JPH088059A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

Info

Publication number
JPH088059A
JPH088059A JP13855294A JP13855294A JPH088059A JP H088059 A JPH088059 A JP H088059A JP 13855294 A JP13855294 A JP 13855294A JP 13855294 A JP13855294 A JP 13855294A JP H088059 A JPH088059 A JP H088059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveguide
antenna
microwave
microwave oven
peripheral wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13855294A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Omori
義治 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP13855294A priority Critical patent/JPH088059A/ja
Publication of JPH088059A publication Critical patent/JPH088059A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 限定された導波管の内部に配された放射アン
テナによるマイクロ波の位相調整を可能とし、導波管の
軸断面におけるマイクロ波の良好な放射状態を実現し、
加熱室内での加熱むらの発生を有効に防止する。 【構成】 導波管3の内部に突出するマグネトロン4の
アンテナ40に、このアンテナ40に一端を固定され、導波
管3の周壁に向けて延びる第1の部分51と、この第1の
部分51の他端に連設され、導波管3の周壁に沿って延び
る第2の部分52とを備えた放射アンテナ5を取り付け
る。マグネトロン4が発振するマイクロ波は、第1の部
分51を経て第2の部分52に伝播し、第2の部分52の長さ
方向に沿って導波管3の周方向に伝播する間に、導波管
3の周壁と第2の部分52との間に形成される電界の作用
により放射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マグネトロンが発振す
るマイクロ波を広範囲に拡げるための放射アンテナを備
える電子レンジに関する。
【0002】
【従来の技術】被加熱物が載置された加熱室の内部に、
一側に開口する導波管を経てマイクロ波を導入し、該マ
イクロ波の作用により前記被加熱物を加熱する電子レン
ジにおいては、導波管の開口端から導入されるマイクロ
波を、加熱室内部の全域に広範囲に拡げて導入すること
により、被加熱物の載置位置の相違による加熱むらの発
生を防止し、良好な仕上がり状態を得ることができる。
【0003】前記マイクロ波は、導波管の基端部に固設
されたマグネトロンの動作により発振され、導波管を経
て加熱室内に導入される。従って、加熱室の内部に広範
囲に拡がったマイクロ波の導入状態を得るためには、導
波管の内部に軸断面の全域に拡がったマイクロ波の放射
状態を得ることが必要である。
【0004】そこで従来においては、実公昭53-50122号
公報、実開昭59-95597号公報及び特開昭62−295386号公
報等に開示されている如く、導波管内に突出するマグネ
トロンのアンテナに、円板状又は円筒状をなす導体製の
放射アンテナを取り付け、この放射アンテナの周縁と導
波管の周壁との間に生じる電界によりマイクロ波が放射
されるようになし、導波管の内部全域に拡がった放射状
態を得るようにしている。
【0005】更に前記実開昭59-95597号公報及び特開昭
62−295386号公報に開示された電子レンジにおいては、
加熱室側に向けて軸断面を拡げたテーパ状の導波管が用
いられている。この構成によれば、放射アンテナの作用
により放射域を拡げたマイクロ波が導波管の傾斜に沿っ
て広がりつつ加熱室内に導入される結果、加熱室の内部
におけるマイクロ波の分布状態はより一層良好となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、以上の如き構成
の電子レンジにおいて、マグネトロンが発振するマイク
ロ波は、導体製の放射アンテナ中を伝播して周縁部に達
し、前述の如く、導波管の周壁との間に形成される電界
の作用により放射される。このとき、放射アンテナとし
ての有効な作用を行わしめるためには、放射端となる周
縁部でのマイクロ波の位相を適正に調整する必要があ
り、この調整は、マグネトロン内部の発振源から放射端
に至るまでの間のマイクロ波の伝播長さを、該マイクロ
波の波長に応じて設定すること、具体的には、前記伝播
長さがマイクロ波の半波長の整数倍となるように設定す
ることにより実現される。
【0007】マイクロ波の伝播長さは、マグネトロン内
