JPH089340A - 動きベクトル検出装置及び動きベクトル検出方法 - Google Patents

動きベクトル検出装置及び動きベクトル検出方法

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JPH089340A
JPH089340A JP14340894A JP14340894A JPH089340A JP H089340 A JPH089340 A JP H089340A JP 14340894 A JP14340894 A JP 14340894A JP 14340894 A JP14340894 A JP 14340894A JP H089340 A JPH089340 A JP H089340A
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JP
Japan
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motion vector
block
vector
target block
isolated
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Application number
JP14340894A
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English (en)
Inventor
Naohiro Fujimura
直弘 藤村
Hitoshi Hasegawa
仁志 長谷川
Hiroshi Onishi
宏 大西
Takuji Kurashita
拓二 蔵下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 検出した動きベクトルから孤立ベクトルを判
定し、除去することで、画質劣化の少ない動きベクトル
を得る。 【構成】 入力された映像信号から動きベクトルを検出
する装置において、一画面を複数のブロックにわけ、動
きベクトル検出部2で各ブロック毎に動きベクトルを検
出し、この検出結果である注目ブロックと該注目ブロッ
クに対する比較ブロックとの動きベクトルを用いて、該
注目ブロックの動きベクトルが孤立ベクトルであるかど
うかを孤立ベクトル判定部4で判定し、孤立ベクトルと
判定された該注目ブロックの動きベクトルに対して、孤
立ベクトル除去部5で該比較ブロックの動きベクトルを
用いて新たな動きベクトルを決定して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動き補償を用いた走査
変換やフレーム数変換等に必要な動きベクトル検出装置
及び動きベクトル検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動きベクトルを検出する方法として、ブ
ロックマッチング法によるものが従来よく知られてい
る。図9は、例えば特開平2−52914号公報に示さ
れた従来の動きベクトル検出装置の原理構成の例を示す
ブロック図である。図において、28は入力映像信号を
1フレーム期間保持するフレームメモリ、29はフレー
ムメモリ28の入出力における2フレーム(n−1)、
(n)の画像間で動きベクトル検出の対象とする注目ブ
ロックに関する相関を算出する相関計算部(ここで
(n)は現在フレームを、(n−1)は先行フレームを
示す。)、30は注目ブロックに対する比較ブロックの
相対的位置を決めるシフトベクトル発生部、31は相関
計算部29によって得られたそれぞれの演算値群からそ
の最小値を取り出し、動きベクトルを決定する最小ゲー
ト、32は検出した動きベクトルを蓄える動きベクトル
メモリである。
【0003】次に従来例の動作について説明する。ま
ず、フレーム(n−1)の入力映像信号がフレームメモ
リ28に入力され、1フレーム期間保持される。つい
で、フレームメモリ28の入力と出力である2つのフレ
ーム(n−1)、(n)の画像間で、動きベクトル検出
の対象とする注目ブロックについての相関を相関計算部
29によって計算する。その際、先行フレーム(n−
1)の比較ブロックの相対的位置は、シフトベクトル発
生部30によって設定する。このような比較ブロックの
注目ブロックについてのそれぞれの相関値群のなかか
ら、その最小値を検出する最小ゲート31によって最大
相関値を抽出してその最大相関値に対応した動きベクト
ル出力を取り出すと同時に、その動きベクトル出力値を
動きベクトルメモリ32に蓄えて、次に後続フレーム
(n+1)について同様に相関を計算する際にシフトベ
クトル発生部30への制御入力とし、前述したようにそ
