JPH0884496A - 3相式ステッピングモータの駆動方法及び駆動装置と、電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

3相式ステッピングモータの駆動方法及び駆動装置と、電動式パワーステアリング装置

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JPH0884496A
JPH0884496A JP21724194A JP21724194A JPH0884496A JP H0884496 A JPH0884496 A JP H0884496A JP 21724194 A JP21724194 A JP 21724194A JP 21724194 A JP21724194 A JP 21724194A JP H0884496 A JPH0884496 A JP H0884496A
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JP
Japan
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switching
control line
phase
stator coil
state
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Application number
JP21724194A
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English (en)
Inventor
Sanetaka Umeda
實隆 梅田
Shigenobu Imayoshi
重信 今吉
Naoyuki Maeda
直之 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T R W S S J KK
Original Assignee
T R W S S J KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 バイポーラ通電方式により駆動制御する3相
4線式ステッピングモータにおいて、励磁相を切り替え
る際に生じる逆起電圧を次に励磁されるべき相のステー
タコイルにのみ集中的に還流させ、レスポンスの向上と
駆動電力の節約とを両立させる。 【構成】 スター結線により構成した3相4線式ステッ
ピングモータにおいて、極性を反転させるためのスイッ
チング素子TS1,TS2へのステップパルスには所定
の中立期間を介在させる。そして、これらTS1,TS
2をオンからオフに切り替えるタイミングをステータコ
イルの独立端のスイッチング状態の切替タイミングと一
致させると共に、TS1,TS2をオフからオンに切り
替えるタイミングはステータコイルの独立端のスイッチ
ング状態の切替タイミングより中立期間だけ遅らせる様
にタイミングがとられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3相式ステッピングモ
ータの駆動方法及び駆動装置と、これらを適用した電動
式パワーステアリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
一般にステッピングモータの3相バイポーラ駆動回路に
おいては、スター結線またはデルタ結線したステータコ
イルの各相間で、極性を反転しながら順番に通電を切り
替えていた。そして、この極性の反転タイミングと励磁
相の切り替えタイミングとは、同時に実行されていた。
【0003】ところで、励磁相を切り替える際には、そ
れまで励磁されていた相のステータコイルに逆起電圧が
生じることが知られている。この逆起電圧は、スター結
線の場合には他の2相を直列的に励磁する格好で、デル
タ結線の場合には他の2相に還流する格好で作用し、い
ずれにしても減トルクまたは反トルク発生の要因となっ
ていた。
【0004】そこで、本発明は、励磁相を切り替える際
に生じる逆起電圧を、次に励磁されるべき相のステータ
コイルにのみ集中的に還流させ、効率よくロータを回転
させることを目的とし、特に、電動式パワーステアリン
グ装置における車載バッテリの消費電力を低減すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記目的
を達成するため、本発明の3相式ステッピングモータの
駆動方法は、3相のステータコイルの一端を共通の制御
ラインに接続し、他端をそれぞれ独立の制御ラインに接
続し、各ステータコイルの各線間に、極性を反転しなが
ら順番に直流電源を導通させることによってロータを回
転させる3相式ステッピングモータの駆動方法であっ
て、励磁相を切り替える際には、次に励磁すべきステー
タコイルの独立の制御ライン側のコイル端を直流電源と
導通可能な状態に切り替えるタイミングに対して、共通
の制御ライン側のコイル端を直流電源と導通可能な状態
にして導通を開始するタイミングを所定期間だけ遅らせ
