JPH0893290A - 共通扉口におけるカード錠システム - Google Patents

共通扉口におけるカード錠システム

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JPH0893290A
JPH0893290A JP25466994A JP25466994A JPH0893290A JP H0893290 A JPH0893290 A JP H0893290A JP 25466994 A JP25466994 A JP 25466994A JP 25466994 A JP25466994 A JP 25466994A JP H0893290 A JPH0893290 A JP H0893290A
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稔 鎌田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 共通扉口におけるカード錠システムの操作方
法の容易化と、共通扉口の管理強化を図る。 【構成】 アドレス設定スイッチ3を内蔵した磁気カー
ドリーダ1と、リーダコントローラ6を組合せ、アドレ
ス設定スイッチ3の操作により種々のモードコードや登
録アドレスを設定するようにし、又、管理カードにより
カードの登録、抹消を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特定多数の人間が共
通に使用する扉口の電気錠や自動ドアを制御するための
カード錠システムに係り、特に、磁気カードリーダとリ
ーダコントローラを組合せて、管理カードやユーザカー
ドの登録、抹消に使用したり、或いは電気錠や自動ドア
の制御用とに併用するようにして構成の簡素化を図ると
ともに、管理カードの採用により、ユーザカードの登
録、抹消についての管理の強化を図った共通扉口におけ
るカード錠システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特定多数の人間が、事務所の扉口や、マ
ンションの玄関扉口等の共通扉口を使用する場合、各個
人の所有する社員カードや個人部屋カード等を前以てカ
ード錠装置に個別に登録しておき、これらのカードを使
用して共通扉口の電気錠や自動ドアをを制御するように
し、非登録人の侵入を防止することが行われている。
【0003】しかして、従来のカード登録、抹消は、共
通扉口の管理人の管理下の室内に設置された出入管理装
置及びパソコンと、共通扉口外に設置された磁気カード
リーダを備え、これら機器を制御ケーブルで連結し、パ
ソコンを作動させるための所定のプログラムを立上らせ
たのち、プログラムによりディスプレイの指定する操作
要領に従ってパソコンを操作して、カードの登録や抹消
を行っている。
【0004】又、共通扉口の電気錠や自動ドアを制御す
るためには、上記操作により登録されたカードの磁気記
録信号を、磁気カードリーダによって読み取らせること
により行っている。
【0005】上記した従来の共通扉口におけるカード錠
装置は、名刺大の小さなカードで容易に共通扉口の電気
錠や自動ドアの制御ができるとともに、カード登録用の
出入管理装置やパソコンが共通扉口の管理人の室内に設
置され、第三者が勝手に磁気カードの登録ができないの
で、非登録人の侵入が防止できて安全性が高く、広く実
用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カード
の登録、抹消を行うにあたって、パソコンを使用するこ
とは、一部の専門家やマニュアを除き、一般の者にとっ
ては技術的な困難が伴い、一般的でない。とくにマンシ
ョンの管理人等の場合は老齢者である場合が多く、パソ
コンそのものに心情的抵抗を感じる者も少くない。
【0007】従って場合によっては、カードの登録や抹
消の度に技術者を連れてこなければならないという不都
合が生じる。
【0008】又、仮にパソコンに対して抵抗を感じない
管理者の場合であったにしても、プログラムを立上ら
せ、プログラムに従ってカードの登録、抹消を行うには
ある程度の訓練期間を必要とし、管理人が代るたびに訓
練に要する手間と費用は馬鹿にならないという欠点があ
る。
【0009】従って、パソコンを使用せず専用の登録、
抹消装置により、電話機やファックス程度の操作によっ
て登録、抹消操作が行える装置が望まれる。
【0010】又、従来の方式では、共通扉口の管理人の
みの意志により自由にカードの登録、抹消が行えるの
で、善良な管理人の場合には問題がないが、そうでない
場合は問題が残る。
【0011】すなわち、共通扉口の管理人は、共通扉口
が属している建物に運営に責任をもつ管理者でない場合
が殆どである。何故ならば、マンションの管理人は、マ
ンションの所有者或いは管理組合から共通扉口の管理を
依託された者であり、事務所の管理人は所長から共通扉
口の管理を依託された守衛である者が殆どであるからで
ある。
【0012】従って、善良でない管理人と第三者の不心
得者とが結託することにより、容易に不正のカードを登
録することができるという問題がある。
【0013】このことを考慮すると、建物の運営に責任
をもつ管理者或は管理者の代理人が立会わない限り、カ
ードの登録、抹消が行えないというシステムが望まれ
る。本発明はこのような共通扉口におけるカード錠シス
テムを提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、共通扉口の室外側に設置
され、磁気カードに記録された磁気記録信号を読み取る
機能を有すると共に、管理モードの設定、及びカード登
録アドレス設定のためのアドレス設定スイッチを内蔵し
た磁気カードリーダと、共通扉口の管理人の管理下にあ
る室内に設置され、アドレス設定スイッチにより設定さ
れた数が所定の数その1であった場合は、磁気カードリ
ーダによって読み取られた登録済みの管理カードの磁気
記録信号により管理カード登録モードに切換えられ、こ
の管理カード登録モードにおいて、磁気カードリーダに
読み取られた管理カードの磁気記録信号を指定されたア
ドレスに蓄積する機能を有する管理カード登録手段を備
えたリーダコントローラとを有することを特徴とする。
【0015】又、請求項2に記載の発明は、共通扉口の
室外側に設置され、磁気カードに記録された磁気記録信
号を読み取る機能を有すると共に、管理モードの設定、
及びカード登録アドレス設定のためのアドレス設定スイ
ッチを内蔵した磁気カードリーダと、共通扉口の管理人
の管理下にある室内に設置され、アドレス設定スイッチ
により設定された数が所定の数その2であった場合は、
磁気カードリーダによって読み取られた登録済みの管理
カードの磁気記録信号によりユーザカード登録モードに
切換えられ、このユーザカード登録モードにおいて、磁
気カードリーダに読み取られたユーザカードの磁気記録
信号を指定されたアドレスに蓄積する機能を有するユー
ザカード登録手段を備えたリーダコントローラとを有す
ることを特徴とする。
【0016】請求項3に記載の発明は、共通扉口の室外
側に設置され、磁気カードに記録された磁気記録信号を
読み取る機能を有すると共に、管理モードの設定、及び