の動きベクトル出力値に対応してシフトさせた比較ブロ
ックの位置設定を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の動
きベクトル検出装置は、動きベクトルの検出時間を短縮
することができ、画像通信等の情報圧縮に使用するには
適しているが、テレビジョン装置等の走査線補間やフレ
ーム数変換等に使用する場合は、動きベクトルの誤検出
によって周囲の動きベクトルと全く相関のない孤立した
動きベクトル(孤立ベクトル)が発生した場合、ブロッ
ク歪みとなり、大きな画質劣化になってしまうという問
題があった。
【0005】本発明は、上記のような問題を解消するた
めになされたもので、検出した動きベクトルから孤立ベ
クトルを判定し、除去することで、走査線変換やフレー
ム数変換等の処理において、画質劣化の少ない動きベク
トル検出を行うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の動きベ
クトル検出装置は、入力された映像信号から動きベクト
ルを検出する装置において、一画面を複数のブロックに
わけ、各ブロック毎に動きベクトルを検出する動きベク
トル検出手段と、動きベクトル検出結果である注目ブロ
ックと該注目ブロックに対する比較ブロックとの動きベ
クトルを用いて、該注目ブロックの動きベクトルが孤立
ベクトルであるかどうかを判定する孤立ベクトル判定手
段と、該孤立ベクトル判定手段により該注目ブロックの
動きベクトルが孤立ベクトルであると判定された場合
に、該注目ブロックと該比較ブロックとの動きベクトル
検出結果から、該注目ブロックの新たな動きベクトルを
決定する孤立ベクトル除去手段とを備えたものである。
【0007】請求項2の発明は、孤立ベクトル判定手段
において、注目ブロックと該注目ブロックに対する比較
ブロックとの相関を比較判定するのを、動きベクトル検
出結果である該注目ブロックの動きベクトルと該比較ブ
ロック1ブロック毎の動きベクトルとの大きさの差分の
絶対値を用い、この絶対値が規定値を越えるとき該注目
ブロックと該比較ブロックとは相関がないものとし、同
様の演算を該注目ブロックに対する全ての比較ブロック
に対して行い、該注目ブロックと相関のない比較ブロッ
クの数を累計し、この累計値に基づいて該注目ブロック
の動きベクトルに対する孤立ベクトルの判定を行うもの
である。
【0008】請求項3の発明は、孤立ベクトル判定手段
において、注目ブロックと該注目ブロックに対する比較
ブロックとの相関を比較判定するのを、動きベクトル検
出結果である該注目ブロックの動きベクトルと該比較ブ
ロック1ブロック毎の動きベクトルとの各水平成分、垂
直成分における差分値を用い、この差分値が規定値を越
えるとき水平方向あるいは垂直方向に対して該注目ブロ
ックと該比較ブロックとは相関がないものとし、同様の
演算を該注目ブロックに対する全ての比較ブロックに対
して行い、成分別に該注目ブロックと相関のない比較ブ
ロックの数を累計し、この累計値に基づいて該注目ブロ
ックの動きベクトルに対する孤立ベクトルの判定を行う
ものである。
【0009】請求項4の発明は、孤立ベクトル除去手段
において、孤立ベクトルである注目ブロックの動きベク
トルを新たに決定するのを、動きベクトル検出結果であ
る該注目ブロックに対する比較ブロックの動きベクトル
の各水平成分、垂直成分に基づき、各成分毎に最も多い
値を変更値、即ち該注目ブロックの新たなベクトル成分
とし、同数の成分値が複数存在する場合は規定の優先順
位にしたがって変更値の決定を行うものである。
【0010】請求項5の発明の動きベクトル検出方法
は、入力された映像信号から動きベクトルを検出する方
法において、一画面を複数のブロックにわけ、各ブロッ
ク毎に動きベクトルを検出し、動きベクトル検出結果で
ある注目ブロックと該注目ブロックに対する比較ブロッ
クとの動きベクトルを用いて、該注目ブロックの動きベ
クトルが孤立ベクトルであるかどうかを判定し、該注目
ブロックの動きベクトルが孤立ベクトルであると判定さ
れた場合に、動きベクトル検出結果である該注目ブロッ
クと該比較ブロックとの動きベクトルを用いて、該注目
ブロックの新たな動きベクトルの決定を行うものであ
る。
【0011】請求項6の発明は、孤立ベクトル判定方法
において、注目ブロックと該注目ブロックに対する比較
ブロックとの相関を比較判定するのを、動きベクトル検
出結果である該注目ブロックの動きベクトルと該比較ブ
ロック1ブロック毎の動きベクトルとの大きさの差分の
絶対値を用い、この絶対値が規定値を越えるとき該注目
ブロックと該比較ブロックとは相関がないものとし、同
