び吸引異常検出部(採取
異常検出手段)53に供給される。また、液面検出部5
2及び吸引異常検出部53からの出力信号は、コンピュ
ータ3に供給される。ノズル26は、チューブ31を介
して接続されたシンリジタンプの試料用ポンプ32の吸
引動作により、容器23内の試料液22を採取する。ま
た、ノズル26は昇降アーム33に支持されている。こ
の昇降アーム33は、モータ34の駆動により、支柱3
5に沿って矢印Zで示す上下方向に昇降される。つま
り、ノズル26が、試料液22の液面に対して、相対的
に上下動される。モータ34は、モータ制御部40から
の制御信号に基づいて制御される。これらモータ制御部
40及び試料用ポンプ32の動作は、コンピュータ3に
より制御される。
【0028】図2は、図1における検出部50の詳細構
成図である。
【0029】図2において、電極24,25及びノズル
26は、交流ブリッジ回路27に接続されており、電極
24及びノズル26は接地により零電位レベルに接続さ
れている。そして、電極25は交流電位レベルに接続さ
れている。交流ブリッジ回路27からの信号は増加回路
28及び実効値変換回路39を経て、比較器として働く
差動増幅器からなる減算器29及び30のプラス入力端
子に供給される。減算器29のマイナス入力端子には、
記憶部43からの出力信号が供給され、減算器30のマ
イナス入力端子には、記憶部44からの出力信号が供給
される。これら記憶部43及び44は、コンピュータ3
から供給されるデータを記憶する。
【0030】減算器29の出力信号は、液面判定部45
に供給され、この液面判定部45からの減面検出信号が
コンピュータ3に供給される。また、減算器30の出力
信号は、吸引異常判定部46に供給され、この吸引異常
判定部46からの吸引異常信号がコンピュータ3に供給
される。
【0031】上述した交流ブリッジ回路27,増幅回路
28及び実効値変換部39により静電容量測定部51が
構成される。また、記憶部43,減算器29及び液面判
定部45により液面検出部52が構成され、記憶部4
4,減算器30及び吸引異常判定部46により吸引異常
検出部53が構成される。
【0032】ノズル26及び電極24と電極25の間に
は静電容量Cx が存在する。静電容量測定部51では、
静電容量Cx が測定され、電圧に変換される。
【0033】次に、本発明の一実施例の動作を図1〜図
3を参照して説明する。サンプルディスク21上に容器
23を置かない状態で処理開始される。図3のステップ
100において、コンピュータ3からの指令信号が、モー
タ制御部40を介してモータ34に供給され、ノズル2
6が最上位置に移動される。次に、ステップ101にお
いて、電極24,25間に容器23がない状態での静電
容量の大きさに基づく測定値が検出部50により検出さ
れ、記憶部43に静電容量C0として、記憶される。さ
らに、この静電容量C0に閾値C1が加算された静電容
量値Cy(容器23内に適量の試料液が収容され、この
容器23が電極24,25間に配置されたときの静電容
量値)がコンピュータ3から記憶部44に格納される。
ただし、閾値C1は、容器23内に適量の試料液が収容
されている状態に対応する値であるが、この時点では容
器23が電極間に未だ配置されていない状態での静電容
量値である。
【0034】つまり、静電容量Cx は、静電容量測定部
51により測定され、液面検出部52の減算器29によ
り、記憶部43に記憶された初期値(0)が、静電容量
xから減算され、液面判定部45を介してコンピュー
タ3に供給される。そして、コンピュータは、供給され
た静電容量値Cxを静電容量値C0として記憶部43に
格納するとともに、上記静電容量値Cyを記憶部44に
格納する。
【0035】次に、ステップ102において、コンピュ
ータ3の指令により、図示しない容器運搬装置を動作さ
せて、電極24と25との間に試料容器23を挿入する
ように位置させる。そして、静電容量測定部51により
静電容量Cx が測定され、吸引異常検出部53の減算器
30により、記憶部44に記憶されていた静電容量値C
y(=C0+C1)が、静電容量測定値Cx から減算さ
れ、吸引異常判定部46に供給される。そして、ステッ
プ103において、吸引異常判定部46は、静電容量値
x がCy より小か否かを判定する。静電容量測定値C
