JPH088403Y2 - 管路内径測定装置 - Google Patents

管路内径測定装置

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JPH088403Y2
JPH088403Y2 JP9158290U JP9158290U JPH088403Y2 JP H088403 Y2 JPH088403 Y2 JP H088403Y2 JP 9158290 U JP9158290 U JP 9158290U JP 9158290 U JP9158290 U JP 9158290U JP H088403 Y2 JPH088403 Y2 JP H088403Y2
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JP
Japan
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pipe
measured
inner diameter
slider
measuring device
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JP9158290U
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健一 須田
俊二 長町
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば地中に埋設された直管あるいは曲管
等の被測定管路の内径および断面形状を算出する管路内
径測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の管路内径測定装置には、超音波を被測
定管路の内周面に出射し反射波を検出する装置,レーザ
光を被測定管路の内周面に出射し反射波を検出する装置
あるいはテレビカメラによって管内径の変化量をモニタ
によって検出する装置がある。(第1の測定装置) また、従来の管路内径測定装置には、被測定管路の内
周面に圧接する板ばねの歪み量を検出する装置がある。
(第2の測定装置) さらに、被測定管路の内周面に接触する羽根の拡がり
によって検出する装置もある。(第3の測定装置) 〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、第1の測定装置においては、何れの装置も
大型であるため、小口径の被測定管路内に挿入すること
ができず、測定対象となる管路が限定されていた。
次に、第2の測定装置においては、装置が比較的小型
であるが、板ばねの歪み具合が定量的でないことから、
測定精度が悪いという不都合があった。
さらに、第3の測定装置においては、装置が比較的小
型であり、しかも測定精度も良好であるものの、測定結
果を検出時に得ることができないという不都合があっ
た。
また、第1〜第3の測定装置は、何れも装置本体にケ
ーブルを挿通させることができないため、被測定管路が
地中に埋設されている場合等に他の測定装置を併用する
ことができず、同一の被測定管路に対して種々色々な測
定を行うことができないという不都合があった。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもので、大
小口径の被測定管路の内径を測定することができると共
に、検出時に測定結果を得ることができ、かつ同一の管
路に対して種々色々な測定を行うことができる管路内径
測定装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る管路内径測定装置は、フレキシブルジョ
イントによって連結されかつ各々が互いに同心状に配設
され被測定管路の内周面に圧接する複数の摺動片を有す
る前後2つの筒体と、これら両筒体の周囲に周方向に間
隔をもって配設され2つのリンクを有する複数の測定用
アームと、これら測定用アームの両リンクのうち一方の
リンクに連結され筒体の軸線方向に進退するスライダー
とからなり、このスライダーおよび両リンクを可動節と
しかつ筒体を固定節とするリンク機構を備え、このリン
ク機構のスライダーおよび両リンク連結部に各々スライ
ダー変位量を電圧変換するポテンショメータとスプリン
グによって被測定管路の内周面に付勢されるローラが設
けられているものである。
〔作用〕
本考案においては、被測定管路の内径測定時に被測定
管路の内径が大きい場合にスライダーがスプリングの付
勢力によってポテンショメータから離間する方向に移動
し、一方被測定管路の内径が小さい場合にスライダーが
スプリングの付勢力に抗してポテンショメータから接近
する方向に移動することになる。
〔実施例〕
以下、本考案の構成等を図に示す実施例によって詳細
に説明する。
第1図,第2図および第3図は本考案に係る管路内径
測定装置を示す断面図と平面図と正面図、第4図,第5
図および第6図は各々第2図のIV−IV線断面図とV−V
線断面図とVI−VI線断面図である。同図において、符号
1および2で示すものは筒体としての前後2つのプロー
グで、フレシキブルジョイント3によって連結され、か
つ各々が互いに同心状に配設されており、各プローグ内
部には例えばパイプカメラ付き管路内洗浄装置(図示せ
ず)のケーブル(図示せず)が挿通するケーブルスペー
ス4が形成されている。5は被測定管路(図示せず)の
内周面に圧接する複数の摺動片で、前記各プローグ1,2
の先端部に周方向に間隔をもって8個ずつ配設されてお
り、全体が略へ字状に形成されている。そして、これら
摺動片5は、前記両プローグ1,2を被測定管路(図示せ
ず)の中心線軸上に維持するように構成されている。6
は2つのリング6a,6bを有する複数の測定用アームで、
前記両プローグ1,2の周囲に周方向に間隔をもって10個
ずつ配設されている。7はスライダーとしてのスライド
継手で、前記測定用アーム6の両リンク6a,6bのうち一
方のリンク6aに連結されており、前記プローグ1,2の軸
線方向に進退するように構成されている。8は被測定管
路(図示せず)の内径に応じて動作するリンク機構で、
前記スライド継手7および前記リンク6a,6bを可動節と
し、かつ前記プローグ1,2を固定節とする20個の4節リ
ンク機構によって構成されている。これらリンク機構8
は、前記両プローグ1,2の周囲に周方向に18°の間隔(1
8°間隔)をもって並設されている。9は継手変位量を
電圧変換するポテンショメータで、前記リンク機構8の
各スライド継手7に連結されている。10は被測定管路
(図示せず)の内周面を滑走するローラで、前記両リン
