JPH0893839A - 液体封入式防振装置 - Google Patents

液体封入式防振装置

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JPH0893839A
JPH0893839A JP23503394A JP23503394A JPH0893839A JP H0893839 A JPH0893839 A JP H0893839A JP 23503394 A JP23503394 A JP 23503394A JP 23503394 A JP23503394 A JP 23503394A JP H0893839 A JPH0893839 A JP H0893839A
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JP
Japan
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portions
pair
metal fitting
ring
parts
Prior art date
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JP23503394A
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English (en)
Inventor
Takehiro Okanaka
雄大 岡中
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動減衰効果をより効果的に発揮できるように
するとともに、中間金具の作製を有利に行うことがで
き、かつ中間金具の強度をより一層向上し得る液体封入
式防振装置を提供する。 【構成】軸方向に離間してほぼ同軸的に配置された一対
のリング部21と、リング部21間に架橋された2個の
架橋部23と、一対のリング部21の相対向する部分か
ら軸芯方向に突出する一対の拘束板25とからなり、両
架橋部23の間にそれぞれ1個の窓部27が形成された
中間金具2を、中央部分に2個の窓部27を有する方形
状の金属板を筒状に巻くことにより形成するとともに、
架橋部23の一つは巻かれて当接し一対のリング部21
を結ぶそれぞれの端部で形成し、一対の拘束板25は窓
部27の一つを区画するリング部21に結合されるよう
にして作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のエンジ
ンマウントやキャブマウント等に用いられる液体封入式
防振装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来より、自動車の車体フレームにエンジ
ンを支承するエンジンマウントとして、図9に示すよう
な液体封入式防振装置が知られている。この液体封入式
防振装置は、内筒金具1aと、軸方向に離間してほぼ同
軸的に配置された一対のリング部21aとリング部21
a間に架橋された2個の架橋部(図示せず)とからなり
両架橋部間にそれぞれ形成された2個の窓部27aをも
ち、内筒金具1aの外側に離間して配設された中間金具
2aと、中間金具2aと内筒金具1aとを連結し、中間
金具2aのそれぞれの窓部27aと対応する部位に径方
向外方に開口するそれぞれの凹部31a、32aを有す
るゴム弾性体3aと、ゴム弾性体3aのそれぞれの凹部
31a、32aを液密的に被覆し、ゴム弾性体3aとの
間にオリフィス通路(図示せず)を介して互いに連通し
非圧縮性液体Lが封入された主液室41a及び副液室4
2aを形成する外筒金具4aと、内筒金具1aに固定さ
れ内筒金具1aと外筒金具4aとの一定以上の相対変位
を規制する2個のストッパ5a、6aとを備えている。
【0003】このような構造を有する液体封入式防振装
置は、例えば車体側の支持部材に内筒金具1aが連結さ
れるとともに、エンジン側の支持部材に外筒金具2aが
連結され、エンジンの主振動入力方向である上方に主液
室41aが位置するように配設される。この使用時に、
ゴム弾性体3aの弾性作用やオリフィス通路を介して主
液室41a及び副液室間を流動する非圧縮性液体Lの液
柱共振作用により、外筒金具4aと内筒金具1aとの間