x がCyより小の場合には、ステップ104に進み、試
料容器23は空、又は試料液量が採取に必要な所定量以
下と判定し、吸引異常判定部46は、異常信号をコンピ
ュータ3に供給する。
【0036】つまり、試料液の吸引動作前には、試料容
器内には吸入用ノズル26によって採取する必要な所定
量以上の試料液が存在することが分析続行のために必要
であり、Cx<(C0+C1)であった場合には、試料容
器が空又は試料液が所定の量以下であると判定できる。
試料液22が所定の量以上存在する時は、そのときの静
電容量値Cx の値を示す信号が、吸引異常判定部46か
らコンピュータ3に供給される。そして、コンピュータ
3は、静電容量値Cx を、被検液吸引前の容量値Caと
して記憶部44に格納する。
【0037】続いて、コンピュータ3からの指令信号に
より、吸入用ノズル26の下降動作が行われる。ステッ
プ105において、ノズル26は、そのノズルの先端が
試料液22の液面に達するまで下降する。この下降動作
中に静電容量測定部51により、電極24,電極25,
ノズル26間の静電容量Cx を測定され、測定された静
電容量値Cx から、減算器29により、記憶部43に記
憶された容量値C0が減算される。減算結果は、液面判
定部45により、C0と所定の閾値C2との和より大か
否かが判定され、大となるまで、ノズル26は下降され
る。そして、Cx の方が大となった時点でノズル26の
下降動作を停止する。これにより、ノズル26の先端は
試料液22の表面より少し侵入した位置で停止する。
【0038】つまり、ノズル26が液面に接触する前後
で、静電容量値Cx は、図5に示すように変化し、液面
に接触すると、静電容量Cx は、大に急激に変化する。
そこで、適当な閾値C2 を予め設定し、Cx>(C0+C
2)となったとき、ノズル26の先端が液面に接触した
と判定できる。このとき、液面判定部は、液面検出信号
をコンピュータ3に供給する。コンピュータ3は、液面
検出信号が供給されると、ノズル26の下降動作を停止
させる。
【0039】ステップ106において、コンピュータ3
は試料用ポンプ32を吸引動作させ、停止されたノズル
26内に試料液22を吸入させる。次いで、ステップ1
07において、コンピュータはモータ34を動作させ、
ノズル26を液面から離れるように上昇させる。
【0040】続いて、ステップ108において、静電容
量測定部51により静電容量値Cxが測定され、測定さ
れた静電容量値Cx から、記憶部44に記憶されていた
静電容量値Caが減算器30により減算される。そし
て、静電容量Cx がCa−Cbより小であるか、つま
り、ノズル26によって所定量以上の試料液が吸引され
たかが、吸引異常判定部46により判定される。Cb
は、吸引されるに必要な最小量の液体試料が容器23に
収容されている場合の静電容量値である。したがって、
Ca−Cbは、所定量の試料液の吸引された後に、電極
24と25との間の静電容量を表す。
【0041】試料液22が、所定の量以上ノズル26に
より吸引されていれば、Cx≦(Ca−Cb)となり、ス
テップ109において、ノズル26が試料液を正常に吸
引したと判定部46により判定される。また、試料液が
所定量以上ノズル26に吸引されていなければ、Cx
(Ca−Cb) となり、ステップ110において、吸引
異常判定部46により吸引異常と判定され、吸引異常判
定部46は、吸引異常信号をコンピュータ3に供給す
る。この場合、コンピュータ3は、何らかの誤動作によ
り所定の量吸引出来なかったものと判断し、試料液のサ
ンプリングを停止し、CRT18等の適当な表示手段に
より、「吸引異常」を示す情報を表示し、オペレータに
注意を促す。
【0042】この場合、分析結果をプリンタに印刷する
際に、所定量吸引できなかった試料について、「吸引異
常」と表示することも可能である。
【0043】次に、試料液量が変化したとき及びノズル
先端が液面に接触したときの静電容量変化を図4〜図7
を参照して説明する。なお、静電容量の等価回路におい
ては、簡単のために容器の形状は外形,内形ともに直方
体とし、一対の電極の形状は平板で、接している容器の
面の形状に等しいものとする。
【0044】さて、試料容器23に或る量の試料液が存
在する場合、ノズル26は電極に対して影響を与えない
ような十分遠い位置にあるものとすると、つまり、図6
