JPH0886995A - 液晶装置、タッチパネル及びタッチパネルの製造方法 - Google Patents

液晶装置、タッチパネル及びタッチパネルの製造方法

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JPH0886995A
JPH0886995A JP18601495A JP18601495A JPH0886995A JP H0886995 A JPH0886995 A JP H0886995A JP 18601495 A JP18601495 A JP 18601495A JP 18601495 A JP18601495 A JP 18601495A JP H0886995 A JPH0886995 A JP H0886995A
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polarizing plate
flexible substrate
liquid crystal
crystal device
flexible
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JP18601495A
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Kazuki Karasawa
和貴 唐澤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可撓性基板からなる液晶装置のそりを抑制
し、信頼性と表示品質とを向上させる。 【解決手段】 第1の面と第2の面とを有し第2の面に
透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の可
撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3の
面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第2
の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第2
の可撓性基板とは第2の面と第3の面とが対向するよう
に配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板
と第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向した
ネマチック液晶(14)と、第1の可撓性基板の第1の
面側に配置された第1の偏光板(1)と、第2の可撓性
基板の第4の面側に配置された第2の偏光板(2)と、
を備えた液晶装置において、第1の偏光板の透過軸
(5)と第2の偏光板の透過軸(6)とがなす角をθと
したとき、θが−45度以上で+45度以下の範囲にあ
るように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置されてな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可撓性(かとうせ
い)基板を用いた液晶装置及びタッチパネル並びに可撓
性基板を用いたタッチパネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可撓性基板を用いた液晶装置は、
表示原理としてTNモードを使用しているため、I)上
下偏光板の透過軸のなす角が90゜であった。このよう
な液晶装置の構造としては、特開昭60−7420号公
報の3ページ右上欄16行目〜左下欄4行目と図2に記
載されている。従来の液晶装置I)の偏光板と可撓性基
板の軸関係を表す斜視図を図12に示す。従来の液晶装
置I)は、一対の可撓性基板3及び4の上下に偏光板1
及び2が配設されており、それらの透過軸5及び6は上
下で直交している。従って、従来の液晶装置I)は、上
下偏光板の透過軸のなす角が90゜であるため、その延
伸軸(偏光板の吸収軸)のなす角も90゜となり上下偏
光板の膨張方向が一致せず凹状または凸状に反るという
課題を有していた。この課題を解決するために、上下可
撓性基板の延伸軸方向に着目した発明が幾つか公開され
ている。特開昭59−224826号公報の2ページ右
上欄12行目〜左下欄2行目と図面、特開昭59−57
219号公報の3ページ右下欄12行目〜4ページ左上
欄2行目と第2図及び第3図で説明されている液晶装置
は、上下可撓性基板の延伸軸を平行にするというもので
あった。さらに、特開昭60−100171号公報の2
ページ右下欄18行目〜3ページ左上欄4行目と第3図
で説明されている液晶装置は、偏光板と可撓性基板を同
材質としそれらの延伸軸を平行にするというものであっ
た。
【0003】また、上下偏光板の透過軸のなす角が0゜
の液晶装置も存在するが、II)液晶のツイスト角が90
゜であり、可撓性基板として多軸フィルムを用いると限
定していた。上記従来の液晶装置II)の構造としては、
実開昭60−8931号公報の2ページ18行目〜3ペ
ージ14行目と第2図に記載されている。上記従来の液
晶装置II)の偏光板と可撓性基板の軸関係を表す斜視図
を図13に示す。従来の液晶装置II)は、一対の可撓性
基板3及び4の上下に偏光板1及び2が配設されている
が、それらの透過軸5及び6は上下で平行であり、また
上下基板のラビング軸7及び8は直交していて片方のラ
ビング軸が上下どちらかの偏光板の透過軸と平行になっ
ている。
【0004】さらに、偏光板の透過軸ではなく延伸軸に
着目し、III)偏光板を可撓性基板として用いて、その
延伸軸を上下で平行にすると限定したものもあった。上
記III)の液晶装置の構造としては、特開昭58−15
3906号公報の2ページ左上欄20行目〜右上欄2行
目と第4図に記載されている。上記従来の液晶装置II
I)の偏光板と可撓性基板の軸関係を表す斜視図を図1
4に示す。従来の液晶装置III)は、上下偏光板1及び
2をそのまま可撓性基板として用いており、それらの延
伸軸9及び10を上下で平行としている。
【0005】従来のタッチパネルは、外部光の表面反射
を抑えるため、IV)組み合わされる液晶装置の上側偏光
板をその前面に配置していた。上記従来のタッチパネル
IV)の構造としては、特開昭63−308632号公報
の2ページ左下欄4行目〜右下欄3行目と第1図に記載
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の液晶装置I)の反りを抑制するために上下可撓性基
板の延伸軸を平行にする方法では、パネル設計の自由
度が著しく下がり製造の際にも必要以上の手間がかかる
という課題を有していた。また、偏光板と可撓性基板を
同材質としそれらの延伸軸を平行にする方法では、現
在一般に存在する安価な偏光板または可撓性基板を使用
することができずにコスト上昇につながるばかりかパネ
ルの製造工程も複雑になるという問題を有していた。
【0007】前記従来の液晶装置II)は、上下偏光板の
透過軸のなす角が0゜であるため、上下偏光板の熱膨張
異方性に基づく反りがさほど問題とならないが、液晶
のツイスト角が90゜であるためTN以外のモードにす
ることができない上に、TNモードにおいてもネガ表示
(電圧非印加時に黒表示)となるため反射モードに不適
である可撓性基板として多軸フィルムを用いているた
め、多方向への延伸で生じた屈折率異方性に起因する位
相差が発生して、色・表示むらになり易いという課題を
有していた。
【0008】前記従来の液晶装置III)は、液晶装置の
反りを抑制するために上下偏光板の延伸軸を平行にして
いるが、現存の偏光板は延伸軸を吸収軸としているた
め、上下偏光板の透過軸の挟み角が0゜以外の場合
(即ち、多くのSTNモード軸条件の場合)、通常の偏
光板を使用できなくなりコストが非常に高くなる偏光
板を可撓性基板として用いるため、パネルの製造方法を
著しく制限する上に途中で偏光板の光学特性を劣化さ
せ、液晶装置の表示品位を非常に悪くするという課題を
有していた。
【0009】前記従来のタッチパネルIV)は、外部光の
表面反射を抑えるため組み合わされる液晶装置の上側偏
光板をその前面に配置しているが、偏光板と基板(特に
上基板としてプラスティックフィルムを用いている場
合)の熱膨張率が異なるため本体が凸状に反り、タッ
チパネルとしての信頼性を損なう、組み合わされる液
晶装置の表示品質を劣化させるという課題を有してい
た。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は従来の
このような課題を解決することを目的としてなされたも
のである。
【0011】請求項1の液晶装置は、第1の面と第2の
面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面とが対向するように配置されてなる液晶装置であ
って、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配
置され超ねじれ配向したネマチック液晶(14)と、第
1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の偏光板
(1)と、第2の可撓性基板の第4の面側に配置された
第2の偏光板(2)と、を備えた液晶装置において、第
1の偏光板の透過軸(5)と第2の偏光板の透過軸
(6)とがなす角をθとしたとき、θが−45度以上で
+45度以下の範囲にあるように第1の偏光板と第2の
偏光板とが配置されてなることを特徴とする。
【0012】請求項2の液晶装置は、請求項1の液晶装
置において、θが−30度以上で+30度以下の範囲に
あるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置されて
なることを特徴とする。
【0013】請求項3の液晶装置は、請求項1の液晶装
置において、θが−15度以上で+15度以下の範囲に
あるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置されて
なることを特徴とする。
【0014】請求項4の液晶装置は、第1の面と第2の
面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面とが対向するように配置されてなる液晶装置であ
って、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配
置され超ねじれ配向したネマチック液晶(14)と、第
1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の偏光板
(1)と、第2の可撓性基板の第4の面側に配置された
第2の偏光板(2)と、第2の偏光板の第2の基板に対
向する面の反対側の面の側に配置された反射板(22)
と、を備えた液晶装置において、第1の偏光板の透過軸
(5)と第2の偏光板の透過軸(6)とがなす角をθと
したとき、θが−45度以上で+45度以下の範囲にあ
るように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置されてな
ることを特徴とする。
【0015】請求項5の液晶装置は、請求項4の液晶装
置において、θが−30度以上で+30度以下の範囲に
あるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置されて
なることを特徴とする。
【0016】請求項6の液晶装置は、請求項4の液晶装
置において、θが−15度以上で+15度以下の範囲に
あるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置されて
なることを特徴とする。
【0017】以上のように、請求項1〜請求項6の液晶
装置は、TN型液晶装置の液晶のより大きなツイスト角
を有する超ねじれ配向した液晶を備えたいわゆるSTN
型の液晶装置において、上下偏光板の透過軸のなす角θ
が−45度以上で+45度以下の範囲にあるように上下
偏光板とが配置されてなることから、それらの延伸軸の
なす角も前記と同様になって上下偏光板の膨張方向とそ
の大きさがおよそ一致し、液晶装置の長期間の使用や使
用環境の変化に基づく大きな反りを抑制することができ
る。この場合、上下偏光板の透過軸のなす角θが−30
度以上で+30度以下の範囲にあるように上下偏光板と
が配置すれば、上下偏光板の膨張方向がより一致し、液
晶装置の長期間の使用や使用環境の変化に基づく大きな
反りを効果的に抑制できる。さらに、上下偏光板の透過
軸のなす角θが−15度以上で+15度以下の範囲にあ
るように上下偏光板とが配置すれば、上下偏光板の膨張
方向がより一致し、液晶装置の長期間の使用や使用環境
の変化に基づく大きな反りをさらに効果的に抑制でき
る。透過型・反射型を問わず効果がある。
【0018】請求項7の液晶装置は、第1の面と第2の
面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面が対向するように配置されてなる液晶装置であっ
て、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配置
された液晶(14)と、前記第1の可撓性基板の第1の
面側に配置された第1の偏光板(1)と、前記第2の可
撓性基板の第4の面側に配置された第2の偏光板(2)
と、を備えた液晶装置において、前記第1の偏光板と第