部の発振源から放射アンテナの取り付け位置までの長さ
と、放射アンテナにおける伝播長さとを加えた長さであ
り、前者は、マグネトロンのサイズに応じて定まる既知
の長さであることから、前述した位相調整は、後者、即
ち、放射アンテナにおけるマイクロ波の伝播長さの適正
化により実現される。
【0008】ところが、前述の如く円板状又は円筒状を
なす放射アンテナを備えた従来の電子レンジにおいて
は、放射端となる周縁部へのマイクロ波の伝播は、放射
アンテナの半径方向に生じるため、前述した位相調整の
ための長さが放射アンテナの半径方向長さのみに限定さ
れ、望ましい大きさの放射アンテナを備えるためには、
導波管のサイズが大きくなる不都合があった。
【0009】この難点を解消するため本願出願人は、導
波管内部の放射アンテナにマイクロ波的に結合され、加
熱室内に開口する導波管の開口部近傍に補助アンテナを
設けた電子レンジを提案している(特願平5−226375
号)。この構成によれば、加熱室内に位置し、大きさの
制約を受けない補助アンテナにより位相調整が可能とな
り、導波管を大サイズ化することなく良好な放射状態を
得ることができる。
【0010】ところが、この構成においては、加熱室の
内部における各種の作業、例えば、被加熱物の導入又は
導出、更に加熱室内部の清掃に際し、被加熱物の収納容
器、使用者の手等の異物が加熱室内に突出する補助アン
テナに誤って衝突し、該補助アンテナの変形又は位置ず
れが生じ、放射性能の変化、加熱室の内壁との間の放電
等の異常を招来する虞がある。
【0011】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、限定された導波管の内部に配した放射アンテナ
による位相調整を可能とし、導波管の軸断面におけるマ
イクロ波の良好な放射状態を得て、加熱室内部での加熱
むらの発生を有効に防止し得る電子レンジを提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子レンジ
は、被加熱物を収納する加熱室にマイクロ波を導く導波
管の内部に配され、該導波管中に突出するマグネトロン
のアンテナにマイクロ波的に結合してあり、前記マグネ
トロンが発振するマイクロ波を前記導波管の軸断面内に
拡げる放射アンテナを備えた電子レンジにおいて、前記
放射アンテナは、前記アンテナにその一部を固定され、
前記導波管の周壁に向けて延びる第1の部分と、該第1
の部分に連設され、前記導波管の軸断面内にて前記周壁
に沿って延びる第2の部分とを具備することを特徴とす
る。
【0013】更に加えて、前記第1の部分は、その中途
に前記加熱室側に向けて屈曲する屈曲部を備えること、
また前記第2の部分は、前記導波管の周壁面との間に略
一定の間隔を保って配してあることを夫々特徴とする。
【0014】また、前記第2の部分は、前記第1の部分
との連設位置から両側に分岐されてなること、更に、こ
の第2の部分は、前記連設位置の両側に対称な形状を有
することを夫々特徴とする。
【0015】また、前記第1の部分及び前記第2の部分
は、適宜の幅を有する帯板により構成してあることを特
徴とする。
【0016】
【作用】本発明においては、放射アンテナが、導波管の
周壁に向けて延びる第1の部分と、これに連なって周壁
に沿って延びる第2の部分とを備えており、発振源から
放射端に至るまでのマイクロ波の伝播長さが、前記発振
源から第1の部分の固定位置までの既知の長さに、第
1,第2の部分の合計長さを加えた長さとなり、この長
さを前記マイクロ波の半波長の整数倍とする位相調整に
より、電界及び電流の連続的な分布を実現して、導波管
の内部に効率良く拡がるマイクロ波の放射状態を得る。
【0017】また、第1の部分の中途に加熱室側に向け
て屈曲する屈曲部を設け、第1の部分の長さを延ばして
位相調整の自由度を増し、更に、第2の部分と導波管の
周壁面との間の間隔を略一定に保ち、マイクロ波の伝播
方向となる第2の部分の長さ方向のインピーダンス変化
を小さくし、マイクロ波のエネルギを第2の部分の先端
にまで効率良く伝え、第2の部分の全長においてマイク
ロ波を放射させる。
【0018】また、第1の部分との連設位置から両側に
分岐した態様に第2の部分を設け、これらの分岐部の夫
々にてマイクロ波を放射させ、更に、両分岐部を第1の
部分との連設位置の両側に対称形状をなして設け、これ
らの分岐部におけるマイクロ波の放射を均等に行わせ
て、導波管の内部に広範囲に拡がるマイクロ波の放射状
態を得る。
【0019】更には、以上の如き第1,第2の部分を適
宜幅の帯板により構成して、薄肉の板材からの切り出し
及び屈曲成形により容易に実現する。
【0020】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づい
て詳述する。図1は本発明に係る電子レンジの正面断面
図である。図中1は加熱室であり、該加熱室1の底板1a
の略中央部には、該底板1aと略直交する態様に回転軸10
が突設され、該回転軸10の先端にターンテーブル11が載
架支持されている。而して、ターンテーブル11は、加熱
室1の下部外側に配されたモータMからの伝動による前
