JPH0890999A - 部分蒸着転写箔 - Google Patents

部分蒸着転写箔

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JPH0890999A
JPH0890999A JP25017394A JP25017394A JPH0890999A JP H0890999 A JPH0890999 A JP H0890999A JP 25017394 A JP25017394 A JP 25017394A JP 25017394 A JP25017394 A JP 25017394A JP H0890999 A JPH0890999 A JP H0890999A
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JP
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vapor deposition
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transfer foil
self
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JP25017394A
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Seishi Ikemoto
精志 池本
Kazuhisa Kobayashi
和久 小林
Takashi Matano
剛史 俣野
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部分蒸着転写箔の製造時において、フィルム
の帯電性が少なく、電撃ショック、異物の付着、アルミ
ニウム蒸着後の加工時にスパークがない部分蒸着転写箔
Aを得る。 【構成】 基材フィルム1の一方の面に設ける転写層P
に、剥離層2、絵柄層3、自己架橋型帯電防止層4、部
分蒸着層5、プライマー層6、及び接着剤層7を順に積
層する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラスチック成形品、
金属加工品の化粧法に係わり、更に詳しくは、家電製
品、事務機、化粧品容器等の各種容器や表示板に部分的
なメタリック感をもつ表面装飾に用いる転写箔に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、部分蒸着転写箔は、基材フィルム
の一方の面に必要に応じて、絵柄を含む転写層の離形性
をよくするために離形層を設け、更に転写後に保護層と
なる剥離層、水に不溶性の絵柄層、金属光沢を不要とす
る部分に相当する水溶性の水洗用プライマー層を設け、
そして、その全面にアルミニウム蒸着を施した巻取りの
蒸着面を水洗して、水洗用プライマー層上にある蒸着層
を除去、乾燥して部分蒸着層を形成し、必要によっては
転写時の熱によって蒸着層の変形を防ぐプライマー層、
及び感熱性の接着剤を設けて構成されていた。
【0003】上記の方法における転写箔は、アルミニウ
ム蒸着後の、プライマー層、接着剤層を塗布する工程
で、部分蒸着層に静電気を帯び、空気が乾燥していると
きには電撃ショック、粉塵等の異物付着、場合によって
はスパークして、有機溶剤を含む加工用材料に引火して
火災、爆発の原因となる問題があった。静電気による問
題を防止するために、界面活性剤を添加した剥離層を形
成したり、加工機に静電除去装置を設けたり、圧胴のゴ
ム等の非導電性材料をカーボン等の添加により導電性に
したり、加工機の各部位にアースを設けたり、後工程の
プライマー層を水性の材料で塗布する等の試みがなされ
てきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
静電気に起因する問題を解決するために、剥離層に界面
活性剤を添加するものは、巻取りの部分蒸着を形成する
ときの水洗工程で該界面活性剤が流出し、剥離層に残っ
たものが再度表面に滲出するまでの時間を要すること
や、添加量が不足し効果が十分でなかったり、部分的に
析出した界面活性剤が存在すると、金属感のあるアルミ
ニウム蒸着が均一に行えないという問題点があった。ま
た、加工機に静電気除去装置を設けたり、アースを設け
るることは、除去した部位では除電は行えるが、フィル
ムの走行中に摩擦部があると再帯電し、且つ設置部の作
業性を阻害するという問題点があった。後工程のプライ
マー層を水溶性のものにすることは、スパークによる火
災防止には効果があるが、使用できる材料に制限があ
り、部分蒸着転写箔の品質を必ずしも満足することがで
きず、また乾燥に必要な設備が大きくなるという問題点
があった。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めに行われたものであって、金属感のあるアルミニウム
蒸着を形成できるとともに、金属光沢を不要とする部分