1の可撓性基板との間に該液晶装置のそりを抑制する機
能を有する可撓性透明媒体(19)を備えたことを特徴
とする。
【0019】請求項8の液晶装置は、第1の面と第2の
面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面が対向するように配置されてなる液晶装置であっ
て、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配置
され超ねじれ配向したネマチック液晶(14)と、前記
第1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の偏光
板(1)と、前記第2の可撓性基板の第4の面側に配置
された第2の偏光板(2)と、を備えた液晶装置におい
て、前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に屈折
率異方性媒体からなる可撓性透明媒体(19)を備え、
第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透明媒体の屈折率が
高い軸とのなす角が、45度以上で135度以下の範囲
にあるように第1の偏光板と前記可撓性透明媒体とが配
置されてなることを特徴とする。
【0020】請求項9の液晶装置は、請求項8記載の液
晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
明媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、60度以上で1
20度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓
性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0021】請求項10の液晶装置は、請求項8記載の
液晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓性
透明媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、75度以上で
105度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可
撓性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0022】請求項11の液晶装置は、第1の面と第2
の面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面が対向するように配置されてなる液晶装置であっ
て、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配置
され超ねじれ配向したネマチック液晶(14)と、前記
第1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の偏光
板(1)と、前記第2の可撓性基板の第4の面側に配置
された第2の偏光板(2)と、を備えた液晶装置におい
て、前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に延伸
法で作成された可撓性透明媒体(19)を備え、第1の
偏光板の透過軸と前記可撓性透明媒体の延伸軸とのなす
角が、45度以上で135度以下の範囲にあるように第
1の偏光板と前記可撓性透明媒体とが配置されてなるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項12の液晶装置は、請求項11記載
の液晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓
性透明媒体の延伸軸とのなす角が、60度以上で120
度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透
明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0024】請求項13の液晶装置は、請求項11記載
の液晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓
性透明媒体の延伸軸とのなす角が、75度以上で105
度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透
明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0025】請求項14の液晶装置は、第1の面と第2
の面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面が対向するように配置されてなる液晶装置であっ
て、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配置
された液晶(14)と、前記第1の可撓性基板の第1の
面側に配置された第1の偏光板(1)と、前記第2の可
撓性基板の第4の面側に配置された第2の偏光板(2)
と、第2の偏光板の第2の基板に対向する面の反対側の
面の側に配置された反射板(22)と、を備えた液晶装
置において、前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との
間に該液晶装置のそりを抑制する機能を有する可撓性透
明媒体(19)を備えたことを特徴とする。
【0026】請求項15の液晶装置は、第1の面と第2
面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面が対向するように配置されてなる液晶装置であっ
て、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配置
され超ねじれ配向したネマチック液晶(14)と、前記
第1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の偏光
板(1)と、前記第2の可撓性基板の第4の面側に配置
された第2の偏光板(2)と、第2の偏光板の第2の基
板に対向する面の反対側の面の側に配置された反射板
(22)と、を備えた液晶装置において、前記第1の偏
光板と第1の可撓性基板との間に屈折率異方性媒体から
なる可撓性透明媒体(19)を備え、第1の偏光板の透
過軸と前記可撓性透明媒体の屈折率が高い軸とのなす角
が、45度以上で135度以下の範囲にあるように第1
の偏光板と前記可撓性透明媒体とが配置されてなること
を特徴とする液晶装置。
【0027】請求項16の液晶装置は、請求項15記載
の液晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓
性透明媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、60度以上
で120度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記
可撓性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0028】請求項17の液晶装置は、請求項15記載
の液晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓
性透明媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、75度以上
で105度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記
可撓性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0029】請求項18の液晶装置は、第1の面と第2
の面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面が対向するように配置されてなる液晶装置であっ
て、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配置
され超ねじれ配向したネマチック液晶(14)と、前記
第1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の偏光
板(1)と、前記第2の可撓性基板の第4の面側に配置
された第2の偏光板(2)と、第2の偏光板の第2の基
板に対向する面の反対側の面の側に配置された反射板
(22)と、を備えた液晶装置において、前記第1の偏
光板と第1の可撓性基板との間に延伸法で作成された可
撓性透明媒体(19)を備え、第1の偏光板の透過軸と
前記可撓性透明媒体の延伸軸とのなす角が、45度以上
で135度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記
可撓性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0030】請求項19の液晶装置は、請求項18記載
の液晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓
性透明媒体の延伸軸とのなす角が、60度以上で120
度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透
明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0031】請求項20の液晶装置は、請求項18記載
の液晶装置において、第1の偏光板の透過軸と前記可撓
性透明媒体の延伸軸とのなす角が、75度以上で105
度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透
明媒体とが配置されてなることを特徴とする。
【0032】以上のように、請求項7〜請求項20の発
明では、上側偏光板と上基板との間に該液晶装置のそり
を抑制する機能を有する可撓性透明媒体を配設したた
め、偏光板、透明媒体及び基板の熱膨張率の違いからパ
ネルが凸状に反る応力が働いて、透明媒体を挟まない場
合に生じる凹状の反りを打ち消すことができる。ここ
で、該液晶装置のそりを抑制する機能を有する可撓性透
明媒体としては、屈折率異方性媒体からなる可撓性透明
媒体や延伸法で作成された可撓性透明媒体などがあり、
それぞれ、偏光板の透過軸と可撓性透明媒体の屈折率の
高い軸とのなす角、及び偏光板の透過軸と可撓性透明媒
体の延伸軸とのなす角を、45度以上で135度以下に
するように配置することによって実現できる。この場
合、この角度を60度以上で120度以下とすることに
よって効果的に該液晶装置のそりを抑制することがで
き、さらに、この角度を75度以上で105度以下とす
ることによってさらに効果的に該液晶装置のそりを抑制
することができる。透過型・反射型を問わず効果があ
る。
【0033】請求項21の液晶装置は、第1の面と第2
の面とを有し第2の面に透明電極(12)と配向層(1
3)とを有する第1の可撓性基板(3)と、第3の面と
第4の面とを有し第3の面に透明電極(12)と配向層
(13)とを有する第2の可撓性基板(4)とを備え、
第1の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第
3の面とが対向するように配置されてなる液晶装置であ
って、第1の可撓性基板と第2の可撓性基板との間に配
置され超ねじれ配向したネマチック液晶(14)と、第
1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の偏光板
(1)と、第2の可撓性基板の第4の面側に配置された
第2の偏光板(2)と、第2の偏光板の第2の基板に対
向する面の反対側の面の側に配置された反射板(22)
と、を備えた液晶装置において、第2の偏光板と反射板
との間に空隙を設けたことを特徴とする。
【0034】このため、請求項21の液晶装置では、下
側偏光板に接着させずに空隙を介して反射板を配設した
ため、反射板、下側偏光板及び基板の熱膨張率の違いを
原因とする大きな凹状の反りを抑制することができる。
【0035】請求項22の液晶装置は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の液晶装置において、前記第1の偏光
板(1)と第1の可撓性基板(3)との間に該液晶装置
のそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒体(19)
を備えたことを特徴とする。
【0036】請求項23の液晶装置は、請求項8乃至1
3のいずれかに記載の液晶装置において、第1の偏光板
の透過軸(5)と第2の偏光板の透過軸(6)とがなす
角をθとしたとき、θが−45度以上で+45度以下の
範囲にあるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置
されてなることを特徴とする。
【0037】請求項24の液晶装置は、請求項4乃至6
のいずれかに記載の液晶装置において、前記第1の偏光
板(1)と第1の可撓性基板(3)との間に該液晶装置
のそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒体(19)
を備えたことを特徴とする。
【0038】請求項25の液晶装置は、請求項14乃至
