JPH0884450A - 小型電動機 - Google Patents

小型電動機

Info

Publication number
JPH0884450A
JPH0884450A JP25082395A JP25082395A JPH0884450A JP H0884450 A JPH0884450 A JP H0884450A JP 25082395 A JP25082395 A JP 25082395A JP 25082395 A JP25082395 A JP 25082395A JP H0884450 A JPH0884450 A JP H0884450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
stator
rotor
outer peripheral
surface portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25082395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Saji
英男 佐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP25082395A priority Critical patent/JPH0884450A/ja
Publication of JPH0884450A publication Critical patent/JPH0884450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外力によるターミナルの移動を防止でき、か
つ電動機内部のターミナルの接続部への水の浸入も防止
できる。 【解決手段】 モータハウジング5は、第1の側面部5
a、第2の側面部5b、外周部5c、軸受保持部5d、
ターミナル保持部5e、及び隔壁部14が一つの樹脂に
よって、一体に成形されているので、隔壁部14及びタ
ーミナル保持部5eが外力によって離脱及び位置ずれを
起こすことはないため、ターミナル10を保持している
ターミナル保持部5eが移動しない構造であり、ターミ
ナル10の接続部102に接続されているステータコイ
ル9が断線することがなければ、ターミナル10の接続
部102に電動機外から水が侵入することがない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、小型電動機の改良
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】特開昭54ー85302号公報には、ス
テータコアのスロットと同じあるいは近似する形状した
薄板状をなす部分とその外周側に形成した端子用ハウジ
ングとを有する絶縁性の端子板を備え、この端子板がス
テータコアの端面に重ねられてそのスロット内にステー
タコアのスロットとともにステータコイルが装着され、
端子板の端子用ハウジングに端子が電動機の半径方向に
向けて取付けられ、端子とステータコイルの口出し線と
が電気的に接続され、ステータコア、ステータコイルエ
ンド、端子板、及び口出し線とが合成樹脂により一体に
モールドされ、このモールドによって別部材の端子カバ
ーも固定された小型電動機の口出し構造が開示されてい
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、端子カバーが小型電動機のフレームをなすモ
ールドによって固定されており、外力によって、端子カ
バーがフレームから離脱もしくは位置ずれを起こす可能
性があり、この端子カバーの移動により端子カバーと嵌
合している端子板(ターミナル)も移動し、この端子板
の移動によって、口出し線が断線する恐れがあるととも
に、モールドと端子カバーとの隙間、端子カバーと端子
板との隙間を介して、水が電動機内部、特に端子板と口
出し線との接続部に浸入し、端子板及び口出し部が劣化
して電動機の作動不良を引き起こす恐れもある。 【0004】そこで、本発明は上記課題を解決するため
になされたものであり、外力によるターミナルの移動を
防止でき、かつ電動機内部のターミナルの接続部への水
の浸入も防止できる小型電動機を提供することを目的と
する。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、特許請求の範囲に記載の手段を採用することができ
る。この手段によると、モータハウジング(5)は、ロ
ータ(1)の一端側に配設された第1の側面部(5a)
と、この第1の側面部(5a)と対向するとともに、ロ
ータ(1)の他端側に配設された第2の側面部(5b)
と、第1の側面部(5a)の外周端と第2の側面部(5
b)の外周端との間に設けられた外周部(5c)と、第
2の側面部(5b)の略中央に設けられ、ロータ(1)
の軸受(3´)を保持する軸受保持部(5d)と、外周
部(5c)からターミナル(10)に沿って径方向外周
側へ延び、複数のターミナル(10)を覆う隔壁部(1
4)と、この隔壁部(14)に設けられ、ターミナル
(10)の略中央を保持するターミナル保持部(5e)
とを有し、2列の固定子(20)とロータ(1)とロー
タ(1)の軸受(3´)とを包み込むとともに、第1の
側面部(5a)、第2の側面部(5b)、外周部(5
c)、軸受保持部(5d)、ターミナル保持部(5e)
及び隔壁部(14)が一つの樹脂によって、一体に成形
されているので、隔壁部(14)及びターミナル保持部
(5e)が外力によって離脱及び位置ずれを起こすこと
はないため、ターミナル(10)を保持しているターミ
ナル保持部(5e)が移動しない構造であり、このた
め、ターミナル(10)の接続部(102)に接続され
ているステータコイル(9)が断線することがなく、タ
ーミナル(10)の接続部(102)に電動機外から水
が侵入することもなく、さらに、複数あるターミナル
(10)のステータコイル(9)との接続部(102)
が2列の固定子(20)の外周近傍に配置されているの
で、ステータコイル(9)のターミナル(10)の接続
部(102)までの長さを大幅に短くできるので、ステ
ータコイル(9)が断線防止が図れる。 【0006】 【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に表し