に相互作用する軸直角方向の振動に対して良好な減衰作
用を果たす。
【0004】ところで、オリフィス通路を流動する非圧
縮性液体Lの液柱共振作用に基づく振動減衰効果を高め
るには、できるだけ多量の非圧縮性液体Lを流動させる
ようにすることが好ましい。そのため、液体封入式防振
装置において、ゴム弾性体の主液室の軸方向両側に位置
する側壁部が外側に膨出変形することによって主液室か
らの排液効率が低下するのを防止するように拘束部材を
設ける技術が提案されている(特公平4−54099号
公報、実開昭63−142437号公報。)。ここでの
拘束部材は、矩形環状体や枠状体で構成されており、少
なくともその側壁部に拘束部材の杆状部分が位置するよ
うに配設される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記公報に
開示された拘束部材は、側壁部を拘束する拘束面積が少
ないため、杆状部分が配置されていない部分の側壁部が
膨出変形し易い。そのため、低周波数領域での振動減衰
効果が重要となる液体封入式防振装置に上記拘束部材を
設けた場合には、主液室内の非圧縮性液体がオリフィス
通路に効率良く流動しない状態が生じてしまい、充分満
足な振動減衰効果が得られないという問題がある。そこ
で、その側壁部に複数の拘束部材を設けることにより対
処することも可能であるが、この場合には構造の複雑化
やコスト上昇等の不具合が生じる。
【0006】また、上記従来の液体封入式防振装置にお
ける中間金具2aは、適宜長さに切断した鋼管材にプレ
ス打抜加工等を施して窓部となる部分を切除した後、或
いは切除の前に、各架橋部に絞り加工を施すことにより
形成されている。しかし、鋼管材自体が安価なものでは
ない上に、鋼管材にプレス打抜加工を行うとバリやカエ
リが発生しやすいばかりか、その修正工程に困難性を伴
うためコスト高を招くという問題がある。
【0007】そこで,本願出願人は、リング部が主液室
と対応する部位で繋がり合うように所定形状に形成した
金属板を筒状に巻くことにより中間金具を形成するとと
もに、リング部の繋ぎ目を跨ぐ位置で径方向内方に延出
する一対の拘束板をリング部と一体的に設けるようにし
た技術を先に提案した(実願平5−14866号)。こ
れにより、振動減衰効果をより効果的に発揮させること
ができるとともに、中間金具の作製を有利に行うことが
できる。また、この中間金具では、リング部の繋ぎ目を
跨ぐ位置に一対の拘束板を設けることにより、拘束板が
リング部の補強部材として機能するようにし、金属板の
巻きパイプ化により作製されることに伴う機械的強度の
低下に対処している。しかし、中間金具は、エンジン等
の荷重や振動が径方向に作用する状態で使用されるた
め、より一層強度が大きい方が好ましい。
【0008】本発明は上記技術開発の一環として案出さ
れたものであり、振動減衰効果をより効果的に発揮でき
るようにするとともに、中間金具の作製を有利に行うこ
とができ、かつ中間金具の強度をより一層向上し得る液
体封入式防振装置を提供することを解決すべき課題とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明は、内筒金具と、軸方向に離間してほぼ同軸的に配置
された一対のリング部と該リング部間に架橋された複数
の架橋部と一対の前記リング部の相対向する部分から軸
芯方向に突出する一対の拘束板とからなり前記隣接する
架橋部間にそれぞれ1個の窓部を形成して少なくとも2
個の前記窓部をもち、前記内筒金具の外側に離間して配
設された中間金具と、該中間金具と前記内筒金具とを連
結し、前記中間金具のそれぞれの前記窓部と対応する部
位に径方向外方に開口するそれぞれの凹部を有するゴム
弾性体と、該ゴム弾性体のそれぞれの前記凹部を液密的
に被覆し、前記ゴム弾性体との間にオリフィス通路を介
して互いに連通する主液室及び少なくとも1個の副液室
を形成する外筒金具と、を備え、前記中間金具は、中央
部分に少なくとも2個の前記窓部を有する方形状の金属
板を筒状に巻くことにより形成されるとともに、前記架
橋部の一つは巻かれて当接し一対の前記リング部を結ぶ
それぞれの端部で形成され、一対の前記拘束板は前記窓
