JPH0877682A - 再生装置及び記録装置 - Google Patents

再生装置及び記録装置

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JPH0877682A
JPH0877682A JP23963194A JP23963194A JPH0877682A JP H0877682 A JPH0877682 A JP H0877682A JP 23963194 A JP23963194 A JP 23963194A JP 23963194 A JP23963194 A JP 23963194A JP H0877682 A JPH0877682 A JP H0877682A
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JP
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disc
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JP23963194A
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Toshiyuki Obayashi
俊之 大林
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の記録媒体にわたって断続部分を形成せ
ずに連続して記録が可能な記録装置、及び再生すべきD
YYの交換が行われているような期間も再生信号を連続
して出力することのできる再生装置を得る。 【構成】 再生時においては、1枚目のディスクAから
2枚目のDYYに交換されるまでの期間は、データ書込
/読出部21から高速レートで転送されてメモリ部6に
蓄積されたディスクAのデータが、低速レートで記録/
再生信号処理回路22側に供給されるようにする。ま
た、記録時においては1枚目のディスクAから2枚目の
ディスクBに交換している期間、記録/再生信号処理回
路22から継続的に入力されてくるソースのデータを低
速レートでメモリ部6に蓄積していき、ディスクの交換
が終了したら、メモリ部6から高速レートでデータを読
出してディスクBに書込みを行うように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばディスク状記録媒
体に対して記録/再生を行うことのできる記録装置及び
再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、ディスク状記録媒体として楽曲
等の音声データが記録されたCD−DAや、このCD−
DAに対して静止画の映像データも記録されたCD−
G、及び映像ソフトとしてのLD(Laser Disc) 等が知
られており、これらのディスクの再生動作を実行する再
生装置が広く知られている。また、近年では動画の映像
データがMPEG方式により記録されたビデオCD等も
知られており、このビデオCDに対応して再生を行うこ
とのできる再生装置が開発されている。また、いわゆる
データの書き換えが可能な光磁気ディスクが知られてお
り、このMOディスクに対応して記録あるいは再生動作
が可能な記録/再生装置も知られており、更にはCD−
WO(ライト・ワンス)といわれる1回のみの記録が可
能な光ディスクおよび、これに対応する記録装置も知ら
れている。
【0003】また、光磁気ディスクを記録媒体とした記
録/再生装置や、CD等の光ディスクを記録媒体とした
再生装置では、光学ヘッドによって記録媒体から読み出
したデータを一旦メモリに蓄え、このメモリから所定タ
イミングでデータを読み出して、そのデータを再生信号
に変換して出力するようになされたものが知られてい
る。このようなメモリが設けられた装置では、例えば再
生時において光学ヘッドから読み出されたデータをメモ
リへ供給する際のビットレートは、メモリからのデータ
読出のビットレートより高く設定しており、つまり、こ
の場合メモリへのデータ書込は高速レートで実行するこ
とによりメモリからのデータ読出は常時実行していて
も、再生動作時には常時メモリ内に或る程度光学ヘッド
で読み出されたデータが蓄積されていることになる。こ
れにより、光学ヘッドによる記録媒体からのデータ読み
取り動作が、例えば外乱等に起因するトラックジャンプ
等で一時的に不能となっても、再生される音声、映像等
はとぎれることなく継続して出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば各種
ディスク状記録媒体による楽曲等の音声ソフトや映像ソ
フトにおいて、ディスク1枚分の記録可能時間を越える
ようなものである場合には、複数枚のディスクにわたっ
て分割して記録する(あるいはLDのように両面に対し
て記録されるものも含む)ようにされる。そこで、ユー
ザーがこのようなソフトを再生装置により再生して聞
く、あるいは見たりするような場合には、例えば現在再
生中のディスクが再生終了すると、次に再生すべきディ
スクに入れ替える作業を行なう。あるいは再生装置がチ
ェンジャタイプであったりLDプレーヤ等で知られてい
る両面再生機能を有するものであれば、次のディスク
(あるいは片面)が再生されるように複数枚のディスク
が装填されたトレーを移動さたり、ピックアップ部を移
動させることになる。このようなディスクの交換が行わ
れている期間は再生音声あるいは映像が中断せざるを得
ないが、ユーザーの要望としてはこのような再生出力の
中断はないようにして、連続してソフトを鑑賞できるこ
とが好ましい。
【0005】また、例えばディスクに対して記録が可能
に構成された記録装置等において、記録対象となるソー
スがディスクの記録可能時間を越えるような場合には、