20のいずれかに記載の液晶装置において、第1の偏光
板の透過軸(5)と第2の偏光板の透過軸(6)とがな
す角をθとしたとき、θが−45度以上で+45度以下
の範囲にあるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配
置されてなることを特徴とする。
【0039】請求項26の液晶装置は、請求項4乃至6
のいずれかに記載の液晶装置において、第2の偏光板と
反射板との間に空隙を設けたことを特徴とする。
【0040】請求項27の液晶装置は、請求項14乃至
20のいずれかに記載の液晶装置において、第2の偏光
板と反射板との間に空隙を設けたことを特徴とする。
【0041】請求項28の液晶装置は、請求項24記載
の液晶装置において、第2の偏光板と反射板との間に空
隙を設けたことを特徴とする。
【0042】請求項29の液晶装置は、請求項25記載
の液晶装置において、第2の偏光板と反射板との間に空
隙を設けたことを特徴とする。
【0043】以上のように、請求項22〜請求項29の
液晶装置は、請求項1〜6の構成、請求項7〜請求項2
0の構成、及び請求項21の構成を組み合わせた構成を
有するため、それらの効果が組合わさって、液晶装置の
そりを効果的に抑制することができる。
【0044】請求項30の液晶装置は、請求項1乃至2
9のいずれかに記載の液晶装置において、第1の偏光板
の透過軸と第2の偏光板の透過軸とを前記液晶装置の辺
に平行に配置したことを特徴とする。
【0045】このため、液晶装置のそりの最大値をより
小さくでき、偏光板を無駄なく使用することができる。
【0046】請求項31のタッチパネルは、第1の面と
第2の面とを有し第2の面に透明電極(26)を有する
第1の可撓性基板(25)と、第3の面と第4の面を有
し第3の面に透明電極(26)を有する第2の可撓性基
板(28)とを備え、第1の可撓性基板と第2の可撓性
基板とは第2の面と第3の面が対向するように配置され
てなるタッチパネルであって、第1の可撓性基板の第1
の面側に配置された偏光板(24)を備えたタッチパネ
ルにおいて、偏光板と第1の可撓性基板との間に空隙を
設けたことを特徴とする。
【0047】このため、上基板に接着せずに空隙を介し
て偏光板を配設したため、基板と偏光板の熱膨張率の違
いを原因とする大きな凸状の反りを抑制することができ
る。
【0048】請求項32のタッチパネルは、第1の面と
第2の面とを有し第2の面に透明電極(26)を有する
第1の可撓性基板(25)と、第3の面と第4の面を有
し第3の面に透明電極(26)を有する第2の可撓性基
板(29)とを備え、第1の可撓性基板と第2の可撓性
基板とは第2の面と第3の面が対向するように配置され
てなるタッチパネルであって、第1の可撓性基板の第1
の面側に配置された偏光板(24)を備えたタッチパネ
ルにおいて、第2の可撓性基板の第4の面側に該タッチ
パネルのそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒体
(30)を備えたことを特徴とする。
【0049】このため、一対の基板の下側に該タッチパ
ネルのそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒体を配
設したため、下基板と透明媒体の熱膨張率の違いからタ
ッチパネルが凹状に反る応力が働いて、透明媒体を挟ま
ない場合に生じる凸状の反りを打ち消すことができる。
【0050】請求項33のタッチパネルは、第1の面と
第2の面とを有し第2の面に透明電極(26)を有する
第1の可撓性基板(25)と、第3の面と第4の面を有
し第3の面に透明電極(26)を有する第2の可撓性基
板(28)とを備え、第1の可撓性基板と第2の可撓性
基板とは第2の面と第3の面が対向するように配置され
てなるタッチパネルであって、第1の可撓性基板の第1
の面側に配置された偏光板(24)と、該偏光板の第1
の可撓性基板と対向する面と反対の面側に配置されたア
ンチグレアフィルム(23)と、を備えたタッチパネル
において、偏光板とアンチグレアフィルムとの間に該タ
ッチパネルのそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒
体(30)を備えたことを特徴とする。
【0051】このため、偏光板とアンチグレアフィルム
との間に該タッチパネルのそりを抑制する機能を有する
可撓性透明媒体を配設したため、偏光板、透明媒体及び
アンチグレアフィルムの熱膨張率の違いからタッチパネ
ルが凹状に反る応力が働いて、透明媒体を挟まない場合
に生じる凸状の反りを打ち消すことができる。
【0052】請求項34のタッチパネルは、請求項31
乃至33のいずれかに記載のタッチパネルにおいて、偏
光板の透過軸を前記タッチパネルの辺に平行に配置した
ことを特徴とする。
【0053】このため、タッチパネルのそりの最大値を
より小さくでき、偏光板を無駄なく使用することができ
る。
【0054】請求項35のタッチパネルの製造方法は、
偏光板(24)と、第1の面と第2の面とを有し第2の
面には透明電極を有してなる第1の基板(25)の第1
の面と、を接着する第1の工程と、第1の基板の第2の
面と、第3の面と第4の面とを有し第3の面には透明電
極を有してなる第2の基板(28又は29)の第3の面
と、をシール材(27)を介して接着する第2の工程
と、をこの順序で有することを特徴とする。
【0055】このため、偏光板と基板との熱膨張率の違
いに起因する反り応力を緩和することができる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0057】(実施例1)図1は請求項1記載の発明に
係る液晶装置の第1実施例の要部を示す図である。この
液晶装置は、上側偏光板1、液晶セル11、下側偏光板
2、液晶セルの可撓性上基板3、可撓性下基板4、透明
電極12、配向膜13、液晶14及び封止材15から構
成される。液晶装置の大きさは45mm×30mmであ
る。上下偏光板は日東電工製NPF−G1228DUで
あり、上下基板はポリカーボネートフィルム(以下PC
フィルムと略記)にガスバリアー層とハードコート層を
設けたものである。図2は請求項1記載の発明に係る液
晶装置の第1実施例の下基板4側から見た軸関係を示す
図である。上基板のラビング軸7と下基板のラビング軸
8とで決まる液晶のツイスト角φ16が180゜であ
り、上側偏光板の透過軸5と下側偏光板の透過軸6との
なす角θ17が0゜であり、下側偏光板の透過軸6と下
基板のラビング軸8がなす角ψ18が45゜である。ま
た、液晶14の△nと液晶層の厚みd(μm)との積△
n・dは0.9μmである。尚、ここではヨウ素系の偏
光板を用いたが、染料系の偏光板を用いても一向に差し
支えない。また、可撓性基板として一軸延伸のPCフィ
ルムにガスバリアー層とハードコート層を設けたものを
用いたが、他の一軸延伸フィルムを用いても良いし、二
軸延伸フィルムを含む多軸延伸フィルムや非晶質プラス
ティックフィルムを用いても一向に差し支えない。
【0058】(実施例2)実施例1において、前記φを
210゜、前記ψを60゜にしたものが請求項1記載の
発明に係る液晶装置の第2実施例である。
【0059】(実施例3)実施例1において、前記θを
5゜にしたものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の
第3実施例である。
【0060】(実施例4)実施例1において、前記φを
225゜、前記θを10゜、前記ψを60゜にしたもの
が請求項1記載の発明に係る液晶装置の第4実施例であ
る。 (実施例5)実施例1において、前記φを255゜、前
記θを15゜、前記ψを75゜としたものが請求項1記
載の発明に係る液晶装置の第5実施例である。 (実施例6)実施例1において、前記φを270゜、前
記θを20゜、前記ψを0゜としたものが請求項1記載
の発明に係る液晶装置の第6実施例である。 (実施例7)実施例1において、前記φを195゜、前
記θを25゜、前記ψを30゜としたものが請求項1記
載の発明に係る液晶装置の第7実施例である。
【0061】(実施例8)実施例1において、前記φを
190゜、前記θを30゜、前記ψを45゜としたもの
が請求項1記載の発明に係る液晶装置の第8実施例であ
る。
【0062】(実施例9)実施例1において、前記φを
270゜、前記θを35゜、前記ψを75゜としたもの
が請求項1記載の発明に係る液晶装置の第9実施例であ
る。
【0063】(実施例10)実施例1において、前記φ
を270゜、前記θを40゜、前記ψを0゜としたもの
が請求項1記載の発明に係る液晶装置の第10実施例で
ある。
【0064】(実施例11)実施例1において、前記φ
を270゜、前記θを45゜、前記ψを60゜、前記△
n・dを0.75μmとしたものが請求項1記載の発明
に係る液晶装置の第11実施例である。
【0065】(実施例12)実施例3において、前記θ
を−5゜としたものが請求項1記載の発明に係る液晶装
置の第12実施例である。 (実施例13)実施例4において、前記θを−10゜と
したものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第13
実施例である。 (実施例14)実施例5において、前記θを−15゜と
したものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第14
実施例である。 (実施例15)実施例6において、前記θを−20゜と
したものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第15
実施例である。 (実施例16)実施例7において、前記θを−25゜と
したものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第16
実施例である。 (実施例17)実施例8において、前記θを−30゜と
したものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第17
実施例である。 (実施例18)実施例9において、前記θを−35゜と
したものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第18
実施例である。 (実施例19)実施例10において、前記θを−40゜
としたものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第1
9実施例である。 (実施例20)実施例11において、前記θを−45゜
としたものが請求項1記載の発明に係る液晶装置の第2
0実施例である。 (比較例1)実施例1において、前記θを90゜にして
上下偏光板がクロスニコル配置となるようにした。
【0066】(比較例2)実施例2において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0067】(比較例3)実施例3において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0068】(比較例4)実施例4において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0069】(比較例5)実施例5において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0070】(比較例6)実施例6において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0071】(比較例7)実施例7において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0072】(比較例8)実施例8において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0073】(比較例9)実施例9において、前記θを
90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となるよう
にした。
【0074】(比較例10)実施例10において、前記
θを90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となる
ようにした。
【0075】(比較例11)実施例11において、前記
θを90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置となる
ようにした。
【0076】(比較例12)実施例12において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0077】(比較例13)実施例13において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0078】(比較例14)実施例14において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0079】(比較例15)実施例15において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0080】(比較例16)実施例16において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0081】(比較例17)実施例17において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0082】(比較例18)実施例18において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0083】(比較例19)実施例19において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0084】(比較例20)実施例20において、前記