様の演算を該注目ブロックに対する全ての比較ブロック
に対して行い、該注目ブロックと相関のない比較ブロッ
クの数を累計し、この累計値に基づいて該注目ブロック
の動きベクトルに対する孤立ベクトルの判定を行うもの
である。
【0012】請求項7の発明は、孤立ベクトル判定方法
において、注目ブロックと該注目ブロックに対する比較
ブロックの相関を比較判定するのを、動きベクトル検出
結果である該注目ブロックの動きベクトルと該比較ブロ
ック1ブロック毎の動きベクトルとの各水平成分、垂直
成分における差分値を用い、この差分値が規定値を越え
るとき水平方向あるいは垂直方向に対して該注目ブロッ
クと該比較ブロックとは相関がないものとし、同様の演
算を該注目ブロックに対する全ての比較ブロックに対し
て行い、成分別に該注目ブロックと相関のない比較ブロ
ックの数を累計し、この累計値に基づいて該注目ブロッ
クの動きベクトルに対する孤立ベクトルの判定を行うも
のである。
【0013】請求項8の発明は、孤立ベクトル除去方法
において、孤立ベクトルである注目ブロックの動きベク
トルを新たに決定するのを、動きベクトル検出結果であ
る該注目ブロックに対する比較ブロックの動きベクトル
の各水平成分、垂直成分に基づき、各成分毎に最も多い
値を変更値、即ち該注目ブロックの新たなベクトル成分
とし、同数の成分値が複数存在する場合は規定の優先順
位にしたがって変更値の決定を行うものである。
【0014】
【作用】請求項1の発明は、各ブロック毎に動きベクト
ルを検出し、各ブロックに対する動きベクトルが孤立ベ
クトルであるかを判定し、孤立ベクトルが存在する場合
には孤立ベクトル除去を行う。
【0015】また、請求項2の発明は、孤立ベクトル判
定手段において注目ブロックと該注目ブロックに対する
比較ブロックとの相関を求める動作を、動きベクトル検
出結果である該注目ブロックの動きベクトルと該比較ブ
ロック1ブロック毎の動きベクトルとの大きさの差分の
絶対値を用い、該注目ブロックと相関のない比較ブロッ
クの数を求めることによって該注目ブロックの動きベク
トルに対する孤立ベクトルの判定を行う。
【0016】また、請求項3の発明は、孤立ベクトル判
定手段において注目ブロックと該注目ブロックに対する
比較ブロックとの相関を求める動作を、動きベクトル検
出結果である該注目ブロックの動きベクトルと該比較ブ
ロック1ブロック毎の動きベクトルとの各水平成分、垂
直成分における差分値を用いて行い、該注目ブロックと
相関のない比較ブロックの数を求めることによってベク
トルの方向を考慮した該注目ブロックの動きベクトルに
対する孤立ベクトルの判定を行う。
【0017】また、請求項4の発明は、孤立ベクトル除
去手段において孤立ベクトルである注目ブロックの動き
ベクトルを新たに決定する動作を、該注目ブロックに対
する比較ブロックの動きベクトルの各水平成分、垂直成
分に基づき、各成分毎に最も多い値を変更値、即ち該注
目ブロックの新たなベクトル成分とし、同数の成分値が
複数存在する場合は規定の優先順位にしたがって変更値
の決定を行う。
【0018】また、請求項5の発明は、各ブロック毎に
動きベクトルを検出し、各ブロックに対する動きベクト
ルが孤立ベクトルであるかを判定し、孤立ベクトルが存
在する場合には孤立ベクトル除去を行う。
【0019】また、請求項6の発明は、孤立ベクトル判
定方法において注目ブロックと該注目ブロックに対する
比較ブロックとの相関を求める動作を、動きベクトル検
出結果である注目ブロックの動きベクトルと該比較ブロ
ック1ブロック毎の動きベクトルとの大きさの差分の絶
対値を用い、該注目ブロックと相関のない比較ブロック
の数を求めることによって該注目ブロックの動きベクト
ルに対する孤立ベクトルの判定を行う。
【0020】また、請求項7の発明は、孤立ベクトル判
定方法において注目ブロックと該注目ブロックに対する
比較ブロックとの相関を求める動作を、動きベクトル検
出結果である注目ブロックの動きベクトルと該比較ブロ
ック1ブロック毎の動きベクトルとの各水平成分、垂直
成分における差分値を用いて行い、該注目ブロックと相
関のない比較ブロックの数を求めることによってベクト
ルの方向を考慮した該注目ブロックの動きベクトルに対
する孤立ベクトルの判定を行う。
【0021】また、請求項8の発明は、孤立ベクトル除
去方法において孤立ベクトルである注目ブロックの動き
ベクトルを新たに決定する動作を、該注目ブロックに対
する比較ブロックの動きベクトルの各水平成分、垂直成
分に基づき、各成分毎に最も多い値を変更値、即ち該注
目ブロックの新たなベクトル成分とし、同数の成分値が
複数存在する場合は規定の優先順位にしたがって変更値