複数枚のディスクにわたってソースの記録を行っていく
ことになるが、記録装置が1台しかなければ、1枚のデ
ィスクの記録容量がフルになった時点で次の記録可能な
ディスクに入れ替える。あるいはチャンジャタイプの記
録装置であれば、次のディスクがローディングされて記
録が再び実行されるまでの期間の記録は中断することに
なり、この間の情報は得られないという不都合が生じる
ことになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、再生す
る記録媒体の交換が行われているような期間も再生信号
を連続して出力することのできる再生装置、及び複数の
記録媒体にわたって記録信号の内容の欠落部分が生じな
いように連続して記録が可能な記録装置を得ることを目
的とする。
【0007】このため、記録媒体からデータを読出すデ
ータ読出部と、このデータ読出部によって読取られた再
生データを保持するメモリ部と、このメモリ部から読み
出された再生データを再生信号として出力する再生信号
処理部と、上記データ読出部及びメモリ部の動作を制御
する制御部とを有し、データ読出部とメモリ部間の単位
時間内のデータの転送レートが、メモリ部と再生信号処
理部間の単位時間内のデータの転送レートよりも高速に
設定されている再生装置において、制御部は、データ読
出部による記録媒体からのデータの読出しが終了した
後、メモリ部からの再生データの読出し動作が継続され
ている期間内に、データ読出部に次に再生すべき記録媒
体のデータの読出しを開始させることで、複数の記録媒
体からの再生信号を再生信号処理部から連続的に出力可
能なように構成することとした。
【0008】また、入力信号を記録媒体に記録するため
の記録データとして出力する記録信号処理部と、この記
録信号処理部から出力された記録データを保持するメモ
リ部と、このメモリ部から読出された記録データを記録
媒体に書込むデータ書込部と、上記データ書込部及びメ
モリ部の動作を制御する制御部とを有し、データ書込部
とメモリ部間の単位時間内のデータの転送レートが、メ
モリ部と記録信号処理部間の単位時間内のデータの転送
レートよりも高速に設定されている記録装置において、
制御部は、データ書込部による記録媒体へのデータの書
込みが終了して、次の記録媒体へのデータの書込みが開
始されるまでの期間、記録信号処理部から出力された記
録データをメモリ部に書き込む動作を継続させることに
より、複数の記録媒体に対して入力信号のデータが連続
的に記録可能なように構成することとした。
【0009】
【作用】上記構成によれば、再生装置においては、先に
再生されるディスクからデータの読出しが終了して後、
例えばユーザー自身あるいはチェンジャ機構によるディ
スクの交換が完了して、次に再生すべきディスクからデ
ータの読出しが可能となるまでの期間は、記憶手段であ
るメモリに高速レートで蓄えられた先のディスクより読
出したデータが、低速レートで再生信号処理部に供給さ
れることで、上記2枚のディスク間の再生信号を途切れ
ずに連続して出力させることが可能となる。また、記録
装置においては先のディスクへの書込みが終了して、次
のディスクに交換している期間、記録信号処理部から低
速レートで継続的に入力されてくるソースのデータをメ
モリに格納していき、この次のディスクに対して書き込
みが可能な状態となったら、メモリから高速レートで読
出したデータをディスクに書き込むようにすることで、
上記先のディスクと次のディスク間との、複数枚のディ
スクにわたって入力信号のデータを連続して記録するこ
とが可能となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の再生装置及び記録装置につい
て説明するが、ここでは光磁気ディスクに対応して記録
/再生が可能なように構成された記録再生装置を実施例
として説明することとする。図1は、本実施例の記録再
生装置の要部を概略的に示すブロック図である。なお、
ここでは記録信号系統及び再生信号系統に関わる機能回
路部について示しており、各種サーボ系などの機能回路
部については省略している。この図において1は例えば
音声あるいは映像信号等のデータが記録されている光磁
気ディスクを示している。また2はディスク1を回転駆
動するためのディスク駆動部とされ、例えばスピンドル
モータ及びサーボ回路等より構成される。本実施例とし
ては、このディスク1が装填され、上記ディスク駆動部
2により回転駆動される部位がディスクドライバ部20
とされる。なお、本実施例においてはこのディスクドラ
イバ部20は、ディスクが1枚のみ装填するようにされ
た通常のローディング機構を有する構成とされていても
良いし、また、所定の複数枚のディスクが装填可能とさ
れて所望のディスクを光学ヘッド3及び磁気ヘッド4が
位置する記録/再生位置に移動させるように構成された
いわゆるディスクチェンジャ機構として構成されていて
もよい。
【0011】また、3はディスク1に対してレーザ光を
照射して記録データを読み取るための光学ヘッドであ
り、再生時には磁気カー効果により反射光からデータを
検出するための比較的低レベルのレーザ出力をなすよう
にされている。ただし、光磁気ディスクに対して記録を
行う場合には、記録トラックをキュリー温度まで加熱す
るための高レベルのレーザ出力をなすように構成され
る。
【0012】このため、光学ヘッド3はレーザ出力手段
としてのレーザダイオード、偏向ビームスプリッタや対
物レンズ等からなる光学系、及び反射光を検出するため
のディテクタが搭載されている。
【0013】また、4は供給されたデータによって変調
された磁界を光磁気ディスクに印加する磁気ヘッドを示
し、ディスク1を挟んで光学ヘッド3と対向する位置に
配置されている。光学ヘッド3全体及び磁気ヘッド4