ることを特徴とする。
【0006】この3相式ステッピングモータの駆動方法
によれば、励磁相を切り替える際に、次に励磁すべきス
テータコイルが、所定期間の間、独立の制御ライン側の
コイル端だけ直流電源と導通可能な状態にされる。この
とき、その他の相のステータコイルは独立の制御ライン
側のコイル端が閉塞された状態にある。このため、それ
まで励磁されていた相のステータコイルに生じる逆起電
圧は、独立の制御ライン側のコイル端が直流電源と導通
可能な状態にされたステータコイル(次に励磁すべきス
テータコイル)に対してだけ加えられることになる。
【0007】この結果、本発明の3相式ステッピングモ
ータの駆動方法によれば、励磁相の切り替えの際に生じ
る逆起電圧が次に励磁されるべき相のステータコイルに
だけ集中的に還流されるので、減トルクや反トルクの発
生要因とならないばかりか、次に励磁すべき相のステー
タコイルへの立ち上がり電流を補助し、ステップパルス
が有効に働くので、効率よくロータを回転させることが
できる。これにより、駆動電力の節約を可能にし、回転
のレスポンスを高めることができる。
【0008】また、本発明の3相式ステッピングモータ
の駆動装置は、3相のステータコイルを1つずつ順番に
通電することにより3相式ステッピングモータを駆動す
る装置であって、各ステータコイルのそれぞれの一端に
別々に接続され、各ステータコイルの前記一端を直流電
源の正側との導通状態、負側との導通状態及び中立状態
のいずれかの状態にすることでいずれか1つのステータ
コイルだけが直流電源と導通可能な状態を実現して励磁
相を選択する励磁相選択手段と、各ステータコイルの他
端の全てと共通に接続され、各ステータコイルの該他端
を同時に、直流電源の正側との導通状態、負側との導通
状態及び中立状態のいずれかの状態にすることで、前記
励磁相選択手段により選択された励磁相のステータコイ
ルを直流電源とバイポーラに導通させるバイポーラ導通
手段と、前記励磁相選択手段による励磁相の選択を切り
替えるとき、バイポーラ導通手段による導通状態につい
ては、一旦中立状態を介在させた後に正側又は負側との
導通状態に移行させる励磁相切替制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0009】この3相式ステッピングモータの駆動装置
によれば、励磁相選択手段によるステータコイルの切り
替えと、バイポーラ導通手段による通電極性の設定との
関係によってバイポーラ通電を可能なら占めている。そ
して、励磁相切替制御手段が、励磁相の切り替えに当た
って、次に励磁すべき相のステータコイルの独立端側を
導通状態に切り替え、かつ共通端側を中立状態にするの
で、それまで励磁されていたステータコイルに発生した
逆起電圧は独立端が導通状態に切り替えられたステータ
コイルにだけ還流する。この結果、励磁相の切り替えの
際に減トルクや反トルクを発生せず、ステップパルスを
有効に作用させてロータの回転レスポンス及び回転効率
を向上させ、駆動電力の節約も可能にする。
【0010】この様な3相式ステッピングモータの駆動
装置のより具体的なものとしては、3相のステータコイ
ルと、それぞれが2個のスイッチング素子を備え、当該
スイッチング素子の間にいずれかのステータコイルの一
端が接続されると共に、直流電源に対して並列に接続さ
れる3本の独立の制御ラインと、2個のスイッチング素
子を備え、当該スイッチング素子の間に各ステータコイ
ルの一端が共に接続され、前記3本の独立の制御ライン
と並列に前記直流電源に接続される共通の制御ライン
と、独立の制御ライン中の6個のスイッチング素子のい
ずれか1つと共通の制御ライン中の2個のスイッチング
素子のいずれかとを共にオンにすることによって、各相
のステータコイルに対してバイポーラ通電を実行する制
御手段とを備える3相式ステッピングモータの駆動装置
であって、前記制御手段は、共通の制御ライン中のスイ
ッチング素子をオンからオフに切り替えるタイミングを
独立の制御ラインでのスイッチング状態の切替タイミン
グと一致させると共に、共通制御ライン中のスイッチン
グ素子をオフからオンに切り替えるタイミングは独立制
御ラインでのスイッチング状態の切替タイミングより所
定期間だけ遅らせることを特徴とする3相式ステッピン
グモータの駆動装置をあげることができる。
【0011】この3相式ステッピングモータの駆動装置
によれば、制御手段が上記の様な制御処理を実行するこ
とにより、励磁相を切り替える際には、次に励磁される
ステータコイルの独立端だけが直流電源と導通可能な状
態になり、各ステータコイルの他端は共通に接続されて
いるので、結局、それまでに励磁されていた相のステー
タコイルに生じた逆起電圧は次に励磁すべき相のステー
タコイルにだけ還流し、その通電の立ち上がりを補助
し、他のステータコイルへの還流がないことから減ルク
や反トルクの発生要因とはならない。
【0012】また、本発明は、3相式ステッピングモー
タを駆動することによって補助操舵力を与える電動式パ