θを−90゜にして上下偏光板がクロスニコル配置とな
るようにした。
【0085】上記実施例1〜実施例20及び比較例1〜
比較例20で説明した液晶装置の反りを評価するため
に、90℃で304時間エージングした後平面上に表示
面を上にして静置し、図3に示したようにパネルの4つ
の頂点のうちA及びBの平面からの高さを測定し、パネ
ルの厚さを引いた値を算出した。その結果を表1及び表
2に示した。
【0086】
【表1】
【0087】
【表2】
【0088】上記表1及び表2より明らかなように、実
施例1〜実施例20は対応する比較例1〜比較例20よ
り、パネルの反りの最大値(AまたはBどちらかの値)
が小さくなっている。パネルのそりの最大値が大きい
と、外部回路との電気的接続の信頼性が低下したり、パ
ネルを最終製品に組み込むときのおさえに無理が生じて
しまう。このため、パネルのそりの最大値は小さければ
小さいほど好ましい。2mm〜3mm程度以下が好まし
いが、2〜3mm程度以下でなければ使用できないとい
うことでもない。前述の実施例1〜実施例20の構造に
よれば、上下偏光板の透過軸のなす角θを−45゜≦θ
≦45°としたため、それらの延伸軸のなす角も同様に
なって上下偏光板の膨張方向とその大きさがおよそ一致
し、液晶装置が大きく反ることを抑制できる。それに対
して、前述の比較例1〜比較例20では上記θの値を9
0゜としたため、上下偏光板の延伸軸も直交してその膨
張方向と大きさが全く一致せずに大きな反りが発生して
しまい好ましくない。尚、前述の実施例11及び実施例
20のように、上記θの値が45゜または−45°とな
ると反り抑制効果が小さくなるため、θの値は−30°
≦θ≦30°、さらに言えば−15°≦θ≦15°とな
るのが望ましい。本実施例では、ラビング軸を基に偏光
板の透過軸を決めたため、液晶パネルの辺に対し必ずし
も上側偏光板の透過軸が平行または垂直になっていない
が、これを平行または垂直となるようにすればパネルの
反りの最大値(AまたはBどちらかの値)をより小さく
でき、さらに偏光板を無駄無く使用することができる。
また、上記実施例1〜実施例20ではSTN透過モード
を用いているが、このモードに限らず偏光板を用いるも
のであれば同様の効果がある。
【0089】(実施例21)実施例1において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第1実施例である。尚、こ
こでは反射板一体型偏光板として日東電工製NPF−G
3225Mを使用したが、他の反射板一体型偏光板を使
用しても一向に差し支えない。
【0090】(実施例22)実施例2において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第2実施例である。
【0091】(実施例23)実施例3において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第3実施例である。
【0092】(実施例24)実施例4において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第4実施例である。
【0093】(実施例25)実施例5において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第5実施例である。
【0094】(実施例26)実施例6において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第6実施例である。
【0095】(実施例27)実施例7において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第7実施例である。
【0096】(実施例28)実施例8において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第8実施例である。
【0097】(実施例29)実施例9において、下側偏
光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項2
記載の発明に係る液晶装置の第9実施例である。
【0098】(実施例30)実施例10において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第10実施例である。
【0099】(実施例31)実施例11において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第11実施例である。
【0100】(実施例32)実施例12において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第12実施例である。
【0101】(実施例33)実施例13において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第13実施例である。
【0102】(実施例34)実施例14において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第14実施例である。
【0103】(実施例35)実施例15において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第15実施例である。
【0104】(実施例36)実施例16において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第16実施例である。
【0105】(実施例37)実施例17において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第17実施例である。
【0106】(実施例38)実施例18において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第18実施例である。
【0107】(実施例39)実施例19において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第19実施例である。
【0108】(実施例40)実施例20において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
2記載の発明に係る液晶装置の第20実施例である。
【0109】(比較例21)実施例21において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を90゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0110】(比較例22)実施例22において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を90゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0111】(比較例23)実施例23において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を85゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0112】(比較例24)実施例24において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を80゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0113】(比較例25)実施例25において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を75゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0114】(比較例26)実施例26において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を70゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0115】(比較例27)実施例27において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を65゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0116】(比較例28)実施例28において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を60゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0117】(比較例29)実施例29において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を55゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0118】(比較例30)実施例30において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を50゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0119】(比較例31)実施例31において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を45゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0120】(比較例32)実施例32において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を85゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0121】(比較例33)実施例33において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を80゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0122】(比較例34)実施例34において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を75゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0123】(比較例35)実施例35において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を70゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0124】(比較例36)実施例36において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を65゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0125】(比較例37)実施例37において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を60゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0126】(比較例38)実施例38において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を55゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0127】(比較例39)実施例39において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を50゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0128】(比較例40)実施例40において、反射
板一体型偏光板の透過軸5を45゜ずらして上下偏光板
がクロスニコル配置となるようにした。
【0129】上記実施例21〜実施例40及び比較例2
1〜比較例40で説明した液晶装置の反りを前記実施例
1〜実施例20及び比較例1〜比較例20と同様の方法
を用いて評価した。その結果を表3及び表4に示した。
【0130】
【表3】
【0131】
【表4】
【0132】上記表3及び表4より明らかなように、実
施例21〜実施例40は対応する比較例21〜比較例4
0よりパネルの反りの最大値(A及びBどちらかの値)
が非常に小さくなっている。
【0133】前述の実施例21〜実施例40の構造によ
れば、上下偏光板の透過軸のなす角θを−45゜≦θ≦
45°としたため、それらの延伸軸のなす角も同様にな
って上下偏光板の膨張方向とその大きさがおよそ一致
し、液晶装置が大きく反ることを抑制できる。反射モー
