JPH08795B2 - 炭酸ジアリ−ルの製造方法 - Google Patents

炭酸ジアリ−ルの製造方法

Info

Publication number
JPH08795B2
JPH08795B2 JP61306676A JP30667686A JPH08795B2 JP H08795 B2 JPH08795 B2 JP H08795B2 JP 61306676 A JP61306676 A JP 61306676A JP 30667686 A JP30667686 A JP 30667686A JP H08795 B2 JPH08795 B2 JP H08795B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaryl carbonate
alkali metal
mixer
reactor
carbonate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61306676A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62190146A (ja
Inventor
モジタバ・ジャナトポアー
ジェルドン・ジェイ・シャファー
Original Assignee
ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ filed Critical ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ
Publication of JPS62190146A publication Critical patent/JPS62190146A/ja
Publication of JPH08795B2 publication Critical patent/JPH08795B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C68/00Preparation of esters of carbonic or haloformic acids
    • C07C68/02Preparation of esters of carbonic or haloformic acids from phosgene or haloformates

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は炭酸ジアリールの製造に関する。より詳細に
は、単一及び二重の再循環ループを用いた融解状態での
炭酸ジアリールの連続的製造に関する。
従来の炭酸ジアリールの製造方法には、水と混和しな
い溶剤の存在下触媒として第四アンモニウム化合物又は
その他の第三アミンの存在下で芳香族ヒドロキシ化合物
をホスゲンと反応させることに基づく方法がある。高温
においてホスゲンをo−クレゾールの高アルカリ性溶液
中に導入して炭酸ジアリールを製造することも知られて
いる。西ドイツ特許公報OL No.2509036を参照のこと。
工業的には、炭酸ジアリールは回分式スラリー法で製
造される。この方法は、アルカリの存在下pH10〜11、55
〜60℃においてアルカリの存在下ホスゲンをフェノール
と反応させることにより炭酸ジアリールを製造するのに
用いられる。生成物は固体粒子として回収され、これは
不純物を除去するための熱水洗浄の間に一般に融解され
る。この方法の主な欠点は多量の水を必要とし、固体を
扱い、そしてフェニルクロロホルメート、塩及びその他
の不純物を同伴するため生成物の品質が劣ることであ
る。従来の回分法は副生物としてフェニルクロロ炭酸エ
ステルを含んだ炭酸ジアリールをもたらし、望みの生成
物の収率は最適に満たなかった。
炭酸ジアリールの主要な用途はエステル交換反応でポ
リカーボネートを製造する際の反応物質としてである。
炭酸ジフェニルのような炭酸ジアリールがフェニルクロ
ロホルメートで汚染されると、工業用グレードのポリカ
ーボネート成形用樹脂を製造することは困難あるいは不
可能である。
従って、本発明の主な目的は高収率で高純度の炭酸ジ
アリールを製造する方法を提供することである。
本発明の目的はまた、触媒を必要とせずに高収率で炭
酸ジアリールを製造する方法を提供することである。
さらに本発明の目的は、連続的に操作され高収率で高