部の一つを区画する前記リング部に結合されているとい
う構成を採用している。
【0010】
【作用】本発明の液体封入式防振装置は、内筒金具と外
筒金具との間に軸直角方向の振動が作用して主液室内の
非圧縮性液体が加圧されると、ゴム弾性体の主液室の軸
方向両側に位置する側壁部は、その内部に埋設された拘
束板により外側に膨出変形するのを防止される。これに
より、主液室内の多量の非圧縮性液体がオリフィス通路
に効率良く流動し、振動減衰効果がより効果的に発揮さ
れる。
【0011】そして、本発明における中間金具は、所定
形状に加工した1枚の金属板を筒状に巻き、架橋部の一
つが巻かれて当接し一対のリング部を結ぶそれぞれの端
部で形成されるようにして作製されているため、金属板
を巻いたときに軸方向における全域の部分で金属板の各
端部どうしが当接する。これにより、巻きパイプ化する
ことによって形成される中間金具の充分な機械的強度が
確保される。また、中間金具は、金属板を巻きパイプ化
することによって形成されるため、所望の口径寸法の製
作が可能となる。さらに、中間金具の窓部を形成する際
には平板状の金属板の状態で行うことができることか
ら、打抜面の面押し加工が容易なプレス型構造で行い得
る。したがって、中間金具の作製を簡単にかつ低コスト
で有利に行うことが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は本実施例に係る液体封入式防振装置の軸方向
に沿う断面図であり、図2は図1のII−II線矢視断面図
であり、図3は本実施例に係る中間金具の側面図であ
り、図4は図3のIV−IV線矢視断面図である。
【0013】本実施例の液体封入式防振装置は、内筒金
具1と、内筒金具1の外側に離間して配設された中間金
具2と、中間金具2と内筒金具1とを連結するゴム弾性
体3と、ゴム弾性体3との間にオリフィス通路35を介
して互いに連通する主液室41及び副液室42を形成す
る外筒金具4と、内筒金具1と外筒金具4の一定以上の
相対変位を規制する第1ストッパ5及び第2ストッパ6
とを主要素として構成されている。
【0014】内筒金具1は、金属によりパイプ状に形成
されている。中間金具2は、図3及び図4に示すよう
に、軸方向に離間してほぼ同軸的に配置された一対のリ
ング部21と、リング部21間に架橋された2個の架橋
部23、24と、一対のリング部21の相対向する部分
から軸芯方向に突出しリング部21と一体的に設けられ
たほぼ円弧形状の一対の拘束板25とからなり、両架橋
部23、24の間にそれぞれ形成された2個の窓部27
を有する。この中間金具2は、所定形状に加工した1枚
の金属板を筒状に巻き、一方の架橋部24が巻かれて当
接し一対のリング部21を結ぶそれぞれの端部で形成さ
れるように作製されている。
【0015】すなわち、図5に示すように、方形状の金
属板にプレス加工を施すことにより中央部分に2個の窓
部27を形成し、2個のリング部21と、リング部21
間に架橋された3個の架橋部23、24a、24bと、
2個の架橋部23、24aとともに窓部の一つを区画す
るリング部21に結合された一対の拘束板25とを形成
する。ここで金属板の両端部には半分に分割された状態
の架橋部24a、24bが形成されており、両架橋部2
4a、24bは後に金属板が巻かれたときに当接して一
つの架橋部24を形成する。次に、図6に示すように、
各架橋部23、24a、24bがリング部21と段状と
なるように各架橋部23、24a、24bにプレス加工
を施す。
【0016】その後、図7に示すように、各架橋部2
3、24a、24bがリング部21よりも径方向内方に
位置するように金属板を筒状に巻き、両架橋部24a、
24bの端面どうし、及び各リング部21の端面どうし
が当接するようにしてパイプ化する。そして、図8に示
すように、リング部21に結合されている各拘束板25
を軸芯方向にほぼ直角に折り曲げた後、巻かれて当接し
た両架橋部24a、24b及び各リング部21を溶接し
て結合することにより中間金具2が完成する。
【0017】ゴム弾性体3は、中間金具2のリング部2
1と内筒金具1との間に一体加硫成形により介装され、
両者を一体的に連結している。このゴム弾性体3は、中