ドは、多くの場合下側偏光板を反射板一体型とするため
反射板と偏光板の膨張率の差から大きな反りを生じ易い
が、本発明の構造はそのような場合に特に有効である。
それに対して、前述の比較例21〜比較例40では上記
θの値を90゜としたため、上下偏光板の延伸軸も直交
してその膨張方向と大きさが全く一致せずに大きな反り
が発生してしまい好ましくない。尚、前述の実施例31
及び実施例40のように上記θの値が45゜及び−45
°になると反り抑制効果が小さくなるため、θの値は−
30゜≦θ≦30°、さらに言えば−15°≦θ≦15
°に近い方が望ましい。上記実施例21〜実施例40で
はSTN反射モードを用いているが、このモードに限ら
ず偏光板と反射板を用いるもの(例:半透過モード)で
あれば同様の効果がある。本実施例では、ラビング軸を
基に偏光板の透過軸を決めたため、液晶パネルの辺に対
し必ずしも上側偏光板の透過軸が平行または垂直になっ
ていないが、これを平行または垂直となるようにすれば
パネルの反りの最大値(AまたはBどちらかの値)をよ
り小さくでき、さらに偏光板を無駄無く使用することが
できる。
【0134】(実施例41)図4は請求項3記載の発明
に係る液晶装置の第1実施例の要部を示す図である。こ
の液晶装置は、上側偏光板1、可撓性透明媒体19、液
晶セル11、下側偏光板2、液晶セルの可撓性上基板
3、可撓性下基板4、透明電極12、配向膜13、液晶
14及び封止材15から構成される。上下偏光板は日東
電工製NPF−G1228DUであり、上下基板はPC
フィルムにガスバリアー層とハードコート層を設けたも
のである。また、可撓性透明媒体19は、押し出し成形
したPCフィルム(ほとんど位相差を持たない)であ
る。図5は請求項3記載の発明に係る液晶装置の第1実
施例の下基板4側から見た軸関係を示す図である。上基
板のラビング軸7と下基板のラビング軸8とで決まる液
晶のツイスト角φ16が210゜であり、上側偏光板の
透過軸5と下側偏光板の透過軸6とのなす角θ17が9
0゜であり、下側偏光板の透過軸6と下基板のラビング
軸8がなす角ψ18が15゜である。また、液晶14の
△nと液晶層の厚みd(μm)との積△n・dは0.5
5μmである。尚、ここではヨウ素系の偏光板を用いた
が、染料系の偏光板を用いても一向に差し支えない。ま
た、可撓性基板として一軸延伸のPCフィルムにガスバ
リアー層とハードコート層を設けたものを用いたが、他
の一軸延伸フィルムを用いても良いし、二軸延伸フィル
ムを含む多軸延伸フィルムや非晶質プラスティックフィ
ルムを用いても一向に差し支えない。 (実施例42)実施例41において、可撓性透明媒体を
押し出し成形したポリエーテルサルフォンフィルム(ほ
とんど位相差を持たない:以下PESフィルムと略記)
にしたものが請求項3記載の発明に係る液晶装置の第2
実施例である。
【0135】(実施例43)実施例41において、可撓
性透明媒体を押し出し成形したポリアリレートフィルム
(ほとんど位相差を持たない:以下PAlフィルムと略
記)にしたものが請求項3記載の発明に係る液晶装置の
第3実施例である。
【0136】(比較例41)実施例41において、上側
偏光板と上基板との間に可撓性透明媒体であるPCフィ
ルム(実施例42ではPESフィルム、実施例43では
PAlフィルム)を挟まない構造とした。
【0137】上記実施例41〜実施例43及び比較例4
1で説明した液晶装置の反りを前記実施例1〜実施例2
0及び比較例1〜比較例20と同様の方法を用いて評価
した。その結果を表5に示した。
【0138】
【表5】
【0139】上記表5より明らかなように、実施例41
〜実施例43は比較例41よりパネルの反りがA、B両
値とも非常に小さくなっている。
【0140】前述の実施例41〜実施例43の構造によ
れば、上側偏光板と上基板との間に可撓性透明媒体を配
設したため、それぞれの熱膨張率の違いから上側偏光板
と可撓性透明媒体が凸状に反るので、上下偏光板の延伸
軸が直交した液晶装置が凹状に大きく反ることを抑制で
きる。それに対して、前述の比較例41では上記可撓性
透明媒体を配設しない構造としたため、液晶装置に上下
偏光板の延伸軸配置が異なることに起因する凹状の大き
な反りが発生してしまい好ましくない。上記実施例41
〜実施例43ではSTN透過モードを用いているが、こ
のモードに限らず偏光板を用いるものであれば同様の効
果がある。また、本実施例では上側偏光板の透過軸をそ
の切り出した辺に平行または垂直となるようにしたので
パネルの反りの最大値(AまたはBどちらかの値)をよ
り小さくでき、さらに偏光板を無駄無く使用することが
できる。本実施例では、可撓性透明媒体としてPCフィ
ルム、PESフィルム及びPAlフィルムを用いたが、
ポリビニルアルコール(以下PVAと略記)やポリスチ
レン(以下PStと略記)などの他の可撓性透明フィル
ムであっても一向に差し支えない。また、本実施例で使
用したものより熱膨張率が大きい可撓性透明媒体を下側
偏光板と下基板との間に配設しても同様の効果がある。
【0141】(実施例44)実施例41において、可撓
性透明媒体19を一軸延伸したPCフィルム(フィルム
面内に位相差を持つ光学異方性媒体)にしたものが、請
求項4記載の発明に係る液晶装置の第1実施例である。
図6は請求項4記載の発明に係る液晶装置の第1実施例
の下基板4側から見た軸関係を示す図である。上基板の
ラビング軸7と下基板のラビング軸8とで決まる液晶の
ツイスト角φ16が240゜であり、上側偏光板の透過
軸5と下側偏光板の透過軸6とのなす角θ17が60゜
であり、下側偏光板の透過軸6と下基板のラビング軸8
がなす角ψ18が40゜であり、上側偏光板の透過軸5
とPCフィルムの延伸軸20とのなす角ω21が90゜
である。また、液晶14の△nと液晶層の厚みd(μ
m)との積△n・dは0.85μmである。尚、ここで
はヨウ素系の偏光板を用いたが、染料系の偏光板を用い
ても一向に差し支えない。また、可撓性基板として一軸
延伸のPCフィルムにガスバリアー層とハードコート層
を設けたものを用いたが、他の一軸延伸フィルムを用い
ても良いし、二軸延伸フィルムを含む多軸延伸フィルム
や非晶質プラスティックフィルムを用いても一向に差し
支えない。 (実施例45)実施例44において、光学異方性媒体を
一軸延伸したPESフィルム(フィルム面内に位相差を
持つ)にしたものが、請求項4記載の発明に係る液晶装
置の第2実施例である。
【0142】(実施例46)実施例44において、光学
異方性媒体を一軸延伸したPVAフィルム(フィルム面
内に位相差を持つ)にしたものが、請求項4記載の発明
に係る液晶装置の第3実施例である。
【0143】(比較例42)実施例44において、上偏
光板の透過軸5とPCフィルムの延伸軸20とのなす角
ω21が0゜になるようにした。
【0144】(比較例43)実施例45において、上偏
光板の透過軸5とPESフィルムの延伸軸20とのなす
角ω21が0゜になるようにした。
【0145】(比較例44)実施例46において、上偏
光板の透過軸5とPVAフィルムの延伸軸20とのなす
角ω21が0゜になるようにした。
【0146】上記実施例44〜実施例46及び比較例4
2〜比較例44で説明した液晶装置の反りを前記実施例
1〜実施例20及び比較例1〜比較例20と同様の方法
を用いて評価した。その結果を表6に示した。
【0147】
【表6】
【0148】上記表6より明らかなように、実施例44
〜実施例46は比較例42〜比較例44よりパネルの反
りがA、B両値とも非常に小さくなっている。
【0149】前述の実施例44〜実施例46の構造によ
れば、上側偏光板と上基板との間に一軸延伸した光学異
方性媒体をその延伸軸が上側偏光板の透過軸と直交する
ように配設したため、パネル構成部材の熱膨張率の違い
に加え延伸軸が揃っている(偏光板の延伸軸はその吸収
軸と一致)ことから上側偏光板と光学異方性媒体がさら
に大きく凸状に反るので、上下偏光板の延伸軸配置が異
なる液晶装置が凹状に大きく反ることを抑制できる。そ
れに対して、前述の比較例42〜比較例44では上記一
軸延伸した光学異方性媒体をその延伸軸が上側偏光板の
透過軸と平行になるように配設したため、上側偏光板と
光学異方性媒体があまり凸状に反らず、上下偏光板の延
伸軸配置が異なることに起因する凹状の大きな反りをさ
ほど抑制できず好ましくない。上記実施例44〜実施例
46ではSTN透過モードを用いているが、このモード
に限らず偏光板を用いるものであれば同様の効果があ
る。本実施例では、光学異方性媒体として一軸延伸した
PC、PES及びPVAフィルムを用いたが、一軸延伸
したPStなどの他の光学異方性フィルムであっても一
向に差し支えない。さらに、もっと複雑な延伸方法で作
製した光学異方性フィルムであっても、面内に延伸軸が
あれば一向に差し支えない。また、本実施例で使用した
ものより熱膨張率が大きい光学異方性媒体を、その延伸
軸と偏光板の透過軸が直交するように下側偏光板と下基
板との間に配設しても同様の効果がある。本実施例で使
用した一軸延伸フィルムの面内の屈折率をnx、ny(n
x>ny)、厚さ方向の屈折率をnzとしたとき、Nz≡
(nx−nz)/(nx−ny)で定義されるNz値及びそ
の面内の位相差を適当な値にすると、色補償フィルムま
たは視角補償フィルムとしての役割を兼ねさせることが
できる。
【0150】(実施例47)実施例41において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
5記載の発明に係る液晶装置の第1実施例である。
【0151】(実施例48)実施例42において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
5記載の発明に係る液晶装置の第2実施例である。
【0152】(実施例49)実施例43において、下側
偏光板2を反射板一体型偏光板に変えたものが、請求項
5記載の発明に係る液晶装置の第3実施例である。
【0153】(比較例45)実施例47において、上側
偏光板と上基板との間に可撓性透明媒体であるPCフィ
ルム(実施例48ではPESフィルム、実施例49では
PAlフィルム)を挟まない構造とした。
【0154】上記実施例47〜実施例49及び比較例4
5で説明した液晶装置の反りを前記実施例1〜実施例2
0及び比較例1〜比較例20と同様の方法を用いて評価
した。その結果を表7に示した。
【0155】
【表7】
【0156】上記表7より明らかなように、実施例47
〜実施例49は比較例45よりパネルの反りがA、B両
値とも非常に小さくなっている。
【0157】前述の実施例47〜実施例49の構造によ
れば、上側偏光板と上基板との間に可撓性透明媒体を配
設したため、それぞれの熱膨張率の違いから上側偏光板
と可撓性透明媒体が凸状に反るので、上下偏光板の延伸
軸が直交した液晶装置が凹状に大きく反ることを抑制で
きる。反射モードは、多くの場合下側偏光板を反射板一
体型とするため反射板と偏光板の膨張率の差から大きな
反りを生じ易いが、本発明の構造はそのような場合に特
に有効である。それに対して、前述の比較例45では上
記可撓性透明媒体を配設しない構造としたため、液晶装
置に上下偏光板の延伸軸配置が異なることに起因する凹
状の大きな反りが発生してしまい好ましくない。上記実
施例47〜実施例49ではSTN反射モードを用いてい
るが、このモードに限らず偏光板と反射板を用いるもの
(例:半透過モード)であれば同様の効果がある。また、
本実施例では上側偏光板の透過軸をその切り出した辺に
平行または垂直となるようにしたのでパネルの反りの最
大値(AまたはBどちらかの値)をより小さくでき、さ
らに偏光板を無駄無く使用することができる。本実施例
では、可撓性透明媒体としてPCフィルム、PESフィ
ルム及びPAlフィルムを用いたが、PVAやPStな
どの他の可撓性透明フィルムであっても一向に差し支え
ない。また、本実施例で使用したものより熱膨張率が大
きい可撓性透明媒体を下側反射板一体型偏光板と下基板
との間に配設しても同様の効果がある。
【0158】(実施例50)図7は請求項6記載の発明
に係る液晶装置の第1実施例の要部を示す図である。こ
の液晶装置は、上側偏光板1、液晶セル11、下側偏光
板2、反射板22、液晶セルの可撓性上基板3、可撓性
下基板4、透明電極12、配向膜13、液晶14及び封
止材15から構成される。上下偏光板は日東電工製NP
F−G1228DUであり、上下基板はPCフィルムに
ガスバリアー層とハードコート層を設けたものである。
また、反射板22はアルミ蒸着無指向性品であり、下側
偏光板2から離して配設してある。下基板4側から見た
軸関係及び液晶14の△nと液晶層の厚みd(μm)と
の積△n・dは実施例41と同じである。尚、ここでは
ヨウ素系の偏光板を用いたが、染料系の偏光板を用いて
も一向に差し支えない。また、可撓性基板として一軸延
伸のPCフィルムにガスバリアー層とハードコート層を
設けたものを用いたが、他の一軸延伸フィルムを用いて
も良いし、二軸延伸フィルムを含む多軸延伸フィルムや
非晶質プラスティックフィルムを用いても一向に差し支
えない。さらに、反射板として半透過反射板を用いても
問題ない。 (実施例51)実施例50において、反射板22の反射
面上に球状スペーサー(直径10μm)を固着させ下側
偏光板2と重ね合わせたものが、請求項6記載の発明に
係る液晶装置の第2実施例である。
【0159】(比較例46)比較例45(反射板一体型
偏光板を下側偏光板として使用した)をここでの比較例