の(A)に示すような状態にあるとすると、電極間の等
価回路は図6の(B)に示すようになり、静電容量値C
x は、次式(1)習表すことができる。
【0045】 Cx=(Ck(Ch+Cm))/(2(Ch+Cm)+Ck) …(1) ただし、Ck は、試料容器23における電極24及び2
5のそれぞれに対向する壁面部の静電容量値、Ch は、
電極24と25との間にある空気の静電容量、Cm は、
電極24と25との間にある試料液の静電容量であり、
ε0,ε1を、それぞれ空気,試料液の誘電率とすると、
h/ε0+Cm/ε1=一定となる)。
【0046】被検液の液量(液面高さ)と電極間の静電
容量との関係を図4に示し、縦軸が、電極間の静電容量
値であり、横軸が液面高さである。図4において、液量
が変化すると静電容量値Ch 及びCm が変化することに
より、電極間の静電容量が変化する。つまり、液面高さ
の増加に比例して、静電容量値も増加する。
【0047】図7の(A)に示すように、ノズル26が
下降する場合の、電極間の等価回路は図7(B)のよう
になり、静電容量値Cx は、次式(2)で表すことがで
きる。
【0048】 Cx=(Ck(Ch+Cm)(Ck+Cn))/(Ck(Ch+Cm) +(Ck+Cn)(Ck+Ch+Cm)) …(2) ただし、Cn は、ノズル26と電極25との間の空気の
静電容量値である。
【0049】ここで、ノズル26が液面に接触したと
き、Cn→∞ となるので、静電容量値Cx は、次式
(3)で表すことができる。
【0050】 Cx=Ck(Ch+Cm)/(Ck+Ch+Cm) …(3) ノズル26が液面に接触するときの電極間の静電容量の
変化を示すグラフを図5に示し、縦軸が静電容量値であ
り、横軸がノズル下降位置である。この図5及び式
(2)及び(3)に示すように、ノズルが試料液面に到
達すると、静電容量値は、急激に大に変化する。このよ
うに、静電容量値の急激な変化を検出することによりノ
ズル26が、試料液の液面に到達したことが検知でき
る。
【0051】次に、本発明を実施するにあたって望まし
い容器の形状及び電極の形状を図8及び図10を参照し
て説明する。
【0052】上記式(1)及び(3)より、試料容器2
3の壁面の静電容量値Ck が大きいほど、試料液量の変
化による静電容量Cx の変化が大きく、ノズルの液面接
触前後の電極間の静電容量Cx の変化が大きい。すなわ
ち、試料容器の壁面は可能な限り薄くすることが望まし
い。
【0053】また、試料容器を挟む一対の電極は、試料
容器に出来るかぎり近づける、或いは密着させることが
望ましい。また、試料液量の変化を精度よく測定すると
いう観点から、電極の形状は、試料容器全体がほぼ覆わ
れるようにすることが望ましい。
【0054】以上のような点を考慮した、試料容器23
の形状寸法例を図8に示す。
【0055】図8は、試料容器23の断面を示してお
り、この試料容器23は、円筒状となっている。そし
て、開口部には運搬装置によって把持するための鍔部2
3aが形成されている。この試料容器23の高さ寸法は
25mm、内径は7.4mm 、外径は8mmであり、壁面厚さ
は、0.3mm である。そして、低面部から鍔部下端まで
の寸法は、19.7mm であり、鍔部の外径は、10mmで
ある。
【0056】図9は、電極24及び25の形状及び寸法
を示し、図9の(A)は、側面部であり、図9の(B)
は、上面部である。これら電極24及び25は、円筒状
の容器を覆うように、円筒の壁面に沿って湾曲した形状
となっている。そして、電極24及び25の高さ寸法
は、20mmであり、曲率半径は、4.2mm となってい
る。この寸法関係により、試料容器23が電極24及び
25の上に乗るように試料容器23が電極間に挿入され
る。試料容器23の材質は、樹脂性であり、好ましく
は、プラスチックである。
【0057】なお、図4及び図5に示した静電容量変化
を示すグラフは、図8及び図9に示した試料容器及び電
極を用いた場合の電極間の静電容量変化である。
【0058】また、上述した例は、本発明を自動分析装
置に適用した場合の例であるが、本発明は、自動分析装
置に限らず、液体試料のサンプリングが行われる他の装
置にも適用可能である。
【0059】また、上述した例においては、静電容量値
を測定し、測定した静電容量値の変化から、ノズルの液