間金具2の窓部と対応する部位に径方向外方に開口し、
後述の外筒金具4との間に主液室41及び副液室42を
形成する2個の凹部31、32を有する。主液室41を
形成する凹部31の軸方向両側に位置する側壁部34に
は、中間金具2のリング部21に設けられた拘束板25
が埋設されている。そして、中間金具2の一方の架橋部
23の外周側には、凹部31(主液室41)と凹部32
(副液室42)とを連通するオリフィス通路35が形成
されている。また、ゴム弾性体3の内筒金具1と副液室
42との間に部分には、軸方向に沿って貫通する空洞部
36が形成されており、この空洞部36と副液室42と
の間にはゴム弾性体3の一部が薄肉化されて副液室42
の隔壁を構成するダイヤフラム37が形成されている。
【0018】外筒金具4は、金属により円筒状に形成さ
れており、ゴム弾性体3の外側に挿入して縮径加工する
ことにより取付けられている。これによりゴム弾性体3
の凹部31、32及びオリフィス通路35が液密的に被
覆され、オリフィス通路35を介して互いに連通する主
液室41と副液室42とが形成されている。主液室41
及び副液室42には非圧縮性液体Lが封入されている。
【0019】第1ストッパ5は、金属板を屈曲して断面
コの字状に形成されており、屈曲した両端の先端部で内
筒金具1の外周面両側を挟持するように内筒金具1に固
定されて主液室41の中央部に向かって突出している。
この第1ストッパ5はゴム弾性体3に埋設されており、
第1ストッパ5の突出先端面の外側を覆うゴム弾性体3
により緩衝ゴム層が形成される。
【0020】第2ストッパ6は、金属板を屈曲して断面
コの字状に形成されており、屈曲した両端の先端が内筒
金具1の外周面に固定されて軸方向に延設され、副液室
42側に突出している。この第2ストッパ6もゴム弾性
体3に埋設されており、第2ストッパ6の突出先端面の
外側を覆うゴム弾性体3により緩衝ゴム層が形成され
る。
【0021】以上のように構成された本実施例の液体封
入式防振装置は、例えば車体側の支持部材に内筒金具1
が連結されるとともに、エンジン側の支持部材に外筒金
具4が連結され、エンジンの主振動入力方向である上方
に主液室41が位置するように配設される。なお、この
ように液体封入式防振装置が配設されると、内筒金具1
に対し偏心した状態で配置されていた中間金具2及び外
筒金具4は、外筒金具4に取付けられたエンジン等の自
重によりゴム弾性体3の弾性変形を介して下方へ移動
し、内筒金具1とほぼ同心状に位置した状態となる。
【0022】そして、内筒金具1と外筒金具4との間に
振動が作用すると、ゴム弾性体3の弾性作用やオリフィ
ス通路51を介して主液室41及び副液室42間を流動
する非圧縮性液体Lの液柱共振作用により、その振動が
減衰される。このとき、内筒金具1が主液室41に近づ
く方向に振動が作用して主液室41内の非圧縮性液体L
が加圧されると、ゴム弾性体3の主液室41の軸方向両
側に位置する側壁部34は、その内部に周方向全体に亘
って埋設された拘束板25により、外側に膨出変形する
のを確実に防止される。これにより、主液室41内の多
量の非圧縮性液体lがオリフィス通路51に効率良く流
動し、振動減衰効果がより効果的に発揮される。
【0023】そして、本実施例における中間金具2は、
一方の架橋部24が巻かれて当接し一対のリング部21
を結ぶそれぞれの端部で形成されるようにプレス打抜加
工により所定形状に形成した金属板を巻きパイプ化する
ことによって形成されている。これにより、金属板を巻
いたときに軸方向における全域の部分で金属板の各端部
どうしが当接し、巻きパイプ化することによって形成さ
れる中間金具の充分な機械的強度が確保される。
【0024】また、中間金具2の窓部27や拘束板25
を形成する際の加工は、平板状の金属板の状態で行うこ
とができることから、プレス打抜き加工面のバリやカエ
リを防止する面押し加工が容易なプレス型構造で行い得
るため簡単となる。以上のように本実施例の液体封入式
防振装置によれば、ゴム弾性体3の側壁部34を拘束す
る拘束板25が中間金具2のリング部21と一体的に設
けられているため、その側壁部34の外側への膨出変形
が防止され、振動減衰効果をより効果的に発揮させるこ