ワーステアリング装置において、該3相式ステッピング
モータを、3相のステータコイルと、それぞれが2個の
スイッチング素子を備え、当該スイッチング素子の間に
いずれかのステータコイルの一端が接続されると共に、
車載バッテリに対して並列に接続される3本の独立の制
御ラインと、2個のスイッチング素子を備え、当該スイ
ッチング素子の間に各ステータコイルの一端が共に接続
され、前記3本の独立の制御ラインと並列に前記車載バ
ッテリに接続される共通の制御ラインとからバイポーラ
通電可能に構成すると共に、独立の制御ライン中の6個
のスイッチング素子のいずれか1つと共通の制御ライン
中の2個のスイッチング素子のいずれかとを共にオンに
することによって、各相のステータコイルに対してバイ
ポーラ通電を実行するに当り、共通の制御ライン中のス
イッチング素子をオンからオフに切り替えるタイミング
を独立の制御ラインでのスイッチング状態の切替タイミ
ングと一致させると共に、共通の制御ライン中のスイッ
チング素子をオフからオンに切り替えるタイミングを独
立の制御ラインでのスイッチング状態の切替タイミング
より所定期間だけ遅らせる制御手段を備えることを特徴
とする電動式パワーステアリング装置として実現するこ
ともできる。
【0013】この電動式パワーステアリング装置によれ
ば、上述した本発明のステッピングモータの駆動方法及
び駆動装置におけると同様に、ロータの回転に対して減
トルクや反トルクが作用せず、逆起電圧が次に励磁すべ
き相のステータコイルに有効に還流し、制御用のステッ
プパルスに対してレスポンス良く操舵力を補助すること
ができる。この結果、容量の限られている車載バッテリ
の消費電力を抑えつつ、快適な動力補助操舵を実現する
ことができる。
【0014】また、この同じ目的を達成する他の構成と
して、以下のものをあげることができる。即ち、3相の
ステータコイルの一端を共通の制御ラインに接続し、他
端をそれぞれ独立の制御ラインに接続し、各ステータコ
イルの各線間に、極性を反転しながら順番に直流電源を
導通させることによってロータを回転させる3相式ステ
ッピングモータの駆動方法であって、励磁相を切り替え
る際には、共通の制御ライン側の導通方向の切り替えと
同時に次に励磁すべきステータコイルの独立の制御ライ
ン側のコイル端を導通状態に切り替えると共に、このタ
イミングより所定期間だけ遅れて、それまで励磁してい
たステータコイルの独立の制御ライン側のコイル端を非
導通状態に切り替えることを特徴とする3相式ステッピ
ングモータの駆動方法をあげることができる。
【0015】この方法によれば、上述した駆動方法とは
異なり、励磁相を切り替えるタイミングにおいて、それ
まで励磁していたステータコイルと次に励磁すべきステ
ータコイルとが共にオンとなる重複期間が発生する。こ
のとき、共通の制御ラインの方の導通方向が切り替わる
ので、それまで励磁されていたステータコイルには逆起
電力が生じる。そして、この逆起電力は次に励磁すべき
ステータコイルにだけ集中的に還流されるので、減トル
クや反トルクの発生要因とならないばかりか、次に励磁
すべき相のステータコイルへの立ち上がり電流を補助
し、ステップパルスが有効に働くので、効率よくロータ
を回転させることができる。これにより、駆動電力の節
約を可能にし、回転のレスポンスを高めることができ
る。
【0016】また、この方法を実現するものとしては、
3相のステータコイルを1つずつ順番に通電することに
より3相式ステッピングモータを駆動する装置であっ
て、各ステータコイルのそれぞれの一端に別々に接続さ
れ、各ステータコイルの前記一端を直流電源の正側との
導通状態、負側との導通状態及び中立状態のいずれかの
状態にすることでいずれか1つのステータコイルだけが
直流電源と導通可能な状態を実現して励磁相を選択する
励磁相選択手段と、各ステータコイルの他端の全てと共
通に接続され、各ステータコイルの該他端を同時に、直
流電源の正側との導通状態、負側との導通状態及び中立
状態のいずれかの状態にすることで、前記励磁相選択手
段により選択された励磁相のステータコイルを直流電源
とバイポーラに導通させるバイポーラ導通手段と、前記
励磁相選択手段による励磁相の選択を切り替えるとき、
バイポーラ導通手段による導通状態の切り替えと同時に
次に励磁すべきステータコイルの独立の制御ライン側の
コイル端を導通状態に切り替えると共に、このタイミン
グより所定期間だけ遅れて、それまで励磁していたステ
ータコイルの独立の制御ライン側のコイル端を非導通状
態に切り替えるタイミングを所定期間だけ遅らせること
により、それまで励磁していたステータコイルと次に励
磁すべきステータコイルとが重複して導通状態となる期
間を設ける励磁相切替制御手段とを備えたことを特徴と
する3相式ステッピングモータの駆動装置をあげること
ができる。
【0017】この駆動装置によれば、励磁相切替制御手
段によって、それまで励磁していたステータコイルと次
に励磁すべきステータコイルとが重複して導通状態とな
り、しかもそのときの共通の制御ライン側の導通方向が
