JPH087857Y2 - 針灸治療用針 - Google Patents
針灸治療用針Info
- Publication number
- JPH087857Y2 JPH087857Y2 JP6105993U JP6105993U JPH087857Y2 JP H087857 Y2 JPH087857 Y2 JP H087857Y2 JP 6105993 U JP6105993 U JP 6105993U JP 6105993 U JP6105993 U JP 6105993U JP H087857 Y2 JPH087857 Y2 JP H087857Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- magnet
- main body
- electrostimulation
- copper cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finger-Pressure Massage (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、一種の針灸治療用針に
関し、特に、表皮下に挿さずにツボを皮膚表面から刺激
する電気刺激針と、マグネット針を円筒状の本体に一体
に設けた針灸治療用針に関する。
関し、特に、表皮下に挿さずにツボを皮膚表面から刺激
する電気刺激針と、マグネット針を円筒状の本体に一体
に設けた針灸治療用針に関する。
【０００２】
【従来の技術】中国に古くより伝わる東洋医学では、人
体上には数多くのツボがあり、それは人体内の各器官と
非常に密接な関係を持つとされている。そして、どこか
調子が悪くなったり、病症が発現した場合には、それに
相関するツボを刺激することにより、血の巡りを良く
し、細胞の活性化を図って保健医療に応用してきた。こ
のような従来の針灸治療には、皮膚下へ刺針するもの
と、針で皮膚表面のツボを刺激するものがあり、前者は
その刺針部位に適応する深さなどの知識および技術を必
要とするのに対し、後者は誰でもすぐに学べて日常の保
健のために利用できるものであった。
体上には数多くのツボがあり、それは人体内の各器官と
非常に密接な関係を持つとされている。そして、どこか
調子が悪くなったり、病症が発現した場合には、それに
相関するツボを刺激することにより、血の巡りを良く
し、細胞の活性化を図って保健医療に応用してきた。こ
のような従来の針灸治療には、皮膚下へ刺針するもの
と、針で皮膚表面のツボを刺激するものがあり、前者は
その刺針部位に適応する深さなどの知識および技術を必
要とするのに対し、後者は誰でもすぐに学べて日常の保
健のために利用できるものであった。
【０００３】一方、磁力を利用した治療は、現在多くの
研究がなされており、また臨床実験による報告も多く、
これも極めて実用的であり、簡単に治療効果を得られる
ものである。
研究がなされており、また臨床実験による報告も多く、
これも極めて実用的であり、簡単に治療効果を得られる
ものである。
【０００４】上記２種の治療を一つの器具ででき、相乗
的な治療効果をあげるものはまだなかった。
的な治療効果をあげるものはまだなかった。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】表皮下に挿さずにツボ
を皮膚表面から刺激し、かつ整流用ダイオードを一端に
設けて陽イオンのみを探針ヘッドに送り、平衡による治
療効果を高める電気刺激針と、マグネット針を、円筒形
の本体の両端に設け、治療の相乗効果を有し、携帯に便
利な針灸治療用針を提供すること。
を皮膚表面から刺激し、かつ整流用ダイオードを一端に
設けて陽イオンのみを探針ヘッドに送り、平衡による治
療効果を高める電気刺激針と、マグネット針を、円筒形
の本体の両端に設け、治療の相乗効果を有し、携帯に便
利な針灸治療用針を提供すること。
【０００６】
【課題を解決するための手段】主に、中空の円柱状の本
体、電気刺激針部、およびマグネット針部から構成し、
上記本体の一端には、銅製キャップをロックして固定
し、銅製キャップ内にスリーブを設け、このスリーブ内
をスライドする電記刺激針を設ける。この電気刺激針
は、一端を人体のツボ刺激を行う円頭状の探針ヘッドと
し、もう一端にはハンダ付けにより整流用のダイオード
を固着する。本体内の中空部分にはばねを設け、使用時
に本体内のばねと本体内壁の摩擦により発生する微量の
静電流がダイオードの整流作用を経て、陽イオンだけを
電記刺激針の探針ヘッドへと導入し、人体のツボにおい
て平衡な負イオンにより治療効果を得る。一方、本体の
もう一端には銅製キャップをロックして設け、この銅製
キャップには錐形マグネット針を設けたものと、半円状
マグネット針を設け、これらマグネット針の後方には磁