の決定を行う。
【0022】
【実施例】
実施例1.本発明の実施例を説明する前に、動きベクト
ルを用いた走査線変換の原理について説明する。図10
に動きベクトルを用いた走査線変換の例として、原信号
であるインタレース信号を順次走査変換する場合を示
す。ここでは、現行フィールドを第2フィールド34と
して、走査線補間を行うものとする。まず被写体のフレ
ーム間で移動した方向と距離(動きベクトル)を算出す
る。これにより、一つ前の第1フィールド33における
被写体の位置が分かる。これに基づき、フィールド間の
動きベクトル量だけシフトした画素を用いて走査線補間
を行うことにより、原信号と同等の垂直解像度を持つ順
次走査変換画像36を得ることができる。
【0023】しかし、動きベクトルを使用せずに第1フ
ィールド33と第2フィールド34を重ねた場合は、第
1フィールド33と第2フィールド34の画像の位置が
異なるために、順次走査変換画像35のように、垂直解
像度の落ちた画像になってしまい、動きベクトルを使用
した場合は、画像36のようになる。本発明に係る動き
ベクトル検出装置は、以上の様な走査線補間やフレーム
変換等の用途に使用するものである。
【0024】次に本発明の実施例1について説明する。
図1は、実施例1の動きベクトル検出装置を示すブロッ
ク図である。図1において、1は映像信号が入力される
入力端子、2は入力された映像信号の動きベクトルを検
出する動きベクトル検出部、3は動きベクトル検出部2
によって検出した動きベクトルのうち、後述の孤立ベク
トル判定に必要な動きベクトルを一時蓄積しておくため
の動きベクトルメモリ、4は検出した動きベクトル一つ
一つについて周囲との相関をとり、対象である動きベク
トルが孤立ベクトルであるかどうかを判定する孤立ベク
トル判定部、5は孤立ベクトル判定部4によって孤立ベ
クトルと判定された動きベクトルを除去する孤立ベクト
ル除去部、6は孤立ベクトル除去処理後の動きベクトル
を出力する出力端子である。
【0025】図2に、図1の動きベクトル検出部1のブ
ロック回路図を示す。図2では、映像入力信号にインタ
レース信号を用いている。図2において、入力端子1に
は、1画面が2フィールドより構成されるインタレース
信号が入力され、この入力信号はフィールドメモリ7、
8によって2フィールド期間、即ち1画面分保持され、
ついで、フィールドメモリ7の入力である先行フィール
ドn−1と、フィールドメモリ8の出力である後続フィ
ールドn+1との画像間で動きベクトル検出の対象とす
る注目ブロックに関する相関を相関計算部9によって計
算する。このような相関計算を該注目ブロックの比較対
象である全ての比較ブロックに対して行い、動きベクト
ル抽出部10によって最大の相関を有する比較ブロック
の動きベクトルを抽出し、出力端子11より出力する。
【0026】図3に、図1の孤立ベクトル判定部4のブ
ロック回路図を示す。図3において、2つの入力端子1
2、13には、それぞれ動きベクトル検出部2で求めた
動きベクトルのうち、注目ブロックの動きベクトルと、
該注目ブロックとの相関を求める比較ブロックにそれぞ
れ対応した動きベクトル群が入力される。ここで、注目
ブロックに対応する動きベクトルをA、比較ブロックに
対応する動きベクトルをBとして以下説明を行う。
【0027】まず、入力された動きベクトルA、Bの相
関を、相関計算部14で求める。これは、動きベクトル
A、Bの大きさの差の絶対値をとることで行う。求めた
値は積算部15で規定値と比較され、規定値を越える場
合、該注目ブロックと該比較ブロックとの動きベクトル
間には相関がないものとみなし、累計用の数Sをカウン
トする。以下、同様の比較演算を該注目ブロックの周辺
の比較ブロック、例えば、図4に示すような注目ブロッ
クの近傍の8ブロックに対して行い、累計値Sを求め
る。次に判定部16で上記で求めた累計値Sと規定値を
比較し、Sが規定値を越えるときは、該注目ブロックに
対応する動きベクトルは孤立ベクトルであると判定して
孤立ベクトル判定フラグLをL=1とし、また、孤立ベ
クトルでないときは、L=0として出力端子17より出
力する。
【0028】図5に、図1における孤立ベクトル除去部
5のブロック回路図を示す。図5において、3つの入力
値として、上記で求めた該注目ブロックの動きベクトル
Aと、該注目ブロックの動きベクトルが孤立ベクトルの
場合、孤立ベクトルの除去処理に必要な該注目ベクトル
周辺のブロックである比較ブロックに対応する動きベク
トル群Bと、該孤立ベクトル判定部4で求めた孤立ベク
トル判定フラグLが入力される。また、本実施例では、
該孤立ベクトル判定フラグLによって孤立ベクトル除去