切り替わっているので、励磁相切替の際に生じる逆起電
力は、有効に、次に励磁すべきステータコイルにだけ還
流される。
【0018】また、より具体的なものとしては、3相の
ステータコイルと、それぞれが2個のスイッチング素子
を備え、当該スイッチング素子の間にいずれかのステー
タコイルの一端が接続されると共に、直流電源に対して
並列に接続される3本の独立の制御ラインと、2個のス
イッチング素子を備え、当該スイッチング素子の間に各
ステータコイルの一端が共に接続され、前記3本の独立
の制御ラインと並列に前記直流電源に接続される共通の
制御ラインと、独立の制御ライン中の6個のスイッチン
グ素子のいずれか1つと共通の制御ライン中の2個のス
イッチング素子のいずれかとを共にオンにすることによ
って、各相のステータコイルに対してバイポーラ通電を
実行する制御手段とを備える3相式ステッピングモータ
の駆動装置であって、前記制御手段は、共通の制御ライ
ンに対しては、2個のスイッチング素子が共にオン又は
共にオフとなる期間を設けることなくオン/オフ切り替
えを実行し、独立の制御ラインに対しては、各スイッチ
ング素子をオフからオンに切り替えるタイミングを共通
の制御ラインでのスイッチング状態の切り替えタイミン
グと一致させ、オンからオフに切り替えるタイミングを
共通の制御ラインでのスイッチング状態の切り替えタイ
ミングより所定期間だけ遅らせることにより、該所定期
間に渡って2個のスイッチング素子が同時にオンとなる
期間を設ける様に制御を行うことを特徴とする3相式ス
テッピングモータの駆動装置をあげることができる。
【0019】さらに、3相式ステッピングモータを駆動
することによって補助操舵力を与える電動式パワーステ
アリング装置において、該3相式ステッピングモータ
を、3相のステータコイルと、それぞれが2個のスイッ
チング素子を備え、当該スイッチング素子の間にいずれ
かのステータコイルの一端が接続されると共に、車載バ
ッテリに対して並列に接続される3本の独立の制御ライ
ンと、2個のスイッチング素子を備え、当該スイッチン
グ素子の間に各ステータコイルの一端が共に接続され、
前記3本の独立の制御ラインと並列に前記車載バッテリ
に接続される共通の制御ラインとからバイポーラ通電可
能に構成すると共に、独立の制御ライン中の6個のスイ
ッチング素子のいずれか1つと共通の制御ライン中の2
個のスイッチング素子のいずれかとを共にオンにするこ
とによって、各相のステータコイルに対してバイポーラ
通電を実行するに当り、共通の制御ラインに対しては、
2個のスイッチング素子が共にオン又は共にオフとなる
期間を設けることなくオン/オフ切り替えを実行し、独
立の制御ラインに対しては、各スイッチング素子をオフ
からオンに切り替えるタイミングを共通の制御ラインで
のスイッチング状態の切り替えタイミングと一致させ、
オンからオフに切り替えるタイミングを共通の制御ライ
ンでのスイッチング状態の切り替えタイミングより所定
期間だけ遅らせることにより、該所定期間に渡って2個
のスイッチング素子が同時にオンとなる期間を設ける制
御手段を備えることを特徴とする電動式パワーステアリ
ング装置もあげることができる。
【0020】これら装置においても、バイポーラに通電
を行い、かつ、それまで励磁していたステータコイルと
次に励磁すべきステータコイルとを所定期間だけ重複し
て励磁するので、上述した駆動方法を具体的に実現する
ことができ、無駄のないモータ駆動を実現することがで
きる。
【0021】なお、所定期間をどれだけとるかについて
は、それまで励磁していたステータコイルの導通状態が
あまり長すぎると反トルク原因となることがあるので、
そうならない範囲でこの所定期間を定めることが望まし
い。
【0022】
【実施例】以下、本発明を適用した電動式パワーステア
リング装置の実施例について説明する。図1は、実施例
の電動式パワーステアリング装置を示す。
【0023】パワーステアリング装置は、ギヤハウジン
グ1内にラックアンドピニオン機構を有し、ステアリン
グホイール3に加わった操舵力をこのラックアンドピニ
オン機構を介して車輪5,5に伝達する。そして、ラッ
クに対してアシストの動力を付与するステッピングモー
タ7と、このステッピングモータ7に対して、車速セン
サ9やトルクセンサ11からの出力信号に応じて車載バ
ッテリ13からの電力を供給するコントローラ15とか
らなる電動式パワーアシスト機構を備えている。
【0024】ステッピングモータ7は、図2に示すよう
に、車載バッテリ13と並列に接続された4本の制御ラ
イン21〜24に対して、その1本の制御ライン(以
下、共通の制御ラインという)24に共通に一端Nを接
続されると共に他の3本の制御ライン(以下、独立の制
御ラインという)21〜23に他端U,V,Wを別々に
接続することでスター結線された3つのステータコイル
UL,VL,WLを備えた3相4線式のものである。
【0025】各制御ライン21〜24には、それぞれ、
MOSFETからなるスイッチング素子TU1,TU
2,TV1,TV2,TW1,TW2,TS1,TS2
