JPH08876A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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Publication number
JPH08876A
JPH08876A JP6158226A JP15822694A JPH08876A JP H08876 A JPH08876 A JP H08876A JP 6158226 A JP6158226 A JP 6158226A JP 15822694 A JP15822694 A JP 15822694A JP H08876 A JPH08876 A JP H08876A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary drum
drum
amplitude
dehydration
washing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6158226A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Iwata
正雄 岩田
Giichi Baba
義一 馬場
Shigetaka Hattori
重隆 服部
Koichi Tanaka
浩一 田中
Kenji Nakagawa
謙治 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP6158226A priority Critical patent/JPH08876A/ja
Publication of JPH08876A publication Critical patent/JPH08876A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドラム式洗濯機において、回転ドラム内の洗
濯物の偏在を起因とする外槽の振動度合いに基づき、脱
水時の回転ドラムの速度制御を行ない、洗濯時間の短縮
と振動軽減を図る。 【構成】 洗濯、すすぎを終え(処理31,32)、脱
水に移行する当初に実施する布ほぐしのための低速回転
時に(処理34)、振動検知装置20,20で検出する
外槽3の振幅が規定値より小ならば(判断35)、回転
ドラム8を高速回転させて脱水行程を速やかに終了させ
る(処理38)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外槽内に同心的に設け
た横向きのドラムが、回転して中の衣類の洗濯、すす
ぎ、脱水が行なわれるドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の吊りバネで機枠内に弾性的
に支持した外槽内に、周面に多数の脱水孔を備えた回転
ドラムが回転自在に設けられ、洗濯時に外槽内の適量に
貯めた洗濯水に下部が浸っている前記回転ドラムが、モ
ータにより回転または反復回転されて洗濯が行なわれ、
次に同様の回転動作を受けてすすぎがなされ、最後に回
転ドラムを洗濯時より高速回転させて脱水を行なうドラ
ム式洗濯機が、例えば実開昭62−115885号公報
等に開示する如く知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで該ドラム式洗濯
機にあっては、その運転時回転ドラムの回転に伴い、振
動が外槽、吊りバネ等を介して機枠に伝わり、時には機
枠が上下左右方向に大きく振動し、それによって騒音が
発生するという問題があった。
【0004】特に、この現象は回転ドラムが高速回転す
る脱水時に大きく現われると共に、回転ドラム内の洗濯
物の偏った分布が大きく影響する。即ち、洗濯物の回転
ドラム内の分布状況によって定まる偏心度合いの強弱
が、外槽の振幅の大小となり、機枠に伝わる振動の大き
さ及び生じる騒音の度合いを大きく左右する要因になっ
ている。
【0005】そこで一般に、洗濯、すすぎを終え、次の
回転ドラムが高速回転する脱水行程の初期時には、振
動、騒音の原因となる洗濯物の片寄りを無くすために、
それ以前と同様の低速回転を一時的にさせて、布ほぐし
をさせる行程が入るように回転ドラムを制御し、その後
本格的に高速回転をさせて脱水行程を行なうというよう
な制御方式としていた。
【0006】しかし、このようなすすぎの後に布ほぐし
のための回転ドラムの低速回転が入る制御形態である
と、布の偏在がなく洗濯、すすぎが終了したような状況
でも布ほぐし行程が入ることとなり、洗濯を終了するの
にかかる総時間が長くなるという不具合がある。また布
ほぐし行程を行なったからと言って、必ずしも布の偏在
が完全に解消するとも限らず、回転ドラムが回転するこ
とで洗濯物の分布状況は変化し、自然に偏心が軽減され
る場合もある。
【0007】従って、洗濯時の騒音を総体的に少なくす
るという観点からすると、布ほぐし行程が入ることが絶
対的に得策とも言えず、必要時に布ほぐしが入ることが
望ましいものとなる。
【0008】そこで本発明では、振動する外槽の振幅を
検知する振幅検知装置を設け、振幅検知装置が作動しな
い規定値以下の外槽振動の場合は布ほぐし行程を省略し
て、最初から回転ドラムを高速回転させる脱水行程を実
行するように回転制御して、洗濯時間の短縮と脱水時の
振動軽減を図ることのできるドラム式洗濯機を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、機枠内に弾性
的に支持された横置き式の外槽と、この外槽内に回転自
在に設けられ、周面に多数の脱水孔が形成された回転ド
ラムと、この回転ドラムへの給排水装置とを具備し、洗