ク6a,6bの連結部に設けられている。11は前記ローラ10
を被測定管路(図示せず)の内周面に圧接するスプリン
グとしての板ばねで、前記両プローグ1,2に取り付けら
れている。なお、12は牽引用の測定端具である。
このように構成された管路内径測定装置による被測定
管路の内径測定時には、被測定管路(図示せず)の内径
が大きい場合にスライド継手7が板ばね11の付勢力によ
ってポテンショメータ9から離間する方向に移動し、一
方被測定管路(図示せず)の内径が小さい場合にスライ
ド継手7が板ばね11の付勢力に抗してピテンショメータ
9に接近する方向に移動することになる。このとき、ス
ライド継手7の変位が電圧に変換されるから、この変換
量によって被測定管路(図示せず)の内径を測定するこ
とができる。また、前後で合わせて20個の測定ポイント
によって管路断面形状を検知することができる。
したがって、本実施例においては、例えば超音波被測
定管路の内周面に出射し反射波を検出する装置等のよう
に大型化せず、大口径の被測定管路の内径のみならず小
口径の被測定管路(例えば内径が75mmの管路)の内径を
測定することができる。
また、本実施例においては、前後プローグ1,2にケー
ブルを挿通させることができるから、被測定管路が地中
に埋設されている場合等に例えばパイプカメラ付き管路
内洗浄装置(図示せず)を併用することができ、同一の
管路に対して種々色々な測定を行うことができる。
さらに、本実施例においては、被測定管路(図示せ
ず)を通過中にスライド継手7の変位量をポテンショメ
ータ9によって電圧変換し、内径を測定することができ
るから、電圧変換時に測定結果を知ることができる。
さらにまた、本実施例において、スライド継手7にポ
テンショメータ9が連結されていることは、スライダー
の変位量に応じて定量的に電圧変換され得るから、測定
精度を高めることができる。
因に、本実施例における管路内測定装置は、例えば第
7図に示すようにして使用される。同図において、21は
パイプカメラ付き管路内洗浄装置、22は管路曲率測定装
置、23は管路内径測定装置、24は被測定管路、25はマン
ホール、26は高圧水吐出装置、27は吸引装置、28はパイ
プカメラコントロール装置、29は曲率測定装置用のコン
トロール装置、30は内径測定装置用のコントロール装
置、31はモニタである。ここで、管路内径測定装置23か
らの信号がコントロール装置30に出力されると共に、モ
ニタ31に画像処理される。
なお、本実施例においては、ポテンショメータ9およ
びリンク機構8の個数が分解能を高めることから前後で
合わせて20個である場合を示したが、本考案はこれに限
定されるものではなく、実施例の個数より多くても少な
くてもよく、その個数は適宜変更することができる。
また、本考案における摺動片5の個数も、前述した実
施例に限定されるものでないことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、フレキシブルジ
ョイントによって連結されかつ各々が互いに同心状に配
設され被測定管路の内周面に圧接する複数の摺動片を有
する前後2つの筒体と、これら両筒体の周囲に周方向に
間隔をもって配設され2つのリンクを有する複数の測定
用アームと、これら測定用アームの両リンクのうち一方
のリンクに連結され筒体の軸線方向に進退するスライダ
ーとからなり、このスライダーおよび両リンクを可動節
としかつ筒体を固定節とするリンク機構を備え、このリ
ンク機構をスライダーおよび両リンク連結部に各々スラ
イダー変位量を電圧変換するポテンショメータとスプリ
ングによって被測定管路の内周面に付勢されるローラが
設けられているので、被測定管路の内径測定時に被測定
管路の内径が大きい場合にスライダーがスプリングの付
勢力によってポテンショメータから離間する方向に移動
し、一方被測定管路の内径が小さい場合にスライダーが
スプリングの付勢力に抗してポテンショメータに接近す
る方向に移動することになる。したがって、例えば超音
波を被測定管路の内周面に出射し反射波を検出する装置
等のように大型化せず、大口径の被測定管路の内径のみ
ならず小口径の被測定管路の内径を測定することができ
る。また、前後の筒体にケーブルを挿通させることがで
きるから、被測定管路が地中に埋設されている場合等に
例えばパイプカメラ付き管路内洗浄装置等を併用するこ
とができ、同一の管路に対して種々色々な測定を行うこ
とができる。さらに、被測定管路を通過中にスライダー
の変位量をポテンショメータによって電圧変換し、内径
を測定することができるから、電圧変換時に測定結果を
知ることもできる。さらにまた、スライダーにポテンシ
ョメータが連結されていることは、スライダー変位量に
応じて定量的に電圧変換され得るから、測定精度を高め
ることができるといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図および第3図は本考案に係る管路内径測
定装置を示す断面図と平面図と正面図、第4図,第5図
および第6図は各々第1図のIV−IV線断面図とV−V線
断面図とVI−VI線断面図、第7図は使用例を示す概略図
である。 1,2……プローグ、3……フレキシブルジョイント、5
……摺動片、6……測定用アーム、7……スライド継
手、8……リンク機構、9……ポテンショメータ、10…
…ローラ、11……板ばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレキシブルジョイントによって連結され
    かつ各々が互いに同心状に配設され被測定管路の内周面
    に圧接する複数の摺動片を有する前後2つの筒体と、こ
    れら両筒体の周囲に周方向に間隔をもって配設され2つ
    のリンクを有する複数の測定用アームと、これら測定用
    アームの両リンクのうち一方のリンクに連結され前記筒
    体の軸線方向に進退するスライダーとからなり、このス
    ライダーおよび前記両リンクを可動節としかつ前記筒体
    を固定節とするリンク機構を備え、このリンク機構のス
    ライダーおよび両リンク連結部に各々スライダー変位量
    を電圧変換するポテンショメータとスプリングによって
    被測定管路の内周面に付勢されるローラが設けられてい
    ることを特徴とする管路内径測定装置。
JP9158290U 1990-09-03 1990-09-03 管路内径測定装置 Expired - Lifetime JPH088403Y2 (ja)

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