純度の炭酸ジアリールを製造する炭酸ジアリールの製造
方法を提供することである。
発明は詳細な記述 本発明によれば、炭酸ジアリールを合成する方法は、 (a)フェノール化合物をアルカリ金属水酸化物と接触
させてアルカリ金属フェノキシド化合物を形成する工
程、 (b)非常に緊密な混合物をもたらす反応器−混合器に
おいて、合成される炭酸ジアリールの融点より高い温度
で前記アルカリ金属フェノキシドをホスゲンと連続的に
接触させ初期の三相反応系(気体、液体、有機物)がク
ロロホルメート中間体を迅速に通過して炭酸ジアリール
を生成する工程、及び (c)反応混合物より実質的に純粋な炭酸ジアリールを
回収する工程 から成る。
アルカリ金属水酸化物水溶液によるホスゲンの加水分
解を避けるために、(b)工程から(a)工程を分離し
て行なうことが必須である。また、ホスゲンを2つの液
相(炭酸ジアリール、フェノール化合物、フェノールク
ロロホルメートから成る有機相;水、アルカリ金属塩化
物、アルカリ金属水酸化物、フェノール化合物及び副生
物から成る水相)と接触させるのは、高い効率な混合帯
域を提供する反応器−混合器、例えば管形モーションレ
スミキサーにおいて行なわれなければならない。これら
の条件下では不純物としてクロロホルメート中間体はほ
とんど含まれず、高純度の炭酸ジアリールが高い収率で
得られる。
本発明の合成はまた、触媒の不在下で行われる。これ
は、トリエチルアミンのような触媒の使用を必要とする
従来技術の方法に比べ重要な利点を与える。触媒の必要
性がなくなることは製造工程を簡略化し、大規模製造に
関連した材料及びトレーニング価格を低減させる。
本発明方法によって炭酸ジアリールを合成すると、以
下に実施例に示される通り、特殊な装置又は制御を要す
ることなく約90%又はそれ以上の劇的に改善された収率
が得られる。
本発明の方法が炭酸ジフェニルを製造するのに用いら
れた場合に生じる反応の概要は次の通りである。
ホスゲン反応に効率の高い反応器−混合器を用いるこ
とに加え、本発明の方法は、炭酸ジアリールが融解状態
で製造されるように行なわれる。炭酸ジフェニルについ
ては融点は79℃であり、従って約80〜88℃の温度を用い
るのが便利であるが、所望によりこれより高い温度を用
いることもできる。
炭酸ジアリール生成物中の望ましくない汚染物質であ
るクロロホルメートの吸蔵を避けるために、本方法は融
解状態で行われる。融解方法を用いる利点は、炭酸ジア
リールが懸濁法で製造される場合にこれを融解し洗浄す
る必要を、回避できることである。
本発明の工程(a)においては、水酸化リチウム、水
酸化カリウム、水酸化ナトリウム又はそれらの混合物の
ようなアルカリ金属水酸化物を用いることができる。水
酸化ナトリウムが好ましく、約8.0〜約9.1、好ましくは
約8.0〜約8.3のpHが通常用いられる。
アルカリ金属水酸化物及びフェノール化合物を混合
し、本発明の実施において用いられる温度で十分に認め
られるアルカリ水溶液によるホスゲンの加水分解を避け
るために、ホスゲンの不在下で完全に反応させる。一般
に、炭酸ジフェニルの合成におけるナトリウムフェノキ
シドの製造のためには、原料として約80〜90%フェノー
ル水溶液と約15〜50%の水酸化ナトリウム水溶液の混合
物を用いるのが好ましい。
本発明方法は、好ましくは、反応物質としてフェノー
ルを用いる炭酸ジフェニルの合成に適用される。その他
の対称炭酸ジアリールが、2−メチルフェノール、3−
メチルフェノール、2,4−ジメチルフェノール、2−メ
トキシフェノール、4−メトキシフェノール、2−クロ
ロフェノール等のようなフェノール類を用いて製造でき
る。
本方法は後記の装置の1つのような適当な装置におい
て連続的に実施されるべきである。
本方法の生成物は、後の反応において融解状態で直接
使用するのに十分純粋であり、あるいは後の使用のため
に貯蔵することもできる。生成物はフレーク状とする
か、あるいはさらに精製してもよく、これは随意であ
る。
本方法は、次の実施例において具体的に説明される
が、これによって特許請求の範囲を限定するものではな
い。
好ましい具体例の記載 実施例1〜15 かく拌機、ホスゲン流入口−ナトリウムフェノキシド
送給管、チッ素入口−温度計、pH電極及び溶液出口管を
備えた五つ口500ml樹脂釜を炭酸ジフェニルを製造する
ために使用する。ナトリウムフェノキシドが混合容器中