は、実際にはスレッド機構によりディスク半径方向に移
動可能とされている。
【0014】5はエンコーダ/デコーダ部である。この
エンコーダ/デコーダ部5では再生モード時には光学ヘ
ッド3にてディスク1から読み出された信号について所
定の復調処理を行ってメモリ部6に供給するデコーダと
しての機能し、一方、記録モード時にはメモリ部6から
供給されたデータ信号について、ディスク1への記録に
適した所定の形態のデータ構造に変調するエンコーダと
しての機能を果たす。そして本実施例では、上記光学ヘ
ッド3、磁気ヘッド4、及びエンコーダ/デコーダ部5
により、ディスク1に対してデータの書込/読出を行な
うデータ書込/読出部21を構成するものとされる。
【0015】6は、読み出されたデータ又は書込のため
に入力されたデータを一時的に蓄積するデータ記憶部と
してのメモリ部であり、例えば実際には、データが格納
されるバッファRAM及び、このバッファRAMの書き
込み/読み出しのためのポインタを発生させてアドレス
指定を行い、書き込み/読み出し制御を実行するための
メモリコントローラより構成されている。なお本実施例
の場合、このメモリ部6におけるデータ記憶容量は後述
する連続記録及び連続再生の際に要するデータ蓄積量に
基づいて設定されればよいものとされる。
【0016】また、7はA/Dコンバータを、8はD/
Aコンバータをそれぞれ示している。そして、A/Dコ
ンバータ7は記録信号として入力されたアナログの音声
あるいは映像信号等をデジタル信号に変換してメモリ部
6に供給し、D/Aコンバータ8はメモリ部6から供給
されたデジタル信号をアナログの信号に変換して再生信
号として出力する。例えば、この図においては上記A/
Dコンバータ7及びD/Aコンバータ8により記録/再
生信号処理部22が構成されているが、実際にはこのほ
かに所要とされる信号処理回路部が設けられて構成され
ればよい。
【0017】ここで、メモリ部6とデータ書込/読出部
21(エンコーダ/デコーダ5)間のデータの転送レー
トと、メモリ部6と記録/再生信号処理部22(A/D
コンバータ7及びD/Aコンバータ8)間のデータの転
送レートは、メモリ部6とデータ書込/読出部21間の
ほうが、メモリ部6と記録/再生信号処理部22間のよ
りも高速レートとなるようにされる。つまり、再生時に
おいては、メモリ部6に対する再生データの書き込みレ
ートがメモリ部6からの読出しレートよりも高速とな
り、記録時においてはメモリ部6からの記録データの読
出しレートが、書き込みレートよりも高速となるように
設定されることとなる。
【0018】9は、マイクロコンピュータ等により構成
されるシステムコントローラを示しており、図のように
各機能回路部の制御を行う。10は表示部であり、例え
ば装置の筐体に表出して設けられて、システムコントロ
ーラ9の制御により各種表示を行うものとされる。ま
た、11は装置の各種操作が可能なキーが設けられた操
作部であり、この場合には連続再生モード及び連続記録
モードとするためのキー操作が可能なようにされてい
る。なお、ここでは図示しないがシステムコントローラ
9に対して受信部を設けて、リモートコントローラによ
り同様の操作が可能なようにすることもできる。
【0019】上記構成の記録再生装置においては、通常
の再生モード時における再生信号は次のような経路とな
る。例えばディスクドライバ部20に装填されたディス
ク1がディスク駆動部2により回転駆動されて再生動作
が開始されると、データ書込/読出部21(この場合は
光学ヘッド3及びエンコーダ/デコーダ部5)によりデ
ィスク1から読出された再生データは、メモリ部6に対
して記録/再生信号処理部22への読出しレートよりも
高速とされた所定の転送レートにより書き込まれる。な
お、データ書込/読出部21におけるデータ読出し動作
及びこれに伴うメモリ部6に対するデータの書き込み
は、メモリ部6に一時保持されているデータ量に応じて
間欠的に行われる。このメモリ部6に書き込まれた再生
データは、上記書き込みレートよりも低速の所定のレー
トで継続的に読出されて、記録/再生信号処理部22に
おけるD/Aコンバータ8に供給されることで、アナロ
グの再生信号として出力される。このように、メモリ部
6を介して再生信号を出力することで、メモリ部6には
常にある程度の再生データが蓄積されている状態とされ
るため、例えば外乱などでトラッキングが外れた場合な
どでも、再生出力が中断してしまうことがなく、データ
蓄積が残っているうちに例えば正しいトラッキング位置
までにアクセスしてデータ読出しを再開することで、再
生出力に影響を与えずに動作を実行できる。すなわち耐
震機能を著しく向上させることができる。
【0020】また、本実施例の記録再生装置における通
常の記録モード時の記録信号は次のような経路となる。
例えばアナログ信号として入力された音声あるいは映像
ソース等の記録信号は、記録/再生信号処理部22にお
けるA/Dコンバータ7を介することでデジタル信号に
変換されて、所定の低速レートでメモリ部6に供給され
る。メモリ部6ではこの低速レートのタイミングにした
がって継続的に記録データの書き込みを行なう。メモリ
部6に書き込まれた記録データは所定の高速レートで読
出されてデータ書込/読出部21のエンコーダ/デコー
ダ部5に供給される。そして、エンコーダ/デコーダ部
5ではメモリ部6より上記高速レートで入力された記録
データについて所要の変調処理を施して、ディスク1に
対して記録可能なデータ構造として後、磁気ヘッド4に
磁気ヘッド駆動信号を供給する。この際、前述のように
システムコントローラ9の制御により光学ヘッド3より
記録レベルのレーザ光を出力するようにされる。これに
より、ディスク1に対して磁界の印加が行われて書き込
