JPH088823Y2 - サーマルプリンタ - Google Patents

サーマルプリンタ

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JPH088823Y2
JPH088823Y2 JP4126189U JP4126189U JPH088823Y2 JP H088823 Y2 JPH088823 Y2 JP H088823Y2 JP 4126189 U JP4126189 U JP 4126189U JP 4126189 U JP4126189 U JP 4126189U JP H088823 Y2 JPH088823 Y2 JP H088823Y2
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JP
Japan
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platen
thermal head
support
shaft
lever
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP4126189U
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JPH02133359U (ja
Inventor
昭 縫田
勝彦 川口
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Tec Corp
Original Assignee
Tec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tec Corp filed Critical Tec Corp
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Priority to EP19900302043 priority patent/EP0386919A3/en
Priority to US07/487,447 priority patent/US5063395A/en
Priority to KR1019900002923A priority patent/KR920008591B1/ko
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、サーマルプリンタに関する。
従来の技術 まず、第5図に実開昭58−86360号公報に記載された
考案を示す。これは、プラテン50が保持されたフレーム
51に、可動体52を支軸53により上下回動自在に取り付け
るとともに、この可動体52をロックするロックレバー54
を回動自在に取り付け、可動体52にサーマルヘッド55を
保持する板ばね56の一端を固定した構造のサーマルプリ
ンタである。
このサーマルプリンタにおいては、板ばね56によりサ
ーマルヘッド55をプラテン50上の用紙57に弾発的に接触
させて印字し、また、ロックレバー54を時計方向に回動
し、可動体52をサーマルヘッド55とともに上方に退避さ
せることにより、プラテン50とサーマルヘッド55との間
に用紙57をセットする。
考案が解決しようとする課題 サーマルヘッド55の発熱素子に電圧を供給するには、
発熱素子の数が多いので接続線の本数も多くなる。ま
た、回動する可動体52にサーマルヘッド55が保持されて
いるため、接続線の振れを防止するためにも特別な保持
具が必要である。さらに、サーマルヘッド55の熱を下げ
るためには放熱板を必要とする。さらに、第5図では可
動体52がヘッドカバーの役割を果たしているが火傷等の
危険防止のためサーマルヘッド55を覆う必要がある。し
たがって、構造が複雑化する。さらに、用紙をプラテン
50とサーマルヘッド55との間にセットする場合、ロック
レバー54を外してから可動体52を上方へ回動させなけれ
ばプラテン50とサーマルヘッド55との間に隙間を開ける
ことができない。
課題を解決するための手段 サーマルヘツドを固定したフレームに支軸を回転自在
に設け、それぞれ前記サーマルヘッド側に開口されてプ
ラテンの軸部の外周に係合する凹部を有する左右一対の
支持レバーを前記支軸に回動自在に嵌合し、前記支持レ
バーを前記サーマルヘッド側に付勢する第一の付勢手段
を設け、それぞれ前記凹部の反対側で前記プラテンの軸
部の外周に対向するフックとこのフックの反対側で前記
プラテンの軸部の外周に対向する対向部とを有する左右
一対のリリースレバーを前記支軸の両端に固定し、前記
支持レバーの付勢方向と逆方向に前記リリースレバーを
付勢する第二の付勢手段を設けた。
作用 固定状態のフレームにサーマルヘッドを固定すること
により、サーマルヘッドへの接続線の処理を容易にする
ことができる。また、プラテンはその両端の軸部が左右
の支持レバーの凹部により支持されるが、第一の付勢手
段で付勢された支持レバーによりプラテンをサーマルヘ
ッドに圧接する。さらに、第二の付勢手段で付勢された
リリースレバーのフックにより支持レバーの凹部からの