を行うかどうかを判定している。即ち、L=0のときは
孤立ベクトル除去は行わず、該注目ブロックに対応する
動きベクトルを出力し、L=1のときに孤立ベクトル除
去処理を行い、該注目ブロックに対応する動きベクトル
を変更し、その変更値を出力端子24より出力する。
【0029】以下、孤立ベクトル除去部5の動作を説明
する。図5において、入力された上記で求めた該注目ブ
ロックに対する比較ブロックの動きベクトル群Bについ
て、積算部18、20で水平成分、垂直成分別に統計を
とる。次に成分変更部19、21でもっとも多い水平成
分、垂直成分を変更値候補として抽出し、ついで図6に
示す優先順位に従って、変更値を変更値候補の中より選
択し、該孤立ベクトル判定フラグLで制御されるセレク
タ22を介して出力端子6より出力する。
【0030】ここで、変更値候補の中から変更値を選択
する様子を以下に説明する。注目ブロックに対して8つ
の比較ブロックが図7に示すような成分値X、Y、Zで
あったとする。この場合、成分値Xと成分値Yが同数で
3個ずつ存在しており、変更値候補となる。そこで、図
6に示す優先順位に従って、各変更値候補の最高優先順
位をそれぞれ求め、比較し、優先順位の高い方の変更値
候補を選択する。図7の場合、変更値候補Xの最高優先
順位は5、変更値候補Yの最高優先順位は2であるの
で、Yが求める変更値となる。
【0031】ところで、上記の説明では、本発明をハー
ドウェア上で実現した場合の例を示したが、本発明をソ
フトウェア上で実現しても良い。
【0032】以下にソフトウェア上で実現した場合の本
発明の動作について述べる。まず、映像入力信号である
1画面が2フィールドより構成されるインタレース信号
に対して、1画面を複数のブロックにわけ、各ブロック
毎に、現行フィールドnに対する先行フィールドnー1
と、後続フィールドn+1との画像間で動きベクトルを
求める。
【0033】つぎに、該注目ブロックの動きベクトルと
該注目ブロックに対する比較ブロックの動きベクトルと
の相関値を用いて、該注目ブロックの動きベクトルが孤
立ベクトルであるかどうかを判定する。この相関値に
は、該注目ブロックと該比較ブロックとの動きベクトル
の大きさの差の絶対値を用い、この絶対値が規定値を越
える場合、該注目ブロックと該比較ブロックとの間には
相関がないものとみなす。以下同様の演算を該注目ブロ
ックに対する全ての比較ブロックに対して行い、該注目
ブロックと相関のない比較ブロックの数を求め、その数
が規定値を越えるとき、該注目ブロックの動きベクトル
は孤立ベクトルであると判定する。
【0034】つぎに、孤立ベクトル除去処理として、孤
立ベクトルと判定された動きベクトルの成分値の変更を
行う。まず、該注目ブロックと該注目ブロックに対する
全ての比較ブロックとの動きベクトルの水平成分、垂直
成分の統計を成分別に求め、この統計値により、もっと
も多い水平成分、垂直成分を該注目ブロックの動きベク
トルの各成分の変更値の候補とし、さらに、図6に示す
優先順位に従って変更値を選択する。
【0035】実施例2.図8は、本発明の実施例2の孤
立ベクトル判定部のブロック回路図で、他の構成部分
は、図1の実施例1と同じであるので、以下、実施例1
と異なる部分である孤立ベクトル判定部5の動作のみを
説明する。図8において、入力端子12、13には実施
例1と同様の動きベクトルA、Bが与えられる。ここ
で、動きベクトルA、Bの各水平成分、垂直成分をそれ
ぞれA=(Ax,Ay)、B=(Bx,By)とし、さらに
各成分の差分値をそれぞれCx=Ax−Bx、Cy=Ay−
Byで表すものとする。
【0036】以下、本実施例の動作について述べる。ま
ず、入力された動きベクトルA、Bの相関を求める際、
相関計算部25で相関値として成分毎の差分値Cx、Cy
を求める。このCx、Cyは、積算部26でそれぞれ方向
別の規定値と比較され、規定外の場合動きベクトルAと
Bの間には相関がないものとみなし、累計用の変数Sを
カウントする。以下、同様の比較演算を該注目ブロック
の周辺の比較ブロック、例えば、図4に示すような注目
ブロックの近傍8つのブロックに対して行い、累計値S
を求める。判定部16以下の動作は実施例1と同様であ
り、処理後の動きベクトル判定フラグLが出力端子17
より出力される。
【0037】ところで、上記の説明では、本発明をハー
ドウェア上で実現した場合の例を示したが、本発明をソ
フトウェア上で実現しても良い。
【0038】以下にソフトウェア上で実現した場合の本
発明の動作について述べる。ここで上記の通り注目ブロ
ックの動きベクトルをA=(Ax,Ay)、該注目ブロッ
クに対する比較ブロックの動きベクトルをB=(Bx,