とができる。なお、この拘束板25は、その大きさ(面
積)を変えることにより振動減衰効果を自由に調節する
ことができる。
【0025】そして、本実施例の中間金具2は、所定形
状に加工した1枚の金属板を筒状に巻き、架橋部の一つ
が巻かれて当接し一対のリング部を結ぶそれぞれの端部
で形成されるようにして作製されているため、中間金具
2の充分な機械的強度を確保することができる。これに
より、金属板を巻きパイプ化することにより形成される
中間金具2を有利な状態で採用することが可能となる。
【0026】また、中間金具2は、プレス打抜加工によ
り所定形状に形成した金属板を巻くことによりパイプ化
されているため、中間金具2の加工を簡単にかつ低コス
トで有利に行うことができる。なお、上記実施例の液体
封入式防振装置は、主液室41と副液室42とが1個ず
つ設けられる構造のものであるため中間金具2の架橋部
23、24及び窓部27が2個ずつ形成されているが、
副液室42が2個以上設けられる構造の液体封入式防振
装置の場合には、中間金具2の架橋部23、24及び窓
部27はその個数に対応して形成される。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、中間金具は、中央部分
に少なくとも2個の窓部を有する方形状の金属板を筒状
に巻くことにより形成されるとともに、架橋部の一つは
巻かれて当接し一対のリング部を結ぶそれぞれの端部で
形成され、一対の拘束板は前記窓部の一つを区画する前
記リング部に結合されているため、振動減衰効果をより
効果的に発揮できるようにするとともに、中間金具の作
製を有利な加工性乃至コスト性を以て行うことができ、
かつ中間金具の強度をより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る液体封入式防振装置の軸方向に沿
う断面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】実施例に係る中間金具の側面図である。
【図4】図3のIV−IV線矢視断面図である。
【図5】実施例に係る中間金具の展開図である。
【図6】実施例に係る中間金具の絞り加工後の斜視図で
ある。
【図7】実施例に係る中間金具の巻き加工後の斜視図で
ある。
【図8】実施例に係る中間金具の拘束板の折り曲げ加工
後の斜視図である。
【図9】従来の液体封入式防振装置の軸方向に沿う断面
図である。
【符号の説明】
1…内筒金具 2…中間金具 3…ゴム弾性体
4…外筒金具 5…第1ストッパ 6…第2ストッパ 21…リン
グ部 23、24…架橋部 25…拘束板 27…窓部
31、32…凹部 34…側壁部 35…オリフィス通路 41…主液
室 42…副液室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒金具と、 軸方向に離間してほぼ同軸的に配置された一対のリング
    部と該リング部間に架橋された複数の架橋部と一対の前
    記リング部の相対向する部分から軸芯方向に突出する一
    対の拘束板とからなり前記隣接する架橋部間にそれぞれ
    1個の窓部を形成して少なくとも2個の前記窓部をも
    ち、前記内筒金具の外側に離間して配設された中間金具
    と、 該中間金具と前記内筒金具とを連結し、前記中間金具の
    それぞれの前記窓部と対応する部位に径方向外方に開口
    するそれぞれの凹部を有するゴム弾性体と、 該ゴム弾性体のそれぞれの前記凹部を液密的に被覆し、
    前記ゴム弾性体との間にオリフィス通路を介して互いに
    連通する主液室及び少なくとも1個の副液室を形成する
    外筒金具と、を備え、 前記中間金具は、中央部分に少なくとも2個の前記窓部
    を有する方形状の金属板を筒状に巻くことにより形成さ
    れるとともに、前記架橋部の一つは巻かれて当接し一対
    の前記リング部を結ぶそれぞれの端部で形成され、一対
    の前記拘束板は前記窓部の一つを区画する前記リング部
    に結合されていることを特徴とする液体封入式防振装
    置。
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