プラテンの脱落を防止し、さらに、リリースレバーを回
動させそのフックをプラテンの軸部から退避させた時に
その対向部でプラテンの軸部を凹部から外してサーマル
ヘッドから離反させることができる。
実施例 本考案の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。第4図は分解斜視図で、図中、1は固定的に配
置されたフレームで、このフレーム1には横長のサーマ
ルヘッド2が螺子3により固定されている。また、フレ
ーム1の両側に形成された孔4には支軸5が回動自在に
嵌合されている。さらに、フレーム1の右側にはモータ
6が固定されている。そして、支軸5の両端には左右一
対の支持レバー7,8が回動自在に嵌合されているととも
に、左右一対のリリースレバー9,10が固定されている。
これらのリリースレバー9,10と支軸5とは互いに異型軸
と異型孔との関係で嵌合されている。前記支持レバー7,
8はプラテン11の両端の軸部に軸受14を介して係合する
凹部12を有し、第一の付勢手段であるスプリング13の両
端を支持レバー7,8と前記フレーム1とに止着すること
により、支持レバー7,8は前記プラテン11とともに前記
サーマルヘッド2側に付勢されている。前記凹部12はV
字形の形状をもって形成されて前記サーマルヘッド2側
に開口されている。さらに、左右の前記リリースレバー
9,10には、前記凹部12に対向して前記プラテン11の軸部
の両端に形成された小径部15の上部外周に所定の隙間を
開けて対向するフック16と、このフック16の反対側で前
記軸受14に対向する対向部17とが形成され、右側のリリ
ースレバー10には把手18が形成されている。19は前記モ
ータ6に直結された駆動ギヤで、この駆動ギヤ19に噛合
されたプラテンギヤ20が前記プラテン11の軸部の一端に
固定的に嵌合されている。なお、プラテン11の軸受14は
カバー21に保持されている。このカバー21はプリンタの
筐体(図示せず)の上部開口面に開閉自在に保持されて
いるものである。また、支軸5はフレーム1の側面に保
持されたストッパ22により軸方向の動きが阻止されてい
る。
第1図は、前記支持レバー7,8と前記リリースレバー
9,10との組立構造を示す側面図で、説明上、フレーム1
の右端の壁面が省略されている。また、前記リリースレ
バー9,10は第二の付勢手段であるスプリング23により前
記支持レバー7,8の付勢方向とは反対側の時計方向に付
勢されている。
このような構成において、第1図に示すように、支持
レバー7,8はスプリング13により支軸5を中心に反時計
方向に付勢されているため、これらの支持レバー7,8の
凹部12に軸受14を介して保持されたプラテン11はサーマ
ルヘッド2に弾発的に接触される。また、凹部12はV字
形であるためプラテン11の軸心の位置が定位置に維持さ
れる。
サーマルヘッド2とプラテン11との間に用紙をセット
する時は、右側のリリースレバー10の把手18を反時計方
向に押圧する。この動作により、第2図に示すように、
左右のリリースレバー9,10は、支軸5の軸心を中心とし
てその支軸5とともに反時計方向に一体的に回動するた
め、フック16が軸受14の側方に退避し、対向部17が軸受
14を押し上げる。リリースレバー10から手を離すと、第
3図に示すように、リリースレバー9,10が支軸5ととも
にスプリング23の力で時計方向に回動する。このよう
に、一方のリリースレバー10を一回押圧するだけで、プ
ラテン11の両端を解放するとともにプラテン11をサーマ
ルヘッド2から離反させることができる。これにより、
用紙をセツトする時の操作性を向上させることができ
る。
用紙をセツトする時は、第3図の状態でカバー21を開
放する。用紙セツト後はカバー21を閉止することによ
り、プラテン11の軸受14がリリースレバー9,10と支持レ
バー7,8とを両側に押し除けながら下降し凹部12に弾発
的に係合する。すなわち、第1図に示す通常の使用状態
に戻る。
さらに、サーマルヘッド2は放熱面積を大きくするこ
とができるフレーム1に保持されているため放熱作用を
促進することができ、別個に放熱板を用いる必要もな
く、さらに、サーマルヘッド2を覆うヘッドカバーの必
要性もなく、しかも、サーマルヘッド2は固定されたフ
レーム1に固定されているため、電圧供給のための接続
線が振れることがなく、接続線の固定構造を簡略化する
ことができ、さらに、支持レバー7,8とリリースレバー
9,10とを一本の支軸5により保持することができ、これ
により、構造を簡略化することができる。
なお、プラテン11の軸部を直接支持レバー7,8の凹部12
により係合させてもよい。また、対向部17でプラテン11
の軸部を直接押し上げるようにしてもよい。さらに、フ
ック16を軸受14に係合させてもよい。
考案の効果 本考案は上述のように構成したので、固定状態のフレ
ームにサーマルヘッドを固定することにより、サーマル
ヘッドへの接続線の処理を容易にすることができ、ま
た、プラテンはその両端の軸部が左右の支持レバーの凹
部により位置決めされて支持されるが、第一の付勢手段