By)とし、さらに各成分の差分値をそれぞれCx=Ax
−Bx、Cy=Ay−Byとする。まず、注目ブロックの動
きベクトルAと該注目ブロックに対する比較ブロックの
動きベクトルBとの相関値を求める。この相関値には、
成分毎の差分値Cx、Cyが用いられ、それぞれ成分別の
規定値と比較され、規定値を越える場合、水平方向ある
いは垂直方向に関しては該注目ブロックと該比較ブロッ
クとは相関がないものとみなし、以下同様の演算を該注
目ブロックに対する全ての比較ブロックに対して行い、
該注目ブロックと相関のない比較ブロックの数を求め、
その数が規定値を越えるとき、該注目ブロックの動きベ
クトルは孤立ベクトルであると判定する。
【0039】ところで、上記実施例1、2の説明では、
入力映像信号として2フィールドで1画面を構成するイ
ンタレース信号の場合について述べたが、その他にノン
インタレース信号、映画フィルムによる画像等が入力の
場合にも1フレームあるいは1コマで1画面が構成され
ていると考えることで、同様に本発明を適用することが
できる。
【0040】また、上記実施例1、2の説明では、注目
ブロックに対する比較ブロックとして図4に示す近傍8
つのブロックを用いた場合について述べたが、比較ブロ
ック数を8ブロックから増減したものを用いても良い。
さらに、上記実施例1、2の説明では、比較ブロックの
優先順位として図6の場合について述べたが、優先順位
を入れ換えたものを用いても良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、動きベクトルを検出する装置において、求めた全て
の動きベクトルに対して、注目ブロックと該注目ブロッ
クに対する比較ブロックとの動きベクトルを用いて、孤
立ベクトル判定を行い、該孤立ベクトル判定により孤立
ベクトルと判定された該注目ブロックの動きベクトルに
対して、新たに動きベクトルを決定することにより、孤
立ベクトルを除去することが可能となり、このため、走
査線変換やフレーム数変換等の処理において、孤立ベク
トルが原因のブロック歪みによる画質劣化を減少させる
ことができる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、孤立ベク
トル判定手段において、動きベクトル検出結果である注
目ブロックの動きベクトルと該注目ブロックに対する比
較ブロック1ブロック毎の動きベクトルとの大きさの差
分の絶対値を用いて、該注目ブロックと該比較ブロック
との相関を求め、さらに該注目ブロックと相関のない比
較ブロックの数を求めることにより、容易に該注目ブロ
ックの動きベクトルに対する孤立ベクトルの判定を行う
ことができる。
【0043】さらに、請求項3の発明によれば、孤立ベ
クトル判定手段において、動きベクトル検出結果である
注目ブロックの動きベクトルと該注目ブロックに対する
比較ブロック1ブロック毎の動きベクトルとの各水平成
分、垂直成分における差分値を用いて、該注目ブロック
と該比較ブロックとの相関を求め、さらに該注目ブロッ
クと相関のない比較ブロックの数を求めることで、ベク
トル方向を考慮した該注目ブロックの動きベクトルに対
する孤立ベクトルの判定が可能となる。
【0044】また、請求項4の発明によれば、注目ブロ
ックの動きベクトルが孤立ベクトルの場合、孤立ベクト
ル除去手段において、該注目ブロックに対する比較ブロ
ックの動きベクトルの各水平成分、垂直成分に基づき、
各成分毎に最も多い値を変更値、即ち該注目ブロックの
新たなベクトル成分とし、同数の成分値が複数存在する
場合は規定の優先順位にしたがって変更値を決定するこ
とで、周囲との相関を考慮した動きベクトルの変更が可
能となり、このため、孤立ベクトルを除去することがで
きる。
【0045】また、請求項5の発明によれば、動きベク
トルを検出する装置において、求めた全ての動きベクト
ルに対して、注目ブロックと該注目ブロックに対する比
較ブロックの動きベクトルとを用いて、孤立ベクトル判
定を行い、孤立ベクトルと判定された動きベクトルに対
して、新たに動きベクトルを決定することにより、孤立
ベクトルを除去することが可能となり、このため、走査
線変換やフレーム数変換等の処理において、孤立ベクト
ルが原因のブロック歪みによる画質劣化を減少させるこ
とができる。
【0046】また、請求項6の発明によれば、孤立ベク
トル判定方法において、動きベクトル検出結果である注
目ブロックの動きベクトルと該注目ブロックに対する比
較ブロック1ブロック毎の動きベクトルとの大きさの差
分の絶対値を用いて、該注目ブロックと該比較ブロック
との相関を求め、さらに該注目ブロックと相関のない比