記回転軸10の低速回転に応じて底板1aと略平行をなす面
内にて回転し、被加熱物2は、図示の如くターンテーブ
ル11上に載置され、該ターンテーブル11と共に回転しつ
つ、加熱室1内に導入されるマイクロ波の作用により加
熱調理される構成となっている。
【0021】加熱室1内にマイクロ波を導く導波管3
は、該加熱室1の一方の側壁1bの上部に開口を有し、こ
の開口を誘電体製の保護板30により覆って取り付けてあ
る。図示の如く導波管3は、その軸断面を加熱室1側に
向けて連続的に拡げたテーパ管であり、該導波管3の他
端部にはマグネトロン4が固定されている。
【0022】マグネトロン4の固定は、マイクロ波の発
振端となるアンテナ40を、導波管3内部の軸心位置に適
長突出せしめてなされており、このアンテナ40には、本
発明の特徴となる放射アンテナ5が取り付けてある。図
2は、放射アンテナ5の取り付け位置近傍の拡大図、図
3は、放射アンテナ5の取り付け状態を示す正面図であ
る。
【0023】これらの図に示す如く放射アンテナ5は、
導波管3内に突出するマグネトロン4のアンテナ40にそ
の基端を嵌着固定され、導波管3の周壁に向けて半径方
向に延びる第1の部分51と、該第1の部分51の先端に連
設され、導波管3の周壁に沿って延びる第2の部分52と
を備えてなる。
【0024】放射アンテナ5の第1の部分51は、図2に
示す如く、アンテナ40との嵌着部位から半径方向に延
び、導波管3の周壁に所定距離だけ近付いた中途部にて
該周壁に傾斜に沿って開口側、即ち、加熱室1側に向け
て屈曲させてある。一方、放射アンテナ5の第2の部分
52は、図3に示す如く、円形断面を有する導波管3に対
応する円弧形状を有し、該円弧の中央部を第1の部分51
の先端に連設させて、この連設位置の両側に軸対称をな
して分岐せしめた態様をなしており、これらの分岐部の
夫々の外縁と導波管3の周壁面との間隔aを略一定に保
つように位置決めされている。
【0025】図示の第1の部分51及び第2の部分52は、
適宜の幅を有する帯状板により構成されており、このよ
うな放射アンテナ5は、薄肉の導体板からの対応形状の
切り出しと、この後の屈曲成形とにより容易に実現でき
る。また第2の部分52の前述した位置決めは、第1の部
分51の基端をアンテナ40に嵌着することにより容易に達
成できる。
【0026】なお本実施例においては、図1に示す如
く、第1の部分51が下方に向けて延設され、第2の部分
52は、導波管3の下半部に配してあるが、これは、後述
するマイクロ波の放射が、導波管3の下半部に拡がった
状態に生じ、加熱室1の内部において導波管3の開口部
よりも下側に位置するターンテーブル11上へのマイクロ
波の分布状態を均等化することを重視したものであり、
第2の部分52の配設範囲は、図示の範囲に限らない。
【0027】以上の如く構成された放射アンテナ5を備
える本発明に係る電子レンジにおいて、マグネトロン4
が発振するマイクロ波は、該マグネトロン4のアンテナ
40に嵌着された第1の部分51に伝わり、これの長さ方向
に沿って伝播し、第2の部分52との連設部において両側
に分岐されて夫々の先端に達する伝播経路を辿り、この
間に第2の部分52と導波管3の周壁面との間に形成され
る電界の作用により、第2の部分52の長さ方向全域から
導波管3の下半部全域に拡がった状態に放射される。
【0028】このような放射を有効に行わせるために
は、前述の如く、マイクロ波の伝播長さが、該マイクロ
波の半波長の整数倍となるように設定する必要がある。
マイクロ波の伝播長さは、マグネトロン4内部の図示し
ない発振源からアンテナ40に至るまでの既知の長さに、
放射アンテナ5における伝播長さを加えたものである。
【0029】本発明に係る電子レンジにおいては、放射
アンテナ5における伝播長さが、アンテナ40から導波管
3の周壁に向けて延びる第1の部分51の長さと、これの
先端に連設されて導波管3の周壁に沿って延びる第2の
部分の長さL3 (図3参照)との和であり、更に第1の
部分51が中途に屈曲部を有することから、第1の部分51
における伝播長さは、図2に示す如くアンテナ40の軸心
部から屈曲位置までの長さL1 と、前記屈曲位置から第
2の部分52との連設位置に至るまでの長さL2とを加え
た長さとなる。
【0030】従って、放射アンテナ5における伝播長さ
の総和(=L1 +L2 +L3 )の調整によりマイクロ波
の半波長の整数倍の長さを実現することは容易であり、
導波管3内部の限られた空間内に配された放射アンテナ
5により、マイクロ波の位相調整が可能となり、導波管
3を大サイズ化することなく良好な放射状態を得ること
ができる。そして、このマイクロ波が加熱室1の内部に
導入される結果、ターンテーブル11上の被加熱物2は、
加熱むらを生じることなく加熱調理され、良好な仕上が
り状態が得られる。
【0031】なお第1の部分51中途の屈曲部は、これ以
降の長さ(=L2 )により、導波管3の軸長方向をマイ
クロ波の伝播長さとして利用するために設けたものであ
り、第1の部分51の直線部の長さ(=L1 )と、第2の
部分52の長さ(=L3 )とにより前記条件を満足し得る