カード登録アドレス設定のためのアドレス設定スイッチ
を内蔵した磁気カードリーダと、共通扉口の管理人の管
理下にある室内に設置され、アドレス設定スイッチによ
り設定された数が所定の数その3であった場合は、磁気
カードリーダによって読み取られた登録済みの管理カー
ドの磁気記録信号により管理カード抹消モードに切換え
られ、この管理カード抹消モードにおいて、指定された
アドレスに蓄積された管理カードの磁気記録信号を消去
する機能を有する管理カード抹消手段を備えたリーダコ
ントローラとを有することを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明は、共通扉口の室外
側に設置され、磁気カードに記録された磁気記録信号を
読み取る機能を有すると共に、管理モードの設定、及び
カード登録アドレス設定のためのアドレス設定スイッチ
を内蔵した磁気カードリーダと、アドレス設定スイッチ
により入力された数字や符号を表示するディスプレイ
と、共通扉口の管理人の管理下にある室内に設置され、
アドレス設定スイッチにより設定された数が所定の数そ
の3であった場合は、磁気カードリーダによって読み取
られた登録済みの管理カードの磁気記録信号により管理
カード抹消モードに切換えられ、この管理カード抹消モ
ードにおいて、指定されたアドレスに蓄積された管理カ
ードの磁気記録信号を消去する機能を有する管理カード
抹消手段、及び、管理カードの抹消に先立ってディスプ
レイ上の表示を高速点滅させる高速点滅手段を備えたリ
ーダコントローラとを有することを特徴とする。
【0018】請求項5に記載の発明は、共通扉口の室外
側に設置され、磁気カードに記録された磁気記録信号を
読み取る機能を有すると共に、管理モードの設定、及び
カード登録アドレス設定のためのアドレス設定スイッチ
を内蔵した磁気カードリーダと、共通扉口の管理人の管
理下にある室内に設置され、アドレス設定スイッチによ
り設定された数が所定の数その4であった場合は、磁気
カードリーダによって読み取られた登録済み管理カード
の磁気記録信号によりユーザカードアドレス抹消モード
に切換えられ、このユーザカードアドレス抹消モードに
おいて、指定されたアドレスに蓄積されたユーザカード
の磁気記録信号を消去する機能を有するユーザカードア
ドレス抹消手段を備えたリーダコントローラとを有する
ことを特徴とする。
【0019】請求項6に記載の発明は、共通扉口の室外
側に設置され、磁気カードに記録された磁気記録信号を
読み取る機能を有すると共に、管理モードの設定、及び
カード登録アドレス設定のためのアドレス設定スイッチ
を内蔵した磁気カードリーダと、共通扉口の管理人の管
理下にある室内に設置され、アドレス設定スイッチによ
り設定された数が所定の数その5であった場合は、磁気
カードリーダによって読み取られた登録済みの管理カー
ドの磁気記録信号によりユーザカード現物抹消モードに
切換えられ、このユーザカード現物抹消モードにおい
て、磁気カードリーダに抹消しようとするユーザカード
を通すことによりそのユーザカードが登録されているア
ドレスを呼出し、再度同一のユーザカードを磁気カード
リーダに通すことにより、当該アドレスの蓄積内容を消
去する機能を有するユーザカード現物抹消手段を備えた
リーダコントローラとを有することを特徴とする。
【0020】請求項7に記載の発明は、共通扉口の室外
側に設置され、磁気カードに記録された磁気記録信号を
読み取る機能を有すると共に、管理モードの設定、及び
カード登録アドレス設定のためのアドレス設定スイッチ
を内蔵した磁気カードリーダと、アドレス設定スイッチ
により入力された数字や符号を表示するディスプレイ
と、共通扉口の管理人の管理下にある室内に設置され、
アドレス設定スイッチにより設定された数が所定の数そ
の6であった場合は、磁気カードリーダによって読み取
られた登録済みの管理カードの磁気記録信号により検索
モードに切換えられ、この検索モードにおいて、登録ア
ドレスを検索したいカードの磁気記録信号を磁気カード
リーダに読み取らせると、そのカードに該当する登録ア
ドレスをディスプレイに表示する機能を有する検索手段
を備えたリーダコントローラとを有することを特徴とす
る。
【0021】請求項8及び請求項9に記載の発明は、誤
操作、誤動作が生じたとき、その誤操作、誤動作の発生
原因に応じて、予め設定された所定のエラーコードをデ
ィスプレイに表示することを特徴とする。
【0022】
【作用】上記のように構成された請求項1に記載の発明
は、リーダコントローラに付属の起動スイッチを押すこ
とにより、リードコントローラはウェイトモードに移行
され待機状態となる。
【0023】次にアドレス設定スイッチを操作して所定
の数その1を入力したあと、登録済みの管理カードを磁
気カードリーダに読み取らせると、リードコントローラ
は管理カード登録モードへ移行される。
【0024】この管理カード登録モードにおいて、アド
レス設定スイッチ操作によるアドレス設定と、磁気カー
ドリーダによる磁気記録信号の読み取りにより、読み取
られたカードは管理カードとして設定されたアドレスに
登録される。
【0025】ここで、上記において使用された管理カー
ドと、後述の説明において使用されるユーザカードの区
別について説明しておく必要がある。
【0026】先ず、ユーザカードとは、この発明におい
ては、単に共通扉口の電気錠や自動ドアを制御するのに
使用されるカードを指し示し、従来からこの種の装置に
使用されている一般の磁気カードと変らない目的をもっ
た磁気カードである。
【0027】次に、管理カードとは、この発明において
は、共通扉口の電気錠や自動ドアを制御するのに使用さ
れる他に、ユーザカードの登録、抹消や、他の管理カー
ドの登録、抹消に使用される目的をもつものであって、
逆に言えば、管理カードを磁気カードリーダに読み取ら
せることなしには、リーダコントローラを操作すること
ができない性質のものである。
【0028】従って、管理カードは原則として建物の運
営に責任をもつ管理者、或は管理者の代理人のみが持つ
ことにより、共通扉口の管理人が勝手にユーザカードの
登録、抹消を行うことが防止され、共通扉口の管理の強
化が実現される。
【0029】請求項2に記載の発明は、リーダコントロ
ーラに付属の起動スイッチを押すことにより、リーダコ
ントローラはウェイトモードに移行され、待機状態とな
る。
【0030】次にアドレス設定スイッチを操作して所定
の数その2を入力したあと、登録済みの管理カードを磁
気カードリーダに読み取らせると、リーダコントローラ
はユーザカード登録モードへ移行される。
【0031】このユーザカード登録モードにおいて、ア
ドレス設定スイッチ操作によるアドレス設定と、磁気カ
ードリーダによる磁気記録信号の読み取りにより、読み
取られたカードはユーザカードとして設定されたアドレ
スに登録される。
【0032】請求項3に記載の発明は、リーダコントロ
ーラに付属の起動スイッチを押すことにより、リーダコ
ントローラはウェイトモードに移行され、待機状態とな
る。
【0033】次にアドレス設定スイッチを操作して所定
の数その3を入力したあと、登録済みの管理カードを磁
