JPH088546A - 防水筐体構造 - Google Patents

防水筐体構造

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JPH088546A
JPH088546A JP13406994A JP13406994A JPH088546A JP H088546 A JPH088546 A JP H088546A JP 13406994 A JP13406994 A JP 13406994A JP 13406994 A JP13406994 A JP 13406994A JP H088546 A JPH088546 A JP H088546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
housing
mounting portion
groove
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP13406994A
Other languages
English (en)
Inventor
Arahiko Yasukawa
新比古 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP13406994A priority Critical patent/JPH088546A/ja
Publication of JPH088546A publication Critical patent/JPH088546A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 筐体の内部に水等が侵入することがない良好
な防水構造を備えた防水筐体構造を得ること。 【構成】 LCDフィルター2が筐体1のLCDフィル
ター取付部3に着脱自在に取付けられる筐体1のLCD
フィルター取付部3の周囲に排水溝7を設け、この排水
溝7によって隙間部6から浸入する水等を排水する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防水筐体構造に係り、
さらに詳しくは、カバー等の隙間から筐体の内部に浸入
しようとする水を外部に排水して内部に浸入しないよう
にした防水筐体構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、防水が必要とされる電話
機等の表示部において、筐体に設けたフィルタ取付部に
例えばLCDフィルターを取付ける場合は、このLCD
フィルターをフィルター取付部にテープを介して接着
し、このテープによって筐体内部への水の浸入を阻止し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
筐体では、LCDフィルターと筐体のフィルター取付部
との間に隙間が生じる場合があり、外面にかかった水が
この隙間を通って筐体内部に浸入する恐れがあった。即
ち、浸入水がテープにしみこんだり、テープを張り付け
ていない部分から筐体内部にしみこんだりするという問
題があった。
【0004】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、筐体の内部に浸入しようとする水を
受け止めて浸入を阻止すると共に、これを外部に排水す
ることができる経済的に安価な防水筐体構造を得ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる防水筐体
構造は、カバーが筐体のカバー取付部に着脱自在に取付
けられる筐体のカバー取付部の周囲に溝部を設けたもの
である。
【0006】
【作用】カバーとカバー取付部との間に生じた隙間から
浸入する水等を溝部によって排水する。
【0007】
【実施例】
実施例1 図1は本発明の第1の実施例を示す分解斜視図、図2は
カバーを装着した状態を示す要部縦断面図である。1は
防水が必要とされる電話機の表示部を含む筐体、2は両
側に側面カバー2a,2bを備えた断面コ字状のLCD
フィルターで、カバーを構成する。3は筐体1に設けら
れた凹状のLCDフィルター取付部で、この凹部にLC
Dフィルター2が着脱自在に嵌合される。なお、4はL
CDフィルター取付部3に設けた開口部である。5,5
はLCDフィルター2の下面に接着された(LCDフィ
ルター2の装着時に、筐体1の長手方向と直角になるよ
うに設けられた)両面テープで、LCDフィルター2を
LCDフィルター取付部3に接着する。
【0008】7,7はLCDフィルター2をLCDフィ
ルター取付部3に嵌合したときに、筐体1の長手方向と
直交して両者の間に形成された隙間6,6に連続して筐
体1と一体に成形された排水溝で、隙間6,6に沿っ
て、即ち、筐体1の長手方向と直角になるように設けら