場合には、前記屈曲部を設ける必要はない。この屈曲部
の位置は、導波管3の周壁との間に放電を生じないとい
う条件下にて適宜に設定すればよい。
【0032】また、マイクロ波の放射端となる第2の部
分52の周縁と、導波管3の周壁面との間に略一定の間隔
aが保たれているから、マイクロ波の伝播方向となる第
2の部分52の長さ方向のインピーダンス変化が小さく抑
えられ、マイクロ波のエネルギを第2の部分52の先端に
まで効率良く伝え、第2の部分52の全長においてマイク
ロ波を効率良く放射させることができる。
【0033】また、第2の部分52が第1の部分51との連
設位置から両側に軸対称をなして分岐されていることか
ら、これらの分岐部の夫々にて均等にマイクロ波の放射
がなされ、導波管3の内部に広範囲に拡がるマイクロ波
の放射状態が得られる。
【0034】更に、以上の如き放射アンテナ5は、導波
管3の内部に配設でき、該導波管3の開口端を覆う保護
板30により加熱室1の内部と隔絶されているから、加熱
室1の内部への被加熱物2の導入又は導出、更には加熱
室1内部の清掃に際し、変形又は位置ずれが生じる虞れ
がなく、また、食品カス等の汚れが付着する虞れもな
く、放射性能の変化、加熱室3の周壁との間での放電の
発生等の異常を未然に防止することができる。
【0035】なお本実施例においては、円形の軸断面を
有する導波管3を備えた構成について述べたが、矩形、
多角形等、他の軸断面形状を有する導波管3においても
適用可能であることは言うまでもない。また本実施例に
おいては、第1,第2の部分51,52を適宜幅の帯板によ
り構成してあるが、棒材を用いて構成することも可能で
ある。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係る電子レン
ジにおいては、導波管の内部に突出するマグネトロンの
アンテナに、導波管の周壁に向けて延びる第1の部分
と、これに連なって周壁に沿って延びる第2の部分とを
備えた放射アンテナを取り付けたから、マイクロ波の発
振源から放射端に至るまでの間の伝播長さの調整に第
1,第2の部分の合計長さを利用でき、この伝播長さを
マイクロ波の半波長の整数倍とする位相調整が容易とな
り、電界及び電流の連続的な分布が実現されて導波管の
内部に効率良く拡がるマイクロ波の放射状態を得ること
ができる。
【0037】また、第1の部分の中途に加熱室側に向け
て屈曲する屈曲部を設けたから、導波管の軸方向長さの
利用により前記位相調整の自由度が増し、また第2の部
分と導波管の周壁面との間の間隔を略一定に保ったか
ら、マイクロ波の伝播方向となる第2の部分の長さ方向
のインピーダンス変化を小さく抑えることができ、マイ
クロ波のエネルギが第2の部分の先端にまで効率良く伝
えられて、第2の部分の全長において効率良くマイクロ
波を放射させることができる。
【0038】また、第2の部分を第1の部分との連設位
置の両側に軸対称をなして分岐させたから、これらの分
岐部の夫々にてマイクロ波の均等な放射がなされ、導波
管の内部に広範囲に拡がる放射状態を得ることができ、
このようなマイクロ波を加熱室に導入することにより、
加熱むらの発生を有効に防止し、良好な仕上がり状態が
得られるようになる。
【0039】また、以上の如き形状をなす第1,第2の
部分を適宜幅の帯板により構成したから、板材からの対
応形状の切り出し及び屈曲成形により容易に実現できる
ようになる等、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子レンジの正面断面図である。
【図2】放射アンテナの取り付け位置近傍の拡大図であ
る。
【図3】放射アンテナの正面図である。
【符号の説明】
1 加熱室 3 導波管 4 マグネトロン 5 放射アンテナ 40 アンテナ 51 第1の部分 52 第2の部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱物を収納する加熱室にマイクロ波
    を導く導波管の内部に配され、該導波管中に突出するマ
    グネトロンのアンテナにマイクロ波的に結合してあり、
    前記マグネトロンが発振するマイクロ波を前記導波管の
    軸断面内に拡げる放射アンテナを備えた電子レンジにお
    いて、前記放射アンテナは、前記アンテナにその一部を
    固定され、前記導波管の周壁に向けて延びる第1の部分
    と、該第1の部分に連設され、前記導波管の軸断面内に
    て前記周壁に沿って延びる第2の部分とを具備すること
    を特徴とする電子レンジ。
  2. 【請求項2】 前記第1の部分は、その中途に前記加熱
    室側に向けて屈曲する屈曲部を備える請求項1記載の電
    子レンジ。
  3. 【請求項3】 前記第2の部分は、前記導波管の周壁面
    との間に略一定の間隔を保って配してある請求項1又は
    請求項2記載の電子レンジ。
  4. 【請求項4】 前記第2の部分は、前記第1の部分との
    連設位置から両側に分岐されてなる請求項1乃至請求項
    3のいずれかに記載の電子レンジ。
  5. 【請求項5】 前記第2の部分は、前記連設位置の両側