とした。
【0160】上記実施例50〜実施例51及び比較例4
6で説明した液晶装置の反りを前記実施例1〜実施例2
0及び比較例1〜比較例20と同様の方法を用いて評価
した。その結果を表8に示した。
【0161】
【表8】
【0162】上記表8より明らかなように、実施例50
〜実施例51は比較例46よりパネルの反りがA、B両
値とも非常に小さくなっている。
【0163】前述の実施例50〜実施例51の構造によ
れば、反射板を下側偏光板に接着せずに配設したため、
両者間の熱膨張率が異なることに起因する大きな凹状の
反りを抑制することができる。それに対して、前述の比
較例46では上記下側偏光板を反射板一体型としたた
め、液晶装置に偏光板と反射板の熱膨張率が異なること
に起因する凹状の大きな反りが発生してしまい好ましく
ない。上記実施例50〜実施例51ではSTN反射モー
ドを用いているが、このモードに限らず偏光板と反射板
を用いるもの(例:半透過モード)であれば同様の効果
がある。また、本実施例では上側偏光板の透過軸をその
切り出した辺に平行または垂直となるようにしたのでパ
ネルの反りの最大値(AまたはBどちらかの値)をより
小さくでき、さらに偏光板を無駄無く使用することがで
きる。実施例51では球状のスペーサーを使用したが、
別の形状のものであっても特に差し支えないし、印刷法
で作った貝柱状の固着スペーサーであっても一向に差し
支えない。
【0164】(実施例52)図8は請求項7記載の発明
に係るタッチパネルの第1実施例の要部を示す図であ
る。このタッチパネルは、アンチグレアフィルム23、
偏光板24、上基板25、透明電極26、シール材2
7、下基板28から構成される。偏光板24は日東電工
製NPF−G1228DUであり、上基板25と接着せ
ずに配置している。上基板25はPCフィルムにハード
コート層を設けたものであり、下基板28は厚さ1.1
mmのガラス基板である。尚、ここではヨウ素系の偏光
板を用いたが、染料系の偏光板を用いても一向に差し支
えないし、アンチグレアフィルム一体型の偏光板または
アンチリフレクション効果を付与した偏光板を用いても
問題ない。また、上基板として一軸延伸のPCフィルム
にハードコート層を設けたものを用いたが、必ずしもハ
ードコート層を設けなくても良いし、他の一軸延伸フィ
ルムや二軸延伸フィルムを含む多軸延伸フィルムまたは
非晶質プラスティックフィルム、さらには厚さを0.7
mm以下にしたガラス基板を用いても一向に差し支えな
い。下基板としてさらに薄いガラス基板を用いても良い
し、プラスティックの厚板やフィルムを用いても一向に
差し支えない。
【0165】(比較例47)実施例52において、偏光
板を上基板に接着する構造とした。
【0166】上記実施例52及び比較例47で説明した
タッチパネルの反り(凸状)を評価するために、温度6
0℃、湿度90%の恒温恒湿槽で100時間エージング
した後平面上にペン入力面を上にして静置し、平面から
の最大高さを測定し、パネルの厚さを引いた値を算出し
た。その結果を表9に示した。
【0167】
【表9】
【0168】上記表9より明らかなように、実施例52
は比較例47よりパネルの反り量が非常に小さくなって
いる。
【0169】前述の実施例52の構造によれば、偏光板
を上基板に接着せずに配設したため、両者間の熱膨張率
が異なることに起因する大きな凸状の反りを抑制するこ
とができる。それに対して、前述の比較例47では上記
偏光板を上基板に接着したため、タッチパネルに偏光板
と上基板の熱膨張率が異なることに起因する凸状の大き
な反りが発生してしまい好ましくない。実施例51及び
比較例47では、下基板として厚さ1.1mmのガラス
基板を用いているため、上基板と偏光板のみが凸状に反
る。もし下基板として厚さ0.7mm以下のガラス基板
またはプラスティック基板を用いれば下基板も一緒に反
ることになるが、そのような場合にも本発明は有効であ
る。
【0170】(実施例53)図9は請求項8記載の発明
に係るタッチパネルの第1実施例の要部を示す図であ
る。このタッチパネルは、アンチグレアフィルム23、
偏光板24、上基板25、透明電極26、シール材2
7、可撓性下基板29、可撓性透明媒体30から構成さ
れる。偏光板24は日東電工製NPF−G1228DU
である。上基板25はPCフィルムにハードコート層を
設けたものであり、下基板28は厚さ0.7mmのアク
リル板である。また、可撓性透明媒体30は押し出し成
形したPCフィルム(ほとんど位相差を持たない)であ
る。尚、ここではヨウ素系の偏光板を用いたが、染料系
の偏光板を用いても一向に差し支えないし、アンチグレ
アフィルム一体型の偏光板またはアンチリフレクション
効果を付与した偏光板を用いても問題ない。また、上基
板として一軸延伸のPCフィルムにハードコート層を設
けたものを用いたが、必ずしもハードコート層を設けな
くても良いし、他の一軸延伸フィルムや二軸延伸フィル
ムを含む多軸延伸フィルムまたは非晶質プラスティック
フィルム、さらには厚さを0.7mm以下にしたガラス
基板を用いても一向に差し支えない。下基板として薄い
ガラス基板を用いても良いし、他のプラスティックの厚
板やフィルムを用いても一向に差し支えない。
【0171】(実施例54)実施例53において、可撓
性透明媒体を押し出し成形したPESフィルム(ほとん
ど位相差を持たない)にしたものが請求項8記載の発明
に係るタッチパネルの第2実施例である。
【0172】(実施例55)実施例53において、可撓
性透明媒体を押し出し成形したPAlフィルム(ほとん
ど位相差を持たない)にしたものが請求項8記載の発明
に係るタッチパネルの第3実施例である。
【0173】(比較例48)実施例53において、下基
板の下側に可撓性透明媒体であるPCフィルム(実施例
54ではPESフィルム、実施例55ではPAlフィル
ム)を配設しない構造とした。
【0174】上記実施例53〜実施例55及び比較例4
8で説明したタッチパネルの反りを前記実施例52及び
比較例47と同様の方法を用いて評価した。その結果を
表10に示した。
【0175】
【表10】
【0176】上記表10より明らかなように、実施例5
3〜実施例55は比較例48よりパネルの反り量が非常
に小さくなっている。
【0177】前述の実施例53〜実施例55の構造によ
れば、下基板の下側に可撓性透明媒体を配設したため、
それぞれの熱膨張率の違いから下基板と可撓性透明媒体
が凹状に反るので、上基板の上側に偏光板を配設したタ
ッチパネルが凸状に大きく反ることを抑制できる。それ
に対して、前述の比較例48では可撓性透明媒体を下基
板の下側に配設しない構造としたため、タッチパネルに
偏光板と上基板の熱膨張率が異なることに起因する凸状
の大きな反りが発生してしまい好ましくない。実施例5
3〜実施例55では、下基板として厚さ0.7mmのア
クリル板を用いたが、これ以外にも可撓性を示す基板を
用いていれば本発明は有効である。また、可撓性透明媒
体として適当な位相差を持つものを用いれば、液晶装置
に使われることのある位相差フィルムの役割を兼務させ
ることができ、製造の簡略化及び低コスト化に有効とな
る。
【0178】(実施例56)図10は請求項9記載の発
明に係るタッチパネルの第1実施例の要部を示す図であ
る。このタッチパネルは、アンチグレアフィルム23、
可撓性透明媒体30、偏光板24、上基板25、透明電
極26、シール材27、下基板28から構成される。偏
光板24は日東電工製NPF−G1228DUである。
上基板25はPCフィルムにハードコート層を設けたも
のであり、下基板28は厚さ1.1mmのガラス基板で
ある。また、可撓性透明媒体30は押し出し成形したP
Cフィルム(ほとんど位相差を持たない)である。尚、
ここではヨウ素系の偏光板を用いたが、染料系の偏光板
を用いても一向に差し支えないし、アンチグレアフィル
ム一体型の偏光板またはアンチリフレクション効果を付
与した偏光板を用いても問題ない。また、上基板として
一軸延伸のPCフィルムにハードコート層を設けたもの
を用いたが、必ずしもハードコート層を設けなくても良
いし、他の一軸延伸フィルムや二軸延伸フィルムを含む
多軸延伸フィルムまたは非晶質プラスティックフィル
ム、さらには厚さを0.7mm以下にしたガラス基板を
用いても一向に差し支えない。下基板としてさらに薄い
ガラス基板を用いても良いし、プラスティックの厚板や
フィルムを用いても一向に差し支えない。
【0179】(実施例57)実施例56において、可撓
性透明媒体を押し出し成形したPESフィルム(ほとん
ど位相差を持たない)にしたものが請求項9記載の発明
に係るタッチパネルの第2実施例である。
【0180】(実施例58)実施例56において、可撓
性透明媒体を押し出し成形したPAlフィルム(ほとん
ど位相差を持たない)にしたものが請求項9記載の発明
に係るタッチパネルの第3実施例である。
【0181】(比較例49)実施例56において、アン
チグレアフィルムと偏光板との間に可撓性透明媒体であ
るPCフィルム(実施例57ではPESフィルム、実施
例58ではPAlフィルム)を挟まない構造とした。
【0182】上記実施例56〜実施例58及び比較例4
9で説明したタッチパネルの反りを前記実施例52及び
比較例47と同様の方法を用いて評価した。その結果を
表11に示した。
【0183】
【表11】
【0184】上記表11より明らかなように、実施例5
6〜実施例58は比較例49よりパネルの反り量が非常
に小さくなっている。
【0185】前述の実施例56〜実施例58の構造によ
れば、アンチグレアフィルムと偏光板との間に可撓性透
明媒体を配設したため、それぞれの熱膨張率の違いから
アンチグレアフィルムと可撓性透明媒体が凹状に反るの
で、上基板の上側に偏光板を配設したタッチパネルが凸
状に大きく反ることを抑制できる。それに対して、前述
の比較例49では可撓性透明媒体をアンチグレアフィル
ムと偏光板との間に配設しない構造としたため、タッチ
パネルに偏光板と上基板の熱膨張率が異なることに起因
する凸状の大きな反りが発生してしまい好ましくない。
実施例56〜実施例58では、下基板として厚さ1.1
mmのガラス基板を用いているため、上基板と偏光板の
反りだけを抑制することが目的となっている。もし下基
板として厚さ0.7mm以下のガラス基板またはプラス
ティック基板を用いたタッチパネルに本発明を応用すれ
ば、下基板が一緒に反ることも抑制できさらに有効であ
る。(実施例59)図11は請求項10記載の発明に係
るタッチパネルの製造方法の第1実施例をフローチャー
トで示したものである。このタッチパネルの製造方法
は、アンチグレアフィルムと偏光板を貼り合わせそ
れら偏光板と上基板を貼り合わせ、その後上基板と下
基板を貼り合わせるといった組立工程を含むものであ
る。ここでは、偏光板として日東電工製NPF−G12
28DUを用いた。また、上基板はPCフィルムにハー
ドコート層を設けたものであり、下基板は厚さ1.1m
mのガラス基板であるが、それらの代わりとして、その
他のプラスティックフィルムや厚さの異なるガラス基板
を用いても全く問題ない。偏光板はヨウ素系のものだけ
でなく、染料系のものでも一向に差し支えない。アンチ
グレアフィルムは無くても差し支えないし、代わりにア
ンチリフレクションフィルムその他のフィルムを用いて
も問題ない。
【0186】(比較例50)実施例59において、上基
板と下基板を貼り合わせてからアンチグレアフィルムを
接着した偏光板をそれらに貼り合わせてタッチパネルを
作製した。
【0187】上記実施例59及び比較例50で説明した
タッチパネルの反りを前記実施例52及び比較例47と
同様の方法を用いて評価した。その結果を表12に示し
た。
【0188】
【表12】
【0189】上記表12より明らかなように、実施例5
9は比較例50よりパネルの反り量が非常に小さくなっ
ている。
【0190】前述の実施例59の製造方法によれば、偏
光板と上基板を貼り合わせた後上基板と下基板を貼り合
わせたため、偏光板に起因する反り応力が緩和され、上
基板の上側に偏光板を配設したタッチパネルが凸状に大
きく反ることを抑制できる。それに対して、前述の比較
例50では上基板と下基板を貼り合わせた後その上に偏
光板等を接着したため、タッチパネルに偏光板と上基板
の熱膨張率が異なることに起因する凸状の大きな反りが
発生してしまい好ましくない。実施例59では、下基板
として厚さ1.1mmのガラス基板を用いているため、
上基板と偏光板の反りだけを抑制することが目的となっ
ている。もし、下基板として厚さ0.7mm以下のガラ
ス基板またはプラスティック基板を用いたタッチパネル
に本発明を応用すれば、下基板が一緒に反ることも抑制
できさらに有効である。また、実施例では偏光板を上基
板に貼り合わせる場合についてのみ言及しているが、偏
光板以外を上基板に貼り合わせる場合または下基板に偏
光板や透明媒体等を張り合わせる場合にも本発明は有効
である。すなわち、上基板と下基板を貼り合わせる前に
必要なものを上下基板に接着することで、タッチパネル
となった後の反り応力を緩和させることができる。
【0191】
【発明の効果】以上、本発明によれば、可撓性基板から
なる液晶装置やタッチパネルのそりを抑制し、信頼性と
表示品質とを向上させることができる。また、本発明に
よれば、液晶装置に組み合わせられるタッチパネルの反
りを容易に防ぐことができ長期間使用する際の信頼性を
向上できるタッチパネルを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における液晶装置の斜視図。