い、すすぎ、脱水等の一連の洗濯動作が前記回転ドラム
内で行なわれるドラム式洗濯機において、前記外槽の近
傍に配置され、該外槽の振幅を検知する振幅検知装置
と、脱水行程当初の布ほぐし行程のために行なわれる前
記回転ドラムの低速回転の際に、前記振幅検知装置にて
検出される振動が所定の規定値より小さい場合に、前記
回転ドラムを前記低速回転を省略して高速回転へ移行さ
せるように制御する制御手段とを備えてなるものであ
る。
【0010】
【作用】洗濯、すすぎを終え、脱水行程に入り、布ほぐ
しのために回転ドラムが最初低速運転をする。その時の
外槽の振動が、規定値より大か小かが振幅検知器で検出
されるようになっている。このため規定値以下ならば偏
心度合いが少ない状態と判断されて、一気に回転ドラム
を脱水のための高速回転とさせるので、洗濯時間が短縮
する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】1はドラム式洗濯機2の機枠、3は円筒形
をした外槽で、その上部に設けた支枠4に下端を止着し
た複数個の吊りバネ5で機枠1内に横向きとされて懸架
されていると共に、下部を防振装置6,6により支持さ
れている。7は吊りバネ5の支持部材を示す。8はこの
外槽3内に、同じく横向きとされて回転自在に設けられ
た回転ドラムで、その周面には多数の脱水孔9が形成さ
れていると共に、内面にはこの回転ドラム7内に入れら
れた洗濯物を、持ち上げ、叩き落すための突起であるバ
ッフル10が複数個等間隔に設けられている。前記回転
ドラム8は、その前面の衣類投入口と反対側の端壁中央
を回転軸で片支持されている。11は回転ドラム8を回
転させる駆動モータで、そのモータ軸に取り付けた小プ
ーリ12と、前記回転ドラム8側の回転軸に設けた大プ
ーリとの間に架けたベルト13を介して、回転動力が伝
達される。
【0013】機枠1の上部には、洗濯、すすぎ時に外槽
3内に給水をするため給水装置14が設けられており、
バルブ15が開かれると給水ホース16a,16bを介
して給水される。また外槽3の下部には排水装置17が
設けられ、洗濯、すすぎ、脱水を終えた後に外槽3内の
水が排水ホース18により外部へ排出される。また1
9,19は脚部である。
【0014】ところで、ドラム式洗濯機2が運転されて
回転ドラム8が回転すると、該ドラム8を内挿している
外槽3が振動する。そして外槽3の振動を検知し、その
振幅が規定値を超えて振動する状況であると検出動作す
る振幅検知装置20,20を、外槽3の近辺に相対向し
て配置している。振幅検知装置20,20はマイクロス
イッチ等が利用でき、その検知片21,21は、例えば
外槽3が規定値とする振幅5mm以上で振動する時に、
外槽3側に設けた作動突起22,22と当接するような
寸法距離分だけ離されている。従って距離が5mm以下
の時は、検知片21,21は外槽3と当らず、振幅検知
装置20,20は非作動である。
【0015】上記構成のドラム式洗濯機2で、洗濯時に
は給水装置14により外槽3内に水が適当の高さ位置ま
で給水されて溜る。また洗剤も適当量投入されること
で、回転ドラム8に入れられた洗濯物は洗浄水に浸され
る。
【0016】この後、回転ドラム8は低速度制御される
駆動モータ11により低速回転され、洗濯物がバッフル
10により上方に持ち上げられながらの落下を繰り返し
て洗濯が行なわれる。
【0017】洗濯行程が終わり、排水の後、給水しなが
ら同様に回転ドラム8が低速回転してすすぎが行なわれ
る。
【0018】すすぎが終わると、駆動モータ11は高速
度制御されて回転ドラム8が高速回転し脱水が行なわれ
るが、本発明ではこの脱水行程時に前記振幅検知装置2
0,20と関連させて、回転ドラム8を回転制御するた
めの制御装置を設けている。
【0019】その制御装置及びその作動について、図2
の制御フローをも参照して説明する。
【0020】制御フローがスタートし、洗濯行程(処理
31)、すすぎ行程(処理32)と処理が進み、脱水行
程に移り脱水がスタートした時(処理33)、その脱水
行程の最初は回転ドラム8を低速回転させるように駆動
モータ11を駆動制御する(処理34)。これは前述し
たように、回転ドラム8内の洗濯物の偏在が小さくなる
ように布ほぐしをさせるためである。
【0021】この布ほぐしのための回転ドラム8の低速
回転時に、外槽3の振動の程度を振幅検知装置20,2
0で検出し、振幅が規定値(例えば5mm)以上である
か否かを判定する(判断35)。
【0022】振幅検知装置20,20が作動する振幅5
mm以上の時は(判断35のNO)、そのまま低速回転
で回転ドラム8を短い時間または数回回転をさせて布ほ
ぐしをさせる布ほぐし行程を実行する(処理36)。そ
してこの布ほぐし行程を規定回数、例えば3回を限度と
して行ない、その回数に至るまで布ほぐしを1回終える
毎に再度判断35で振幅の度合いを検出し、振幅が大な
らば再度布ほぐしを行なわせる(判断37)。
【0023】一方、回転ドラム8が低速回転した脱水ス
タート時に、最初から振幅検知装置20,20が作動し
ないという振幅5mm以下の場合には(判断35のYE
S)、一気に回転ドラム8を脱水時の高速回転で最初か
ら回転させるように駆動モータ11を速度制御する(処
理38)。そして回転ドラム8は所定の設定時間高速回
転して脱水を終了し、駆動モータ11を停止させる。
【0024】このように、脱水スタート時の低速回転時
に、当初から回転ドラム8の偏心度合いが小さいと判断
される場合は、布ほぐし行程を省略して本格的な脱水行
程を行なわせる制御としているので、脱水時間を含めた
全体の洗濯時間が短縮する。
【0025】また、布ほぐしを規定回数行なう迄に振幅
が5mm以下となる場合にも、回転ドラム8は高速回転