みが実行される。なお、このような記録モード時の場合
においても、メモリ部6に書き込まれるデータの現在の
蓄積量に応じて、メモリ部6からの読出し動作と、これ
に伴うデータ書込/読出部21によるディスク1への書
き込み動作は間欠的に行われる。
【0021】そして本実施例においては、上記説明によ
れば耐震機能として設けられているメモリ部6を利用し
て、複数のディスクにわたって再生信号の出力が途切れ
ずに連続するようにされる連続再生モードと、複数のデ
ィスクに連続してデータを記録することができる連続記
録モードを設けて構成される。これにより、複数枚のデ
ィスクにわたって記録された長時間ソースを、途中で音
声あるいは映像が中断することなく見聞きすることがで
きる。また、長時間のソースを複数枚のディスクに記録
する必要があるような場合には、ディスク交換中にも継
続して入力されてくるソースの信号データをメモリ部6
に保持しておき、ディスク交換が完了したら、メモリ部
6から読出したデータのディスクへの書き込みを再開す
るようにする。これによって、先のディスクの最後と次
のディスクの最初の部分との間において入力ソースのデ
ータを時間的に途切らせることなく、連続して記録する
ことが可能となる。そして、例えばこのようにして連続
記録モードにより記録した複数のディスクを連続再生モ
ードで再生したとすれば、ディスク交換時にも出力が中
断しない音声あるいは映像を得ることができることにも
なる。
【0022】そこで、先ず連続再生モードについて説明
する。なお、ここでは便宜上連続再生モードとして、連
続して2枚のディスクを再生可能な構成とされた場合に
ついて説明するが、実際には連続再生可能なディスク枚
数は任意に設定することが可能である。
【0023】図2は、連続再生モード時における本実施
例の記録/再生装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。そしてこれらの図において、図2(a)はディス
ク駆動部2により回転駆動されているディスクを示して
おり、ここでディスクAとは連続再生される1枚目のデ
ィスクのことであり、ディスクBは2枚目のディスクの
ことである。また、図2(b)はデータ書込/読出部2
1によるディスクからのデータの読出しタイミングを、
図2(c)は記録/再生信号処理部22(この場合には
D/Aコンバータ8が機能する)からの再生信号出力の
状態を、図2(d)はメモリ部6の記憶可能容量に対す
るデータ蓄積量を示している。
【0024】例えば図2(a)のt6 時点以前に示すよ
うに、1枚目のディスクAがディスク駆動部2により回
転駆動されてディスクAからデータの読取が可能とされ
ている状態では、図2(b)の斜線部分に示すように、
メモリ6のデータ蓄積量に応じて間欠的にディスクAか
らデータの読み出しが行われる。つまり、メモリ部6で
は所定の低速レートで保持データの読出しが継続的に実
行されているが、これにより図2(d)のt1 時点に示
すようにデータ蓄積量がある所定量まで減少すると、図
2(b)t1 時点からディスクAに対するデータの読み
出しが行われて所定の高速レートでメモリ6に書き込む
ようにされている。そして、例えばこのデータの書き込
みによりメモリ6の蓄積量が所定以上(この場合は10
0%)となると、時点t2 に示すようにディスクAから
のデータの読出しは停止され、この状態はデータ蓄積量
が所定量まで減少するt3 時点まで継続する。以降は、
例えば特に外乱等が無ければ同様のタイミングにより、
期間t3 〜t4 においてはディスクAからの読出しが行
われ、期間t4 〜t5 においては読み出し停止、期間t
5 〜t6 においては読出しが行われることとなり、これ
に伴って、メモリ部6のデータ蓄積量も図2(d)に示
すように変動する。このようにして、ディスクAが回転
駆動される時点t6 までの期間は、ディスクAに対する
データの読出し及びメモリ部6に対する書込みは高速レ
ートで間欠的に実行されるが、一方で、メモリ部6では
低速レートによる読出しが継続されるため、図2(c)
に示すように記録/再生信号処理部22を介して得られ
る再生信号出力は継続して出力されている。
【0025】そして、この図の時点t6 に至って1枚目
のディスクAに対するデータの読出しが終了し、この後
のt6 〜t7 までの図2(a)の破線で示す期間はディ
スクAから2枚目のディスクBに交換する期間とされ、
例えばディスクドライバ部20がいわゆるチェンジャタ
イプであれば、トレーに予め装填されているディスクB
を新たに再生位置に移動させる動作が行われ、チェンジ
ャタイプではない通常の1枚のみの装填が可能なタイプ
(以下、これをチェンジャタイプに対してマニュアルタ
イプということにする)とされていれば、ユーザー自身
がディスクの交換作業をする期間とされる。なお、後者
のマニュアルタイプの場合には、例えば1枚目のディス
クAの読出しが終了したら、自動的にディスクをアンロ
ーディングして引き出すと共に、次の2枚目のディスク
を促す表示がなされるようにすることが好ましい。
【0026】このt6 〜t7 期間においては、ディスク
に対する読出しは、不可能となり実行されないが、この
期間以前より、メモリ部6におけるデータの読出し動作
は継続されている。したがってこの期間は、時点t6
おいてメモリ部6に蓄積されたディスクAからのデータ
を低速レートにより読出す処理が継続されることで、図
2(c)に示すように引き続きディスクAに記録された
内容の再生信号出力が継続されている状態となる。この
ため、t6 〜t7 期間のデータ蓄積量は図2(d)のよ
うに徐々に減少していくことになる。
【0027】そして、時点t7 で2枚目のディスクBの
交換が完了すると、データ書込/読出部21によりディ
スクBに対する最初の読出し動作が開始され、例えば時