に相当する水洗用プライマー層を洗浄後のフィルムに帯
電性が小さく、部分蒸着層を形成した後の加工において
上記のように静電気の影響がない部分蒸着転写箔を提供
することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の部分蒸着転写箔においては、基材フィルム
の一方の面に、転写層として剥離層、絵柄層、自己架橋
型帯電防止層、部分蒸着層、プライマー層及び接着剤層
を順に積層したものである。
【0007】本発明の部分蒸着転写箔Aは、図2に示す
とおりの、基材フィルム1の一方の面に、転写層Pとし
て剥離層2、絵柄層3、自己架橋型帯電防止層4、部分
蒸着層5、プライマー層6及び接着剤層7を順に積層し
て構成したものである。
【0008】本発明の部分蒸着転写箔を形成する基材フ
ィルムは、通常の熱可塑性樹脂よりなるフィルムを単層
あるいは積層して使用する。そしてフィルムは、剥離
層、又は絵柄層との間で転写時に剥離できるものであ
る。また、基材フィルムは、離形性、又は剥離性の機能
をもつ層、例えばアクリルアミン、アミノアルキッド、
シリコーン、ワックス等の離形性をもつ樹脂層を設けれ
ば、殆んどのフィルムを使用できる。例えば、6ナイロ
ン、66ナイロン等のポリアミド、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等のポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリ
ビニルアルコール等のビニル系樹脂、エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、
エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸
エステル共重合体等のポリオレフィン系共重合体、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート
等のポリエステル、ポリメタアクリル酸メチル、ポリア
クリル酸メチル、ポリメタアクリル酸エチル等のアクリ
ル樹脂の他に、ポリスチレン、アクリロニトリル・ブタ
ジエン・スチレン共重合体(ABS)、ポリカーボネー
ト、セルローストリアセテ−ト、セロファン等の、単層
又は積層フィルム、アミノアルキッド等のコーティング
紙等が使用できる。
【0009】本発明の部分蒸着転写箔に形成する剥離層
は、熱可塑性樹脂や繊維素誘導体等の溶剤可溶型樹脂を
主成分とするもの、熱硬化型、2液硬化反応型、電離性
放射線硬化型樹脂等による反応硬化型樹脂によるものが
ある。
【0010】溶剤可溶型樹脂を主成分とする剥離層は、
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体、ポリビニールブチラ
ール、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、エチルセルロ
ース、酢酪酸セルロース、ニトロセルロースを主成分と
するものがある。
【0011】また、反応硬化型樹脂による剥離層は、二
液反応型樹脂であるポリエステル・イソシアネート、ポ
リエーテル・イソシアネート、アクリル・アミノ樹脂、
アミノアルキッド、ケイ素樹脂系等からなる樹脂ワニス
から形成するものと、100%樹脂組成物よりなる電離
性放射線硬化型樹脂によるものとがある。反応硬化型樹
脂による剥離層は、アルミニウム蒸着の工程で蒸着時の
熱で変形することがないため、均一の金属光沢を形成す
ることができ、また、部分蒸着転写箔から非転写基材に
熱転写するときに溶融して流動することに伴うアルミニ
ウム蒸着層を変形や、光沢の変化がない好適なものであ
る。剥離層に使用するワニスは、転写後絵柄層の保護層
となるものであるから、耐摩擦性をもたせるため、通常
の滑剤であるワックス、脂肪酸アミド等を添加すること
もできる。
【0012】剥離層の形成は、絵柄層を印刷するときに
同一工程でも行えるが、反応硬化型のものを使用すると
きは、材料に応じた硬化部をもつ専用のコータを使用す
ることが好ましい。また、特に塗布量を多く必要とする
ときは、リバースコート等の方法で設けることもでき
る。
【0013】本発明の部分蒸着転写箔の印刷は、ラッカ
ータイプの溶剤蒸発乾燥型の印刷インキや、二液反応型
インキを使用できる公知のグラビア印刷、シルクスクリ
ーン印刷等が、非吸収性のフィルムに印刷を行う本発明
には有利な方法である。絵柄層の上にメタリック調を形
成するためには、透明な色料を用いた本質的には絵柄層
と同質の展色料よりなるインキが使用できる。
【0014】また、本発明の部分蒸着転写箔は、絵柄層
の上に帯電防止性をもつ自己架橋型ポリマー又は、二液
硬化型樹脂よりなるワニスを使用する。例えば、帯電防
止性があり、2つ以上の官能基をもつイソシアネート化
合物と反応する官能基をもつ界面活性剤と、イソシアネ
ート化合物との混合物がある。上記の他に、シランカッ