及びスパイク抑制用のダイオードDU1,DU2,DV
1,DV2,DW1,DW2,DS1,DS2が各ステ
ータコイルUL,VL,WLの接続位置を挟んで正側と
負側に配設されている。
【0026】スイッチング素子の内、独立の制御ライン
21〜23中にあるTU1,TU2,TV1,TV2,
TW1,TW2の6個は、各ステータコイルUL,V
L,WLのいずれか1つだけが直流電源と導通可能な状
態を実現して励磁相を選択する役割を果たしている。
【0027】一方、スイッチング素子の内、共通の制御
ライン24中にあるTS1,TS2の2個は、上記6個
のスイッチング素子TU1,TU2,TV1,TV2,
TW1,TW2により1つだけ導通可能にされたステー
タコイルUL,VL,WLの共通側の端Nの極性をバイ
ポーラに変更する役割を果たしている。
【0028】この様に構成されたステッピングモータ7
に対しては、コントローラ15から、図3に示すような
タイミングでステップパルスが入力される。コントロー
ラ15は、スイッチング素子TS1,TS2に対しては
図示の様に、所定期間tに渡って共にオフとなる期間
(以下、中立期間という)を設けて交互にステップパル
スを与える。そして、他の6個のスイッチング素子TU
1,TU2,TV1,TV2,TW1,TW2に対して
は、TU1→TV2→TW1→TU2→TV1→TW2
の順番にステップパルスを、上述の様な中立期間を設け
ることなく瞬時に切り替えながら与えていく。そして、
特に、共通の制御ライン中のスイッチング素子TS1,
TS2をオンからオフに切り替えるタイミングを独立端
U,V,Wのスイッチング状態の切替タイミングと一致
させると共に、共通制御ライン中のスイッチング素子T
S1,TS2をオフからオンに切り替えるタイミングは
独立端U,V,Wのスイッチング状態の切替タイミング
より上記中立期間tだけ遅らせる様にタイミングがとら
れている。
【0029】この様に中立期間tだけTS1,TS2の
立ち上がりが遅れる結果、直前に励磁されていたステー
タコイルに発生した逆起電圧は、次に励磁すべきステー
タコイルにだけ還流し、中立期間t経過後に立ち上がる
TS1又はTS2のステップパルスに対して迅速にステ
ータコイルを励磁する補助の役割を果たしている。この
様子をタイミングチャートに現すと、図4の様になる。
【0030】即ち、図の時刻T1においてステータコイ
ルWLへの通電が遮断されて当該コイルに生じた逆起電
圧WLeは、1つだけ導通可能状態になっているステー
タコイルULにだけ還流し、しかもこのステータコイル
ULはバイポーラ通電方式の採用によってステータコイ
ルWLとは逆極性に励磁しようとしているところなので
反トルクや減トルク要因としてではなくアシスト要因と
して作用する。この結果、中立期間tが経過するまでに
ステータコイルULの電圧は既に上昇しており、TS2
がオンになると同時にほぼ最高の励磁状態となる。これ
により、ステータコイルULはレスポンスよく励磁され
る。
【0031】続く時刻T2においてステータコイルUL
への通電が遮断されたときに当該コイルに生じた逆起電
圧ULeは、次に励磁すべきステータコイルVLにだけ
還流され、上述と同様に作用する。以下、VL遮断時に
生じた逆起電圧VLeはWLへ、WL遮断時に生じた逆
起電圧WLeはULへ、UL遮断時に生じた逆起電圧U
LeはVLへとそれぞれ還流され、常に、逆起電圧がア
シストとしてのみ作用し、減トルクや反トルク要因とな
ることはない。
【0032】この様に、実施例では、バイポーラ通電方
式の採用により極性を反転させながら順番に各ステータ
コイルを励磁することと、この励磁相の切り替えの際
に、極性反転用のスイッチング素子TS1,TS2への
ステップパルスの立ち下がりだけを励磁相切り替えのた
めのステップパルスの立ち下げ/立ち上げタイミングと
一致させ、中立期間tを介在させてからTS1,TS2
を立ち上がらせる様にしたことにより、ステータコイル
に生じた逆起電圧を有効に活用してステッピングモータ
のレスポンスの向上と駆動電力の節約とを実現してい
る。
【0033】そして、本実施例の電動式パワーステアリ
ング装置は、こうしたレスポンスの向上により、快適な
動力補助操舵特性を得ることができると共に、駆動電力
の節約が可能なので、容量に限りのある車載バッテリを
有効に使用することができ、特に小型車両のパワーステ
アリング装置として実用上の効果の高いものである。
【0034】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例は、ハード構成については第1実施例と全く同じ
である。相違点は、その信号制御の方法にある。第2実
施例の装置においては、図5に示すようなタイミングで
ステップパルスが入力される。
【0035】コントローラ15は、スイッチング素子T
S1,TS2に対しては図示の様に、共にオフ又は共に
オンとなる期間を設けることなく交互にステップパルス
を与える。そして、他の6個のスイッチング素子TU