点t 9 でメモリ部6のデータ蓄積量が100%となると
一旦停止される。ところで、この図のt7 〜t9 期間に
おいては、時点t7 を経過しても蓄積データとして残っ
ているディスクAの再生データがメモリ部6から継続し
て読出されているために、ディスクAの内容のデータの
読出しがすべて完了する時点t8までは、図2(c)に
示す再生信号はディスクAの内容となる。そして、この
時点t8 以降は、時点t7 後から読出しが開始されてメ
モリ部6に保持されたディスクBの再生データが連続し
て読出されて、記録/再生信号処理部22に転送され
る。これにより、再生信号としては図2(c)の時点t
8 においてディスクAの最後とディスクBの最初の部分
が途切れることなく完全に連続して出力される。
【0028】そして時点t9 以降は、この図の時点t13
までに示すように、ディスクAの回転駆動時において説
明したと同様のタイミングにより、メモリ部6のデータ
蓄積量に応じて間欠的にディスクBに対するデータの読
出しが行われ、ディスクBの内容の再生信号が出力され
る。
【0029】上記のように、連続再生モードにおいてデ
ィスクの交換を行う期間(t6 〜t7 期間)は、メモリ
部6に保持されている1枚目のディスクAの再生データ
を読出して出力する。このため、実際のメモリ部6の記
憶可能な容量は、チェンジャタイプであれば、次のディ
スクの移動が完了するのに要する時間に対応して任意に
設定されればよく、また、マニュアルタイプであれば通
常ユーザーがディスクを交換するのに要する時間を想定
して、これに対応させて任意に設定すればよい。ただ
し、チェンジャタイプあるいはマニュアルタイプのいず
れに係わらず、ユーザーの意志あるいは何らかの事故等
の障害により、2枚目のディスクBへの交換がなされな
い、あるいは著しく遅れたりしてデータ蓄積量が空とな
って再生信号が途切れてしまうことが考えられるが、こ
のような場合には、自動的に連続再生モードを解除し
て、通常モードに戻ると共にそのままディスクの再生動
作を停止した状態とするなどの処置が考えられる。
【0030】次に、図3及び図4のフローチャートによ
り、上記連続再生モード時におけるシステムコントロー
ラ9の処理動作について説明する。なお、図3はディス
クドライバ部20がマニュアルタイプである場合を、図
4はチェンジャタイプである場合を示している。
【0031】ディスクドライバ部20がマニュアルタイ
プである場合には、図3に示すように、例えばユーザー
の操作部11の操作に基づいて連続再生モードとして
(F101) 、1枚目のディスクAの再生を開始させたとす
ると、システムコントローラ9は1枚目のディスクに対
する読出し動作が行われるように制御を行う(F102) 。
即ち、データ書込/読出部21により、ディスクから高
速レートで間欠的にデータを読み出してこれをメモリ部
6に対して書き込む動作が実行されるようにする。ま
た、この連続再生モードでは、メモリ部6においては低
速レートによりデータの読み出しが継続して行われるよ
うにされる。次に、システムコントローラ9はステップ
F103に進んで、1枚目のディスクのデータの読み出しが
終了したかどうかを判別する。この判別は例えばディス
クから読出されたリードアウトアドレスを検出するなど
の方法によって判別することが可能である。ここで、1
枚目のディスクのデータの読み出しが終了していないと
判別されれば、ステップF102に戻ってディスクからの読
出し動作を継続することになるが、読み出しが終了した
と判別されれば、ステップF104に進んで1枚目のディス
クのイジェクトが行われるように、図示しないディスク
ドライバ部20のローディング機構をコントロールする
と共に、更にステップF105に進んで、表示部10に対し
てディスク交換を促すための表示がなされるように制御
を行う。
【0032】次のステップF106では、この場合マニュア
ルタイプであることから実際にユーザーがディスクの交
換作業を行うことになるが、これにより2枚目のディス
クのローディングが完了して、再びデータ書込/読出部
21によるディスクデータの読出し動作が可能な状態と
されたかどうかについて判別している。ここで、ローデ
ィングが完了していないと判別された場合には、ステッ
プF107に進んで、メモリ部6に蓄積されているデータが
空(EMPTY )の状態となったかどうかについて判別し、
データが空(EMPTY )の状態とされた場合にはこのまま
連続再生モードを終了して例えば通常の再生モードに戻
るようにされるが、データがまだ存在している場合には
ステップF106に戻って、ローディングが完了したかどう
かの判断を継続する。そして、ステップF106においてロ
ーディングが完了したと判別されると、ステップF108に
進んで、ローディングされた2枚目のディスクBのデー
タ読み出し動作を開始するようにデータ書込/読出部2
1を制御し、更にステップF109に進んでディスクのデー
タの読み出しが終了したかどうかを判別することにな
る。ここで、読み出しが終了していないと判別された場
合には、ステップF108に戻ってディスクのデータの読み
出し動作を継続するが、読み出しが終了したと判別され
ればステップF110に進んで再生動作を停止させる、つま
りデータ書込/読出部21によるディスクデータの読出
し動作、ディスク駆動部2のディスクの回転駆動を停止
させて、連続再生モードを終了する。
【0033】また、ドライバ部20がチェンジャタイプ
である場合には、連続再生モード時の処理動作は図4に
示すものとなる。ここで、ステップF201〜F203までは、
先に図3に示したステップF101〜F103と同様の処理が行
われるため、説明を省略する。そして、次のステップF2
04においては、自動的にチェンジャのトレー上に配置さ