【図2】本発明の実施例1における液晶装置の下基板側
から見た軸関係を示す図。
【図3】本発明の液晶装置の反り測定方法を説明するた
めの図。
【図4】本発明の実施例41における液晶装置の斜視
図。
【図5】本発明の実施例41における液晶装置の下基板
側から見た軸関係を示す図。
【図6】本発明の実施例44における液晶装置の下基板
側から見た軸関係を示す図。
【図7】本発明の実施例48における液晶装置の斜視
図。
【図8】本発明の実施例52におけるタッチパネルの断
面図。
【図9】本発明の実施例53におけるタッチパネルの断
面図。
【図10】本発明の実施例56におけるタッチパネルの
断面図。
【図11】本発明の実施例59におけるタッチパネルの
製造方法を示すフローチャート。
【図12】従来の液晶装置I)の偏光板と可撓性基板の
軸関係を表す斜視図。
【図13】従来の液晶装置II)の偏光板と可撓性基板の
軸関係を表す斜視図。
【図14】従来の液晶装置III)の偏光板と可撓性基板
の軸関係を表す斜視図。
【符号の説明】
1…上側偏光板 2…下側偏光板 3…可撓性上基板 4…可撓性下基板 5…上側偏光板の透過軸 6…下側偏光板の透過軸 7…可撓性上基板のラビング軸 8…可撓性下基板のラビング軸 9…上側偏光板の延伸軸 10…下側偏光板の延伸軸 11…液晶セル 12…透明電極 13…配向膜 14…液晶 15…封止材 16…上基板のラビング軸と下基板のラビング軸とで決
まる液晶のツイスト角φ 17…上側偏光板の透過軸と下側偏光板の透過軸とのな
す角θ 18…下側偏光板の透過軸と下基板のラビング軸とのな
す角ψ 19…可撓性透明媒体 20…光学異方性媒体の延伸軸 21…上側偏光板の透過軸と光学異方性媒体の延伸軸と
のなす角ω 22…反射板 23…アンチグレアフィルム 24…偏光板 25…タッチパネルの上基板 26…透明電極 27…シール材 28…タッチパネルの下基板 29…タッチパネルの可撓性下基板 30…可撓性透明媒体

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の面と第2の面とを有し第2の面に
    透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の可
    撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3の
    面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第2
    の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第2
    の可撓性基板とは第2の面と第3の面とが対向するよう
    に配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板
    と第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向した
    ネマチック液晶(14)と、第1の可撓性基板の第1の
    面側に配置された第1の偏光板(1)と、第2の可撓性
    基板の第4の面側に配置された第2の偏光板(2)と、
    を備えた液晶装置において、 第1の偏光板の透過軸(5)と第2の偏光板の透過軸
    (6)とがなす角をθとしたとき、θが−45度以上で
    +45度以下の範囲にあるように第1の偏光板と第2の
    偏光板とが配置されてなることを特徴とする液晶装置。
  2. 【請求項2】 θが−30度以上で+30度以下の範囲
    にあるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置され
    てなることを特徴とする請求項1記載の液晶装置。
  3. 【請求項3】 θが−15度以上で+15度以下の範囲
    にあるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置され
    てなることを特徴とする請求項1記載の液晶装置。
  4. 【請求項4】 第1の面と第2の面とを有し第2の面に
    透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の可
    撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3の
    面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第2
    の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第2
    の可撓性基板とは第2の面と第3の面とが対向するよう
    に配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板
    と第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向した
    ネマチック液晶(14)と、第1の可撓性基板の第1の
    面側に配置された第1の偏光板(1)と、第2の可撓性
    基板の第4の面側に配置された第2の偏光板(2)と、
    第2の偏光板の第2の基板に対向する面の反対側の面の
    側に配置された反射板(22)と、を備えた液晶装置に
    おいて、 第1の偏光板の透過軸(5)と第2の偏光板の透過軸
    (6)とがなす角をθとしたとき、θが−45度以上で
    +45度以下の範囲にあるように第1の偏光板と第2の
    偏光板とが配置されてなることを特徴とする液晶装置。
  5. 【請求項5】 θが−30度以上で+30度以下の範囲
    にあるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置され
    てなることを特徴とする請求項4記載の液晶装置。
  6. 【請求項6】 θが−15度以上で+15度以下の範囲
    にあるように第1の偏光板と第2の偏光板とが配置され
    てなることを特徴とする請求項4記載の液晶装置。
  7. 【請求項7】 第1の面と第2の面とを有し第2の面に
    透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の可
    撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3の
    面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第2
    の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第2
    の可撓性基板とは第2の面と第3の面が対向するように
    配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板と
    第2の可撓性基板との間に配置された液晶(14)と、
    前記第1の可撓性基板の第1の面側に配置された第1の
    偏光板(1)と、前記第2の可撓性基板の第4の面側に
    配置された第2の偏光板(2)と、を備えた液晶装置に
    おいて、 前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に該液晶装
    置のそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒体(1
    9)を備えたことを特徴とする液晶装置。
  8. 【請求項8】 第1の面と第2の面とを有し第2の面に
    透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の可
    撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3の
    面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第2
    の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第2
    の可撓性基板とは第2の面と第3の面が対向するように
    配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板と
    第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向したネ
    マチック液晶(14)と、前記第1の可撓性基板の第1
    の面側に配置された第1の偏光板(1)と、前記第2の
    可撓性基板の第4の面側に配置された第2の偏光板
    (2)と、を備えた液晶装置において、 前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に屈折率異
    方性媒体からなる可撓性透明媒体(19)を備え、第1
    の偏光板の透過軸と前記可撓性透明媒体の屈折率が高い
    軸とのなす角が、45度以上で135度以下の範囲にあ
    るように第1の偏光板と前記可撓性透明媒体とが配置さ
    れてなることを特徴とする液晶装置。
  9. 【請求項9】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透明
    媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、60度以上で12
    0度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性
    透明媒体とが配置されてなることを特徴とする請求項8
    記載の液晶装置。
  10. 【請求項10】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
    明媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、75度以上で1
    05度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓
    性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする請求項
    8記載の液晶装置。
  11. 【請求項11】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の
    可撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3
    の面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第
    2の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第
    2の可撓性基板とは第2の面と第3の面が対向するよう
    に配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板
    と第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向した
    ネマチック液晶(14)と、前記第1の可撓性基板の第
    1の面側に配置された第1の偏光板(1)と、前記第2
    の可撓性基板の第4の面側に配置された第2の偏光板
    (2)と、を備えた液晶装置において、 前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に延伸法で
    作成された可撓性透明媒体(19)を備え、第1の偏光
    板の透過軸と前記可撓性透明媒体の延伸軸とのなす角
    が、45度以上で135度以下の範囲にあるように第1
    の偏光板と前記可撓性透明媒体とが配置されてなること
    を特徴とする液晶装置。
  12. 【請求項12】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
    明媒体の延伸軸とのなす角が、60度以上で120度以
    下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透明媒
    体とが配置されてなることを特徴とする請求項11記載
    の液晶装置。
  13. 【請求項13】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
    明媒体の延伸軸とのなす角が、75度以上で105度以
    下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透明媒
    体とが配置されてなることを特徴とする請求項11記載
    の液晶装置。
  14. 【請求項14】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の
    可撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3
    の面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第