    に対称な形状を有する請求項4記載の電子レンジ。
  6. 【請求項6】 前記第1の部分及び前記第2の部分は、
    適宜の幅を有する帯板により構成してある請求項1乃至
    請求項5のいずれかに記載の電子レンジ。
JP13855294A 1994-06-21 1994-06-21 電子レンジ Pending JPH088059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13855294A JPH088059A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電子レンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13855294A JPH088059A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電子レンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH088059A true JPH088059A (ja) 1996-01-12

Family

ID=15224816

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13855294A Pending JPH088059A (ja) 1994-06-21 1994-06-21 電子レンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088059A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614011B2 (en) * 1999-12-07 2003-09-02 Sanyo Electric Co., Ltd. Microwave oven including antenna for properly propagating microwaves oscillated by magnetron
DE102005047251A1 (de) * 2005-10-01 2007-04-05 Papierverarbeitung Görlitz GmbH Packmittel aus Papier, Pappe oder Kunststoff

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614011B2 (en) * 1999-12-07 2003-09-02 Sanyo Electric Co., Ltd. Microwave oven including antenna for properly propagating microwaves oscillated by magnetron
DE102005047251A1 (de) * 2005-10-01 2007-04-05 Papierverarbeitung Görlitz GmbH Packmittel aus Papier, Pappe oder Kunststoff

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06111933A (ja) 電子レンジのウェーブガイドシステム
US4185181A (en) Microwave oven
CA1163682A (en) Microwave oven feed system
JPS62177890A (ja) マイクロ波オーブン
CA1118844A (en) Combination microwave oven with a multi-port radiator
JPH088059A (ja) 電子レンジ
WO2004071133A1 (ja) マイクロ波加熱装置
KR20000071041A (ko) 초음파 오븐의 캐비티로 초음파를 공급하기 위한 장치 및 방법
US4314127A (en) Microwave oven with rotating multiport radiator
JP4413034B2 (ja) 電子レンジ
JPS6346551B2 (ja)
JPS5931030Y2 (ja) 高周波加熱装置
KR890003057B1 (ko) 전자레인지
JP2513829B2 (ja) ヒ―タ付高周波加熱調理装置
JP2003059639A (ja) 高周波加熱装置
EP3908081B1 (en) Oven
US20210352779A1 (en) Oven including antennas and method of controlling the same
JPS5921150B2 (ja) 電子レンジ
JP3030216B2 (ja) マイクロ波加熱装置
JP3416299B2 (ja) 電子レンジ
JP3690094B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH08148273A (ja) 電子レンジ
JPH0883679A (ja) 電子レンジ
JPH0340915B2 (ja)
JPS5935998Y2 (ja) 高周波加熱装置