れた2枚目のディスクBが再生位置に新たにローディン
グされるように制御を行うことになる。なお、このディ
スクの交換制御は、例えば予めディスクプログラムなど
によりディスクの再生順を指定することで実行させるよ
うにすることが可能である。続くステップF205〜F209に
ついても、図3に示したステップF106〜F110と同様の処
理となるため説明を省略する。
【0034】なお、前述のようにこの場合には便宜上2
枚のディスクを連続して再生可能なように構成した例に
ついて示しているが、例えば図3及び図4のフローチャ
ートに示した各ステップF104〜F110、あるいはステップ
F204〜F209の処理が、交換したディスクごとに繰り返し
実行されるように構成すれば、更に多くの枚数のディス
クの連続再生に当然対応可能である。
【0035】次に、連続記録モードについて説明する。
なお、ここでも便宜上連続記録モードとして、連続して
2枚のディスクを再生可能な構成とされた場合について
説明するが、実際には連続記録可能なディスク枚数は任
意に設定することが可能である。
【0036】図5は、連続記録モード時における本実施
例の記録/再生装置の動作を示すタイミングチャートで
ある。そしてこれらの図において、図5(a)は記録/
再生信号処理部22(この場合にはA/Dコンバータ7
が機能する)に対して入力されるソースの記録信号を示
しており、図5(b)はデータ書込/読出部21による
ディスクに対するデータの書き込みタイミングを、図5
(c)はディスク駆動部2により回転駆動されているデ
ィスクを、図5(d)はメモリ部6の記憶可能容量に対
するデータ蓄積量を示している。そして、このモードの
場合にはメモリ部6に対して記録/再生信号処理部22
から低速レートにより継続的に記録データが転送され、
一方、高速レートでかつ間欠的にメモリ部6からデータ
が読み出されてデータ書込/読出部21によりディスク
に対する書き込みが行われる。
【0037】この場合、記録信号は図5(a)に示すよ
うに継続的に供給され続けている。そして、この記録信
号は記録/再生信号処理部22(A/Dコンバータ7)
を介してデジタル信号のデータとして低速レートで継続
してメモリ部6に対して書き込まれていく。ここで、図
の時点t26に至るまでの期間は、図5(c)によれば1
枚目のディスクが回転駆動されて書き込み可能な状態と
なっており、データ書込/読出部21においては例えば
図5(b)に示すように間欠的にディスクに対する書き
込みを行うようにされる。即ち、図5(d)の時点t21
において、メモリ部6にデータが所定量蓄積されると、
このメモリ部6より高速レートで読み出されたデータの
書き込みがディスクAに対して行われ、時点t22におい
てメモリ部6のデータの蓄積量が所定量にまで減少する
と、再びメモリ部6のデータが所定量蓄積される時点t
23まで、メモリ部6からの読み出し及びディスクAへの
書き込み動作が停止される。以降は同様のタイミングに
より期間t23〜t24、t25〜t26に示すように間欠的に
ディスクに対する書き込みが行われる。
【0038】そしてこの場合、時点t26に至ってディス
クAに対する書き込みが終了、つまりディスクAの記録
可能領域に対してすべて記録が行われた状態となると、
この後の時点t26〜t27までの図5(a)の破線で示す
期間は、ディスクAから2枚目のディスクBに交換する
期間とされる。この時点においては、図5(a)のDV
で示す位置のまでの記録信号の内容が最終的にディスク
Aに対して書き込まれているものとされる。なお、連続
記録モードにおいてもディスクドライバ部20がマニュ
アルタイプの場合には、例えば1枚目のディスクAの読
出しが終了したら、自動的にディスクをアンローディン
グして引き出すと共に、次の2枚目のディスクを促す表
示がなされるようにすることが好ましい。
【0039】そして、上記t26〜t27期間においては、
ディスクに対する書き込みは不可能であり、その動作は
停止するようにされるが、記録/再生信号処理部22か
らメモリ部6に対するデータの書き込み読出し動作は継
続するようにされる。したがってこの期間は、図5
(a)のDV で示す位置以降の記録信号のデータがメモ
リ部6に蓄積されていくことになる。このため、t26
27期間のデータ蓄積量は図2(d)のように徐々に増
加していく状態となる。
【0040】そして、時点t27で2枚目のディスクBの
交換が完了すると、データ書込/読出部21によりディ
スクBに対する最初のデータ書き込み動作が開始され、
例えば時点t28でメモリ部6のデータ蓄積量が所定量ま
で減少すると一旦停止される。ここで、時点t27におい
て最初にディスクBに対して書き込まれるデータは、図
5(a)のDV で示す位置以降の記録信号の内容のデー
タとなる。これにより、1枚目のディスクAの最後と2
枚目のディスクBの最初の部分との間には、記録信号の
データが途切れて欠落することなく、連続して記録され
たことになる。
【0041】そして上記時点t29以降は、ディスクAの
回転駆動時において説明した(期間t21〜t26)と同様
のタイミングにより、メモリ部6のデータ蓄積量に応じ
て間欠的にディスクBに対するデータの書き込みが行わ
れ、ディスクBに対する記録動作が実行されていく。
【0042】なお、連続記録モードにおいてディスクの
交換を行う期間(t26〜t27期間)は、メモリ部6に対
して継続して記録データが書き込まれていくことから、
メモリ部6の記憶可能容量は、前述した連続再生モード
時の設定条件に加え、チェンジャタイプであれば、次の
ディスクの移動が完了するのに要する時間に対応して、
また、マニュアルタイプであれば通常ユーザーがディス
クを交換するのに要すると想定される時間に対応して余
裕が得られるように設定することとなる。ただし、ユー