気カードリーダに読み取らせると、リーダコントローラ
は管理カード抹消モードへ移行される。
【0034】この管理カード抹消モードにおいて、アド
レス設定スイッチ操作による抹消したい管理カードのア
ドレス設定と、磁気カードリーダによる異った2種の登
録済み管理カードの磁気記録信号の読み取りにより、読
み取られたアドレスに登録された管理カードは抹消され
る。
【0035】ここで、異った2種の管理カードを読み取
らせる理由は、管理カードは共通扉口の管理運営上非常
に重要なカードであり、不用意に抹消してしまうことが
ないように考慮されているからである。
【0036】又、管理カードはユーザカードの登録、抹
消には必須のものであり、従って誤って管理カードを抹
消してしまうことにより管理カードが全くなくなってし
まう事態が生じることを防止するためでもある。
【0037】上記請求項3に記載の発明の管理カード抹
消モードにおいては、抹消したい管理カードのアドレス
指定をした後、異なった2種の管理カードを磁気カード
リーダに通している。
【0038】この場合、1種類目の管理カードの読み取
りと、2種類目の管理カードの読み取りとは、カードが
異なるのみで、読み取り操作は全く同じである。
【0039】したがって、使用者に対する1種類目のカ
ードの読み取り要求サインと、2種類目のカードの読み
取り要求サインとは区別した方が実用的には好ましい。
【0040】それは、読み取り要求サインを区別するこ
とによって、同じカードを2重に読み取らせたり、或い
は、1種類目のカードだけを読み取らせるのみで終了さ
せてしまうという誤操作が防止されるからである。
【0041】請求項4に記載の発明は、1種類目の管理
カードを磁気カードリーダに通すことにより、ディスプ
レイの点滅が高速点滅に切り替わって、2種類目の管理
カードを磁気カードリーダに通すように促す。
【0042】ディスプレイの点滅は使用者の視覚に訴え
る影響力が大きく、しかも周囲の環境に与える悪影響が
無いので表示効果が大きい。しかも、高速点滅は操作が
終了していないことの表現手段として好適である。
【0043】請求項5に記載の発明は、リーダコントロ
ーラに付属の起動スイッチを押すことにより、リーダコ
ントローラはウェイトモードに移行され、待機状態とな
る。
【0044】次にアドレス設定スイッチを操作して所定
の数その4を入力したあと、登録済みの管理カードを磁
気カードリーダに読み取らせると、リーダコントローラ
はユーザカードアドレス抹消モードへ移行される。
【0045】このユーザカードアドレス抹消モードにお
いて、アドレス設定スイッチによる抹消したいユーザカ
ードのアドレス設定と、磁気カードリーダによる登録済
み管理カードの磁気記録信号の読み取りにより、設定さ
れたアドレスに登録されたユーザカードの磁気記録信号
が消去される。
【0046】請求項6に記載の発明は、リーダコントロ
ーラに付属の起動スイッチを押すことにより、リーダコ
ントローラはウェイトモードに移行され、待機状態とな
る。
【0047】次にアドレス設定スイッチを操作して所定
の数5を入力したあと、登録済みの管理カードを磁気カ
ードリーダに読み取らせると、リーダコントローラはユ
ーザカード現物抹消モードへ移行される。
【0048】このユーザカード現物抹消モードにおい
て、磁気カードリーダに抹消したいユーザカードの磁気
記録信号を読み取らせると、そのユーザカードの磁気記
録信号が蓄積されているアドレスが呼出され、再度その
ユーザカードを磁気カードリーダに通すと、当該呼出さ
れたアドレスの蓄積内容が消去される。
【0049】請求項7に記載の発明は、リーダコントロ
ーラに付属の起動スイッチを押すことにより、リーダコ
ントローラはウェイトモードに移行され、待機状態とな
る。
【0050】次にアドレス設定スイッチを操作して所定
の数その6を入力したあと、登録済みの管理カードを磁
気カードリーダに読み取らせると、リーダコントローラ
は検索モードへ移行される。
【0051】この検索モードにおいて、登録アドレスを
検索したいカードの磁気記録信号を磁気カードリーダに
読み取らせると、そのカードに該当する登録アドレスが
アドレス設定スイッチに付属のディスプレイに表示され
る。
【0052】請求項8又は請求項9に記載の発明は、磁
気カードを磁気カードリーダに通したとき、読み取りエ
ラーなどの誤操作、或いは誤動作が生じた場合、エラー
発生原因を使用者に知らせるため、予め決められたエラ
ーコードをディスプレイに表示させる。
【0053】即ち、磁気カードの磁気カードリーダへの
通しかたが悪かったり、登録していない磁気カードを抹
消しようとしたりした場合に、その内容を使用者に知ら
せて、使用者に誤りを直させるのに役立つ。
【0054】以上は管理カードやユーザカードの登録、
抹消の作用についての説明であるが、このシステムを通
常の電気錠や自動ドアの制御に使用するには、電源ON
の状態で起動スイッチを押さないでおく。この状態をこ
のシステムでは運用モードと呼称している。
【0055】この運用モードにおいて、磁気カードリー
ダに管理カード或はユーザカードを通すことにより、共
通扉口の電気錠或は自動ドアを制御することができる。
【0056】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。
【0057】図1において、符号1は磁気カードリーダ
を示し、この磁気カードリーダは、例えばマンションの
エントランスホールに設置される。図では内部が判るよ
うに化粧カバーは取外してある。
【0058】磁気カードリーダ1にはスリット2が開口
しており、また、アドレス設定スイッチ3が内蔵されて
いる。
【0059】磁気カードリーダ1は、磁気記録信号を記
録したカードをスリット2に挿入してから、スリット長
手方向にスライドさせ、内蔵された磁気ヘッドにより磁
気記録信号を読み取る。
【0060】これはこの発明の必須の構成要素ではない
が、磁気カードリーダをカードの登録、抹消に用いる場
合、カードの挿入とスライド操作を2回行う。
【0061】アドレス設定スイッチ3は、登録するアド
レスの専用数字の各桁毎に押しボタン3aが配設されて
おり、各桁毎の数字の数だけ各押しボタンを押してディ
スプレイ3bに表示させて入力する。
【0062】アドレス設定の入力の方法には、上記した
方法の他に、登録アドレスの各桁毎に回動つまみが配設
されており、各回動つまみを夫々360度以内で回動
し、数字と回動角度との対応関係により数値を入力する
方法もあるが、アドレス設定の入力方式については、こ
の発明の要旨ではないので、いずれの方式によることも
妨げるものではない。
【0063】符号6はリーダコントローラを示し、この
リーダコントローラは、例えば管理人室等、共通扉口の
内側に設置される。図では内部が判るように化粧カバー
を取外してある。
【0064】リーダコントローラには起動スイッチ7が
付属されており、電源ONの状態において起動スイッチ
が押されていなければ、電気錠や自動ドアの運用モード
であって、管理カードやユーザカードを磁気カードリー
ダに読み取らせることによって、自動ドア9の制御(開
閉)が行われる。
【0065】更に詳しくこの運用モードの内容を延べる