プリング剤で硬化反応をする官能基をもつ界面活性剤
や、帯電防止性をもつ樹脂を主とする電離性放射線硬化
型樹脂でもよい。そして、該界面活性剤は、アニオン
系、カチオン系、及びノニオン系のものから単独、又は
組合わせて使用することができる。自己架橋型帯電防止
層は、絵柄層を印刷するときに、同一工程で全面に塗布
量を1〜2g/m2 (固形分換算)で設ける。乾燥条件
は、80℃10秒以上でタックフリーの皮膜を形成し、
150℃60秒、あるいは25℃以上で72時間以上で
完全に硬化を完了することができる。その他、それぞ
れの樹脂に適合した反応条件で硬化させるものである。
【0015】更に、自己架橋型帯電防止層の金属光沢を
必要としない部分に水溶性の水洗用プライマー層を上記
の絵柄層、及び自己架橋型帯電防止層を設けると同一工
程で印刷して形成する。このようにして、基材フィルム
上に設けた剥離層、絵柄層、自己架橋型帯電防止層、及
び水洗用プライマー層を必要によっては、100〜16
0℃で20〜60秒の硬化工程行う。水洗用プライマー
層は、アルミニウム蒸着後、該アルミニウム蒸着層とと
もに水洗除去して部分蒸着を形成するものである。そし
て、その材料は、ポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、ポリビニルエーテル、ポリアクリル酸ソー
ダ、メチルセルロース、デンプン等の水溶性材料から適
宜に選択し、更にマイクロシリカ、沈降性硫酸バリウム
等の無機微粒子等を添加して構成する。
【0016】上記の硬化工程を終えたフィルムを通常の
巻取りで加工できる真空蒸着法により、上記のパターン
状の水洗用プライマー層を含む自己架橋型帯電防止層に
アルミニウム蒸着を50〜500Åの厚さで全面に設け
る。
【0017】更に、アルミニウム蒸着層を設けたフィル
ムを、水、又は温湯中に浸漬あるいはシャワー洗浄を施
して上記の水洗用プライマー層を溶解して該プライマー
層に形成されていたアルミニウム蒸着層も同時に剥離除
去する。これによって、アルミニウム蒸着層が除去され
ない部分が任意の色と絵柄層で着色したメタリック調の
部分蒸着層をもつ絵柄層を形成することができる。
【0018】次いで、接着剤層と部分蒸着層、及び自己
架橋型帯電防止層との接着を安定化するプライマー層を
設ける。該プライマー層は、部分蒸着転写を被転写基材
に熱転写する感熱性の接着剤層の変形にともなって部分
アルミニウム蒸着層が変形したり光沢を損なうことを防
止する作用も併せもつものである。該プライマー層は、
ポリエーテルポリオール又は、ポリエステルポリオール
とその架橋剤であるポリイソシアネートとよりなる反応
型のワニス、ウレタン、アミノアルキッドや、酸、ポリ
イソシアネート又はアミン硬化のエポキシ樹脂等のなか
から適宜選択して用いる。
【0019】本発明の転写シートに用いる接着剤層は、
成形品等の被転写体に、絵柄を熱接着するために設ける
ものである。その材質は、被転写体の材質との関係によ
って決定され、従来より、熱転写シートに使用されてい
る材料と同種のものより形成できる。例えば、アクリル
樹脂、ポリエチレン・酢酸ビニル共重合体、ウレタン樹
脂、ポリビニールブチラール、天然ゴム、合成ゴムを主
成分とする樹脂ワニスがある。そして、その塗布は、プ
ライマー層の塗布と同一工程で通常のグラビア輪転印刷
機やコーターで行うことができる。また、特に塗布量を
多く必要とするときは、リバースコート等の方法で設け
ることもできる。
【0020】
【作用】上述の構成からなる本発明の部分蒸着転写箔
は、自己架橋型帯電防止層をアルミニウム蒸着層とを積
層し構成されるいるため、部分蒸着後の巻取りを加工す
るときに発生する静電気を帯電しないように働き、該加
工時にもスパークを発生することもないため、用途に適
したプライマー層、接着剤層を水性のもののみならず、
有機容剤に溶解したワニスも自由に選択して使用するこ
とができる。そして、加工機にアースや帯電防止設備を
付加する必要がないものである。自己架橋型帯電防止層
は、蒸着層のプライマーとしての作用をもち、蒸着層の
接着と光沢の安定に効果を奏し、部分蒸着転写箔を転写
するときに発生するくもりを防ぐこともできる。また、
高分子化された自己架橋型帯電防止層は、帯電防止剤を
析出して消耗することもなく被転写基材に設けた転写層
の帯電防止作用は持続性をもつものである。
【0021】
【実施例】実施例について図面を参照にして説明する。
【0022】〔実施例 1〕図1の基材フィルム1とな
るポリエステルフィルム25μm(東レ(株)製ルミラ
ーTー60)に、次の材料よりなる剥離層2を1g/m
2 (固形分、本明細書の塗布量に関する記載は以後固形
分とする。)、絵柄層3、自己架橋型帯電防止層4を1
g/m2 及びパターン状の水洗用プライマー層Wを2μ
mグラビア輪転印刷機で一工程で設け、15〜30℃の
常温で72時間以上のエージングを行い自己架橋型帯電
防止層4の硬化を完了させた。更に、上記の硬化工程を
終えたフィルムを通常の巻取りで加工できる真空蒸着法