ザーの意志あるいは何らかの事故等により、2枚目のデ
ィスクBへの交換がなされない、あるいは著しく遅れた
りしてメモリ部6のデータ蓄積量が一杯となって記録信
号を記憶保持することが不可能になる場合も考えられる
ため、このような場合には、自動的に連続記録モードを
解除して、通常モードに戻ると共にそのままディスクの
記録動作を停止した状態とするように構成することが考
えられる。
【0043】次に、図6及び図7のフローチャートによ
り、上記連続記録モード時におけるシステムコントロー
ラ9の処理動作について説明する。図6はディスクドラ
イバ部20がマニュアルタイプである場合を、図7はチ
ェンジャタイプである場合を示している。
【0044】ディスクドライバ部20がマニュアルタイ
プである図6の場合には、例えばユーザーによる操作部
11の操作に基づいて連続記録モードとして(F301) 、
1枚目のディスクAの駆動を開始させたとすると、シス
テムコントローラ9は1枚目のディスクに対する書き込
み動作が行われるように制御を行う(F302) 。つまり、
前述のようにメモリ部6に対して継続的に書き込まれる
データの蓄積量に対応して、間欠的なディスクへの書き
込み動作が実行されていくようにされる。次に、システ
ムコントローラ9はステップF303に進んで、1枚目のデ
ィスクに対するデータの書き込みが終了したかどうかを
判別する。ここで、1枚目のディスクに対するデータの
書き込みが終了していないと判別されれば、ステップF3
02に戻ってディスクからの読出し動作を継続することに
なるが、読み出しが終了したと判別されれば、ステップ
F304に進んで1枚目のディスクのイジェクトが行われる
ように、ディスクドライバ部20のローディング機構を
コントロールすると共に、更にステップF305に進んで、
表示部10に対してディスク交換を促すための表示がな
されるように制御を行う。
【0045】次のステップF306では、例えばユーザー自
身の作業により2枚目のディスクのローディングが完了
して、再びデータ書込/読出部21によるディスクデー
タの書き込み動作が可能な状態とされたかどうかについ
て判別している。ここで、ローディングが完了していな
いと判別された場合には、ステップF307に進んで、メモ
リ部6に蓄積されているデータが一杯(FULL) の状態と
なったかどうかについて判別し、データが一杯(FULL)
の状態であると判別された場合には、このまま連続記録
モードを終了して例えば通常の記録モードに戻るように
されるが、データがまだ存在している場合にはステップ
F306に戻って、ローディングが完了したかどうかの判断
を継続する。
【0046】そして、ステップF306においてローディン
グが完了したと判別されると、ステップF308に進んで、
ローディングされた2枚目のディスクBのデータ書き込
み動作を開始するようにデータ書込/読出部21を制御
し、更にステップF309に進んでディスクに対するデータ
の書き込みが終了したかどうかを判別することになる。
ここで、書き込みが終了していないと判別された場合に
は、ステップF308に戻ってディスクのデータの書き込み
動作を継続するが、書き込みが終了したと判別されれば
ステップF310に進んで記録動作を停止させる、つまりデ
ータ書込/読出部21によるディスクデータの読出し動
作、ディスク駆動部2のディスクの回転駆動を停止させ
て、連続記録モードを終了する。
【0047】また、ドライバ部20がチェンジャタイプ
である場合には、連続記録モード時の処理動作は図7に
示すものとなる。ここで、ステップF401〜F403までは、
先に図6に示したステップF301〜F303と同様の処理が行
われるため、説明を省略する。そして、次のステップF4
04においては、自動的にチェンジャのトレー上に配置さ
れた2枚目のディスクBが記録位置に新たにローディン
グされるように制御を行うことになる。続くステップF4
05〜F409についても、図3に示したステップF306〜F310
と同様の処理となるため説明を省略する。
【0048】なお、この場合にも先に説明した連続再生
モードの場合と同様に、便宜上2枚のディスクを連続し
て記録可能なように構成した例について示しているが、
例えば図6及び図7のフローチャートに示した各ステッ
プF304〜F310、あるいはステップF404〜F409の処理が、
ディスクが交換されるごとに行われるように構成すれ
ば、更に多くの枚数のディスクの連続記録に対応可能で
ある。
【0049】また、上述してきた実施例においては、光
磁気ディスクに対応して記録/再生が可能な記録再生装
置を示したが、これに限定されるものではなく、他の記
録媒体に対応する装置に対して本発明が適用可能であ
る。例えば、CD−DAの再生装置等において、通常レ
ートの所定の倍速でCDよりデータを読み出してメモリ
に一旦保持した後、通常レートでD/A変換して再生を
行うことにより耐震機能を持たせたものが知られている
が、このようなCDプレーヤ等の再生装置に対しても応
用が可能である。また、上記実施例では本来ショックプ
ルーフのために設けられているメモリ部を連続再生及び
連続記録に応用したものとして説明しており、この場合
にはコストの観点からも有利となるが、例えば連続再生
及び連続記録の目的のみのために、頻繁に振動を受ける
可能性は少ないような据置き型の機器等に対してメモリ
部を設けて本発明を適用することは当然考えられる。例
えばCD−WOなどの一度限りの記録が可能なディスク
に対応する記録装置に対してメモリ手段を設けて本発明
を適用しても複数のCDにわたって途切れなく長時間の
ソース記録することができるため有効である。更には、
LDプレーヤに本発明を適用しても両面再生機能の有無
に係わらず、ディスクのもう片面を再生させたり、ディ