と、前記ユーザカード登録モードにおいて所定のアドレ
スに蓄積された、通常は複数のユーザカードの磁気記録
信号と、開扉の為共通扉口の磁気カードリーダに通され
たユーザカードの磁気記録信号とが夫々比較照合され、
前者の内何れか一つが後者と一致すれば、解錠信号が電
気錠、又は自動ドア9に供給され、電気錠は解錠され、
或いは自動ドアが開く。
【0066】尚、図1において符号8は電気錠の制御盤
を示し、この電気錠の制御盤8は、共通扉口に電気錠
(図示せず)が設置されているときに、リーダコントロ
ーラ6からの制御信号を受信して、その電気錠の開閉制
御を行うものである。
【0067】一般に、共通扉口に電気錠と自動ドアとが
併設されることはないが、図1においては、説明の都合
上、電気錠の制御盤8と自動ドア9とを併記してある。
【0068】電源ONの状態において、起動スイッチ7
が押されると、後述するように管理モードとなり、管理
カードやユーザカードの登録、抹消が行われる。
【0069】上記のように構成されたこの発明のカード
錠システムの管理、運用は先ず管理カードの初期登録か
ら始める。
【0070】<管理カードの初期登録>リーダコントロ
ーラ6の電源をONにしたあと、起動スイッチ7を押
す。この操作により自動的に所定のアドレス、例えば7
01が設定され、緑色の発光体(以下略して緑LEDと
呼ぶ)4と、ディスプレイ3bの”701”の表示が点
滅を開始する。
【0071】この実施例において先づ701のアドレス
が設定されるのは、この実施例のシステムの都合上、管
理カードの登録アドレスを701乃至750に限定し、
1種類目の管理カードの登録アドレスを701としたか
らである、従って一般の場合にはこの数に限定されるも
のではない。
【0072】次に管理カードとして登録したい磁気カー
ドを磁気カードリーダのスリット2に挿入し、スライド
させる(以下略して磁気カードリーダに通すという)。
【0073】磁気カードに記録されている磁気記録信号
が正確に磁気カードリーダに読み取られると、緑LED
4は点灯し、ブザーが鳴ってOK表示がなされる。
【0074】若し、磁気カードリーダに正確に読み取ら
れなかった場合は、赤色の発光体(以下略して赤LED
とよぶ)5が点灯し、ブザーが短く3回鳴ってNG表示
がなされる。
【0075】同時にディスプレイ3bにエラー発生原因
を知らせるための所定のエラーコードが表示されるの
で、もう一度磁気カードリーダに通してやり直す。
【0076】上記1回目の読み取りがOKであった場合
は、再び緑LED4が点滅を始めるので、再度同一の磁
気カードを磁気カードリーダに通す。
【0077】2回目の読み取りが正確に行われると、1
回目と同じく、緑LED4は点灯し、ブザーが鳴りOK
表示される、同時にディスプレイ3bに”701”が点
灯される。
【0078】もし、正確に読み取られなかった場合は、
赤LED5が点灯しブザーが短く3回鳴り、NG表示さ
れる。
【0079】同時に、ディスプレイ3bにエラー発生原
因を知らせるための所定のエラーコードが表示されるの
で、もう1度磁気カードを磁気カードリーダに通してや
り直す。
【0080】この実施例では、読み取りエラーの場合
は、CC1というエラーコードを表示させるようになっ
ている。
【0081】エラーコードは、上記CC1のほか、CC
2、CC3、CC4及びCC5が決められており夫々照
合エラー、照合通信エラー、アドレスエラー、登録抹消
通信エラーに対応している。
【0082】以上の通り、磁気カードリーダに2回読み
取られることによって1種類目の管理カードがアドレス
701に登録される。
【0083】<管理カードの登録>リーダコントローラ
6の電源をONにしたあと、起動スイッチ7を押す。デ
ィスプレイ3bの”000”の表示が点滅を開始し、所
定のモードコードの入力を待つ待機状態となり、ウェイ
トモードに移行する。
【0084】アドレス設定スイッチ3を操作して、請求
項1に記載の通り、所定の数その1、例えば990を設
定する。
【0085】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通す。
【0086】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0087】2回とも正確に読み取られると、緑LED
4は点滅し、ディスプレイ3bが登録したいアドレスの
入力を促すように、例えば”700”と点滅する。
【0088】この実施例において、”700”の表示が
点滅するのは、前述したようにこの実施例におけるシス
テムの都合上、管理カードの登録アドレスを701乃至
750に限定しているからであって、一般の場合にはこ
の数に限定されるものではない。
【0089】この状態において、リーダコントローラは
管理カードの登録モードに移行されたこととなる。
【0090】この管理カードの登録モードにおいて、ア
ドレス設定スイッチを操作して、管理カードを登録すべ
きアドレス、換言すればメモリの番地を設定する。
【0091】次に、管理カードとして登録したい未登録
の磁気カードを磁気カードリーダに2回通すことによ
り、この磁気カードは設定したアドレスに管理カードと
して登録される。
【0092】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合についての動作については、<管理カード
の初期登録>と同様であるため、更に詳細な説明は省略
する。
【0093】前記までの操作により、登録済みの管理カ
ードが得られたので、次にユーザカードの登録に移る。
【0094】<ユーザカードの登録>起動スイッチを押
してウェイトモードに移行するまでは、<管理カードの
登録>と同じであるから、更に詳細な説明を省略する。
【0095】アドレス設定スイッチ3を操作して、請求
項2に記載の通り、所定の数その2、例えば900を設
定する。
【0096】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通す。
【0097】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0098】2回とも正確に読み取られると、緑LED
4は点滅し、ディスプレイ3bが登録したいアドレスの
入力を促すように、例えば”000”と点滅する。
【0099】この実施例において、”000”の表示が
点滅するのは、この実施例におけるシステムの都合上、
ユーザカードの登録アドレスを001乃至699に限定
しているからであって、一般の場合にはこの数に限定さ
れるものではない。
【0100】この状態において、リーダコントローラは
ユーザカードの登録モードに移行されたこととなる。
【0101】このユーザカードの登録モードにおいて、
アドレス設定スイッチを操作してからユーザカードとし
て登録したい未登録の磁気カードを磁気カードリーダに
2回通すことにより、この磁気カードは設定したアドレ
スにユーザカードとして登録される。この操作要領は<
管理カードの登録>と同様であり、これ以上の説明は省
略する。
【0102】次に管理カードの抹消方法について説明す
る。
【0103】<管理カードの抹消>起動スイッチを押し