により、上記のパターン状の水洗用プライマー層Wを含
む自己帯電防止層4にアルミニウム蒸着5Mを50〜5
00Åの厚さで全面に設け、図1に示す全面蒸着フィル
ムMを形成した。 ・剥離層 昭和インク工業所製 アクリル 46ー7 ・絵柄層 昭和インク工業所製 アクリル GG ・自己架橋型帯電防止層 日本純薬(株)製 ジュリマーSP ・水洗用プライマー層W 昭和インク工業所製 水洗用プライマーW
【0023】更に、アルミニウム蒸着層を設けた全面蒸
着フィルムMを30℃の温湯中に20秒間浸漬後、シャ
ワー洗浄を施して上記の水溶性プライマー層Wを溶解し
て該プライマー層に形成されていたアルミニウム蒸着層
とを同時に剥離除去する。これによって、アルミニウム
蒸着層が除去されない部分が任意の色と絵柄層で着色し
たメタリック調の図2に示す部分蒸着層5を形成した。
次いで、次の材料でプライマー層6及び接着剤層7をグ
ラビア輪転印刷機で同一工程で設け、本発明の転写層P
を設けた図2に示す部分蒸着転写箔Aを構成した。 ・プライマー層 昭和インク工業所製 エポキシウレタン 47ー8 ・接着剤層 昭和インク工業所製 アクリル ADー7
【0024】〔比較例 1〕実施例1から、図1及び図
2に示す自己架橋型帯電防止層4を除いた転写層Pnを
もつ図3に示す部分蒸着転写箔Anを構成した。
【0025】〔比較例 2〕実施例1から、自己架橋型
帯電防止層4を除いた転写層Pnをもつ比較例1の部分
蒸着転写箔Anの転写層を設けない面に帯電防止剤とし
て界面活性剤(花王(株)製:レオドールSP)を0.
1g/m2 塗布した、図示はしないが部分蒸着転写箔A
nを構成した。
【0026】上記の実施例及び比較例の部分蒸着転写箔
A及びAnを用いて、被転写基材10として、図4に示
すアクリル・スチレン板(旭化成工業(株)製 76
7)に、ロール転写機で200℃、10K/cm、2m
/min.の条件で転写した、転写層P及びPnの物性
を測定した結果を表1に示す。
【0027】
【表1】 部分蒸着転写箔より転写した転写層の物性 但し、 表面抵抗値: 表面抵抗計 HIRESTA IP M
CP−HT250(三菱油化(株)製)で500Wで測
定した。 灰の付着性: 資料を綿布に500g/m2 の荷重で1
0回(10cm/s)摩擦した直後に、煙草の灰皿上5
cmにかざして灰の付着状態を評価した。 判定基準 ○: 1/5以下の面積に灰が残る。 △: 1/5〜1/3の面積に灰が残る。 ×: 1/3以上の以上の面積に灰が残る。
【0028】
【発明の効果】上述の構成からなる本発明の部分蒸着転
写箔は、自己架橋型帯電防止層をアルミニウム蒸着層と
を積層し構成されるいるため、部分蒸着後の巻取りを加
工するときに発生する静電気の帯電量も少なく、後加工
時にもスパークを発生することもないため、プライマー
層、接着剤層は水性のもののみならず、有機容剤に溶解
したワニスも自由に選択できるため、高品質ものを構成
することができる。そして、加工機にアースや帯電防止
設備を付加する必要がなく、設備コスト逓減の効果があ
る。自己架橋型帯電防止層は、蒸着層のプライマーとし
ての作用をもち、蒸着層の接着と光沢の安定に効果を奏
し、部分蒸着転写箔を転写するときにに発生するくもり
を防ぐものである。また、高分子化された自己架橋型帯
電防止層は、帯電防止剤を析出して消耗することもな
く、耐水性、耐候性テスト後も被転写基材に設けた転写
層の帯電防止効果は持続性をもつものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】全面蒸着を設けた部分蒸着転写箔の製造時にお
ける中間加工製品の断面概略図である。
【図2】転写層を形成した部分蒸着転写箔の断面概略図
である。
【図3】自己架橋型帯電防止層を除いた、比較例の部分
蒸着転写箔の断面概略図である。
【図4】被転写基材に転写層設けた状態を示す断面概略
図である。
【符号の説明】
1 基材フィルム 2 剥離層 3 絵柄層 4 自己架橋型帯電防止層 5 部分蒸着層 5M アルミニウム蒸着層 6 プライマー層 7 接着剤層 10 被転写基材 A 部分蒸着転写箔 An 自己架橋型帯電防止層を含まぬ部分蒸着転写箔 M 全面蒸着フィルム P 転写層 Pn 自己架橋型帯電防止層を含まぬ転写層 W 水洗用プライマー層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材フィルムの一方の面に、転写層とし
    て剥離層、絵柄層、自己架橋型帯電防止層、部分蒸着
    層、プライマー層及び接着剤層を順に積層したことを特
    徴とする部分蒸着転写箔。
JP25017394A 1994-09-20 1994-09-20 部分蒸着転写箔 Withdrawn JPH0890999A (ja)

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Effective date: 20011120