た実施例について説明する。図1から図4において、1
はロータであり、2は出力軸である。この出力軸2は、
ロータ1に固設されて回転する通常の回転軸であっても
よく、また直線出力型電動機における出力軸のようにロ
ータ1に螺設されていて、直線的に前進又は後退するも
のであってもよい。3、3´は、軸受としてのボールベ
アリングであり、ロータ1の両端をモータハウジング
4、5に保持させ、自由に回転できる様にしている。 【0007】ハウジング4とハウジング5は、本実施例
の場合はビス6により相互に固定されているが、他の接
着、かしめ、リベット等によって固定することも可能で
ある。ハウジング5には、それぞれ2組のステータコア
7、7´とコイルボビン8とステータコイル9、および
6個のターミナル10が、合成樹脂11によってあらか
じめ成形されたものが埋め込まれている。そして、ハウ
ジング5は、その外側から、合成樹脂12による成形に
よって形成されており、同時に、それぞれボールベアリ
ング3、3´の保持用穴13、13´やステータコイル
9へ電源を供給するためのコネクタ14(隔壁部)、及
びモータ取付用穴16が一体に形成されている。 【0008】さらに、ステータ部分の構成を詳細に説明
すると、図4において、ターミナル固定用溝81が必要
ターミナル線の半分の数(3個)だけ設けてあるブロッ
ク状突起82と、中心部にステータコア7、7´の歯や
ロータ1が組み付けられるための穴83とを設けている
コイルボビン8に、ステータコイル9を巻線する。その
後、ターミナル部10のコネクタ用ターミナル部101
が、ボビン8のターミナル固定用溝81の幅広な部分に
嵌るように挿入し、ブロック状突起82に対して垂直に
突出するコイル結線部102(接続部)にステータコイ
ル9の端末を半田付けや圧着等により接続する。続い
て、ほぼ平板状をなすステータコア7´を、このステー
タコア7´に設けられた切欠き71とボビン8のブロッ
ク状突起82が噛み合うようにボビン8に固定する。こ
の時、ステータコア7´とボビン8の位置決めを容易に
するため、及びステータコイル9が励磁されていないと
きのロータ1の停止位置の精度を向上するために、ボビ
ン8に設けられたピン状突起84とステータコア7´に
設けた穴付打ち出し72とが噛み合って固定される。ま
た、前記打ち出し72は、図1図示におけるところの、
二枚のステータコア7´の背面に隙間15を設けるため
にも役立っている。つづいて、ターミナル10のコイル
結線部102を逃がすための溝73がブロック状突起8
2の幅と同じかやや広い寸法で設けてある箱状のステー
タコア7が、ブロック状突起82と溝73が噛み合うよ
うに嵌め合わされて一つのステータユニットが構成され
る。図4図示の下側のユニットも同様にして構成された
ものである。この両ステータユニットが、平板状のステ
ータコア7´同士が背中合わせになるように更に組み付
けられ、両ステータコア7´の双方の切欠き71にボビ
ン8のブロック状突起82が隣同士に入り込み両ステー
タコア7、7´それぞれ四つの相対的な位置が決定され
る。つぎに、合成樹脂11によって全体が固定され、最
後に、樹脂12による成形が行われる。 【0009】なお、さらに言えば、ハウジング5は、ロ
ータ1の一端側に配設された第1の側面部5aと、この
第1の側面部5aと対向するとともに、ロータ1の他端
側に配設された第2の側面部5bと、第1の側面部5a
の外周端と第2の側面部5bの外周端との間に設けられ
た外周部5cと、第2の側面部5bの略中央に設けら
れ、ロータ1の軸受3´を保持する軸受保持部5dと、
外周部5cからターミナル(10)に沿って径方向外周
側へ延び、複数のターミナル10を覆う隔壁部14と、
この隔壁部14に設けられ、ターミナル10の略中央を
保持するターミナル保持部5eとを有し、2列の固定子
20とロータ1とロータ1の軸受3´とを包み込むとと
もに、第1の側面部5a、第2の側面部5b、外周部5
c、軸受保持部5d、ターミナル保持部5e及びコネク
タ14(隔壁部)が一つの樹脂によって、一体に成形さ
れている。 【0010】この構成により、コネクタ14(隔壁部)
及びターミナル保持部5eが外力によって離脱及び位置
ずれを起こすことはないため、ターミナル10を保持し
ているターミナル保持部5eが移動しない構造であり、
このため、ターミナル10の接続部102に接続されて
いるステータコイル9が断線することがなく、ターミナ
ル10の接続部102に電動機外から水が侵入すること
もない。 【0011】さらに、複数あるターミナル10のステー
タコイル9との接続部102が2列の固定子20の外周
近傍に配置されているので、ステータコイル9のターミ
ナル10の接続部102までの長さを大幅に短くできる
ので、ステータコイル9が断線防止が図れる。他の実施
例としては、次のものがある。 【0012】(1)第2実施例として、第1実施例にお
いては樹脂11と樹脂12を個々に成形してステータを
構成しているが、二つの樹脂を同一材料とし1回の成形
によって成形固定を実施することも可能である。 (2)第3実施例として、第1実施例においてはブロッ
ク状突起82を2個のボビン8にそれぞれ設けたが、図
5に示す如く一方のボビン8に第1実施例に相当するブ
ロック状突起82を合体して設け、もう一方のボビン8
は突起を廃止しても実施が可能であるが、この第3実施
例の場合はボビン8が2種類になるという欠点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】第1実施例を表す小型電動機の正面断面図であ
る。 【図2】第1実施例の半断面正面図である。 【図3】第1実施例の半断面側面図である。 【図4】第1実施例のステータ部分の分解斜視図であ
る。 【図5】他の実施例を表す分解斜視図である。 【符号の説明】 1 ロータ 3´ 軸受 5 ハウジング(モータハウジング) 5a 第1の側面部 5b 第2の側面部 5c 外周部 5d 軸受保持部 5e ターミナル保持部 7 ステータコア 7´ ステータコア 8 コイルボビン 9 ステータコア 10 ターミナル 14 コネクタ(隔壁部) 20 固定子 102 コイル結線部(接続部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H02K 37/14 535 Y