れている。そして、この排水溝7,7は、LCDフィル
ター取付部3の平面部3aとほぼ平行に、又は平面部3
aの中央から両側に向かって下降傾斜して形成され、両
側垂直面3b,3bで下方に向け直角に折れ曲がる。
【0009】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。外部からLCDフィルター2の付近に水
等がかかると、この水等はLCDフィルター2と筐体1
との間の隙間6を通って筐体1の内部方向に向かう。し
かし、LCDフィルター取付部3に設けられた排水溝
7,7によって受け止められ、筐体1の内部にしみこむ
前に排水溝7,7を伝わって筐体1の両側から外部に排
出される。
【0010】従って、本実施例によれば、水等がLCD
フィルター取付部3に設けた開口部4を通って筐体1の
内部に浸入することがなく、良好な防水構造を得ること
ができる。また、この排水溝7,7は、筐体1の製造時
に成形等によって筐体1と一体に製造できるため別個に
部材を使用する必要もなく、製造が容易で、経済的にも
安価である。
【0011】実施例2 図3は本発明の第2の実施例を示す分解斜視図である。
第1の実施例では、排水溝7はLCDフィルター取付部
3の両側に筐体1の長手方向と直交して設けたが、本実
施例においては、さらにLCDフィルター取付部3の両
側垂直面3b,3bの下部に筐体1の長手方向に沿って
排水溝8を設け、この排水溝8を第1の実施例で示した
排水溝7,7と連通したものである。即ち、LCDフィ
ルター取付部3の全周にわたって排水溝を設けたもので
ある。なお、本実施例では、両側垂直面3b,3bに設
けた排水溝8から水を容易に排出できるように、LCD
フィルター2の側面カバー2a,2aの上下方向の長さ
を第1の実施例で示した長さより短くしてもよく、この
場合は、水等の排水が側面カバー2a,2aの下部によ
って妨害されることがない。
【0012】従って、本実施例によれば、筐体1の内部
に浸入しようとする水等を排水溝7,7及び8によって
受け止めて周面全域から外部に排水することができるの
で、水等が開口部4から筐体1の内部に侵入することが
なく、極めて良好な防水構造を得ることができる。ま
た、この排水溝7,7,8は、筐体1の製造時に成形等
によって筐体1と一体に製造できるため、別個に部材を
使用する必要もなく、経済的にも安価である。
【0013】実施例3 図4は本発明の第3の実施例を示す分解斜視図、図5は
カバーを装着した状態を示す要部縦断面図である。10
は両側に側面カバー10a,10bを備えた断面コ字状
の電池カバー、11は筐体12に設けられた凹状の電池
カバー取付部で、この凹部に電池カバー10が着脱自在
に嵌合される。13は筐体12側に設けた係止爪で、電
池カバー10に設けた係止部(図示せず)と係合して、
電池カバー10を電池カバー取付部11に着脱自在に固
定する。14は筐体12のカバー取付部11に設けられ
た電池15を収納するための電池収納部である。
【0014】17,17は電池カバー10を電池カバー
取付部11に装着したときに両者の間に形成される隙間
16,16に連続して筐体12と一体に成形された排水
溝で、隙間16,16に沿って、即ち、筐体12の長手
方向と直交して設けらている。そして、この排水溝1
7,17は、電池カバー取付部11の平面部11aとほ
ぼ平行に、又は平面部11aの中央から両側に向かって
下降傾斜して形成され、両側垂直面11b,11bで下
方に向け直角に折れ曲がる。
【0015】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。外部から電池カバー10の付近に水等が
かかると、この水等は電池カバー10と筐体12との間
の隙間16を通って筐体12の内部方向に向かう。しか
し、電池カバー取付部11に設けられた排水溝17,1
7によって受け止められ、筐体12の内部にしみこむ前
に排水溝17,17を伝わって筐体12の両側から外部
に排出される。
【0016】従って、本実施例によれば、水等が電池収
納部14を通って筐体12の内部に侵入することがな
く、良好な防水構造を得ることができる。また、この排
水溝17,17は、筐体12の製造時に成形等によって
筐体12と一体に製造できるため、別個に部材を使用す
る必要もなく、製造が容易で、経済的にも安価である。
【0017】実施例4 第3の実施例では、図4、図5に示すように、排水溝1
7を電池カバー取付部11の両側に筐体12の長手方向
と直交して設けたが、本実施例においては、さらに電池
カバー取付部11の両側垂直面11b,11bの下部に
筐体12の長手方向に沿って排水溝を設け、この排水溝
を第3の実施例で示した排水溝17,17と連通して、
電池カバー取付部11の全周にわたって設けたものであ
る。なお、本実施例では、両側垂直面11b,11bに