石を設け、磁石を磁性を伝えない上記銅製キャップ内に
設置して、磁性を磁石に接するマグネット針に集中させ
治療効果を高める。
体、電気刺激針部、およびマグネット針部から構成し、
上記本体の一端には、銅製キャップをロックして固定
し、銅製キャップ内にスリーブを設け、このスリーブ内
をスライドする電記刺激針を設ける。この電気刺激針
は、一端を人体のツボ刺激を行う円頭状の探針ヘッドと
し、もう一端にはハンダ付けにより整流用のダイオード
を固着する。本体内の中空部分にはばねを設け、使用時
に本体内のばねと本体内壁の摩擦により発生する微量の
静電流がダイオードの整流作用を経て、陽イオンだけを
電記刺激針の探針ヘッドへと導入し、人体のツボにおい
て平衡な負イオンにより治療効果を得る。一方、本体の
もう一端には銅製キャップをロックして設け、この銅製
キャップには錐形マグネット針を設けたものと、半円状
マグネット針を設け、これらマグネット針の後方には磁
石を設け、磁石を磁性を伝えない上記銅製キャップ内に
設置して、磁性を磁石に接するマグネット針に集中させ
治療効果を高める。
【０００７】
【作用】本考案の針灸治療用針は、携帯時や使わない時
には、銅製キャップを回転してスリーブと電気刺激針を
取り外し、反対方向に本体の収納室内に収納することが
でき、スリーブと電気刺激針の破損を防ぐほか、体積を
縮小する。また、使用する時には、圧して電気刺激針を
内側に縮める。すると、本体内のばねと本体内壁の摩擦
により発生する微量の静電流がダイオードの整流作用を
経て、陽イオンを電気刺激針の探針ヘッドへと導入し、
人体のツボにおいて平衡な負イオンにより治療効果を得
ることができる。さらに、本考案の針灸治療用針のマグ
ネット針を使用する場合は、マグネット針部の銅製キャ
ップを、半円状マグネット針を設けたものに交換する
と、より広い部位に磁性による治療が行える。
には、銅製キャップを回転してスリーブと電気刺激針を
取り外し、反対方向に本体の収納室内に収納することが
でき、スリーブと電気刺激針の破損を防ぐほか、体積を
縮小する。また、使用する時には、圧して電気刺激針を
内側に縮める。すると、本体内のばねと本体内壁の摩擦
により発生する微量の静電流がダイオードの整流作用を
経て、陽イオンを電気刺激針の探針ヘッドへと導入し、
人体のツボにおいて平衡な負イオンにより治療効果を得
ることができる。さらに、本考案の針灸治療用針のマグ
ネット針を使用する場合は、マグネット針部の銅製キャ
ップを、半円状マグネット針を設けたものに交換する
と、より広い部位に磁性による治療が行える。
【０００８】
【実施例】本考案の針灸治療用針は、図１に示すよう
に、主に中空の円柱状の本体（１）、電気刺激針部（１
１）、およびマグネット針部（１２）から構成する。
に、主に中空の円柱状の本体（１）、電気刺激針部（１
１）、およびマグネット針部（１２）から構成する。
【０００９】図２に示すように、本体（１）の一端には
電気刺激針部（１１）を、もう一端にはマグネット針部
（１２）を設ける。上記電記刺激針部（１１）は、銅製
キャップ（１１１）の内側にスリーブ（１１２）を設け
て、さらにスリーブ（１１２）内をスライドする電気刺
激針（１１３）を設け、この電気刺激針（１１３）は、
一端を人体のツボ刺激を行う円頭状の探針ヘッド（１０
１）とし、もう一端にはハンダ付けにより整流用のダイ
オード（３）を固着した構造である。銅製キャップ（１
１１）を上記本体（１）の一端にロックして固定する。
電気刺激針部（１１）を、もう一端にはマグネット針部
（１２）を設ける。上記電記刺激針部（１１）は、銅製
キャップ（１１１）の内側にスリーブ（１１２）を設け
て、さらにスリーブ（１１２）内をスライドする電気刺
激針（１１３）を設け、この電気刺激針（１１３）は、
一端を人体のツボ刺激を行う円頭状の探針ヘッド（１０
１）とし、もう一端にはハンダ付けにより整流用のダイ
オード（３）を固着した構造である。銅製キャップ（１
１１）を上記本体（１）の一端にロックして固定する。
【００１０】本体（１）内の中空部分、すなわち収納室
（１０）にはばね（２）を設ける。本考案の電気刺激針
（１１３）を使用する場合は、本体（１）内のばね
（２）と本体（１）内壁の摩擦により発生する微量の静
電流がダイオード（３）の整流作用を経て、陽イオンを
電気刺激針（１１３）の探針ヘッド（１０１）へと導入
し、人体のツボにおいて平衡な負イオンにより治療効果
を得ることができる。
（１０）にはばね（２）を設ける。本考案の電気刺激針
（１１３）を使用する場合は、本体（１）内のばね
（２）と本体（１）内壁の摩擦により発生する微量の静
電流がダイオード（３）の整流作用を経て、陽イオンを
電気刺激針（１１３）の探針ヘッド（１０１）へと導入
し、人体のツボにおいて平衡な負イオンにより治療効果
を得ることができる。