    2の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第
    2の可撓性基板とは第2の面と第3の面が対向するよう
    に配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板
    と第2の可撓性基板との間に配置された液晶(14)
    と、前記第1の可撓性基板の第1の面側に配置された第
    1の偏光板(1)と、前記第2の可撓性基板の第4の面
    側に配置された第2の偏光板(2)と、第2の偏光板の
    第2の基板に対向する面の反対側の面の側に配置された
    反射板(22)と、を備えた液晶装置において、 前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に該液晶装
    置のそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒体(1
    9)を備えたことを特徴とする液晶装置。
  15. 【請求項15】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の
    可撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3
    の面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第
    2の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第
    2の可撓性基板とは第2の面と第3の面が対向するよう
    に配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板
    と第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向した
    ネマチック液晶(14)と、前記第1の可撓性基板の第
    1の面側に配置された第1の偏光板(1)と、前記第2
    の可撓性基板の第4の面側に配置された第2の偏光板
    (2)と、第2の偏光板の第2の基板に対向する面の反
    対側の面の側に配置された反射板(22)と、を備えた
    液晶装置において、 前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に屈折率異
    方性媒体からなる可撓性透明媒体(19)を備え、第1
    の偏光板の透過軸と前記可撓性透明媒体の屈折率が高い
    軸とのなす角が、45度以上で135度以下の範囲にあ
    るように第1の偏光板と前記可撓性透明媒体とが配置さ
    れてなることを特徴とする液晶装置。
  16. 【請求項16】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
    明媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、60度以上で1
    20度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓
    性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする請求項
    15記載の液晶装置。
  17. 【請求項17】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
    明媒体の屈折率が高い軸とのなす角が、75度以上で1
    05度以下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓
    性透明媒体とが配置されてなることを特徴とする請求項
    15記載の液晶装置。
  18. 【請求項18】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の
    可撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3
    の面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第
    2の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第
    2の可撓性基板とは第2の面と第3の面が対向するよう
    に配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基板
    と第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向した
    ネマチック液晶(14)と、前記第1の可撓性基板の第
    1の面側に配置された第1の偏光板(1)と、前記第2
    の可撓性基板の第4の面側に配置された第2の偏光板
    (2)と、第2の偏光板の第2の基板に対向する面の反
    対側の面の側に配置された反射板(22)と、を備えた
    液晶装置において、 前記第1の偏光板と第1の可撓性基板との間に延伸法で
    作成された可撓性透明媒体(19)を備え、第1の偏光
    板の透過軸と前記可撓性透明媒体の延伸軸とのなす角
    が、45度以上で135度以下の範囲にあるように第1
    の偏光板と前記可撓性透明媒体とが配置されてなること
    を特徴とする液晶装置。
  19. 【請求項19】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
    明媒体の延伸軸とのなす角が、60度以上で120度以
    下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透明媒
    体とが配置されてなることを特徴とする請求項18記載
    の液晶装置。
  20. 【請求項20】 第1の偏光板の透過軸と前記可撓性透
    明媒体の延伸軸とのなす角が、75度以上で105度以
    下の範囲にあるように第1の偏光板と前記可撓性透明媒
    体とが配置されてなることを特徴とする請求項18記載
    の液晶装置。
  21. 【請求項21】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第1の
    可撓性基板(3)と、第3の面と第4の面とを有し第3
    の面に透明電極(12)と配向層(13)とを有する第
    2の可撓性基板(4)とを備え、第1の可撓性基板と第
    2の可撓性基板とは第2の面と第3の面とが対向するよ
    うに配置されてなる液晶装置であって、第1の可撓性基
    板と第2の可撓性基板との間に配置され超ねじれ配向し
    たネマチック液晶(14)と、第1の可撓性基板の第1
    の面側に配置された第1の偏光板(1)と、第2の可撓
    性基板の第4の面側に配置された第2の偏光板(2)
    と、第2の偏光板の第2の基板に対向する面の反対側の
    面の側に配置された反射板(22)と、を備えた液晶装
    置において、 第2の偏光板と反射板との間に空隙を設けたことを特徴
    とする液晶装置。
  22. 【請求項22】 前記第1の偏光板(1)と第1の可撓
    性基板(3)との間に該液晶装置のそりを抑制する機能
    を有する可撓性透明媒体(19)を備えたことを特徴と
    する請求項1乃至3のいずれかに記載の液晶装置。
  23. 【請求項23】 第1の偏光板の透過軸(5)と第2の
    偏光板の透過軸(6)とがなす角をθとしたとき、θが
    −45度以上で+45度以下の範囲にあるように第1の
    偏光板と第2の偏光板とが配置されてなることを特徴と
    する請求項8乃至13のいずれかに記載の液晶装置。
  24. 【請求項24】 前記第1の偏光板(1)と第1の可撓
    性基板(3)との間に該液晶装置のそりを抑制する機能
    を有する可撓性透明媒体(19)を備えたことを特徴と
    する請求項4乃至6のいずれかに記載の液晶装置。
  25. 【請求項25】 第1の偏光板の透過軸(5)と第2の
    偏光板の透過軸(6)とがなす角をθとしたとき、θが
    −45度以上で+45度以下の範囲にあるように第1の
    偏光板と第2の偏光板とが配置されてなることを特徴と
    する請求項14乃至20のいずれかに記載の液晶装置。
  26. 【請求項26】 第2の偏光板と反射板との間に空隙を
    設けたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記
    載の液晶装置。
  27. 【請求項27】 第2の偏光板と反射板との間に空隙を
    設けたことを特徴とする請求項14乃至20のいずれか
    に記載の液晶装置。
  28. 【請求項28】 第2の偏光板と反射板との間に空隙を
    設けたことを特徴とする請求項24記載の液晶装置。
  29. 【請求項29】 第2の偏光板と反射板との間に空隙を
    設けたことを特徴とする請求項25記載の液晶装置。
  30. 【請求項30】 第1の偏光板の透過軸と第2の偏光板
    の透過軸とを前記液晶装置の辺に平行に配置したことを
    特徴とする請求項1乃至29のいずれかに記載の液晶装
    置。
  31. 【請求項31】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(26)を有する第1の可撓性基板(25)
    と、第3の面と第4の面を有し第3の面に透明電極(2
    6)を有する第2の可撓性基板(28)とを備え、第1
    の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第3の
    面が対向するように配置されてなるタッチパネルであっ
    て、第1の可撓性基板の第1の面側に配置された偏光板
    (24)を備えたタッチパネルにおいて、 偏光板と第1の可撓性基板との間に空隙を設けたことを
    特徴とするタッチパネル。
  32. 【請求項32】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(26)を有する第1の可撓性基板(25)
    と、第3の面と第4の面を有し第3の面に透明電極(2
    6)を有する第2の可撓性基板(29)とを備え、第1
    の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第3の
    面が対向するように配置されてなるタッチパネルであっ
    て、第1の可撓性基板の第1の面側に配置された偏光板
    (24)を備えたタッチパネルにおいて、 第2の可撓性基板の第4の面側に該タッチパネルのそり
    を抑制する機能を有する可撓性透明媒体(30)を備え
    たことを特徴とするタッチパネル。
  33. 【請求項33】 第1の面と第2の面とを有し第2の面
    に透明電極(26)を有する第1の可撓性基板(25)
    と、第3の面と第4の面を有し第3の面に透明電極(2
    6)を有する第2の可撓性基板(28)とを備え、第1
    の可撓性基板と第2の可撓性基板とは第2の面と第3の
    面が対向するように配置されてなるタッチパネルであっ
    て、第1の可撓性基板の第1の面側に配置された偏光板
    (24)と、該偏光板の第1の可撓性基板と対向する面
    と反対の面側に配置されたアンチグレアフィルム(2
    3)と、を備えたタッチパネルにおいて、 偏光板とアンチグレアフィルムとの間に該タッチパネル
    のそりを抑制する機能を有する可撓性透明媒体(30)
    を備えたことを特徴とするタッチパネル。
  34. 【請求項34】 偏光板の透過軸を前記タッチパネルの
    辺に平行に配置したことを特徴とする請求項31乃至3
    3のいずれかに記載のタッチパネル。
  35. 【請求項35】 偏光板(24)と、第1の面と第2の
    面とを有し第2の面には透明電極を有してなる第1の基
    板(25)の第1の面と、を接着する第1の工程と、 第1の基板の第2の面と、第3の面と第4の面とを有し
    第3の面には透明電極を有してなる第2の基板(28又
    は29)の第3の面と、をシール材(27)を介して接
    着する第2の工程と、をこの順序で有することを特徴と
    するタッチパネルの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000162584A (ja) * 1998-11-26 2000-06-16 Nitto Denko Corp 光学部材、セル基板及び液晶表示装置
JP2009251549A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器
USD858759S1 (en) 2017-09-19 2019-09-03 3M Innovative Properties Company Stethoscope chestpiece

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