てウェイトモードに移行するまでは、<管理カードの登
録>と同じであるので、更に詳細な説明を省略する。
【0104】アドレス設定スイッチ3を操作して、請求
項3に記載の通り、所定の数その3、例えば980を設
定する。
【0105】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通す。
【0106】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0107】2回とも正確に読み取られると、赤LED
5は点滅し、ディスプレイ3bが抹消したい管理カード
の登録アドレスの入力を促すように、例えば”700”
と点滅する。
【0108】この実施例において、”700”の表示が
点滅するのは、<管理カードの登録>の説明において記
載した理由によるものであり、一般の場合にはこの数に
限定されるものではない。
【0109】この状態において、リーダコントローラは
管理カードの抹消モードに移行されたこととなる。
【0110】この管理カードの抹消モードにおいて、ア
ドレス設定スイッチを操作して抹消したい管理カードの
登録アドレスを設定する。
【0111】次に登録済みの2種類の管理カードを用意
し、その中の1枚目の管理カードを磁気カードリーダに
2回通す。
【0112】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については、<管理カードの初期登
録>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0113】1枚目の管理カードが2回とも正確に読み
取られるとディスプレイ3bに表示されているアドレス
は通常の点滅よりも高い周波数をもって高速点滅するよ
うになり、2枚目の管理カードの読み取りを促す。
【0114】そこで、残った2枚目の管理カードを磁気
カードに2回通す。
【0115】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については、<管理カードの初期登
録>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0116】2枚目の管理カードが2回とも正確に読み
取られると、設定されたアドレスに登録された管理カー
ドは抹消される。
【0117】ここで異なった2種類の管理カードを磁気
カードリーダに通す理由は、前述したように管理カード
は共通扉口の管理運営上非常に重要なカードであり、不
用意に抹消されることを防止するためでもある。
【0118】誤って管理カードを抹消し、管理カードが
全くなくなってしまうという事態が生じることを防止す
るためでもある。
【0119】次にユーザカードの抹消方法について説明
する。ユーザカードの抹消方法には2種類ある。その第
1は、ユーザカードの登録してあるアドレスを設定し
て、そのアドレスに該当するユーザカードを抹消する方
法である。
【0120】その第2はアドレスを設定せず、抹消しよ
うとするユーザカードの現物を磁気カードリーダに通す
ことにより、当該ユーザカードが登録されているアドレ
スを呼出し、再度同一のユーザカードを磁気カードリー
ダに通すことにより、当該アドレスの蓄積内容を消去す
る方法である。
【0121】<ユーザカードの抹消>起動スイッチを押
してウェイトモードに移行するまでは、<管理カードの
登録>と同じであり、説明を省略する。
【0122】アドレス設定スイッチ3を操作して、請求
項4に記載の通り、所定の数その4、例えば910を設
定する。
【0123】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通す。
【0124】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0125】2回とも正確に読み取られると、赤LED
5は点滅し、ディスプレイ3bが抹消したいユーザカー
ドの登録アドレスの入力を促すように、例えば”00
0”と点滅する。
【0126】この実施例において、”000”の表示が
点滅するのは、<ユーザカードの登録>の説明において
記載した理由によるものであり、一般の場合にはこの数
に限定されるものではない。
【0127】この状態において、リーダコントローラは
ユーザカードのアドレス抹消モードに移行されたことと
なる。
【0128】このユーザカードの抹消アドレスモードに
おいて、アドレス設定スイッチを操作して抹消したいユ
ーザカードの登録アドレスを設定する。
【0129】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通すことにより、設定されたアドレスに登録
(蓄積)されているユーザカードの磁気記録信号が消去
される。
【0130】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については、<管理カードの初期登
録>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0131】<ユーザカードの現物抹消>起動スイッチ
を押してウェイトモードに移行するまでは、<管理カー
ドの登録>と同じであり、説明を省略する。
【0132】アドレス設定スイッチ3を操作して、請求
項6に記載の通り、所定の数その5、例えば911を設
定する。
【0133】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通す。
【0134】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0135】2回とも正確に読み取られると、赤LED
5は点滅し、ディスプレイ3bの表示が”000”と点
滅し、抹消させたいユーザカードの読み取りを促す。
【0136】この状態において、リーダコントローラは
ユーザカードの現物抹消モードに移行されたこととな
る。
【0137】このユーザカードの現物抹消モードにおい
て、抹消したいユーザカードの現物を磁気カードリーダ
に2回通す。
【0138】1回目が正確に読み取られると、ディスプ
レイ3bにそのユーザカードの登録アドレスが呼出され
て表示され、点滅を開始する。2回目が正確に読み取ら
れると、ディスプレイの点滅は1回目よりも高速にな
り、3回目の読み取りを促す。
【0139】そして、同じユーザカードを磁気カードリ
ーダにもう一度通すことにより、このユーザカードは抹
消される。換言すれば、呼出されたアドレスの蓄積内容
が消去される。
【0140】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0141】次に、登録済みの管理カードやユーザカー
ドの登録アドレスを夫々のカードから知るための方法で
ある検索について説明する。
【0142】<検索>起動スイッチを押してウェイトモ
ードに移行するまでは、<管理カードの登録>と同じで
あり、説明を省略する。
【0143】アドレス設定スイッチを操作して、請求項
6に記載の通り、所定の数その6、例えば930を設定
する。