【００１１】一方、本体（１）には、もう一端にマグネ
ット針部（１２）を、銅製キャップ（１２４）を固定し
て設ける。このマグネット針部（１２）は、二式設ける
が、一つには錐形マグネット針（１２１）を、もう一つ
には半円状マグネット針（１２２）を設けて、異なる治
療部位によって選択する。銅製キャップ（１２４）の内
側には磁石（１２３）を設ける。
ット針部（１２）を、銅製キャップ（１２４）を固定し
て設ける。このマグネット針部（１２）は、二式設ける
が、一つには錐形マグネット針（１２１）を、もう一つ
には半円状マグネット針（１２２）を設けて、異なる治
療部位によって選択する。銅製キャップ（１２４）の内
側には磁石（１２３）を設ける。
【００１２】このように磁石（１２３）を磁性を伝えな
い銅製キャップ（１２４）内に設置することで、その磁
性は磁石（１２３）に接するマグネット針に集中して治
療効果を高めることができる。
い銅製キャップ（１２４）内に設置することで、その磁
性は磁石（１２３）に接するマグネット針に集中して治
療効果を高めることができる。
【００１３】なお、携帯時や使わない時には、銅製キャ
ップ（１１１）を回転してスリーブ（１１２）と電気刺
激針（１１３）を取り外し、反対方向に本体（１）の収
納室（１０）内に収納することができ、スリーブ（１１
２）と電気刺激針（１１３）の破損を防ぐほか、体積を
縮小することができる。
ップ（１１１）を回転してスリーブ（１１２）と電気刺
激針（１１３）を取り外し、反対方向に本体（１）の収
納室（１０）内に収納することができ、スリーブ（１１
２）と電気刺激針（１１３）の破損を防ぐほか、体積を
縮小することができる。
【００１４】図３に示されるように、本考案を使用する
時には、圧して電気刺激針（１１３）を内側に縮める。
すると、本体（１）内のばね（２）と本体（１）内壁の
摩擦により発生する微量の静電流がダイオード（３）の
整流作用を経て、陽イオンを電気刺激針（１１３）の探
針ヘッド（１０１）へと導入し、人体のツボにおいて平
衡な負イオンにより治療効果を得ることができる。
時には、圧して電気刺激針（１１３）を内側に縮める。
すると、本体（１）内のばね（２）と本体（１）内壁の
摩擦により発生する微量の静電流がダイオード（３）の
整流作用を経て、陽イオンを電気刺激針（１１３）の探
針ヘッド（１０１）へと導入し、人体のツボにおいて平
衡な負イオンにより治療効果を得ることができる。
【００１５】また、本考案のマグネット針を使用する場
合は、マグネット針部（１２）を半円状マグネット針
（１２２）を設けたものに交換すると、より広い部位に
磁性による治療が行える。
合は、マグネット針部（１２）を半円状マグネット針
（１２２）を設けたものに交換すると、より広い部位に
磁性による治療が行える。
【００１６】さらに、本考案の本体（１）と銅製キャッ
プ（１１１）（１２４）は人体工学を応用した設計であ
り、模様をプレスして設け、また本体（１）外壁には環
状のみぞを設けて、握りやすく押しやすい。また滑り落
ちることがない。これは、図４の従来の針灸治療用針の
実施例と、図５の本考案の実施例を示す立体図の対比に
おいても明らかである。
プ（１１１）（１２４）は人体工学を応用した設計であ
り、模様をプレスして設け、また本体（１）外壁には環
状のみぞを設けて、握りやすく押しやすい。また滑り落
ちることがない。これは、図４の従来の針灸治療用針の
実施例と、図５の本考案の実施例を示す立体図の対比に
おいても明らかである。
【００１７】
【考案の効果】本考案の針灸治療用針は、ツボを皮膚表
面から刺激する電気刺激針とマグネット針を一体に組み
合わせることにより、双方独立した治療効果の他に、相
乗的な治療効果が得られる。また電気刺激針を本体内に
収納でき、携帯に便利であるほか、握りやすく、加圧し
やすいために、使用に便利である。
面から刺激する電気刺激針とマグネット針を一体に組み
合わせることにより、双方独立した治療効果の他に、相
乗的な治療効果が得られる。また電気刺激針を本体内に
収納でき、携帯に便利であるほか、握りやすく、加圧し
やすいために、使用に便利である。
【００１８】また、本考案の針灸治療用針は、伸縮でき
る電気刺激針を設けており、本体内のばねと本体内壁の
摩擦により発生する徴量の静電流がダイオードの整流作
用を経て、陽イオンだけを電気刺激針の探針ヘッドへと
導入し、人体のツボにおいて平衡な負イオンにより治療
効果を得ることができる。
る電気刺激針を設けており、本体内のばねと本体内壁の
摩擦により発生する徴量の静電流がダイオードの整流作
用を経て、陽イオンだけを電気刺激針の探針ヘッドへと
導入し、人体のツボにおいて平衡な負イオンにより治療
効果を得ることができる。
【００１９】さらに、本考案ではマグネット針をツボ部
位に合わせて選択できるよう、交換式として、より高い
治療効果を得られる。