スクを交換したりしている期間も映像が途切れないため
に、例えば映画等のソフトは劇場で見る場合のように中
断することなく最後まで鑑賞できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明の再生装
置及び記録装置は、複数のディスクドライバ部を設けな
くとも、複数枚のディスクにわたって断続部分を形成せ
ずに連続して再生を行う、あるいは記録を行うようにす
ることが可能とされ、これによって、例えば複数のディ
スクに分割して記録されているような、音楽、映像等の
ソフトを再生して見るような場合には、ユーザーは途中
で音声や画像を中断させずに最後まで続けて楽しむこと
ができるという効果を有している。また、記録時におい
てはディスクの交換時に信号が記録されずに情報が欠落
するような不都合がなくなるため、ディスクの記録可能
時間を越えるような内容のソースであっても、途切れる
ことなく複数枚のディスクにわたって完全な記録を行う
ことができるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の記録再生装置の構成を示す
ブロック図である。
【図2】本実施例の記録再生装置の連続再生モード時に
おける動作を示すタイミングチャートである。
【図3】本実施例において連続再生モード時の処理動作
を示すフローチャートである。
【図4】本実施例において連続再生モード時の処理動作
を示すフローチャートである。
【図5】本実施例の記録再生装置の連続記録モード時に
おける動作を示すタイミングチャートである。
【図6】本実施例において連続記録モード時の処理動作
を示すフローチャートである。
【図7】本実施例において連続記録モード時の処理動作
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ディスク 2 ディスク駆動部 3 光学ヘッド 4 磁気ヘッド 5 エンコーダ/デコーダ 6 メモリ部 7 A/Dコンバータ 8 D/Aコンバータ 9 システムコントローラ 10 表示部 11 操作部 20 ディスクドライバ部 21 データ書込/読出部 22 記録/再生信号処理部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体からデータを読出すデータ読出
    手段と、前記データ読出手段によって読取られた再生デ
    ータを保持する記憶手段と、前記記憶手段から読み出さ
    れた再生データを再生信号として出力する再生信号処理
    手段と、前記データ読出手段及び前記記憶手段の動作を
    制御する制御手段とを有し、 前記データ読出手段と前記記憶手段間の単位時間内のデ
    ータの転送レートが、前記記憶手段と前記再生信号処理
    手段間の単位時間内のデータの転送レートよりも高速に
    設定されている再生装置において、 前記制御手段は、前記データ読出手段による記録媒体か
    らのデータの読出しが終了した後、前記記憶手段からの
    再生データの読出し動作が継続されている期間内に、前
    記データ読出手段に次に再生すべき記録媒体のデータの
    読出しを開始させることで、複数の記録媒体からの再生
    信号を前記再生信号処理手段から連続的に出力可能なよ
    うに構成されていることを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 入力信号を記録媒体に記録するための記
    録データとして出力する記録信号処理手段と、前記記録
    信号処理手段から出力された記録データを保持する記憶
    手段と、前記記憶手段から読出された記録データを記録
    媒体に書込むデータ書込手段と、前記データ書込手段及
    び前記記憶手段の動作を制御する制御手段とを有し、 前記データ書込手段と前記記憶手段間の単位時間内のデ
    ータの転送レートが、前記記憶手段と前記記録信号処理
    手段間の単位時間内のデータの転送レートよりも高速に
    設定されている記録装置において、 前記制御手段は、前記データ書込手段による記録媒体へ
    のデータの書込みが終了して、次の記録媒体へのデータ
    の書込みが開始されるまでの期間、前記記録信号処理手
    段から出力された記録データを前記記憶手段に書き込む
    動作を継続させることにより、複数の記録媒体に対して
    前記入力信号のデータが連続的に記録可能なように構成
    されていることを特徴とする記録装置。
JP23963194A 1994-09-08 1994-09-08 再生装置及び記録装置 Withdrawn JPH0877682A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007164859A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Kenwood Corp 再生装置及び記録装置
JP2009545094A (ja) * 2006-07-25 2009-12-17 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 記録装置および記録中の記憶媒体の交換方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9020620B2 (en) 2006-07-25 2015-04-28 Robert Bosch Gmbh Recording apparatus and method for a storage medium exchange during recording

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