する脱水行程(処理38)に移行し、更に規定回数の布
ほぐしがなされてしまった場合にも(判断37のYE
S)、通常の脱水行程(処理38)にと強制的に移行す
る。
【0026】尚、洗濯、すすぎ時にも外槽3が振動して
振幅検知器20,20が作動するが、その時の検知出力
は回転ドラム8を制御する制御装置に入力禁止として、
駆動モータ11の制御に関与しないようにさせる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ドラム式
洗濯機の外槽部に振幅検知器を設けて、脱水の初期に布
ほぐしのために行なうドラム低速回転の時に検知される
外槽の振幅が小さい時に、高速回転へ移行させて布ほぐ
し行程を省略させる制御としたので、洗濯時間の短縮が
図れて能率的に洗濯が行なえる。
【0028】また、回転ドラムの偏心の無い時に、この
ように高速回転して洗濯時間を短縮することで、脱水行
程中に生ずる振動のトータル的な軽減も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るドラム式洗濯機の縦断面図。
【図2】外槽の振幅度合いに応じて回転ドラムに対する
駆動制御を変えるようにした、本発明の制御フロー図。
【符号の説明】 3 外槽 5 吊りバネ 8 回転ドラム 11 駆動モータ 20,20 振幅検知装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 浩一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中川 謙治 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠内に弾性的に支持された横置き式の
    外槽と、この外槽内に回転自在に設けられ、周面に多数
    の脱水孔が形成された回転ドラムと、この回転ドラムへ
    の給排水装置とを具備し、洗い、すすぎ、脱水等の一連
    の洗濯動作が前記回転ドラム内で行なわれるドラム式洗
    濯機において、 前記外槽の近傍に配置され、該外槽の振幅を検知する振
    幅検知装置と、 脱水行程当初の布ほぐし行程のために行なわれる前記回
    転ドラムの低速回転の際に、前記振幅検知装置にて検出
    される振動が所定の規定値より小さい場合に、前記回転
    ドラムを前記低速回転を省略して高速回転へ移行させる
    ように制御する制御手段とを備えることを特徴とするド
    ラム式洗濯機。
JP6158226A 1994-06-17 1994-06-17 ドラム式洗濯機 Pending JPH08876A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6158226A JPH08876A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 ドラム式洗濯機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6158226A JPH08876A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 ドラム式洗濯機

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Publication Number Publication Date
JPH08876A true JPH08876A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15667039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6158226A Pending JPH08876A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 ドラム式洗濯機

Country Status (1)

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JP (1) JPH08876A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153008A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
US7490490B2 (en) 2004-06-04 2009-02-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Drum type washing machine
JP2012245020A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Hitachi Appliances Inc 洗濯機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7490490B2 (en) 2004-06-04 2009-02-17 Sanyo Electric Co., Ltd. Drum type washing machine
JP2007153008A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2012245020A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Hitachi Appliances Inc 洗濯機

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