1,TU2,TV1,TV2,TW1,TW2に対して
は、TU1→TV2→TW1→TU2→TV1→TW2
の順番にステップパルスを与えていく。このとき、スイ
ッチング素子TU1,TU2,TV1,TV2,TW
1,TW2に対する各ステップ信号の立ち上がりタイミ
ングは、スイッチング素子TS1,TS2の切り替えタ
イミングと一致させられている。しかし、スイッチング
素子TU1,TU2,TV1,TV2,TW1,TW2
に対する各ステップ信号の立ち下がりタイミングは、ス
イッチング素子TS1,TS2の切り替えタイミングよ
りも所定期間(以下、重複期間という)t’だけ遅れた
ものとなっている。
【0036】この様に重複期間t’だけ立ち下がりが遅
れる結果、直前に励磁されていたステータコイルに発生
する逆起電圧は、次に励磁すべきステータコイルにだけ
還流し、当該ステータコイルの励磁を補助する役割を果
たしている。この様子をタイミングチャートに現すと、
図6の様になる。
【0037】なお、この第2実施例では、重複期間t’
が長すぎると、直前に励磁していたステータコイルに関
して反トルク発生要因となるので、この期間は反トルク
が発生しない範囲内で定めることが望ましい。この場
合、ステータの歯数とロータの歯数を考慮した電気角な
どを考慮してタイミングを設定するとよい。
【0038】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は、上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
要旨を逸脱しない限り種々なる態様に変形することが可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の電動式パワーステアリング装置の全
体を示す構成図である。
【図2】 実施例の電動式パワーステアリング装置に用
いるステッピングモータの結線図である。
【図3】 実施例におけるステップパルスの出力タイミ
ングの関係を現すタイミングチャートである。
【図4】 実施例の作用・効果を示すタイミングチャー
トである。
【図5】 第2実施例におけるステップパルスの出力タ
イミングの関係を現すタイミングチャートである。
【図6】 第2実施例の作用・効果を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
1・・・ギヤハウジング、3・・・ステアリングホイー
ル、5・・・車輪、7・・・ステッピングモータ、9・
・・車速センサ、11・・・トルクセンサ、13・・・
バッテリ、15・・・コントローラ、21〜23・・・
独立の制御ライン、24・・・共通の制御ライン、TU
1,TU2,TV1,TV2,TW1,TW2,TS
1,TS2・・・スイッチング素子、U,V,W・・・
独立端、N・・・共通端、UL,VL,WL・・・ステ
ータコイル、ULe,VLe,WLe・・・逆起電圧、
t・・・中立期間。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3相のステータコイルの一端を共通の制
    御ラインに接続し、他端をそれぞれ独立の制御ラインに
    接続し、各ステータコイルの各線間に、極性を反転しな
    がら順番に直流電源を導通させることによってロータを
    回転させる3相式ステッピングモータの駆動方法であっ
    て、 励磁相を切り替える際には、次に励磁すべきステータコ
    イルの独立の制御ライン側のコイル端を直流電源と導通
    可能な状態に切り替えるタイミングに対して、共通の制
    御ライン側のコイル端を直流電源と導通可能な状態にし
    て導通を開始するタイミングを所定期間だけ遅らせるこ
    とを特徴とする3相式ステッピングモータの駆動方法。
  2. 【請求項2】 3相のステータコイルを1つずつ順番に
    通電することにより3相式ステッピングモータを駆動す
    る装置であって、 各ステータコイルのそれぞれの一端に別々に接続され、
    各ステータコイルの前記一端を直流電源の正側との導通
    状態、負側との導通状態及び中立状態のいずれかの状態
    にすることでいずれか1つのステータコイルだけが直流
    電源と導通可能な状態を実現して励磁相を選択する励磁
    相選択手段と、 各ステータコイルの他端の全てと共通に接続され、各ス
    テータコイルの該他端を同時に、直流電源の正側との導
    通状態、負側との導通状態及び中立状態のいずれかの状
    態にすることで、前記励磁相選択手段により選択された
    励磁相のステータコイルを直流電源とバイポーラに導通
    させるバイポーラ導通手段と、 前記励磁相選択手段による励磁相の選択を切り替えると
    き、バイポーラ導通手段による導通状態については、一
    旦中立状態を介在させた後に正側又は負側との導通状態
    に移行させる励磁相切替制御手段とを備えたことを特徴