較ブロックの数を求めることにより、容易に該注目ブロ
ックの動きベクトルに対する孤立ベクトルの判定を行う
ことができる。
【0047】さらに、請求項7の発明によれば、孤立ベ
クトル判定方法において、動きベクトル検出結果である
注目ブロックの動きベクトルと該注目ブロックに対する
比較ブロック1ブロック毎の動きベクトルとの各水平成
分、垂直成分における差分値を用いて、該注目ブロック
と該比較ブロックとの相関を求め、さらに該注目ブロッ
クと相関のない比較ブロックの数を求めることで、ベク
トル方向を考慮した該注目ブロックの動きベクトルに対
する孤立ベクトルの判定が可能となる。
【0048】また、請求項8の発明によれば、注目ブロ
ックの動きベクトルが孤立ベクトルの場合、孤立ベクト
ル除去方法において、該注目ブロックに対する比較ブロ
ックの動きベクトルの各水平成分、垂直成分に基づき、
各成分毎に最も多い値を変更値、即ち該注目ブロックの
新たなベクトル成分とし、同数の成分値が複数存在する
場合は規定の優先順位にしたがって変更値を決定するこ
とで、周囲との相関を考慮した該注目ブロックの動きベ
クトルの変更が可能となり、このため、孤立ベクトルを
除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例1の動きベクトル検出
装置を示すブロック図である。
【図2】 実施例1の動きベクトル検出部を示すブロッ
ク回路図である。
【図3】 実施例1の孤立ベクトル判定部を示すブロッ
ク回路図である。
【図4】 注目ブロックに対する比較ブロックの位置の
一例を示す図である。
【図5】 実施例1の孤立ベクトル除去部を示すブロッ
ク回路図である。
【図6】 実施例1の孤立ベクトル除去部において、注
目ブロックの成分を変更する際の優先順位を示す図であ
る。
【図7】 注目ブロックに対する比較ブロックのとる値
の一例を示す図である。
【図8】 本発明の実施例2の孤立ベクトル判定部を示
すブロック回路図である。
【図9】 従来の動きベクトル検出装置を示す図であ
る。
【図10】 動きベクトルを用いた走査線変換の原理を
示す図である。
【符号の説明】
1 入力端子、2 動きベクトル検出部、3 動きベク
トルメモリ、4 孤立ベクトル判定部、5 孤立ベクト
ル除去部、6 出力端子、7、8 フィールドメモリ、
9 相関計算部、10 動きベクトル抽出部、11 出
力端子、12 入力端子、13 入力端子、14 相関
計算部、15 積算部、16 判定部、17 出力端
子、18、20 積算部、19、21 変更部、22
入力端子、23 セレクタ、24 出力端子、25 相
関計算部、26 積算部、27 出力端子、28 フレ
ームメモリ、29 相関計算部、30 シフトベクトル
発生器、31 最小ゲート、32 動きベクトルメモ
リ、33、34 インタレース信号、35、36 順次
走査変換画像。
フロントページの続き (72)発明者 蔵下 拓二 長岡京市馬場図所1番地 三菱電機株式会 社映像システム開発研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された映像信号から動きベクトルを
    検出する装置において、一画面を複数のブロックにわ
    け、各ブロック毎に動きベクトルを検出する動きベクト
    ル検出手段と、動きベクトル検出結果である注目ブロッ
    クと該注目ブロックに対する比較ブロックとの動きベク
    トルを用いて、該注目ブロックの動きベクトルが孤立ベ
    クトルであるかどうかを判定する孤立ベクトル判定手段
    と、該孤立ベクトル判定手段により該注目ブロックの動
    きベクトルが孤立ベクトルであると判定された場合に、
    該注目ブロックと該比較ブロックとの動きベクトル検出
    結果から、該注目ブロックの新たな動きベクトルを決定
    する孤立ベクトル除去手段とを備えたことを特徴とする
    動きベクトル検出装置。
  2. 【請求項2】 孤立ベクトル判定手段において、注目ブ
    ロックと該注目ブロックに対する比較ブロックとの相関
    を比較判定するのを、動きベクトル検出結果である該注
    目ブロックの動きベクトルと該比較ブロック1ブロック
    毎の動きベクトルとの大きさの差分の絶対値をとり、こ
    の絶対値が規定値を越えるとき該注目ブロックと該比較
    ブロックとは相関がないものとし、同様の演算を該注目
    ブロックに対する全ての比較ブロックに対して行い、該
    注目ブロックと相関のない比較ブロックの数を累計し、
    この累計値に基づいて該注目ブロックの動きベクトルに
    対する孤立ベクトルの判定を行うことを特徴とする請求