【0144】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通す。
【0145】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0146】2回とも正確に読み取られると、緑LED
及び赤LED5は点滅し、ディスプレイ3bの表示が”
000”と点滅し、検索したい管理カード或はユーザカ
ードの読み取りを促す。
【0147】この状態において、リーダコントローラは
検索モードに移行されたこととなる。
【0148】この検索モードにおいて、登録アドレスを
検索したい管理カードやユーザカードの現物を磁気カー
ドリーダに1回通す。磁気カードリーダに読み取られる
ことにより、ディスプレイ3bにそのカードに該当する
登録アドレスが表示され点滅する。
【0149】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については、<管理カードの初期登
録>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0150】次に、管理カードやユーザカードの登録、
抹消を行う管理カードから、電気錠や自動ドアの制御を
行う運用モードへの移行操作について説明する。
【0151】先ず、第1に簡単な方法は、管理モードの
中の各種モードにおいて、カードの登録、抹消を行った
あと、1分間操作を何も行わなければ、自動的に運用モ
ードへ移行される。
【0152】第2に、管理モードの中の各種モードにお
いて、カードの登録、抹消を行ったあと、アドレス設定
スイッチを操作して、アドレスを999に設定する。
【0153】次に登録済みの管理カードを磁気カードリ
ーダに2回通す。
【0154】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については、<管理カードの初期登
録>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0155】2回とも正確に読み取られると、ディスプ
レイ3bの表示が”000”と点滅を開始し、リーダコ
ントローラはウェイトモードへ移行する。
【0156】このウェイトモードの状態において、再度
アドレス設定スイッチを操作して、アドレスを999に
設定する。
【0157】次に、再度登録済みの管理カードを磁気カ
ードリーダに2回通す。
【0158】このとき、正確に読み取られた場合及びそ
うでない場合の動作については<管理カードの初期登録
>と同様であるため、これ以上の説明は省略する。
【0159】2回とも正確に読み取られると、ディスプ
レイ3bは消灯し、リーダコントローラは運用モードへ
移行する。
【0160】尚、この発明によるカード錠システムにお
いて、磁気カードリーダに読み取りエラーが生じたと
き、ディスプレー3bにエラーコードが表示されるもの
としたが、この読み取りエラーのような誤操作、或いは
機械側の誤動作は、他に、1回目と2回目のカードデー
タが異なる照合エラー、既に磁気記録信号が格納されて
いるアドレスを重複して指定するアドレスエラー、或い
は磁気カードリーダとリーダコントローラとの間に生じ
た通信エラー等がある。
【0161】これらのエラーに対応して、この発明によ
るカード錠システムは、例えば読み取りエラーの場合に
はカードを正しくリーダに通すように促す読み取りエラ
ーコード、照合エラーに対してはカードを確認して正し
くリーダに通すことを促す照合エラーコード、アドレス
を確認することを促すアドレスエラーコード、或いはア
ドレス、カードを再確認することを促す通信エラーコー
ドを夫々ディスプレーに表示する機能を有するエラーコ
ード表示手段を備えている。
【0162】次に、この発明のシステムをより判りやす
く説明するために、図2〜図8に示すフローチャートに
基いて説明する。これらのフローチャートは、この発明
によるカード錠システムに組込まれたマイクロコンピュ
ータのフローチャートで、図中P1〜P27はフローチ
ャートの各ステップを示す。
【0163】電源投入により、ステップでP1で自動的
にスタートする。
【0164】ステップP2で起動スイッチが押されたか
を検定し、結果がNOであれば運用モードとなり、結果
がYESであればステップP3に進む。
【0165】ステップP3でシステム内に管理カードの
登録があるか否かを検定し、結果がNOであればステッ
プP4へ進み管理カードの初期登録モードとなる。
【0166】ステップP4で磁気カードが2回磁気カー
ドリーダに通されたかを検定し、結果がYESであれば
そのカードを1種類目のカードとして登録し、結果がN
OであればステップP4へ戻る。
【0167】ステップP3で検定結果がYESであれば
ステップP5へ進み、モードコードの入力の有無を検定
し、結果がNOであればステップP5へ戻り、入力を待
つ。結果がYESであれば入力されたモードコードの値
により、ステップP6、P8、P10、P12、P1
4、P16、P18へ分岐する。
【0168】モードコードが990の場合はステップP
6に進み、更にステップP7において管理カードが2回
通されたかを検定する。結果がYESであれば管理カー
ド登録モードとなる。
【0169】この管理カード登録モードにおいては、前
記したように、又図3に示すように、ステップP28に
おいてアドレスが設定されたか否かを検定する。
【0170】アドレスが設定された場合には、ステップ
P29において管理カードとして登録したい未登録の磁
気カードが磁気カードリーダに2回通されたか否かを検
定する。
【0171】そして、未登録の磁気カードが磁気カード
リーダに2回通されると、ステップP30においてその
磁気カードが管理カードとして登録される。
【0172】モードコードが900の場合はステップP
8に進み、更にステップP9において管理カードが2回
通されたかを検定する。結果がYESであればユーザカ
ード登録モードとなる。
【0173】このユーザカード登録モードにおいては、
前記したように、又図4に示すように、ステップP31
においてアドレスが設定されたか否かを検定する。
【0174】アドレスが設定された場合には、ステップ
P32においてユーザカードとして登録したい未登録の
磁気カードが磁気カードリーダに2回通されたか否かを
検定する。
【0175】そして、未登録の磁気カードが磁気カード
リーダに2回通されると、ステップP33においてその
磁気カードがユーザカードとして登録される。
【0176】モードコードが980の場合はステップP
10に進み、更にステップP11において管理カードが
2回通されたかを検定する。結果がYESであれば管理
カード抹消モードとなる。
【0177】この管理カード抹消モードにおいては、前
記したように、又図5に示すように、ステップP34に
おいて抹消したい管理カードが登録されているアドレス
が設定されたか否かを検定し、結果がYESであればス
テップP35に進む。
【0178】ステップP35において1種類目の管理カ
ードが磁気カードリーダに2回通されたか否かが検定さ
れ、結果がYESであれば、ステップP36に進んでデ
ィスプレイ3bに表示されたアドレスが高速で点滅す
る。
【0179】次いで、ステップP37において2種類目