で製造され、ここでフェノールー水混合物中のフェノー
ルは45重量%の水酸化ナトリウム溶液と化合する。ナト
リウムフェノキシドをループの管接続口に供給し、直管
式反応器−混合器へ通す。ガス状ホスゲンを反応器−混
合器の直前で導入する。反応器−混合器からの出力導管
はナトリウムフェノキシド送給管及び溶液出口管に接続
している。樹脂釜に250mlの水と188gの水を最初に入れ
ることから始めて15回の操作を行なった。塩化ナトリウ
ム(塩水)及び炭酸ジフェニルの相をさらに精製するこ
となく融解している間に分離した。結果を表1に示す。
表1に示された結果は、本発明の方法がホスゲンを高
い効率で利用して炭酸ジアリールを製造しうることを示
唆している。
実施例 16 本発明の方法は図面の略図に従って配列された装置の
2つのループ中で連続的に行なわれた。この方法はフェ
ノールを管8によって、水酸化ナトリウム(苛性)を管
6によって混合器;ミキサー10へ送り、反応器−混合器
22及び24でホスゲンと接触する前にナトリウムフェノキ
シドを生成することから成る。反応容器12及び28はかく
拌され、2つの相を混合した状態に保つ。再循環ポンプ
20は管6及び8の合流した流れをミキサー10へ供給する
ために用いられる。ホスゲン管14は反応器−混合器22及
び24へ接続され、そこで、第1の反応容器12へ送られる
前にナトリウムフェノキシドと接触する。管26はミキサ
ー10からの出口管11へ結合され、次いで、同じくかく拌
機17、ホスゲン再循環管30及び反応ループ32、35を備え
た第2の反応容器28へ結合される。ミキサー9及び反応
器−混合器21及び23はミキサー10及び反応器−混合器22
及び24と同じ機能を有する。管7は水酸化ナトリウム
(苛性)を再循環ポンプ19へ運ぶ。ホスゲン入口13は管
35へ接続され、反応器−混合器21及び23へ通じる。排気
ガスは管36を通り、苛性スクラッパー34へ送られる。チ
ッ素入口38、40及び42は反応容器及びフェノール貯蔵タ
ンクへ不活性保護気体を供給する。再循環ポンプ19の出
口の一部は連結部44で分割され、かく拌機を備えたサー
ジタンク45へ通じ、ここでガスは管46を通してガス抜き
され、水酸化ナトリウムがさらに管48を通して加えられ
る。管50は粗炭酸ジフェニルを、チッ素入口41及びベン
ト54を備えたデカンター52へ送るのに用いられる。反応
により得られる塩水(NaCl)副生物を管56を通してデカ
ンターから回収し、塩水廃棄処理設備へ送る前に塩水保
持タンク58へ通す。炭酸ジフェニル生成物をフレーカー
60へ送りここからフレークを容器62へ放出することは任
意である。
典型的には、実施例16に記載された装置は、管26を開
く前に反応混合物をループに再循環させながら、95%フ
ェノール4ガロンを第1の反応器に装入し20%のアルカ
リでpH7.8〜8.0に維持し、12.5ポンド/時でホスゲン化
させて連続的に作動させる。圧力はチッ素ブランケット
を用いて5psigに維持し、温度は水ジャケット入口2及
び水ジャケット出口3を通して温度調節された水の流れ
によって71℃に保たれる。フェノールの転換のために70
%のホスゲンを加えた後、分割された流れを管26を通
し、第1の反応器12に40%のレベル(9ガロン)を維持
しながら第2の反応器へ送る。この時点で95%フェノー
ルが管8を通して4ガロン/時の速度で連続的に第1の
ループへ供給される。9ガロンのレベルが第2の反応器
で確立されると、再循環ポンプが始動され、ホスゲンが
4.5ポンド/時の速度で第2の反応器ループへ計量して
送られる。第2の反応容器28内のpHは8.4に保たれる。
サージタンク45及びデカンタ−52でレベルが確立された
後、粗炭酸ジフェニルを貯蔵するか又は任意にフレーカ
ー60へ移送し、塩水を底部より除く。
一連の試験において第2の反応器28のpHは8〜8.8ま
での範囲で変え、混合及び反応滞留時間を変えた。pHが
低いとフェノキシド濃度は減少し、より低い変換率とな
り望ましくないフェニルクロロホルメートの変換率がよ
り高くなる。高いpHでは過剰の加水分解が起きる。この
ように第2の反応器にとって良好な作動pHは8.2〜8.6、
好ましくは8.4である。反応滞留時間が長いと粗生成物
中のフェノール量を減少させ、全体のホスゲンの利用を
増加させる傾向がある。
粗炭酸ジフェニル中に残るフェノールは典型的には6
〜10重量%である。