    とする3相式ステッピングモータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 3相のステータコイルと、 それぞれが2個のスイッチング素子を備え、当該スイッ
    チング素子の間にいずれかのステータコイルの一端が接
    続されると共に、直流電源に対して並列に接続される3
    本の独立の制御ラインと、 2個のスイッチング素子を備え、当該スイッチング素子
    の間に各ステータコイルの一端が共に接続され、前記3
    本の独立の制御ラインと並列に前記直流電源に接続され
    る共通の制御ラインと、 独立の制御ライン中の6個のスイッチング素子のいずれ
    か1つと共通の制御ライン中の2個のスイッチング素子
    のいずれかとを共にオンにすることによって、各相のス
    テータコイルに対してバイポーラ通電を実行する制御手
    段とを備える3相式ステッピングモータの駆動装置であ
    って、 前記制御手段は、共通の制御ライン中のスイッチング素
    子をオンからオフに切り替えるタイミングを独立の制御
    ラインでのスイッチング状態の切替タイミングと一致さ
    せると共に、共通制御ライン中のスイッチング素子をオ
    フからオンに切り替えるタイミングは独立制御ラインで
    のスイッチング状態の切替タイミングより所定期間だけ
    遅らせることを特徴とする3相式ステッピングモータの
    駆動装置。
  4. 【請求項4】 3相式ステッピングモータを駆動するこ
    とによって補助操舵力を与える電動式パワーステアリン
    グ装置において、 該3相式ステッピングモータを、3相のステータコイル
    と、それぞれが2個のスイッチング素子を備え、当該ス
    イッチング素子の間にいずれかのステータコイルの一端
    が接続されると共に、車載バッテリに対して並列に接続
    される3本の独立の制御ラインと、2個のスイッチング
    素子を備え、当該スイッチング素子の間に各ステータコ
    イルの一端が共に接続され、前記3本の独立の制御ライ
    ンと並列に前記車載バッテリに接続される共通の制御ラ
    インとからバイポーラ通電可能に構成すると共に、 独立の制御ライン中の6個のスイッチング素子のいずれ
    か1つと共通の制御ライン中の2個のスイッチング素子
    のいずれかとを共にオンにすることによって、各相のス
    テータコイルに対してバイポーラ通電を実行するに当
    り、共通の制御ライン中のスイッチング素子をオンから
    オフに切り替えるタイミングを独立の制御ラインでのス
    イッチング状態の切替タイミングと一致させると共に、
    共通の制御ライン中のスイッチング素子をオフからオン
    に切り替えるタイミングを独立の制御ラインでのスイッ
    チング状態の切替タイミングより所定期間だけ遅らせる
    制御手段を備えることを特徴とする電動式パワーステア
    リング装置。
  5. 【請求項5】 3相のステータコイルの一端を共通の制
    御ラインに接続し、他端をそれぞれ独立の制御ラインに
    接続し、各ステータコイルの各線間に、極性を反転しな
    がら順番に直流電源を導通させることによってロータを
    回転させる3相式ステッピングモータの駆動方法であっ
    て、 励磁相を切り替える際には、共通の制御ライン側の導通
    方向の切り替えと同時に次に励磁すべきステータコイル
    の独立の制御ライン側のコイル端を導通状態に切り替え
    ると共に、このタイミングより所定期間だけ遅れて、そ
    れまで励磁していたステータコイルの独立の制御ライン
    側のコイル端を非導通状態に切り替えることを特徴とす
    る3相式ステッピングモータの駆動方法。
  6. 【請求項6】 3相のステータコイルを1つずつ順番に
    通電することにより3相式ステッピングモータを駆動す
    る装置であって、 各ステータコイルのそれぞれの一端に別々に接続され、
    各ステータコイルの前記一端を直流電源の正側との導通
    状態、負側との導通状態及び中立状態のいずれかの状態
    にすることでいずれか1つのステータコイルだけが直流
    電源と導通可能な状態を実現して励磁相を選択する励磁
    相選択手段と、 各ステータコイルの他端の全てと共通に接続され、各ス
    テータコイルの該他端を同時に、直流電源の正側との導
    通状態、負側との導通状態及び中立状態のいずれかの状
    態にすることで、前記励磁相選択手段により選択された
    励磁相のステータコイルを直流電源とバイポーラに導通
    させるバイポーラ導通手段と、 前記励磁相選択手段による励磁相の選択を切り替えると
    き、バイポーラ導通手段による導通状態の切り替えと同
    時に次に励磁すべきステータコイルの独立の制御ライン
    側のコイル端を導通状態に切り替えると共に、このタイ
    ミングより所定期間だけ遅れて、それまで励磁していた
    ステータコイルの独立の制御ライン側のコイル端を非導