の管理カードが磁気カードリーダに2回通されたか否か
が検定され、結果がYESであればステップP38にお
いて管理カードが抹消される。
【0180】モードコードが910の場合はステップP
12に進み、更にステップP13において管理カードが
2回通されたかを検定する。結果がYESであればユー
ザカードアドレス抹消モードとなる。
【0181】このユーザカードアドレス抹消モードにお
いては、前記したように、又図6に示すように、ステッ
プP39において抹消したいユーザカードの登録アドレ
スが設定されたか否かを検定する。
【0182】結果がYESであれば、ステップP40に
おいて管理カードが磁気カードリーダに2回通されたか
否かを検定し、YESであればステップP41において
設定されたアドレスに蓄積されたユーザカードの磁気記
録信号が消去される。
【0183】モードコードが911の場合はステップP
14に進み、更にステップP15において管理カードが
2回通されたかを検定する。結果がYESであればユー
ザカード現物抹消モードとなる。
【0184】このユーザカード現物抹消モードにおいて
は、前記したように、又図7に示すように、ステップP
42において抹消したいユーザカードが2回通されたか
否かを検定する。
【0185】結果がYESであれば、ステップP43に
おいてそれまでにディスプレイに表示された抹消したい
ユーザカードのアドレスが高速点滅をして、3回目の読
み取りの為の次の操作を促す。
【0186】ステップP44において抹消しようとする
ユーザカードが更に1回通されたか否かが検定され、結
果がYESであればステップP45において呼出された
アドレスの蓄積内容が消去される。
【0187】上記したように、ユーザカードアドレス抹
消モードとユーザカード現物抹消モードとの相違は、抹
消しようとするユーザカードの磁気記録信号が蓄積され
ているアドレスを指定するため、前者ではアドレス設定
スイッチを操作するのに対し、後者では当該ユーザカー
ドを磁気カードリーダに通す点にある。
【0188】モードコードが930の場合はステップP
16に進み、更にステップP17において管理カードが
2回通されたかを検定する。結果がYESであれば検索
モードとなる。
【0189】この検索モードにおいては、前記したよう
に、又図8に示すように、ステップP46において登録
アドレスを検索したい管理カード、或いはユーザカード
が磁気カードリーダに通されたか否かが検定される。
【0190】結果がYESであれば、ステップP47に
おいて求めるアドレスがディスプレイに表示される。
【0191】モードコードが999の場合はステップP
18に進み、更にステップP19において管理カードが
2回通されたかを検定する。結果がYESであれば運用
モードとなる。
【0192】各管理モードにおいて、操作終了と同時
に、ステップP20〜P25において、1分間経過した
かを検定する。結果がYESであれば、運用モードとな
る。
【0193】ステップP20〜P25において、結果が
NOであれば、ステップP26において、モードコード
を999に設定したかを検定し、結果がYESであれ
ば、ステップP27に進む。
【0194】ステップP27において管理カードが2回
通されたかを検定し、結果がYESであれば、ステップ
P5に進み、モードコードの入力待機状態になる。
【0195】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、アドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリー
ダと、リーダコントローラを組合せ、アドレス設定スイ
ッチの操作により種々のモードコードや登録アドレスを
設定することにより、磁気カードの登録、抹消等と電気
錠や自動ドアの制御が非常に容易に行えるとともに、管
理カードの採用により、共通扉口の管理の強化が図られ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による共通扉口におけるカ
ード錠システムの構成を示すブロック図。
【図2】この発明による共通扉口におけるカード錠シス
テムを制御するマイクロコンピュータのフローチャー
ト。
【図3】管理カードの登録モードを制御するためのフロ
ーチャート。
【図4】ユーザカードの登録モードを制御するためのフ
ローチャート。
【図5】管理カードの抹消モードを制御するためのフロ
ーチャート。
【図6】ユーザカードのアドレス抹消モードを制御する
ためのフローチャート。
【図7】ユーザカードの現物抹消モードを制御するため
のフローチャート。
【図8】検索モードを制御するためのフローチャート。
【符号の説明】
1 磁気カードリーダ 2 スリット 3 アドレス設定スイッチ 3a 押しボタン 3b ディスプレイ 4 緑色の発光体(緑LED) 5 赤色の発光体(赤LED) 6 リーダコントローラ 7 起動スイッチ 8 電気錠の制御盤 9 自動ドア

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通扉口の室外側に設置され、磁気カー
    ドに記録された磁気記録信号を読み取る機能を有すると
    共に、管理モードの設定、及びカード登録アドレス設定
    のためのアドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリ
    ーダと、共通扉口の管理人の管理下にある室内に設置さ
    れ、アドレス設定スイッチにより設定された数が所定の
    数その1であった場合は、磁気カードリーダによって読
    み取られた登録済みの管理カードの磁気記録信号により
    管理カード登録モードに切換えられ、この管理カード登
    録モードにおいて、磁気カードリーダに読み取られた管
    理カードの磁気記録信号を指定されたアドレスに蓄積す
    る機能を有する管理カード登録手段を備えたリーダコン
    トローラとを有することを特徴とする共通扉口における
    カード錠システム。
  2. 【請求項2】 共通扉口の室外側に設置され、磁気カー
    ドに記録された磁気記録信号を読み取る機能を有すると
    共に、管理モードの設定、及びカード登録アドレス設定
    のためのアドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリ
    ーダと、共通扉口の管理人の管理下にある室内に設置さ
    れ、アドレス設定スイッチにより設定された数が所定の
    数その2であった場合は、磁気カードリーダによって読
    み取られた登録済みの管理カードの磁気記録信号により
    ユーザカード登録モードに切換えられ、このユーザカー
    ド登録モードにおいて、磁気カードリーダに読み取られ
    たユーザカードの磁気記録信号を指定されたアドレスに
    蓄積する機能を有するユーザカード登録手段を備えたリ
    ーダコントローラとを有することを特徴とする共通扉口
    におけるカード錠システム。
  3. 【請求項3】 共通扉口の室外側に設置され、磁気カー
    ドに記録された磁気記録信号を読み取る機能を有すると