明らかに、上記に教示したところに照らして本発明の
その他の変形や変更は可能である。例えば、フェノール
をそれぞれo−クレゾール及びo−クロロフェノールに
代えれば、炭酸ジ−オルト−クレジル及び炭酸ジ−オル
ト−クロロフェニルが生成する。従って、記載された本
発明の特定の具体例において、特許請求の範囲内で変更
を為しうることは当然である。
【図面の簡単な説明】
図は二重ループ中での炭酸ジフェニルの連続的製造を示
す本発明の具体例の流れ図である。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)フェノール化合物をアルカリ金属水
    酸化物と接触させてアルカリ金属フェノキシド化合物を
    形成し、 (b)初期の反応系の非常に緊密な混合物を与える反応
    器−混合器中において合成される炭酸ジアリールの融点
    より高い温度で過剰の前記アルカリ金属フェノキシド化
    合物をホスゲンと反応させて炭酸ジアリールを迅速に形
    成し、及び (c)反応混合物から実質的に純粋な炭酸ジアリールを
    回収する工程から成り、工程(a)及び(b)は互いに
    完全に分離されて、触媒の不在下で行なわれる、炭酸ジ
    アリールの合成方法。
  2. 【請求項2】炭酸ジアリールが炭酸ジフェニルである特
    許請求の範囲第1項記載の炭酸ジアリールの合成方法。
  3. 【請求項3】アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウム
    である特許請求の範囲第1項記載の炭酸ジアリールの合
    成方法。
  4. 【請求項4】反応が連続反応として行なわれる特許請求
    の範囲第1項記載の炭酸ジアリールの合成方法。
  5. 【請求項5】(a)フェノール及びアルカリ金属水酸化
    物を化合させてアルカリ金属フェノキシドを形成し、 (b)ホスゲン供給装置を備えた反応器−混合器へ前記
    アルカリ金属フェノキシドを通し、該反応器−混合器が
    高い効率の混合帯域を与えると共に最初に形成される三
    相反応系がクロロホルメート中間体を迅速に通過して炭
    酸ジフェニルを生成するように炭酸ジフェニルの融点よ
    り高い温度にあるようにし、及び (c)反応器−混合器から炭酸ジフェニルを取り出して
    反応副生物から該炭酸エステルを分離して実質的に純粋
    な炭酸ジフェニルを得る工程から成り、工程(a)及び
    工程(b)は互いに完全に分離されそして触媒の不在下
    で行われて炭酸ジフェニルを連続的に合成する特許請求
    の範囲第1項記載の炭酸ジアリールの合成方法。
  6. 【請求項6】アルカリ金属水酸化物が水酸化ナトリウム
    である特許請求の範囲第5項記載の炭酸ジアリールの合
    成方法。
  7. 【請求項7】反応器−混合器の内容物を、反応副生物か
    らの炭酸ジフェニルの分離の前に、ホスゲン供給装置及
    びアルカリ金属フェノキシド供給装置を備えた第2の反
    応器−混合器へ移す特許請求の範囲第5項記載の炭酸ジ
    アリールの合成方法。
  8. 【請求項8】アルカリ金属フェノキシドを、形成される
    炭酸ジフェニルの融点より高い温度でホスゲンと接触さ
    せる特許請求の範囲第7項記載の炭酸ジアリールの合成
    方法。
  9. 【請求項9】未反応ホスゲンを第1の反応器−混合器か
    ら第2の反応器−混合器へ再循環させる特許請求の範囲
    第7項記載の炭酸ジアリールの合成方法。
JP61306676A 1985-12-31 1986-12-24 炭酸ジアリ−ルの製造方法 Expired - Lifetime JPH08795B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/815,205 US4697034A (en) 1985-11-15 1985-12-31 Process for making diaryl carbonates
US815205 1985-12-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62190146A JPS62190146A (ja) 1987-08-20
JPH08795B2 true JPH08795B2 (ja) 1996-01-10