位に合わせて選択できるよう、交換式として、より高い
治療効果を得られる。
【図１】本考案の立体図である。
【図２】本考案の断面図である。
【図３】本考案の治療効能を示す図である。
【図４】従来の針灸治療用針の実施例を示す立体図であ
る。
る。
【図５】本考案の実施例を示す立体図である。
（１）本体 （１０）収納室 （１０１）探針ヘッ
ド （１１）電気刺激針部 （１１１）銅製キャップ
（１１２）スリーブ （１１３）電気刺激針 （１２）マグネット針部 （１２１）錐形マグネット針 （１２２）半円状マグ
ネット針 （１２３）磁石 （１２４）銅製キャップ （２）ば
ね （３）ダイオード
ド （１１）電気刺激針部 （１１１）銅製キャップ
（１１２）スリーブ （１１３）電気刺激針 （１２）マグネット針部 （１２１）錐形マグネット針 （１２２）半円状マグ
ネット針 （１２３）磁石 （１２４）銅製キャップ （２）ば
ね （３）ダイオード
Claims (3)
- 【請求項１】 主に、中空の円柱状の本体、電気刺激針
部、およびマグネット針部から構成し、上記本体の一端
には、銅製キャップをロックして固定し、銅製キャップ
内にスリーブを設け、このスリーブ内をスライドする電
気刺激針を設け、この電気刺激針は、一端を人体のツボ
刺激を行う円頭状の探針ヘッドとし、本体のもう一端に
銅製キャップをロックして設け、この銅製キャップには
錐形マグネット針を設けたものと、半円状マグネット針
を設けたものとの２式設けて異なる治療部位に応じて選
択することを特徴とする針灸治療用針。 - 【請求項２】 請求項１の電気刺激針部の別の一端に
は、一端にはハンダ付けにより整流用のダイオードを固
着し、本体内の中空部分にはばねを設け、使用時に本体
内のばねと本体内壁の摩擦により発生する微量の静電流
がダイオードの整流作用を経て、陽イオンだけを電気刺
激針の探針ヘッドへと導入し、人体のツボにおいて平衡
な負イオンにより治療効果を得る、請求頂１に記載の針
灸治療用針。 - 【請求項３】 請求項１のマグネット針部において、こ
れを本体にロックする銅製キャップには、内側に錐形マ
グネット針を設けたものと、半円状マグネット針を設け
たものとの２式設けるが、両者共に銅製キャップ内側に
おけるマグネット針の後方には磁石を設け、磁石を磁性
を伝えない上記銅製キャップ内に設置することで、その
磁性は磁石に接するマグネット針に集中させ治療効果を
高めることを特徴とする請求項１に記載の針灸治療用
針。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6105993U JPH087857Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 針灸治療用針 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6105993U JPH087857Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 針灸治療用針 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0724335U JPH0724335U (ja) | 1995-05-09 |
| JPH087857Y2 true JPH087857Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=13160232
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6105993U Expired - Lifetime JPH087857Y2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 針灸治療用針 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH087857Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011115347A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Higashimori Fraise Kogyo:Kk | 低周波鍼通電療法用の鍼 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP6105993U patent/JPH087857Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0724335U (ja) | 1995-05-09 |
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