面への接触及び所定量の液体の吸引を判定するように構
成したが、静電容量ではなく、試料液体の量に対応する
電気的変化量を検出して、検出した電気的変化量からノ
ズルの液面への接触及び所定量の液体の吸引を判定する
ように構成することもできる。
【0060】また、電気的変化量ではなく、透光性容器
の光の透過率の変化により液面を検出して容器から所定
量以上の液体が吸引されたか否かを判定するように構成
することも可能である。さらに、容器の音響インピーダ
ンスの変化により容器から所定量以上の液体が吸引され
たか否かを判定するように構成することも可能である。
【0061】また、上述した例においては、検出した静
電容量値と予め記憶された静電容量値とを比較し、検出
した静電容量値が記憶した静電容量値より大となったと
きに、ノズルが液面に接触したと判断する構成となって
いるが、検出した静電容量値の変化の傾きを演算し、こ
の傾きが急激に大となったときに、ノズルが液面に接触
したと判断するように構成することも可能である。
【0062】また、上述した静電容量値C1 及びC
b は、所定の形状及び材質の容器を使用した場合の値で
ある。この所定の形状及び材質以外の容器を使用する場
合には、その容器を用いて、新たに静電容量値C1 及び
b を測定し記憶させればよい。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、吸入用ノズルによる被
検液採取前後の容器内の被検液量を測定することによ
り、適正な量の被検液が採取されたか否かを判定できる
ので、自動分析装置などにおける被検液採取ミスに基づ
く分析結果異常を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である図10の分析装置に採
用される試料採取装置の概略構成図である。
【図2】図1の例における液面検出及び吸引異常を検出
する検出部の詳細構成図である。
【図3】図1の例の動作フローチャートである。
【図4】図1の例における試料容器の試料液面高さと、
静電容量値との関係を示すグラフである。
【図5】図1の例における試料容器内の液面に対するノ
ズルの下降位置と静電容量値との関係を示すグラフであ
る。
【図6】吸入用ノズルが最上位置にある場合の電極間に
挟まれた試料容器の等価回路図である。
【図7】ノズルが下降した場合の電極間に挟まれた試料
容器の等価回路図である。
【図8】図1の例に使用される試料容器の一例を示す図
である。
【図9】図1の例に使用される電極の一例を示す図であ
る。
【図10】本発明が適用される自動分析装置の概略構成
図である。
【符号の説明】
3…コンピュータ、6…反応容器、10…試薬分注プロ
ーブ、11…試薬ポンプ、12…試薬ボトル、15…多
波長光度計、21…サンプルディスク、22…試料液、
23…試料容器、24,25…電極、26…ノズル、2
7…ブリッジ回路、29,30…減算器、32…試料用
ポンプ、33…昇降アーム、40…モータ制御部、4
3,44…記憶部、45…液面判定部、46…吸引異常
判定部、50…検出部、51…静電容量測定部、52…
液面検出部、53…吸引異常検出部。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器内に収容されている被検液を、吸入用
    ノズルを用いて採取する液体採取方法において、上記吸
    入用ノズル内への被検液の採取動作の前および後に、上
    記容器内の被検液量に対応する物理量をそれぞれ測定
    し、被検液の採取前後の測定値に基づいて上記吸入用ノ
    ズルによって所定量以上の被検液が採取されたか否かを
    判定することを特徴とする液体採取方法。
  2. 【請求項2】容器内に収容されている被検液を、吸入用
    ノズルを用いて採取する液体採取方法において、上記吸
    入用ノズルが上記容器内の被検液の液面に接触する前の
    状態であって、上記吸入用ノズル内の被検液の採取動作
    の前に、上記容器に関わる採取前静電容量を測定し、上
    記吸入用ノズルが上記容器内の被検液の液面から離れた
    後の状態であって、上記吸入用ノズル内への被検液の採
    取動作の後に、上記容器に関わる採取後静電容量を測定
    し、被検液の採取前後の測定値に基づいて上記吸入用ノ