    共に、管理モードの設定、及びカード登録アドレス設定
    のためのアドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリ
    ーダと、共通扉口の管理人の管理下にある室内に設置さ
    れ、アドレス設定スイッチにより設定された数が所定の
    数その3であった場合は、磁気カードリーダによって読
    み取られた登録済みの管理カードの磁気記録信号により
    管理カード抹消モードに切換えられ、この管理カード抹
    消モードにおいて、指定されたアドレスに蓄積された管
    理カードの磁気記録信号を消去する機能を有する管理カ
    ード抹消手段を備えたリーダコントローラとを有するこ
    とを特徴とする共通扉口におけるカード錠システム。
  4. 【請求項4】 共通扉口の室外側に設置され、磁気カー
    ドに記録された磁気記録信号を読み取る機能を有すると
    共に、管理モードの設定、及びカード登録アドレス設定
    のためのアドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリ
    ーダと、アドレス設定スイッチにより入力された数字や
    符号を表示するディスプレイと、共通扉口の管理人の管
    理下にある室内に設置され、アドレス設定スイッチによ
    り設定された数が所定の数その3であった場合は、磁気
    カードリーダによって読み取られた登録済みの管理カー
    ドの磁気記録信号により管理カード抹消モードに切換え
    られ、この管理カード抹消モードにおいて、指定された
    アドレスに蓄積された管理カードの磁気記録信号を消去
    する機能を有する管理カード抹消手段、及び、管理カー
    ドの抹消に先立ってディスプレイ上の表示を高速点滅さ
    せる高速点滅手段を備えたリーダコントローラとを有す
    ることを特徴とする共通扉口におけるカード錠システ
    ム。
  5. 【請求項5】 共通扉口の室外側に設置され、磁気カー
    ドに記録された磁気記録信号を読み取る機能を有すると
    共に、管理モードの設定、及びカード登録アドレス設定
    のためのアドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリ
    ーダと、共通扉口の管理人の管理下にある室内に設置さ
    れ、アドレス設定スイッチにより設定された数が所定の
    数その4であった場合は、磁気カードリーダによって読
    み取られた登録済み管理カードの磁気記録信号によりユ
    ーザカードアドレス抹消モードに切換えられ、このユー
    ザカードアドレス抹消モードにおいて、指定されたアド
    レスに蓄積されたユーザカードの磁気記録信号を消去す
    る機能を有するユーザカードアドレス抹消手段を備えた
    リーダコントローラとを有することを特徴とする共通扉
    口におけるカード錠システム。
  6. 【請求項6】 共通扉口の室外側に設置され、磁気カー
    ドに記録された磁気記録信号を読み取る機能を有すると
    共に、管理モードの設定、及びカード登録アドレス設定
    のためのアドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリ
    ーダと、共通扉口の管理人の管理下にある室内に設置さ
    れ、アドレス設定スイッチにより設定された数が所定の
    数その5であった場合は、磁気カードリーダによって読
    み取られた登録済みの管理カードの磁気記録信号により
    ユーザカード現物抹消モードに切換えられ、このユーザ
    カード現物抹消モードにおいて、磁気カードリーダに抹
    消しようとするユーザカードを通すことによりそのユー
    ザカードが登録されているアドレスを呼出し、再度同一
    のユーザカードを磁気カードリーダに通すことにより、
    当該アドレスの蓄積内容を消去する機能を有するユーザ
    カード現物抹消手段を備えたリーダコントローラとを有
    することを特徴とする共通扉口におけるカード錠システ
    ム。
  7. 【請求項7】 共通扉口の室外側に設置され、磁気カー
    ドに記録された磁気記録信号を読み取る機能を有すると
    共に、管理モードの設定、及びカード登録アドレス設定
    のためのアドレス設定スイッチを内蔵した磁気カードリ
    ーダと、アドレス設定スイッチにより入力された数字や
    符号を表示するディスプレイと、共通扉口の管理人の管
    理下にある室内に設置され、アドレス設定スイッチによ
    り設定された数が所定の数その6であった場合は、磁気
    カードリーダによって読み取られた登録済みの管理カー
    ドの磁気記録信号により検索モードに切換えられ、この
    検索モードにおいて、登録アドレスを検索したいカード
    の磁気記録信号を磁気カードリーダに読み取らせると、
    そのカードに該当する登録アドレスをディスプレイに表
    示する機能を有する検索手段を備えたリーダコントロー
    ラとを有することを特徴とする共通扉口におけるカード
    錠システム。
  8. 【請求項8】 磁気カードリーダにアドレス設定スイッ
    チにより入力された数字や符号を表示するディスプレイ
    を設け、誤操作、誤動作が生じたとき、その誤操作、誤
    動作の発生原因に応じて、予め設定された所定のエラー
    コードをディスプレイに表示するエラーコード表示手段
    を有することを特徴とする請求項1及至請求項3、請求
    項5及び請求項6の何れかに記載の共通扉口におけるカ
    ード錠システム。
  9. 【請求項9】 誤操作、誤動作が生じたとき、その誤操
    作、誤動作の発生原因に応じて、予め設定された所定の
    エラーコードをディスプレイに表示するエラーコード表
    示手段を有することを特徴とする請求項4又は請求項7
    に記載の共通扉口におけるカード錠システム。
JP25466994A 1994-09-22 1994-09-22 共通扉口におけるカード錠システム Expired - Fee Related JP3625221B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007315033A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Tokai Rika Co Ltd 建物用ドア錠制御装置
JP2008031694A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Miwa Lock Co Ltd 多機能型受信器
JP2008031693A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Miwa Lock Co Ltd 多機能型受信器

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