設けた排水溝から水を容易に排出できるように、電池カ
バー10の側面カバー10a,10aの上下方向の長さ
を第3の実施例で示した長さより短くしてもよく、この
場合は、水等の排水が側面カバー10a,10aの下部
によって妨害されることがない。
【0018】従って、本実施例によれば、水等が電池収
納部を通って筐体の内部に侵入することがなく、極めて
良好な防水構造を得ることができる。また、この排水溝
は、筐体製造時に成形等によって筐体と一体に製造でき
るため、別個に部材を使用する必要もなく、経済的にも
安価である。
【0019】実施例5 第1〜第4の実施例では、本体を構成する筐体の取付部
にこの筐体とは別の部品からなるフィルター(カバー)
を着脱自在に取付ける場合を示したが、本実施例では、
本体を構成する筐体にヒンジ等を介してカバーを開閉可
能に取付けたものである。そして、排水溝をヒンジ等と
反対側に位置する嵌合部のカバー取付部上に、筐体の長
手方向と直交するように設けたものである。このため、
本実施例では、開閉が必要なカバーを持ちかつ防水が不
可欠な筐体、例えばカメラの筐体等に利用することがで
きる。従って、本実施例によれば、水が筐体の内部に侵
入することがなく、良好な防水構造を得ることができ
る。
【0020】実施例6 第5の実施例では、排水溝をヒンジと反対側のカバー取
付部に筐体の長手方向と直交するように設けたが、本実
施例では、さらにカバー取付部の両側垂直面の下部に筐
体の長手方向に沿って排水溝を設け、この排水溝を第5
の実施例で示した排水溝と連通して、カバー取付部の周
囲をコ字状に囲ったものである。なお、本実施例では、
両側垂直面に設けた排水溝から水を容易に排出できるよ
うに、側面カバーの上下方向の長さを第5の実施例で示
した長さより短くしてもよく、この場合は、水等の排水
が側面カバーの下部によって妨害されることがない。従
って、本実施例によれば、水が内部に侵入することがな
く、極めて良好な防水構造を得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、カバーが筐体のカバー取付部に着脱又は開閉自在に
取付けられる筐体のカバー取付部の周囲に溝部を設け、
この溝部によってカバーとカバー取付部との間に生じた
隙間部から浸入する水等を排水するようにしたので、防
水が良好に行われる。さらに、溝部は筐体製造時に成形
等により筐体と一体に製作できるので、他の部材も必要
なく、安価で経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図2】図1のカバーを装着した状態を示す要部縦断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図5】図4のカバーを装着した状態を示す要部縦断面
図である。
【符号の説明】
1,12 筐体 2 LCDフィルター 3 LCDフィルター取付部 4 開口部 6,16 隙間 7,17 排水溝 10 電池カバー 11 電池カバー取付部 14 電池収納部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーが筐体のカバー取付部に着脱自在
    に取付けられる筐体構造において、 前記筐体のカバー取付部の周囲に溝部を設け、該溝部に
    よって前記カバーとカバー取付部との間に生じた隙間部
    から浸入する水等を排水するようにしたことを特徴とす
    る防水筐体構造。
  2. 【請求項2】 筐体のカバー取付部の周囲の一部又は全
    部に溝部を設けたことを特徴とする請求項1記載の防水
    筐体構造。
  3. 【請求項3】 カバーが筐体のカバー取付部にヒンジ等
    によって開閉自在に取付けられる筐体構造において、 前記筐体のカバー取付部の周囲に溝部を設け、該溝部に
    よって前記カバーとカバー取付部との間に生じた隙間部
    から浸入する水等を排水するようにしたことを特徴とす
    る防水筐体構造。
  4. 【請求項4】 筐体のカバー取付部の嵌合部の周囲の一
    部又は全部に溝部を設けたことを特徴とする請求項3記
    載の防水筐体構造。
JP13406994A 1994-06-16 1994-06-16 防水筐体構造 Pending JPH088546A (ja)

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JP13406994A JPH088546A (ja) 1994-06-16 1994-06-16 防水筐体構造

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ID=15119657

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