    ズルにより所定量以上の被検液が採取されたか否かを判
    定することを特徴とする液体採取方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の方法において、対向配置さ
    れた第1電極および第2電極と、これらの電極間の静電
    容量を検出する静電容量測定回路を備えたものを静電容
    量測定手段として用い、上記第1電極と上記第2電極の
    間に上記容器が配置されていないときの容器不在静電容
    量を測定し、上記採取前静電容量の測定値と上記容器不
    在静電容量の測定値に基づいて採取に必要な量以上の被
    検液が上記容器内に収容されているか否かを判定するこ
    とを特徴とする液体採取方法。
  4. 【請求項4】容器内に収容されている被検液を、吸入用
    ノズルを用いて採取する液体採取方法において、上記吸
    入用ノズル内に被検液を採取する前および採取した後の
    被検液の液面高さを測定し、採取前後の測定値の差に基
    づいて所定量以上の被検液が上記吸入用ノズル内に採取
    されたか否かを判定することを特徴とする液体採取方
    法。
  5. 【請求項5】容器内に収容されている被検液を採取する
    昇降可能な吸入用ノズルを備えた液体採取装置におい
    て、上記容器内の被検液の量に対応する測定信号を得る
    測定手段と、上記吸入用ノズルにより上記容器内の被検
    液を採取する前の上記測定手段による採取前測定値を記
    憶する記憶手段と、上記吸入用ノズルにより上記容器内
    の被検液を採取した後の上記測定手段による採取後測定
    値と上記採取前測定値とを比較する比較手段と、その比
    較結果に基づいて所定量以上の被検液が上記容器から採
    取されたか否かを判定する判定手段と、を備えたことを
    特徴とする液体採取装置。
  6. 【請求項6】容器内に収容されている被検液を採取する
    昇降可能な吸入用ノズルを備えた液体採取装置におい
    て、上記容器を挟むように対向配置された第1電極およ
    び第2電極と、上記第1電極と第2電極の間の静電容量
    を検出する静電容量測定回路と、上記吸入用ノズルが上
    記容器内の被検液を採取する前であって且つ上記吸入用
    ノズルが被検液に接触していない状態での上記容器内の
    被検液の量に対応する採取前静電容量測定値を記憶する
    記憶手段と、上記吸入用ノズルにより上記容器内の被検
    液が採取された後であって且つ上記吸入用ノズルが被検
    液に接触していない状態での上記容器内の被検液の量に
    対応する採取後静電容量測定値を、上記記憶手段に記憶
    されていた採取前静電容量測定値と比較する比較手段
    と、その比較の結果に基づいて上記吸入用ノズル内に所
    定量以上の被検液が上記容量から採取されたか否かを判
    定する判定手段と、を備えたことを特徴とする液体採取
    装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の液体採取装置において、上
    記吸入用ノズルを導電性材料で構成し、上記吸入用ノズ
    ルの先端が上記容器内の被検液の液面に接触したことを
    検出する液面検出手段を備えたことを特徴とする液体採
    取装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の液体採取装置において、上
    記吸入用ノズルは、上記第1電極および第2電極の内の
    いずれか一方に電気的に接続されていることを特徴とす
    る液体採取装置。
  9. 【請求項9】請求項6記載の液体採取装置において、上
    記第1電極と第2電極の間に上記容器が配置されていな
    いときの容器不在静電容量を、上記静電容量測定回路に
    よって測定し、この容器不在静電容量の測定値と上記採
    取前静電容量測定値との比較結果に基づいて、採取に必
    要な量以上の被検液が上記容器内に収容されているか否
    かを上記判定手段によって判定することを特徴とする液
    体採取装置。
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