Family

ID=25217167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61306676A Expired - Lifetime JPH08795B2 (ja) 1985-12-31 1986-12-24 炭酸ジアリ−ルの製造方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4697034A (ja)
EP (1) EP0228672B1 (ja)
JP (1) JPH08795B2 (ja)
DE (1) DE3677928D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0618868B2 (ja) * 1988-09-22 1994-03-16 日本ジーイープラスチックス株式会社 ポリカーボネートの製造方法
US5498319A (en) * 1993-06-29 1996-03-12 General Electric Company Process for purifying diaryl carbonates
DE10063869A1 (de) * 2000-12-21 2002-06-27 Bayer Ag Kontinuierliches Verfahren zur Herstellung von Kohlensäurediarylester
JP5119703B2 (ja) * 2007-03-23 2013-01-16 三菱化学株式会社 フレーク状ジアリールカーボネートの製造方法
JP2012166559A (ja) * 2012-04-20 2012-09-06 Mitsubishi Chemicals Corp フレーク状ジアリールカーボネートの取り扱い方法
EP3024782B1 (en) 2013-07-26 2019-06-12 SABIC Global Technologies B.V. Method and apparatus for producing high purity phosgene
CN105408250B (zh) 2013-07-26 2018-08-07 沙特基础全球技术有限公司 用于生产高纯光气的方法和装置
CN105980346B (zh) 2014-02-04 2018-05-18 沙特基础工业全球技术有限公司 生产碳酸酯的方法
US9670131B2 (en) 2014-02-04 2017-06-06 Sabic Global Technologies B.V. Method for producing carbonates

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2335441A (en) * 1940-08-02 1943-11-30 Gen Chemical Corp Manufacture of diphenyl carbonates
DE1101386B (de) * 1956-12-04 1961-03-09 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung monomerer Kohlensaeureester
DE1056141B (de) * 1957-04-08 1959-04-30 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von Diarylcarbonaten
GB841651A (en) * 1958-02-25 1960-07-20 Nat Aluminate Corp Metal lubricants
US3251873A (en) * 1962-07-03 1966-05-17 Union Carbide Corp Process for preparing diaryl carbonates
DE2447348C2 (de) * 1974-10-04 1983-11-10 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von Diarylcarbonaten
DE2509036C2 (de) * 1975-03-01 1986-05-28 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Verfahren zur Herstellung von symmetrischen Diarylcarbonaten

Also Published As

Publication number Publication date
EP0228672A2 (en) 1987-07-15
US4697034A (en) 1987-09-29
EP0228672B1 (en) 1991-03-06
DE3677928D1 (de) 1991-04-11
EP0228672A3 (en) 1988-05-25
JPS62190146A (ja) 1987-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900004927B1 (ko) 에피클로로 히드린의 제조방법
US7208641B2 (en) Method for producing 2,2,2-trifluoroethanol
JP3835871B2 (ja) ベンジルアルコールの連続製造方法
JPS6225138B2 (ja)
JPH08795B2 (ja) 炭酸ジアリ−ルの製造方法
JP4453798B2 (ja) 芳香族カルボン酸水素化物の製造方法
US5599965A (en) Process for the preparation of dialky carbonates
JP2005517003A (ja) 不均一系触媒を用いる芳香族カーボネートの連続製造方法及びその反応装置
JPS6078928A (ja) 1,2−アルカンジオ−ルの連続的製造方法
US6429336B2 (en) Process for recovering toluene diamine from toluene diisocyanate distillation residues
US4376867A (en) Chemical process
JP2022504881A (ja) 3,3,5-トリメチルシクロヘキシリデンビスフェノール(bp-tmc)を製造する方法
KR910003819B1 (ko) 비스페놀 a의 제조방법
US6020514A (en) Process for producing di-tert-butyl dicarbonate
JPH0572371B2 (ja)
JPS5935911B2 (ja) 2−ヒドロキシナフタリン−6−カルボン酸の選択的製法
US4178295A (en) Method of preparing phthalide
JPS6127377B2 (ja)
EP0247234B1 (en) Process for the manufacture of acetals of chloro- or bromoacetaldehyde
US5245091A (en) Process for the preparation of 1,1-bis(chlorophenyl)-2,2,2-trichloroethanol
US20070010686A1 (en) Method of preparing phenylacetic acid
CN112409214B (zh) 一种合成n-甲基氨基甲酸甲酯的方法
CA1121829A (en) Continuous manufacture of allyl diglycol carbonate
JPH1045680A (ja) ジアリールカーボネート−含有反応溶液からの懸濁結晶化法による触媒系の回収
JPH09202750A (ja) ジカーボネートの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term