    項第1項記載の動きベクトル検出装置。
  3. 【請求項3】 孤立ベクトル判定手段において、注目ブ
    ロックと該注目ブロックに対する比較ブロックとの相関
    を比較判定するのを、動きベクトル検出結果である該注
    目ブロックの動きベクトルと該比較ブロック1ブロック
    毎の動きベクトルとの各水平成分、垂直成分における差
    分値をとり、この差分値が規定値を越えるとき水平方向
    あるいは垂直方向に対して該注目ブロックと該比較ブロ
    ックとは相関がないものとし、同様の演算を該注目ブロ
    ックに対する全ての比較ブロックに対して行い、成分別
    に該注目ブロックと相関のない比較ブロックの数を累計
    し、この累計値に基づいて該注目ブロックの動きベクト
    ルに対する孤立ベクトルの判定を行うことを特徴とする
    請求項第1項記載の動きベクトル検出装置。
  4. 【請求項4】 孤立ベクトル除去手段において、孤立ベ
    クトルである注目ブロックの動きベクトルを新たに決定
    するのを、動きベクトル検出結果である該注目ブロック
    に対する比較ブロックの動きベクトルの各水平成分、垂
    直成分に基づき、各成分毎に最も多い値を変更値、即ち
    該注目ブロックの新たなベクトル成分とし、同数の成分
    値が複数存在する場合は規定の優先順位にしたがって変
    更値の決定を行うことを特徴とする請求項第1項記載の
    動きベクトル検出装置。
  5. 【請求項5】 入力された映像信号から動きベクトルを
    検出する方法において、一画面を複数のブロックにわ
    け、各ブロック毎に動きベクトルを検出し、動きベクト
    ル検出結果である注目ブロックと該注目ブロックに対す
    る比較ブロックとの動きベクトルを用いて、該注目ブロ
    ックの動きベクトルが孤立ベクトルであるかどうかを判
    定し、該注目ブロックの動きベクトルが孤立ベクトルで
    あると判定された場合に、動きベクトル検出結果である
    該注目ブロックと該比較ブロックとの動きベクトルを用
    いて、該注目ブロックの新たな動きベクトルを決定する
    ことを特徴とする動きベクトル検出方法。
  6. 【請求項6】 孤立ベクトル判定方法において、注目ブ
    ロックと該注目ブロックに対する比較ブロックとの相関
    を比較判定するのを、動きベクトル検出結果である該注
    目ブロックの動きベクトルと該比較ブロック1ブロック
    毎の動きベクトルとの大きさの差分の絶対値をとり、こ
    の絶対値が規定値を越えるとき該注目ブロックと該比較
    ブロックとは相関がないものとし、同様の演算を該注目
    ブロックに対する全ての比較ブロックに対して行い、該
    注目ブロックと相関のない比較ブロックの数を累計し、
    この累計値に基づいて該注目ブロックの動きベクトルに
    対する孤立ベクトルの判定を行うことを特徴とする請求
    項第5項記載の動きベクトル検出方法。
  7. 【請求項7】 孤立ベクトル判定方法において、注目ブ
    ロックと該注目ブロックに対する比較ブロックの相関を
    比較判定するのを、動きベクトル検出結果である該注目
    ブロックの動きベクトルと該比較ブロック1ブロック毎
    の動きベクトルとの各水平成分、垂直成分における差分
    値をとり、この差分値が規定値を越えるとき水平方向あ
    るいは垂直方向に対して該注目ブロックと該比較ブロッ
    クとは相関がないものとし、同様の演算を該注目ブロッ
    クに対する全ての比較ブロックに対して行い、成分別に
    該注目ブロックと相関のない比較ブロックの数を累計
    し、この累計値に基づいて該注目ブロックの動きベクト
    ルに対する孤立ベクトルの判定を行うことを特徴とする
    請求項第5項記載の動きベクトル検出方法。
  8. 【請求項8】 孤立ベクトル除去方法において、孤立ベ
    クトルである注目ブロックの動きベクトルを新たに決定
    するのを、動きベクトル検出結果である該注目ブロック
    に対する比較ブロックの動きベクトルの各水平成分、垂
    直成分に基づき、各成分毎に最も多い値を変更値、即ち
    該注目ブロックの新たなベクトル成分とし、同数の成分
    値が複数存在する場合は規定の優先順位にしたがって変
    更値の決定を行うことを特徴とする請求項第5項記載の
    動きベクトル検出方法。
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