で付勢された支持レバーによりプラテンをサーマルヘッ
ドに圧接することができ、さらに、リリースレバーを回
動させた時にプラテンの軸部からフックを退避させると
ともに対向部でプラテンの軸部を凹部から外すことがで
き、したがって、一方のリリースレバーを一回押圧する
だけで、プラテンの両端を解放するとともにプラテンを
サーマルヘッドから離反させることができ、これによ
り、操作性を向上させることができ、さらに、サーマル
ヘッドは放熱面積を大きくすることができるフレームに
保持されているため放熱作用を促進することができ、別
個に放熱板を用いる必要もなく、さらに、サーマルヘッ
ドを覆うヘッドカバーの必要性もなく、しかも、サーマ
ルヘッドは固定されたフレームに固定されているため、
電圧供給のための接続線が振れることがなく、接続線の
固定構造を簡略化することができ、さらに、支持レバー
とリリースレバーとを一本の支軸により保持することが
でき、これにより、構造を簡略化することができる等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は通常の使用状態を示す側面図、第2図はリリー
スレバーと支持レバーレバーとを回動した状態を示す側
面図、第3図はリリースレバーと支持レバーとを復帰さ
せた状態を示す側面図、第4図は分解斜視図、第5図は
従来例を示す側面図である。 1……フレーム、2……サーマルヘッド、5……支軸、
7,8……支持レバー、9,10……リリースレバー、11……
プラテン、12……凹部、13……第一の付勢手段、16……
フック、17……対向部、23……第二の付勢手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに固定されたサーマルヘツドと、
    前記フレームに回転自在に保持された支軸と、前記サー
    マルヘッド側に開口されてプラテンの軸部の外周に係合
    する凹部を有して前記支軸に回動自在に嵌合された左右
    一対の支持レバーと、前記支持レバーを前記サーマルヘ
    ッド側に付勢する第一の付勢手段と、前記凹部の反対側
    で前記プラテンの軸部の外周に対向するフックとこのフ
    ックの反対側で前記プラテンの軸部の外周に対向する対
    向部とを有して前記支軸の両端に固定された左右一対の
    リリースレバーと、前記支持レバーの付勢方向と逆方向
    に前記リリースレバーを付勢する第二の付勢手段とより
    なることを特徴とするサーマルプリンタ。
JP4126189U 1989-03-06 1989-04-07 サーマルプリンタ Expired - Lifetime JPH088823Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4126189U JPH088823Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 サーマルプリンタ
EP19900302043 EP0386919A3 (en) 1989-03-06 1990-02-27 Thermal printer
US07/487,447 US5063395A (en) 1989-03-06 1990-03-02 Thermal printer having a platen which can be pressed against a thermal head
KR1019900002923A KR920008591B1 (ko) 1989-03-06 1990-03-06 써어멀 프린터

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4126189U JPH088823Y2 (ja) 1989-04-07 1989-04-07 サーマルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02133359U JPH02133359U (ja) 1990-11-06
JPH088823Y2 true JPH088823Y2 (ja) 1996-03-13

Family

ID=31551778

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4126189U Expired - Lifetime JPH088823Y2 (ja) 1989-03-06 1989-04-07 サーマルプリンタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008100381A (ja) * 2006-10-17 2008-05-01 Seiko Instruments Inc サーマルプリンタ

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JPH02133359U (ja) 1990-11-06

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