    通状態に切り替えるタイミングを所定期間だけ遅らせる
    ことにより、それまで励磁していたステータコイルと次
    に励磁すべきステータコイルとが重複して導通状態とな
    る期間を設ける励磁相切替制御手段とを備えたことを特
    徴とする3相式ステッピングモータの駆動装置。
  7. 【請求項7】 3相のステータコイルと、 それぞれが2個のスイッチング素子を備え、当該スイッ
    チング素子の間にいずれかのステータコイルの一端が接
    続されると共に、直流電源に対して並列に接続される3
    本の独立の制御ラインと、 2個のスイッチング素子を備え、当該スイッチング素子
    の間に各ステータコイルの一端が共に接続され、前記3
    本の独立の制御ラインと並列に前記直流電源に接続され
    る共通の制御ラインと、 独立の制御ライン中の6個のスイッチング素子のいずれ
    か1つと共通の制御ライン中の2個のスイッチング素子
    のいずれかとを共にオンにすることによって、各相のス
    テータコイルに対してバイポーラ通電を実行する制御手
    段とを備える3相式ステッピングモータの駆動装置であ
    って、 前記制御手段は、 共通の制御ラインに対しては、2個のスイッチング素子
    が共にオン又は共にオフとなる期間を設けることなくオ
    ン/オフ切り替えを実行し、 独立の制御ラインに対しては、各スイッチング素子をオ
    フからオンに切り替えるタイミングを共通の制御ライン
    でのスイッチング状態の切り替えタイミングと一致さ
    せ、オンからオフに切り替えるタイミングを共通の制御
    ラインでのスイッチング状態の切り替えタイミングより
    所定期間だけ遅らせることにより、該所定期間に渡って
    2個のスイッチング素子が同時にオンとなる期間を設け
    る様に制御を行うことを特徴とする3相式ステッピング
    モータの駆動装置。
  8. 【請求項8】 3相式ステッピングモータを駆動するこ
    とによって補助操舵力を与える電動式パワーステアリン
    グ装置において、 該3相式ステッピングモータを、3相のステータコイル
    と、それぞれが2個のスイッチング素子を備え、当該ス
    イッチング素子の間にいずれかのステータコイルの一端
    が接続されると共に、車載バッテリに対して並列に接続
    される3本の独立の制御ラインと、2個のスイッチング
    素子を備え、当該スイッチング素子の間に各ステータコ
    イルの一端が共に接続され、前記3本の独立の制御ライ
    ンと並列に前記車載バッテリに接続される共通の制御ラ
    インとからバイポーラ通電可能に構成すると共に、 独立の制御ライン中の6個のスイッチング素子のいずれ
    か1つと共通の制御ライン中の2個のスイッチング素子
    のいずれかとを共にオンにすることによって、各相のス
    テータコイルに対してバイポーラ通電を実行するに当
    り、 共通の制御ラインに対しては、2個のスイッチング素子
    が共にオン又は共にオフとなる期間を設けることなくオ
    ン/オフ切り替えを実行し、 独立の制御ラインに対しては、各スイッチング素子をオ
    フからオンに切り替えるタイミングを共通の制御ライン
    でのスイッチング状態の切り替えタイミングと一致さ
    せ、オンからオフに切り替えるタイミングを共通の制御
    ラインでのスイッチング状態の切り替えタイミングより
    所定期間だけ遅らせることにより、該所定期間に渡って
    2個のスイッチング素子が同時にオンとなる期間を設け
    る制御手段を備えることを特徴とする電動式パワーステ
    アリング装置。
JP21724194A 1994-09-12 1994-09-12 3相式ステッピングモータの駆動方法及び駆動装置と、電動式パワーステアリング装置 Pending JPH0884496A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187130A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Hitachi Ltd 捲回式鉛電池を電源とする電動パワーステアリングシステム及びそれに用いられるモータとインバータ装置
CN103108794A (zh) * 2010-08-23 2013-05-15 蒂森克虏伯普利斯坦有限公司 用于机电式转向器的电动马达的安全电路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006187130A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Hitachi Ltd 捲回式鉛電池を電源とする電動パワーステアリングシステム及びそれに用いられるモータとインバータ装置
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