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 円筒状のコイルボビン(8)と、このコイルボビン
    (8)の外周に巻装されたステータコイル(9)と、前
    記コイルボビン(8)の軸方向両端面に配設され、界磁
    鉄心をなすステータコア(7、7´)とからなる固定子
    (20)と、 前記ステータコイル(9)の端末に接続
    される接続部(102)を有するターミナル(10)
    と、 前記ステータコア(7、7´)の内面と隙間を有して対
    面するロータ(1)と、 このロータ(1)の軸受(3´)を保持する軸受保持部
    (5d)を有するモータハウジング(5)と、 を備えた小型電動機であって、 前記固定子(20)は、軸方向に2列に配列され、 前記ターミナル(10)は、複数であり、前記2列の固
    定子(20)間の略中央から径方向外周側にそれぞれ向
    かって延びており、前記ステータコイル(9)との接続
    部(102)がそれぞれ前記2列の固定子(20)の外
    周近傍に配置され、かつ複数のターミナル(10)が近
    接して設けられ、 前記モータハウジング(5)は、前記ロータ(1)の一
    端側に配設された第1の側面部(5a)と、この第1の
    側面部(5a)と対向するとともに、前記ロータ(1)
    の他端側に配設された第2の側面部(5b)と、前記第
    1の側面部(5a)の外周端と前記第2の側面部(5
    b)の外周端との間に設けられた外周部(5c)と、前
    記第2の側面部(5b)の略中央に設けられた前記軸受
    保持部(5d)と、前記外周部(5c)から前記ターミ
    ナル(10)に沿って径方向外周側へ延び、前記ターミ
    ナル(10)を覆う隔壁部(14)と、この隔壁部間
    (14)に設けられ、前記ターミナル(10)の略中央
    を保持するターミナル保持部(5e)とを有し、前記2
    列の固定子(20)と前記ロータ(1)と前記ロータ
    (1)の軸受(3´)とを包み込むとともに、前記第1
    の側面部(5a)、前記第2の側面部(5b)、前記外
    周部(5c)、前記軸受保持部(5d)、前記ターミナ
    ル保持部(5e)及び前記隔壁部(14)が一つの樹脂
    によって、一体に成形されていることを特徴とする小型
    電動機。
JP25082395A 1995-09-28 1995-09-28 小型電動機 Pending JPH0884450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25082395A JPH0884450A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 小型電動機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25082395A JPH0884450A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 小型電動機

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58068029A Division JPH0828958B2 (ja) 1983-04-18 1983-04-18 小型電動機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0884450A true JPH0884450A (ja) 1996-03-26

Family

ID=17213569

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25082395A Pending JPH0884450A (ja) 1995-09-28 1995-09-28 小型電動機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0884450A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015204433A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社不二工機 電磁的駆動コイル装置及びその成形方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015204433A (ja) * 2014-04-16 2015-11-16 株式会社不二工機 電磁的駆動コイル装置及びその成形方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5073735A (en) Stepping motor having a molded housing
JP4649951B2 (ja) モータおよび電機子の製造方法
US5057732A (en) Electric motor having a molded housing and connector plates projected thereon
US7329973B2 (en) Rotary electric machine
US20080136284A1 (en) Manufacturing method of motor and armature
US20060082242A1 (en) Stator arrangement for an electric machine and an electric motor
EP1653585A1 (en) Insulated stator with wire routing element
US20030173851A1 (en) Watertight brushless fan motor
US20080084131A1 (en) Stepping Motor
JP2000014112A (ja) 無刷子電動機
JP2883409B2 (ja) 小型電動機
CN114825780A (zh) 旋转电机
TWI673936B (zh) 軸向間隙型旋轉電機
JPH0828958B2 (ja) 小型電動機
KR20050105021A (ko) 비엘디시 모터의 스테이터 및 그 제조방법
JPH0884450A (ja) 小型電動機
US6954012B2 (en) Permanent electric motor with a speed sensor
JPH0526917Y2 (ja)
JPH10145991A (ja) モータの固定子およびモータフレーム
JP2541801B2 (ja) ステツプモ−タ
EP4203255A1 (en) Motor with bidirectional terminals
JPH0458751A (ja) 無刷子電動機
JP2571672Y2 (ja) ステッピングモータのコイルボビン
JP3932197B2 (ja) ステッピングモータ
JP2001286084A (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970114